JP2006091356A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通常使用と通常使用以外のトナーの消費量を簡易かつ正確に把握することができ、さらに、通常使用以外のトナー消費量を詳細に管理することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能などの複数のアプリケーション機能を有し、画像読み取り手段、画像形成手段、給紙カセットを含む画像形成装置であって、計測手段と、対比手段と、判別手段と、カウント値増加手段と、枚数換算手段とを備える画像形成装置により課題を解決した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能などの複数のアプリケーション機能、原稿読み取り手段、画像形成手段、給紙カセットなどから構成され、出力枚数、出力形態等に応じて課金を行う画像形成装置に関するものである。
従来機において、OA機器やネットワークの普及、さらに複写機等のデジタル化により印刷装置を複数のセクションで共有し使用するケースが多くなってきている。このような場合では、用紙やトナーなどの消耗資材、メンテナンス等の費用をその使用実態に応じて各セクション毎に公平に分担する必要がある。そのためにも、使用実態を正確に把握する必要がある。
ところが、従来の形態では、用紙の使用枚数や印刷装置の使用時間を使用実態の判断材料とするものがほとんどであった。
それゆえ、トナーの使用量がどんなに大きく異なっていたとしても、同じ一枚、時間として換算するしかなく、トナー消費量を鑑みていない不公平な把握が発生するといった不具合が生じている。
また、トナーの使用量は、トナー耐久性にも大きく影響するものであり、メンテナンス上の不具合も生じている。
そこで、本発明の発明者は、特許文献1において、使用実態に即したトナー消費量に関しての把握・管理を行う画像形成装置を開示している。
特開2003−295715号公報
しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置は、感光体上に描かれるPパターンの反射から感光体上のトナー像の濃さを検知するものであるため、トナーの濃度によるトナー消費量に関する把握・管理には優れているが、通常使用時以外であっても、通常使用時と区別することなくトナー消費量をカウントするという課題があった。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、通常使用と通常使用以外のトナーの消費量を簡易かつ正確に把握することができ、さらに、通常使用以外のトナー消費量を詳細に管理することができる画像形成装置を提供することである。
本発明者は、上記目的を達成すべく様々な検討を重ねた結果、上記課題を達成することを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、請求項1に記載された画像形成装置は、複数のアプリケーション機能を有し、画像読み取り手段、画像形成手段、給紙カセットを含む画像形成装置であって、出力された画像の画素数を計測する計測手段と、前記計測手段により計測した計測画素数と任意の用紙サイズの面積比率から定めた設定画素数とを対比する対比手段と、出力された画像が通常使用によるものか通常使用以外によるものかを判別する判別手段と、前記対比手段により対比した結果を考慮して、前記判別手段により判別した結果に基づき、前記設定画素数を超える毎に、画素カウンタに記録されている使用画素カウント値または調整画素カウント値を増加させるカウント値増加手段と、前記画素カウンタに記録されている画素カウント値に基づき、トナーの消費量を枚数換算して表示する枚数換算手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載された画像形成装置は、請求項1に記載された発明において、前記判別手段により出力された画像が通常使用以外によると判別された場合には、前記カウント値増加手段は、画像品質を保持するための調整動作により出力された画像の計測画素数に基づいて画素カウンタに記録されている調整画素カウント値を増加させることを特徴とする。
請求項3に記載された画像形成装置は、請求項1または2に記載された発明において、前記判別手段により出力された画像が通常使用以外によると判別された場合には、前記カウント値増加手段は、機械のパラメータを調整するために出力された画像の計測画素数に基づいて画素カウンタに記録されている調整画素カウント値を増加させることを特徴とする。
請求項1に記載された発明においては、通常使用と通常使用以外のトナーの消費量を簡易かつ正確に把握することができる。
請求項2に記載された発明においては、出力された画像が通常使用以外によると判別された場合には、画像品質を保持するための調整動作により出力された画像の画素数に基づいて調整画素カウント値を増加させることにより、通常使用以外のトナー消費量を詳細に管理することができ、改善されたカウンタ運用も可能となる。
請求項3に記載された発明においては、出力された画像が通常使用以外によると判別された場合には、機械のパラメータを調整するために出力された画像の画素数に基づいて調整画素カウント値を増加させることにより、通常使用以外のトナー消費量をより詳細に管理することができ、より改善されたカウンタ運用も可能となる。
本発明の画像形成装置は、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能などの複数のアプリケーション機能を有し、画像読み取り手段、画像形成手段、給紙カセットを含む画像形成装置であって、計測手段と、対比手段と、判別手段と、カウント値増加手段と、枚数換算手段とを備えるものである。まず、本発明において使用される用語の説明、定義を以下に示す。
1.「画像読み取り手段」
「画像読み取り手段」は、光源を原稿に照射し、その反射光を「固体撮像素子=CCD」で電気信号に変換し、必要な画像処理を行う機能を有するものである。
2.「画像形成手段」
「画像形成手段」は、電気信号で送られた画像イメージを電子写真、感熱、熱転写、インクジェット等の手段により普通紙、感熱紙等に形成する機能を有するものである。
3.「拡張機能」または「アプリケーション(以下、「アプリ」と省略することがある)」
デジタル複写機の大きな特徴として、画像を電気信号に変換して読み込み、電気信号を画像形成装置で復元することがある。このとき、読みとった電気信号を様々に変化、伝達する手段を持つことにより、複写機以外の分野に応用可能となる。前述のFAX、プリンタ以外にスキャナ、ファイルシステム等、応用範囲は非常に広い。これらの拡張機能を「アプリケーション」と表現する。
4.「ビデオ信号」
前述の「画像読み取り手段」で変換された画像の電気信号、「画像形成装置」へ入力される画像の電気信号、及び画像の電気信号と同期をとるための信号をまとめて「ビデオ信号」と表現する。
5.「制御信号」「コマンド」
「ビデオ信号」を「画像読み取り手段」、「画像形成手段」、「アプリケーション」間でやりとりするためには、これらの間で情報を伝達しあう必要がある。この手段を「制御信号」または「コマンド」発行と表現する。
6.「システム」、「システム制御」、「システムコントローラ」
最近のデジタル複写機では、複数のアプリケーションを同時登載するようになってきた。この様に一つの資源を共有するデジタル複写機を「システム」と表現し、このシステムを制御するコントローラを「システム制御」、「システムコントローラ」と表現する。
7.「資源」または「リソース」
複数のアプリケーションから共有される機能ユニット単位を「資源」、「リソース」と表現する。前述のシステムコントローラは、このリソース単位でシステム制御を行っている。本発明の画像形成装置で管理している資源は、「画像読み取り手段」「画像形成手段」「操作部」「メモリ」「周辺機(DF=原稿仕送り装置、ソーター等)」がある。
8.「差し込み出力」または「インターリーブ」
主に画像出力時の動作説明で用いられる。通常画像出力は、目的を同じくする一連の動作(=1ジョブ)を完了するまで他の動作は実行しない。例えば、最近のデジタル複写機では機能が複合され、複写機+FAXもしくはプリンタまたはそれ以上の組み合わせを1台に集約している。しかし、そのほとんどが例えば複写機能が終了してからプリンタ出力に切り替える様に機能単位(=ジョブ単位)の出力を行っている。これに対して、1ジョブの出力に他のジョブ出力を差し込んで出力する事を「インターリーブ」と表現する。例えば複写機の出力中に、プリンタ出力の機械動作を止めることなく実現する。
9.「初期設定」
よく使用する条件に合わせて、各機能の初期設定値を変更したり、操作の条件を設定することをいう。初期設定には複写機システム全般の機能の設定を行う「システム初期設定」とコピーモードの機能の設定に限定した「コピー初期設定」とファクシミリモードの機能の設定に限定した「ファックス初期設定」等がある。例えば、「システム初期設定」にはキー操作後、一定時間なにも操作を行わなかったときに電源を入れたときの状態に戻す「オートクリア時間の設定」等があり、「コピー初期設定」にはセットできるコピー枚数の上限を変更する「コピーセット枚数制限の設定」や、「片面→両面」コピーで、裏面の左とじ代幅の設定が可能な「両面コピー左とじ幅」等がある。「ファックス初期設定」には受信した時間を印字する機能を選択する「受信時刻印字の設定」や、よく使用する相手の電話番号を登録する「宛先登録」等がある。
次に、本発明の画像形成装置に属するデジタル複写機について説明を行う。デジタル複写機の外観の一例を図1に示す。デジタル複写機20は、操作部(操作パネル)10を有する。
デジタル複写機20における操作部10の外観の一例を図2に示す。操作部10は、プログラムモードの登録や呼び出しに用いられる「プログラム登録/呼び出しキー」11、初期設定を行うときに使用される「初期設定キー」12、ファクシミリモードのプログラムの割り当てに使用される[01]〜[28]までの「FAX用短縮キー群」13、種々の設定を行う他、コピーモードのプログラムの割り当てに使用される[0]〜[9]の「テンキー」14、コピー、ファックス、プリンタの各アプリケーションへの切り替えをする「アプリケーション切り替えキー」15(ここで、押下された該キー15に相当するアプリケーションへ操作部10の表示権が譲渡される)、割り込みキー16を有する。
デジタル複合機20のシステム・ソフトウェアの構成を示すブロック図の一例を図3に示す。
アプリケーション層30は、コピーアプリ30a、プリンタアプリ30b、FAXアプリ30c、その他アプリ30dからなり、拡張機能としてコピー、プリンタ、FAX等の複数アプリがシステム制御層から提供される機能により共存可能となる層である。
システム制御層31は、マルチタスク型のシステムを構成するために機能単位をリソースとして扱い、一つのリソースを複数アプリで共有するための管理を行う。システム制御層31は、操作部コントローラ31a、周辺機コントローラ31b、画像形成手段コントローラ31c、画像読み取り手段コントローラ31d、システムコントローラ32からなる。
デバイス制御層33は、入出力制御34からなり、システム制御層31からのコマンド、制御信号等の論理的指示から、実際に装置を動かすためにクラッチ、センサ、モータ等の機械的入出力を駆動、入力する変換を行っている。
デジタル複合機20のシステム・ハードウェアの構成を示すブロック図の一例を図4に示す。図4中、35は、画像形成信号バス、36は、制御信号線である。システムコントローラ32は、操作部32a、CPU32b、画像形成手段32c、画像読み取り手段32dからなる。ここで、コピーアプリ30a、プリンタアプリ30b、FAXアプリ30cは、各々CPUとページメモリを有している。
図4に示したハードウェアの構成例では、アプリ毎にCPUを持たせ、システム制御層31、デバイス制御層33を一つのCPUで制御しているが、各アプリ、システム制御、各リソースにCPUを持たせてシステムコントローラ32から各コントローラへのコマンドを制御信号線36を介して伝達するハードウェアも考えられる。一方、キーカード機器は、装置本体と制御線で接続され、本発明においては、シリアル通信を用いている。また、操作部10の制御を行うための操作部制御バス(図示せず)があるが、前述した制御信号線36を用いたコマンドのやりとりにより行うことも当然考えられる。このようにシステム・ハード構成は自由に構成されるため図3に示した構成に特に限定されない。
アプリケーション層30とシステム制御層31の関係を示すブロック図の一例を図5に示す。図中、37は、仮想操作部、38は、仮想画像形成手段、39は、仮想画像読み取り手段である。システム制御層31では、図5に示すようにアプリケーション層30から見た場合、全てのアプリケーション毎に仮想リソースが存在するような機能を提供する。この機能によってアプリケーション層30では特にシステム状態を管理する必要がなく、システム制御層31では全てのアプリを同一条件で管理することが可能となる。すなわち、各アプリケーションは、使用したいリソースが発生した時点で、システム制御層31に使用要求を送る。システム制御層31は、その時点でのリソース使用状況から判断し、使用要求を送ったアプリケーションに対し結果を送る。使用要求を送ったアプリケーションでは、結果により実行可能かどうか判断し、可能であれば実行する。基本的には、同様の手順で実行権管理を行う。
図3のシステムでは、リソースは1ずつしかない。このため、システム制御ではアプリケーション毎の仮想リソース使用要求が競合した場合には、実際のリソース使用権を渡すため、排他制御または時分割割付を行う必要がある。排他制御か時分割割付を行うかはリソースの種類、ユーザ設定により異なってくる。
図6および図7で補足説明をする。コピーアプリ30aとプリンタアプリ30bのインターリーブの際の動作の一例を示すブロック図の一例を図6に示し、FAXアプリ30cとプリンタアプリ30bの並列動作の際の動作のブロック図の一例を図7に示す。
図6および図7において、波線で囲まれたリソースは、仮想リソースを示し、実行(操作部10の場合は表示)権をとっていない状態で、実線で囲まれたリソースは実行権をとった状態を示す。
図6では、コピーアプリ30aとプリンタアプリ30b間でのインターリーブ動作を示している。コピーアプリ30aは、操作部37、画像形成手段38、画像読み取り手段39のリソース全ての実行権をとって実行中である。このとき、プリンタアプリ30bから画像形成手段38のリソースの使用要求のみが送られてきた場合には、ユーザ設定にてインターリーブモード可能に設定されていると、システム制御層31は、画像形成手段38のリソースを時分割割付制御する。時分割割付制御は、リソースの実行権を複数アプリ間で動的に変更する。この結果、画像形成手段38からの出力は、コピーアプリ出力とプリンタアプリ出力が混在されて出力される。この間、画像形成手段38を停止せずに変更可能とすることにより、両者の待ち時間が最小限に抑えられる。
図7では、ファックスアプリ30cが操作部10の表示権を有し、プリンタアプリ30bとファックスアプリ30c間の印刷動作の並列動作を示している。ファックスアプリ30cは、例えば、ファクシミリの送信モード等で、操作部37と画像読み取り手段39のリソースのみを使用し、一方のプリンタアプリ30bは、プリンタ出力などの画像形成手段38のリソースのみが必要な場合である。このため、プリンタアプリ30bとファックスアプリ30cが同時にリソース要求してきても、リソースの競合が発生しないため、排他または時分割割り付けする必要なく両アプリの要求を受け入れることが可能である。従って、プリンタアプリ30bとファックスアプリ30cの動作は全く同時に行うことができる。
転写紙上に画像が形成され搬送される仕組みを説明する。図8は、デジタル複写機20内のレイアウトの一例を図8に示す。デジタル複写機20は、給紙カセット21、レジストローラ22、レーザダイオード(LD)ユニット23、ポリゴンモータ/ミラー24、感光体25、現像器26、転写部27、定着ユニット28、排紙コロ29、画像読み取り手段32dを有する。まず、指定された給紙カセット21から転写紙は給紙され、レジストセンサを経て、レジストローラ22にて画像の先端のタイミングを合わせるため、一時停止される。
一方、LDユニット23にて生成されるレーザ光は、ポリゴンミラー24により、画像の幅に広げられ、感光体25上に潜像を形成し、現像器26にて潜像の部分にトナーを付着させることにより画像を形成し、転写部27へと送られる。レジストローラ22にて一時停止された用紙は、感光体25上の画像の先端が転写部27に到達するタイミングを計ってレジストローラ22から搬送され、転写部27にて転写紙上に画像を転写し、定着ユニット28を通過する際に熱と圧力により定着され、排紙コロ29から排紙される。
次いで、本発明の画像形成装置に備えられている計測手段の処理について、スキャナによる読み取り画像を転写紙に出力するコピー出力を例として説明する。
デジタル複写機20のコピー出力時における画像データ処理の一例を説明するフローチャートを図9に示す。スキャナ部で読みとられたスキャナ画像は、読み取り制御ブロックを経て(ステップS1)、画像処理部に送られ(ステップS2)、γ変換や誤差拡散処理などの必要な画像処理を施された後、その画像は書き込み制御ブロックに送られる(ステップS3)。書き込み制御ブロックでは、後段のLDを光らせる(ステップS4)ためのデータの生成を行う。
ここで、ステップS3の書き込み制御ブロックは書き込みデータを扱っているため、この書き込み制御ブロックでは、1画素分の書き込み制御する毎に、ハードウェアを用いて画素カウンタに記録されている計測画素カウント値を一つずつ増加させる。1枚分の書き込み制御が終わった時点における画素カウンタに記録されている計測画素カウント値が、計測手段により出力された画像の画素数を計測した計測画素数となる。
本発明の画像形成装置に備えられる対比手段、判別手段及びカウント値増加手段における処理の代表例について説明する。計測画素数に基づいて画素カウント値を増加させる処理の一例を説明するフローチャートを図10に示す。
対比手段では、例えば、画素カウンタから読み取った計測画素数としての計測画素カウント値を、任意の用紙サイズの面積比率から定めた設定画素数で割り、その計算結果をカウント値増加手段に送信する(ステップS11)。
紙を搬送させ、画像を出力させるプリント部の制御においては、用紙の搬送状態、画像の出力状態を常に把握するが、これと連動して、対比手段では、1枚のプリント出力(ここではどのアプリケーションからの出力かは問わない)が有る度にその1枚出力の画像書き込みが終わった頃のタイミングを見計らい、画素カウンタの計測画素カウント値を読み取り、その後、計測画素カウント値をゼロにする。
任意の用紙サイズの面積比率から定めた設定画素数は、1枚当たりの標準的な用紙サイズ及び面積比率から1枚当たりの画素数をあらかじめ決めたものである。例えば、標準的な用紙サイズをA4、標準的な面積比率を全画像領域の6%、標準的な解像度を600dpiに設定した場合には、設定画素数は、(設定画素数)=(用紙サイズ画像領域)×(面積比率)という式で、348×106画素×0.06=21×106画素と計算することができる。なお、任意の用紙サイズの面積比率から定めた設定画素数は、対比手段で計算した値であっても、既に計算された値であってもよく、対比手段にある記憶媒体に記憶される。
判別手段では、出力された画像が通常使用によるものか通常使用以外によるものかを判別する(ステップS12)。
判別手段では、例えば、出力された画像が通常使用によるものか通常使用以外によるものかを以下のように判別する。
たとえば、操作パネル上のキーの組み合わせ(たとえば、一致のキーの押す順など)により、製造工程時やメンテナンス時などで使用する専用モードであることを入力し、この専用モードに設定されている時に、出力されるような場合を、通常使用時ではなく、「通常使用時以外」と、判別する。
なお、通常使用には、例えば、デジタル複写機の場合、スキャナによる読み取り画像の出力、プリンタとしての画像の出力、FAXで受信した画像の出力、カウンター覧の出力などが挙げられる。
また、通常使用以外には、例えば、デジタル複写機の場合、製造工程での調整動作における画像の出力などの画像品質を保持するための調整動作における画像の出力、メーカ等のメンテナンス、主・副走査レジスト調整値などの設定されたパラメータを調整するための画像の出力などが挙げられる。
カウント値増加手段では、例えば、対比手段による計算結果(ステップS11)と判別手段による通常使用または通常使用以外という判別結果(ステップS12)に基づき、積算画素数が設定画素数を超える毎に、画素カウンタに記録された所定のカウント値を増加させる(ステップS13、ステップS14)。
出力された画像が、判別手段により通常使用によると判別された場合には、まず、計測画素カウント値を設定画素数(ここでは、A4の6%換算画素数)で割った商の整数部分(但し、商が1未満の場合には、0となる)をCno1とし、商の小数部分をCre1とすると共に、繰越部分Cpl1を記憶媒体から読み出し、Cpl1=Cre1+Cpl1(この式中、左辺のCpl1は、計算後の値であり、右辺のCpl1は、記憶されていたものであり、今回読み出されたものである)を計算する(ステップS21)。
次に、計算後のCpl1(=Cre1+Cpl1)が、1より大きいかどうか判断する(ステップS22)。
Cpl1(計算後)(=Cre1+Cpl1)が1より大きい場合(ステップS22/YES)には、画素カウンタに記録されている現在の使用画素カウント値TC1にCno1+Cre1+Cpl1の整数部分を加算し、計算後のCpl1(=Cre1+Cpl1)の小数部分を繰越部分Cpl1とし、この繰越部分Cpl1を記憶媒体に記憶する(ステップS24)。このCpl1は、Cpl1の更新した値である。
またCpl1(=Cre1+Cpl1)が1以下の場合(ステップS22/NO)には、画素カウンタに記録された現在の使用画素カウント値TC1にCno1を加算し、Cpl1(=Cre1+Cpl1)の小数部分を繰越部分Cpl1とし、繰越部分Cpl1を記憶媒体に記憶する(ステップS23)。前記同様、このCpl1は、Cpl1の更新した値である。なお、ステップS23においてTC1には必ずCno1が加算される(すなわちCno1は0をとる)。またCpl1は小数であり、すでに前記ステップS21で今回分が加算されており、さらなる演算は不要となっている。これはステップS33においても同様である。
出力された画像が、判別手段により通常使用以外によると判別された場合には、まず、計測画素カウント値を設定画素数(ここでは、A4の6%換算画素数)で割った商の整数部分(但し、商が1未満の場合には、0になる)をCno2とし、商の小数部分をCre2とすると共に、繰越部分Cpl2を記憶媒体から読み出し、Cpl2=Cre2+Cpl2(式中、左辺のCpl2は計算後の値であり、右辺のCpl2は、記憶媒体から読み出された計算前の値である)を計算する(ステップS31)。
次に、計算後のCpl2(=Cre2+Cpl2)が1より大きいかどうか判断する(ステップS32)。
計算後のCpl2(=Cre2+Cpl2)が1より大きい場合(ステップS32/YES)には、画素カウンタに記録されている現在の調整画素カウント値TC2(計算前の値)にCno2と、Cre2+Cpl2の整数部分を加算し、Cre2+Cpl2の小数部分を繰越部分Cpl2とし、この繰越部分Cpl2を記憶媒体に記憶(更新)する(ステップS34)。
また、Cpl2(=Cre2+Cpl2)が1以下の場合(ステップS32/NO)には、画素カウンタに記録された現在の調整画素カウント値TC2にCno2を加算し、Cre2+Cpl2の小数部分を繰越部分Cpl2とし、繰越部分Cpl2を記憶媒体に記憶する(ステップS33)。
つまり、カウント値増加手段では、計測画素カウント値を設定画素数(例えば、A4の6%換算画素数)で割った結果から、用紙(例えば、A4)何枚分の出力があったか計算し、その際、商の整数部分以外については、その値は保持しておき、次回に加える(累積画素数に対してカウント値を増加させる)。
枚数換算手段では、画素カウンタに記録されている画素カウント値に基づいてトナーの消費量を枚数換算して表示する。例えば、枚数換算手段において、画素カウンタに記録されている使用画素カウント値を読み取り、使用画素カウント値をトナーの消費量として表示したときは、設定画素数で出力したと仮定した場合における搬送された用紙の枚数管理が容易になる。
なお、トナーの消費量を枚数換算して表示するトナー消費量カウンタは、通常使用と通常使用以外とで別々に用意してもよく、ボタンなどで通常使用と通常使用以外とを切り替えてもよい。
本発明の画像形成装置の外観の一例を示す斜視図である。 本発明の画像形成装置の操作部の外観の一例を示す図である。 本発明の画像形成装置のシステム・ソフトウェアの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の画像形成装置のシステム・ハードウェアの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の画像形成装置のアプリケーション層とシステム制御層の関係の一例を示すブロック図である。 本発明の画像形成装置のコピーアプリとプリンタアプリのインターリーブの際の動作の一例を示すブロック図である。 本発明の画像形成装置のFAXアプリとプリンタアプリの並列動作の際の動作の一例のブロック図である。 本発明の画像形成装置内におけるレイアウトの一例を示す図である。 本発明の画像形成装置のコピー出力時における画像データ処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の画像形成装置における計測画素数に基づいて画素カウント値を増加させる処理の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 操作部(操作パネル)
11 プログラム登録/呼び出しキー
12 所期設定キー
13 FAX用短縮キー群
14 テンキー
15 アプリケーション切替キー
16 割り込みキー
20 デジタル複写機
21 給紙カセット
22 レジストローラ
23 レーザダイオード
24 ポリゴンミラー
25 感光体
26 現像器
27 転写部
28 定着ユニット
29 排紙コロ
30 アプリケーション層
30a コピーアプリ
30b プリンタアプリ
30c FAXアプリ
30d その他アプリ
31 システム制御層
31a 操作部コントローラ
31b 周辺機コントローラ
31c 画像形成手段コントローラ
31d 画像読み取り手段コントローラ
32 システムコントローラ
33 デバイス制御層
34 入出力制御
35 画像形成信号バス
36 制御信号線
37 仮想操作部
38 仮想画像形成手段
39 仮想画像読み取り手段

Claims (3)

  1. 複数のアプリケーション機能を有し、画像読み取り手段、画像形成手段、給紙カセットを含む画像形成装置であって、
    出力された画像の画素数を計測する計測手段と、
    前記計測手段により計測した計測画素数と任意の用紙サイズの面積比率から定めた設定画素数とを対比する対比手段と、
    出力された画像が通常使用によるものか通常使用以外によるものかを判別する判別手段と、
    前記対比手段により対比した結果を考慮して、前記判別手段により判別した結果に基づき、前記設定画素数を超える毎に、画素カウンタに記録されている使用画素カウント値または調整画素カウント値を増加させるカウント値増加手段と、
    前記画素カウンタに記録されている画素カウント値に基づき、トナーの消費量を枚数換算して表示する枚数換算手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判別手段により出力された画像が通常使用以外によると判別された場合には、前記カウント値増加手段は、画像品質を保持するための調整動作により出力された画像の計測画素数に基づいて画素カウンタに記録されている調整画素カウント値を増加させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判別手段により出力された画像が通常使用以外によると判別された場合には、前記カウント値増加手段は、機械のパラメータを調整するために出力された画像の計測画素数に基づいて画素カウンタに記録されている調整画素カウント値を増加させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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