JP2006087924A - ソリッドゴルフボール - Google Patents

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裕之 永沢
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Abstract

【解決手段】 本発明は、コアと少なくとも1層のカバーとを具備するソリッドゴルフボールにおいて、上記コアがシス−1,4−結合を60%以上含有し、希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンを主材として形成され、上記コアの直径が34.7〜42.0mmであり、100kg荷重負荷時における上記コアの変形量が2.5〜5.0mm、上記カバーのうち最外層カバーが有機短繊維を配合した熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーを主材として形成され、上記最外層カバーのショアD硬度が55〜70、厚さが0.5〜2.0mmであり、かつボール全体の質量が40.0〜44.9gであることを特徴とするソリッドゴルフボールを提供する。
【効果】 このゴルフボールによれば、飛び性能及び割れ耐久性に優れており、特に、低ヘッドスピード領域におけるプレイヤーにおいて飛距離の増大を図ることができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、コアと少なくとも1層のカバーとを具備するソリッドゴルフボールに関するものである。
従来より、ボール全質量やボール比重を所定範囲内に規定すると共に、コアやカバー等の比重,硬度を適宜規定したソリッドゴルフボールが種々提案されている。このようなゴルフボールとしては、例えば、日本特許第3005066号明細書,同特許第2924698号明細書,同特許第2820060号明細書,同特許第3067611号明細書,同特許第3120717号明細書,同特許第2888168号明細書,日本特開平10−230023号公報,同特開平9−168610号公報などが知られている。
しかしながら、これらのソリッドゴルフボールにおいては、飛距離増大を図ることができても、割れ耐久性に劣ってしまうものがある。また、上記のゴルフボールの中には、耐久性は良いが、スピン量が多くなり、飛び性能が低下してしまうものがある。
即ち、上記のゴルフボールにおいては、飛び性能及び割れ耐久性の両面において十分に優れたものとは言えなかった。特に、ヘッドスピードが30m/s台の低ヘッドスピード対象のゴルファーにとっては上記のゴルフボールを使用しても満足した飛距離を得ることはできなかった。
特許第3005066号明細書 特許第2924698号明細書 特許第2820060号明細書 特許第3067611号明細書 特許第3120717号明細書 特許第2888168号明細書 特開平10−230023号公報 特開平9−168610号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、飛び性能及び割れ耐久性の両面に優れており、特に、低ヘッドスピード領域におけるプレイヤーにおいて飛距離の増大を図ることができるソリッドゴルフボールを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、コアと少なくとも1層のカバーとを具備するソリッドゴルフボールにおいて、上記コアを、シス−1,4−結合を60%以上含有し、希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンを主材として形成し、上記コアの直径を34.7〜42.0mm,100kg荷重負荷時における上記コアの変形量を2.5〜5.0mm,上記カバーのうち最外層カバーを熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーを主材として形成し、上記最外層カバーのショアD硬度を55〜70,厚さを0.5〜2.0mm、かつボール全体の質量を40.0〜44.9gに調整することにより、割れ耐久性を維持しながら高初速,低スピン量,高打出し角を実現させて飛び性能を増大させること、特には、ヘッドスピードが30m/s台の低ヘッドスピードで打撃したボールの飛距離を十分に増大させることを見出し、本発明のソリッドゴルフボールを完成したものである。
従って、本発明は、下記のソリッドゴルフボールを提供する。
〔1〕コアと少なくとも1層のカバーとを具備するソリッドゴルフボールにおいて、上記コアがシス−1,4−結合を60%以上含有し、希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンを主材として形成され、上記コアの直径が34.7〜42.0mmであり、100kg荷重負荷時における上記コアの変形量が2.5〜5.0mm、上記カバーのうち最外層カバーが有機短繊維を配合した熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーを主材として形成され、上記最外層カバーのショアD硬度が55〜70、厚さが0.5〜2.0mmであり、かつボール全体の質量が40.0〜44.9gであることを特徴とするソリッドゴルフボール。
〔2〕上記最外層カバーの主材がアイオノマー樹脂である請求項1記載のソリッドゴルフボール。
〔3〕上記最外層カバーにおいて、有機短繊維を配合する前後の熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーの硬度差がショアD硬度で3度以下である請求項1又は2記載のソリッドゴルフボール。
〔4〕上記最外層カバーの主材が、(a)オレフィン−不飽和カルボン酸共重合体、オレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステル共重合体及びこれら共重合体の金属イオン中和物から選ばれる成分と、(b)ポリオレフィン成分とポリアミド成分からなる二元共重合体とを混合した樹脂組成物である請求項1〜3のいずれか1項記載のソリッドゴルフボール。
〔5〕上記(b)成分のポリアミド成分がナイロン繊維である請求項4記載のソリッドゴルフボール。
なお、上記請求項中の「主材」とは、コア及び最外層カバーの各部分における材料全質量に対して50質量%以上、特に、60〜100質量%の材料の意味である。
本発明のソリッドゴルフボールによれば、飛び性能及び割れ耐久性に優れており、特に、低ヘッドスピード領域におけるプレイヤーにおいて飛距離の増大を図ることができる。また、本発明のソリッドゴルフボールによれば、パター及びドライバーによる打感がソフトで良好なものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のソリッドゴルフボールは、コアと少なくとも1層のカバーとを具備したボール構造を有するものであり、ボール全体の質量としては40.0〜44.9g、好ましくは40.5〜44.5g、より好ましくは41.0〜44.0gの範囲内で調整される。このボール質量の調整によりボール初速を向上させ、かつボールの高弾道化を実現させたものである。特に、低ヘッドスピード領域におけるボールの飛距離が十分に向上し得るものである。
なお、ボールの直径は、通常と同様に、42.67mm以上、好ましくは、42.67〜43.00mmにて形成することができる。
コアは、例えば共架橋剤、有機過酸化物、不活性充填剤、有機硫黄化合物等を含有するゴム組成物を用いて形成することができる。該ゴム組成物の基材ゴムとしては、ポリブタジエンを用いることが好ましい。
上記ゴム成分のポリブタジエンは、そのポリマー鎖中に、シス−1,4−結合を60質量%以上、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上、最も好ましくは95質量%以上有することが好適である。分子中の結合に占めるシス−1,4−結合が少なすぎると、反発性が低下する場合がある。
また、上記ポリブタジエンに含まれる1,2−ビニル結合の含有量としては、そのポリマー鎖中に通常2%以下、好ましくは1.7%以下、更に好ましくは1.5%以下である。1,2−ビニル結合の含有量が多すぎると、反発性が低下する場合がある。
上記ポリブタジエンとしては、希土類元素系触媒で合成されたものが用いられる。このポリブタジエンを主材としたゴム組成物の加硫成形物は良好な反発性を有する。
上記の希土類元素系触媒としては、特に限定されるものではないが、例えば、ランタン系列希土類元素化合物と、有機アルミニウム化合物、アルモキサン、ハロゲン含有化合物、必要に応じルイス塩基とを組み合わせてなる触媒を挙げることができる。
上記ランタン系列希土類元素化合物としては、原子番号57〜71の金属ハロゲン化物、カルボン酸塩、アルコラート、チオアルコラート、アミド等を挙げることができる。
特に、ランタン系列希土類元素化合物としてネオジウム化合物を用いたネオジウム系触媒を使用することが、シス−1,4−結合が高含量、1,2−ビニル結合が低含量のポリブタジエンゴムを優れた重合活性で得られるので好ましく、これらの希土類元素系触媒の具体例は、特開平11−35633号公報、特開平11−164912号公報、特開2002−293996号公報に記載されているものを好適に挙げることができる。
ランタン系列希土類元素化合物系触媒を用いて合成されたポリブタジエンは、ゴム成分中に10質量%以上、好ましくは20質量%以上、特に40質量%以上含有することが反発性を向上させるためには好ましい。
なお、上記ゴム基材には、上記ポリブタジエン以外にも他のゴム成分を本発明の効果を損なわない範囲で配合し得る。上記ポリブタジエン以外のゴム成分としては、上記ポリブタジエン以外のポリブタジエン、その他のジエンゴム、例えばスチレンブタジエンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム等を挙げることができる。
共架橋剤としては、例えば不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸の金属塩等が挙げられる。
不飽和カルボン酸として具体的には、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸等を挙げることができ、特にアクリル酸、メタクリル酸が好適に用いられる。
不飽和カルボン酸の金属塩としては特に限定されるものではないが、例えば上記不飽和カルボン酸を所望の金属イオンで中和したものが挙げられる。具体的にはメタクリル酸、アクリル酸等の亜鉛塩やマグネシウム塩等が挙げられ、特にアクリル酸亜鉛が好適に用いられる。
上記不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩は、上記基材ゴム100質量部に対し、通常10質量部以上、好ましくは15質量部以上、更に好ましくは20質量部以上、上限として通常60質量部以下、好ましくは50質量部以下、更に好ましくは45質量部以下、最も好ましくは40質量部以下配合する。配合量が多すぎると、硬くなりすぎて耐え難い打感になる場合があり、配合量が少なすぎると、反発性が低下してしまう場合がある。
上記有機過酸化物としては市販品を用いることができ、例えば、パークミルD(日本油脂(株)製)、パーヘキサ3M(日本油脂(株)製)、Luperco 231XL(アトケム社製)等を好適に用いることができる。これらは1種を単独であるいは2種以上を併用してもよい。
上記有機過酸化物は、上記基材ゴム100質量部に対し、通常0.05質量部以上、好ましくは0.1質量部以上、更に好ましくは0.2質量部以上、最も好ましくは0.3質量部以上、上限として通常5質量部以下、好ましくは4質量部以下、更に好ましくは3質量部以下、最も好ましくは2質量部以下配合する。配合量が多すぎたり、少なすぎたりすると好適な打感、耐久性及び反発性を得ることができない場合がある。
不活性充填剤としては、例えば酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等を好適に用いることができる。これらは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
不活性充填剤の配合量は、上記基材ゴム100質量部に対し、通常1質量部以上、好ましくは5質量部以上、上限として通常50質量部以下、好ましくは40質量部以下、更に好ましくは30質量部以下、最も好ましくは20質量部以下とする。配合量が多すぎたり、少なすぎたりすると適正な質量、及び好適な反発性を得ることができない場合がある。
更に、必要に応じて老化防止剤を配合することができ、例えば、市販品としてはノクラックNS−6、同NS−30(大内新興化学工業(株)製)、ヨシノックス425(吉富製薬(株)製)等が挙げられる。これらは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記の老化防止剤の配合量は上記基材ゴム100質量部に対し、通常0質量部以上、好ましくは0.05質量部以上、更に好ましくは0.1質量部以上、最も好ましくは0.2質量部以上、上限として通常3質量部以下、好ましくは2質量部以下、更に好ましくは1質量部以下、最も好ましくは0.5質量部以下とする。配合量が多すぎたり、少なすぎたりすると好適な反発性、耐久性を得ることができない場合がある。
上記コアには、ゴルフボールの反発性を向上させ、ゴルフボールの初速度を大きくするため、有機硫黄化合物を配合することが好ましい。
有機硫黄化合物としては、ゴルフボールの反発性を向上させ得るものであれば特に制限されないが、例えばチオフェノール類、チオナフトール類、ハロゲン化チオフェノール類又はそれらの金属塩及び硫黄数が2〜4のポリスルフィド類等が挙げられる。より具体的には、ペンタクロロチオフェノール、ペンタフルオロチオフェノール、ペンタブロモチオフェノール、パラクロロチオフェノール、ペンタクロロチオフェノールの亜鉛塩、ペンタフルオロチオフェノールの亜鉛塩、ペンタブロモチオフェノールの亜鉛塩、パラクロロチオフェノールの亜鉛塩、硫黄数が2〜4のジフェニルポリスルフィド、ジベンジルポリスルフィド、ジベンゾイルポリスルフィド、ジベンゾチアゾイルポリスルフィド、ジチオベンゾイルポリスルフィド等が挙げられ、特に、ペンタクロロチオフェノールの亜鉛塩、ジフェニルジスルフィドが好適に用いられる。
上記有機硫黄化合物の配合量は、上記基材ゴム100質量部に対し、通常0.05質量部以上、好ましくは0.1質量部以上、上限として通常5質量部以下、好ましくは4質量部以下、更に好ましくは3質量部以下、最も好ましくは2.5質量部以下であることが推奨される。配合量が多すぎると効果が頭打ちとなり、それ以上の効果が見られなくなる場合があり、配合量が少なすぎると、その配合効果が十分達成されない場合がある。
上記コアの直径は、34.7mm以上、好ましくは35.0mm以上、更に好ましくは35.3mm以上に調整される。一方、上限値としては42.0mm以下、好ましくは41.0mm以下、更に好ましくは40.3mm以下に調整される。
また、上記コアの100kg荷重負荷時における変形量は2.5mm以上、好ましくは3.0mm以上、更に好ましくは3.5mm以上である。また、上限値としては、5.0mm以下、好ましくは4.5mm以下、更に好ましくは4.2mm以下である。
本発明のソリッドゴルフボールにおいては、上記コアに被覆するカバーは少なくとも1層有するものであり、単層又は複数層に形成することができる。これらのカバー層のうち最も外側に配置される単層のカバー層を「最外層カバー」と称する。
上記最外層カバーは、有機短繊維を配合した熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーを主材として形成されるものである。熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーに有機短繊維を配合することにより、ボールの割れ耐久性を向上させることができる。この有機短繊維や熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーの種類としては特に制限はないが、特には、(a)オレフィン−不飽和カルボン酸共重合体、オレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステル共重合体及びこれら共重合体の金属イオン中和物から選ばれる成分と、(b)ポリオレフィン成分とポリアミド成分からなる二元共重合体とを混合した樹脂組成物によって形成することが好ましい。
上記(a)成分は、オレフィン−不飽和カルボン酸二元ランダム共重合体、オレフィン−不飽和カルボン酸二元ランダム共重合体の金属イオン中和物、オレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステル三元ランダム共重合体、及びオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステル三元ランダム共重合体の金属イオン中和物から選ばれるが、上記共重合体中のオレフィンは、炭素数が、通常2以上、上限として8以下、特に6以下のものが好ましく、具体的には、エチレン、プロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン、オクテン等を挙げることができ、特にエチレンであることが好ましい。
また、不飽和カルボン酸としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸等を挙げることができ、特にアクリル酸、メタクリル酸であることが好ましい。
更に、不飽和カルボン酸エステルとしては、上述した不飽和カルボン酸の低級アルキルエステルが好適で、具体的には、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル等を挙げることができ、特にアクリル酸ブチル(n−アクリル酸ブチル、i−アクリル酸ブチル)であることが好ましい。
上記の(a)成分のオレフィン−不飽和カルボン酸二元ランダム共重合体及びオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステル三元ランダム共重合体は、それぞれ、上述した材料を調整し、公知の方法によりランダム共重合させることにより得ることができる。
上記ランダム共重合体は、不飽和カルボン酸の含量(酸含量)が調整されたものであることが推奨される。ここで、(a)成分のランダム共重合体に含まれる不飽和カルボン酸の含量は、通常4質量%以上、好ましくは6質量%以上、より好ましくは8質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、上限としては30質量%以下、好ましくは20質量%以下、より好ましくは18質量%以下、更に好ましくは15質量%以下であることが推奨される。
上記の(a)成分のオレフィン−不飽和カルボン酸二元ランダム共重合体の金属イオン中和物、オレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステル三元ランダム共重合体の金属イオン中和物(以下、これらの共重合体の金属イオン中和物を総称してランダム共重合体の金属イオン中和物という)は、上記ランダム共重合体中の酸基を金属イオンで部分的に中和することにより得ることができる。
ここで、酸基を中和する金属イオンとしては、例えば、Na+、K+、Li+、Zn++、Cu++、Mg++、Ca++、Co++、Ni++、Pb++等を挙げることができ、好ましくはNa+、Li+、Zn++、Mg++等であり、更に好ましくはZn++である。
本発明のランダム共重合体の金属イオン中和物を得るには、上記ランダム共重合体に対して、上記金属イオンで中和すればよく、例えば、上記金属イオンのギ酸塩、酢酸塩、硝酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、酸化物、水酸化物及びアルコキシド等の化合物を使用して中和する方法などを採用することができる。これら金属イオンのランダム共重合体に対する中和度は特に限定されるものではない。
本発明において、ランダム共重合体の金属イオン中和物としては、亜鉛イオン中和型アイオノマー樹脂を好適に使用でき、材料のメルトフローレートを増加させ、後述する最適なメルトフローレートに調整することが容易で、成形性を改良することができる。
上記の(a)成分は、市販品を使用してもよく、例えば、二元ランダム共重合体として、ニュクレル1560、同1214、同1035(いずれも三井・デュポンポリケミカル社製)、ESCOR5200、同5100、同5000(いずれもEXXONMOBIL CHEMICAL社製)等を、三元ランダム共重合体として、例えば、ニュクレルAN4311、同AN4318(いずれも三井・デュポンポリケミカル社製)、ESCOR ATX325、同ATX320、同ATX310(いずれもEXXONMOBIL CHEMICAL社製)等を挙げることができる。
また、二元ランダム共重合体の金属イオン中和物として、例えば、ハイミラン1554、同1557、同1601、同1605、同1706、同AM7311(いずれも三井・デュポンポリケミカル社製)、サーリン7930(米国デュポン社製)、アイオテック3110、同4200(EXXONMOBIL CHEMICAL社製)等を、三元ランダム共重合体の金属イオン中和物として、例えば、ハイミラン1855、同1856、同AM7316(いずれも三井・デュポンポリケミカル社製)、サーリン6320、同8320、同9320、同8120(いずれも米国デュポン社製)、アイオテック7510、同7520(いずれもEXXONMOBIL CHEMICAL社製)等をそれぞれ挙げることができる。上記ランダム共重合体の金属イオン中和物として好適な亜鉛中和型アイオノマー樹脂としては、ハイミラン1706、同1557、同AM7316等を挙げることができる。
一方、(b)成分のポリオレフィン成分として、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン又はポリスチレン等が使用できるが、中でもポリエチレン、更には結晶性の高い低密度ポリエチレンが好ましい。
ポリアミド成分として、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン610、ナイロン612、共重合ナイロン、ナイロンMXD6、ナイロン46、アラミド、ポリアミドイミド、ポリイミド等が使用できるが、物性と価格のバランスからナイロン6が好ましい。また、ポリアミド成分の形態としては、繊維状が好ましく、特にナイロン繊維が好ましく、この場合、ナイロン繊維の平均径は10μm以下、より好ましくは5μm以下、更に好ましくは1μm以下であり、0.01μm以上であることが配合量に対する効果的な補強性能発現の点で好ましい。なお、ここでの平均径は、透過型電子顕微鏡を利用したサンプル断面観察による測定値である。
上記(b)成分の態様としては、特にナイロン繊維表面に結晶性ポリオレフィン成分が結合しているものが好ましい。なお、ここでの「結合」とは、結合剤の添加によりポリアミド成分とポリオレフィン成分がグラフト結合していることを意味する。結合剤としては、シランカップリング剤、チタネート系カップリング剤、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸誘導体、有機過酸化物等が用いられる。
上記(b)成分において、ポリオレフィン成分(b−1)とポリアミド成分(b−2)との割合は、質量比として、(b−1)/(b−2)が25/75〜95/5、より好ましくは30/70〜90/10、更に好ましくは40/60〜75/25であることが好ましい。ポリアミド成分が少なすぎると、十分な補強効果が発現されない。多すぎると、二軸押し出し機等で(a)成分との混練の際に混ざり難くなる。
また、上記(a)成分と(b)成分との割合は、質量比として(a)/(b)が100/0.1〜100/50、より好ましくは100/1〜100/40、更に好ましくは100/2〜100/30であることが好ましい。配合量が少なすぎると、十分な効果が発現されない。配合量が多すぎると、混練又はゴルフボールカバーへの成型が困難になる。
(a),(b)成分の混練温度は、ポリアミド成分の形状を可能な限り維持するために、ポリオレフィン成分の融点以上、好ましくは融点より10℃以上で、かつ、ポリアミド成分の融点以下、好ましくはポリアミド成分の融点の10℃以下で行うのが好ましいが、必ずしもこの限りではない。
また、ゴルフボールへの成型時の樹脂温度は、上記温度範囲が好ましいが、必要に応じてこの範囲を超えても構わない。
上記(a),(b)成分を必須成分とする樹脂組成物には、上記樹脂分に加えて、必要に応じて種々の添加剤を配合することができる。このような添加剤としては、例えば顔料、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線安定剤、離型剤、可塑剤、無機充填剤(酸化亜鉛、硫酸バリウム、二酸化チタン等)等を挙げることができる。なお、上記(a),(b)成分は、その合計として、樹脂組成物中に30質量%以上、特に60〜100質量%含まれることが本発明の効果を発揮させる点から好ましい。
上記の最外層カバーのショアD硬度は、好ましくは55以上、更に好ましくは57以上、より更に好ましくは61以上である。上限値としては、好ましくは70以下、更に好ましくは68以下、より更に好ましくは66以下である。最外層カバーのショアD硬度が小さすぎると反発が乏しくなり飛ばなくなってしまい、またスピンがかかりすぎてしまい飛ばなくなることがある。また、最外層カバーのショアD硬度が大きすぎると繰り返し打撃による割れ耐久性が悪くなることがあり、または打感が硬くなりすぎることがある。なお、ショアD硬度とはASTM D2240に基づくタイプDデュロメーターによる測定値である。
上記最外層カバーにおいては、有機短繊維を配合する前後の熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーの硬度差がショアD硬度で3度以下、特に1度以下であることが好ましい。上記の硬度差が3度より大きすぎると、ボールのスピン量が増えてしまい飛距離が低下してしまうおそれがある。
最外層カバーの厚さについては、好ましくは0.5mm以上、更に好ましくは1.0mm以上、より更に好ましくは1.2mmとするものであり、最外層カバー厚さが小さすぎると繰り返し打撃による割れ耐久性が悪くなることがある。また、最外層カバー厚さの上限値について、好ましくは2.0mm以下、更に好ましくは1.8mm以下、より更に好ましくは1.5mm以下とするものである。この上限値を超えてしまうと、低ヘッドスピード領域におけるドライバー打撃時の低スピン量・高打出し角による飛距離増大を得ることが困難である。また、パッティング時やアプローチショット時の打感が硬くなりすぎることがある。
また、本発明においては、上記カバーを複数に形成した場合、上記最外層カバー以外の単層又は複数の内層カバーが存在する。この内層カバーの主材については公知の熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーを用いることができる。具体的には、上述した最外層カバー樹脂種類の範囲内の材料を選択することができる。内層カバーとしては、ゴルフボール打撃時のフィーリングや反発性をより一層向上させる観点から、特に、アイオノマー樹脂又はオレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリアミド系エラストマーを好適に用いることができる。これらの樹脂材料は1種を単独で、又は2種以上を併用してもよい。
上記内層カバーのショアD硬度は、15以上、好ましくは20以上、更に好ましくは30以上である。上限値としては、60以下、好ましくは55以下、更に好ましくは52以下である。特に、内層カバーのショアD硬度は最外層カバーのショアD硬度よりも小さいことが好ましい。内層カバーのショアD硬度が大きすぎると、パッティング時やアプローチショット時のソフトな打球感を得ることが困難となる。
また、内層カバーの厚さについては、好ましくは0.5mm以上、更に好ましくは0.7mm以上、より更に好ましくは1.0mm以上とするものであり、内層カバーの厚さが小さすぎると、パッティング時やアプローチショット時のソフトな打球感を得ることが困難となる。また、内層カバーの厚さの上限値について、好ましくは2.0mm以下、更に好ましくは1.8mm以下、より更に好ましくは1.5mm以下とするものである。この上限値を超えてしまうと、スピンがかかりすぎてしまい飛ばなくなることがある。
なお、本発明のゴルフボールには、公知の方法により公知のディンプルを形成することができる。また製造方法については、特に制限はなく、コア、内層及び最外層カバーの各層をコンプレッション成形、射出成形などで形成する公知の方法を採用することができる。
以下、実施例と比較例とを示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
[実施例1〜3、比較例1〜4]
下記表1のコア配合に基づくゴム組成物を混練し、155℃で15分間加硫成形して各実施例及び比較例のソリッドコアを作成した。次に、表2に示したカバー組成物を混練し、上記コアに射出成形により被覆して表3に示したツーピースソリッドゴルフボールを得た。
Figure 2006087924
註)表中の数字は質量部
なお、表中に記載した主な商品名、材料は以下の通りである。
・ポリブタジエン:BR730(Nd系触媒,シス1,4−結合含有量96%)JSR社製
・ポリブタジエン:BR01(Ni系触媒,シス1,4−結合含有量96%)
JSR社製
・ポリブタジエン:BR11(Ni系触媒,シス1,4−結合含有量96%)
JSR社製
・パーヘキサ3M−40:日本油脂(株),1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン
・パークミルD:日本油脂(株)製,ジクミルパーオキサイド、
・老化防止剤,ノクラックNS−6:大内新興化学工業(株)製
Figure 2006087924
註)表中の数字は質量部
なお、表中に記載した主な商品名、材料は以下の通りである。
・「サーリン」シリーズ 米国デュポン社製のアイオノマー樹脂
・「ハイミラン」シリーズ 三井・デュポンポリケミカル社製、アイオノマー樹脂
・「ポリオレフィン/ポリアミド二元共重合体」 大和ポリマー(株)製、LA0010、ポリオレフィン(低密度ポリエチレン)/ポリアミド(ナイロン6)短繊維の成分比(質量比)=50/50
・「硫酸バリウム300」 堺化学社製
得られた各ツーピースソリッドゴルフボールについて、下記方法により、飛び性能、割れ耐久性及び打感を評価した。結果を表3に示す。
飛び性能
ドライバー(ブリヂストンスポーツ社製,X-DRIVE TYPE300 PROSPEC,ロフト10°)をスウィングロボット(ミヤマエ社製)に装着し、ヘッドスピード(HS)35m/sで打撃した時のトータル飛距離を測定した。スピン量及び初速度は打撃直後のボールを高速カメラにより測定した値である。
割れ耐久性
鉄板に向けてボールを43m/sで発射して、ボールが初めて割れるまでの回数を測定した。そして、市販のゴルフボール「ALTUS NEWING」を同時に評価し、その割れ回数を100とした時の各ボールの割れ回数を数値化した。
打感
アマチュアゴルファー(50才代でヘッドスピードが35〜40m/sの中・上級者)5人が打撃した後、下記の基準で評価した採点結果を平均し、この平均値を下記に示す3段階で評価した。
5点 非常に軟らかい
4点 軟らかい
3点 普通
2点 硬い
1点 非常に硬い
○:5人の平均点が4点を超えた値
△:5人の平均点が2〜4点
×:5人の平均点が2点未満
Figure 2006087924
表3に示されたように、本発明のツーピースのソリッドゴルフボールは、低ヘッドスピード領域における飛び性能及び割れ耐久性に優れており、パター及びドライバーによるソフトな打感を示すものであった。これに対して、比較例1のゴルフボールは、ボール質量が通常の質量のためにボール初速が小さかった。また、比較例1のゴルフボールは、カバーに有機短繊維を配合しておらず、耐久性に劣っていた。同様に、比較例2では、カバーに有機短繊維を配合しておらず、耐久性に劣っていた。比較例3では、ボール質量が通常の質量のためにボール初速が小さく、また、硬いカバーが厚く形成されており、ボール全体の硬度も高く、硬いために打球感が悪かった。比較例4のゴルフボールは、ベース樹脂が軟らかいためにスピン量が多くなり、飛び性能が低下した。
また、比較例1〜4では、いずれも希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンをコア材として使用しておらず、このため、ボール初速が遅く、飛距離が伸びなかった。
[実施例4〜6、比較例5〜7]
下記表4のコア配合に基づくゴム組成物を混練し、155℃で15分間加硫成形して各実施例及び比較例のソリッドコアを作成した。次に、表5に示した内層カバー及び最外層カバー組成物を混練し、上記コア及び内層カバーに射出成形により被覆して表6に示したスリーピースソリッドゴルフボールを得た。
Figure 2006087924
Figure 2006087924
得られた各スリーピースソリッドゴルフボールについて、上記と同様の方法により、飛び性能、割れ耐久性及び打感を評価した。結果を表6に示す。
Figure 2006087924
表6に示されたように、本発明のスリーピースのソリッドゴルフボールは、低ヘッドスピード領域における飛び性能及び割れ耐久性に優れており、パター及びドライバーによる良好な打感を示すものであった。これに対して、また、比較例5,6のゴルフボールは、最外層カバーに有機短繊維を配合しておらず、耐久性に劣っていた。比較例6では、ボール質量が通常の質量のためにボール初速が小さかった。比較例7では、ベース樹脂が軟らかいためにスピン量が多くなり、飛び性能が低下した。
また、比較例5〜7では、いずれも希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンをコア材として使用しておらず、このため、ボール初速が遅く、飛距離が伸びなかった。

Claims (5)

  1. コアと少なくとも1層のカバーとを具備するソリッドゴルフボールにおいて、上記コアがシス−1,4−結合を60%以上含有し、希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンを主材として形成され、上記コアの直径が34.7〜42.0mmであり、100kg荷重負荷時における上記コアの変形量が2.5〜5.0mm、上記カバーのうち最外層カバーが有機短繊維を配合した熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーを主材として形成され、上記最外層カバーのショアD硬度が55〜70、厚さが0.5〜2.0mmであり、かつボール全体の質量が40.0〜44.9gであることを特徴とするソリッドゴルフボール。
  2. 上記最外層カバーの主材がアイオノマー樹脂である請求項1記載のソリッドゴルフボール。
  3. 上記最外層カバーにおいて、有機短繊維を配合する前後の熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーの硬度差がショアD硬度で3度以下である請求項1又は2記載のソリッドゴルフボール。
  4. 上記最外層カバーの主材が、(a)オレフィン−不飽和カルボン酸共重合体、オレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステル共重合体及びこれら共重合体の金属イオン中和物から選ばれる成分と、(b)ポリオレフィン成分とポリアミド成分からなる二元共重合体とを混合した樹脂組成物である請求項1〜3のいずれか1項記載のソリッドゴルフボール。
  5. 上記(b)成分のポリアミド成分がナイロン繊維である請求項4記載のソリッドゴルフボール。
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