JP2006094728A - コンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 無線式指令手段が、排出開始指令と排出停止指令を指令自在に構成され、且つ、排出開始指令を指令してから排出停止指令を指令するまでの間は、通信可能状態であることを示す監視用無線信号を送信するように構成され、制御手段が、排出開始指令が指令されると、穀粒排出状態に切換えて、その状態を継続しているときに、監視用無線信号の非受信状態になると、排出状態切換え用アクチュエータの作動を制御するように構成されているコンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置を構成した。
【選択図】 図12
Description
(構成)
本発明の第1特徴は、コンバイン本体に、穀粒排出用オーガとその穀粒排出用オーガの作動を制御する制御手段とが備えられ、穀粒排出用オーガに対する操作指令を制御手段に無線信号にて指令する手動操作式の無線式指令手段が設けられたコンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置において、無線式指令手段が、操作指令として、穀粒排出用オーガを穀粒排出状態に切換える排出開始指令と排出停止状態に切換える排出停止指令を指令自在に構成され、且つ、排出開始指令を指令してから排出停止指令を指令するまでの間は、通信可能状態であることを示す監視用無線信号を送信するように構成され、制御手段が、排出開始指令が指令されると、穀粒排出状態に切換えて、その状態を継続し、かつ、排出停止指令が指令されると、排出停止状態に切換えるべく、穀粒排出状態と排出停止状態とに切換える排出状態切換え用アクチュエータの作動を制御し、並びに、排出開始指令の指令により穀粒排出状態に切換えて、その状態を継続しているときに、監視用無線信号の非受信状態になると、排出停止状態に切換えるべく、排出状態切換え用アクチュエータの作動を制御するように構成されている点にある。
本発明の第1特徴によると、無線式指令手段が、穀粒排出用オーガを穀粒排出状態に切り換える排出開始指令を無線信号にて指令すると、排出停止指令が指令されるまでの間は、通信可能状態であることを示す監視用無線信号を送信し、無線式指令手段が送信した無線信号による排出開始指令が制御手段に伝えられると、制御手段が、排出状態切り換え用アクチュエータの作動を制御し、穀粒排出用オーガを排出状態に切り換え、排出状態を維持し、この排出状態を継続しているときに、無線式指令手段が送信する監視用無線信号の非受信状態になると、つまり、通信可能状態でなくなると、排出用アクチュエータの作動を制御して、穀粒排出用オーガを排出停止状態に切り換える。
したがって、穀粒排出用オーガが排出状態であるときに、無線式指令手段が通信可能状態でなくなって操作指令を制御手段に指令できない状態に陥ると、制御手段が穀粒排出用オーガを排出停止状態に切り換えることになる。
本発明の第1特徴によると、穀粒排出用オーガが排出状態であるときに、無線式指令手段が通信可能状態でなくなって操作指令を制御手段に指令できない状態に陥ると、制御手段が穀粒排出用オーガを排出停止状態に切り換えることになるので、作業者が穀粒排出用オーガを排出状態から排出停止状態に切り換え操作しようとしたときに、無線式指令手段が排出停止指令を制御手段に指令することができないために、穀粒が過剰に排出されてしまうという不都合を未然に防止できる。
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴において、無線式指令手段が、搬送波を変調して操作指令を送信し、操作指令を送信しない状態が設定時間継続すると搬送波の送信を停止するように構成され、且つ、排出開始指令を指令してから排出停止指令を指令するまでの間は、操作指令を送信しない状態が設定時間継続しても、監視用無線信号として搬送波を送信するように構成されている点にある。
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
無線式指令手段が、操作指令を指令した後は、次に操作指令を送信しない状態が設定時間継続すると搬送波の送信を停止するように構成され、排出開始指令を指令してから排出停止指令を指令するまでの間は、操作指令を送信しない状態が設定時間継続しても、監視用無線信号として搬送波を送信するように構成されているので、無線式指令手段が搬送波を送信しない期間を有していることになる。
したがって、搬送波を送信しない期間は無線式指令手段の消費電力が小さくなり、
常時搬送波を送信する場合に比べて、無線式指令手段の平均消費電力が小さくて済む。
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前述の本発明の第1特徴の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、無線式指令手段の平均消費電力が比較的小さくて済むので、無線式指令手段の動作に必要な電源の持続期間が比較的長くなり、例えば、電池を交換する手間が低減される等、メンテナンス性が向上する。
(構成)
本発明の第3特徴は、コンバイン本体に、穀粒排出用オーガとその穀粒排出用オーガの作動を制御する制御手段とが備えられ、穀粒排出用オーガに対する操作指令を制御手段に無線信号にて指令する手動操作式の無線式指令手段が設けられたコンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置において、無線式指令手段が、操作指令として、穀粒排出用オーガの排出位置を目標位置に自動的に移動させる排出位置移動指令を指令自在に構成され、且つ、排出位置移動指令を指令してから制御手段からの排出位置移動完了情報を受信するまでの間は、通信可能状態であることを示す監視用無線信号を送信するように構成され、制御手段が、排出位置移動指令が指令されると、目標位置に移動させるべく排出位置変更用手段を作動させ、且つ、目標位置への移動が完了すると、排出位置変更用手段の作動を停止しかつ排出位置移動完了情報を無線式指令手段に通信するように構成され、並びに、排出位置移動指令の指令により排出位置変更用手段を作動させているときに、監視用無線信号の非受信状態になると、排出位置変更用手段の作動を停止するように構成されている点にある。
本発明の第3特徴によると、無線式指令手段が、穀粒排出用オーガの排出位置を目標位置に自動的に移動させる排出位置移動指令を無線信号にて指令すると、制御手段からの排出位置移動完了情報を受信するまでの間は、通信可能状態であることを示す監視用無線信号を送信し、無線式指令手段が送信した無線信号による排出位置移動指令が制御手段に伝えられると、制御手段が、排出位置変更用手段を作動させ、穀粒排出用オーガの排出位置を目標位置に自動的に移動させる。排出位置変更用手段を作動させているときに、無線式指令手段が送信する監視用無線信号の非受信状態になると、つまり、通信可能状態でなくなると、排出位置変更用手段の作動を停止して、穀粒排出用オーガの排出位置の移動を停止する。
したがって、穀粒排出用オーガの排出位置が目標位置へ自動的に移動しているときに、無線式指令手段が通信可能状態でなくなって操作指令を制御手段に指令できない状態に陥ると、制御手段が穀粒排出用オーガの排出位置の移動を停止することになる。
本発明の第3特徴によると、穀粒排出用オーガの排出位置が目標位置へ自動的に移動しているときに、無線式指令手段が通信可能状態でなくなって操作指令を制御手段に指令できない状態に陥ると、制御手段が穀粒排出用オーガの排出位置の移動を停止することになるので、作業者が排出位置の移動を停止操作しようとしたときに、無線式指令手段が排出位置の移動を停止する指令を制御手段に指令することができないために、穀粒排出用オーガの排出位置の移動を、停止させたい位置で停止させることができずに、コンバインが障害物に接触するなどの不測の事態を招くという不都合を未然に防止できる。
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第3特徴において、無線式指令手段が、搬送波を変調して操作指令を送信し、操作指令を送信しない状態が設定時間継続すると搬送波の送信を停止するように構成され、且つ、排出位置移動指令を指令してから排出位置移動完了情報を受信するまでの間までの間は、操作指令を送信しない状態が設定時間継続しても、監視用無線信号として搬送波を送信するように構成されている点にある。
本発明の第4特徴によると、本発明の第3特徴と同様に前項[III]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
無線式指令手段が、操作指令を指令した後は、次に操作指令を送信しない状態が設定時間継続すると搬送波の送信を停止するように構成され、排出位置移動指令を指令してから排出位置移動完了情報を受信するまでの間は、操作指令を送信しない状態が設定時間継続しても、監視用無線信号として搬送波を送信するように構成されているので、無線式指令手段が搬送波を送信しない期間を有していることになる。
したがって、搬送波を送信しない期間は無線式指令手段の消費電力が小さくなり、
常時搬送波を送信する場合に比べて、無線式指令手段の平均消費電力が小さくて済む。
本発明の第4特徴によると、本発明の第3特徴と同様に前述の本発明の第3特徴の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第4特徴によると、無線式指令手段の平均消費電力が比較的小さくて済むので、無線式指令手段の動作に必要な電源の持続期間が比較的長くなり、例えば、電池を交換する手間が低減される等、メンテナンス性が向上する。
(構成)
本発明の第5特徴は、本発明の第1〜第4特徴のうちのいずれか一つにおいて、穀粒排出用オーガが、旋回用アクチュエータによりコンバイン本体に対して旋回操作自在に、及び昇降用アクチュエータによりコンバイン本体に対して昇降操作自在に構成され、無線式指令手段が、操作指令として、穀粒排出用オーガを旋回させる旋回指令、及び、穀粒排出用オーガが昇降させる昇降指令を指令自在に構成され、制御手段が、旋回指令が指令されると、その指令がある間は穀粒排出用オーガを旋回させるべく旋回用アクチュエータを作動させ、かつ、昇降指令が指令されると、その指令がある間は穀粒排出用オーガを昇降させるべく昇降用アクチュエータを作動させるように構成されている点にある。
本発明の第5特徴によると、本発明の第1〜第4特徴のうちのいずれか一つと同様の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
無線式指令手段が、旋回指令を指令している間は、無線信号により旋回指令が制御手段に伝えられ、制御手段が旋回用アクチュエータを作動させて、穀粒排出用オーガが旋回操作されることになる。また、同様に、無線式指令手段が、昇降指令を指令している間は、無線信号により昇降指令が制御手段に伝えられ、制御手段が昇降用アクチュエータを作動させて、穀粒排出用オーガが昇降操作されることになる。
したがって、穀粒排出位置を穀粒排出用オーガの旋回方向及び昇降方向に対して変更調整することができ、穀粒排出位置を変更調整するにあたって、穀粒排出用オーガを所望期間だけ継続して昇降操作或いは旋回操作させる場合には、作業者は手動操作式の無線式指令手段により所望期間だけ継続して各操作指令を指令すればよい。
また、作業者が、無線式指令手段にて昇降操作指令或いは旋回操作指令を継続して指令している間に、無線式指令手段と制御手段とが通信不能状態に陥った場合は、昇降操作指令或いは旋回操作指令は制御手段に指令されないので、昇降用或いは旋回用アクチュエータは作動せず、穀粒排出用オーガが不測の動作をするおそれが低減される。
本発明の第5特徴によると、本発明の第1〜第4特徴のうちのいずれか一つと同様の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第5特徴によると、穀粒排出位置を穀粒排出用オーガの旋回方向及び昇降方向に対して変更調整するにあたって、穀粒排出用オーガを所望の期間に亘って継続操作させる場合に、作業者の操作感覚に沿った操作により操作指令を指令することができる点で使い勝手がよく、かつ、穀粒排出用オーガが不測の動作をするおそれの少ない点で信頼性の高い無線式操作装置が得られる。
(構成)
本発明の第6特徴は、本発明の第1〜第5特徴のうちのいずれか一つにおいて、穀粒排出用オーガが、伸縮用アクチュエータにて伸縮操作自在に構成され、無線式指令手段が、操作指令として、穀粒排出用オーガを伸縮させる伸縮指令を指令自在に構成され、制御手段が、伸縮指令が指令されると、その指令がある間は穀粒排出用オーガを伸縮させるべく伸縮アクチュエータを作動させるように構成されている点にある。
本発明の第6特徴によると、本発明の第1〜第5特徴のうちのいずれか一つと同様の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
無線式指令手段が、伸縮指令を指令している間は、無線信号により伸縮指令が制御手段に伝えられ、制御手段が伸縮用アクチュエータを作動させ、穀粒排出用オーガが伸縮操作されることになる。
本発明の第6特徴によると、本発明の第1〜第5特徴のうちのいずれか一つと同様の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第6特徴によると、無線式指令手段が、伸縮指令を指令している間は、穀粒排出用オーガが伸縮操作されることになるので、無線式指令手段の指令によって、穀粒排出位置を穀粒排出用オーガの旋回方向及び昇降方向だけでなく伸縮方向に対しても変更調整することを良好に行うことができ、請求項1〜5を実施するのに好適な手段が得られる。
又、先端側オーガ部分9Bの外装ケース32の先端側下方側箇所には下向きの穀粒排出口10が形成されている。
又、ピニオンギア37の回転に伴って回転操作される多回転型のポテンショメータを利用した伸縮量検出センサ41が設けられている。そして、予め伸縮操作可能範囲が設定され、伸縮量検出センサ41の検出情報に基づいて、伸縮操作の限界位置に達したときには、自動的に先端側オーガ部分9Bのスライド作動を停止するように伸縮モータM1が制御される構成となっている。
この排出クラッチ13を入り状態に切り換えると、底部スクリューコンベア7、縦スクリューコンベア8及びオーガ9が、排出クラッチ13を介して伝達されるエンジンEの動力で駆動されて、穀粒タンク5に貯留された穀粒がオーガ9の先端部の穀粒排出口10から排出される構成となっている。
尚、図2に示すように、予め旋回可能範囲が設定され、上記旋回位置検出センサRyの検出情報に基づいて、オーガ9がその旋回可能範囲の左限界位置LE及び右限界位置REに達したときには、自動的にオーガ9の旋回を停止するように、旋回モータM3が制御される構成となっている。
これらの各スイッチは、指で押し操作するとオンして指を離すとオフするようにオフ状態に復帰付勢される構成となっている。
下降指令スイッチ44を指で押し操作してオンすると、下降指令に対応した下降指令用の変調波が送信されて下降操作の開始が指令され、下降指令スイッチ44から指を離してオフすると、下降指令用の変調波の送信が終了して下降操作の停止が指令される。
右旋回指令スイッチ46を指で押し操作してオンすると、右旋回指令に対応した右旋回指令用の変調波が送信されて右旋回操作の開始が指令され、右旋回指令スイッチ46から指を離してオフすると、右旋回指令用の変調波の送信が終了して右旋回操作の停止が指令される。
短縮指令スイッチ52を指で押し操作してオンすると、短縮指令に対応した短縮指令用の変調波が送信されて短縮操作の開始が指令され、短縮指令スイッチ52から指を離してオフすると、短縮指令用の変調波の送信が終了して短縮操作の停止が指令される。
自動旋回中であれば、旋回モータの駆動を継続させ(ステップ#28)、オーガ9が目標位置に移動するまでは搬送波の有無をチェックする(ステップ#29,ステップ#30)。排出状態であれば、そのまま、搬送波の有無をチェックする(ステップ#26,ステップ#30)。
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、監視用無線信号として、変調されていない搬送波を送信するように構成されたものを例示したが、変調された無線信号を送信するように構成してもよい。例えば、穀粒排出指令を指令した場合に、穀粒排出指令に対応した変調波を送信した後に、監視用無線信号として、同じ変調波を継続して送信するように構成してもよい。
15 昇降用アクチュエータ
42 無線式指令手段
H 制御手段
M1 伸縮用アクチュエータ
M2 排出状態切り換え用アクチュエータ
M3 旋回用アクチュエータ
Claims (6)
- コンバイン本体に、穀粒排出用オーガとその穀粒排出用オーガの作動を制御する制御手段とが備えられ、
前記穀粒排出用オーガに対する操作指令を前記制御手段に無線信号にて指令する手動操作式の無線式指令手段が設けられたコンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置であって、
前記無線式指令手段が、
前記操作指令として、前記穀粒排出用オーガを穀粒排出状態に切換える排出開始指令と排出停止状態に切換える排出停止指令を指令自在に構成され、且つ、前記排出開始指令を指令してから前記排出停止指令を指令するまでの間は、通信可能状態であることを示す監視用無線信号を送信するように構成され、
前記制御手段が、
前記排出開始指令が指令されると、前記穀粒排出状態に切換えて、その状態を継続し、かつ、前記排出停止指令が指令されると、前記排出停止状態に切換えるべく、前記穀粒排出状態と前記排出停止状態とに切換える排出状態切換え用アクチュエータの作動を制御し、並びに、前記排出開始指令の指令により前記穀粒排出状態に切換えて、その状態を継続しているときに、前記監視用無線信号の非受信状態になると、前記排出停止状態に切換えるべく、前記排出状態切換え用アクチュエータの作動を制御するように構成されているコンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置。 - 前記無線式指令手段が、搬送波を変調して前記操作指令を送信し、前記操作指令を送信しない状態が設定時間継続すると前記搬送波の送信を停止するように構成され、且つ、前記排出開始指令を指令してから前記排出停止指令を指令するまでの間は、前記操作指令を送信しない状態が設定時間継続しても、前記監視用無線信号として前記搬送波を送信するように構成されている請求項1記載のコンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置。
- コンバイン本体に、穀粒排出用オーガとその穀粒排出用オーガの作動を制御する制御手段とが備えられ、
前記穀粒排出用オーガに対する操作指令を前記制御手段に無線信号にて指令する手動操作式の無線式指令手段が設けられたコンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置であって、
前記無線式指令手段が、
前記操作指令として、前記穀粒排出用オーガの排出位置を目標位置に自動的に移動させる排出位置移動指令を指令自在に構成され、且つ、前記排出位置移動指令を指令してから前記制御手段からの排出位置移動完了情報を受信するまでの間は、通信可能状態であることを示す監視用無線信号を送信するように構成され、
前記制御手段が、
前記排出位置移動指令が指令されると、前記目標位置に移動させるべく排出位置変更用手段を作動させ、且つ、前記目標位置への移動が完了すると、前記排出位置変更用手段の作動を停止しかつ前記排出位置移動完了情報を前記無線式指令手段に通信するように構成され、並びに、前記排出位置移動指令の指令により前記排出位置変更用手段を作動させているときに、前記監視用無線信号の非受信状態になると、排出位置変更用手段の作動を停止するように構成されているコンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置。 - 前記無線式指令手段が、搬送波を変調して前記操作指令を送信し、前記操作指令を送信しない状態が設定時間継続すると前記搬送波の送信を停止するように構成され、且つ、前記排出位置移動指令を指令してから前記排出位置移動完了情報を受信するまでの間までの間は、前記操作指令を送信しない状態が設定時間継続しても、前記監視用無線信号として前記搬送波を送信するように構成されている請求項3記載のコンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置。
- 前記穀粒排出用オーガが、
旋回用アクチュエータによりコンバイン本体に対して旋回操作自在に、及び昇降用アクチュエータによりコンバイン本体に対して昇降操作自在に構成され、
前記無線式指令手段が、
前記操作指令として、前記穀粒排出用オーガを旋回させる旋回指令、及び、前記穀粒排出用オーガが昇降させる昇降指令を指令自在に構成され、
前記制御手段が、
前記旋回指令が指令されると、その指令がある間は前記穀粒排出用オーガを旋回させるべく前記旋回用アクチュエータを作動させ、かつ、
前記昇降指令が指令されると、その指令がある間は前記穀粒排出用オーガを昇降させるべく前記昇降用アクチュエータを作動させるように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置。 - 前記穀粒排出用オーガが、
伸縮用アクチュエータにて伸縮操作自在に構成され、
前記無線式指令手段が、
前記操作指令として、前記穀粒排出用オーガを伸縮させる伸縮指令を指令自在に構成され、
前記制御手段が、
前記伸縮指令が指令されると、その指令がある間は前記穀粒排出用オーガを伸縮させるべく前記伸縮アクチュエータを作動させるように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンバインにおける穀粒排出用オーガの無線式操作装置。
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