JP2004261909A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、電源電圧を検出することで、作業者に電源電圧や、電源電圧から判別可能な情報を認知させることができ、作業性と安全性の向上を図られた電動工具を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、電源回路３を介して駆動されるモーター２の回転力を先端工具５に伝達し、該先端工具５により所要の作業を行う電動工具において、前記電源回路３に電圧計６を接続し、作業者の目視可能な位置に電圧計６からの出力を表示する表示部７を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図１
【解決手段】本発明は、電源回路３を介して駆動されるモーター２の回転力を先端工具５に伝達し、該先端工具５により所要の作業を行う電動工具において、前記電源回路３に電圧計６を接続し、作業者の目視可能な位置に電圧計６からの出力を表示する表示部７を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は作業者に電源電圧や電源電圧から判別可能な情報を認知させることができる電動工具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図２は従来の電動工具の一例をブロック図により示したものである。
【０００３】
従来の電動工具は、電源１、モーター２、電源回路３が結線され、モーター２の動力が機構部４を介して先端工具５に伝達されることで、作業者が意図した作業を行なうことができる。前記モーター２、電源回路３、機構部４はハウジングＨ内に収容されている。
【０００４】
電源１は、電池による直流電源と、発電機や商用電源による交流電源の２種類が存在する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、電源電圧や、電源電圧から判別できる情報を作業者に通知する構造は存在しない。このことは、電池による直流電源の使用者においては、電源電圧から推量可能な電池残量の確認ができず、突然の電池切れで作業段取りの悪化を招くことがあった。また、交流電源の使用者においては、国内の商用電源として存在している１００Ｖと２００Ｖを取り違えることで、モーターの損傷を発生させると同時に、先端工具の破損／脱落などにより、作業者の安全が損なわれることがあった。また、電源として発電機を使用した場合においては、電動工具から高入力を要求された際、電源電圧の低下を招き、モーターの焼損が発生する場合があった。
【０００６】
このように、作業者が電源電圧や電源電圧から判別できる情報を知らないことにより作業性や安全性を損なう問題点があった。
【０００７】
本発明の目的は、電源電圧や電源電圧から判別できる情報を作業者に知らせ、電池残量や電源電圧の判別、安定した電圧／入力の確保を可能とし、作業性や安全性の向上を図ることである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、電源回路に電圧計を設け、作業者の目視可能な位置に電圧計からの出力を表示する表示部を設けることにより達成される。
【０００９】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の一実施形態にもとづく電動工具を示すブロック図である。
【００１０】
図１に示す電動工具は、電源１、モーター２、電源回路３が結線され、モーター２からの動力を伝達する機構部４、機構部４から伝えられた動力により目的とする作業を行なうための先端工具５、電源回路３に設けられた電圧計６、電圧計６の測定結果から必要な情報を作業者に表示する表示部７からなる。前記モーター２、電源回路３、機後部４、電圧計６、表示部７はハウジングＨ内に収容されており、表示部７はハウジングＨの窓８に配設され、外部から目視できるように構成されている。
【００１１】
本構成によれば、電源回路３に印加される電源電圧を電圧計６により検出し、電圧計６からの出力を表示部７で必要な情報に変換され、目視できることで、作業者は必要とした情報を認知することができる。
【００１２】
ここで、電池による直流電源使用者には、検出された電源電圧から、電池残量、もしくは残る作業可能時間を表示部７に表示させる。
【００１３】
また、商用電源もしくは発電機による交流電源使用者には、検出された電源電圧を直接表示部７に表示すると共に、電圧異常が確認された時には、その旨警告を表示する。この警告は、ブザー等の警告音と共に作業者へ知らせることで注意をより喚起させることができる。
【００１４】
【発明の効果】
本発明によれば、電動工具の電源電圧を検出できることで、作業者に電源電圧や電源電圧から判別可能な情報を認知させることができ、作業性と安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明電動工具の一実施形態を示すブロック図。
【図２】従来の電動工具の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
１は電源、２はモーター、３は電源回路、４は機構部、５は先端工具、６は電圧計、７は表示部、８は窓、Ｈはハウジングである。
【発明の属する技術分野】
本発明は作業者に電源電圧や電源電圧から判別可能な情報を認知させることができる電動工具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図２は従来の電動工具の一例をブロック図により示したものである。
【０００３】
従来の電動工具は、電源１、モーター２、電源回路３が結線され、モーター２の動力が機構部４を介して先端工具５に伝達されることで、作業者が意図した作業を行なうことができる。前記モーター２、電源回路３、機構部４はハウジングＨ内に収容されている。
【０００４】
電源１は、電池による直流電源と、発電機や商用電源による交流電源の２種類が存在する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、電源電圧や、電源電圧から判別できる情報を作業者に通知する構造は存在しない。このことは、電池による直流電源の使用者においては、電源電圧から推量可能な電池残量の確認ができず、突然の電池切れで作業段取りの悪化を招くことがあった。また、交流電源の使用者においては、国内の商用電源として存在している１００Ｖと２００Ｖを取り違えることで、モーターの損傷を発生させると同時に、先端工具の破損／脱落などにより、作業者の安全が損なわれることがあった。また、電源として発電機を使用した場合においては、電動工具から高入力を要求された際、電源電圧の低下を招き、モーターの焼損が発生する場合があった。
【０００６】
このように、作業者が電源電圧や電源電圧から判別できる情報を知らないことにより作業性や安全性を損なう問題点があった。
【０００７】
本発明の目的は、電源電圧や電源電圧から判別できる情報を作業者に知らせ、電池残量や電源電圧の判別、安定した電圧／入力の確保を可能とし、作業性や安全性の向上を図ることである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、電源回路に電圧計を設け、作業者の目視可能な位置に電圧計からの出力を表示する表示部を設けることにより達成される。
【０００９】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の一実施形態にもとづく電動工具を示すブロック図である。
【００１０】
図１に示す電動工具は、電源１、モーター２、電源回路３が結線され、モーター２からの動力を伝達する機構部４、機構部４から伝えられた動力により目的とする作業を行なうための先端工具５、電源回路３に設けられた電圧計６、電圧計６の測定結果から必要な情報を作業者に表示する表示部７からなる。前記モーター２、電源回路３、機後部４、電圧計６、表示部７はハウジングＨ内に収容されており、表示部７はハウジングＨの窓８に配設され、外部から目視できるように構成されている。
【００１１】
本構成によれば、電源回路３に印加される電源電圧を電圧計６により検出し、電圧計６からの出力を表示部７で必要な情報に変換され、目視できることで、作業者は必要とした情報を認知することができる。
【００１２】
ここで、電池による直流電源使用者には、検出された電源電圧から、電池残量、もしくは残る作業可能時間を表示部７に表示させる。
【００１３】
また、商用電源もしくは発電機による交流電源使用者には、検出された電源電圧を直接表示部７に表示すると共に、電圧異常が確認された時には、その旨警告を表示する。この警告は、ブザー等の警告音と共に作業者へ知らせることで注意をより喚起させることができる。
【００１４】
【発明の効果】
本発明によれば、電動工具の電源電圧を検出できることで、作業者に電源電圧や電源電圧から判別可能な情報を認知させることができ、作業性と安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明電動工具の一実施形態を示すブロック図。
【図２】従来の電動工具の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
１は電源、２はモーター、３は電源回路、４は機構部、５は先端工具、６は電圧計、７は表示部、８は窓、Ｈはハウジングである。
Claims (1)
- 電源回路を介して駆動されるモーターの回転力を先端工具に伝達し、該先端工具により所要の作業を行う電動工具において、前記電源回路に電圧計を接続し、作業者の目視可能な位置に電圧計からの出力を表示する表示部を設けたことを特徴とする電動工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003053795A JP2004261909A (ja) | 2003-02-28 | 2003-02-28 | 電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003053795A JP2004261909A (ja) | 2003-02-28 | 2003-02-28 | 電動工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004261909A true JP2004261909A (ja) | 2004-09-24 |
Family
ID=33118301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003053795A Withdrawn JP2004261909A (ja) | 2003-02-28 | 2003-02-28 | 電動工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004261909A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006075524A1 (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-20 | Max Co., Ltd. | 充電式電動工具 |
| US8217610B2 (en) * | 2007-07-09 | 2012-07-10 | Makita Corporation | Power tools |
| JP2012135849A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Makita Corp | 電動工具用装置 |
| JP2016501370A (ja) * | 2012-12-03 | 2016-01-18 | ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト | 手持ち式電動工具における交流電圧の実効値を計測する装置 |
-
2003
- 2003-02-28 JP JP2003053795A patent/JP2004261909A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006075524A1 (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-20 | Max Co., Ltd. | 充電式電動工具 |
| JP2006192518A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Max Co Ltd | 充電式電動工具 |
| US7817053B2 (en) | 2005-01-12 | 2010-10-19 | Max Co., Ltd. | Rechargeable electric tool |
| US8217610B2 (en) * | 2007-07-09 | 2012-07-10 | Makita Corporation | Power tools |
| JP2012135849A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Makita Corp | 電動工具用装置 |
| JP2016501370A (ja) * | 2012-12-03 | 2016-01-18 | ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト | 手持ち式電動工具における交流電圧の実効値を計測する装置 |
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|---|---|---|---|
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