JP5079580B2 - 点灯制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体発光素子で構成された半導体光源の点灯を制御する点灯制御装置に係り、特に断線検出機能を備え、小型化された点灯制御装置に関する。
従来、例えば車両用灯具では、LED(Light Emitting Diode)等の半導体発光素子を光源として採用したものも開発されている。そして、この車両用灯具等では、該LEDの点灯を制御する点灯制御装置が一般に使用されている。
点灯システムは、一般的には、フラッシャリレーと点灯制御装置としてのドライバモジュール、LEDユニットを有しており、LED等の光源の断線の検出はフラッシュシャレー側で行われるようになっている。即ち、このフラッシャリレーは、ドライバモジュールと断線検出線を介して接続されており、該断線検出端子の電圧に基づいて、正常点灯がなされているか、断線が発生しているかを判断する。
ここで、この種の技術として、特許文献1には、光源の断線を検出してランプボディの外部に通知する断線検出部を備え、並列に接続された複数の光源の少なくとも一つが断線した場合に、該断線検出部が断線を検出する車両用灯具が開示されている。
一方、従来技術に係る点灯制御回路では、図3に示されるように、ドライバモジュール101では、電源端子にトランジスタTr11のエミッタが接続され、該トランジスタTr11のコレクタが出力抵抗R11を介して断線検出端子に接続されている。そして、この断線検出端子が、フラッシャリレー100側の断線検出端子を介して該フラッシャリレー内部の入力抵抗R12の一端に接続されている。
そして、今日では、正常点灯時にバッテリ電圧が8V以上でフラッシャリレー101に正常判定をさせることが要求されている。
特開2004−122913号公報
しかしながら、先に示した図3の構成において、上記要求を満たすためには、フラッシャリレー100の入力抵抗R12のインピーダンスが低い場合に、ドライバモジュール101側の出力抵抗R11のインピーダンスをかなり小さくする必要がある。
例えば、入力抵抗R12の入力インピーダンスを1.2kΩ、正常点灯判定電圧のしきい値を7V以上とすると、出力抵抗R11の出力インピーダンスは、
1.2kΩ/(1.2kΩ+R11))・8V7V
となり、R11170Ωとなる。
つまり、例えば電源電圧が8Vのとき、正常点灯時にフラッシャリレー100側の断線検出端子に7V以上の電圧を出力するためには、ドライバモジュール101側の出力抵抗R11の出力インピーダンスを170Ω以下にしなければならない。
この出力抵抗R11の出力インピーダンスを170Ωに設定して、正常動作時に、図3に示したように断検信号線が地絡したとすると、電源電圧が16Vのとき(即ち、最悪条件)、出力抵抗R11には100mAの電流が流れてしまう。このため、該出力抵抗R11としては定格2Wクラスの抵抗を採用する必要が生じ、回路自体の大型化を招いてしまうことになる。
そこで、本発明は、断線信号線の地絡時に点滅制御ユニット等に流れる電流を制限することで安全性を向上させ、更に点灯制御ユニットの出力抵抗を小型化し、ひいては装置自体の小型化、低コスト化を図ることを課題とする。
本発明の一つの観点による点灯制御装置は、半導体発光素子の断線を検出する断線検出手段を有する点灯制御ユニットを備える点灯制御装置である。この断線検出手段は、一本の信号線によって半導体発光素子を点滅させる点滅制御ユニットに接続され、断線の状態に対応した電位を該点滅制御ユニットに出力する断線信号出力手段を有している。断線信号出力手段は、一本の信号線が地絡した場合に、断線信号出力手段に流れる電流を定電流にクランプさせるクランプ部を有している。
従って、クランプ部により断線信号出力手段に流れる電流が定電流にクランプされる。
なお、この点灯制御装置において、断線信号出力手段は、スイッチ部と負荷部とツェナダイオードとを有するようしてもよい。スイッチ部とは、トランジスタであり、ツェナダイオードは該トランジスタのベース−エミッタ間に接続されるようにしてもよい。断線信号出力手段は、スイッチ部と負荷部と差動増幅器とを有するようにしてもよい。
請求項1の発明によれば、断線信号線の地絡時に点滅制御ユニット等に流れる電流を制限することで安全性を向上させ、更に点灯制御ユニットの出力抵抗を小型化し、ひいては装置自体の小型化、低コスト化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、ツェナダイオードがクランプ部として機能し、点滅制御ユニット等に流れる電流が定電流とされ、安全性が向上される。
請求項3の発明によれば、エミッタフォロアにより、点滅制御ユニット等に流れる電流が定電流とされ、安全性が向上される。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、単に実施の形態と称する)について詳細に説明する。
図1には本発明の一実施の形態に係る点灯制御装置を採用した点灯システムの構成を示し説明する。この図1に示されるように、点灯システムは、点滅制御ユニットとしてのフラッシャリレー1と、点灯制御装置としてのドライバモジュール2、LEDユニット3で構成されている。尚、ここでは、半導体発光素子としてLEDを採用した例を示しているが、これに限定されない。
フラッシャリレー1は、電源端子1aを備え、該電源端子1aはスイッチ1bを介して出力側の電源端子1cに接続されている。更に、断線検出端子1dを備え、該断線検出端子1dは入力抵抗Rinを介してグランド端子1eに接続されている。
ドライバモジュール2は、点灯回路2a、断線検出手段としての断線検出回路2b、断線信号出力手段としての断線信号インタフェース2cを備えている。フラッシャリレー1の電源端子1cはドライバモジュール2側の電源端子2dに接続されている。点灯回路2aの一端は、この電源端子2dから延出された電源ラインに接続されており、他端はグランド端子2f〜2g間に延出されたグランドラインに接続されている。また、点灯回路2aの出力端子は断線検出回路2bにも接続されており、この断線検出回路2bの一端は電源端子2eに接続され、他端はグランド端子2f〜2g間に延出されたグランドラインに接続されている。なお、これら構成のうち、断線検出回路2bと断線信号インタフェース2cとで点灯制御ユニットを構成している。
断線検出回路2bの断線出力端子は断線信号インタフェース2cに接続されている。即ち、この断線出力端子は、抵抗R4を介してスイッチング素子Tr1のベースに接続されている。この例では、スイッチング素子Tr1としてNPN型トランジスタが採用されている。スイッチング素子Tr1のエミッタはグランドラインに接続され、コレクタは抵抗R2を介してスイッチング素子Tr2のベースに接続されている。この例では、スイッチング素子Tr2としてPNP型トランジスタが採用されている。抵抗R4とスイッチング素子Tr1のベースとの接続端は抵抗R5を介してグランドラインに接続されている。スイッチング素子Tr2のエミッタは出力抵抗R1を介して電源ラインに接続され、コレクタは断線検出端子2hに接続されている。
スイッチング素子Tr2のベース−エミッタ間にはクランプ部2iとしてのツェナダイオードZD1が設けられている。より詳細には、電源ラインにはツェナダイオードZD1のカソードが接続され、抵抗R2とスイッチング素子Tr2のベースとの接続端にはツェナダイオードZD1のアノードが接続されている。このツェナダイオードZD1は、電流−電圧特性にて、順方向特性は通常の整流用ダイオードと略同じであるが、逆バイアス状態ではブレークダウンが起きると電圧が電流に依存せずに一定となることから、定電圧源として機能する。抵抗R1とスイッチング素子Tr2の接続端とツェナダイオードZD1のアノードは抵抗R3を介して接続されている。
一方、LEDユニット3は、複数の半導体発光素子としてのLED3aが直列に接続された構成となっており、このLED群の一端は電源端子3bを介してドライバモジュール2側の電源端子2eに接続され、他端はグランド端子3cを介してドライバモジュール2側のグランド端子2fと接続されている。
このような構成において、点灯制御装置では、LEDユニット3はフラッシャリレー1とドライバモジュール2とを介して不図示の電源(バッテリ等)と接続されており、LEDの断線の判断は、フラッシャリレー1側で行う。詳細には、フラッシャリレー1は、断線検出端子1dの電位が所定の閾値(この例では7V)以上である場合に正常、所定の閾値(この例では2V)以下である場合に断線と判断する。
即ち、正常点灯時は、ドライバモジュール2の断線検出回路の断線出力信号がハイレベル(Hi)となり、スイッチング素子Tr1がオン、スイッチングTr2がオンして、断線検出端子1dには+B電圧をドライバモジュール2の出力抵抗R1とフラッシャリレー1の入力抵抗Rinにより分圧された電圧が発生する。
この電圧が7V以上であればフラッシャリレー1は正常点灯と判断する。一方、断線時は、ドライバモジュール2の断線検出回路2bの断線出力信号がローレベル(Lo)となり、スイッチング素子Tr1がオフ、スイッチングTr2がオフして、断線検出端子1dの電位は0Vとなる。フラッシャリレー1は断線と判断する。
この実施の形態に係る点灯制御装置では、特にスイッチング素子Tr2のエミッタ側に出力抵抗R1を接続し、スイッチング素子Tr2のベース−エミッタ間にツェナダイオードZD1を接続することで、出力抵抗R1に流れる電流を所定の電流値にクランプしている。したがって、断検信号線が地絡したとしても、出力抵抗R1に過電流が流れなくなるため、出力抵抗R1の定格は従来回路よりも低くなり小型化する。
例えば、ツェナダイオードZD1の電圧VZD1を2.7V、スイッチング素子Tr2のベース−エミッタ間電圧Vbe1を0.6Vとすると、クランプする電流は、
(VZD1−Vbe1)/R1=(2.7V−0.6V)/170Ω=12mA
となる。
従って、電源電圧+Bと出力抵抗R1を流れる電流との関係は図2に示されるようになる。同図からも明らかなように、断検信号線が正常であるときはスイッチング素子Tr2が完全にオンしている状態なので、電源電圧+Bが8Vであるときに断線検出端子1dに7Vを出力することが可能となる。断線信号線が地絡したときには+B電圧が約2.5V程度くらいからクランプされ、抵抗R1を流れる電流地が12mAで一定となる。
以上説明したように、本発明の一実施の形態によれば、正常点灯時、電源電圧が8Vで断検端子に7V以上を出力できる設定にした上で、断検信号線の地絡時に流れる電流を制限し、ドライバモジュールの出力抵抗を小型化することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
たとえば、上記実施の形態では、クランプ部2iにツェナダイオードZD1を採用した例を示したが、これに限定されず、差動増幅器等を採用してもよい。また、スイッチング素子Tr2としては、FETを採用してもよく、その場合、クランプ部2iはソースフォロアーを実現する。
本発明の一実施の形態の点灯制御装置を採用した点灯システムの構成図。 断線検出信号の地絡時と正常時における電圧−電流特性を示す図。 従来技術に係る点灯制御装置の一部構成図。
符号の説明
1…フラッシャリレー、2…ドライバモジュール、2a…点灯回路、2b…断線検出回路、2c…断線信号インタフェース、2i…クランプ部、3…LEDユニット、3a…LED、4…断線検出信号線、R1…出力抵抗、Rin…入力抵抗、ZD1…ツェナダイオード

Claims (3)

  1. 半導体発光素子の断線を検出する断線検出手段を有する点灯制御ユニットを備える点灯制御装置であって、
    前記断線検出手段は、
    一本の信号線によって半導体発光素子を点滅させる点滅制御ユニットに接続され、断線の状態に対応した電位を該点滅制御ユニットに出力する断線信号出力手段を有しており、
    前記断線信号出力手段は、
    前記一本の信号線が地絡した場合に、該断線信号出力手段に流れる電流を定電流にクランプさせるクランプ部を有している
    ことを特徴とする点灯制御装置。
  2. 前記断線信号出力手段は、スイッチ部と負荷部とツェナダイオードとを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の点灯制御装置。
  3. 前記スイッチ部とは、トランジスタであり、前記ツェナダイオードは該トランジスタのベース−エミッタ間に接続されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の点灯制御装置。
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