JP2006090868A - 位置決定方法、装置およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 端末間の距離から推定された位置に対して、設備の設置上の特徴を考慮し、設備の設置状態に則すように位置を修正し、設備の設置状態からビル構造を判断する。
【解決手段】 平面空間上に設定した基準座標系201により、複数の端末101、代表端末110が配置された位置を座標により決定する方法であって、計測した端末間距離に基づいて算出した、基準座標系201における端末101、代表端末110の位置の座標に基づいて、平面空間を例えばボロノイ領域301に分割する工程と、想定した端末配置の特徴に基づいて生成した少なくとも一つのテンプレート401とボロノイ領域301との比較に基づいてボロノイ領域301(端末101、代表端末110)毎に類似度を算出する工程と、類似度に基づいて端末101、代表端末110の位置の座標を修正するかどうかを判断し、修正すると判断した座標を修正する工程とを少なくとも有する。
【選択図】図1

Description

この発明は無線ネットワークシステムを用いた端末の位置決定方法および装置に関するものである。特にビルなどの建物内の設備機器に組み込まれまたは取り付けられた端末に対し、各フロア(階)における二次元(または三次元)の位置を求めた後、誤差を含む可能性がある端末の位置を修正し、決定するためのものである。
従来から、ビルなどには、設備(例えば照明設備、空調設備等)の各機器(放電灯点灯装置、空調装置等。以下、設備機器という)を電気通信ネットワーク接続し、例えば各設備機器から状態のデータを含む信号を管理装置に送信し、設備の管理を行う設備管理システムが設けられている。ここで、管理対象となる設備の各設備機器は、基本的には、自身の位置に関するデータを有しておらず、設備管理システムの管理装置は、各設備機器の位置に関するデータ(情報)を自動的に得ることができなかった。
そのため、設備管理システム上での管理対象と実際に配置された設備機器との対応付けは、システム稼働前に作業員によって実現されており、この初期設定に煩雑な作業が必要になるという問題があった。また、メンテナンス時などにおいて、設備管理システム上での管理対象と実際に配置された設備機器との対応を設備管理システム上で確認する手段がなく、設備管理システムの管理装置に各設備機器の位置データを登録できるようにすることが望まれていた。
ここで、無線ネットワークシステムにおける移動端末の位置決定方法として、その位置が既知である基地局やGPS(Global Positioning System )を搭載し、位置データを得ることができる端末等を用意して、位置が既知の端末との距離を受信電波強度や電波伝播遅延時間などにより算出し、複数の基地局や位置既知の端末からの距離を用いて三角測量により移動端末の位置を決定する方法や、位置既知の端末と通信可能な端末は、その位置既知の端末の通信可能範囲内にあるとして、端末の存在する範囲を限定する方法などが知られている。
しかし、同様の方法を設備機器の位置決定に適用しようとすると、まず、位置が既知の設備機器をネットワーク内に用意する必要がある。GPS受信機のような端末を設備機器に搭載すれば、その設備機器(端末)の位置を確定することができるが、GPS受信機は高価であり、コストアップにつながる。また、屋内ではGPS信号を受信するのが困難であるという問題がある。また、作業員により各設備機器の位置を設定する方法も考えられるが、前述したように煩雑な作業となるため、省作業性が求められる。これは設備機器の位置決定に限ったことではなく、移動する機器も含めた他の機器についても同じことがいえる。
そこで、位置が既知の端末を用いずに、各端末の位置を決定する方法としては、端末間の距離が正確に計測できることを前提として、無線通信による電波伝播遅延時間から求まる端末間の距離に基づいて各端末の位置を算出するなどの方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−281468号公報
上述したように、無線ネットワークにおける距離の計測方法として前記電波伝播遅延時間や受信電波強度を利用した測距方法などがあるが、端末間に存在する電波の遮蔽物、電波到達経路の多重性(マルチパス)などにより、計測された距離には誤差が含まれている可能性が高い。上述の方法は、基本的に、距離が正確に計測できることを前提とした方法であり、測距誤差については考慮されていないため、誤差が含まれた距離に対し、算出した各端末の位置についても正確な位置が算出されているという保証はなく、誤差が含まれるという問題があった。
上述の特許文献1では測距誤差を考慮せずに基準となる3点の端末位置を決定した後、当該基準となる3点の端末位置との計測距離から最小二乗法により他の端末位置を推定してはいるが、設備機器の設置状態などは特に考慮されていなかった。
この発明はこのような課題を解決することを目的としたもので、端末間の距離から推定された位置に対して、設備の設置上の特徴を考慮し、設備の設置状態に則すように端末の位置を修正し、また、設備の設置状態からビル構造を判断する方法、その方法をなどを提供することを目的とする。
本発明は、平面空間上に設定した座標系により、複数の端末が配置された位置を座標により決定する方法、装置およびシステムであって、計測した端末間距離に基づいて算出した、座標系における端末の位置の座標に基づいて、平面空間を端末毎の図形領域に分割する工程と、想定した端末配置の特徴に基づいて生成した少なくとも一つのテンプレートと図形領域との比較に基づいて図形領域毎に指標値となる類似度を算出する工程と、類似度に基づいて端末の位置の座標を修正するかどうかを判断し、修正すると判断した座標を修正する工程とを少なくとも有する方法、その処理を行う手段を備えたものである。
この発明によれば、例えば、無線通信等により算出した端末間距離に基づき端末の位置を座標として求める場合に、端末間距離の計測誤差により生じる端末の測位誤差を、ビルなどにおける設備の配置を考慮し、想定したテンプレートと比較し、当該テンプレートに基づいて端末の位置を修正することにより、より精度の高い端末の位置を決定することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態に係る端末の位置決定方法を実現するためのシステムの基本構成を表す図である。以下、この発明の実施の形態を図面を用いて説明する。この発明の実施の形態における位置決定システムは、1または複数の端末101および1台の代表端末110から構成される。
端末101は、設備機器(例えば照明機器、空調機器等)に組み込まれるかまたは独立した装置として設備機器に取り付けられる。端末101は、通信手段104、距離計測手段103、データ保存手段102および端末座標管理手段105から構成され、他の端末101、代表端末110との距離を計測し(実質的には設備機器間の距離を測っている)、端末101が配された平面の座標系における相対的な位置(絶対座標で決定される位置に対して相対的な位置とする。後述する基準座標系201を絶対座標系とする場合は、絶対位置となる。以下、相対位置という)の座標(ここでは、X座標、Y座標の2次元座標値とする)を算出し、保存(記憶)する。通信手段104は、無線通信が行える範囲(近隣)の他の端末101の通信手段104または代表端末110の通信手段113との間で各種データを含む信号の通信処理を行う。送受信される信号に含まれるデータはデータ保存手段102に一時的または長期的に保持されたものである。距離計測手段103は、通信手段104の無線通信の電波の遅延時間等に基づいて、無線通信を行った近隣の端末101または代表端末110との間の距離を判断する。データ保存手段102は、端末101の各手段が処理した各種データ(特に、自身の端末101の座標値、通信を行った端末101または代表端末110、それらとの距離など、端末101の位置に関するデータなど)を保持(保存、記憶)する。端末座標管理手段105は、設定した座標系、距離計測手段103が判断した距離に基づいて、座標を算出、決定、管理をする。
一方、代表端末110は、通信手段113、座標系管理手段111、データ保存手段112、ボロノイ分割手段114、類似度計算手段115、探索手段116および位置修正手段117とから構成される。通信手段113、座標系管理手段111、データ保存手段112は、それぞれ通信手段104、距離計測手段103、データ保存手段102および端末座標管理手段105と同様の動作を行うので、説明を省略する。ボロノイ分割手段114、類似度計算手段115、探索手段116および位置修正手段117が行う各処理については、後述する。ここで、ボロノイ分割手段114、類似度計算手段115、探索手段116および位置修正手段117は、例えばコンピュータのような演算制御手段(データ処理手段)で構成され、例えばデータ保存手段121に保持されたプログラムを実行することで各手段の処理が実行される。また、本実施の形態では、ボロノイ分割手段114、類似度計算手段115、探索手段116および位置修正手段117を代表端末110が備えているが、例えば、端末とは関係がない、独立した装置を設け、その装置がこれらの手段を備え、処理を行うようなシステム構成でもよい。
次に、端末101および代表端末110による相対位置決定方法の一例について説明する。図2は基準座標系における端末101の端末相対位置を表す図、図10は複数の端末101による相対位置決定方法を示す図である。なお、ここでは、すべての端末101について、それぞれ少なくとも3台の端末101との間で無線通信を行うことができるものとする。代表端末110の座標系管理手段111は、座標基準となる端末101をすべての端末101のうちから1台決定する(ここでは端末101a)。端末101aの通信手段104は通信可能な近隣の端末101(ここでは端末101b〜d)のそれぞれの通信手段104と無線通信を行う。距離計測手段103は、例えば無線通信の受信電波強度に基づいて、通信を行った端末101b〜dとの距離を決定する。決定した距離のデータは対応する端末101b〜dとそれぞれ関連づけて端末101aのデータ保存手段102に保持する。
端末101aの距離計測手段103が距離を決定すると、代表端末110の座標系管理手段111は、端末101aを原点とし、距離を決定した端末101b〜dのうち、1つの端末101bを例えばX軸上に位置させるように定める。次に代表端末110の座標系管理手段111は、端末101bと異なる、距離を決定した端末101cについて、端末101aと端末101cとの距離と、X軸上に位置させた端末101bと端末101cとの距離とから三角関数によりX軸とのなす角度を決定し、端末101cのy座標が正の値をとるように設定した、2次元の座標系1001を設定し、該座標系1001を端末101の相対位置202の基準座標系201とする。
次に残りの、距離を決定した端末101dについて、端末101a〜cとの距離から三角関数を利用してX軸とのなす角度、端末101cと端末101aとを結ぶ直線とのなす角度をそれぞれ決定する。距離については各端末101のデータ保存手段102に保持している距離のデータを利用する。決定した距離と角度とに基づいて、座標系1001における端末101dの座標を決定する(図10(a))。同様に、残りの端末101aの近隣の端末101についても、座標系1001における座標を決定し、座標値をデータ保存手段102に保持する。
次に前記手順で座標の決定した端末101b〜dの近隣の端末101のうち、まだ座標の決定していない端末101(ここでは端末101e)について、前記手順と同様に端末101eの近隣の端末101b〜dとの距離を受信電波強度に基づいて決定し、決定した距離に基づいて、端末101cと端末101bとを結ぶ直線とのなす角度および端末101cと端末101dとを結ぶ直線とのなす角度とを三角関数により決定し、決定した距離および角度に基づいて座標系1001における端末101eの座標を決定する(図10(b))。同様に、座標を決定した端末101の近隣の端末101について、順に座標系1001における座標を決定し、座標値をデータ保存手段102に保持する。これを繰り返すことにより最終的にすべての端末101および代表端末110について、図2に示す基準座標系201における端末相対位置202が決定する。各端末101は座標値で表される自身の端末相対位置202、近隣の端末101の端末相対位置202に関するデータなど、位置に関するデータをデータ保存手段112にそれぞれ保持する。
なお、代表端末110についても相対位置決定については端末101と同様に行う。ここでは距離計測は電波受信強度に基づいて計測しているが、電波の遅延時間に基づいて計測してもよいし、電波受信強度および電波の遅延時間に基づいて計測してもよい。また、端末101および代表端末110の端末相対位置202の決定において、さらに誤差を修正するための処理手順を行ってもよい。(以下、特に区別することがなければ、端末101には、代表端末110も含むものとする)。
次に、端末101の位置修正処理について説明する。上記の手順によって求められた端末相対位置202は、無線通信の遅延時間から得られた計測距離に基づいて算出し、それを座標(値)で表したものであるため、電波伝搬状態、障害物などにより、計測誤差を含み、真の値と異なっている可能性が高い。そこで、本実施の形態では、ビル内の設備機器などが、建築物の建設単位間隔に配された格子点上に配置されることが多いことを利用し、位置修正手段117が、後述する処理により格子点上に配置されていると判断した端末101(設備機器)について、算出した端末相対位置202を修正端末相対位置503に修正する。端末相対位置202の修正の有無の判断はボロノイ分割を利用して行う。なお、以下においては、説明を簡単にするために、テンプレート401、ボロノイ分割の図310等を図示して、代表端末110における処理手順を説明している。ただ、実際の処理手順においては、テンプレート401の移動等は仮想的に行うものであり、ボロノイ分割手段114、類似度計算手段115、探索手段116、位置修正手段117は、その図の素になるデータを処理し、端末相対位置202を修正するための処理手順を行う。
ここで、ボロノイ分割とは、平面上に存在する複数の点(母点)において、ある2つの母点の中心線で平面を分割することであり、これを平面上のすべての2つの母点の関係に対して行う。ボロノイ分割することで、一つの母点に対して一つの領域(ボロノイ領域)が決まる。この領域内では、どの位置においても、その領域内にある母点が他の領域の母点よりも近いという特徴を有する。本実施の形態では、各端末相対位置202に母点があるものとして、端末(設備機器)が配されたビルのフロアに基づく平面に対し、ボロノイ分割手段114ボロノイ分割処理を行う。ここで、ボロノイ分割された平面を図示化したものをボロノイ分割された図310ということにする。
図3は各端末相対位置202に基づいて、ビルのフロアに基づく平面をボロノイ分割した図である。以下、ボロノイ分割による端末位置の格子点上への修正手順について説明する。まず、決定した端末相対位置202に基づいて、ボロノイ分割手段114は、端末相対位置202上に母点があるものとして、基準座標系201の平面における端末相対位置202の存在領域203(実空間では設備機器が配置されている領域。以下、存在領域203という)に対してボロノイ分割し、端末101のボロノイ領域を決定する。
図4はテンプレート401を表す図である。位置修正手段117は、例えば建設単位404平方の正方形402(以下、セル402という)を縦横3個ずつ計9個並べたテンプレート401を仮想的に作成し、データ保存手段112にそのデータを記憶する(あらかじめ作成し、データ保存手段112にデータを記憶させておいてもよい)。各セル402の中心の位置が格子点403に対応するものとする(以下、この点を格子点403として説明する)。
図5はボロノイ分割の図310にテンプレート401を重ねた図である。まず、探索手段116(類似度計算手段115)は、前記ボロノイ分割の図310(ボロノイ分割された平面)に対してテンプレート401を重ね、テンプレート401を建設単位404の範囲で移動させる処理(移動処理)を行う。
類似度計算手段115は、探索手段116の移動処理によるテンプレート401の移動に伴って変化する、テンプレート401の各セル402とボロノイ分割された各領域との重複面積を算出する処理を行う。ここで、テンプレート401を重ねた位置によって、1または複数のセルが複数のボロノイ領域(ボロノイ領域301)と重複する(セル内に複数のボロノイ領域が含まれる)ことがある。その場合は、各セルと重複するボロノイ領域との関係において、最も大きい重複面積(図5においては、ボロノイ領域301との間の重複面積)を選択する。そして、そのときの各セルとボロノイ領域301との関係において、ボロノイ領域301の面積に対する重複面積502の比をセル尤度(尤度は確率的指標値)とし、テンプレート401全体のセル尤度の平均値をテンプレート尤度とする。類似度計算手段115は、このテンプレート尤度が最も大きいテンプレート401の位置501(以下、テンプレート位置501という)を判断する。ここで、尤度とは、ある確率論的モデルを仮定している状況で、その観測データが得られる確率を表すものである。本実施の形態においては、端末101が格子点403上に配置されていることがどれぐらいあてはまっているかを表す指標の値となる。ここで、テンプレート尤度の最大値におけるテンプレート位置501が見つけることができれば都合がよいが、例えば、計算時間、計算量などの関係で、テンプレート尤度の最大値を算出することが難しければ、閾値を設定しておき、閾値より大きいテンプレート尤度におけるテンプレート401の位置をテンプレート位置501として、以下の処理手順を行うようにしてもよい。
次に、位置修正手段117は位置修正処理手順を行う。前記テンプレート尤度が最大となるテンプレート位置501において、各セルとその各セルに対応するボロノイ領域との関係から算出したセル尤度が、あらかじめ定められた閾値を上回る(閾値より大きい)かどうかを判断する。そして、閾値を上回るセル、例えばセル505について、当該ボロノイ領域506に含まれる端末位置504(端末相対位置202)をセル505の格子点503の位置に修正し、これを修正端末相対位置503とする。ここで、修正判断の基準となる閾値であるが、例えばテンプレート位置501におけるテンプレート尤度は、約0.7(70%)〜0.8(80%)となるので、テンプレート尤度がセル尤度の平均であることから考えると、0.8以上の値を閾値とすることができる。以上の手順により、テンプレート401とボロノイ領域301との関係における探索処理手順および位置修正処理手順を終了する。
図6はテンプレート401の移動を表す図である。次に全範囲端末位置修正手順として、図6のように、テンプレート401を基準座標系201のX軸方向、Y軸方向またはその両方向(いわゆる上下左右)に、建設単位404(1つのセル分)だけ移動させ、上述した探索手順および位置修正手順を繰り返す。これを、テンプレート401が存在領域203の全範囲を移動し、総ての端末101の端末相対位置202について、修正の有無の判断とその判断に基づく修正を行ったものと判断するまで行う。
以上のように、第1の実施の形態によれば、例えば建設単位404平方のセル402を複数格子状で構成して生成した、予定される配置を想定して生成したテンプレート401に基づいて、ボロノイ分割した端末101(設備機器)の存在領域203に対し、最も格子点403上に近い配置がなされている部分を、例えば重複面積に基づいて判断し、その部分における格子点403を基準に、建設単位404間隔の格子点403上にある可能性の高い端末101の端末相対位置202を修正端末相対位置503(格子点403上)に修正するようにしたので、建物等の配置状態を考慮した上で、精度の高い端末の相対位置を求めることが可能である。特に建設単位間隔で設備機器(端末101)配置されることが多いので、建設単位に基づくテンプレートはビル等の設備機器の配置を修正するのに都合がよい。また、重複面積502の大きさに基づいて類似度を判断するようにしたので、指標としてわかりやすい。また、ボロノイ分割により存在領域203を分割し、ボロノイ領域301とテンプレート401から類似度を算出するので、算出された端末相対位置202を考慮した上での修正を行うことができる。特に端末101等の座標を無線通信による計測距離から算出する場合には誤差が含まれている可能性が高いので、本実施の形態による位置修正は特に効果を発揮する。
ここで、上述の説明では、建設単位404平方のセル402を縦横3個ずつ並べたテンプレート401を用いたが、建設単位404の整数倍や整数分の1の基準間隔とするテンプレートを用いてもよいし、3×3の並びだけでなく、それよりも多数または少数のセルによるテンプレートを用いてもよい。また、それらのテンプレートの組み合わせを、あらたなテンプレートとしてもよい。
また、上述の説明ではテンプレートの各セルに対し最も重複面積の大きいボロノイ領域について当該セルとの重複面積と、当該ボロノイ領域の面積との面積比をセル尤度とし、当該セル尤度のテンプレートに含まれる全セルにおける平均を持ってテンプレート尤度としたが、テンプレート401とボロノイ領域301の類似性を値として表すことができる指標値を尤度としてもよい。
さらに、全範囲端末位置修正手順により、修正を行った端末101に対して修正端末相対位置503を確定した後、あらためてボロノイ分割を行った上で、上述した全範囲端末位置修正手順をさらに繰り返し行ってもよい。例えば複数回繰り返すことにより、端末101の位置がさらに格子点403上に修正され、精度の高い端末101の位置を決定することができる。なお、ここでは位置を表す座標について2次元の直交座標系による表示を行っているが、極座標系の表示を行うこともできる。
実施の形態2.
図7は実施の形態2に係る代表端末110Aの構成を表す図である。図7において、代表端末110と同一の符号を付しているものについては、実施の形態1で説明したことと同様の動作を行うので説明を省略する(端末101の構成については実施の形態1と変わらない)。代表端末110Aは、共用部−専用部判別手段701が構成に加わっている点で実施の形態1の代表端末110とは異なる。共用部−専用部判別手段701は、ビル内のボロノイ分割された存在領域に対し、共用部と専用部とを判断するものである。
例えば、ビルにおける設備機器の配置構成として、エレベータ、トイレなど各階の共通設備が共用部として集中的に配置され、それ以外の部分がテナント専用部となる。照明機器や空調機器などの設備機器配置の特徴としては、専用部は共用部に比して規則的に配置される傾向にある。そこで、本実施の形態では、ボロノイ分割を利用して、共用部−専用部判別手段701が、共用部と専用部を判別して共用部領域と専用部領域を得、各領域に属する端末101の端末相対位置202に対して別々の処理、例えば専用部領域(その領域内の端末101)のみに対して、実施の形態1のような探索処理手順および位置修正処理手順を行う。
図8はボロノイ分割の図にテンプレートを重ねた図である。次に、ボロノイ分割された分割線、領域等から共用部と専用部を判別する、共用部−専用部判別手段701の処理手順を含めた本実施の形態の処理手順について説明する。まず、実施の形態1と同様の処理手順で、端末101の端末相対位置202を決定する。ボロノイ分割手段114は、存在領域203に対してボロノイ分割を行う。
次に実施の形態1と同様に、探索手段116が探索手順を行い、類似度計算手段115が、ある範囲におけるテンプレート尤度が最大となるテンプレート803の位置を判断する。その際、類似度計算手段115が算出した各セル尤度に基づいて、共有部−専用部判別手段701は、他のセルにおけるセル尤度に比してセル尤度(重複面積804)が著しく低いセルが存在するかどうかを判断する。そのようなセル(例えばセル805)が存在するものと判断すると、そのセルと対応するボロノイ領域内に位置する端末は、テンプレートの生成に際して予定した配置(例えば建設単位間隔の格子状の配置)とは異なった配置がなされている、共用部における端末であると判断する。また、例えば、ボロノイ領域806のように、テンプレートとの間でセル尤度の計算を行うことができない領域内に位置する端末についても、共用部における端末であると判断する。そして、ボロノイ領域のボロノイ線を、専用部領域と共用領域の境界線807とする。
上記手順を実施の形態1におけるテンプレートの移動と同様に端末相対位置の存在領域203すべてに実施し共用部と専用部の境界807を得て、共用部領域802と専用部領域801を得る。
最終的に得られた共用部領域802と専用部領域801のうち、専用部領域801に含まれる端末101の端末相対位置202のみに対し、実施の形態1と同様の手順で位置修正を行う。その際、共用部の端末101に基づくセル尤度は、テンプレート尤度算出のためのセル尤度の対象とはしない。一方、共用部領域の端末101については、テンプレートで予定している配置とは異なるので、少なくとも専用部と同じテンプレートでの位置修正のための処理は行わない。
以上のように、実施の形態2においては、共有部−専用部判別手段701が、テンプレート401とボロノイ領域との重複面積との関係に基づいて共用部領域と専用部領域とを判断するようにしたので、ビルの内部の共用部と専用部の構造を設備の配置に基づいて判別することが可能となる。また、端末101の端末相対位置202の修正を行う場合でも、専用部領域に含まれる端末101の端末相対位置202のみを対象に修正の有無、その判断に基づく修正を行うため、専用部における位置精度を向上させることができ、さらにその修正の処理を行う際のボロノイ分割手段114、類似度計算手段115、探索手段116および位置修正手段117におけるデータ処理の計算量を少なくすることができる。
ここで、上述の説明では、修正前の端末相対位置202に基づくボロノイ領域とテンプレート(セル)との関係で算出したセル尤度に対して共有部−専用部判別手段701が共用部と専用部の判別を行っているが、まず、存在領域203全範囲の端末101の端末相対位置202に基づいて、実施の形態1の全範囲端末位置修正手順等を行って、端末相対位置の修正を行った後、あらためてボロノイ分割処理等を行って、共有部−専用部判別手段701による共用部と専用部との判別を行ってもよい。また、位置修正処理において、テンプレート尤度を閾値として修正の有無を判断する際、例えば端末相対位置202を修正しない端末101を共用部の端末とするなど、同時に共用部−専用部の判別処理を行ってもよい。
実施の形態3.
図9は実施の形態3に係るシステムの構成を表す図である。図9において示している、端末101および代表端末110Aについては、実施の形態1および2と同様の動作を行うので説明を省略する。操作装置901は、通信手段904、表示手段902、入力手段903およびデータ処理手段905で構成される。通信手段904は、操作装置901が代表端末110Aとの間で各種データを含む信号の送受信を行うための手段である。例えば、代表端末110Aからは、ボロノイ分割手段114、類似度計算手段115、探索手段116および位置修正手段117が処理した結果のデータが含まれた信号が送信される。また、操作装置901からは、作業者の指示に基づく端末の位置(座標)の修正に関するデータを含む信号を送信する。ここでは代表端末110Aを示しているが、共用部、専用部の区別をしない場合は、代表端末110Aの代わりに、実施の形態1の代表端末110でもよい。
表示手段902は、表示信号に基づいて、作業者(オペレータ)に図、文字等のデータを画面表示する。入力手段903は、作業者が入力した指示、データ等を含む入力信号をデータ処理手段905に送信する。データ処理手段905は、例えば汎用のコンピュータで構成され、通信手段904および入力手段903から入力されるデータを処理し、図、文字等のデータを表示させる表示信号を表示手段902に送信する。
代表端末110、代表端末110Aは、実施の形態1、2で示した手順に基づいて、修正を行った上で、端末101(設備機器)の端末相対位置(端末相対位置202、修正端末相対位置503)を決定する。本実施の形態では、決定した各端末101の位置関係を作業者に図示しようとするものである。その際、例えば、ボロノイ分割手段114の処理結果であるボロノイ分割した図を同時に表示させる。また、作業者が、例えば表示手段902に表示された図面に基づいて、入力手段903から修正の旨の指示を入力すると、データ処理手段905は、指示のデータを含む信号を、通信手段904に送信させる。代表端末110A側では、指示のデータに基づいて端末相対位置を修正したデータをデータ保存手段112に保存させる。
また、代表端末110Aについては、共有部−専用部判別手段701が判断処理した結果である共用部領域802、専用部領域801に関するデータを含む信号を操作装置901に送信するようにしてもよい。操作装置901のデータ処理手段905は、共用部領域802、専用部領域801に関するデータを処理し、ボロノイ分割した図等に加え、共用部領域802、専用部領域801を表示手段902に表示させるような表示信号を送信するようにしてもよい。その際、データ処理手段905は、ボロノイ線311、修正端末相対位置503、共用部領域802、専用部領域801を色分けして表示させるようにするなど、修正の有無、領域などを区別して表示手段902に表示させるような表示信号を送信するようにしてもよい。
以上のように、実施の形態3によれば、操作装置901を設け、例えば、ボロノイ分割の図、基準座標系(存在領域)における端末相対位置(座標)の関係、共用部領域、専用部領域等、代表端末110、110Aの処理の結果のデータを、図などにより操作装置901の表示手段902に表示できるようにしたので、作業者に対し視覚的に分かりやすくし、作業者は共用部領域、専用部領域の把握などを行いやすくなる。また、作業者が入力手段903から修正の指示を入力することにより、手動で端末位置(座標)の修正を行うことができる。ここで、ボロノイ分割手段114などを独立した装置で構成している場合には、その装置をデータ処理手段905として、表示手段902に表示させるようにしてもよい。
実施の形態4.
上述の実施の形態では、空調機器、照明機器などの設備機器に組み込まれまたは取り付けられた端末101、代表端末110の位置決定について説明した。本発明ではこれに限定されるものではなく、建物内に配置された電子機器、事務機器の位置決定にも適用することができる。
この発明の実施の形態1の構成の一例を示す構成図である。 この発明の基準座標に対する端末の相対位置を示す図解図である。 この発明の端末の相対位置のボロノイ分割を示す図解図である。 この発明のテンプレートの一例を示す図解図である。 この発明のテンプレートとボロノイ領域の比較を示す図解図である。 この発明のテンプレートの移動方法の一例を示す図解図である。 この発明の実施の形態2の代表端末の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態2のテンプレートとボロノイ領域の比較の図である。 この発明の実施の形態3の代表端末の構成を示す構成図である。 複数の端末101による相対位置決定方法を示す図である。
符号の説明
101:端末,102:データ保存手段,103:距離計測手段,104:通信手段,105:端末座標管理手段,110、110A:フロア代表端末,111:フロア座標系管理手段,112:データ保存手段,113:通信手段,114:ボロノイ分割手段,115:類似度計算手段,116:探索手段,117:位置修正手段,201:基準座標系,202:端末相対位置,203:端末相対位置存在領域,301:ボロノイ領域,310:ボロノイ図,311:ボロノイ線,401:テンプレート,402:セル,403:格子点,404:建設単位,501:テンプレート位置,502:重複面積,503:修正端末相対位置,504:端末相対位置,505:セル,506:ボロノイ領域,601:テンプレート,701:共用部−専用部判別手段,801:専用部,802:共用部,803:テンプレート,804:重複面積,805:セル,806:ボロノイ領域,807:共用部−専用部境界,901:操作装置,902:表示手段,903:入力手段,904:通信手段,905:データ処理手段,101a、101b、101c、101d、101e:端末,1001:座標系。

Claims (18)

  1. 平面空間上に設定した座標系により、複数の端末の配置位置を座標により決定する方法であって、
    計測した端末間距離に基づいて算出した、前記座標系における前記端末の位置の座標に基づいて、前記平面空間を前記端末毎の図形領域に分割する工程と、
    想定した端末配置の特徴に基づいて生成した少なくとも一つのテンプレートと前記図形領域との比較に基づいて前記図形領域毎に指標値となる類似度を算出する工程と、
    前記類似度に基づいて前記端末の位置の座標を修正するかどうかを判断し、修正すると判断した座標を修正する工程と
    を少なくとも有することを特徴とする位置決定方法。
  2. 平面空間上に設定した座標系により、建物内の複数の端末の配置位置を座標により決定する方法であって、
    計測した端末間距離に基づいて決定した、前記座標系における前記端末の位置の座標に基づいて、前記平面空間を前記端末毎の図形領域に分割する工程と、
    想定した端末配置の特徴に基づいて生成した少なくとも一つのテンプレートと前記図形領域との比較に基づいて前記図形領域毎に指標値となる類似度を算出する工程と、
    前記類似度に基づいて前記端末が規則に則った配置をしているかどうかを判断し、該判断に基づいて前記建物の構造を判別する工程と
    を少なくとも有することを特徴とする位置決定方法。
  3. 前記規則に則った配置をしている前記端末のみの前記図形領域により算出した類似度に基づいて前記規則に則った配置をしている端末の位置の座標を修正するかどうかを判断し、修正すると判断した座標を修正する工程をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の位置決定方法。
  4. 前記図形領域と前記テンプレートとを重ね合わせて比較した際に、重複する面積に基づいて前記類似度を算出することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の位置決定方法。
  5. 前記平面空間をボロノイ分割により分割することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の位置決定方法。
  6. 建設単位間隔の格子状に前記テンプレートを生成することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の位置決定方法。
  7. 前記座標系における前記各端末の位置の座標および前記各図形領域の境界となる分割線を少なくとも表示手段に図示することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の位置決定方法。
  8. 前記端末間距離は、前記端末間の無線通信による、電波の受信電界強度または電波の遅延時間のいずれか一方、または両方に基づいて算出することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の位置決定方法。
  9. 平面空間上に設定した座標系により、複数の端末の配置位置を座標のデータとして決定する装置であって、
    計測した端末間距離に基づいて算出された、前記座標系における前記端末の位置の座標のデータに基づいて、前記平面空間を前記端末毎の図形領域に分割する分割手段と、
    想定した端末配置の特徴に基づいて少なくとも一つのテンプレートのデータを生成し、前記図形領域との比較に基づいて前記図形領域毎に指標値となる類似度のデータを算出する類似度計算手段と、
    前記類似度のデータに基づいて、前記端末の位置の座標を修正するかどうかを判断し、修正すると判断した座標を修正する位置修正手段と
    前記テンプレートのデータ、前記端末の位置の座標のデータ、前記類似度のデータおよび前記端末毎の図形領域に係るデータを一時的または長期的に保持するデータ保存手段と
    を少なくとも備えたことを特徴とする位置決定装置。
  10. 平面空間上に設定した座標系により、複数の端末の配置位置を座標のデータとして決定する装置であって、
    計測した端末間距離に基づいて決定された、前記座標系における前記端末の位置の座標のデータに基づいて、前記平面空間を前記端末毎の図形領域に分割する分割手段と、
    想定した端末配置の特徴に基づいて少なくとも一つのテンプレートのデータを生成し、前記図形領域との比較に基づいて前記図形領域毎に指標値となる類似度のデータを算出する類似度計算手段と、
    前記類似度のデータに基づいて、前記端末が規則に則った配置をしているかどうかを判断し、該判断に基づいて前記建物の構造を判別する判別手段と
    前記テンプレートのデータ、前記端末の位置の座標のデータ、前記類似度のデータ、前記端末毎の図形領域に係るデータ、および判別した前記建物の構造に係るデータを一時的または長期的に保持するデータ保存手段と
    を少なくとも備えたことを特徴とする位置決定装置。
  11. 前記規則に則った配置をしている前記端末のみの前記図形領域により前記類似度計算手段が算出した類似度に基づいて、前記規則に則った配置をしている端末の位置の座標を修正するかどうかを判断し、修正すると判断した座標を修正する位置修正手段をさらに備えたことを特徴とする請求項10に記載の位置決定装置。
  12. 前記類似度計算手段は、前記図形領域と前記テンプレートとを重ね合わせる処理を行って比較処理し、重複する面積に基づいて前記類似度を算出することを特徴とする請求項9ないし請求項11のいずれかに記載の位置決定装置。
  13. 前記分割手段は、前記平面空間をボロノイ分割により分割処理することを特徴とする請求項9ないし請求項12のいずれかに記載の位置決定装置。
  14. 前記類似度計算手段は、建設単位間隔の格子状に前記テンプレートを生成することを特徴とする請求項9ないし請求項13のいずれかに記載の位置決定装置。
  15. データ保存手段に保持されたデータに基づく表示信号により、前記座標系における前記各端末の位置の座標および前記各図形領域の境界となる分割線を少なくとも表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項9ないし請求項14のいずれかに記載の位置決定装置。
  16. 無線通信の電波の受信電界強度または電波の遅延時間のいずれか一方、または両方から計測した距離に基づいて前記座標系における座標を算出する複数の端末と、
    請求項9ないし請求項14のいずれかに記載の位置決定装置と
    を少なくとも備えたことを特徴とする位置決定システム。
  17. 前記複数の端末のうち、前記位置決定装置を備えた一の端末を代表端末とすることを特徴とする請求項16に記載の位置決定システム。
  18. 前記端末を位置決定対象となる機器に組み込むことを特徴とする請求項16または請求項17に記載の位置決定システム。
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