JP4438993B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
ここで、用紙に対する最初のスキャン又は最後のスキャンでベタ画像を印刷するときに送り量の小さいモードで印刷を行う構成とできる。
本発明に係る画像形成装置は、相対的に1回の用紙送り量が異なる複数のモードを有し、環境湿度が所定値以下で、環境温度が所定値以下であるときには、送り量の大きいモードが指定されたときでも送り量の小さいモードで印刷を行う手段を備えている構成とした。
この制御部200は、この画像形成装置全体の制御を司るCPU201と、CPU201が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM202と、画像データ(印刷データ)等を一時格納するRAM203と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)204と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC205と、画像読取部11による画像読取及び読取画像のデータ処理などを行うスキャナ制御部206を備えている。
〈ブラックインク〉
KM−9036(東洋インキ社製)(自己分散型顔料) 50重量%
グリセリン 10重量%
1,3ブタンジオ 15重量%
2−エチル−1、3−ヘキサンジオール 2重量%
2−ピロリドン 2重量%
界面活性剤(具体例1−8) 1重量%
シリコーン消泡剤KS508(自己乳化型)(信越化学社製)
0.1重量%
イオン交換水 残量
上記処方のインク組成物を作製し、室温にて十分に攪拌した後、平均孔径1.2μmのメンブレンフィルターにて濾過を行い、ブラックインクを得ている。このインクは、22℃環境の粘度が約7cpであった。
(ポリマー溶液Aの調整)
機械式攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、還流管及び滴下ロートを備えた1Lのフラスコ内を充分に窒素ガス置換した後、スチレン11.2g、アクリル酸2.8g、ラウリルメタクリレート12.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート4.0g、スチレンマクロマー4.0g及びメルカプトエタノール0.4gを混合し、65℃に昇温した。次に、スチレン100.8g、アクリル酸25.2g、ラウリルメタクリレート108.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート36.0g、ヒドロキシルエチルメタクリレート60.0g、スチレンマクロマー36.0g、メルカプトエタノール3.6g、アゾビスメチルバレロニトリル2.4g及びメチルエチルケトン18gの混合溶液を2.5時間かけて、フラスコ内に滴下した。滴下後、アゾビスメチルバレロニトリル0.8g及びメチルエチルケトン18gの混合溶液を0.5時間かけて、フラスコ内に滴下した。65℃で1時間熟成した後、アゾビスメチルバレロニトリル0.8gを添加し、更に1時間熟成した。反応終了後、フラスコ内にメチルエチルケトン364gを添加し、濃度が50%のポリマー溶液800gを得た。
ポリマー溶液A28gと、C.I.ピグメントイエロー97を26g、1mol/Lの水酸化カリウム水溶液13.6g、メチルエチルケトン20g及びイオン交換水13.6gを十分に攪拌した後、ロールミルを用いて混練した。得られたペーストをイオン交換水200gに投入し、充分に攪拌した後、エバポレータ用いてメチルエチルケトン及び水を留去し、イエローポリマー微粒子の水分散体を得た。遠心分離処理後に得られた分散体のポリマー微粒子の平均粒子径は80nm、固形分量は20重量%であった。
イエローポリマー微粒子分散体 40重量%
グリセリン 5重量%
ジエチレングリコール 15重量%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2重量%
界面活性剤(具体例2−8)のNa塩 1重量%
シリコーン消泡剤KS531(信越化学社製) 0.1重量%
イオン交換水 残量
上記処方のインク組成物を作製し、室温にて十分に攪拌した後、平均孔径1.2μmのメンブレンフィルターにて濾過を行い、イエローインクを得た。このイエローインクは22℃環の粘度が約5.5cpであった。
顔料種をC.I.ピグメントレッド122に変えた他は同様にして、マゼンタポリマー微粒子の水分散体を得た。遠心分離処理後に得られた分散体のポリマー微粒子の平均粒子径は150nm、固形分量は20重量%であった。
マゼンタポリマー微粒子の分散体 50重量%
グリセリン 5重量%
ジエチレングリコール 15重量%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2重量%
界面活性剤(具体例2−8)のNa塩 1重量%
シリコーン消泡剤KS531(信越化学社製) 0.1重量%
イオン交換水 残量
上記処方のインク組成物を作製し、室温にて十分に攪拌した後、平均孔径1.2μmのメンブレンフィルターにて濾過を行い、インクを得た。このマゼンタインクは22℃環境の粘度が約5.5cpであった。
顔料種をC.I.ピグメントブルー15:3に代えた他は同様にして、シアンポリマー微粒子の水分散体を得た。遠心分離処理後に得られた分散体のポリマー微粒子の平均粒子径は115nm、固形分量は20重量%であった。
シアンポリマー微粒子分散体 40重量%
グリセリン 5重量%
ジエチレングリコール 15重量%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2重量%
界面活性剤(具体例2−7)のNa塩 1重量%
シリコーン消泡剤KS531(信越化学社製) 0.1重量%
イオン交換水 残量
上記処方のインク組成物を作製し、室温にて十分に攪拌した後、平均孔径1.2μmのメンブレンフィルターにて濾過を行い、インクを得た。このシアンインクは22℃環境の粘度が約5.5cpであった。
まず、この画像形成装置においては、図8(a)に示すように用紙5を送り量Aで送りながら記録ヘッド24を主走査して印刷する標準(高速印刷)モードと、同図(b)に示すように用紙5を送り量B(B<A)で送りながら記録ヘッド24を主走査して印刷する高画質印刷モードとを有している。ここで、送り量Aの高速印刷モードをそのまま相対的に送り量の大きいモードとし、送り量Bの高画質印刷モードをそのまま相対的に送り量の小さいモードとして用いる。
まず、図10を参照して第1例について説明すると、当該用紙5に印字する画像に写真画像などのベタ画像が含まれるか否かを判別し、ベタ画像が含まれるときには、ベタ画像が第1ライン(最初の主走査で印字する領域)又は最終ライン(最後の主走査で印字する領域)か否かを判別し、ベタ画像が第1ライン又は最終ラインに含まれているときには、変更条件成立フラグをセットする。
上記実施形態では画像形成時の用紙の送り量を変更することで時間を稼ぐようにしているが、本実施形態では画像形成終了後の用紙が排紙トレイに排紙されるまでの間の時間を稼ぐことによってカール状になることを低減して排紙スタック性を向上している。
この実施形態では、片面印刷の場合でも、モード変更条件が成立したときには、片面印刷終了後の用紙5を両面ユニット10に送り込み、両面印刷と同じ搬送経路を使用して用紙5を再給紙した(他面については画像形成を行わない。)後排紙トレイ8に排紙するようにしている。
この実施形態は、印字終了後(画像形成終了後)の排紙開始タイミングを遅らせる、つまり、乾燥時間T3を経過した後に排紙を開始することで、モード変更条件が成立した場合には印終了後用紙5の搬送を一時停止する例であるが、このとき、ユーザーがジャムと勘違いするおそれがあるので、図示しないが、前記第3実施形態と同様に、乾燥中であることを示す表示を行うようにすることで、ユーザーがジャム発生であると誤解しないようにしている。
2…画像形成部
3…副走査搬送部
4…給紙部
5…用紙
7…排紙搬送部
8…排紙トレイ
10…両面ユニット
11…画像読取部
23…キャリッジ
24…記録ヘッド
31…搬送ベルト
32…搬送ローラ
34…帯電ローラ
71…分離爪
72…排紙ローラ
74〜76…排紙搬送ローラ対
77…排紙ローラ対
Claims (8)
- 記録液の液滴を吐出する記録ヘッドを備え、用紙を間歇的に搬送させながら前記記録ヘッドから液滴を吐出して画像を形成する画像形成装置において、
相対的に1回の用紙送り量が異なる複数のモードを有し、
前記用紙の少なくとも一部にベタ画像を印刷するときには、送り量の大きいモードが指定されたときでも送り量の小さいモードで印刷を行う手段を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、前記用紙に対する最初のスキャン又は最後のスキャンでベタ画像を印刷するときに前記送り量の小さいモードで印刷を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 記録液の液滴を吐出する記録ヘッドを備え、用紙を間歇的に搬送させながら前記記録ヘッドから液滴を吐出して画像を形成する画像形成装置において、
相対的に1回の用紙送り量が異なる複数のモードを有し、
環境湿度が所定値以下であるときには、送り量の大きいモードが指定されたときでも送り量の小さいモードで印刷を行う手段を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 記録液の液滴を吐出する記録ヘッドを備え、用紙を間歇的に搬送させながら前記記録ヘッドから液滴を吐出して画像を形成する画像形成装置において、
相対的に1回の用紙送り量が異なる複数のモードを有し、
環境湿度が所定値以下で、環境温度が所定値以下であるときには、送り量の大きいモードが指定されたときでも送り量の小さいモードで印刷を行う手段を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 記録液の液滴を吐出する記録ヘッドを備え、用紙を間歇的に搬送させながら前記記録ヘッドから液滴を吐出して画像を形成する画像形成装置において、
相対的に1回の用紙送り量が異なる複数のモードを有し、
用紙に対する印写率が所定値以上であるときには、送り量の大きいモードが指定されたときでも送り量の小さいモードで印刷を行う手段を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 記録液の液滴を吐出する記録ヘッドを備え、用紙を間歇的に搬送させながら前記記録ヘッドから液滴を吐出して画像を形成する画像形成装置において、
相対的に1回の用紙送り量が異なる複数のモードを有し、
前記用紙を梳き目方向と直交する方向に搬送するときには、送り量の大きいモードが指定されたときでも送り量の小さいモードで印刷を行う手段を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 記録液の液滴を吐出する記録ヘッドを備え、用紙を間歇的に搬送させながら前記記録ヘッドから液滴を吐出して画像を形成するとともに、両面印刷が可能な画像形成装置において、
片面印刷のときでも両面印刷のための両面搬送路に前記画像形成後の用紙を送り込む手段を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7に記載の画像形成装置において、前記片面印刷で両面搬送路に前記用紙を送り込んだときには乾燥中を示す表示をすることを特徴とする画像形成装置。
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