JP2004173471A - 電動工具 - Google Patents
電動工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004173471A JP2004173471A JP2002339424A JP2002339424A JP2004173471A JP 2004173471 A JP2004173471 A JP 2004173471A JP 2002339424 A JP2002339424 A JP 2002339424A JP 2002339424 A JP2002339424 A JP 2002339424A JP 2004173471 A JP2004173471 A JP 2004173471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load level
- power tool
- motor
- circuit
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Abstract
【課題】モータ2の負荷レベルを検出してモータ2を制御する電動工具において、電動工具使用者が負荷レベルを確認できることで、モータ制御回路7によるモータ停止を未然に防止し、操作性と作業性の向上を図った電動工具を提供する。
【解決手段】負荷レベル検出回路6の検出信号をモータ制御回路7に入力してモータ2をフィードバック制御すると共に、負荷レベル検出回路6にコンパレータ8と基準電圧発生回路9及び発光ダイオード10を取付け、発光ダイオード10を電動工具使用者が目視可能な位置に設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】負荷レベル検出回路6の検出信号をモータ制御回路7に入力してモータ2をフィードバック制御すると共に、負荷レベル検出回路6にコンパレータ8と基準電圧発生回路9及び発光ダイオード10を取付け、発光ダイオード10を電動工具使用者が目視可能な位置に設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は負荷レベル通知回路を有する電動工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の電動工具の負荷レベル検出回路とモータ制御回路の一例を示す。従来の電動工具負荷レベル検出回路は、電源1、モータ2、スイッチ3、トライアック4、シャント抵抗器5が直列に接続され、シャント抵抗器5の両端に負荷レベル検出回路6を接続する。負荷レベル検出回路6の出力端をモータ制御回路7の入力端に接続し、モータ制御回路7の出力端をトライアック4のゲートに接続してフィードバック制御を行う。
【0003】
モータ2に加わる負荷に応じてシャント抵抗器5に流れる電流値が変化し、シャント抵抗器5両端の電圧降下から負荷レベル検出回路6が負荷レベルを検出し、モータ制御回路7に検出信号を送る。モータ制御回路7は、負荷レベル検出回路6からの検出信号をもとにトライアック4のゲートに位相制御信号を送り、モータ2の負荷レベルが焼損レベルに近づき所定レベル以上になると、トライアック4をターンオフしてモータ2を停止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、負荷レベル検出回路6はモータ制御回路7に直結され、電動工具の使用者が負荷レベルを確認できない構造になっていた。このため、負荷レベルが所定レベルを超えるとモータ2の焼損を防ぐためにモータ制御回路7がモータ2を停止させるので、電動工具使用者にとっては不意にモータ2が停止し、操作性と作業性を損なう問題があった。
【0005】
更に電動工具使用時における電源事情や周囲温度等の外乱により、負荷レベル検出回路6の入出力信号に影響を受け、同一機体であっても、モータ制御回路7がモータ2を停止させる負荷レベルが安定しない場合があり、熟練した電動工具の使用者であっても、モータ停止の負荷レベルを推測することは困難であるという問題が存在していた。
【0006】
本発明の目的は、モータの負荷レベルを電動工具使用者に知らせ、モータ制御回路によるモータの停止を未然に防ぐことで、操作性及び作業性の向上を図ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、負荷レベル検出回路の出力端に、コンパレータと基準電圧発生回路及び発光ダイオードを設け、発光ダイオードを電動工具使用者の目視できる位置に設置することにより達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1、図2、図4、図5は本発明の実施形態に基づく電動工具負荷レベル通知回路を示すブロック回路図である。図3は図1、図2による第1及び第2実施形態における発光ダイオードの配置を示す。
【0009】
図1に示す回路は、電源1、モータ2、スイッチ3、トライアック4、シャント抵抗器5が直列に接続され、シャント抵抗器5の両端に負荷レベル検出回路6を接続する。負荷レベル検出回路6の出力端をモータ制御回路7の入力端及びコンパレータ8の反転入力端に接続する。モータ制御回路7の出力端をトライアック4のゲートに接続してフィードバック制御を行う。コンパレータ8の非反転入力端には基準電圧発生回路9の出力端が接続され、電動工具使用者に知らせたい負荷レベルに対応した基準電圧を予め設定しておく。コンパレータ8の出力端子には接地された発光ダイオード10を接続する。
【0010】
この回路によれば、基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が大きい場合は、発光ダイオード10に順方向の電圧が加わり発光ダイオード10が発光する。また基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が小さい場合は、発光ダイオード10に逆方向の電圧が加わり発光ダイオード10は発光しない。
【0011】
この発光ダイオード10を電動工具使用者の目視可能な外殻部に設置することで、モータ2の負荷レベルがモータ2の停止制御レベルに近いことを知らせることができ、電動工具使用者がモータ2を停止させないように操作を加減することができ、操作性と作業性が向上する。
【0012】
図2に示す回路は、電源1、モータ2、スイッチ3、トライアック4、シャント抵抗器5が直列に接続され、シャント抵抗器5の両端に負荷レベル検出回路6を接続する。負荷レベル検出回路6の出力端をモータ制御回路7の入力端及び差動増幅器11の反転入力端に接続する。モータ制御回路7の出力端をトライアック4のゲートに接続してフィードバック制御を行う。差動増幅器11の非反転入力端には基準電圧発生回路9の出力端が接続され、電動工具使用者に知らせたい負荷レベルに対応した基準電圧を予め設定しておく。差動増幅器11の出力端子と接地間には、直列接続された発光ダイオード10と抵抗器12−1〜12−Nの並列回路が複数接続されている。抵抗器12−1〜12−Nの抵抗値はそれぞれ異なる。
【0013】
この回路によれば、基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が大きい場合は、発光ダイオード10に順方向の電圧が加わり発光ダイオード10が発光するが、抵抗器12−1〜12−Nによる電圧降下により、差動増幅器11の出力電圧に応じて、発光ダイオード10の発光する個数が変化する構造となっている。また基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が小さい場合は、発光ダイオード10に逆方向の電圧が加わり発光ダイオード10は総て発光しない。
この発光ダイオード10の列を電動工具使用者の目視可能な外殻部に設置することで、図3に示すように、発光ダイオード10の負荷レベルの警告が、モータ2の負荷レベルがモータ2の停止制御レベルに対し、ただ近いことを知らせるだけでなく、どの程度近いのかを知らせることができる。これにより、電動工具使用者がモータ2を停止させないように操作を正確に加減することができるため、操作性と作業性が向上する。
【0014】
図4に示す回路は、電源1、モータ2、スイッチ3、トライアック4、シャント抵抗器5が直列に接続され、シャント抵抗器5の両端に負荷レベル検出回路6を接続する。負荷レベル検出回路6の出力端をモータ制御回路7の入力端及びコンパレータ8の反転入力端に接続する。モータ制御回路7の出力端をトライアック4のゲートに接続してフィードバック制御を行う。更にコンパレータ8の非反転入力端には基準電圧発生回路9の出力端を接続し、電動工具使用者に知らせたい負荷レベルに対応した基準電圧を予め設定しておく。コンパレータ8の出力端子にはアンプ13が接続され、アンプ13には発振器14とスピーカ15を接続する。
【0015】
この回路によれば、基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が大きい場合は、コンパレータ8からアンプ13に信号が送られ、この信号に応じてアンプ13は発振器14からの出力をスピーカ15に伝達し警告音が発生する。
このスピーカ15を電動工具使用者が聴取可能な外殻部に設置することで、モータ2の負荷レベルがモータ2の停止制御レベルに近いことを知らせることができるため、電動工具使用者がモータ2を停止させないように操作を加減することができ、操作性と作業性が向上する。
【0016】
図5に示す回路は、電源1、モータ2、スイッチ3、トライアック4、シャント抵抗器5が直列に接続され、シャント抵抗器5の両端に負荷レベル検出回路6を接続する。負荷レベル検出回路6の出力端をモータ制御回路7の入力端及びコンパレータ8の反転入力端に接続する。モータ制御回路7の出力端をトライアック4のゲートに接続してフィードバック制御を行う。コンパレータ8の非反転入力端には基準電圧発生回路9の出力端を接続し、電動工具使用者に知らせたい負荷レベルに対応した基準電圧を予め設定しておく。コンパレータ8の出力端子にはマイコン16が接続され、マイコン16には警告音声が記憶された警告音声メモリ17を接続する。更にマイコン16の出力端にはアンプ13を介してスピーカ15を接続する。
【0017】
この回路によれば、基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が大きい場合は、コンパレータ8からマイコン16に信号が送られ、この信号に応じてマイコン16は警告音声メモリ17からアンプ13へと出力信号を伝達し、スピーカ15から警告音が発生する。
このスピーカ15を電動工具使用者が聴取可能な外殻部に設置することで、モータ2の負荷レベルがモータ2の停止制御レベルに近いことを具体的に知らせることができるため、電動工具使用者がモータ2を停止させないように操作を加減することができ、操作性と作業性が向上する。また警告音声で電動工具使用者に伝えることで、警告音を発するだけの図4に示す実施形態よりも具体的に情報を知ることができ、戸惑うことなくモータ2の負荷レベルを知ることができる。更に警告音声を複数用意し、負荷レベルに応じて警告音声の通知内容を変化させることで、電動工具使用者は、より具体的に負荷レベルについての情報を詳細に知ることができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、モータの負荷レベルを検出してモータを制御する電動工具において、電動工具使用者が負荷レベルを確認できることで、モータ制御回路によるモータ停止を未然に防止し、操作性と作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電動工具の第1実施形態を示す回路図。
【図2】本発明電動工具の第2実施形態を示す回路図。
【図3】発光ダイオードの配置例を示す説明図。
【図4】本発明電動工具の第3実施形態を示す回路図。
【図5】本発明電動工具の第4実施形態を示す回路図。
【図6】従来の電動工具の一例を示す回路図。
【符号の説明】
1は電源、2はモータ、3はスイッチ、4はトライアック、5はシャント抵抗器、6は負荷レベル検出回路、7はモータ制御回路、8はコンパレータ、9は基準電圧発生回路、10は発光ダイオード、11は差動増幅器、12−1〜12−nは抵抗器、13はアンプ、14は発振器、15はスピーカ、16はマイコン、17は警告音声メモリ。
【発明の属する技術分野】
本発明は負荷レベル通知回路を有する電動工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の電動工具の負荷レベル検出回路とモータ制御回路の一例を示す。従来の電動工具負荷レベル検出回路は、電源1、モータ2、スイッチ3、トライアック4、シャント抵抗器5が直列に接続され、シャント抵抗器5の両端に負荷レベル検出回路6を接続する。負荷レベル検出回路6の出力端をモータ制御回路7の入力端に接続し、モータ制御回路7の出力端をトライアック4のゲートに接続してフィードバック制御を行う。
【0003】
モータ2に加わる負荷に応じてシャント抵抗器5に流れる電流値が変化し、シャント抵抗器5両端の電圧降下から負荷レベル検出回路6が負荷レベルを検出し、モータ制御回路7に検出信号を送る。モータ制御回路7は、負荷レベル検出回路6からの検出信号をもとにトライアック4のゲートに位相制御信号を送り、モータ2の負荷レベルが焼損レベルに近づき所定レベル以上になると、トライアック4をターンオフしてモータ2を停止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、負荷レベル検出回路6はモータ制御回路7に直結され、電動工具の使用者が負荷レベルを確認できない構造になっていた。このため、負荷レベルが所定レベルを超えるとモータ2の焼損を防ぐためにモータ制御回路7がモータ2を停止させるので、電動工具使用者にとっては不意にモータ2が停止し、操作性と作業性を損なう問題があった。
【0005】
更に電動工具使用時における電源事情や周囲温度等の外乱により、負荷レベル検出回路6の入出力信号に影響を受け、同一機体であっても、モータ制御回路7がモータ2を停止させる負荷レベルが安定しない場合があり、熟練した電動工具の使用者であっても、モータ停止の負荷レベルを推測することは困難であるという問題が存在していた。
【0006】
本発明の目的は、モータの負荷レベルを電動工具使用者に知らせ、モータ制御回路によるモータの停止を未然に防ぐことで、操作性及び作業性の向上を図ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、負荷レベル検出回路の出力端に、コンパレータと基準電圧発生回路及び発光ダイオードを設け、発光ダイオードを電動工具使用者の目視できる位置に設置することにより達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1、図2、図4、図5は本発明の実施形態に基づく電動工具負荷レベル通知回路を示すブロック回路図である。図3は図1、図2による第1及び第2実施形態における発光ダイオードの配置を示す。
【0009】
図1に示す回路は、電源1、モータ2、スイッチ3、トライアック4、シャント抵抗器5が直列に接続され、シャント抵抗器5の両端に負荷レベル検出回路6を接続する。負荷レベル検出回路6の出力端をモータ制御回路7の入力端及びコンパレータ8の反転入力端に接続する。モータ制御回路7の出力端をトライアック4のゲートに接続してフィードバック制御を行う。コンパレータ8の非反転入力端には基準電圧発生回路9の出力端が接続され、電動工具使用者に知らせたい負荷レベルに対応した基準電圧を予め設定しておく。コンパレータ8の出力端子には接地された発光ダイオード10を接続する。
【0010】
この回路によれば、基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が大きい場合は、発光ダイオード10に順方向の電圧が加わり発光ダイオード10が発光する。また基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が小さい場合は、発光ダイオード10に逆方向の電圧が加わり発光ダイオード10は発光しない。
【0011】
この発光ダイオード10を電動工具使用者の目視可能な外殻部に設置することで、モータ2の負荷レベルがモータ2の停止制御レベルに近いことを知らせることができ、電動工具使用者がモータ2を停止させないように操作を加減することができ、操作性と作業性が向上する。
【0012】
図2に示す回路は、電源1、モータ2、スイッチ3、トライアック4、シャント抵抗器5が直列に接続され、シャント抵抗器5の両端に負荷レベル検出回路6を接続する。負荷レベル検出回路6の出力端をモータ制御回路7の入力端及び差動増幅器11の反転入力端に接続する。モータ制御回路7の出力端をトライアック4のゲートに接続してフィードバック制御を行う。差動増幅器11の非反転入力端には基準電圧発生回路9の出力端が接続され、電動工具使用者に知らせたい負荷レベルに対応した基準電圧を予め設定しておく。差動増幅器11の出力端子と接地間には、直列接続された発光ダイオード10と抵抗器12−1〜12−Nの並列回路が複数接続されている。抵抗器12−1〜12−Nの抵抗値はそれぞれ異なる。
【0013】
この回路によれば、基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が大きい場合は、発光ダイオード10に順方向の電圧が加わり発光ダイオード10が発光するが、抵抗器12−1〜12−Nによる電圧降下により、差動増幅器11の出力電圧に応じて、発光ダイオード10の発光する個数が変化する構造となっている。また基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が小さい場合は、発光ダイオード10に逆方向の電圧が加わり発光ダイオード10は総て発光しない。
この発光ダイオード10の列を電動工具使用者の目視可能な外殻部に設置することで、図3に示すように、発光ダイオード10の負荷レベルの警告が、モータ2の負荷レベルがモータ2の停止制御レベルに対し、ただ近いことを知らせるだけでなく、どの程度近いのかを知らせることができる。これにより、電動工具使用者がモータ2を停止させないように操作を正確に加減することができるため、操作性と作業性が向上する。
【0014】
図4に示す回路は、電源1、モータ2、スイッチ3、トライアック4、シャント抵抗器5が直列に接続され、シャント抵抗器5の両端に負荷レベル検出回路6を接続する。負荷レベル検出回路6の出力端をモータ制御回路7の入力端及びコンパレータ8の反転入力端に接続する。モータ制御回路7の出力端をトライアック4のゲートに接続してフィードバック制御を行う。更にコンパレータ8の非反転入力端には基準電圧発生回路9の出力端を接続し、電動工具使用者に知らせたい負荷レベルに対応した基準電圧を予め設定しておく。コンパレータ8の出力端子にはアンプ13が接続され、アンプ13には発振器14とスピーカ15を接続する。
【0015】
この回路によれば、基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が大きい場合は、コンパレータ8からアンプ13に信号が送られ、この信号に応じてアンプ13は発振器14からの出力をスピーカ15に伝達し警告音が発生する。
このスピーカ15を電動工具使用者が聴取可能な外殻部に設置することで、モータ2の負荷レベルがモータ2の停止制御レベルに近いことを知らせることができるため、電動工具使用者がモータ2を停止させないように操作を加減することができ、操作性と作業性が向上する。
【0016】
図5に示す回路は、電源1、モータ2、スイッチ3、トライアック4、シャント抵抗器5が直列に接続され、シャント抵抗器5の両端に負荷レベル検出回路6を接続する。負荷レベル検出回路6の出力端をモータ制御回路7の入力端及びコンパレータ8の反転入力端に接続する。モータ制御回路7の出力端をトライアック4のゲートに接続してフィードバック制御を行う。コンパレータ8の非反転入力端には基準電圧発生回路9の出力端を接続し、電動工具使用者に知らせたい負荷レベルに対応した基準電圧を予め設定しておく。コンパレータ8の出力端子にはマイコン16が接続され、マイコン16には警告音声が記憶された警告音声メモリ17を接続する。更にマイコン16の出力端にはアンプ13を介してスピーカ15を接続する。
【0017】
この回路によれば、基準電圧発生回路9の基準電圧に対し、負荷レベル検出回路6の出力電圧が大きい場合は、コンパレータ8からマイコン16に信号が送られ、この信号に応じてマイコン16は警告音声メモリ17からアンプ13へと出力信号を伝達し、スピーカ15から警告音が発生する。
このスピーカ15を電動工具使用者が聴取可能な外殻部に設置することで、モータ2の負荷レベルがモータ2の停止制御レベルに近いことを具体的に知らせることができるため、電動工具使用者がモータ2を停止させないように操作を加減することができ、操作性と作業性が向上する。また警告音声で電動工具使用者に伝えることで、警告音を発するだけの図4に示す実施形態よりも具体的に情報を知ることができ、戸惑うことなくモータ2の負荷レベルを知ることができる。更に警告音声を複数用意し、負荷レベルに応じて警告音声の通知内容を変化させることで、電動工具使用者は、より具体的に負荷レベルについての情報を詳細に知ることができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、モータの負荷レベルを検出してモータを制御する電動工具において、電動工具使用者が負荷レベルを確認できることで、モータ制御回路によるモータ停止を未然に防止し、操作性と作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電動工具の第1実施形態を示す回路図。
【図2】本発明電動工具の第2実施形態を示す回路図。
【図3】発光ダイオードの配置例を示す説明図。
【図4】本発明電動工具の第3実施形態を示す回路図。
【図5】本発明電動工具の第4実施形態を示す回路図。
【図6】従来の電動工具の一例を示す回路図。
【符号の説明】
1は電源、2はモータ、3はスイッチ、4はトライアック、5はシャント抵抗器、6は負荷レベル検出回路、7はモータ制御回路、8はコンパレータ、9は基準電圧発生回路、10は発光ダイオード、11は差動増幅器、12−1〜12−nは抵抗器、13はアンプ、14は発振器、15はスピーカ、16はマイコン、17は警告音声メモリ。
Claims (4)
- モータの負荷レベルを検出してモータを制御する電動工具であって、負荷レベル検出回路にコンパレータと基準電圧発生回路及び発光ダイオードを取付け、発光ダイオードを電動工具使用者が目視可能な位置に設置したことを特徴とする電動工具。
- モータの負荷レベルを検出し、モータを制御する電動工具であって、負荷レベル検出回路に差動増幅器と基準電圧発生回路を接続し、更に発光ダイオードを抵抗器と直列に接続した回路について、抵抗器の抵抗値が異なる回路を複数個並列に設け、発光ダイオードを電動工具使用者が目視可能な位置に設置したことを特徴とする電動工具。
- モータの負荷レベルを検出し、モータを制御する電動工具であって、負荷レベル検出回路にコンパレータと基準電圧発生回路及びアンプ、発振器、スピーカを取付け、発光ダイオードを電動工具使用者が聴取可能な位置に設置したことを特徴とする電動工具。
- モータの負荷レベルを検出し、モータを制御する電動工具であって、負荷レベル検出回路にコンパレータと基準電圧発生回路及びマイコンと警告音声メモリ、アンプ、スピーカを取付け、発光ダイオードを電動工具使用者が聴取可能な位置に設置したことを特徴とする電動工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002339424A JP2004173471A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002339424A JP2004173471A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 電動工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004173471A true JP2004173471A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32702370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002339424A Withdrawn JP2004173471A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 電動工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004173471A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1690648A3 (en) * | 2005-02-10 | 2009-12-09 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Power tool system |
JP2012135849A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Makita Corp | 電動工具用装置 |
US9154062B2 (en) | 2011-02-10 | 2015-10-06 | Makita Corporation | Electric power tool |
JP2019107716A (ja) * | 2017-12-15 | 2019-07-04 | 工機ホールディングス株式会社 | 電動工具 |
-
2002
- 2002-11-22 JP JP2002339424A patent/JP2004173471A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1690648A3 (en) * | 2005-02-10 | 2009-12-09 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Power tool system |
US7784104B2 (en) | 2005-02-10 | 2010-08-24 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Power tool system |
JP2012135849A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Makita Corp | 電動工具用装置 |
US8488286B2 (en) | 2010-12-27 | 2013-07-16 | Makita Corporation | Apparatus for electric power tool and recording medium |
US9154062B2 (en) | 2011-02-10 | 2015-10-06 | Makita Corporation | Electric power tool |
JP2019107716A (ja) * | 2017-12-15 | 2019-07-04 | 工機ホールディングス株式会社 | 電動工具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3898983B2 (ja) | 音響装置 | |
EP3468303B1 (en) | A led lamp having an outage detection circuit | |
JP3600915B1 (ja) | スイッチング電源装置及び表示装置付き電子機器 | |
US7898782B2 (en) | Inverter | |
JP2004147437A (ja) | 多出力電源装置及び車載電子制御装置 | |
US20170012787A1 (en) | Power over Ethernet Powered Device Configured for Low Duty-Cycle Operation | |
JP2004299102A (ja) | 照明装置とそれに用いる照明ヘッド及び電源装置 | |
KR101842338B1 (ko) | 발광 다이오드 구동 장치 | |
US20060152875A1 (en) | Overcurrent protection device | |
US7518330B2 (en) | Protect-control device capable of limiting current for reducing noise resultling from switchover of motor | |
JP2004173471A (ja) | 電動工具 | |
US7989747B2 (en) | Projector having a controlled rechargeable cell and heat dissipation system of the projector for cool down after power off | |
KR20130017024A (ko) | Led 발광 장치 및 그 구동 방법 | |
KR20130056085A (ko) | 발광소자부 쇼트 보호 회로 | |
JP2014216765A (ja) | Led異常検出装置 | |
JP4974560B2 (ja) | 火災警報器 | |
JP2001100694A (ja) | プラズマ表示パネルの過電流検出装置 | |
US20020093250A1 (en) | Controlling device for a heat-dissipating system | |
KR20140017212A (ko) | 발광다이오드 구동 회로 | |
JP2013139182A (ja) | 車両用灯具 | |
JP6344086B2 (ja) | 制御装置 | |
JP5171979B2 (ja) | 電子制御装置 | |
JP6754241B2 (ja) | Led光射出装置 | |
JP2008312409A (ja) | 電子機器の電源装置 | |
JP2010051043A (ja) | 突入電流防止回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |