JP5171979B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、自動車に搭載され車両用機器を制御するための電子制御装置に関するものである。
従来、電流検出用の抵抗と、電流検出用の抵抗に流れる電流から発生する電圧値を元に負荷のショート(短絡)を検出し、過電流から負荷駆動部を保護するためのショート保護回路とを内蔵し、負荷やスイッチング素子等を含む駆動回路に流れる電流が所定の値を越えたことを検出したとき、回路に流れる電流を制限、若しくはシャットオフするようにした電子制御装置が開示されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開平3−106114号公報
特許文献1に開示された従来の装置は、負荷駆動部に流れる電流が所定の値を越えたことを検出したとき、回路に流れる電流を制限、若しくはシャットオフするために、電流検出用の抵抗と、電流検出用の抵抗に流れる電流から発生する電圧値を元に負荷のショートを検出し、過電流から負荷駆動部を保護するためのショート保護回路とを内蔵しているが、負荷駆動部に直列に電流検出用の抵抗を追加する必要があり、電流検出用の抵抗により無駄なエネルギーが消費されるだけでなく、電流検出用の抵抗自体が発熱することで電子制御装置全体の発熱にも繋がる。また、大きな電流を検出するためには相応の定格電力を有する抵抗を選定する必要があるため、素子の大型化に繋がる。更に、ショート検出時は負荷駆動部をシャットオフ状態に保持する必要があり、ラッチ回路を別に設ける等、回路規模の拡大に繋がるという課題があった。
この発明は、前述のような従来の装置の課題を解決するためになされたもので、電流検出用の抵抗を使用せず、簡易回路にて低コストでショート保護を可能とする電子制御装置を提供することを目的とするものである。
この発明に係わる電子制御装置は、負荷と直列に接続され、電源とGND間に直列に接続されて負荷を駆動する第1のスイッチング素子、この第1のスイッチング素子の制御端子に接続され、オンオフすることによって前記第1のスイッチング素子のオンオフを制御する第2のスイッチング素子、この第2のスイッチング素子に駆動信号を供給してそのオンオフを制御するパルス発生源を有する電子制御装置であって、抵抗とコンデンサの直列接続体からなり、前記パルス発生源の出力端子間に接続されると共に、抵抗とコンデンサとの接続点が前記第2のスイッチング素子の制御端子に接続されるトリガ回路と、前記負荷と第1のスイッチング素子との接続点である第1交点と、前記コンデンサと前記第2のスイッチング素子の制御端子との接続点との間に接続されるダイオードと抵抗との直列接続体から構成され、且つ、該ダイオードは前記第1のスイッチング素子に対し順方向の向きに接続されるラッチ回路とを具備した制御回路を備え、前記制御回路は、前記パルス発生源が駆動信号を出力した場合は、前記トリガ回路を介して所定時間前記第2のスイッチング素子をオンし、これにより前記第1のスイッチング素子もオンさせて前記負荷を駆動するとともに、該第1のスイッチング素子のオン時に前記第1交点で発生した電圧により、前記ラッチ回路のダイオードを介して前記第2のスイッチング素子の制御端子に動作電流を供給して、前記第2のスイッチング素子のオン状態を継続させ、前記パルス発生源が駆動信号を停止した場合は、前記第1のスイッチング素子、第2のスイッチング素子は共にオフとし、前記パルス発生源の駆動信号が出力されている場合に負荷ショートが発生した場合には、前記第1交点で発生した電圧により、前記ラッチ回路のダイオードを介して前記第2のスイッチング素子の制御端子への動作電流の供給を遮断して第2のスイッチング素子をオフとし、これにより前記第1のスイッチング素子もオフするようにしたものである。
この発明の電子制御装置によれば、電流検出用の抵抗を必要とせず、保護回路を簡略化し、低コストでショート保護を可能とする電子制御装置を得ることができる効果がある。
上述した、またその他の、この発明の目的、特徴、効果は、以下の実施の形態における詳細な説明および図面の記載からより明らかとなるであろう。
この発明の実施の形態1による電子制御装置の回路構成図である。 この発明の実施の形態1による電子制御装置の動作を説明するタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2による電子制御装置の回路構成図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による電子制御装置の回路図である。
図1において、電源端子1とGND2の間に、直列に負荷4と第1のスイッチング素子である負荷駆動トランジスタ11が接続されており、負荷駆動トランジスタ11がON、OFFと切り替わることで負荷4が通電、若しくはシャットオフされる。
負荷駆動トランジスタ11のコレクタ、又はドレイン部は負荷4に接続され、エミッタ、又はソース部はGND2に接続されている。
まず、正常時の回路動作において、パルス発生源3の電圧がLOWからHIGHに変化するとき、トリガ用の抵抗22とコンデンサ23により、第2のスイッチング素子であるトランジスタ21にベース電流を所定の時間だけ供給する。トランジスタ21はONとなり、負荷駆動トランジスタ11にベース電流、又はゲート電圧が供給され、負荷駆動トランジスタ11はONとなる。
負荷駆動トランジスタ11がONすると負荷4に電流が流れ、負荷4は動作を開始する。このとき、負荷駆動トランジスタ11のコレクタ、又はドレイン電圧は負荷4の抵抗値による電圧降下により、ほぼGND2と同じ電圧となる。トリガ用のコンデンサ23の電荷が満たされ、トランジスタ21へのベース電流が遮断される前に、負荷駆動トランジスタ11のコレクタ、又はドレイン電圧がほぼGND2と同じ電圧となることで、ラッチ回路を構成する抵抗24、ダイオード25を介してトランジスタ21のベース電流は流れ続け、トランジスタ21、負荷駆動トランジスタ11はそれぞれONを継続し、負荷4への電流の供給は保持される。
次に、パルス発生源3の電圧がHIGHからLOWに変化するとき、トランジスタ21はベース電流が遮断されることによりOFFする。従って、負荷駆動トランジスタ11もOFFし、負荷4に電流が供給されず、負荷4は動作を停止する。
このとき、負荷駆動トランジスタ11のコレクタ、又はドレイン電圧は電源端子1と同じ電圧となるが、ダイオード25により電流は流れ込まず、コンデンサ23はパルス発生源3のLOW電圧に保持される。ダイオード25は、トリガ用のコンデンサ23の充放電動作を外部負荷から影響を受けないようにする働きがある上、電子制御装置が動作していない状態において、回路内に流れ込む暗電流を防止する役割を担う。
次に、負荷4が動作中に、何らかの異常により負荷4の両端がショートしたとき、負荷駆動トランジスタ11のコレクタ、又はドレイン電圧は電源端子1の電圧と等しくなるの
で、ダイオード25のカソード側の電圧をアノード側の電圧より高くすることにより、抵抗24、ダイオード25のラッチ回路を介して流れていたトランジスタ21のベース電流は遮断され、トランジスタ21はOFF状態を保持する。
次に、以上のように構成されたこの発明の実施の形態1による電子制御装置の動作について更に詳述する。
図2は、この発明の実施の形態1による電子制御装置の動作を説明するタイミングチャートである。図2のAはパルス発生源電圧の波形、図2のBはトリガ用コンデンサ23への入力電流の波形、図2のCはトランジスタ21のベース電圧の波形、図2のDは負荷駆動トランジスタ11のベース、又はゲート電圧の波形、図2のEは負荷駆動トランジスタ11のコレクタ、又はドレイン電圧の波形、を夫々示している。
図2に於いて、時点t1では、パルス発生源3から出力されるHIGHの電圧に基づいて、トリガ用コンデンサ23へ電荷を蓄えるために、トランジスタ21のエミッタ−ベース間を介して所定の時間、電流が流れる。トランジスタ21は、エミッタ−ベース間に電流が流れることでONし、負荷駆動トランジスタ11へベース電流、又はゲート電圧が供給され、負荷駆動トランジスタ11はONし、負荷4の電流が流れ始める。
時点t1〜t2の間である期間(1)では、時点t1の後に、トリガ用コンデンサ23の電荷が満たされ電流が流れなくなる前に負荷駆動トランジスタ11がONすることで、トランジスタ21のベース電流は、抵抗24、ダイオード25、負荷駆動トランジスタ11のコレクタ−エミッタ間を介して、GND2に流れ、トランジスタ21はON状態を保持する。負荷駆動トランジスタ11もON状態を保持され、負荷4への電流の供給は保持される。このとき、トランジスタ21のベース電圧は、パルス発生源3のHIGHの電圧から、トランジスタ21のベース−エミッタ間電圧:VBE だけ低下した電圧値となる。
期間(1)が終了する時点t2では、パルス発生源3から出力される電圧がHIGHからLOWに変化し、トランジスタ21のベース電圧もHIGHからLOWに変化しOFFとなる。このとき、トリガ用コンデンサ23に蓄えられていた電荷は、抵抗22を介してパルス発生源3へ放出されるため、所定の時間、負の入力電流が流れる。
又、トランジスタ21はOFFになると、負荷駆動トランジスタ11のベース電流、又はゲート電圧が遮断され、負荷駆動トランジスタ11はOFFし、負荷4の電流が遮断される。
次に、時点t3に於いて、再びパルス発生源3から出力されるHIGHの電圧に基づいて、トリガ用コンデンサ23へ電荷を蓄えるために、トランジスタ21のエミッタ−ベース間を介して所定の時間、電流が流れる。トランジスタ21は、エミッタ−ベース間に電流が流れることでONし、負荷駆動トランジスタ11へベース電流、又はゲート電圧が供給され、負荷駆動トランジスタ11はONし、負荷4の電流が流れ始める。
時点t3の後に、トリガ用コンデンサ23の電荷が満たされ電流が流れなくなる前に、負荷駆動トランジスタ11がONすることで、トランジスタ21のベース電流は抵抗24、ダイオード25、負荷駆動トランジスタ11のコレクタ−エミッタ間を介して、GND2に流れ、トランジスタ21はON状態を保持する。負荷駆動トランジスタ11もON状態を保持され、負荷4への電流の供給は保持される。このとき、トランジスタ21のベース電圧は、パルス発生源3のHIGHの電圧から、トランジスタ21のベース−エミッタ間電圧:VBEだけ低下した電圧値となる。
ここで、例えば、時点t4に於いて、何らかの異常により負荷4の両端がショートしたとき、負荷駆動トランジスタ11のコレクタ、又はドレイン電圧は電源端子1の電圧と等
しくなるので、ダイオード25のカソード側の電圧は、アノード側の電圧より高くなる。このとき、トランジスタ21のベース電圧は、パルス発生源3のHIGHの電圧から、トランジスタ21のベース−エミッタ間電圧:VBEだけ低下した電圧値から、パルス発生源3のHIGHの電圧値まで上昇し、トランジスタ21はOFFとなる。
又、その間、トリガ用コンデンサ23は電荷を蓄えるため、トランジスタ21のエミッタ−ベース間を介して所定の時間、電流が流れる。
トランジスタ21がOFFすると、負荷駆動トランジスタ11のベース、又はゲート電圧はHIGHからLOWへと切り替わる。負荷駆動トランジスタ11はOFFとなり、負荷4のショート電流は遮断される。
時点t4以降は、何らかの異常により負荷4の両端がショートしている状態が継続されているものとする。
次に、期間(2)が終了する時点t5では、パルス発生源3から出力される電圧がHIGHからLOWに変化し、トランジスタ21のベース電圧もHIGHからLOWに変化するが、負荷4のショート検出後に於いてトランジスタ21はOFFであり、トランジスタ21はOFFの状態を保持する。
このとき、トリガ用コンデンサ23に蓄えられていた電荷は抵抗22を介してパルス発生源3へ放出されるため、所定の時間、負の入力電流が流れる。又、トランジスタ21はOFFの状態を保持しているので、負荷駆動トランジスタ11のベース電流、又はゲート電圧の遮断は保持され、負荷駆動トランジスタ11はOFFの状態を保持し、負荷4への電流の遮断は保持される。
次に、時点t6〜t7の間である期間(3)では、時点t6に於いて、パルス発生源3から出力されるHIGHの電圧に基づいて、トリガ用コンデンサ23へ電荷を蓄えるために、トランジスタ21のエミッタ−ベース間を介して所定の時間、電流が流れる。
この間、トランジスタ21はONとなり、負荷駆動トランジスタ11をONするが、それ以外の期間は負荷駆動トランジスタ11をOFFする。所定の時間、負荷駆動トランジスタをONする期間を十分短く設定することにより、負荷駆動トランジスタ11を負荷4の両端のショートより保護する。
以上のように、この発明の実施の形態1の電子制御装置は、電流検出用の抵抗に発生する電圧でショート状態を検出することをせず、負荷を駆動するための第1のスイッチング素子である負荷駆動トランジスタのコレクタ−エミッタ間、又はドレイン−ソース間の電圧値により、負荷駆動トランジスタのベース、又はゲート部の通電を許可、又は禁止することで、ショート保護を可能とすることを特徴とするものである。
又、第1のスイッチング素子への通電を許可、又は禁止するための第2のスイッチング素子であるトランジスタを、パルス発生源に同期して所定の時間電流を供給するトリガ回路の一部とし、負荷駆動のトリガ出力と、負荷のショートを検出した際に第1のスイッチング素子への通電を禁止するための機能を1つの回路に備えたことを特徴とするものである。
従ってこの発明の実施の形態1の電子制御装置によれば、電流検出用の抵抗を必要とせず、保護回路を簡略化し、低コストでショート保護を可能とする電子制御装置を得ることができるものである。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2による電子制御装置の回路図である。
この実施の形態2においては、負荷駆動トランジスタ111が第1のスイッチング素子に
相当し、トランジスタ121が第2のスイッチング素子に相当するものである。即ち、図3において、電源端子1とGND2の間に、直列に負荷4と第1のスイッチング素子である負荷駆動トランジスタ111が接続されており、負荷駆動トランジスタ111がON、OFFと切り替わることで、負荷4が通電、若しくはシャットオフされる。負荷駆動トランジスタ111のコレクタ、又はドレイン部は負荷4に接続され、エミッタ、又はソース部は電源端子1に接続されている。
まず、正常時の回路動作において、パルス発生源3の電圧がLOWからHIGHに変化するとき、抵抗132を介してトランジスタ131のベース電流が供給され、トランジスタ131はONする。トランジスタ131がONすると、コンデンサ123と抵抗122、112、トランジスタ131のコレクタ−エミッタ間を介して、トランジスタ121にベース電流が所定の時間だけ供給される。従って、トランジスタ121はONとなり、負荷駆動トランジスタ111にベース電流、又はゲート電圧が供給され、負荷駆動トランジスタ111はONとなる。負荷駆動トランジスタ111がONすると負荷4に電流が流れ、負荷4は動作を開始する。このとき、負荷駆動トランジスタ111のコレクタ、又はドレイン電圧は負荷4の抵抗値による電圧降下により、ほぼ電源端子1と同じ電圧となる。
トリガ用のコンデンサ123の電荷が満たされ、トランジスタ121へのベース電流が遮断される前に、負荷駆動トランジスタ111のコレクタ、又はドレイン電圧がほぼ電源端子1と同じ電圧となることで、ダイオード125、抵抗124を介してトランジスタ121のベース電流は流れ続け、トランジスタ121、負荷駆動トランジスタ111はそれぞれONを継続し、負荷4への電流の供給は保持される。
次に、パルス発生源3の電圧がHIGHからLOWに変化するとき、トランジスタ131のベース電流が遮断されOFFすることで、トランジスタ121もベース電流が遮断されOFFする。従って、負荷駆動トランジスタ111もOFFし、負荷4に電流が供給されず、負荷4は動作を停止する。このとき負荷駆動トランジスタ111のコレクタ、又はドレイン電圧はGND2と同じ電圧となるが、ダイオード125により電流は流れ出ず、コンデンサ123はパルス発信源3のLOW電圧に保持される。
ダイオード125は、トリガ用のコンデンサ123の充放電動作を外部負荷から影響を受けないようにする働きがある。
次に、負荷4が動作中に、何らかの異常により負荷4の両端がショートしたとき、負荷駆動トランジスタ111のコレクタ、又はドレイン電圧はGND2の電圧と等しくなるので、ダイオード125のアノード側の電圧はカソード側の電圧より低くなり、ダイオード125、抵抗124を介して流れていたトランジスタ121のベース電流は遮断され、トランジスタ121はOFF状態を保持する。
以上にように、この発明の実施の形態2の電子制御装置によれば、実施の形態1と同様の、以下に述べる特徴を備えるものである。
(1)負荷と電源端子の間に接続される第1のスイッチング素子である負荷駆動トランジスタを導通させ若しくはシャットオフさせる制御回路は、負荷ショート(短絡)を検出したときに負荷駆動トランジスタのコレクタ、又はドレイン部の論理(電位)が反転することを利用することにより、負荷駆動トランジスタのベース側に設けた、負荷駆動トランジスタへの通電の許可、又は禁止をするための第2のスイッチング素子であるトランジスタをOFFに継続させることで、負荷駆動トランジスタのOFFを継続し、ショート保護を行うことができる。
(2)また、負荷を駆動するための第1のスイッチング素子である負荷駆動トランジスタを導通、若しくはシャットオフさせる制御回路は、負荷駆動トランジスタを導通させると
きに、パルス発生源に同期して所定の時間電流を供給するトリガ回路により、一時的に負荷駆動トランジスタをONし、負荷駆動トランジスタが一旦ONとなると負荷駆動トランジスタのコレクタ、又はドレイン部の論理(電位)が反転することを利用することで、負荷駆動トランジスタのON状態の保持を行うことができる。
(3)また、前記制御回路は、負荷駆動トランジスタへの通電の許可、又は禁止をするための第2のスイッチング素子であるトランジスタを、負荷駆動トランジスタを導通させるときに、パルス発生源に同期して所定の時間電流を供給するトリガ回路の一部とすることで、保護回路の簡略化を行うことができる。
尚、上述の実施の形態1、実施の形態2では、負荷の両端がショートした場合について説明したが、この発明はこれに限らず、所定の電圧が負荷駆動トランジスタのコレクタ部に発生した場合にも適用可能である、負荷駆動トランジスタを保護するために同様の効果が得られるものである。
1 電源端子、2 GND、3 パルス発生源、4 負荷、
11 負荷駆動トランジスタ(第1のスイッチング素子)、
12、13 抵抗、21 トランジスタ(第2のスイッチング素子)、
22 抵抗、23 トリガ用コンデンサ、24 抵抗、25 ダイオード、
111 負荷駆動トランジスタ(第1のスイッチング素子)、
112、113 抵抗、121 トランジスタ(第2のスイッチング素子)、
122 抵抗、123 トリガ用コンデンサ、124 抵抗、
125 ダイオード、131 トランジスタ、132、133 抵抗。

Claims (7)

  1. 負荷と直列に接続され、電源とGND間に直列に接続されて負荷を駆動する第1のスイッチング素子、この第1のスイッチング素子の制御端子に接続され、オンオフすることによって前記第1のスイッチング素子のオンオフを制御する第2のスイッチング素子、この第2のスイッチング素子に駆動信号を供給してそのオンオフを制御するパルス発生源、を有する電子制御装置であって、
    抵抗とコンデンサの直列接続体からなり、前記パルス発生源の出力端子間に接続されると共に、抵抗とコンデンサとの接続点が前記第2のスイッチング素子の制御端子に接続されるトリガ回路と、前記負荷と第1のスイッチング素子との接続点である第1交点と、前記コンデンサと前記第2のスイッチング素子の制御端子との接続点との間に接続されるダイオードと抵抗との直列接続体から構成され、且つ、該ダイオードは前記第1のスイッチング素子に対し順方向の向きに接続されるラッチ回路とを具備した制御回路を備え、
    前記制御回路は、前記パルス発生源が駆動信号を出力した場合は、前記トリガ回路を介して所定時間前記第2のスイッチング素子をオンし、これにより前記第1のスイッチング素子もオンさせて前記負荷を駆動するとともに、該第1のスイッチング素子のオン時に前記第1交点で発生した電圧により、前記ラッチ回路のダイオードを介して前記第2のスイッチング素子の制御端子に動作電流を供給して、前記第2のスイッチング素子のオン状態を継続させ、前記パルス発生源が駆動信号を停止した場合は、前記第1のスイッチング素子、第2のスイッチング素子は共にオフとし、
    前記パルス発生源の駆動信号が出力されている場合に負荷ショートが発生した場合には、前記第1交点で発生した電圧により、前記ラッチ回路のダイオードを介して前記第2のスイッチング素子の制御端子への動作電流の供給を遮断して第2のスイッチング素子をオフとし、これにより前記第1のスイッチング素子もオフするようにしたことを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記負荷を電源側に接続し、負荷の下流に前記第1のスイッチング素子を接続したことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記負荷をGND側に接続し、負荷の上流に前記第1のスイッチング素子を接続したことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  4. 前記トリガ回路に使用されているコンデンサの積分機能を利用し、所定時間第2のスイッチング素子をオンし、これにより第1のスイッチング素子もオンし負荷を駆動することを特徴とする請求項2に記載の電子制御装置。
  5. 前記トリガ回路に使用されているコンデンサの微分機能を利用し、所定時間第2のスイッチング素子をオンし、これにより第1のスイッチング素子もオンし負荷を駆動することを特徴とする請求項3に記載の電子制御装置。
  6. 前記負荷と前記第1のスイッチング素子間の前記第1交点に対し、前記ラッチ回路に含まれるダイオードのカソード側を接続することで、前記負荷に接続されている電源からの影響を受けずに、前記トリガ回路に含まれるコンデンサの充電動作を行うとともに、電子制御装置が動作していない状態において、制御回路内に流れ込む暗電流を防止することを特徴とする請求項2に記載の電子制御装置。
  7. 前記負荷と前記第1のスイッチング素子間の前記第1交点に対し、前記ラッチ回路に含まれるダイオードのアノード側を接続することで、前記負荷に接続されているGNDからの影響を受けずに、前記トリガ回路に含まれるコンデンサの充電動作を行うことを特徴とする請求項3に記載の電子制御装置。
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