JP2017063557A - 電動作業機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電源7から電力供給を受けて動作するモータ30と、オン状態であるときモータに制動力を発生させるスイッチング素子Q3と、スイッチング素子に直列接続された遮断素子32と、を備える。遮断素子は、スイッチング素子との接続経路を流れる電流若しくは温度が規定値以上に上昇したとき、その接続経路を遮断するものであり、スイッチング素子と遮断素子との直列回路は、モータに対して並列に接続されている。
【選択図】図2
Description
また特に、遮断素子は、電源からモータへの電力供給経路ではなく、ブレーキ用スイッチング素子に対し並列接続されていることから、遮断素子が遮断状態となっても、電源からモータへの電力供給経路は通常通り使用することができる。
このようにすれば、モータの駆動停止時に制動力を発生させてモータを速やかに停止させる必要がある電動作業機器において、遮断素子が遮断されて、ブレーキ制御を実施できなくなったときに、電動作業機器を直ぐに使用できないようにすることができる。よって、この場合には、電動作業機器の使用上の安全性を優先することができるようになる。
本実施形態では、電動作業機器の一例である充電式ピンタッカについて説明する。
充電式ピンタッカ2は、所謂打込み作業工具であり、本体部4と、本体部4に対し着脱自在に装着されるバッテリパック6と、被加工材に打ち込まれる打ち込み材としてのピン8が装填されるマガジン9と、を主体に構成されている。
図2に示すように、モータ駆動回路40は、バッテリパック6内のバッテリ7からモータ30への通電経路のうち、モータ30からバッテリ7の負極側に至る通電経路に設けられた2つの駆動用スイッチング素子Q1、Q2を備える。
このため、例えば、ブレーキ用スイッチング素子Q3が短絡故障しているときに、駆動用スイッチング素子Q1、Q2がオン状態となって、バッテリ7の正極側から負極側へと短絡電流が流れたときには、その電流経路を遮断することができる。
このうち、モニタ回路41は、バッテリ7からモータ30への通電経路のうち、バッテリ7の負極側の駆動用スイッチング素子Q1と駆動用スイッチング素子Q2との間の接続点の電圧V1を監視するためのものである。
一方、モニタ回路43は、モータ30に並列接続されるブレーキ電流の経路において、ブレーキ用スイッチング素子Q3とヒューズ32との間の接続点の電圧V3を監視するためのものである。
モニタ回路41〜43においては、監視対象となる電圧(以下、モニタ電圧という)V1〜V3がローレベルであれば、ダイオードD1に電流が流れて、PNPトランジスタTr1がオン状態となる。この結果、制御回路50にはハイレベル(電源電圧Vccと同電位)の信号が入力される。
なお、モータ駆動回路40の電源ラインとグランドラインには、バッテリ7から電力供給を受けて電源電圧Vcc(直流定電圧)を生成するレギュレータから、電源電圧Vccが印加されている。そして、この電源電圧Vccは、制御回路50を含むモータ駆動回路40内の各回路に供給される。
すなわち、図3に示すモータ駆動処理は、制御回路50において実行されるメインルーチンであり、S110にて、トリガSW20がオン状態になったか否かを判断することで、トリガSW20がオン状態になるのを待機する。なお、この状態では、駆動用スイッチング素子Q1、Q2及びブレーキ用スイッチング素子Q3は、全てオフ状態であるものとする。
次に、S120のモータ駆動制御にて実行される故障診断処理について説明する。
S310では、駆動用スイッチング素子Q1がオフ状態であるにも関わらず、モニタ回路41にてモニタ電圧V1がLレベルであると検出されているので、駆動用スイッチング素子Q1は短絡故障していると診断する。そして、その旨を、制御回路に内蔵されている不揮発性メモリ52(図2参照)に記憶し、S370に移行する。
次にS230では、モニタ電圧V1がLレベルであるか否かを判断し、モニタ電圧V1がLレベルでなければ、S320に移行する。
S340では、駆動用スイッチング素子Q1、Q2がオン状態であるにも関わらず、モニタ回路42にてモニタ電圧V2がHレベルであると検出されているので、駆動用スイッチング素子Q2は開放故障していると診断する。そして、その旨を、不揮発性メモリ52に記憶し、S370に移行する。
[変形例1]
例えば、上記実施形態では、故障診断処理にてヒューズ32の溶断を検出すると、その後、モータ駆動処理では、モータ30の駆動を禁止するものとして説明した。しかし、ヒューズ32が溶断した際には、ブレーキ制御を実行できなくなるだけであり、駆動用スイッチング素子Q1、Q2をオンすることで、モータ30の駆動は可能である。
なお、ブレーキ制御を実行できなくても安全に使用できる電動作業機器としては、電動ドライバ等のねじ締め機器、電動のこぎり等の刃物搭載の電動作業機器、等を挙げることができる。
[変形例2]
また、ヒューズ32の溶断を検出した際には、その後の経過時間をタイマ等で計時するようにし、図5に示すように、モータ駆動処理では、その経過時間が規定時間未満であれば(S115−YES)、モータ30の駆動を許可するようにしてもよい。
[変形例3]
次に、上記実施形態では、ブレーキ用スイッチング素子Q3には、遮断素子として、過電流が流れると溶断して通電経路を遮断する、ヒューズ32を直列接続するものとして説明した。
[変形例4]
また、上記実施形態では、モータ駆動回路40として、モータ30の通電経路上に2つの駆動用スイッチング素子Q1、Q2を設けたものについて説明した。これは、一方の駆動用スイッチング素子が短絡故障しても、モータ30の駆動・停止を制御できるようにするためであり、本発明は、駆動用スイッチング素子を一つ備えたものであっても、上記実施形態と同様に適用することができる。
Claims (7)
- 電源から電力供給を受けて動作するモータと、
オン状態であるとき前記モータに制動力を発生させるスイッチング素子と、
前記スイッチング素子に直列に接続され、その接続経路を流れる電流若しくは温度が規定値以上に上昇したとき、当該接続経路を遮断する遮断素子と、
を備え、
前記スイッチング素子と前記遮断素子との直列回路は、前記モータに対し並列に接続されている、電動作業機器。 - 前記スイッチング素子と遮断素子との接続点の電圧に基づき、遮断素子が導通しているか遮断しているか否かを判断する制御部を備えた、請求項1に記載の電動作業機器。
- 前記制御部は、前記遮断素子が遮断されていると判断すると、その旨を報知するよう構成されている、請求項2に記載の電動作業機器。
- 前記制御部は、前記遮断素子が遮断されていると判断しても、前記モータの駆動は許可するように構成されている、請求項2又は請求項3に記載の電動作業機器。
- 前記制御部は、前記遮断素子が遮断されていると判断すると、その後の経過時間を監視し、その経過時間が規定時間に達すると、前記モータの駆動を禁止するように構成されている、請求項4に記載の電動作業機器。
- 前記制御部は、前記遮断素子が遮断されていると判断したとき、前記モータの駆動を禁止するように構成されている、請求項2又は請求項3に記載の電動作業機器。
- 前記電動作業機器は、モータの回転により容器に収納された打ち込み材を被加工材に打ち込む打ち込み作業工具である、請求項6に記載の電動作業機器。
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