JPH07282858A - 二次電池の充電方法、充電表示方法、および充電器 - Google Patents

二次電池の充電方法、充電表示方法、および充電器

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JPH07282858A
JPH07282858A JP6098022A JP9802294A JPH07282858A JP H07282858 A JPH07282858 A JP H07282858A JP 6098022 A JP6098022 A JP 6098022A JP 9802294 A JP9802294 A JP 9802294A JP H07282858 A JPH07282858 A JP H07282858A
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JP
Japan
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charging
voltage
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JP6098022A
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English (en)
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Tsutomu Nishikawa
勉 西川
Takashi Narasawa
隆 奈良沢
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二次電池の異常状態や充電の進行状態を判定
して表示できるようにする。 【構成】 二次電池12を充電器Aに装着した後、切換
部2の電流切換により低電流にて充電を行いつつ二次電
池12の電圧を電圧測定部4により測定し、次に充電を
中断して二次電池12の電圧を電圧測定部4により測定
し、さらに高電流に切換えて充電を行いつつ二次電池1
2の電圧、電流を各々電圧測定部4、電流測定部5によ
り測定し、充電判断・制御部6にて各測定結果に基づい
て二次電池12の各種状態を判定し、各判定結果を表示
器8に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リチウムイオン電池や
鉛電池等の二次電池の充電方法、充電表示方法、充電器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の二次電池の充電方法、充電表示方
法においては、特開平4−359638号に記載されて
いるように、充電中には充電電圧のみを測定して充電状
態を監視しており、充電状態の表示は、点滅または点灯
だけで行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、充電電圧のみで充電状態を監視していたた
め、次のような問題点があった。すなわち、二次電池の
充電電圧は早期に一定電圧となるため、二次電池の満充
電状態は判定して表示できても、二次電池のショートや
オープン等の異常状態や二次電池の充電の進行状態を判
定して表示することができなかった。
【0004】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その第1の目的は、二次電池の異常状態や充電
の進行状態を判定できるようにすることにある。
【0005】また、本発明の第2の目的は、二次電池の
異常状態や充電の進行状態を判定して表示できるように
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1に係る二次電池の充電方法は、二次電
池を充電器に装着した後、低電流により充電を行いつつ
該二次電池の電圧を測定し、次に充電を中断して該二次
電池の電圧を測定し、さらに高電流により充電を行いつ
つ該二次電池の電圧及び電流を測定し、各測定結果に基
づいて該二次電池の各種状態を判定するように構成され
ている。
【0007】上記第2の目的を達成するため、請求項2
に係る二次電池の充電表示方法は、二次電池を充電器に
装着した後、低電流により充電を行いつつ該二次電池の
電圧を測定し、次に充電を中断して該二次電池の電圧を
測定し、さらに高電流により充電を行いつつ該二次電池
の電圧及び電流を測定し、各測定結果に基づいて該二次
電池の各種状態を判定し、各判定結果を表示手段に表示
するように構成されている。
【0008】上記第1の目的を達成するため、請求項3
に係る二次電池の充電器は、装着された二次電池に対し
て低電流と高電流とを切換えて供給する切換手段と、前
記二次電池の電圧を測定する電圧測定手段と、前記二次
電池の電流を測定する電流測定手段と、充電の初期段階
では前記切換手段により低電流に切換えて前記二次電池
の充電を行いつつ前記電圧測定手段により該二次電池の
電圧を測定し、次に充電を中断して該電圧測定手段によ
り該二次電池の電圧を測定し、さらに該切換手段により
高電流に切換えて該二次電池の充電を行いつつ該電圧測
定手段、前記電流測定手段により各々該二次電池の電
圧、電流を測定するように制御する測定制御手段と、前
記測定制御手段の制御の下に測定された各測定結果に基
づいて前記二次電池の各種状態を判定する判定手段とを
備えている。
【0009】上記第2の目的を達成するため、請求項4
に係る二次電池の充電器は、装着された二次電池に対し
て低電流と高電流とを切換えて供給する切換手段と、前
記二次電池の電圧を測定する電圧測定手段と、前記二次
電池の電流を測定する電流測定手段と、充電の初期段階
では前記切換手段により低電流に切換えて前記二次電池
の充電を行いつつ前記電圧測定手段により該二次電池の
電圧を測定し、次に充電を中断して該電圧測定手段によ
り該二次電池の電圧を測定し、さらに該切換手段により
高電流に切換えて該二次電池の充電を行いつつ該電圧測
定手段、前記電流測定手段により各々該二次電池の電
圧、電流を測定するように制御する測定制御手段と、前
記測定制御手段の制御の下に測定された各測定結果に基
づいて前記二次電池の各種状態を判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された前記二次電池の各種状態
を表示する表示手段とを備えている。
【0010】上記第1、または第2の目的を達成するた
め、請求項1〜4記載の前記二次電池の各種状態として
は、該二次電池の異常状態、充電の進行状態等が判定さ
れる。
【0011】上記第2の目的を達成するため、請求項2
または4記載の前記表示手段は、1つの表示素子により
構成され、点滅状態を変化させることにより前記二次電
池の各種状態を識別可能に表示するように構成されてい
る。
【0012】
【作用】請求項1に係る二次電池の充電方法では、二次
電池を充電器に装着した後、低電流により充電を行いつ
つ二次電池の電圧を測定し、次に充電を中断して二次電
池の電圧を測定し、さらに高電流により充電を行いつつ
二次電池の電圧及び電流を測定し、各測定結果に基づい
て二次電池の各種状態を判定するので、低電流充電時や
充電中断時の二次電池の電圧の測定結果により二次電池
の異常状態を判定でき、高電流充電時の二次電池の電
圧、電流の測定結果により二次電池の充電の進行状態を
判定できる。
【0013】請求項2に係る二次電池の充電表示方法で
は、二次電池を充電器に装着した後、低電流により充電
を行いつつ二次電池の電圧を測定し、次に充電を中断し
て二次電池の電圧を測定し、さらに高電流により充電を
行いつつ二次電池の電圧及び電流を測定し、各測定結果
に基づいて二次電池の各種状態を判定し、各判定結果を
表示手段に表示するので、低電流充電時や充電中断時の
二次電池の電圧の測定結果により二次電池の異常状態を
判定して表示でき、高電流充電時の二次電池の電圧、電
流の測定結果により二次電池の充電の進行状態を判定し
て表示できる。
【0014】請求項3に係る二次電池の充電器では、測
定制御手段は、充電の初期段階では切換手段により低電
流に切換えて二次電池の充電を行いつつ電圧測定手段に
より二次電池の電圧を測定し、次に充電を中断して電圧
測定手段により二次電池の電圧を測定し、さらに該切換
手段により高電流に切換えて二次電池の充電を行いつつ
電圧測定手段、電流測定手段により各々二次電池の電
圧、電流を測定するように制御する。そして、判定手段
は、測定制御手段の制御の下に測定された各測定結果に
基づいて二次電池の各種状態を判定するので、低電流充
電時や充電中断時の二次電池の電圧の測定結果により二
次電池の異常状態を判定でき、高電流充電時の二次電池
の電圧、電流の測定結果により二次電池の充電の進行状
態を判定できる。
【0015】請求項4に係る二次電池の充電器では、測
定制御手段は、充電の初期段階では切換手段により低電
流に切換えて二次電池の充電を行いつつ電圧測定手段に
より二次電池の電圧を測定し、次に充電を中断して電圧
測定手段により二次電池の電圧を測定し、さらに切換手
段により高電流に切換えて二次電池の充電を行いつつ電
圧測定手段、電流測定手段により各々二次電池の電圧、
電流を測定する。そして、判定手段は、測定制御手段の
制御の下に測定された各測定結果に基づいて二次電池の
各種状態を判定し、表示手段は、判定手段により判定さ
れた二次電池の各種状態を表示するので、低電流充電時
や充電中断時の二次電池の電圧の測定結果により二次電
池の異常状態を判定して表示でき、高電流充電時の二次
電池の電圧、電流の測定結果により二次電池の充電の進
行状態を判定して表示できる。
【0016】請求項5に係る二次電池の充電方法、また
は二次電池の充電表示方法、または二次電池の充電器で
は、二次電池の各種状態としては、二次電池の異常状
態、充電の進行状態等が判定される。
【0017】請求項6に係る二次電池の充電表示方法、
または二次電池の充電器では、表示手段は、1つの表示
素子により構成され、点滅状態を変化させることにより
二次電池の各種状態を識別可能に表示するので、安価な
構成で二次電池の異常状態や充電の進行状態を表示する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0019】[第1実施例]図1は、本発明の実施例に
よる二次電池の充電器の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0020】図1において、充電器Aは、定電流定電圧
電源部1、切換部2、スイッチ3、電圧測定部4、電流
測定部5、充電判断・制御部6、表示器駆動部7、表示
器8、電流検知抵抗9、および接続端子10を有してお
り、電圧測定部4、電流測定部5、充電判断・制御部
6、表示器駆動部7は、マイコン11により構成され、
充電対象の二次電池12は接続端子10に接続するよう
に構成されている。なお、二次電池12には、保護回路
として図示省略したヒューズが設けられている。
【0021】充電時の電源電圧は、定電流定電圧電源部
1により供給され、充電電流(充電時に二次電池12を
流れる電流)は、定電流定電圧電源部1から切換部2を
通って二次電池12に供給され、電流検知抵抗9を通っ
て定電流定電圧電源部1に戻ってくる。電圧測定部4
は、アナログの充電電圧(充電時の二次電池12の電極
間の電圧)をA/D変換し、デジタルで数値化して測定
する。また、電圧測定部4は、充電OFF時には二次電
池12の電池電圧を測定する。電流測定部5は、電流検
知抵抗9を流れる電流によって発生するアナログの電圧
をA/D変換し、デジタルで数値化して充電電流を測定
する。
【0022】充電判断・制御部6は、電圧測定部4、電
流測定部5により測定された充電電圧、充電電流の値、
すなわち充電状態に応じて表示形態を決定し、その表示
制御信号を表示器駆動部7に出力したり、切換部2によ
る低電流充電から高電流充電への切換え制御を行う。ま
た、充電判断・制御部6は、二次電池12が接続端子1
0に接続されてスイッチ3がONすると、切換部2に充
電出力ONと低電流充電ONの信号を送り、充電を開始
する。表示器駆動部7は、充電判断・制御部6からの表
示制御信号に基づいて表示器8の点滅を行う。なお、表
示器8は、1個の発光ダイオード等の1画素だけの表示
素子により構成されている。
【0023】図2は、充電状態に応じた表示器8の表示
形態を示す図である。図2において、表示E1は、1回
点滅を表し、視覚的に1回と数えられる点滅間隔になっ
ている。すなわち、1回の点灯期間は0.05秒位から
0.5秒位であり(本実施例では0.1秒)、次に続く
消灯期間は0.5秒位から5秒位であり(本実施例では
0.8秒)、点灯と消灯の期間の割合は1対5から1対
20位の範囲で設定している。
【0024】表示E2は、2回点滅を表し、視覚的に2
回と数えられる点滅間隔になっている。すなわち、1回
目の点灯期間は表示E1と同様であり、次に続く消灯期
間は0.1秒から1秒位であり(本実施例では0.2
秒)、2回目の点灯期間は1回目の点灯期間と同様であ
る。点灯と消灯の期間の割合は1対1から1対10位の
範囲で設定しており、2回目の点灯と次の2回点滅の初
めまでの消灯期間の長さは、1回目の点灯と2回目の点
灯の間の消灯期間の長さの約5倍から約20倍の範囲で
設定している(本実施例では0.8秒)。
【0025】表示E3は、表示E2と同様な点灯と消灯
の期間を含んでおり、3回点滅することが視覚的に数え
られる点滅間隔になっている。表示E4は、連続に点灯
することを示し、二次電池12の充電容量が満たされて
いることを示す。表示E5は、連続に消灯していること
を示し、二次電池12がオープンの状態か或いは異常状
態であることを示している。
【0026】次に、第1実施例による充電動作を図3、
図4のフローチャートに従って、図5のタイミングチャ
ートを参照しながら説明する。なお、本充電動作は、二
次電池12として、1セルのリチウムイオン電池を採用
した場合に対応したものである。
【0027】充電判断・制御部6は、二次電池12が装
着されてスイッチ3がONすると(ステップS1)、切
換部2に低電流充電ON信号を出力する(ステップS
2)。そして、電圧測定部4にて測定された充電電圧が
2.5V以上であるか否かを判別し(ステップS3)、
充電電圧が2.5V未満であれば、後述のステップS1
0に進み、充電電圧が2.5V以上であれば、切換部2
に低電流充電OFF信号を出力する(ステップS4,図
5のT2参照)。
【0028】そして、電池電圧が4.3V以上であるか
否かを判別し(ステップS5)、電池電圧が4.3V以
上であれば(図5の2点鎖線参照)、二次電池12が過
電圧充電状態にあるものとして、表示E4の連続点灯信
号を表示器駆動部7に出力し(ステップS6)、充電出
力OFF信号を切換部2に出力することにより充電終了
処理を行って(ステップS23)、終了する。
【0029】一方、電池電圧が4.3V未満であれば、
電池電圧が0.5V未満であるか否かを判別し(ステッ
プS7)、電池電圧が0.5V未満であれば(図5の破
線参照)、二次電池12がオープン状態であるものとし
て、表示E5の連続消灯信号を表示器駆動部7に出力し
(ステップS8)、充電出力OFF信号を切換部2に出
力することにより充電終了処理を行って(ステップS2
3)、終了する。
【0030】電池電圧が0.5V以上であれば、再度、
切換部2に低電流充電ON信号を出力する(ステップS
9,図5のT3参照)。そして、電圧測定部4にて測定
された充電電圧が2.5V以上であるか否かを判別し
(ステップS10)、充電電圧が2.5V未満であれ
ば、表示E1の1回点滅信号を表示器駆動部7に出力し
て(ステップS11,図5のT1参照)、ステップS1
0に戻る。
【0031】なお、以下に説明するステップS12〜S
19の処理は、図5に示したように、二次電池12の充
電電圧は、高電流充電時には、早期に一定電圧まで上昇
して安定し、充電伝電流は、充電電圧が上昇している間
は一定であり、充電電圧が安定し始めると下降し始める
という特性を考慮したものである。
【0032】すなわち、ステップS10にて、充電電圧
が2.5V以上になったときは、切換部2に高電流充電
ON信号を出力する(ステップS12)。そして、電圧
測定部4にて測定された充電電圧が4.1V未満である
か否かを判別し(ステップS13)、充電電圧が4.1
V未満であれば、電流測定部5にて測定された充電電流
が300mA未満であるか否かを判別する(ステップS
15)。その結果、充電電流が300mA以上であれ
ば、充電電流が700mA未満であるか否かを判別する
(ステップS17)。その結果、充電電流が700mA
以上であれば、表示E1の1回点滅信号を表示器駆動部
7に出力して(ステップS19)、ステップS13に戻
る。
【0033】ステップS13にて、充電電圧が4.1V
以上であると判断されたときは、充電電流が50mA以
上であるか否かを判別する(ステップS14)。その結
果、充電電流が50mA以上であれば、まだ、満充電状
態になっていないものとして、ステップS15に進む。
また、ステップS15にて、充電電流が300mA未満
であると判別されたときは、表示E3の3回点滅信号を
表示器駆動部7に出力して(ステップS16,図5のT
6参照)、ステップS13に戻る。また、ステップS1
7にて、充電電流が700mA未満であると判別された
ときは、表示E2の2回点滅信号を表示器駆動部7に出
力して(ステップS18,図5のT5参照)、ステップ
S13に戻る。
【0034】ステップS40にて、充電電流が50mA
未満であると判別されたときは、満充電状態の直前の状
態になったものとして、表示E4の連続点灯信号を表示
器駆動部7に出力する(ステップS20,図5のT7参
照)。そして、ステップS39→S40→S41→S4
2→S39のループ処理を指定回数行ったか否かを判別
し(ステップS21)、ループ処理を指定回数行ってい
なければ、ステップS13に戻る。指定回数行っておれ
ば、満充電状態になったものと認定して(ステップS2
2)、充電出力OFF信号を切換部2に出力することに
より、充電動作を終了する(ステップS23)。なお、
上記ループ処理を行った場合は、充電判断・制御部6
は、その都度、実行回数をプラス1する。
【0035】次に、上記ステップS11、S16、S1
8にて充電判断・制御部6から表示制御信号を受け取っ
た場合の表示器駆動部7の動作を、図6のフローチャー
トに従って詳細に説明する。なお、本フローチャート
は、図2に示した表示E1〜E3の1回〜3回点滅を、
図示した点滅間隔で実行するための制御を示している。
【0036】表示器駆動部7は、充電判断・制御部6か
ら表示制御信号を受け取ると、変数Mに初期値“0”を
設定する(ステップS31)。そして、表示制御信号が
1回点滅信号であるか否かを判別し(ステップS3
2)、1回点滅信号であれば、変数Mに“2”を設定し
て(ステップS33)、ステップS37に進む。1回点
滅信号でなければ、さらに2回点滅信号であるか否かを
判別し(ステップS34)、2回点滅信号であれば、変
数Mに“1”を設定して(ステップS35)、ステップ
S37に進む。2回点滅信号でなければ、さらに3回点
滅信号であるか否かを判別し(ステップS36)、3回
点滅信号であれば、直ちにステップS37に進み、3回
点滅信号でなければステップS31に戻る。
【0037】ステップS37では、変数Mをプラス1す
る。そして、表示器8を点灯し(ステップS38)、点
灯時間が1秒経過したか否かを判別する(ステップS3
9)。その結果、1秒経過していなければ、ステップS
38に戻って点灯を継続し、1秒経過しておれば、変数
Mが“3”になっているか否かを判別する(ステップS
40)。その結果、変数Mが“3”になっていなけれ
ば、表示器8を消灯し(ステップS41)、消灯時間が
0.2秒経過したか否かを判別する(ステップS4
2)。その結果、0.2秒経過していなければ、ステッ
プS41に戻って消灯を継続し、0.2秒経過しておれ
ば、ステップS37に戻って変数Mをプラス1する。
【0038】ステップS40にて、変数Mが“3”にな
っていると判別されたときは、表示器8を消灯し(ステ
ップS43)、消灯時間が0.8秒経過したか否かを判
別する(ステップS44)。その結果、0.8秒経過し
ていなければ、ステップS43に戻って消灯を継続す
る。一方、0.8秒経過しておれば、充電判断・制御部
6から新たな表示制御信号が出され、表示切換えが指示
されたか否かを判別し(ステップS45)、表示切換え
が指示されなかったときは、ステップS31に戻り、表
示切換えが指示されたときは、終了する。
【0039】このように、充電初期において、低電流充
電時の充電電圧を測定し、次に充電中断時の電池電圧を
測定し、さらに高電流充電時の充電電圧と充電電流とを
測定することにより、二次電池の異常状態や充電の進行
状態を判定して表示するようにしている。この際、充電
の進行状態が進むに従って点滅数が増え、満充電時の表
示が連続点灯となっていることと視覚的に合っているた
め、点滅数を数えなくても、充電が行われていることを
知ることができる。また、点滅数の最大を3回としたこ
とで視覚的に数えるには違和感が無く、即時に判断でき
る。
【0040】なお、二次電池としては、1セルのリチウ
ムイオン電池以外の二次電池にも適用できることは言う
までもないが、この場合には、二次電池の定格出力電圧
に応じて、上記フローチャートにおける判断基準の電圧
値を設定すればよい。
【0041】[第2実施例]次に、第2実施例による充
電動作を図7、図8のフローチャートに従って、図9の
タイミングチャートを参照しながら説明する。なお、第
2実施例におけるブロック構成は、図1に示した第1実
施例と全く同様である。また、第2実施例は、充電器A
が或る機器に内蔵された例である。
【0042】充電判断・制御部6は、二次電池12が装
着されてスイッチ3がONすると(ステップS51)、
切換部2に低電流充電ON信号を出力する(ステップS
52)。そして、電圧測定部4にて測定された充電電圧
が2.5V以上であるか否かを判別し(ステップS5
3)、充電電圧が2.5V未満であれば、後述のステッ
プS61に進み、2.5V以上であれば、切換部2に低
電流充電OFF信号を出力する(ステップS54,図9
のT2参照)。
【0043】そして、電池電圧が4.3V以上であるか
否かを判別し(ステップS55)、電池電圧が4.3V
以上であれば、過電圧充電状態であるものとして、表示
E4の連続点灯信号を表示器駆動部7に出力し(ステッ
プS56)、充電出力OFF信号を切換部2に出力する
ことにより充電終了処理を行って(ステップS84)、
終了する。
【0044】一方、電池電圧が4.3V未満であれば、
電池電圧が4.15V以上であるか否かを判別し(ステ
ップS57)、電池電圧が4.15V以上であれば、二
次電池12が満充電状態にあるものとして、後述のステ
ップS81に進み、表示E5の連続消灯信号を表示器駆
動部7に出力する。一方、電池電圧が4.15V未満で
あれば、さらに電池電圧が0.5V未満であるか否かを
判別する(ステップS58)。その結果、電池電圧が
0.5V未満であれば、二次電池12がオープン状態に
あるものとして、表示E5の連続消灯信号を表示器駆動
部7に出力し(ステップS59)、充電出力OFF信号
を切換部2に出力することにより充電終了処理を行って
(ステップS84)、終了する。
【0045】電池電圧が0.5V以上であれば、再度、
切換部2に低電流充電ON信号を出力する(ステップS
60,図9のT3参照)。そして、電圧測定部4にて測
定された充電電圧が2.5V以上であるか否かを判別し
(ステップS61)、充電電圧が2.5V未満であれ
ば、表示E1の1回点滅信号を表示器駆動部7に出力す
る(ステップS62,図9のT1参照)。そして、ステ
ップS61〜S65のループ処理を指定回数行ったか否
かを判別し(ステップS63)、ループ処理を指定回数
行っていないときは、充電電流が0.3A未満であるか
否かを判別する(ステップS64)。その結果、充電電
流が0.3A未満であれば、ステップS61に戻る。
【0046】一方、充電電流が0.3A以上であれば、
本充電器Aを搭載した機器が操作されて何らかの動作を
開始したものとして、充電出力OFF信号を切換部2に
出力することにより充電を中止し(ステップS66)、
表示E5の連続消灯信号を表示器駆動部7に出力し(ス
テップS67)、前記操作に対応する他のモードへ移行
する(ステップS68)。ステップS63にて、ループ
処理を指定回数行ったと判別されたとき、すなわち、低
電流充電時に充電電圧、充電電流が共に上昇しないとき
は、二次電池12が微小ショート状態にあるものとし
て、表示E5の連続消灯信号を表示器駆動部7に出力し
(ステップS65)、充電出力OFF信号を切換部2に
出力することにより充電終了処理を行って(ステップS
84)、終了する。
【0047】ステップS61にて、低電流充電により充
電電圧が2.5V以上になったと判別されたときは、切
換部2に高電流充電ON信号を出力する(ステップS6
9,図9のT3参照)。そして、電圧測定部4にて測定
された充電電圧が3.5V未満であるか否かを判別し
(ステップS70)、充電電圧が3.5V以上であれ
ば、後述のステップS73に進む。一方、充電電圧が
3.5V未満であれば、充電電圧が安定または下降した
か否かを判別する(ステップS71)。その結果、充電
電圧が安定または下降しないときは、後述のステップS
73に進み、充電電圧が安定または下降しているとき
は、さらに充電電流が安定または下降したか否かを判別
する(ステップS72)。
【0048】その結果、充電電流が安定または下降した
ときは、本充電器Aに何らかの異常が発生したものとし
て、表示E5の連続消灯信号を表示器駆動部7に出力し
(ステップS72a,図9の破線部参照)、充電出力O
FF信号を切換部2に出力することにより充電終了処理
を行って(ステップS84)、終了する。一方、充電電
流が安定または下降しないときは、すなわち、満充電さ
れる前に、充電電圧は安定または下降したのに、充電電
流が安定または下降しないときは、本充電器Aを搭載し
た機器が操作されて何らかの動作を開始したものとし
て、充電出力OFF信号を切換部2に出力することによ
り充電を中止し(ステップS66)、表示E5の連続消
灯信号を表示器駆動部7に出力し(ステップS67)、
前記操作に対応する他のモードへ移行する(ステップS
68)。
【0049】ステップS70にて、充電電圧が3.5V
以上になったと判別されたときは、充電電流が安定また
は下降したか否かを判別する(ステップS73)。その
結果、充電電流が安定または下降しないときは、本充電
器Aを搭載した機器が操作されて何らかの動作を開始し
たものとして、上記のように、ステップS66、S6
7、S68の処理を行う。
【0050】一方、充電電流が安定または下降したとき
は、充電電圧が4.1V未満であるか否かを判別する
(ステップS74)。その結果、充電電圧が4.1V未
満であれば、電流測定部5にて測定された充電電流が3
00mA未満であるか否かを判別する(ステップS7
5)。その結果、充電電流が300mA以上であれば、
充電電流が700mA未満であるか否かを判別する(ス
テップS77)。
【0051】その結果、充電電流が700mA以上であ
れば、表示E1の1回点滅信号を表示器駆動部7に出力
して(ステップS79)、ステップS70に戻る。一
方、充電電流が700mA未満であると判別されたとき
は、表示E2の2回点滅信号を表示器駆動部7に出力し
て(ステップS78,図9のT5参照)、ステップS7
0に戻る。また、ステップS75にて、充電電流が30
0mA以上であると判別されたときは、表示E3の3回
点滅信号を表示器駆動部7に出力して(ステップS7
6,図9のT6参照)、ステップS70に戻る。
【0052】ステップS74にて、充電電圧が4.1V
以上であると判別されたときは、充電電流が50mA以
上であるか否かを判別する(ステップS80)。その結
果、充電電流が50mA以上であれば、上記ステップS
75に進む。一方、充電電流が50mA未満であれば、
満充電状態の直前の状態になったものとして、表示E4
の連続点灯信号を表示器駆動部7に出力する(ステップ
S81,図9のT7参照)。そして、ステップS70→
S73→S74→S80→S81→S82→S70のル
ープ処理を指定回数行ったか否かを判別し(ステップS
81)、ループ処理を指定回数行っていなければ、ステ
ップS70に戻る。指定回数行っておれば、満充電状態
になったものと認定して(ステップS83)、充電出力
OFF信号を切換部2に出力することにより、充電動作
を終了する(ステップS84)。なお、上記ループ処理
を行った場合は、充電判断・制御部6は、その都度、実
行回数をプラス1する。
【0053】[第3実施例]図10は、充電状態を1つ
の表示素子により構成された表示器により段階的に表示
する場合の第3実施例における表示例を説明するための
説明図である。
【0054】第3実施例では、高電流充電ONした後に
おける表示順序としては、連続点灯→1回点灯→2回点
灯→3回点灯→連続消灯の順としている。また、点滅動
作は、消灯を先に行い、点灯を後に行うようにしてい
る。
【0055】図10において、表示E6は1回点滅を表
し、視覚的に1回と数えられる点滅間隔になっている。
すなわち、最初の消灯時間は0.4秒であり、次の点灯
時間は0.8秒となっている。また、表示E7は2回点
滅を表し、視覚的に2回と数えられる点滅間隔になって
いる。すなわち、1回目の消灯時間は0.4秒、1回目
の点灯時間は0.2秒、2回目の消灯時間はは0.4
秒、2回目の点灯時間は0.8秒となっている。さら
に、表示E8は3回点滅を表し、視覚的に3回と数えら
れる点滅間隔になっている。すなわち、1回目〜3回目
の消灯時間は全て0.4秒、1回目と2回目の点灯時間
は0.2秒、3回目の点灯時間は0.8秒となってい
る。
【0056】このように、高電流充電ONした後におけ
る表示順序としては、連続点灯→1回点灯→2回点灯→
3回点灯→連続消灯の順とすることにより、使用者は、
充電電流の減少と対応づけて充電の進行状態を認識する
ことが可能となる。
【0057】次に、図10に示した表示E6〜E8の1
回〜3回点滅を、図示した点滅間隔で実行するための制
御を、図11のフローチャートに従って詳細に説明す
る。
【0058】表示器駆動部7は、充電判断・制御部6か
ら表示制御信号を受け取ると、変数Mに初期値“0”を
設定する(ステップS101)。そして、表示制御信号
が1回点滅信号であるか否かを判別し(ステップS10
2)、1回点滅信号であれば、変数Mに“2”を設定し
て(ステップS103)、ステップS107に進む。1
回点滅信号でなければ、さらに2回点滅信号であるか否
かを判別し(ステップS104)、2回点滅信号であれ
ば、変数Mに“1”を設定して(ステップS105)、
ステップS107に進む。2回点滅信号でなければ、さ
らに3回点滅信号であるか否かを判別し(ステップS1
06)、3回点滅信号であれば、直ちにステップS10
7に進み、3回点滅信号でなければステップS101に
戻る。
【0059】ステップS107では、変数Mをプラス1
する。そして、表示器8を消灯し(ステップS10
8)、消灯時間が0.4秒経過したか否かを判別する
(ステップS109)。その結果、0.4秒経過してい
なければ、ステップS108に戻って消灯を継続し、
0.4秒経過しておれば、変数Mが“3”になっている
か否かを判別する(ステップS110)。その結果、変
数Mが“3”になっていなければ、表示器8を点灯し
(ステップS111)、点灯時間が0.2秒経過したか
否かを判別する(ステップS112)。その結果、0.
2秒経過していなければ、ステップS111に戻って点
灯を継続し、0.2秒経過しておれば、ステップS10
7に戻って変数Mをプラス1する。
【0060】ステップS110にて、変数Mが“3”に
なっていると判別されたときは、表示器8を消灯し(ス
テップS113)、点灯時間が0.8秒経過したか否か
を判別する(ステップS114)。その結果、0.8秒
経過していなければ、ステップS113に戻って点灯を
継続する。一方、0.8秒経過しておれば、充電判断・
制御部6から新たな表示制御信号が出され、表示切換え
が指示されたか否かを判別し(ステップS115)、表
示切換えが指示されなかったときは、ステップS101
に戻り、表示切換えが指示されたときは、終了する。
【0061】以上の説明から明らかなように、充電され
る二次電池が異常な場合、充電初期に低電流の充電期間
に表示できるため、異常な二次電池を安全に知得するこ
とができる。また、充電される二次電池の充電状態を即
時に表示するため、該電池が充電を必要とする否かを即
時に判断でき、無駄な充電を行わなくても済むようにな
る。また、二次電池の充電の進行状態を順次表示するた
め、充電に要する残り時間を容易に知ることができ、計
画的な運用ができる。また、充電電圧と充電電流の両方
を測定しているため、充電される二次電池の充電状態の
みでなく、充電器の不良も同時に発見できる。また、充
電される二次電池の異常は、基本的に充電初期の低電流
充電期間に行う充電電圧の測定と、次に行う充電OFF
時の電池電圧の測定の2つの順番動作で発見できるた
め、極めて簡略化した充電方法とすることができる。さ
らに、1つの表示素子で充電状態を詳細に表示できるた
め、経済性に優れている。
【0062】なお、本発明は、上記の各実施例に限定さ
れることなく、例えば、表示器8は複数の表示素子によ
り構成することも可能である。この場合、測定した充電
電圧と充電電流とを積算して、充電容量(充電の進行状
態)を数値化して表示するようにするのが好ましい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、3、
5、6記載の発明によれば、二次電池の異常状態や充電
の進行状態を判定することが可能となる。
【0064】また、請求項2、4、5、6記載の発明に
よれば、二次電池の異常状態や充電の進行状態を判定し
て表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による二次電池の充電器の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例による充電状態に応じた表
示形態を説明するための説明図である。
【図3】本発明の第1実施例による充電動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図3の続きのフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施例による充電動作例を示すタ
イミングチャートである。
【図6】本発明の第1実施例による表示制御動作を示す
フローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例による充電動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図7の続きのフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施例による充電動作例を示すタ
イミングチャートである。
【図10】本発明の第3実施例による充電状態に応じた
表示形態を説明するための説明図である。
【図11】本発明の第3実施例による表示制御動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
A…充電器 1…定電圧定電流電源部 2…切換部 3…スイッチ 4…電圧測定部 5…電流測定部 6…充電判断・制御部 7…表示器駆動部 8…表示器 9…電流検知抵抗 10…接続端子 11…マイコン 12…二次電池

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池を充電器に装着した後、低電流
    により充電を行いつつ該二次電池の電圧を測定し、次に
    充電を中断して該二次電池の電圧を測定し、さらに高電
    流により充電を行いつつ該二次電池の電圧及び電流を測
    定し、各測定結果に基づいて該二次電池の各種状態を判
    定することを特徴することを特徴とする二次電池の充電
    方法。
  2. 【請求項2】 二次電池を充電器に装着した後、低電流
    により充電を行いつつ該二次電池の電圧を測定し、次に
    充電を中断して該二次電池の電圧を測定し、さらに高電
    流により充電を行いつつ該二次電池の電圧及び電流を測
    定し、各測定結果に基づいて該二次電池の各種状態を判
    定し、各判定結果を表示手段に表示することを特徴する
    ことを特徴とする二次電池の充電表示方法。
  3. 【請求項3】 装着された二次電池に対して低電流と高
    電流とを切換えて供給する切換手段と、 前記二次電池の電圧を測定する電圧測定手段と、 前記二次電池の電流を測定する電流測定手段と、 充電の初期段階では前記切換手段により低電流に切換え
    て前記二次電池の充電を行いつつ前記電圧測定手段によ
    り該二次電池の電圧を測定し、次に充電を中断して該電
    圧測定手段により該二次電池の電圧を測定し、さらに該
    切換手段により高電流に切換えて該二次電池の充電を行
    いつつ該電圧測定手段、前記電流測定手段により各々該
    二次電池の電圧、電流を測定するように制御する測定制
    御手段と、 前記測定制御手段の制御の下に測定された各測定結果に
    基づいて前記二次電池の各種状態を判定する判定手段
    と、 を備えたことを特徴とする二次電池の充電器。
  4. 【請求項4】 装着された二次電池に対して低電流と高
    電流とを切換えて供給する切換手段と、 前記二次電池の電圧を測定する電圧測定手段と、 前記二次電池の電流を測定する電流測定手段と、 充電の初期段階では前記切換手段により低電流に切換え
    て前記二次電池の充電を行いつつ前記電圧測定手段によ
    り該二次電池の電圧を測定し、次に充電を中断して該電
    圧測定手段により該二次電池の電圧を測定し、さらに該
    切換手段により高電流に切換えて該二次電池の充電を行
    いつつ該電圧測定手段、前記電流測定手段により各々該
    二次電池の電圧、電流を測定するように制御する測定制
    御手段と、 前記測定制御手段の制御の下に測定された
    各測定結果に基づいて前記二次電池の各種状態を判定す
    る判定手段と、 前記判定手段により判定された前記二次電池の各種状態
    を表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする二次電池の充電器。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載の前記二次電池の各種
    状態としては、該二次電池の異常状態、充電の進行状態
    等が判定されることを特徴とする二次電池の充電方法、
    または二次電池の充電表示方法、または二次電池の充電
    器。
  6. 【請求項6】 請求項2または4記載の前記表示手段
    は、1つの表示素子により構成され、点滅状態を変化さ
    せることにより前記二次電池の各種状態を識別可能に表
    示することを特徴とする二次電池の充電表示方法、また
    は二次電池の充電器。
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