JP2006082546A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 顔料系の高粘度インクを用いて、高い画像濃度、十分な発色性、色再現性等の確保、文字滲み、色境界滲み、両面印刷性、乾燥性にすぐれた画像形成を行う場合に、用紙のカールが発生して、ジャムが発生したり、印刷物の品質が悪くなる。
【解決手段】 画像形成部2による用紙5への画像形成が終了したとき、カール抑制待機が必要なときには、排紙モータ271の駆動を停止し、排紙搬送部7の下ガイド板170A上で停止し、搬送ローラ71、171〜173及びこれに対向する拍車72、174〜176によって上下から拘束してカールが発生しにくくなる状態で用紙5を停止待機させた後、排紙動作を行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ/ファックス/コピア複合機等の画像形成装置として、記録液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッド(画像形成手段)を用いて、被記録媒体(用紙、記録媒体、転写材なども同義で使用する。)を搬送しながら、記録液の液滴(以下、インク滴ともいう。)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写も同義語で用いる。)を行なうインクジェット記録装置が知られている。
このように、インクジェット記録装置においては、記録液を使用して画像を形成するため、被記録媒体に着弾した記録液が乾燥するまでにはある程度の時間を要することから、被記録媒体に着弾した記録液が乾燥するまでの間、画像形成が終了した被記録媒体を装置内で待機させたり、両面印刷を行うときには一旦排紙トレイ上に被記録媒体を排出した後再給紙を行うようにしている。
例えば、特許文献1には前回のドット密度の判定結果が予め定めた設定値を超えるときには今回の記録用紙の排紙トレイへの排出を設定時間だけ遅延させる手段を備えることが記載されている。
特許第3109529号公報
また、特許文献2には両面印刷を行うとき、用紙の片面に印写した後、用紙の少なくとも一部を一旦装置本体外に排出し、乾燥時間を確保できるようすることが記載されている。
特許公開2000−001010号公報
ところで、インクジェット記録装置においては、普通紙に対する高速、高画質記録を実現するために、高粘度の記録液(高粘度インク)を使用する傾向にある。つまり、インクジェット記録で、特に普通紙上に印字した場合には、画像の色再現性、耐久性、耐光性、インク乾燥性、文字滲み(フェザリング)、色境界滲み(カラーブリード)、両面印刷性等、インクジェット記録特有の画質劣化問題が顕在化し、普通紙に高速印字を行う場合に、これら全ての特性を満足して印刷することは極めて難しい課題となっている。
また、通常、インクジェット記録で使用される記録液(インク)は、水を主成分とし、これに着色剤、及び目詰まり防止等の目的でグリセリン等の湿潤剤を含有したものが一般的である。着色剤としては、染料と顔料とがあり、優れた発色性や安定性が得られる点から、カラー色部には、従来から染料系インクが用いられる場合が多い。しかし、染料系インクを用いて得られる画像の耐光性、耐水性等の堅牢性は着色剤に顔料を利用したものに対して劣るものであり、特に、耐水性については、インク吸収層を有するインクジェット専用記録紙を使用すれば、ある程度の改善を図ることは可能となるが、普通紙を使用した場合には満足の得られるものとはなっていない。
そこで、普通紙を使用した場合での上記染料系インクに対する問題点を改善するために、着色剤として、有機顔料、カーボンブラック等を用いる顔料系インクの使用が普通紙への印字について検討、あるいは実用化されている。顔料は、染料とは異なり水への溶解性がないため、通常は、顔料を分散剤とともに混合し、分散処理して水に安定分散させた状態の水性インクとして用いられる。
このような顔料系インクは、総じて高粘度(5mPa・s以上)インクであることから、普通紙に印刷した場合、染料系インクに比べて、速乾性があるものの、被記録媒体のカールを生じ易いという課題がある。
つまり、染料系インクでは被記録媒体の裏面に水分が浸透して被記録媒体の表裏面での水分の差が小さくなるために、乾燥には時間がかかっても、被記録媒体の表裏面での水分の差に起因するカールは相対的に生じ難い。
これに対して、顔料系インクでは速乾性があることから被記録媒体上でのインクの乾燥には時間がかからないが、被記録媒体内に滲み込むのに時間がかかるため、被記録媒体の表裏面での水分の差が大きくなるため、被記録媒体の表裏面での水分の差に起因するカールが生じ易く、カールが生じたときには速乾性があるために、カールをした状態のまま固まることになる。
このように、カールが発生した用紙をそのまま搬送すると、ジャムが発生したり、排紙安定性が悪くなって折れなどが発生し、印刷物の品質が悪くなるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、高粘度記録液を使用して普通紙印刷を行ってもカールが低減する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、記録ヘッドによる画像形成が終了した被記録媒体の少なくとも一部を上下から拘束した状態で、被記録媒体のカールが発生しにくくなるまで待機させた後、排紙動作を行う手段を備えている構成とした。なお、「上下から」とは「被記録媒体の両面に対向する方向から」という意味である。
ここで、被記録媒体の下側をガイド板で保持した状態で、被記録媒体の少なくとも一部をローラ及び拍車で上下から拘束することが好ましい。
また、被記録媒体のカールが発生しにくくなるまで待機させる時間が可変設定されることが好ましい。
この場合、被記録媒体のカールの発生しにくくなるまで待機させる時間が絶対湿度の検出結果、給紙カセットに収容された被記録媒体の含水量の検出結果、被記録媒体の種類、或いは印字モードの少なくともいずれかに基づいて可変設定されることが好ましい。
絶対湿度の検出に関しては、被記録媒体を積載する給紙カセットの周囲温度及び湿度を検出し、これらの検出結果に基づいて絶対湿度を検出することが好ましい。また、記録ヘッドによる画像形成が終了した被記録媒体の周囲温度及び湿度を検出し、これらの検出結果に基づいて絶対湿度を検出することが好ましい。
また、被記録媒体を停止させて被記録媒体を待機させることが好ましい。この場合、被記録媒体の後端部が記録ヘッドの走査領域内に位置する状態で被記録媒体を待機させることが好ましく、このとき、記録ヘッドは印写領域から退避させることが好ましい。さらに、記録ヘッドを印写領域から退避させた後は印字中に記録ヘッドに対するメンテナンス動作を行なわないことが、あるいは、記録ヘッドを印写領域から退避させた後、記録ヘッドのノズル面をキャッピングする保湿キャップにて記録ヘッドをキャッピングすること好ましい。
また、最終印字動作完了後、被記録媒体をその後端部が記録ヘッドの走査領域外に位置するまで搬送して被記録媒体を待機させることが好ましい。
さらに、最終印字動作完了後被記録媒体を待機させる位置が可変設定されることが好ましい。この場合、最終印字動作完了後被記録媒体を待機させる位置がメンテナンス動作、被記録媒体に打ち込んだ液滴量、画像データ、被記録媒体のカール量の検出結果の少なくともいずれかに基づいて可変設定されることが好ましい。
また、被記録媒体を装置内で拘束状態を維持しながら搬送して被記録媒体を待機させることもできる。
さらに、被記録媒体に打ち込んだ液滴量に基づいて被記録媒体を待機させることができる。この場合、被記録媒体の後端部に打ち込んだ液滴量に基づいて被記録媒体を待機させることが、あるいは、被記録媒体の単位面積当りの平均滴数及び被記録媒体の後端部の平均滴数の多い方に基づいて被記録媒体を待機させることが好ましい。
また、画像データに基づいて被記録媒体を待機させることができる。この場合、画像データの含まれる印字面積と印字分布に基づいて被記録媒体を待機させることが好ましい。画像データは外部装置から転送される画像データ、画像読取り装置から与えられる画像データのいずれも対象とできる。
さらに、被記録媒体を記録ヘッドによる画像形成位置に給送するための駆動手段と、被記録媒体を排紙するための駆動手段とが異なることが好ましい。
また、25℃における粘度が5mPa・s以上である顔料系記録液を使用して画像を形成することができる。
さらに、被記録媒体の待機を行なう待機搬送モードと被記録媒体の待機を行わない通常搬送モードとを切り替え可能であることが好ましい。この場合、絶対湿度の検出結果、被記録媒体に打ち込んだ液滴量、被記録媒体の種類、画像データ、被記録媒体のカール量の検出結果の少なくともいずれかに基づいて待機搬送モードと通常搬送モードの切替を行なうことが好ましい。
また、転送された複数のデータのうちで印字後待機制御が必要でないデータを優先して印刷することが好ましい。
さらに、被記録媒体の排出先は、排紙トレイあるいは両面トレイとすることができる。
本発明に係る画像形成装置によれば、記録ヘッドによる画像形成が終了した被記録媒体の少なくとも一部を上下から拘束した状態で、被記録媒体のカールが発生しにくくなるまで待機させた後、排紙動作を行う手段を備えているので、普通紙印刷を行った場合でもカールが可及的に抑制されてカールが低減する。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る画像形成装置の一例について図1ないし図4を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を示す概略構成図、図2は同装置の画像形成部及び副走査搬送部の平面説明図、図3は同じく側面説明図、図4は同じく排紙搬送部7の要部説明図である。
この画像形成装置は、装置本体1の内部(筺体内)に、画像を形成するための画像形成部(手段)2、副走査搬送部(手段)3等を有し、装置本体1の底部に設けた給紙部(手段)4から用紙5を1枚ずつ給紙して、副走査搬送部3によって用紙5を画像形成部2に対向する位置で搬送しながら、画像形成部2によって用紙5に液滴を吐出して所要の画像を形成(記録)した後、片面印刷の場合には排紙搬送部(手段)7を通じて装置本体1の上面に形成した排紙トレイ8上に用紙5を排紙し、両面印刷の場合には、排紙搬送部7の途中から装置本体1の底部に備えた両面ユニット10に送り込み、スイッチバック搬送を行って、再度、副走査搬送部3に給紙して両面に画像を形成した後排紙トレイ8上に排紙する。
また、この画像形成装置は、画像形成部2で形成する画像データ(印刷データ)の入力系として、装置本体1の上部で排紙トレイ8の上方には画像を読み取るための画像読取部(スキャナ部)11を備えている。この画像読取部11は、照明光源13とミラー14とを含む走査光学系15と、ミラー16、17を含む走査光学系18とが移動して、コンタクトガラス12上に載置された原稿の画像の読み取りを行い、走査された原稿画像がレンズ19の後方に配置した画像読み取り素子20で画像信号として読み込まれ、読み込まれた画像信号はデジタル化され画像処理され、画像処理した印刷データを印刷することができる。
さらに、この画像形成装置は、画像形成部2で形成する画像データ(印刷データ)の入力系として、外部のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト側からの画像データを含む印刷データ等をケーブル或いはネットワークを介して受信可能であり、受信した印刷データを処理して印刷することができる。
ここで、この画像形成装置の画像形成部2は、図2にも示すように、ガイドロッド21及び図示しないガイドステーでキャリッジ23を主走査方向に移動可能に保持し、主走査モータ27で駆動プーリ28Aと従動プーリ28B間に架け渡したタイミングベルト29を介して主走査方向に移動走査する。
そして、このキャリッジ23上に、それぞれの色の液滴を吐出する液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド24を搭載し、キャリッジ23を主走査方向に移動させ、副走査搬送部3によって用紙5を用紙搬送方向(副走査方向)に送りながら記録ヘッド24から液滴を吐出させて画像形成を行うシャトル型としている。なお、ライン型ヘッドを用いることもできる。
記録ヘッド24は、それぞれブラック(Bk)インクを吐出する2個の液滴吐出ヘッド24k1、24k2と、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクを吐出するそれぞれ1個の液滴吐出ヘッド24c、24m、24yの計5個の液滴吐出ヘッド(以下、色を区別しないときは「記録ヘッド24」という。)で構成され、キャリッジ23に搭載した各サブタンク25からそれぞれ各色のインクが供給される。
一方、図1に示すように、装置本体1の前面からカートリッジ装着部に、ブラック(Bk)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した記録液カートリッジである各色のインクカートリッジ26を着脱自在に装着でき、各色のインクカートリッジ26から各色のサブタンク25にインクを供給する。なお、ブラックインクは1つのインクカートリッジ26から2つのサブタンク25に供給する構成としている。
なお、記録ヘッド24としては、インク流路内(圧力発生室)のインクを加圧する圧力発生手段(アクチュエータ手段)として圧電素子を用いてインク流路の壁面を形成する振動板を変形させてインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆるピエゾ型のもの、或いは、発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させることによる圧力でインク滴を吐出させるいわゆるサーマル型のもの、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のものなどを用いることができる。
また、キャリッジ23の走査方向一方側の非印字領域には、図2に示すように、記録ヘッド24のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復装置121を配置している。この維持回復装置121は、5個の記録ヘッド24の各ヘッドのノズル面をキャピングするための5個の保湿用キャップ122k2、122k1、122c、122m、122y(色を区別しないときは「保湿用キャップ122」という。)と、1個の吸引用キャップ123と、記録ヘッド24のノズル面をワイピングするためのワイパーブレード124と、記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を行うための空吐出受け部材125などを備えている。
さらに、キャリッジ23の走査方向他方側の非印字領域には、図2に示すように、5個の記録ヘッド24から記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を行うための空吐出受け部材126を備えている。この空吐出受け部材126には、記録ヘッド24に対応して5個の開口127k2、127k1、127c、127m、127y(色を区別しないときは「開口127」という。)を形成している。
副走査搬送部3は、図3にも示すように、下方から給紙された用紙5を略90度搬送方向を転換させて画像形成部2に対向させて搬送するための、駆動ローラである搬送ローラ32とテンションローラである従動ローラ33間に架け渡した無端状の搬送ベルト31と、この搬送ベルト31の表面を帯電させるために高圧電源から交番電圧である高電圧が印加される帯電手段である帯電ローラ34と、搬送ベルト31を画像形成部2の対向する領域でガイドするガイド部材35と、用紙5を搬送ローラ32に対向する位置で搬送ベルト31に押し付ける押さえコロ(加圧コロ)36と、画像形成部2によって画像が形成された用紙5を搬送ベルト31から分離するための分離爪37とを備えている。
この副走査搬送部3の搬送ベルト31は、副走査モータ131からタイミングベルト132及びタイミングローラ133を介して搬送ローラ32が回転されることで、図2の用紙搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。なお、搬送ベルト31は、例えば、抵抗制御を行っていない純粋な樹脂材、例えばETFEピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)との2層構造としているが、これに限るものではなく、1層構造あるいは3層以上の構造でも良い。
また、従動ローラ33と帯電ローラ34との間に、搬送ベルト31の表面に付着した紙粉等を除去するためのクリーニング手段(ここではマイラを用いている。)135と、搬送ベルト31表面の電荷を除去するための除電ブラシ136とを備えている。
給紙部4は、装置本体1の前面側から抜き差し可能で、多数枚の用紙5を積載して収納する給紙カセット41と、給紙カセット41内の用紙5を1枚ずつ分離して送り出すための給紙コロ42及びフリクションパッド43を備えている。
また、この給紙部4は、用紙5を積載して収容するための手差しトレイ46及び手差しトレイ46から1枚ずつ用紙5を給紙するための手差しコロ47と、装置本体1の下側にオプションで装着される給紙カセットや両面ユニット10から給紙される用紙5を搬送するための搬送コロ48と、給紙された用紙5を副走査搬送部3に送り込むための搬送コロ49を備えている。給紙コロ42などの副走査搬送部3へ用紙5を給送するための部材は図示しない給紙クラッチを介してHB型ステッピングモータからなる給紙モータ(駆動手段)45によって回転駆動される。
排紙搬送部7は、図4にも示すように、副走査搬送部3の分離爪37で分離された用紙5を送り出す搬送ローラ71及びこれに対向する拍車72と、用紙5の下側を案内保持するガイド板170Aと、このガイド板170Aに対向する上ガイド板170Bと、用紙5を搬送するための搬送ローラ73、74と、用紙5を搬送するともに、用紙5を上下から拘束するための、搬送ローラ171〜173及びこれに対向する拍車174〜176と、排紙トレイ8に用紙5を送り出すための搬送ローラ対76と、排紙ローラ対77とを備えている。この排紙トレイ8に用紙5を排紙するための搬送路を排紙搬送路70とする。
両面ユニット10は、分岐板60で案内されて搬送される用紙5を装置本体1の側面部から受け入れて下方に搬送する垂直両面搬送路90cを構成した垂直搬送部101aと、垂直両面搬送路90cに続いて水平方向に搬送する水平取り込み搬送路90a及びスイッチバック搬送路90bを構成した水平搬送部101bとを一体に有している。
垂直両面搬送路90cには送り込まれた用紙5を下方に搬送する両面入口ローラ対91及び水平取り込み搬送路90aに送り出す搬送ローラ対92を備え、水平取り込み搬送路90aには5つの両面搬送ローラ対93を備え、スイッチバック搬送路90bには取り込み搬送路90aから送られる用紙5を反転して再給紙するためのリバースローラからなる両面出口ローラ94及び3個の両面搬送ローラ対95を備えている。
また、取り込み搬送路90aからスイッチバック搬送路90bへの用紙5の搬送経路とスイッチバック搬送路90bから搬送ローラ対48への再給紙のための搬送経路とを切り替える分岐板96を揺動可能に設けている。分岐板96は、図1の実線図示のスイッチバック側位置と破線図示の再給紙側位置との間で揺動可能である。
なお、分岐板60は、排紙搬送ローラ対75の下流側で用紙5の搬送方向を排紙トレイ8方向と両面搬送ユニット10側に切り替えるために、図1の実線図示の排紙側位置と破線図示の両面側位置との間で揺動可能であって、排紙側位置にあるときには用紙5を排紙ローラ対76側にガイドし、両面側位置にあるときに用紙5を両面入口ローラ対91側にガイドする。
また、図示しないが、画像形成部2の用紙搬送方向上流側に用紙5の先端を検知するための画像開始センサを、同じく用紙搬送方向下流側に用紙5の後端を検知するための画像終了センサを設けている。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図5を参照して説明する。なお、同図は同制御部の概略ブロック説明図である。
この制御部200は、この画像形成装置全体の制御を司るCPU201と、CPU201が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM202と、画像データ(印刷データ)等を一時格納するRAM203と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)204と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC205と、画像読取部11による画像読取及び読取画像のデータ処理などを行うスキャナ制御部206を備えている。
また、この制御部200は、外部装置からデータを受信する場合に使用するデータ及び信号の送受を行うためのI/F207と、画像形成部2の記録ヘッド21を駆動制御するためのヘッド駆動制御部208及びヘッドドライバ209と、キャリッジ23を主走査する主走査モータ121、搬送ローラ32を回転させて搬送ベルト31を回動させる副走査モータ131、給紙モータ45、排紙搬送部7のローラ類を回転駆動する排紙モータ271、両面ユニット10のローラ類を回転駆動する両面搬送モータ291などの各種モータ(駆動源)をそれぞれ独立して駆動するためのモータドライバを含むモータ駆動部211〜215を備えている。
また、給紙コロ43を回転駆動するための給紙電磁クラッチ、分岐板60を排紙位置と両面位置とに揺動変位させる分岐板ソレノイド、分岐板96をスイッチバック位置と再給紙位置とに揺動変位させる分岐板ソレノイドなど(これらを「クラッチ類241」という。)を駆動するためのクラッチ類駆動部216と、帯電ローラ34に対してACバイアス電圧(高電圧)を印加するACバイアス供給部217などを備えている。
さらに、この制御部200は、温度及び湿度を検出する温湿度センサ300からの検知信号、図示しない画像開始センサや画像終了センサなどの各種センサの検知信号を取り込むためのI/O221を備え、また、この装置に必要な情報の入力及び表示をおこなうための操作パネル222が接続されている。
ここで、温度及び湿度を検出する温湿度センサ300は、図1のセンサS1ないしS4で示す箇所の少なくともいずれかに設けられる。温湿度センサ300を被記録媒体である用紙5を積載する給紙カセット41の近傍(センサS1の箇所)に設けることによって、給紙される用紙5が置かれている周囲の絶対湿度を検出することができ、給紙される用紙5に含まれる水分量を得ることができ、より、精度の高いカール防止制御を行うことができる。
また、温湿度センサ300を記録ヘッド24による画像形成が終了した被記録媒体である用紙5の近傍(排紙搬送部7のセンサS3の箇所)に設けることによって、画像形成終了後の用紙5が置かれる周囲の絶対湿度を検出することができ、画像形成終了後の用紙5の乾燥状態を得ることができ、より、精度の高いカール防止制御を行うことができる。
さらに、温湿度センサ300は、給紙カセット41などから給紙された用紙5の周囲の温湿度を検出できる箇所(センサS2の箇所)、両面印刷の場合に再給紙される用紙5の温湿度を検出できる箇所(センサS4の箇所)などに設けることもできる。
この制御部200は、画像読取部2によって原稿画像を読み取った場合には、読取画像を処理してスキャナ制御部206内のバッファに格納する。また、外部I/F207を介してパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などの外部ホスト側から印刷データ等を受信した場合にはI/F207に含まれる受信バッファ内に格納する。
そして、CPU201は、スキャナ制御部206やI/F207から画像データを読み出して解析し、ASIC205にて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行ってヘッド駆動制御部208に印刷画像データを転送する。なお、外部からのデータに基づいて画像出力するためのドットパターンデータの生成は、例えばROM202にフォントデータを格納して行っても良いし、外部ホスト側のプリンタドライバで画像データをビットマップデータに展開してこの画像形成装置に転送するようにしても良い。
ヘッド駆動制御部208は、各記録ヘッド24の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)を受け取ると、この1行分のドットパターンデータをヘッドドライバ209に転送し、ヘッドドライバ288はドットパターンデータに基づいて記録ヘッド24のアクチュエータ手段に対して選択的に所要の駆動波形を印加させて駆動して、各記録ヘッド24の所要のノズルから液滴が吐出させる。
このように構成した画像形成装置においては、給紙部4又は両面ユニット10から用紙5が1枚ずつ給紙され、押し付けコロ36で搬送ベルト31に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。そして、搬送ベルト31に用紙5が静電的に吸着され、搬送ベルト31の周回移動によって用紙5が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ23を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド24を駆動することにより、停止している用紙5にインク滴を吐出して1行分を記録し、1行分の記録が終了すると、用紙5を1行分送り、次の行の記録を行うというように、用紙5を間歇的に搬送して、用紙5に画像を形成する。記録終了信号又は用紙5の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了する。その後、後述するように、カール抑制のための待機処理を行った後、用紙5を排紙トレイ8又は両面ユニット10に送り出す。
次に、この画像形成装置で使用しているインク(記録液、以下「本インク」という。)の一例について説明する。
まず、顔料インクの例について説明する。顔料としては、顔料としてはインクジェット用に使用される各種顔料が使用可能である。特に、顔料表面に親水基をつけたタイプのもの、顔料をポリマーエマルジョンで包んだタイプのもの、不溶性顔料を界面活性剤あるいは水溶性樹脂で分散したものが上げられる。なお、インクのポリマーエマルジョンは後述する製造例に従い作成したものである。
また、インクに使用する湿潤剤としては、グリセリン、1,3−ブタンジオール、トリエチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、プロピレングリコール、1,5−ペンタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチロールプロパン、およびトリメチロールエタンから選ばれた少なくとも1種類以上を使用する。
また、炭素数8以上で11以下のポリオールまたはグリコールエーテル、アニオンまたはノニオン系界面活性剤を添加してある。
その例としては、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、 2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、下記(I)ないし(VII)の構造の物質を挙げることができる。
Figure 2006082546

(R1:炭素数6〜14の分岐してもよいアルキル基、m:3〜12、
M:アルカリ金属イオン、第4級アンモニウム、第4級ホスホニウム、アルカノールアミン)
Figure 2006082546

(R2:炭素数5〜16の分岐したアルキル基、
M:アルカリ金属イオン、第4級アンモニウム、第4級ホスホニウム、アルカノールアミン)
Figure 2006082546

(Rは分岐しても良い6〜14の炭素鎖、k:5〜20)
Figure 2006082546

(Rは分岐しても良い炭素数6から14の炭素鎖、n:5〜20)
Figure 2006082546

(Rは炭素数6から14の炭素鎖、m,n:m、n≦20)
Figure 2006082546
(Rは炭素数6から14の炭素鎖、m,n:m、n≦20)
Figure 2006082546
(p、qは0〜40)
これらの添加により、インクの表面張力が40mN/m以下まで下がる。表面張力を40mN/m以下とすることによって、印写画像において特に紙への浸透速度を上げることができる。ただし、この副作用として、泡が消え難くなる点がある。また、25℃におけるインク粘度を5mPa・sec以上にすることで、画像濃度を上げることができる。
また、必要に応じて、各種pH調剤剤、防腐防カビ剤が添加される。また、粘度を上げるためにアルギン酸などを添加することが有効である。
次に、顔料インク製造例について説明する。
〔インク製造例〕
下記方法でインクを作製した。
(参考例1)フタロシアニン顔料含有ポリマー微粒子分散体の調整
特開2001−139849号公報に開示されている調整例3を追試して青色のポリマー微粒子分散体を得た。ポリマー微粒子のマイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は93nmであった。
(参考例2)ジメチルキナクリドン顔料含有ポリマー微粒子分散体の調整
上記参考例1のフタロシアニン顔料をピグメントレッド122に変更したほかは参考例1と同様にして赤紫色のポリマー微粒子分散体を得た。ポリマー微粒子のマイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は127nmであった。
(参考例3)モノアゾ黄色顔料含有ポリマー微粒子分散体の調整
参考例1のフタロシアニン顔料をピグメントイエロー74に変更したほかは参考例1と同様にして黄色のポリマー微粒子分散体を得た。ポリマー微粒子のマイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は76nmであった。
(参考例4)ジアゾ化合物処理したカーボンブラック分散液1
表面積が230m/gでDBP吸油量が70ml/100gのカーボンブラック100gと、p−アミノ−N−安息香酸34gとを水750gに混合分散し、これに硝酸16gを滴下して70℃で撹拌した。5分後、50gの水に11gの亜硝酸ナトリウムを溶かした溶液を加え、更に1時間撹拌した。得られたスラリーを10倍に希釈し遠心処理し粗大粒子を除き、pHをジエタノールアミンにて調整しpH8−9とし、限外濾過膜にて脱塩濃縮し顔料濃度15%のカーボンブラック分散液とした。このものをポリプロピレンの0.5μmフィルタにてカーボンブラック分散液1とした。マイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は99nmであった。
以下に顔料インクセットの実施例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例に記載の各成分の量(%)は重量基準である。
(顔料インクセット実施例1)
〔シアンインク〕
下記処方のインク組成物を作成し、pHが9になるように水酸化リチウム10%水溶液にて調整した。その後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過を行いインク組成物を得た。
参考例1のフタロシアニン顔料含有ポリマー微粒子 10.0wt%
(固形分として)
1,3−ブタンジオール 25.0wt%
グリセロール 8.5wt%
CH(CH12O(CHCHO)CHCOOH
の活性剤 2.0wt%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.8wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.1wt%
消泡剤 0.05wt%
イオン交換水 残量
〔マゼンタインク〕
下記組成物を用いる以外はシアンインクと同様にし、pHを水酸化ナトリウムで9にしてインク組成物を調製した。
参考例2のジメチルキナクリドン顔料含有ポリマー微粒子 0.5wt%
(固形分として)
1,3−ブタンジオール 22.0wt%
グリセロール 7.0wt%
ポリオキシアルキレン誘導体ディスパノール TOC 2.0wt%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.05wt%
消泡剤 0.1wt%
イオン交換水 残量
〔イエローインク〕
下記組成物を用いる以外はシアンインクと同様にし、pHを水酸化リチウムで9にしてインク組成物を調製した。
参考例3のモノアゾ黄色顔料含有ポリマー微粒子 10.0wt%
(固形分として)
1,3−ブタンジオール 23.5wt%
グリセロール 7.5wt%
ポリオキシアルキレン誘導体ディスパノール TOC 2.0wt%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.05wt%
消泡剤 KM72F 0.1wt%
イオン交換水 残量
〔黒インク〕
下記組成物を用いる以外はシアンインクと同様にし、pHを水酸化ナトリウムで9にしてインク組成物を調製した。
参考例4のジアゾ化合物処理したカーボンブラック分散液1 10.0wt%
(固形分として)
1,3−ブタンジオール 22.5wt%
グリセロール 7.5wt%
N−メチル−2−ピロリドン 2.0wt%
CH(CH12O(CHCHO)CHCOOH 2.0wt%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.2wt%
消泡剤 0.1wt%
イオン交換水 残量
これらの顔料インクセット実施例1の各インクのインク物性は、表1のとおりであった。
Figure 2006082546
(顔料インクセット実施例2)
〔シアンインク〕
下記処方のインク組成物を作成し、pHが9になるように水酸化リチウム10%水溶液にて調整した。その後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過を行ないインク組成物を得た。
参考例1のフタロシアニン顔料含有ポリマー微粒子 8.0wt%
(固形分として)
トリエチレングリコール 22.5wt%
グリセロール 7.5wt%
2−ピロリドン 5.0wt%
CH(CH)12O(CHCHO)CHCOOH 1.6wt%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.8wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.2wt%
消泡剤 0.1wt%
イオン交換水 残量
〔マゼンタインク〕
下記組成物を用いる以外はシアンインクと同様にし、pHを水酸化ナトリウムで9にしてインク組成物を調製した。
参考例2のジメチルキナクリドン顔料含有ポリマー微粒子 8.0wt%
(固形分として)
プロピレングリコール 30.0wt%
グリセロール 10.0wt%
N−メチル−2−ピロリドン 2.0wt%
CH(CH)12O(CHCHO)CHCOOH 1.7wt%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 1.8wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.2wt%
消泡剤 0.1wt%
イオン交換水 残量
〔イエローインク〕
下記組成物を用いる以外はシアンインクと同様にし、pHを水酸化リチウムで9にしてインク組成物を調製した。
参考例3のモノアゾ黄色顔料含有ポリマー微粒子 8.0wt%
(固形分として)
1,3−ブタンジオール 22.5wt%
グリセロール 7.5wt%
2−ピロリドン 5.0wt%
CH(CH)12O(CHCHO)CHCOOH 2.0wt%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 1.8wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.2wt%
消泡剤 0.1wt%
イオン交換水 残量
〔ブラックインク〕
下記組成物を用いる以外はシアンと同様にし、pHを水酸化ナトリウムで9にしてインク組成物を調製した。
参考例4のカーボンブラック含有ポリマー微粒子 8.0wt%
(固形分として)
ジプロピレングリコール 20.0wt%
グリセロール 10.0wt%
N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン 5.0wt%
CH(CH)12O(CHCHO)CHCOOH 1.7wt%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.5wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.2wt%
消泡剤KS531(信越化学) 0.1wt%
イオン交換水 残量
この顔料インクセット実施例2の各インクのインク物性は表2のとおりであった。
Figure 2006082546
(顔料インクセット実施例3)
〔シアンインク〕
下記処方のインク組成物を作成し、pHは有機系pH調整剤にて調整した。
その後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過を行いインク組成物を得た。
(参考例1)のフタロシアニン顔料含有ポリマー微粒子 10.0wt%
(固形分として)
トリエチレングリコール 25.0wt%
グリセロール 9.0wt%
界面活性剤 CH(CH)12O(CHCHO)CHCOOH 2.0wt%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2.0wt%
ベンズイソチアゾリン系防腐剤 0.2wt%
シリコーン消泡剤 SAG30(日本ユニカー) 0.03wt%
イオン交換水 残量
〔マゼンタインク〕
下記組成物を用いる以外はシアンインクと同様にし、pHを水酸化ナトリウムで調製した。
(参考例2)のジメチルキナクリドン顔料含有ポリマー微粒子 10.0wt%
(固形分として)
トリエチレングリコール 22.0wt%
グリセロール 7.3wt%
ノニオン系界面活性剤 ソフタノールEP5035 1.0wt%
アルギン酸 1.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0wt%
ベンズイソチアゾリン系防腐剤 0.07wt%
シリコーン消泡剤 KS531(信越化学) 0.02wt%
イオン交換水 残量
〔イエローインク〕
下記組成物を用いる以外はシアンインクと同様にし、pHを水酸化ナトリウムで調製した。
(参考例3)のモノアゾ黄色顔料含有ポリマー微粒子 11.0wt%
(固形分として)
トリエチレングリコール 22.0wt%
グリセロール 7.3wt%
ノニオン系界面活性剤 ソフタノールEP5035 1.0wt%
アルギン酸 1.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.8wt%
防腐剤 0.05wt%
シリコーン系消泡剤 0.1wt%
イオン交換水 残量
〔黒インク〕
下記組成物を用いる以外はシアンインクと同様にし、有機系pH調整剤でインク組成物を調製した。
(参考例4)のジアゾ化合物処理したカーボンブラック分散液1 10.0wt%
(固形分として)
トリエチレングリコール 22.0wt%
グリセロール 7.3wt%
界面活性剤 ソフタノールEP5035 2wt%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.1wt%
防腐防カビ剤 0.2wt%
シリコーン消泡剤KS531(信越化学) 0.1wt%
イオン交換水 残量
この顔料インクセット実施例3の各インクのインク物性は表3のとおりであった。
Figure 2006082546
以上のように構成した画像形成装置における本発明の第1実施形態に係るカール抑制待機処理について図6以降をも参照して説明する。
印刷を開始するときには、図6に示すように、給紙モータ45を駆動して給紙カセット41から用紙5を1枚ずつ分離して給紙部4から副走査搬送部2に給紙する。このとき、例えば図1のセンサS1の箇所に設けた温湿度センサ300からの検知信号を読み込んで、絶対湿度を検出する。
そして、記録ヘッド24の主走査と用紙5の副走査によって前述したように用紙5上に所要の画像を形成する画像形成(印写)処理を行い、印写処理が終了したときには、当該印写時に記録ヘッド24から吐出した記録液の量(吐出滴量)を読み出す。この吐出滴量は、この画像形成装置では、インク消費量を算出するために、記録ヘッド24から吐出される液滴数をカウントしているので、この滴数のカウント値を用いて吐出滴量とする。
その後、絶対湿度と吐出滴量(いずれか一方でも良い。)に基づいて当該画像形成が終了した用紙5について、カールが発生しにくくなるまで待機させる(カール抑制待機)ことが必要か否かを判別する。用紙についてカールが発生しにくくなるまで待機させるカール抑制待機時間は、予めROM202などに絶対湿度及び吐出滴量とカール抑制待機時間とをテーブル化して格納しているので、このテーブルを参照することによって、カール抑制待機が必要か否か(カール抑制待機時間が「0」ではないか否か)を判別することできる。
このとき、カール抑制待機が必要であれば、排紙モータ271の駆動を停止し(画像形成時に排紙モータ271を駆動していなければ停止状態を維持する処理になる。)、記録ヘッド24は維持回復機構121側に退避させた状態にする。
これによって、画像形成が終了した用紙5は、図4及び図7に示すように、排紙搬送部7の下ガイド板170A上で停止し、搬送ローラ71、171〜173及びこれに対向する拍車72、174〜176によって上下から拘束されて、用紙5にはカールが発生しにくい状態になる(カールが発生しようとするが上下から拘束されているので、結果的にカールできない状態になる。)。つまり、特許文献1に記載されているように排紙ベルト上に用紙5を載置した状態で停止しただけでは、用紙5のカールを抑えることはできないのに対し、この装置では用紙5の少なくとも一部を上下から拘束しているのでカールの発生を抑えることができる。前記被記録媒体のカールが発生しにくくなるまで待機させた後、排
この場合、図7に示すように、用紙5の後端が記録ヘッド24の走査領域内で、記録ヘッド24の液滴を吐出するノズル24nのうちの用紙搬送方向最下流側のノズル24nfよりも下流側に臨む位置で用紙5を停止待機させることにより、用紙5を待機させるための搬送経路長が短くなる。
そして、カール抑制待機時間が経過すれば、つまり、用紙5のカールが発生しにくくなるまで拘束状態で待機したときには、排紙モータ271を駆動して排紙搬送部7の各ローラを回転駆動して、片面印刷であれば、そのまま排紙トレイ8に用紙5を排紙する処理を行う。なお、両面印刷の場合には、両面ユニット10に用紙5を送り込む。また、両面印刷の場合には、裏面への印刷時にはこのようなカール抑制待機を行うことなく、排紙するようにすれば、印刷速度を向上することができる。
このように、記録ヘッドによる画像形成が終了した被記録媒体の少なくとも一部を上下から拘束した状態で、被記録媒体のカールが発生しにくくなるまで待機させた後、排紙動作を行う手段を備えることによって、カールの発生を可及的に抑えることができて、不良印刷物の発生やジャムの発生を防止できる。特に、記録液として顔料系インクであって、25℃における粘度が5mPa・s以上のものを使用する場合には、カールが発生しやすく、本発明を適用することが効果的である。
この場合、絶対湿度や吐出滴量(用紙に付着した記録液の量)に基づいてカール抑制待機を行うか否か、カール抑制待機を行うときの待機時間を設定することによって、カール抑制待機が必要でないときにまで待機を行う必要がなくなって、全体的な印刷速度の向上を図れる。
なお、カール抑制待機を行っているとき、次の頁の印刷であれば、次の用紙を給紙して、その先端が待機中に用紙に干渉しない位置までは印写を行うこともできる。つまり、用紙5を記録ヘッド24による画像形成領域まで給送し、副走査を行うための駆動手段(給紙モータ45、副走査モータ131)と排紙搬送部7の排紙モータ271とを異なる駆動手段とすることで、カール抑制待機中に次の用紙の給紙が可能になり、連続印刷の印刷速度の向上を図れる。
また、上記実施形態ではカールを抑制するために用紙を待機させるとき、停止状態で待機させているが、両面ユニット10内でローラ(拍車を含む)によって用紙を上下から拘束しながら搬送して待機させる構成とすることもできる。
次に、本発明に係る画像形成装置の第2実施形態以降のカール抑制待機処理について図8以降を参照して説明する。なお、前記第1実施形態と同様の部分については説明を省略する。
先ず、図8ないし図10を参照して待機時間の可変設定に関するパラメータを異にした第2ないし第4実施形態について説明する。
図8に示す第2実施形態では、被記録媒体の含水量を検出して、この被記録媒体の含水量の検出結果に基づいて待機時間を可変設定するようにしている。このように被記録媒体の含水量を直接検出することによってもカールしにくくなるまでの時間をより適切に設定することができる。
図9に示す第3実施形態では、被記録媒体の種類(紙種)に基づいて待機時間を可変設定するようにしている。この場合、被記録媒体の種類に関する情報は、例えばこの画像形成装置を使用するユーザが画像形成装置の操作パネルから入力し、あるいは、ホスト側のプリンタドライバによって入力できるようにすればよい。また、自動的に被記録媒体の種類を検出するようにしてもよい。例えば、カールし易い紙種(例えば薄紙)の場合には待機時間を長く設定する。
図10に示す第4実施形態では、印字モード(高画質印刷モード、高速印刷モード)被記録媒体の種類(紙種)に基づいて待機時間を可変設定するようにしている。例えば、高画質印刷モードでは重ね書するために印字後装置内に残っている時間が長い(実質的な待機時間がある)ことから待機時間を短く設定する。
次に、上記各実施形態とは待機時の処理を異にした第5実施形態について図11を参照して説明する。
図11に示す第5実施形態では、画像形成終了後(最終印字動作完了後)待機時間の判別処理を行ない、待機が必要であれば、排紙モータ271の駆動を停止し、記録ヘッド24を維持回復機構121側に退避させた状態にした後、記録ヘッド24を維持回復機構121の保湿用キャップ122でキャッピングする。その後、待機時間の経過を待ち、待機時間が経過するまでの間は維持回復機構121によるメンテナンス動作(維持回復動作)を行なわない制御(メンテナンス動作不可)の状態にして待機する。
つまり、印字後停止中に記録ヘッド24のノズルの状態を維持するためにメンテナンス動作が入る場合があり、待機中の用紙(被記録媒体)がコックリングにて膨らんだ際に、メンテナンス動作によって記録ヘッド24が移動する(例えばノズル吸引やワイピングのために)と、記録ヘッド24が待機中の用紙を擦って異常画像になるおそれがあるので、待機中は維持回復機構121によるメンテナンス動作を不可の状態にして、異常画像の発生を防止する。
また、記録ヘッド24を退避した後そのままの状態であると、待機時間の長さにもよるがノズル内のインクが乾燥してノズル詰まりを生じるおそれがあるので、キャップ122で記録ヘッド24のノズル面をキャッピングして乾燥を防止し、ノズル抜け等による異常画像の発生を防止する。
次に、上記各実施形態とは被記録媒体の停止位置を異にした第6実施形態について図12を参照して説明する。
図12に示す第6実施形態では、画像形成終了後待機時間の判別処理を行ない、待機が必要であれば、被記録媒体(用紙)をその後端部がキャリッジ23の走査領域外になるまで搬送した後、排紙モータ271の駆動を停止して待機する。そして、記録ヘッド24を維持回復機構121側に退避させた状態にした後、記録ヘッド24を維持回復機構121の保湿用キャップ122でキャッピングする。その後、待機時間の経過を待つ。
つまり、画像形成終了後の被記録媒体の後端部がキャリッジ23の走査領域内にある状態で停止待機させる前記第1ないし第5実施形態のようにした場合、上述した第5実施形態で説明したように、印字後停止中に記録ヘッド24のノズルの状態を維持するためにメンテナンス動作が入る場合があり、待機中の用紙(被記録媒体)がコックリングにて膨らんだ際に、メンテナンス動作によって記録ヘッド24が移動する(例えばノズル吸引やワイピングのために)と、記録ヘッド24が待機中の用紙を擦って異常画像になるおそれがある。
ここで、第5実施形態のようにメンテナンス動作を行なわないようにした場合にはノズルの乾燥によるノズル抜け(吐出不良)等による異常画像が生じるおそれがあり、また、記録ヘッドを保湿用キャップでキャッピングした場合にはキャッピング動作によって次のページの印刷スタートタイミングが遅れて生産性が低下するおそれが生じる。そこで、この実施形態では、画像形成終了後の被記録媒体の後端部がキャリッジ23の走査領域外になるまで搬送した後停止待機させることで、これらの異常画像の発生や次ページのスタートタイミングの遅れのおそれを解消するようにしている。
次に、被記録媒体の停止位置を可変設定できるようにした第7ないし第10実施形態について図13ないし図16を参照して説明する。
図13に示す第7実施形態は、待機が必要なときには、メンテナンス動作に基づいて被記録媒体(用紙)の停止位置を決定し、決定した用紙の停止位置で停止(そのまま停止、あるいは、搬送して停止)して待機し、待機終了まで用紙の停止位置に応じた待機処理を行なう。例えば、待機中にメンテナンス動作が入らないような場合には、その場で停止して待機し、メンテナンス動作が入る場合には用紙後端部がキャリッジ走査領域外になるまで搬送して停止する。
図14に示す第8実施形態は、待機が必要なときには、用紙に吐出した液滴量に基づいて被記録媒体(用紙)の停止位置を決定し、決定した用紙の停止位置で停止して(そのまま停止、あるいは、搬送して停止)待機し、待機終了まで用紙の停止位置に応じた待機処理を行なう。例えば、当該用紙に打ち込んだ液滴量からカール量が小さいと判断される場合にはそのまま停止し、カール量が大きいと判断される場合には搬送して停止する。
図15に示す第9実施形態は、待機が必要なときには、ホスト側や画像読取り装置11から与えられる画像データに基づいて被記録媒体(用紙)の停止位置を決定し、決定した用紙の停止位置で停止して(そのまま停止、あるいは、搬送して停止)待機し、待機終了まで用紙の停止位置に応じた待機処理を行なう。例えば、画像データから当該用紙に打ち込んだ液滴が少なくカール量が小さいと判断される場合にはそのまま停止し、カール量が大きいと判断される場合には搬送して停止する。
図16に示す第10実施形態は、印字終了後の用紙のカール量を検出するカール検出手段を備えて、待機が必要なときにはカール量検出手段の検出結果に基づいて被記録媒体(用紙)の停止位置を決定し、決定した用紙の停止位置で停止して(そのまま停止、あるいは、搬送して停止)待機し、待機終了まで用紙の停止位置に応じた待機処理を行なう。例えば、カール量が小さい場合にはそのまま停止し、大きい場合には搬送して停止する。
このように被記録媒体の停止位置を可変設定することによってより適切な待機位置で被記録媒体を待機させて、無駄な動作を省略することができる。
次に、カール抑制待機処理を行なう場合と行なわない場合の更に他の実施形態について説明する。
図17に示す第11実施形態は、印字終了後、用紙(被記録媒体)全体に打ち込んだ液滴量に基づいてカール抑制待機が必要であるか否かを判別し、この判別の結果、待機が必要であれば、所定時間排紙動作を停止する待機処理を行なった後、待機が必要でなければ、そのまま、当該用紙を排紙トレイ8又は両面ユニット10(両面トレイ)に排紙する処理を行なう。
このようにしても、被記録媒体のカールが発生する場合には、記録ヘッドによる画像形成が終了した被記録媒体をカールが発生しにくくなるまで待機させてた後、排紙動作を行うことができ、カールの発生を可及的に抑えることができて、不良印刷物の発生やジャムの発生を防止できる。
図18に示す第12実施形態は、印字終了後、用紙(被記録媒体)の後端部に打ち込んだ液滴量に基づいてカール抑制待機が必要であるか否かを判別し、この判別の結果、待機が必要であれば、所定時間排紙動作を停止する待機処理を行なった後、待機が必要でなければ、そのまま、当該用紙を排紙トレイ8又は両面ユニット10(両面トレイ)に排紙する処理を行なう。
つまり、用紙の後端部は印写後排紙までの時間が相対的に短くなり、用紙の後端部に印写域が集中している場合(印写率が高くなった場合、付着した液滴量が多くなった場合)に、第11実施形態のように用紙全体に対する液滴量(1枚当りの平均化させた滴数=印字率)に基づいて待機の要否を判別すると、用紙の後端カールを正しく判別できずにスタック不良になるおそれがある。そこで、用紙(被記録媒体)の後端部に打ち込んだ液滴量に基づいてカール抑制待機の要否を判別することでスタック不良を防止することができる。
図19に示す第13実施形態は、印字終了後、用紙(被記録媒体)の全体及び後端部に打ち込んだ液滴量に基づいてカール抑制待機が必要であるか否かを判別し、この判別の結果、待機が必要であれば、所定時間排紙動作を停止する待機処理を行なった後、待機が必要でなければ、そのまま、当該用紙を排紙トレイ8又は両面ユニット10(両面トレイ)に排紙する処理を行なう。
ここで、用紙全体の液滴量から用紙全体の単位面積当りの平均滴数AVE1を、用紙後端部(例えば後端50mmの領域)の液滴量から用紙後端部の単位面積当りの平均滴数AVE2を求め、平均滴数AVE1と平均滴数AVE2の大きい方を、当該用紙に対する印写率とみなして、これに基づいてカール抑制待機が必要であるか否かを判別する。
このようにすることで、用紙全体に対する滴数と用紙後端部に対する滴数のいずれか一方で待機の要否判別を行なう場合に比べて、より精度良く要否判別を行なうことができる。
図20に示す第14実施形態は、給紙後印字動作前に、ホスト側から転送された、又は画像読取装置11で読み取られた、印字する画像データに基づいてカール抑制待機が必要であるか否かを判別し、印字終了後、待機が必要であれば、所定時間排紙動作を停止する待機処理を行なった後、待機が必要でなければ、そのまま、当該用紙を排紙トレイ8又は両面ユニット10(両面トレイ)に排紙する処理を行なう。ここで、画像データに基づくカール抑制待機の要否判別は、例えば、印字面積と印字分布を判別して行なうことができる。
このように、画像データに基づいてカール抑制待機の必要性を判別するようにすれば、用紙に実際に液滴を打ち込む前の段階でも待機の必要性について判別できるようになる。
次に、カール抑制待機を行なう待機搬送モードとカール抑制待機を行なわない通常搬送モードとの2つの搬送モードを備える実施形態について図21以降を参照して説明する。
図21に示す第15実施形態は、絶対湿度に基づいて被記録媒体の搬送モードをール抑制待機を行なう待機搬送モード及びカール抑制待機を行なわない通常搬送モードのいずれかに設定し、設定した搬送モードで被記録媒体を搬送して印字(画像形成装)を行なった後排紙する。
図22に示した第16実施形態は、被記録媒体の種類(紙種)に基づいて被記録媒体の搬送モードをール抑制待機を行なう待機搬送モード及びカール抑制待機を行なわない通常搬送モードのいずれかに設定し、設定した搬送モードで被記録媒体を搬送して印字(画像形成装)を行なった後排紙する。なお、紙種については前述したようにこの画像形成装置事態の操作パネルから指定され、あるいは、ホスト側のプリンタドライバによって指定することができる。
図23に示した第17実施形態は、ホスト側から転送される、あるいは、原稿読み取り装置11から与えられる画像データに基づいて被記録媒体の搬送モードをール抑制待機を行なう待機搬送モード及びカール抑制待機を行なわない通常搬送モードのいずれかに設定し、設定した搬送モードで被記録媒体を搬送して印字(画像形成装)を行なった後排紙する。
図24に示した第18実施形態は、印字終了後に被記録媒体に打ち込んだ液滴量に基づいて被記録媒体の搬送モードをール抑制待機を行なう待機搬送モード及びカール抑制待機を行なわない通常搬送モードのいずれかに設定し、設定した搬送モードで被記録媒体を搬送して印字(画像形成装)を行なった後排紙する。
図25に示した第19実施形態は、印字終了後の被記録媒体のカール量を検出して、検出したカール量に基づいて被記録媒体の搬送モードをール抑制待機を行なう待機搬送モード及びカール抑制待機を行なわない通常搬送モードのいずれかに設定し、設定した搬送モードで被記録媒体を搬送して印字(画像形成装)を行なった後排紙する。
次に、複数の頁分の画像データを保有できる場合に通常搬送モードを優先して印刷する第20実施形態について図26を参照して説明する。
この実施形態では、画像読み取り装置11で読み取った複数頁分の画像データ、あるいは、ホスト側から転送される複数頁分の画像データを格納できる格納手段を備える。そして、格納手段に格納されている画像データの内、通常搬送モードで搬送して印字することができる頁の画像データを読み出して優先的に印字した後、待機搬送モードが必要な頁の画像データを読み出して待機搬送モードで搬送して印字する。
本発明に係る画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。 同装置の画像形成部及び副走査搬送部の平面説明図である。 同じく側面説明図である。 同じく排紙搬送部の要部説明図である。 同画像形成装置の制御部の説明に供するブロック説明図である。 同制御部が行う本発明の第1実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 待機中の用紙と記録ヘッドとの関係を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第3実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第4実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第5実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第6実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第7実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第8実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第9実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第10実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第11実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第12実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第13実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第14実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第15実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第16実施形態に係るカール抑制待機処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第17実施形態に係る処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第18実施形態に係る処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第19実施形態に係る処理の説明に供するフロー図である。 本発明の第20実施形態に係る処理の説明に供するフロー図である。
符号の説明
1…装置本体
2…画像形成部
3…副走査搬送部
4…給紙部
5…用紙(被記録媒体)
7…排紙搬送部
8…排紙トレイ
11…画像読取部
23…キャリッジ
24…記録ヘッド
31…搬送ベルト
32…搬送ローラ
34…帯電ローラ

Claims (39)

  1. 記録液の液滴を吐出する記録ヘッドを備えて被記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、前記記録ヘッドによる画像形成が終了した被記録媒体の少なくとも一部を上下から拘束した状態で、前記被記録媒体のカールが発生しにくくなるまで待機させた後、排紙動作を行う手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記被記録媒体の下側をガイド板で保持した状態で、前記被記録媒体の少なくとも一部をローラ及び拍車で上下から拘束することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記前記被記録媒体のカールが発生しにくくなるまで待機させる時間が可変設定されることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、前記被記録媒体のカールの発生しにくくなるまで待機させる時間が絶対湿度の検出結果に基づいて可変設定されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、前記被記録媒体を積載する給紙カセットの周囲温度及び湿度を検出し、これらの検出結果に基づいて前記絶対湿度を検出することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4又は5に記載の画像形成装置において、前記記録ヘッドによる画像形成が終了した被記録媒体の周囲温度及び湿度を検出し、これらの検出結果に基づいて前記絶対湿度を検出することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項3に記載の画像形成装置において、前記前記被記録媒体のカールが発生しにくくなるまで待機させる時間が給紙カセットに収容された前記被記録媒体の含水量の検出結果に基づいて可変設定されることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項3に記載の画像形成装置において、前記前記被記録媒体のカールが発生しにくくなるまで待機させる時間が前記被記録媒体の種類に基づいて可変設定されることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項3に記載の画像形成装置において、前記前記被記録媒体のカールが発生しにくくなるまで待機させる時間が印字モードに基づいて可変設定されることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置において、前記被記録媒体を停止させて被記録媒体を待機させることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10に記載の画像形成装置において、前記被記録媒体の後端部が前記記録ヘッドの走査領域内に位置する状態で前記被記録媒体を待機させることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置において、前記記録ヘッドは印写領域から退避させることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項12に記載に画像形成装置において、前記記録ヘッドを印写領域から退避させた後は印字中に前記記録ヘッドに対するメンテナンス動作を行なわないことを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項13に記載に画像形成装置において、前記記録ヘッドを印写領域から退避させた後、前記記録ヘッドのノズル面をキャッピングする保湿キャップにて前記記録ヘッドをキャッピングすることを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項10に記載の画像形成装置において、最終印字動作完了後、前記被記録媒体をその後端部が前記記録ヘッドの走査領域外に位置するまで搬送して前記被記録媒体を待機させることを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項10に記載の画像形成装置において、最終印字動作完了後前記被記録媒体を待機させる位置が可変設定されることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項16に記載の画像形成装置において、最終印字動作完了後前記被記録媒体を待機させる位置がメンテナンス動作に基づいて可変設定されることを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項16に記載の画像形成装置において、最終印字動作完了後前記被記録媒体を待機させる位置が前記被記録媒体に打ち込んだ液滴量に基づいて可変設定されることを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項16に記載の画像形成装置において、最終印字動作完了後前記被記録媒体を待機させる位置が画像データに基づいて可変設定されることを特徴とする画像形成装置。
  20. 請求項16に記載の画像形成装置において、最終印字動作完了後前記被記録媒体を待機させる位置が前記被記録媒体のカール量の検出結果に基づいて可変設定されることを特徴とする画像形成装置。
  21. 請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置において、前記被記録媒体を装置内で拘束状態を維持しながら搬送して前記被記録媒体を待機させることを特徴とする画像形成装置。
  22. 請求項1ないし21のいずれかに記載の画像形成装置において、前記被記録媒体に打ち込んだ液滴量に基づいて前記被記録媒体を待機させることを特徴とする画像形成装置。
  23. 請求項22に記載の画像形成装置において、前記被記録媒体の後端部に打ち込んだ液滴量に基づいて前記被記録媒体を待機させることを特徴とする画像形成装置。
  24. 請求項22に記載の画像形成装置において、前記被記録媒体の単位面積当りの平均滴数及び前記被記録媒体の後端部の平均滴数の多い方に基づいて前記被記録媒体を待機させることを特徴とする画像形成装置。
  25. 請求項1ないし21のいずれかに記載の画像形成装置において、画像データに基づいて前記被記録媒体を待機させることを特徴とする画像形成装置。
  26. 請求項25に記載の画像形成装置において、前記画像データの含まれる印字面積と印字分布に基づいて前記被記録媒体を待機させることを特徴とする画像形成装置。
  27. 請求項25又は26に記載の画像形成装置において、前記画像データは外部装置から転送される画像データであることを特徴とする画像形成装置。
  28. 請求項25又は26に記載の画像形成装置において、前記画像データは画像読取り装置から与えられる画像データであることを特徴とする画像形成装置。
  29. 請求項1ないし28にいずれかに記載の画像形成装置において、前記被記録媒体を前記記録ヘッドによる画像形成位置に給送するための駆動手段と、前記被記録媒体を排紙するための駆動手段とが異なることを特徴とする画像形成装置。
  30. 請求項1ないし29のいずれかに記載の画像形成装置において、25℃における粘度が5mPa・s以上である顔料系記録液を使用して画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  31. 請求項1ないし30のいずれかに記載の画像形成装置において、前記被記録媒体の待機を行なう待機搬送モードと前記被記録媒体の待機を行わない通常搬送モードとを切り替え可能であることを特徴とする画像形成装置。
  32. 請求項31に記載の画像形成装置において、絶対湿度の検出結果に基づいて前記待機搬送モードと通常搬送モードの切替を行なうことを特徴とする画像形成装置。
  33. 請求項31に記載の画像形成装置において、前記被記録媒体に打ち込んだ液滴量に基づいて前記待機搬送モードと通常搬送モードの切替を行なうことを特徴とする画像形成装置。
  34. 請求項31に記載の画像形成装置において、前記被記録媒体の種類に基づいて前記待機搬送モードと通常搬送モードの切替を行なうことを特徴とする画像形成装置。
  35. 請求項31に記載の画像形成装置において、画像データに基づいて前記待機搬送モードと通常搬送モードの切替を行なうことを特徴とする画像形成装置。
  36. 請求項31に記載の画像形成装置において、前記被記録媒体のカール量の検出結果に基づいて前記待機搬送モードと通常搬送モードの切替を行なうことを特徴とする画像形成装置。
  37. 請求項31に記載の画像形成装置において、転送された複数のデータのうちで印字後待機制御が必要でないデータを優先して印刷することを特徴とする画像形成装置。
  38. 請求項1ないし37のいずれかに記載の画像形成装置において、前記被記録媒体の排出先が排紙トレイであることを特徴とする画像形成装置。
  39. 請求項1ないし37のいずれかに記載の画像形成装置において、前記被記録媒体の排出先が両面トレイであることを特徴とする画像形成装置。
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