JP6296458B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
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Description
そのため、この点火コイルに備えられている点火装置(イグナイタ)等の発熱も増減を繰り返し、当該点火装置を構成する回路素子などの損傷、もしくは劣化を早める可能性があり、点火動作についても誤動作を生じる可能性がある。
そこで、上記の発熱等による障害発生を防ぐため、点火装置内に電流制御回路や過熱検知回路を備えたものがある。
上記の長時間通電を検出する回路は、抵抗ならびにコンデンサを使用したCR回路によって構成されている。このようなCR回路は、時定数を有することから、内燃機関の運転状態、もしくは燃焼状態に応じて点火プラグに火花放電を長時間または複数回発生させるようにした場合には、当該点火装置の回路動作が対応できなくなる場合がある。
前述のCR回路によって構成された長時間通電検知回路を点火装置に備えると、この回路の時定数が影響し、例えば、パルス信号の有意を示す信号レベルが短期間に複数回生じた場合や、長時間継続したときには正常な回路動作を行うことが難しくなる。
よって、高周波マルチ点火信号や多重点火信号が、長時間通電検知回路等を備えた点火装置へ入力されると、上記の検知回路等が誤動作し、例えばセルフシャットオフ機能が稼動するという問題点がある。
これは、上記CR回路を構成するコンデンサの充電時間と放電時間の回路定数もしくは時定数が同一であるために発生する事象である。
(実施例1)
図1は、この発明の実施例1による内燃機関用点火装置の概略構成を示す回路図である。図示した点火装置1は、定電圧回路11、タイマ回路12、セルフシャットオフ回路15、スイッチ素子7を備えている。スイッチ素子7には、例えばIGBTが用いられる。
定電圧回路11は、入力端にバッテリ5の高電位側電極が接続されており、当該バッテリ5から供給された直流電圧を所定の直流電圧に変換して出力するように構成されている。この定電圧回路11の出力端は、セルフシャットオフ回路15に接続されている。
スイッチ素子7のゲート(制御端子)は、抵抗16を介してセルフシャットオフ回路15の出力端に接続されており、外部から点火装置1に入力した点火信号を、上記のセルフシャットオフ回路15を介して入力するように回路接続されている。また、スイッチ素子7のゲートには、当該スイッチ素子7を保護する抵抗17が接続されている。バッテリ5の低電位側電極は、接地接続されている。
点火コイル6の二次側コイル62は、一端を点火プラグ8の頭部(中心)電極に接続し、他端を点火プラグ8の外側電極と同様に接地接続している。
図2は、図1の内燃機関用点火装置の動作を示す説明図である。この図は、最上段に外部から入力した点火信号、その下段にセルフシャットオフ回路15を構成するコンパレータ151の出力電圧(出力信号)、その下段にコンデンサ12bの充電電圧、その下段にセルフシャットオフ回路15の動作状態、最下段に点火コイル6(一次側コイル61)に流れる一次電流を示したタイミングチャートである。
なお、ここで例示する点火信号は、ハイレベルとなっている期間が一次電流を通電する通電時間を示し、ローレベルとなっている期間が一次電流を遮断する遮断時間を示すものである。
セルフシャットオフ回路15のコンパレータ151は、上記のように充放電を繰り返すコンデンサ12bの両端電圧と、定電圧回路11の出力電圧から生成された電圧Vrefとを比較し、コンデンサ12bの両端電圧が電圧Vrefを上回らない限り、トランジスタ153をオン状態とし、スイッチ素子7のゲートに各抵抗を介してプルアップ電圧を印加する。このプルアップ電圧を印加しているとき、セルフシャットオフ回路15は機能(図2等に示したセルフシャットオフ機能)がオフ状態であり、コンパレータ152を介してスイッチ素子7のゲートへ点火信号(スイッチ素子7を制御可能なレベルの点火信号)が入力される。
この後、点火信号がローレベルに遷移すると、スイッチ素子7は点火信号に追従して急峻にオフ状態に遷移し、上記の一次電流を遮断する。一次電流が急峻に遮断されると、二次側コイル62に高電圧(二次電圧)が励起し、この高電圧が印加された点火プラグ8に火花放電が発生して内燃機関の点火行程が実施される。
また、当該点火信号がローレベルのとき、蓄積した電荷を放電して(図1に示した点火装置1では、後述するようにバイパスダイオード14および抵抗13を介して放電し)ECU等の接地電位部分(GND部分)に吸収させる。
即ち、セルフシャットオフ回路15の機能がオン状態になって当該点火装置1、点火コイル6および点火プラグ8による点火動作を停止させ、点火装置1や点火コイル6などが過剰に温度上昇することを防いでいる。
このような点火動作を行うときには、通常の点火信号に比べて短い周期で有意のハイレベル(通電時間)を繰り返す高周波マルチ点火信号や、一次電流の通電時間が長くなる多重点火信号がECU等から出力される。具体的には、1回の点火行程において、通常の点火信号に比べて高周波マルチ点火信号および多重点火信号等は、ローレベルとなっている期間が短くなり、コンデンサ12bの放電時間が短くなる。
前述のように、コンデンサ12bは、抵抗12aを介して点火装置1の入力端に接続されており、抵抗13およびバイパスダイオード14を備えていない場合には、コンデンサ12bの充電電流の経路と放電電流の経路が同一になり、即ち充電回路と放電回路のどちらも抵抗12aを含むものとなる。即ち、コンデンサ12bの充電動作と放電動作には、同一の時定数が影響する。
そして、点火信号のレベル遷移に応じて充放電を繰り返す度に、蓄積している電荷が増大して当該コンデンサ12bの両端電圧(図3の「充電電圧」)が上昇する。
充放電を繰り返すうちにコンデンサ12bの両端電圧が電圧Vrefを超えると、前述のようにセルフシャットオフ回路15が稼動し(オン状態になり)、コンパレータ151の出力信号によってプルアップ電圧の印加が遮断され、スイッチ素子7のスイッチ動作が停止して点火コイル6に一次電流が流れなくなる。
ECU等から点火装置1へ入力されている点火信号が、ハイレベルとなっている期間にはECU等から抵抗12aを介してコンデンサ12bへ充電電流が流れる、上記の点火信号がローレベルへ遷移すると、上記の充電電流によって両端電圧が上昇したコンデンサ12bから放電電流が流れる。
即ち、充電電流は抵抗12aを流れ、放電電流はバイパスダイオード14を介して抵抗13を流れることになり、点火装置1はコンデンサ12bの充電電流回路と放電電流回路を各々分けて備えている。
このように、充電回路の時定数と放電回路の時定数とを異なる大きさに設定し、具体的には抵抗12aよりも抵抗13の抵抗値を小さく設定して点火信号がローレベルの期間にコンデンサ12bから電荷を十分放出することができるように回路構成する。
なお、コンデンサ12bは、正常な点火信号が入力されているときに、当該点火信号がハイレベルを維持している期間(通電時間)中は、抵抗12aを介した充電電流によって電荷の蓄積を継続する(充電状態を維持する)ことが可能な容量を有するものである。
このとき、ハイレベルの点火信号が入力されているため、バイパスダイオード14のカソード側は、アノード側よりも高電位となっており、バイパスダイオード14を介してコンデンサ12bからECU側へ電荷が放出される(放電電流が流れる)ことはない。
図4は、実施例2による内燃機関用点火装置の概略構成を示す回路図である。ここでは実施例1で説明した点火装置1と同様あるいは相当する部分に同じ符号を使用して説明する。また、点火信号1と同様に接続構成された部分については重複説明を省略する。
点火装置2は、バッテリ5、点火コイル6、スイッチ素子7、点火プラグ8を点火装置1と同様に接続して構成されている。なお、スイッチ素子7の制御端子(ゲート端子)には、抵抗26の一端が接続されている。抵抗26の他端は、抵抗27の一端、ダイオード25bのカソードおよびコンデンサ25eの一端に接続されている。また、抵抗27の他端およびコンデンサ25eの他端は接地接続されている。
また、ダイオード25bのアノードと抵抗25cとの接続点よりもバイパスダイオード24のカソードに寄せてダイオード25aのカソードが接続され、ダイオード25bのカソードとコンデンサ25eとの接続点よりも抵抗27と抵抗26の接続点に寄せてダイオード25aのアノードが接続されている。
点火装置2は、通常の点火信号、高周波マルチ点火信号、多重点火信号などの正常な点火信号が入力されているとき、当該点火信号がハイレベルとなっている期間(通電時間)に、タイマ回路22の抵抗12aを介してコンデンサ12bに充電電流が流れ、当該コンデンサ12bに電荷を蓄積する。
コンデンサ12bが充電状態の期間は、抵抗12aとコンデンサ12bの接続点から電流出力がないことから、トランジスタ25dのベースに電流が流れない。そのため、当該トランジスタ25dはオフ状態を維持する。
このとき、外部から入力した点火信号は、抵抗23、ダイオード25b、および、抵抗26を介してスイッチ素子7の制御端子(ゲート端子)へ入力され、当該スイッチ素子7は点火信号に応じてオン状態とオフ状態を繰り返す。
次に、上記の点火信号がローレベルに遷移すると、電荷を蓄積したコンデンサ12bから放電電流が流れる。この放電電流は、ダイオード24を順方向に流れ、さらに低電位となっているECU側へ抵抗23を介して流れて当該ECU等の接地電位の部分に吸収される。
このとき、スイッチ素子7の制御端子も低電位に遷移し、当該スイッチ素子7はオフ状態に遷移して一次電流を遮断する。
一次電流が遮断されることによって、二次側コイル62に高電圧が発生し、点火プラグ8に放電火花が発生する。
点火装置2は、正常な点火信号を入力したときには、上記のように動作するものであり、実施例1で説明したものと同様に、抵抗12aとコンデンサ12bとの時定数と、抵抗23とコンデンサ12bとの時定数が異なる値となるように定め、通常の点火信号、高周波マルチ点火信号、多重点火信号等に対応して正常か否かを識別可能に回路構成されたものである。具体的には、例えば、抵抗12aとコンデンサ12bとの時定数を「1」としたとき、抵抗23とコンデンサ12bとの時定数が「0.02以下」となるように、各素子の値を設定する。
このときバイパスダイオード24のカソード側は、ハイレベルの点火信号が入力されているため高電位となり、バイパスダイオード24は順方向に電流が流れない状態となっている。即ち、バイパスダイオード24を介してコンデンサ12bからECU側へ電荷が放出されることはない(放電電流は流れない)。
そのため、点火装置2に入力されたハイレベルの点火信号は、抵抗25cおよびトランジスタ25dを介して接地側へ吸収され、スイッチ素子7のゲート電圧は低下する。このとき、コンデンサ25e、ダイオード25a,25b、抵抗27等によって上記のゲート電圧は緩やかに下降し、スイッチ素子7に流れていた一次電流は緩やかに減少する。即ち、このときには二次側コイル62に高電圧を発生させない。
図5は、実施例3による内燃機関用点火装置の概略構成を示す回路図である。ここでは実施例1で説明した点火装置1と同様あるいは相当する部分に同じ符号を使用して説明する。また、点火装置1等と同様に接続構成された部分については重複説明を省略する。
点火装置3は、バッテリ5、点火コイル6、スイッチ素子7、点火プラグ8を点火装置1と同様に接続して構成されている。なお、スイッチ素子7の制御端子(ゲート端子)には、抵抗36の一端および抵抗37の一端が接続されている。抵抗36の他端は、セルフシャットオフ回路35の出力端に接続されている。また、抵抗37の他端は接地接続されている。
定電圧回路35は、バッテリ5の電源電力を用いて所定電圧を出力するもので、例えば、実施例1で説明した定電圧回路11と同様な直流電圧を生成する。
外部から点火信号が入力される点火装置3の入力端は、タイマ回路32の入力端(抵抗12aの一端)と抵抗33の一端の接続点であり、抵抗33の他端はバイパスダイオード34のカソードおよびコンパレータ43の正入力端子に接続されている。
コンパレータ43の出力端子には、セルフシャットオフ回路35が接続されており、図5に例示した回路では、当該コンパレータ43の出力端子を抵抗36の他端に接続し、この接続点にセルフシャットオフ回路35がプルアップ電圧を印加するように構成されている。
トランジスタ351のベースは、抵抗を介してタイマ回路32の出力端(抵抗12aとコンデンサ12bの接続点)に接続され、このタイマ回路32の出力信号に応じてベース電流が流れるように回路接続されている。
点火装置3は、通常の点火信号、高周波マルチ点火信号、多重点火信号などの正常な点火信号が入力されているとき、前述の点火装置1と同様に、当該点火信号のハイレベル期間(通電時間)に、タイマ回路32の抵抗12a(充電抵抗)を介してコンデンサ12bに充電電流が流れ、当該コンデンサ12bに電荷を蓄積する。
また、点火信号のローレベル期間(遮断時間)に、コンデンサ12bからバイパスダイオード34および抵抗33(放電抵抗)を介して放電電流が流れ、当該コンデンサ12bに蓄積されていた電荷が放出される。
上記のように、点火信号の信号レベルに応じてコンデンサ12bの充電ならびに放電が繰り返され、この充放電を繰り返しているときに当該コンデンサ12bの両端電圧、即ちタイマ回路32の出力端の電圧がトランジスタ351のベース電圧よりも低いときには、当該トランジスタ351のベース電流が流れる。
ベース電流が流れているトランジスタ351は、エミッタに定電圧回路31の出力電圧が供給されていることから、コレクタに接続された抵抗等を介してコンパレータ43の出力端子にプルアップ電圧を印加する。
換言すると、コンデンサ12bに所定量以上の電荷が蓄積されない限り、コンパレータ43の出力端子にはプルアップ電圧が印加されている。
コンパレータ43は、抵抗33を介して入力した点火信号がハイレベルとなって電圧Vrefを超えたとき、有意(通電時間)を示す所定電圧の出力信号を出力する。即ち、レベル変換された点火信号を出力する。
コンパレータ43から出力された点火信号は、抵抗36を介してスイッチ素子7の制御端子(ゲート端子)に入力される。コンパレータ43の出力端子と抵抗36の接続点には、セルフシャットオフ回路35の出力端が接続されている。この出力端から前述のプルアップ電圧が供給されることにより、コンパレータ43から出力された点火信号は、スイッチ素子7のスイッチ動作を駆動可能な信号レベルとなって、当該スイッチ素子7へ入力される。この点火信号を入力したスイッチ素子7は、実施例1で説明したものと同様にオン状態とオフ状態を繰り返し、一次電流の通電と遮断を行って点火コイル6に高電圧を発生させる。
このとき、抵抗33に入力している点火信号はハイレベルであるため、コンデンサ12bに蓄積されている電荷がいずれかの接地部位に吸収されず、即ち抵抗33に放電電流が流れずにコンデンサ12bの両端電圧が上昇する。コンデンサ12bから放電電流が流れないことから、タイマ回路32の出力端の電位はさらに高くなり、トランジスタ351のベースに供給されているバイアス電圧を上回り、当該トランジスタ351のベース電流が流れなくなる。
点火装置3は、プルアップ電圧の供給が停止すると、スイッチ素子7の制御端子に入力される電圧が低下し、当該スイッチ素子7はオフ状態になり、一次側コイル61に一次電流が流れないように電流経路を遮断する。なお、この一次電流を遮断するときには、二次側コイル62に高電圧が発生しないように、スイッチ素子7を導通状態から緩やかに遮断状態に遷移させ、一次電流を急峻に減少させないようにする。
また、前述の点火装置1および点火装置2と同様に、コンデンサ12bの充電回路と放電回路を別途設けており、充電回路の時定数と放電回路の時定数を異なる値に設定する。
なお、点火装置3においても、具体的には、例えば、抵抗12aとコンデンサ12bとの時定数を「1」としたとき、抵抗33とコンデンサ12bとの時定数が「0.02以下」となるように、各素子の値を設定する。
このように充電回路の時定数と放電回路の時定数を設定することによって、通常の点火信号、また、1回の点火行程において通常の点火信号よりも通電時間が長くなる高周波マルチ点火信号や多重点火信号についても、正常な点火信号と異常な点火信号(通電時間が所定時間よりも長くなるもの)とを識別できるようにしている。
5バッテリ
6点火コイル
7スイッチ素子
8点火プラグ
11,31定電圧回路
12,22,32タイマ回路
12a,13,16,17抵抗
12bコンデンサ
14,24,34バイパスダイオード
15,35セルフシャットオフ回路
15a,15b抵抗
23,25c,26,27抵抗
25a,25bダイオード
25dトランジスタ
25eコンデンサ
33,36,37,41,42抵抗
43コンパレータ
61一次側コイル
62二次側コイル
151,152コンパレータ
153,351トランジスタ
Claims (4)
- 一次側コイルに流れる一次電流が遮断されたとき二次側コイルに二次電圧を発生する点火コイルと、
外部接続された制御手段からの点火信号に応じて、電源から前記一次側コイルに流れる前記一次電流の通電ならびに遮断を行って前記二次電圧を発生させるスイッチ部と、
前記点火信号が示す通電時間の長さを検知する通電検知部と、
前記通電検知部の出力電圧に応じて前記スイッチ部を制御し前記一次電流の通電を停止させる通電停止部と、
を備え、
前記通電検知部は、
前記点火信号が示す通電時間に電荷を蓄積する充電回路と、前記蓄積した電荷を前記点火信号が示す遮断時間に放出する放電回路と、を備え、
前記放電回路は、前記充電回路が有する充電時の時定数よりも小さい放電時の時定数を有し、
前記蓄積した電荷が所定量を超えたとき前記通電停止部を稼動させる、
ことを特徴とする内燃機関用点火装置。 - 前記充電回路は、
前記電荷を蓄積するコンデンサと、該コンデンサに直列接続された充電抵抗と、を有し、
前記放電回路は、
前記充電抵抗と前記コンデンサとの接続点にアノードが接続されたバイパスダイオードと、該バイパスダイオードのカソードに接続された放電抵抗と、を有し、
前記通電検知部は、
前記点火信号のレベルに応じて、前記充電抵抗を介して前記コンデンサに充電電流を流し、前記コンデンサから前記バイパスダイオードおよび前記放電抵抗を介して放電電流を流し、
前記通電停止部は、
前記コンデンサと前記充電抵抗との接続点に生じる前記通電検知部の出力電圧が所定値以上になったとき前記一次電流の通電を停止させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火装置。 - 前記充電回路は、
前記点火信号が前記通電時間を示すハイレベルのとき前記充電電流を前記コンデンサに流し、
前記放電回路は、
前記点火信号が前記遮断時間を示すローレベルのとき前記放電電流を前記放電抵抗を介して前記制御手段または該内燃機関の接地電位の部位に流す、
ことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用点火装置。 - 前記コンデンサと前記充電抵抗との充電時の時定数を1としたとき、前記コンデンサと前記放電抵抗との放電時の時定数が0.02以下となるように前記充電抵抗、前記放電抵抗および前記コンデンサの値を設定した、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関用点火装置。
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