JP2012135849A - 電動工具用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの過負荷保護機能を有する電動工具用装置において、バッテリからの放電時に、過負荷保護が作動するまでの時間を報知できるようにする。
【解決手段】放電電流とバッテリ温度とに基づき過電流カウンタを逐次更新することで、バッテリ50の負荷状態を監視し(S110、S120)、過電流カウンタの値が過負荷判定値α4を越えると、バッテリ50からの放電を停止させて、バッテリ50を過負荷状態から保護する(S160、S170)。過電流カウンタの値は、過負荷保護を開始するまでの残り時間に対応するので、過電流カウンタの値に応じて、表示部を構成する4つの表示素子(LED)の点灯パターンを設定して、各表示素子を点灯制御することで、過負荷保護作動までの残り時間を使用者に通知する(S140〜S230)。
【選択図】図5

Description

本発明は、バッテリからの放電時にバッテリの過負荷状態を検出して放電経路を遮断する過負荷保護機能を備えた電動工具用装置に関する。
従来、こうした過負荷保護機能を備えた電動工具用装置においては、電動工具の使用時にバッテリが過負荷状態になると、使用者に対し何の前触れもなしに、バッテリからの放電経路を遮断して、電動工具の動作を停止させてしまうという問題があった。
そこで、この種の電動工具用装置においては、バッテリからモータへの放電経路に電流検出用のシャント抵抗を設け、シャント抵抗両端の電圧からモータ(延いてはバッテリ)の負荷レベルを検出し、その負荷レベルを、複数の表示素子を用いて表示することが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2004−173471号公報
上記提案の電動工具用装置によれば、使用者は、表示素子の点灯状態からバッテリの負荷レベルを検知できるので、過負荷保護が作動するのを予測しながら電動工具を操作することができる。
しかし、上記提案の電動工具用装置は、単にバッテリの負荷レベルを表示するだけであるので、使用者は、過負荷保護機能によって電動工具の動作が停止されるまでの時間(換言すれば、過負荷保護が作動するまでの時間)を知ることができなかった。
このため、上記提案の電動工具用装置において、使用者は、電動工具の使用中に過負荷保護機能によって電動工具の動作が意図しない停止をさせないように使用することが難しかった。そのため、使用状況によっては不都合な状態で電動工具が停止するといった問題が起こることが考えられた。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、バッテリの過負荷保護機能を有する電動工具用装置において、バッテリからの放電時に、過負荷保護が作動するまでの時間を報知できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の電動工具用装置においては、検出手段が、電動工具の電源であるバッテリの負荷状態を表す物理量を検出し、保護手段が、その検出結果に基づき、バッテリが過負荷状態になったか否かを判定する。
そして、保護手段は、バッテリが過負荷状態になったと判定すると、バッテリからの放電経路を遮断して、バッテリを保護する。つまり、本発明の電動工具用装置は、上述した過負荷保護機能を有する。
また、本発明の電動工具用装置には、検出手段による検出結果に基づき、バッテリの負荷状態が、保護手段が放電経路を遮断する過負荷状態に達するまでの残り時間を表す時間相当値を算出する時間相当値算出手段が設けられている。
そして、報知手段が、その時間相当値算出手段にて算出された時間相当値に基づき、保護手段が過負荷保護機能によって放電経路を遮断するまでの残り時間を報知する。
このため、本発明の電動工具用装置によれば、使用者は、電動工具の使用時に、保護手段が過負荷保護機能によって電動工具の動作を停止させるまでの残り時間を検知することができる。
よって、使用者は、その残り時間が経過するまでの間に、電動工具を用いた作業を一旦終了して、電動工具の駆動を停止させることができるようになり、過負荷保護機能によって電動工具の動作が強制的に停止されてから、電動工具が正常状態に復帰したと判断されるまで、電動工具を長時間使用できなくなるのを防止できる。
ここで、時間相当値算出手段は、検出手段による検出結果に基づき、バッテリの負荷状態が過負荷状態に達して、保護手段がバッテリからの放電経路を遮断するまでの時間を、時間相当値として算出することができればよく、その時間相当値の算出には、保護手段が過負荷状態の判定に用いる検出手段の検出結果を利用するようにすればよい。
従って、検出手段が、バッテリの負荷状態を表す物理量としてバッテリの温度を検出する場合には、請求項2に記載のように、時間相当値算出手段は、その検出手段にて検出されたバッテリの温度に基づき、時間相当値を算出するようにすればよい。
また、検出手段が、バッテリの負荷状態を表す物理量として、バッテリからの放電経路に流れる放電電流を検出する場合には、請求項3に記載のように、時間相当値算出手段は、その検出手段にて検出された放電電流に基づき、時間相当値を算出するようにすればよい。
また、検出手段が、バッテリの負荷状態を表す物理量としてバッテリの温度と放電経路に流れる放電電流とを検出する場合には、請求項4に記載のように、時間相当値算出手段は、その検出手段にて検出されたバッテリの温度と放電電流とに基づき、時間相当値を算出するようにすればよい。
一方、報知手段は、時間相当値算出手段にて算出された時間相当値に従い、バッテリが過負荷状態になって、保護手段がバッテリからの放電経路を遮断するまでの残り時間を使用者に報知できればよい。
また、その残り時間の報知は、例えば、ブザーや音声による聴覚的な報知であっても、LED等の表示素子を用いた視覚的な報知であっても、或いは、これらを組み合わせた報知であってもよい。
そして、視覚的な報知を行う場合、電動工具用装置(詳しくは、電動工具本体やこれに装着されるバッテリパック等)には、通常、バッテリの残容量を表示するための表示素子が設けられることから、請求項5に記載のように、報知手段は、その表示素子を、バッテリの残容量表示とは異なる表示状態に制御することで、保護手段が放電経路を遮断するまでの残り時間を報知するようにするとよい。
つまり、このようにすれば、残容量表示のための表示素子を利用して、残り時間を報知することができるため、残り時間報知専用の表示素子を設けることなく、残り時間を視覚的に報知することができるようになり、報知手段の構成を簡単にして、製造コストを削減することができる。
実施形態の電動工具全体の構成を表す側面図である。 電動工具本体に装着されるバッテリパックの外観を表す斜視図である。 バッテリパックを含む電動工具全体の回路構成を表す回路図である。 バッテリの残容量及び過負荷保護作動までの残り時間を表示する際の表示素子の点灯パターンを説明する説明図である。 バッテリパック内のMCUにて実行される過負荷保護判定処理を表すフローチャートである。 カウンタ加減算値算出用のマップを表す説明図である。 過電流カウンタのカウント値の変化及び放電停止動作を表す説明図である。 放電電流に基づき実行される過負荷保護判定処理を表すフローチャートである。 バッテリ温度に基づき実行される過負荷保護判定処理を表すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[電動工具全体の構成]
図1は、本発明が適用された実施形態の電動工具の側面図である。
図1に示すように、本実施形態の電動工具は、所謂ドライバドリルとして構成された電動工具本体(以下単に本体ともいう)10と、本体10に着脱可能に装着されて、本体10に直流電源を供給するためのバッテリパック40とを備える。
本体10は、モータハウジング14と、モータハウジング14の前方に位置するギアハウジング16と、ギアハウジング16の前方に位置するドリルチャック18と、モータハウジング14の下方に位置するハンドグリップ20とを備えている。
モータハウジング14は、ドリルチャック18を回転駆動させる駆動力を発生する駆動モータM1(図3参照)を収容している。
ギアハウジング16は、駆動モータM1の駆動力をドリルチャック18に伝達するギア機構(図示せず)を収容している。
ドリルチャック18は、当該ドリルチャック18の前端部に工具ビット(図示せず)を着脱自在に装着する装着機構(図示せず)を備えている。
ハンドグリップ20は、電動工具の使用者が当該ハンドグリップ20を片手で把持可能に成形されている。そして、ハンドグリップ20の上部前方には、電動工具の使用者が駆動モータM1を駆動/停止するためのトリガスイッチ22が設けられている。
また、ハンドグリップ20の下端部には、バッテリパック40を着脱可能に本体10に装着ためのバッテリパック装着部24が設けられている。このバッテリパック装着部24は、電動工具の使用者がバッテリパック40を本体10の前方に摺動させることで、バッテリパック40をバッテリパック装着部24から離脱できるように構成されている。
つまり、図2に示すように、バッテリパック40の上部には、本体10のバッテリパック装着部24や、充電器(図示せず)に接続するためのコネクタ部42が形成されている。また、コネクタ部42には、バッテリパック40と電気的に接続するための電源端子部44及び接続端子部46が設けられている。
一方、バッテリパック40は、本体10のバッテリパック装着部24や図示しない充電器のバッテリパック装着部に装着するためのコネクタ部42が形成されたケース(図2参照)内に、コネクタ部42を介して充放電可能なバッテリ50を収納したもの(図3参照)である。
そして、バッテリパック40は、コネクタ部42を介して本体10に装着することで、コネクタ部42に設けられた電源端子部44及び接続端子部46を介して、本体10の内部回路と電気的に接続され、本体10に直流電源を供給できるようになる(図3参照)。
また同様に、バッテリパック40は、コネクタ部42を介して図示しない充電器に装着することで、電源端子部44及び接続端子部46を介して、充電器側の充電回路と電気的に接続され、充電器からバッテリ50に充電できるようになる。
また、図2に示すように、バッテリパック40のケースのコネクタ部42と異なる面(本実施形態では本体10に装着した際、本体10の後方を向く後端面)には、バッテリ50の残容量や異常を表示するための表示部86が設けられている。
この表示部86は、LEDからなる4つの表示素子81,82,83,84を一列に配置することにより構成されており、その配列方向一端側には、表示部86への残容量若しくは異常状態の表示を指令するための表示スイッチ80が設けられている。
[電動工具本体10の回路構成]
次に、図3は、バッテリパック40を本体10に装着した際に、バッテリパック40と本体10とで形成される駆動モータM1制御用の回路を表す回路図である。
図3に示すように、本体10には、バッテリパック40の電源端子部44に接続するための端子として、正極側端子32A、負極側端子32Bが備えられ、同じく接続端子部46に接続するための端子として、信号端子34Aが備えられている。
正極側端子32Aは、メインスイッチSW1及び正極側電源ラインL1Aを介して、駆動モータM1の一端に接続されており、負極側端子32Bは、駆動モータM1への通電制御用のトランジスタQ1及び負極側電源ラインL1Bを介して、駆動モータM1の他端に接続されている。
本実施形態では、駆動モータM1は、ブラシ付き直流モータにて構成されており、メインスイッチSW1がオン状態であるとき、トランジスタQ1がバッテリパック40からの入力信号によりオンされることにより、通電されて、回転する。
なお、駆動モータM1には、トランジスタQ1のターンオフ時に負極側電源ラインL1Bに発生した高電圧を正極側電源ラインL1Aに戻すためのダイオード(所謂フライホイールダイオード)D1が接続されている。
また、メインスイッチSW1は、上述したトリガスイッチ22と連動してオン・オフ状態が切り換えられるものであり、トリガスイッチ22が引かれるとメインスイッチSW1がオンし、トリガスイッチ22が放されるとメインスイッチSW1がオフする。
また、トランジスタQ1には、Nチャネル型MOSFETが用いられている。
次に、本体10には、内部回路駆動用の電源電圧を生成する制御用電源回路36と、バッテリパック40との間で信号を入出力する入出力回路38とが備えられている。
制御用電源回路36は、ツェナーダイオードZD1と、コンデンサC1とを備えている。そして、ツェナーダイオードZD1のカソードは、抵抗R1を介して正極側電源ラインL1Aに接続されており、ツェナーダイオードZD1のアノードは、本体10のグランドに接地されている。
また、コンデンサC1は、電解コンデンサからなる。そして、コンデンサC1の正極側は、ツェナーダイオードZD1のカソードとともに、抵抗R1を介して、正極側電源ラインL1Aに接続され、コンデンサC1の負極側は、本体10のグランドに接地されている。
なお、本体10のグランドには、負極側端子32Bが接続されており、本体10にバッテリパック40が装着された際には、この負極側端子32Bを介して、バッテリパック40の負極側電源ラインL2B(延いてはバッテリ50の負極側端子52B)に接続される。
また、メインスイッチSW1がオン状態であるとき、正極側電源ラインL1Aには、正極側端子32Aを介して、バッテリパック40の正極側電源ラインL2A(延いてはバッテリ50の正極側端子52A)に接続される。
従って、制御用電源回路36では、メインスイッチSW1がオンされているときに、正極側電源ラインL1Aから、抵抗R1を介してツェナーダイオードZD1のアノードにバッテリ電圧(例えば直流36V)が印加され、ツェナーダイオードZD1によって所定の一定電圧(例えば直流5V)に降圧される。
そして、コンデンサC1は、その降圧された直流電圧により充電され、コンデンサC1の両端電圧は、本体10の内部回路を動作させるための電源電圧Vccとして、各種内部回路に供給される。
次に、入出力回路38は、トランジスタQ2と、抵抗R2,R3,R4,R5とを備える。
トランジスタQ2は、NPN型バイポーラトランジスタにて構成されており、そのベースは、抵抗R3を介して、信号端子34Aに接続されるとともに、抵抗R4を介して、グランドに接地されている。
また、信号端子34Aには、抵抗R2を介して電源電圧Vccが印加され、トランジスタQ2のコレクタにも、抵抗R5を介して電源電圧Vccが印加されている。また、トランジスタQ2のコレクタは、トランジスタQ1のゲートにも接続されており、トランジスタQ2のエミッタは、グランドに接地されている。
抵抗R2,R3,R4の抵抗値は、メインスイッチSW1がオンされてから電源電圧Vccが所定電圧に達したときにトランジスタQ2がオンし、信号端子34Aの電位が電源電圧Vcc近傍のハイレベルになるように設定されている。
そして、トランジスタQ2がオン状態であるときには、トランジスタQ1のゲートがトランジスタQ2を介してグランドに接地されることから、トランジスタQ1はオフ状態となって、駆動モータM1への通電経路を遮断する。
また、バッテリパック40の内部回路(後述するトランジスタQ4)により、信号端子34Aがグランドに接地されると、トランジスタQ2はオフ状態となる。そして、この状態では、抵抗R5を介してトランジスタQ1のゲートに電源電圧Vccが印加されることから、トランジスタQ1はオン状態となって、駆動モータM1への通電経路を形成する。
なお、本実施形態では、トランジスタQ2のコレクタがトランジスタQ1のゲートに直接接続されるが、トランジスタQ2のコレクタは、トランジスタQ1をスイッチングするための駆動回路を介して、トランジスタQ1のゲートに接続してもよい。
[バッテリパック40の回路構成]
一方、バッテリパック40には、電源端子部44に設けられた正極側端子44A及び負極側端子44Bと、接続端子部46に設けられた3つの信号端子46A,46B,46Cと、バッテリ50と、制御回路60とが備えられている。
正極側端子44Aには、正極側電源ラインL2Aを介してバッテリ50の正極側端子52Aが接続され、負極側端子44Bには、負極側電源ラインL2Bを介してバッテリ50の負極側端子52Bが接続されている。
そして、バッテリパック40を本体10に装着した際、正極側端子44Aは、本体10の正極側端子32Aと接続され、負極側端子44Bは、本体10の負極側端子32Bと接続され、信号端子46Aは、本体10の信号端子34Aに接続される。
なお、信号端子46B,46Cは、バッテリパック40を充電器に装着した際、充電器側の接続端子部に接続されるものであり、バッテリパック40を本体10に装着した際には、開放状態となる。
バッテリ50は、正極側端子52Aと負極側端子52Bとの間に、複数(例えば10個)のバッテリセルを直列接続することにより構成されており、駆動モータM1を駆動するための駆動電圧(例えば、直流36V)を発生する。
なお、バッテリセルは、例えば、単体で3.6Vの直流電圧を発生するリチウムイオンバッテリにて構成される。このため、バッテリ50は、高出力可能であり、例えば、出力可能な放電電流は10A以上である。
制御回路60は、電流測定回路62と、電圧測定回路64と、温度測定回路66と、スイッチ操作検出回路68と、充電器検出回路72と、図2に示した表示スイッチ80及び表示部86と、主制御ユニット(Main Control Unit :MCU)70と、トランジスタQ4と、を備えている。
ここで、電流測定回路62は、正極側電源ラインL2A若しくは負極側電源ラインL2Bに流れる電流を検出するためのものであり、その電流に応じた電圧値を有する電流検出信号をMCU70に出力する。
また、電圧測定回路64は、バッテリ50を構成する各バッテリセルの電圧を順番に測定し、測定電圧に応じた電圧値を有する電圧検出信号をMCU70に出力する。
また、温度測定回路66は、バッテリ50周囲に配置されるサーミスタを含み、サーミスタを介してバッテリ温度を測定して、その測定温度に応じた電圧値を有する温度検出信号をMCU70に出力する。
次に、スイッチ操作検出回路68は、本体10のトリガスイッチ22が操作されたことを検出するためのものであり、トランジスタQ3と、抵抗R6,R7,R8とを備えている。
トランジスタQ3は、NPN型バイポーラトランジスタにて構成されており、そのベースは、抵抗R6を介して、信号端子46Aに接続されるとともに、抵抗R7を介して、バッテリパック40におけるグランドに接地されている。また、トランジスタQ3のエミッタは、グランドに接地されている。
なお、バッテリパック40のグランドは、負極側電源ラインL2Bに接続されている。このため、バッテリパック40が本体10に装着された際には、バッテリパック40と本体10のグランドが同電位となり、これら各グランドはバッテリ50の負極とも同電位になる。
また、トランジスタQ3のコレクタは、MCU70に接続されると共に、抵抗R8を介して、バッテリパック40に設けられた制御用電源回路(図示せず)からの電源電圧Vdd(例えば、直流5V)の出力経路に接続されている。
なお、制御用電源回路は、バッテリ50から電源供給を受けて一定の電源電圧Vddを生成し、バッテリパック40内の各種電子回路に電源供給を行うものであり、例えば、スイッチング電源回路等で構成されている。
一方、トランジスタQ4は、Nチャネル型MOSFETにて構成されており、そのドレインは、トランジスタQ3のベースが抵抗R6を介して接続される信号端子46Aに接続されている。また、トランジスタQ4のソースは、グランドに接地され、トランジスタQ4のゲートは、MCU70に接続されている。
このため、トランジスタQ4は、MCU70からの出力信号(後述する放電制御信号)にてオン・オフされ、トランジスタQ4のオフ時には、信号端子46Aが開放状態となる。
従って、バッテリパック40が本体10に装着されて、トリガスイッチ22が操作された際(メインスイッチSW1:オン)、トランジスタQ4がオフ状態であれば、本体10の信号端子34Aからバッテリパック40の信号端子46Aに、バッテリパック40内の電源電圧Vccに対応したハイレベルの信号が入力され、スイッチ操作検出回路68内のトランジスタQ3がオン状態となって、スイッチ操作検出回路68からMCU70への入力信号はローレベルとなる。
また、バッテリパック40が本体10に装着されても、トリガスイッチ22が操作されなければ(メインスイッチSW1:オフ)、本体10の信号端子34Aはローレベル(グランド電位)となるため、スイッチ操作検出回路68内のトランジスタQ3はオフ状態となって、スイッチ操作検出回路68からMCU70への入力信号はハイレベルとなる。
次に、充電器検出回路72は、バッテリパック40が充電器に装着されて、充電器から信号端子46Cにハイレベル(例えば直流5V)の信号が入力されたときに、その旨を表す検出信号を入力するものであり、スイッチ操作検出回路68と同様に構成されている。
つまり、充電器検出回路72は、信号端子46Cが開放状態にあるときには、プルアップ抵抗を介して、電源電圧Vddに対応したハイレベルの信号をMCU70に入力し、充電器から信号端子46Cにハイレベルの信号が入力されると、MCU70への信号経路に接続されたトランジスタがオン状態となって、信号経路をグランドに接地し、MCU70への出力をローレベルにする。
このため、MCU70側では、スイッチ操作検出回路68からの入力信号に基づき、バッテリパック40が装着された本体10側でトリガスイッチ22が操作されたことを検知でき、充電器検出回路72からの入力信号に基づきバッテリパック40が充電器に装着されたことを検知できる。
また、MCU70は、CPU、ROM、RAM、書換可能な不揮発性メモリ、入出力(I/O)ポート、A/D変換器等からなる周知のマイクロコンピュータにて構成されており、ROMに記憶された各種プログラムに従ってバッテリ50の充・放電及び状態表示のための各種制御処理を実行する。
[MCU70による表示制御]
次に、バッテリパック40内のMCU70にて実行される各種制御処理のうち、表示部86にバッテリ50の残容量や過負荷保護作動までの残り時間を表示するために実行される処理について説明する。
まず、表示部86へのバッテリ50の残容量表示は、電流測定回路62及び電圧測定回路64からの検出信号(換言すればバッテリ50に流れた電流及びバッテリ電圧)に基づきバッテリ50の残容量を算出し、表示スイッチ80が押下されると、予め設定された表示時間だけ、その算出した残容量を表示部86に表示する、といった手順で実行される。
なお、この残容量表示での表示素子81〜84の点灯パターンは、図4(a)に示すように予め設定されている。
つまり、バッテリ50の残容量が「0〜25%」のときには、1個の表示素子81(LED1)だけを点灯し、他の表示素子82〜84(LED2〜4)を消灯する。
また、バッテリ50の残容量が「25%〜50%」のときには、2個の表示素子81、82(LED1、2)を点灯し、他の表示素子83、84(LED3、4)を消灯する。
また、バッテリ50の残容量が「50%〜75%」のときには、3個の表示素子81〜83(LED1〜3)を点灯し、残りの表示素子84(LED4)を消灯する。
また、バッテリ50の残容量が「75%〜100%」のときには、全ての表示素子81〜84(LED1〜4)を点灯させる。
一方、過負荷保護作動までの残り時間の表示は、バッテリパック40が本体10に装着されているときに、MCU70が、図5に示す過負荷保護判定処理をメインルーチンの一つとして繰り返し実行することにより、実施される。
この過負荷保護判定処理は、電流測定回路62及び温度測定回路66にて測定される放電電流及びバッテリ温度に基づき、バッテリ50の負荷状態を監視し、バッテリ50が過負荷状態になると、放電制御信号をローレベルにして、バッテリ50から駆動モータM1への放電を停止させる処理である。
以下、この過負荷保護判定処理を、図5のフローチャートに沿って詳しく説明する。
この過負荷保護判定処理は、MCU70において、一定周期(例えば、0.5秒毎)で実行される処理であり、処理が開始されると、まず、S110(Sはステップを表す)にて、電流測定回路62及び温度測定回路66から放電電流及びバッテリ温度を読み込む。
次に、S120では、S110の処理で読み込んだ現在の放電電流及びバッテリ温度に基づき、過電流カウンタ更新用の加減算値を算出し、その算出した加減算値を過電流カウンタに加算することで、過電流カウンタを更新する。
ここで、過電流カウンタは、バッテリ50の負荷の大きさをカウント値として記憶するものであり、本実施形態では、その値を、バッテリ50が過負荷状態に達するまでの残り時間を表す時間相当値としても利用する。
また、S120では、この過電流カウンタを更新するための加減算値を、放電電流及びバッテリ温度に基づき算出するが、その算出には、例えば、マップが使用される。
このマップには、例えば、図6に示すように、放電電流が閾値未満であれば加減算値として零若しくは負の値を設定し、放電電流が閾値以上であれば加減算値として正の値を設定するように構成されたものが、バッテリ50の所定の温度範囲毎に複数用意されている。
そして、MCU70は、S120において、バッテリ温度に対応するマップを選択し、そのマップを用いて、放電電流に対応した加減算値を算出する。
図6の加減算値算出用のマップは、放電電流が大きいほど加減算値が大きくなるように設定されており、温度範囲が異なるマップ間では、バッテリ温度が高いほど、放電電流に対する加減算値が大きくなるように設定される。
これは、バッテリ50は、放電電流が大きいほど発熱し易く、バッテリ温度(詳しくはバッテリ50の表面温度、延いては周囲温度)が高いほど、バッテリ50が劣化し易いためである。
なお、S120にて加減算値を算出する際には、必ずしも上記マップを用いる必要はなく、放電電流及びバッテリ温度をパラメータする2次元マップや、これら各値をパラメータとする演算式を用いるようにしてもよい。
次に、S120にて、過電流カウンタが更新されると、S130に移行して、現在、放電電流が流れているか否かを判断する。
そして、放電電流が流れていなければ、S140に移行して、表示部86の全ての表示素子(LED)81〜84を消灯させるよう、表示部86の点灯パターンを設定し、S150に移行する。
一方、S130にて、現在、放電電流が流れていると判断された場合には、S160に移行して、過電流カウンタの値は、過負荷判定値α4よりも大きいか否かを判断する。
そして、過電流カウンタの値が過負荷判定値α4よりも大きい場合には、バッテリ50が過負荷状態になっていると判断して、S170に移行する。
S170では、放電制御信号をローレベルにすることにより、本体10側のトランジスタQ2をオン状態、トランジスタQ1をオフ状態にして、バッテリ50から駆動モータM1への放電を禁止する、過負荷保護を作動させる。
またS170では、過負荷保護作動までの残り時間表示用の点灯パターンとして、表示部86の1個の表示素子81(LED1)を点滅させ、他の表示素子82〜84(LED2〜4)を消灯する点灯パターンを設定する(図4(b)参照)。そして、S170の処理後は、S150に移行する。
なお、図4(b)に示すように、この点灯パターンは、過電流カウンタの値が、第1設定値α1を越えると、表示部86の全ての表示素子81〜84(LED1〜4)を点滅させ、過電流カウンタの値が、第1設定値α1から、第2設定値α2、第3設定値α3、過負荷判定値α4へと大きくなるにつれて、点滅させる表示素子の数を段階的に少なくすることで、過負荷保護作動までの残り時間を報知するように設定されている。
次に、S160にて、過電流カウンタの値は、過負荷判定値α4以下であると判断された場合には、S180に移行して、過電流カウンタの値は、残り時間判定用の第3設定値α3(α3<α4)よりも大きいか否かを判断する。
そして、過電流カウンタの値が第3設定値α3よりも大きい場合には、S190に移行し、残り時間表示用の点灯パターンとして、表示部86の2個の表示素子81、82(LED1、2)を点滅させ、他の表示素子83、84(LED3、4)を消灯する点灯パターンを設定し、S150に移行する。
また、S180にて、過電流カウンタの値は第3設定値α3以下であると判断された場合には、S200に移行して、過電流カウンタの値は、残り時間判定用の第2設定値α2(α2<α3)よりも大きいか否かを判断する。
そして、過電流カウンタの値が第2設定値α2よりも大きい場合には、S210に移行し、残り時間表示用の点灯パターンとして、表示部86の3個の表示素子81〜83(LED1〜3)を点滅させ、残りの表示素子84(LED4)を消灯する点灯パターンを設定し、S150に移行する。
また、S200にて、過電流カウンタの値は第2設定値α2以下であると判断された場合には、S220に移行して、過電流カウンタの値は、残り時間判定用の第1設定値α1(α1<α2)よりも大きいか否かを判断する。
そして、過電流カウンタの値が第1設定値α1よりも大きい場合には、S230に移行し、残り時間表示用の点灯パターンとして、表示部86の全ての表示素子81〜84(LED1〜4)を点灯させる点灯パターンを設定し、S150に移行する。
また、S220にて、過電流カウンタの値は第1設定値α1以下であると判断された場合には、現在のバッテリ50の負荷状態では過負荷保護が作動することはないと判断して、S140に移行し、表示部86の全ての表示素子(LED)81〜84を消灯させる点灯パターンを設定して、S150に移行する。
そして、S150では、S140、S170、S190、S210、又は、S230で設定された表示部86の点灯パターンに従い、表示部86の表示素子81〜84を点滅させることで、バッテリ50が過負荷状態となって過負荷保護が作動するまでの残り時間を表示するLED点灯処理を実行し、当該表示制御処理を一旦終了する。
[実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態では、バッテリパック40内のMCU70が、図7に例示するように、放電電流とバッテリ温度とに基づき過電流カウンタを逐次更新してゆくことにより、バッテリ50の負荷状態を監視する。
そして、過電流カウンタの値が過負荷判定値α4を越えると、バッテリ50が過負荷状態になったと判断して、バッテリ50からの放電を停止させることで、バッテリ50を過負荷状態から保護する。
また、過電流カウンタの値は、過負荷判定値α4に達するまでは、MCU70が過負荷保護を開始するまでの時間を表す値となるので、本実施形態では、過電流カウンタの値を、MCU70が過負荷保護を開始するまでの残り時間を表す時間相当値として利用する。
そして、MCU70は、バッテリ50の放電に伴い過電流カウンタの値が第1設定値α1を越えると、表示部86の全ての表示素子81〜84(LED1〜4)を点滅させることで、使用者に、過負荷保護が作動して電動工具が停止するおそれがあることを通知する。
また、MCU70は、過電流カウンタの値が、第1設定値α1から、第2設定値α2、第3設定値α3、過負荷判定値α4へと大きくなるにつれて、点滅させる表示素子の数を段階的に減らすことで、過負荷保護作動までの残り時間を使用者に通知する。
そして、この残り時間報知用の点灯パターンは、残容量表示の点灯パターンとは異なり、表示素子(LED)を点滅させるようになっているので、使用者は、電動工具の使用中、点滅している表示素子(LED)の数から、過負荷保護作動までの残り時間を検知することができる。
従って、使用者は、その残り時間が経過するまでの間に、電動工具を用いた作業を一旦終了して、電動工具の駆動を停止させることができるようになり、過負荷保護機能によって電動工具の動作が強制的に停止されてから、電動工具が正常状態に復帰したと判断されるまで、電動工具を長時間使用できなくなるのを防止できる。
また、本実施形態においては、過負荷保護作動までの残り時間を、バッテリ50の残容量表示に使用される表示部86を利用して報知するので、残り時間報知用の表示部を別途設ける必要がない。このため、装置構成を簡単にして、電動工具(本実施形態ではバッテリパック70)のコストアップを防止することができる。
ここで、本実施形態においては、時間相当値としての過電流カウンタを更新するのに用いられる電流測定回路62及び温度測定回路66が、本発明の検出手段に相当する。また、図5に示す過負荷保護判定処理において、過電流カウンタを更新するS120の処理が、本発明の時間相当値算出手段に相当する。
また、過負荷保護判定処理において、過電流カウンタの値に基づき表示部86の点灯パターンを設定して、表示部86の各表示素子81〜84の点滅状態を制御するS140〜S230の処理が、本発明の報知手段に相当し、この内、S160、S170の処理は、本発明の保護手段にも相当する。
[変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、過電流カウンタの加減算値を算出する際、放電電流とバッテリ温度を用いるものとして説明したが、放電電流だけで加減算値を算出するようにしてもよく、或いは、バッテリ温度だけで加減算値を算出するようにしてもよい。
つまり、このようにしても、過電流カウンタを、放電電流の積算値、或いは、バッテリ温度の積算値として更新し、上記実施形態と同様、過電流カウンタを、バッテリ50の負荷の大きさ(延いては、過負荷保護作動までの残り時間)を表すパラメータとして利用することができる。
一方、上記実施形態では、放電電流とバッテリ温度とに基づき過電流カウンタを更新し、その過電流カウンタの値に基づき、過負荷判定及び残り時間の判定を行うものとして説明したが、例えば、図8に示す手順で過負荷保護判定処理を実行するようにしても、過負荷判定及び残り時間の判定を行うことができる。
そこで、次に、図8に示す過負荷保護判定処理について説明する。
図8に示す過負荷保護判定処理は、電流測定回路62で測定される放電電流に基づき、残り時間算出用の複数(本実施形態では3つ)のカウンタCa、Cb、Ccを更新し、各カウンタCa〜Ccの値に基づき、過負荷判定及び残り時間の判定を行うようにしたものである。
この過負荷保護判定処理は、図3に示した過負荷保護判定処理と同様、MCU70において、一定周期毎(例えば、1秒毎)に、メインルーチンの一つとして実行される。
図8に示すように、この過負荷保護判定処理が開始されると、まずS310にて、電流測定回路62からバッテリ50の放電電流Idを読み込み、続くS320にて、放電電流Idは第4しきい値(例えば、80A)以上であるか否かを判断する。
そして、放電電流Idが第4しきい値に達していなければ、S330に移行して、放電電流Idは第3しきい値(例えば、60A)以上であるか否かを判断し、放電電流Idが第3しきい値に達していなければ、S340に移行する。
また、S340では、放電電流Idは第2しきい値(例えば、40A)以上であるか否かを判断し、放電電流Idが第2しきい値に達していなければ、S350に移行して、放電電流Idは第1しきい値(例えば、20A)未満であるか否かを判断する。
そして、S350にて、放電電流Idは第1しきい値未満ではないと判断されると、S400に移行し、S350にて、放電電流Idは第1しきい値未満であると判断されると(換言すればバッテリ50が過負荷状態になるおそれがない場合には)、S360にて、残り時間算出用の全てのカウンタCa〜Ccに初期値を設定し、S400に移行する。
なお、カウンタCaは、後述の処理によって、放電電流Idが第4しきい値(80A)以上であるときに更新(カウントダウン)される80A以上カウンタであり、カウンタCbは、同じく、放電電流Idが第3しきい値(60A)以上であるときに更新(カウントダウン)される60A以上カウンタであり、カウンタCcは、同じく、放電電流Idが第2しきい値(40A)以上であるときに更新(カウントダウン)される40A以上カウンタである。
そして、S360では、80A以上カウンタCaには、初期値「30」を設定し、60A以上カウンタCbには、カウンタCaよりも大きい初期値「60」を設定し、40A以上カウンタCcには、カウンタCa、Cbよりも更に大きい初期値「100」を設定する。
次に、S340にて、放電電流Idが第2しきい値(40A)以上であると判断された場合には、S370にて、40A以上カウンタCcをデクリメント(−1)した後、S400に移行する。
また、S330にて、放電電流Idが第3しきい値(60A)以上であると判断された場合には、S380にて、60A以上カウンタCbと40A以上カウンタCcとをそれぞれデクリメント(−1)した後、S400に移行する。
また、S320にて、放電電流Idが第4しきい値(80A)以上であると判断された場合には、S390にて、80A以上カウンタCa、60A以上カウンタCb、及び、40A以上カウンタCcを、それぞれデクリメント(−1)した後、S400に移行する。
次に、S400では、上記S360〜S390の処理により更新されるカウンタCa〜Ccの中から、カウント値が最小となっている最小カウンタを選択する。
そして、続くS410では、その選択した最小カウンタの値は、過負荷判定用の最小値「0」であるか否かを判断し、最小カウンタの値が最小値「0」である場合には、バッテリ50が過負荷状態になっていると判断して、S420に移行する。
S420では、放電制御信号をローレベルにすることにより、本体10側のトランジスタQ2をオン状態、トランジスタQ1をオフ状態にして、バッテリ50から駆動モータM1への放電を禁止する、過負荷保護を作動させる。
またS420では、残り時間表示用の点灯パターンとして、表示部86の1個の表示素子81(LED1)を点滅させ、他の表示素子82〜84(LED2〜4)を消灯する点灯パターンを設定する。そして、S420の処理後は、S430に移行する。
次に、S410にて、最小カウンタの値は、最小値「0」ではないと判断されると、S440に移行して、最小カウンタの値は、値1〜5の範囲内にあるか否かを判断する。そして、最小カウンタの値が、値1〜5の範囲内にある場合には、S450に移行し、残り時間表示用の点灯パターンとして、表示部86の2個の表示素子81、82(LED1、2)を点滅させ、他の表示素子83、84(LED3、4)を消灯する点灯パターンを設定し、S430に移行する。
また、S440にて、最小カウンタの値は、値1〜5の範囲内にないと判断されると、S460に移行して、最小カウンタの値は、値6〜10の範囲内にあるか否かを判断する。
そして、最小カウンタの値が、値6〜10の範囲内にある場合には、S470に移行し、残り時間表示用の点灯パターンとして、表示部86の3個の表示素子81〜83(LED1〜3)を点滅させ、残りの表示素子84(LED4)を消灯する点灯パターンを設定し、S430に移行する。
また、S460にて、最小カウンタの値は、値6〜10の範囲内にないと判断されると、S480に移行して、最小カウンタの値は、値11〜15の範囲内にあるか否かを判断する。
そして、最小カウンタの値が、値11〜15の範囲内にある場合には、S490に移行し、残り時間表示用の点灯パターンとして、表示部86の4個の表示素子81〜83(LED1〜4)を全て点滅させる点灯パターンを設定し、S430に移行する。
また、S480にて、最小カウンタの値は、値11〜15の範囲内にない(換言すれば、値16以上である)と判断された場合には、現在のバッテリ50の負荷状態では過負荷保護が作動することはないと判断して、S500に移行し、表示部86の全ての表示素子(LED)81〜84を消灯させる点灯パターンを設定して、S430に移行する。
そして、S430では、上記実施形態のS150と同様、S420、S450、S470、S490、又は、S500で設定された表示部86の点灯パターンに従い、表示部86の表示素子81〜84を点滅させることで、バッテリ50が過負荷状態となって過負荷保護が作動するまでの残り時間を表示するLED点灯処理を実行し、当該表示制御処理を一旦終了する。
このように、図8に示す過負荷保護判定処理では、バッテリ50からの放電電流Idに応じて、残り時間算出用の複数のカウンタCa、Cb、Ccを更新(カウントダウン)し、カウント値が最も小さいカウンタを最小カウンタとして選択することで、その最小カウンタの値を、過負荷保護作動までの残り時間を表す時間相当値として求める。そして、その時間相当値である最小カウンタの値に応じて、表示部86の点灯パターンを設定することで、過負荷保護作動までの残り時間を報知する。
従って、MCU70において、図8に示す過負荷保護判定処理を実行するようにしても、使用者は、過負荷保護作動までの残り時間を検知して、その残り時間が経過するまでの間に、電動工具を用いた作業を一旦終了することができるようになり、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、図8に示す過負荷保護判定処理においては、放電電流Idに基づきカウンタCa〜Ccのカウント値を更新して、カウンタCa〜Ccの中からカウント値が最も小さい最小カウンタを選択するS310〜S400の処理が、本発明の時間相当値算出手段に相当する。
また、図8に示す過負荷保護判定処理において、最小カウンタの値に基づき表示部86の点灯パターンを設定して、表示部86の各表示素子81〜84の点滅状態を制御するS410〜S430の処理が、本発明の報知手段に相当し、この内、S410、S420の処理は、本発明の保護手段にも相当する。
ここで、図8に示す過負荷保護判定処理は、バッテリ50からの放電電流Idに基づき、残り時間算出用の複数のカウンタCa、Cb、Ccを更新(カウントダウン)するようにされているが、この過負荷判定処理は、図9に示すように、温度測定回路66にて測定されるバッテリ温度Tに基づき、残り時間算出用の複数のカウンタCd、Ce、Cfを更新(カウントダウン)するようにしてもよい(S312〜S392)。
つまり、このようにしても、S402にて、カウンタCd、Ce、Cfの中から、カウント値が最も小さい最小カウンタを求めるようにすれば、続くS410〜S500の処理にて、その最小カウンタの値に応じて、表示部86の点灯パターンを設定することで、過負荷保護作動までの残り時間を報知することができる。
なお、図9に示す過負荷保護判定処理では、バッテリ温度Tが50℃に達していないときに、全カウンタCd、Ce、Cfを初期値「30」、「40」、「50」に設定し(S362)、バッテリ温度Tが70℃以上であるとき、全てのカウンタCd、Ce、Cfの値をデクリメントし(S392)、バッテリ温度Tが65℃以上であるとき、カウンタCe、Cfの値をデクリメントし(S382)、バッテリ温度Tが60℃以上であるとき、カウンタCfの値をデクリメントする(S372)ことで、各カウンタCd、Ce、Cfの値をバッテリ温度Tに応じて更新する。
また次に、上記実施形態及び変形例では、図5、図8、図9に示した過負荷保護判定処理は、電動工具用装置であるバッテリパック40内のMCU70が実行するものとして説明したが、他の電動工具用装置である本体10側に放電制御用のMCUを設けて、このMCUにて過負荷保護判定処理を実行するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、本発明をドライバドリルに適用した場合について説明したが、ドライバドリル以外の電動工具を構成する電動工具用装置(つまり、バッテリパック、電動工具本体、等)に本願発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、ブラシ付き直流モータが駆動モータM1として用いられていたが、ブラシレス直流モータや交流モータが用いられてもよい。ただし、ブラシレス直流モータや交流モータを駆動モータM1として用いる場合には、本体10をそのように構成する必要はある。
10…本体(電動工具本体)、14…モータハウジング、16…ギアハウジング、18…ドリルチャック、20…ハンドグリップ、22…トリガスイッチ、SW1…メインスイッチ、24…バッテリパック装着部、32A…正極側端子、32B…負極側端子、34A…信号端子、36…制御用電源回路、38…入出力回路、L1A…正極側電源ライン、L1B…負極側電源ライン、M1…駆動モータ、Q1…トランジスタ(Nチャネル型MOSFET)、40…バッテリパック、42…コネクタ部、44…電源端子部、44A…正極側端子、44B…負極側端子、46…接続端子部、46A〜46C…信号端子、50…バッテリ、52A…正極側端子、52B…負極側端子、60…制御回路、62…電流測定回路、64…電圧測定回路、66…温度測定回路、68…スイッチ操作検出回路、70…MCU、72…充電器検出回路、L2A…正極側電源ライン、L2B…負極側電源ライン、Q4…トランジスタ(Nチャネル型MOSFET)、80…表示スイッチ、81〜84…表示素子(LED)、86…表示部。

Claims (5)

  1. 電動工具の電源であるバッテリの負荷状態を表す物理量を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づき、前記バッテリが過負荷状態になったか否かを判定し、前記バッテリが過負荷状態になったと判定すると、前記バッテリからの放電経路を遮断して前記バッテリを保護する保護手段と、
    を備えた電動工具用装置において、
    前記検出手段による検出結果に基づき、前記バッテリの負荷状態が、前記保護手段が前記放電経路を遮断する過負荷状態に達するまでの残り時間を表す時間相当値を算出する時間相当値算出手段と、
    該時間相当値算出手段にて算出された時間相当値に基づき、前記保護手段が前記放電経路を遮断するまでの残り時間を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする電動工具用装置。
  2. 前記検出手段は、前記バッテリの負荷状態を表す物理量として、前記バッテリの温度を検出し、
    前記時間相当値算出手段は、前記検出手段にて検出された前記バッテリの温度に基づき、前記時間相当値を算出することを特徴とする請求項1に記載の電動工具用装置。
  3. 前記検出手段は、前記バッテリの負荷状態を表す物理量として、前記放電経路に流れる放電電流を検出し、
    前記時間相当値算出手段は、前記検出手段にて検出された放電電流に基づき、前記時間相当値を算出することを特徴とする請求項1に記載の電動工具用装置。
  4. 前記検出手段は、前記バッテリの負荷状態を表す物理量として、前記バッテリの温度と、前記放電経路に流れる放電電流とを検出し、
    前記時間相当値算出手段は、前記検出手段にて検出された前記バッテリの温度と、前記放電電流とに基づき、前記時間相当値を算出することを特徴とする請求項1に記載の電動工具用装置。
  5. 前記報知手段は、前記バッテリの残容量を表示するために当該電動工具用装置に設けられた表示素子を、前記バッテリの残容量表示とは異なる表示状態に制御することで、前記保護手段が前記放電経路を遮断するまでの残り時間を報知することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の電動工具用装置。
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