JP2006091965A - 定電流供給装置 - Google Patents

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Ryuichi Asada
隆一 浅田
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Abstract

【課題】 定電流駆動用のトランジスタが短絡状態の故障になっても、過電流を防止できる定電流供給装置を提供する。
【解決手段】 定電圧出力用のNPN型トランジスタ21を備える定電圧回路2と、定電流供給用のPNP型トランジスタ31を備える定電流回路3とを組み合わせて定電流供給装置を構成する。定電流回路3の負荷として発光ダイオード11と抵抗12との直列回路を接続する。故障検出手段13は、発光ダイオード11の点灯/消灯状態とその状態での負荷電圧に基づいて定電流供給装置の故障を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定電圧回路と定電流回路とを組み合わせて負荷に定電流を供給する定電流供給装置に関する。
図2に示すように、定電流駆動用のNPNトランジスタ101のエミッタ抵抗102に発生する電圧と基準電圧とをオペアンプ103を用いて比較し、ベース抵抗104を介して供給されるベース電流をフィードバック制御することで、エミッタ抵抗102に発生する電圧が一定になるようにNPNトランジスタ101のコレクタ電流を制御し、これにより負荷に一定の電流を供給するようにした定電流回路100は知られている(特許文献1参照)。また、定電流回路を用いて発光ダイオードを発光させることは知られている(例えば特許文献2,特許文献3参照)。
特開平7−137599号公報、図1 特開平8−228136号公報 特開2001−186001号公報
従来の定電流回路は、定電流駆動用のトランジスタのエミッタ−コレクタ間がショートした場合に、過電流となってしまうことがある。言い換えれば、トランジスタの故障(一重故障)によって定電流制御がなされなくなってしまう。
本発明はこのような課題を解決するためなされたもので、トランジスタが故障して短絡状態になっても過電流となることがない定電流供給装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため本発明に係る定電流供給装置は、負荷へ定電流を供給するためのトランジスタを有する定電流回路と、この定電流回路に定電圧を供給する定電圧回路とを備える。
また本発明に係る定電流供給装置は、負荷へ定電流を供給するためのトランジスタを有する定電流回路と、この定電流回路に定電圧を供給する定電圧回路と、負荷に発生する電圧に基づいて定電流回路または定電圧回路の故障を検出する故障検出手段とを備える。
本発明に係る定電流供給装置は、負荷へ定電流を供給するためのトランジスタが故障して短絡状態になっても、定電圧回路によって負荷へ供給される電圧は定電圧に規制されるので、負荷に供給される電流は制限される。定電圧回路が故障しても定電流回路によって定電流制御がなさる。これにより、一重故障モードに対して負荷に過電流が供給されるのを防止できる。また、負荷に発生する電圧に基づいて故障を検出する故障検出手段を備えることで、定電流制御が正常に動作しない故障や負荷に電流が供給されない故障を検出できる。
以下、発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例に係る定電流供給装置を備えたエアバッグ制御装置の要部構成を示す図である。図1は、テルテール(助手席エアバッグ展開禁止インジケータ)を構成する発光ダイオード11を定電流駆動によって点灯させる例を示している。
エアバッグ制御装置(ACU)1は、定電圧回路2と、定電流回路3と、逆電圧防止用ダイオード4と、負荷電圧の入力回路を構成する各抵抗5,6と、A/D変換器7と、CPU8と、専用集積回路(ASIC)9とを備える。負荷接続端子(定電流出力端子)10には、負荷として発光ダイオード11と抵抗12との直列接続回路が接続されている。負荷電圧の入力回路を構成する各抵抗5,6とA/D変換器7とCPU8とで故障検出手段13を構成している。なお、A/D変換器7はCPU8に内蔵されていてもよい。
定電圧回路2は、定電圧出力用のNPN型トランジスタ21とバイアス抵抗22と定電圧ダイオード23とからなる。NPN型トランジスタ21のコレクタは電源に接続されている。バイアス抵抗22の一端は電源に接続され、バイアス抵抗22の他端はNPN型トランジスタ21のベースに接続されている。定電圧ダイオード23のカソードはNPN型トランジスタ21のベースに接続され、定電圧ダイオード23のアノードはグランドに接続されている。この定電圧回路2は、NPN型トランジスタ21のエミッタから定電圧VCを出力する。定電圧回路2から出力された定電圧VCは、定電流回路3へ供給される。定電圧ダイオード23のツェナー電圧(降伏電圧)をVZD1とし、NPN型トランジスタ21のベース−エミッタ間電圧をVBE1とすると、定電圧VCは次のようになる。
VC=VZD1−VBE1
定電流回路3は、定電流供給用のPNP型トランジスタ31と、エミッタ抵抗32と、バイアス抵抗33と、定電圧ダイオード34とからなる。定電圧回路2から出力された定電圧VCは、エミッタ抵抗32を介してPNP型トランジスタ31のエミッタに供給されるとともに、定電圧ダイオード34のカソードに供給される。定電圧ダイオード34のアノードはPNP型トランジスタ31のベースに接続される。バイアス抵抗33の一端はPNP型トランジスタ31のベースに接続され、バイアス抵抗33の他端はグランドに接続されている。この定電流回路3は、PNP型トランジスタ31のコレクタから定電流ICを出力する。定電圧ダイオード34のツェナー電圧(降伏電圧)をVZD2とし、PNP型トランジスタ31のエミッタ−ベース間電圧をVBE2とし、エミッタ抵抗32の抵抗値をREとすると、定電流ICは次のようになる。
IC=(VZD2−VBE2)/RE
逆電圧防止用ダイオード4のアノードはPNP型トランジスタ31のコレクタに接続され、逆電圧防止用ダイオード4のカソードは負荷接続端子(定電流出力端子)10に接続されている。
定電流回路3から出力された定電流ICは、逆電圧防止用ダイオード4を介して負荷接続端子(定電流出力端子)10に供給される。これにより、負荷接続端子(定電流出力端子)10に接続された発光ダイオード11と抵抗12との直列接続回路からなる負荷に定電流ICが供給される。
負荷に発生した電圧は、負荷電圧の入力回路を構成する各抵抗5,6によって分圧され、分圧された電圧はA/D変換器7によって電圧データに変換されてCPU8に供給される。CPU8は電圧データに基づいて、定電圧回路2と定電流回路3とからなる定電流供給装置の動作が正常であるか否かを判定する。
助手席エアバッグの展開を許可する設定がなされている場合、専用集積回路(ASIC)9内の点灯・消灯制御用のMOSトランジスタ91は、オン(導通状態)に制御される。このMOSトランジスタ91のソースはグランドに接続され、ドレインはNPNトランジスタ21のベースに接続されている。MOSトランジスタ91がオン状態になると、NPNトランジスタ21のベース電位はグランド電位となり、NPNトランジスタ21のオフ(非導通)状態となる。これにより、定電圧VCの出力が停止されるので、発光ダイオード11は消灯する。CPU8は、助手席エアバッグの展開を許可する設定がなされている状態、すなわち発光ダイオード11を消灯する状態で、負荷に電圧が供給されている場合は故障と判定する。
助手席エアバッグの展開を禁止する設定がなされている場合、専用集積回路(ASIC)9内の点灯・消灯制御用のMOSトランジスタ91は、オフ(非導通)状態に制御される。これにより、定電圧回路2から定電圧VCが出力され、定電流回路3によって定電流ICが供給され、発光ダイオード11が点灯される。CPU8は、電圧データに基づいて負荷電圧が所定範囲にあることをチェックすることで、発光ダイオード11の点灯がなされていることを認識する。
定電圧出力用のNPN型トランジスタ21のコレクタ−エミッタ間がオープン故障となった場合、定電圧VCは出力されず従って定電流ICも供給されないので、電圧データは0となる。CPU8は、助手席エアバッグの展開を禁止する設定がなされている状態で、電圧データが0または所定値以下である場合には故障と判定する。
定電圧出力用のNPN型トランジスタ21のコレクタ−エミッタ間がショート故障となった場合、定電圧制御がなされなくなるが、定電流回路3によって定電流制御は正常になされる。したがって、過電流が生じることはない。CPU8は、発光ダイオード11を消灯する状態で、負荷に電圧が供給されている場合は故障と判定する。
定電圧回路2の定電圧ダイオード23がショート故障した場合、定電圧VCは出力されず従って定電流ICも供給されないので、電圧データは0となる。CPU8は、発光ダイオード11を点灯する状態で、電圧データが0または所定値以下である場合には故障と判定する。
定電圧回路2の定電圧ダイオード23がオープン故障した場合、定電圧制御がなされなくなるが、定電流回路3によって定電流制御がなされているので、過電流が生じることはない。
定電流供給用のPNPトランジスタ31のエミッタ−コレクタ間がオープン故障となった場合、負荷に電流は供給されない。CPU8は、発光ダイオード11を点灯する状態で、電圧データが0または所定値以下である場合には故障と判定する。
定電流供給用のPNPトランジスタ31のエミッタ−コレクタ間がショート故障となった場合、および、定電圧ダイオード34がオープン故障となった場合、負荷に流れる電流IOは次のようになる。
IO=(VZD1−VBE1−VF−VL)/(RE+RL)
ここで、VFは逆電圧防止用ダイオード5の順方向降下電圧、VLは発光ダイオード11の順方向降下電圧、RLは抵抗12の抵抗値である。
PNPトランジスタ31のエミッタ−コレクタ間がショート故障になった場合、および、定電圧ダイオード34がオープン故障となった場合には、定電流回路3としての定電流制御はできなくなるが、定電圧回路2を備えているので負荷に流れる電流IOは制限される。したがって、過電流が生ずることはない。
ここで、定電流回路3が正常に動作しているときの定電流値ICと定電流回路3が故障したときの負荷電流値IOとを異なる値に設定しておくことで、CPU8は負荷に発生する電圧の違いから定電流回路3の故障を判定することが可能となる。
定電流回路3の定電圧ダイオード34がショート故障となった場合、負荷に電流は供給されない。CPU8は、発光ダイオード11を点灯する状態で、電圧データが0または所定値以下である場合には故障と判定する。
本発明によれば、一重故障モードに対して負荷に過電流が供給されるのを防止できるので、安全性の高い定電流供給装置を提供できる。
本発明の実施例に係る定電流供給装置を備えたエアバッグ制御装置の要部構成を示す図である。 従来の定電流回路の一例を示す図である。
符号の説明
2 定電圧回路
3 定電流回路
7 A/D変換器
8 CPU
11 発光ダイオード
12 抵抗
13 故障検出手段
21 NPN型トランジスタ
22 バイアス抵抗
22 定電圧ダイオード
31 PNP型トランジスタ
32 エミッタ抵抗
33 バイアス抵抗
34 定電圧ダイオード
91 MOSトランジスタ

Claims (2)

  1. 負荷へ定電流を供給するためのトランジスタを有する定電流回路と、この定電流回路に定電圧を供給する定電圧回路とを備えることを特徴とする定電流供給装置。
  2. 負荷へ定電流を供給するためのトランジスタを有する定電流回路と、この定電流回路に定電圧を供給する定電圧回路と、前記負荷に発生する電圧に基づいて前記定電流回路または前記定電圧回路の故障を検出する故障検出手段とを備えることを特徴とする定電流供給装置。
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