JP2008290782A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、用紙の種類に応じて直線排紙又は反転排紙を切り替えることにより、用紙の種類に応じた排出スペースを設ければよく装置自体の省スペース化が図れ、かつ高い生産性を得ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 本発明の画像形成装置は、画像が形成された用紙の排出方向を切り替え機構によって直線排紙又は反転排紙に切り替えるインクジェットプロセスを用いた画像形成装置である。そして、本発明の画像形成装置は、用紙の紙種を検知する用紙種類検知手段(43)を有し、この用紙種類検知手段によって検知した用紙の種類に応じて直線排紙又は反転排紙を切り替えることに特徴がある。よって、用紙の種類に応じた排出スペースを設ければよく装置自体の省スペース化が図れ、かつ画像の品質を維持でき高い生産性を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像形成装置に関し、詳細にはインクジェットプロセスを用いた画像形成装置における記録紙の種類に応じた排紙経路を切り替える技術に関する。
現状、インクジェット記録装置で印刷された用紙は、OHPや、光沢紙、グロス紙など乾きにくい用紙の場合、直線的に排出するのが一般的である。ただし、充分に搬送中に乾く用紙(普通紙)に関しては、反転排紙して積載した方が、装置自体の省スペースになり、かつ高い生産性を得ることができる。そこで、用紙の排出経路を切り替える提案が従来よりいくつかなされている。
その一つとして、特許文献1は、用紙の排出トレイを切り替えることができると共に、ジャム処理に際して有効に機能し得ることを課題とするもので、用紙が接触する反転位置と用紙が接触しない非反転位置の間で揺動自在なシュータを有する排紙切替機構を備え、シュータが反転位置になる場合には、用紙はシュータに沿ってその排出経路を折り曲げられた反転され、シュータが非反転位置にある場合には、用紙は反転されずに排出されるようにして、画像が形成された用紙の排出トレイを選択的に切替可能としたものである。また、特許文献2は、乾きにくい用紙を用いる場合には、排紙部の搬送路においてガイド板に案内されることなく、排紙ローラと拍車を用いて直線排紙するようにし、十分に乾いた用紙を用いる場合には、排紙ローラと従動コロ及びガイド板を用いて反転排紙するものである。更に、特許文献3は、オペレータが設定した用紙サイズに対して最も適した用紙排紙方法を自動的に選択し、その選択に応じて反転排紙の経路の一部を構成する排紙スタッカの回動動作を制御し、その排紙スタッカの回動動作に連動して切換え板による反転排紙の経路と直線的排紙の経路との切換えを行うものである。
特開2000−289910号公報 特開2005−263332号公報 特開平10−35981号公報
しかしながら、上記特許文献1、2では、ユーザが手で排紙の切り替えを行って設定した用紙の種類に応じて手動で反転又は直線を切り替え、上記特許文献3ではオペレータが設定した用紙サイズに対して排紙トレイ開閉手段を制御しているが用紙の種類に応じては制御していない。よって、現状では、ユーザが紙毎に排紙口を設定しなくてならず、操作性が劣っていた。
本発明はこれらの問題点を解決するためのものであり、用紙の種類に応じて直線排紙又は反転排紙を切り替えることにより、用紙の種類に応じた排出スペースを設ければよく装置自体の省スペース化が図れ、かつ高い生産性を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本発明の画像形成装置は、画像が形成された用紙の排出方向を切り替え機構によって直線排紙又は反転排紙に切り替えるインクジェットプロセスを用いた画像形成装置である。そして、本発明の画像形成装置は、用紙の紙種を検知する用紙種類検知手段を有し、この用紙種類検知手段によって検知した用紙の種類に応じて直線排紙又は反転排紙を切り替えることに特徴がある。よって、用紙の種類に応じた排出スペースを設ければよく装置自体の省スペース化が図れ、かつ画像の品質を維持でき高い生産性を得ることができる。
また、用紙種類検知手段が、用紙の紙厚、用紙の透過率あるいは用紙の反射率を検知する検知手段であることが好ましい。
更に、用紙種類検知手段によって検知した用紙の種類が普通紙である場合は反転排紙に切り替えることになる。
また、用紙種類検知手段によって検知した用紙の種類が特殊紙である場合は直線排紙に切り替えることにより、厚紙、はがき、乾きにくい用紙、OHP等の特殊紙に形成された画像の品質は維持され、高い生産性を得ることができる。
本発明の画像形成装置は、用紙の紙種を検知する用紙種類検知手段によって検知した用紙の種類に応じて直線排紙又は反転排紙を切り替えるものである。よって、用紙の種類に応じた排出スペースを設ければよく装置自体の省スペース化が図れ、かつ高い生産性を得ることができる。
図1は本発明の画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。同図に示す本発明の画像形成装置は、主として、装置本体1の筐体内部に、画像を形成するための画像形成部2と、用紙10を副走査方向に搬送する副走査搬送部3と、装置本体1の底部に設けられ用紙10を1枚ずつ給紙する給紙部4と、記録後の用紙10を排紙する排紙搬送部5と、両面印刷の場合用紙10をスイッチバック搬送する両面ユニット6と、画像形成部2で形成する画像データの入力系として装置本体1の上部で排紙トレイ8の上方に画像を読み取るための画像読取部7とを含んで構成されている。なお、画像読取部7は、照明光源11とミラー12とを含む走査光学系13と、ミラー14、15を含む走査光学系16とが移動して、コンタクトガラス17上に載置された原稿の画像の読み取りを行い、走査された原稿画像がレンズ18の後方に配置した画像読取素子19で画像信号として読み込まれ、読み込まれた画像信号はデジタル化され画像処理され、画像処理した印刷データを印刷することができる。また、画像形成装置は、画像形成部2で形成する画像データの入力系として、外部のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読取装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト側からの画像データを含む印刷データ等をケーブル或いはネットワークを介して受信可能であり、受信した印刷データを処理して印刷することができる。
このような構成を有する本発明の画像形成装置によれば、給紙部4から用紙10を1枚ずつ給紙して、副走査搬送部3によって用紙10を画像形成部2に対向する位置で搬送しながら、画像読取部7によって読み取られた画像データ又は外部から入力された画像データに基づいて画像形成部2によって用紙10に液滴を吐出して所定の画像を形成する。画像を形成した後、片面印刷の場合には排紙搬送部5によって装置本体1の上面に形成した排紙トレイ8上に用紙10を排紙する。両面印刷の場合には、排紙搬送部5の途中から装置本体1の底部に備えた両面ユニット6に送り込み、スイッチバック搬送を行って、再度副走査搬送部3に給紙して両面に画像を形成した後排紙トレイ8上に排紙する。
ここで、この画像形成装置の画像形成部2は、本発明の画像形成装置の画像形成部及び副走査搬送部の構成を示す平面図である図2に示すように、ガイドロッド20及び図示しないガイドステーでキャリッジ21を主走査方向に移動可能に保持し、主走査モータ22で駆動プーリ23と従動プーリ24間に架け渡したタイミングベルト25を介して主走査方向に移動走査する。そして、このキャリッジ21上に、それぞれの色の液滴を吐出する液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド26を搭載し、キャリッジ21を主走査方向に移動させ、副走査搬送部3によって用紙10を用紙搬送方向(副走査方向)に送りながら記録ヘッド26から液滴を吐出させて画像形成を行うシャトル型としている。なお、ライン型ヘッドを用いることもできる。
なお、記録ヘッド26は、それぞれブラック(Bk)インクを吐出する2個の液滴吐出ヘッド26k1、26k2と、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクを吐出するそれぞれ1個の液滴吐出ヘッド26c、26m、26yの計5個の液滴吐出ヘッド(以下、色を区別しないときは記録ヘッド26と称す)で構成され、キャリッジ21に搭載した各サブタンク27からそれぞれ各色のインクが供給される。
一方、図1に示すように、装置本体1の前面からカートリッジ装着部に、ブラック(Bk)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した記録液カートリッジである各色のインクカートリッジ28を着脱自在に装着でき、各色のインクカートリッジ28から各色のサブタンク27にインクを供給する。なお、ブラックインクは1つのインクカートリッジ28から2つのサブタンク27に供給する構成としている。
なお、記録ヘッド26としては、インク流路内(圧力発生室)のインクを加圧する圧力発生手段(アクチュエータ手段)として圧電素子を用いてインク流路の壁面を形成する振動板を変形させてインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆるピエゾ型のもの、或いは、発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させることによる圧力でインク滴を吐出させるいわゆるサーマル型のもの、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のものなどを用いることができる。
また、キャリッジ21の走査方向一方側の非印字領域には、図2に示すように、記録ヘッド26のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復装置29を配置している。この維持回復装置29は、5個の記録ヘッド26の各ヘッドのノズル面をキャピングするための5個の保湿用キャップ30k1、30k2、30c、30m、30y(以下、色を区別しないときは保湿用キャップ30と称す)と、1個の吸引用キャップ31と、記録ヘッド26のノズル面をワイピングするためのワイパーブレード32と、画像形成に寄与しない液滴の吐出、つまり空吐出を行うための空吐出受け部材33などを備えている。
更に、キャリッジ21の走査方向他方側の非印字領域には、図2に示すように、5個の記録ヘッド26から画像形成に寄与しない液滴の吐出である空吐出を行うための空吐出受け部材34を備えている。この空吐出受け部材34には、記録ヘッド26に対応して5個の開口35k1、35k2、35c、35m、35y(以下、色を区別しないときは開口35と称す)を形成している。
また、副走査搬送部3は、本発明の画像形成装置の画像形成部及び副走査搬送部の構成を示す側面図である図3に示すように、下方から給紙された用紙10を略90度搬送方向を転換させて画像形成部2に対向させて搬送するための、駆動ローラである搬送ローラ36とテンションローラである従動ローラ37の間に架け渡した無端状の搬送ベルト38と、この搬送ベルト38の表面を帯電させるために高圧電源から交番電圧である高電圧が印加される帯電手段である帯電ローラ39と、搬送ベルト38を画像形成部2の対向する領域でガイドするガイド部材40と、用紙10を搬送ローラ36に対向する位置で搬送ベルト38に押し付ける押さえコロ(加圧コロ)41と、画像形成部2によって画像が形成された用紙10を搬送ベルト38から分離するための分離爪42と押さえコロ41付近に用紙10の種類を検知する用紙種類検知手段43とを備えている。
この副走査搬送部3の搬送ベルト38は、副走査モータ44からタイミングベルト45及びタイミングローラ46を介して搬送ローラ36が回転されることで、図2の用紙搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。なお、搬送ベルト38は、例えば、抵抗制御を行っていない純粋な樹脂材、例えばETFEピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)との2層構造としているが、これに限るものではなく、1層構造あるいは3層以上の構造でも良い。
また、従動ローラ37と帯電ローラ39との間に、搬送ベルト38の表面に付着した紙粉等を除去するための、例えばマイラなどのクリーニング手段47と、搬送ベルト38の表面の電荷を除去するための除電ブラシ48とを備えている。
更に、給紙部4は、図1に示すように、装置本体1の前面側から抜き差し可能で、多数枚の用紙10を積載して収納する給紙カセット49と、給紙カセット49内の用紙10を1枚ずつ分離して送り出すための給紙コロ50及びフリクションパッド51を備えている。また、この給紙部4は、装置本体1の下側にオプションで装着される給紙カセットや両面ユニット6から給紙される用紙10を搬送するための搬送コロ52と、給紙された用紙10を副走査搬送部3に送り込むための搬送コロ53とを備えている。給紙コロ50などの副走査搬送部3へ用紙10を給送するための部材は図示しない給紙クラッチを介してHB型ステッピングモータからなる給紙モータ(駆動手段)54によって回転駆動される。
また、厚紙や封筒、その他の用紙10を1枚のみセットして搬送する1枚手差し給紙部55を有する排紙搬送部7は、副走査搬送部3の分離爪42で分離された用紙10を送り出す搬送ローラ56と搬送ローラ56に対向する拍車57と、搬送ローラ56及び拍車57の間から送り出される用紙10をガイドしながら搬送する下ガイド部58と上ガイド部59と、フェイスダウンで排紙トレイ8へ送り出すための反転ローラ対60と反転排紙ローラ対61と、フェイスアップで直線に排紙搬送するための第2の搬送経路である直線排紙経路62と直線排紙された用紙をスタックする直線排紙トレイ63と直線排紙ローラ対64と下ガイド部58及び上ガイド部59の出口側に反転排紙経路65と直線排紙経路62切り替える、排紙口切換機構66と、排紙経路と両面搬送経路を切り替えるための両面切替機構67とを備えている。また、直線排紙トレイ63は回動可能であり、更には用紙有無検知手段68を有している。両面ユニット6は、両面切替機構67で案内されて搬送される用紙10を装置本体1の側面部から受け入れて下方に搬送する垂直両面搬送路69を構成した垂直搬送部70と、垂直両面搬送路69に続いて水平方向に搬送する水平取り込み搬送路71及びスイッチバック搬送路72を構成した水平搬送部73とを一体に有している。垂直両面搬送路69には送り込まれた用紙10を下方に搬送する両面入口ローラ対74及び水平取り込み搬送路71に送り出す搬送ローラ対75を備え、水平取り込み搬送路71には5つの両面搬送ローラ対76を備え、スイッチバック搬送路72には水平取り込み搬送路71から送られる用紙10を反転して再給紙するためのリバースローラからなる両面出口ローラ77及び3個の両面搬送ローラ対78を備えている。
また、水平取り込み搬送路71からスイッチバック搬送路72への用紙10の搬送経路とスイッチバック搬送路72から搬送ローラ対52への再給紙のための搬送経路とを切り替える分岐板79を揺動可能に設けている。分岐板79は、図1の実線図示のスイッチバック側位置と破線図示の再給紙側位置との間で揺動可能である。
更に、画像形成部2の用紙搬送方向上流側に用紙10の先端を検知するための画像開始センサ(図示せず)を、同じく用紙搬送方向下流側に用紙10の後端を検知するための画像終了センサ(図示せず)を設けている。
次に、本発明の画像形成装置の動作について説明する。
先ず、ユーザは、図示しない入力手段で、直線排紙、反転排紙の排紙方法を設定することができる。この時、直線排紙トレイ63上に用紙10が残っていると、用紙有無検知手段68が用紙10を検知し、操作パネル等の表示手段(図示せず)で紙ありを表示して印字できない。そして、用紙有無検知手段68が用紙10を検知しない場合であって、印字を開始すると、給紙部4から給紙された用紙10は、搬送コロ53によって、副走査搬送部3へ送られるが、その上流側に用紙種類検知手段43を有しているので、自動的に用紙の種類が検知される。
なお、用紙種類検知手段43としては、例えば図4に示すような用紙厚さ検知手段100が挙げられる。用紙厚さ検知手段100は、軸101を中心に回動可能なアーム102と、アーム102の基準位置(図4中の一点鎖線)から移動位置までの距離を検知する透過型センサなどのアーム移動距離検知手段103と、アーム102を基準位置に戻すスプリングなどの弾性部材104とから構成されており、用紙10が搬送された場合、搬送された用紙10は、アーム102を押し、アーム102を基準位置から実線の移動位置へ移動させる。このとき、ある一定以上の厚さの用紙の場合、アーム102をアーム移動距離検知手段103で検知することにより、このアーム移動距離検知手段103の検知値を搬送路上の用紙10の厚さとして判断する。用紙10が通過した後は弾性部材104の弾性力により、アーム102は元の基準位置に戻される。
また、他の用紙種類検知手段43としては、例えば図5に示すように、透過型センサ200を用いる方法がある。透過型センサ200は、発光部201と対向する位置に受光部202から構成される。用紙10がないときは、発光部201から発生した光を受光部202で一定量受光しているが、用紙10が搬送され、用紙10が発光部201を受光部202の間を通過した時、用紙10の厚さに応じて、受光部202の受光量が変化する。この時の受光量の変化量から用紙10の厚さや種類を判断する。
更に、他の用紙種類検知手段43としては、例えば図6に示すように反射率感知手段300を用いる方法がある。反射率感知手段300は、発光部301と対向する位置に受光部302から構成される。用紙10がないときは、発光部301から発生した光を受光部302で一定量受光しているが、用紙10が搬送され、用紙10が発光部301の照射エリアを通過した時、用紙10の光沢度に応じて、用紙10から反射してくる受光部302の受光量が変化する。この時の受光量の変化量から用紙10の反射率を判断する。普通紙、光沢紙、OHPの判断ができる。
また、用紙種類検知手段43は、図1では1種類しか設けていないが多数の種類の検知手段を設けることにより正確な紙種検知が可能である。
そして、用紙の種類が検知され、画像形成部2で印字された用紙10は、走査搬送部3の分離爪42で分離され、搬送ローラ56と対向する拍車57とで搬送される。この時、下ガイド部58と上ガイド部59とでガイドされる。
ここで、ユーザは、図示しない入力手段による設定により、反転排紙、直線排紙、両面搬送へと排紙口切換機構66及び両面切替機構67により切り替えられて用紙10が搬送されることになるが、用紙種類検知手段43が検知した種類によっては、ユーザの設定に関わらず、排紙口が切り替わる。例えば、ユーザが図示しない入力手段によって、「反転排紙」と設定していた場合、用紙種類検知手段43が「普通紙」と検知した場合は、そのまま反転排紙されるが、用紙種類検知手段43が「特殊紙」と検知した場合は、ユーザの指示に関わらず、直線排紙される。また、ユーザが図示しない入力手段によって、「直線排紙」と設定していた場合、特に用紙の種類を判別せずに、そのまま直線排紙する。ここで、「特殊紙」と判別される用紙としては、厚紙、はがき、乾きにくい紙(例えば光沢紙、OHP)等が挙げられる。直線排紙トレイ63へ排紙された用紙10は、用紙有無検知手段68により検知される。用紙有無検知手段68で用紙10を検知した場合は、図示しない表示手段に用紙ありが表示され、ユーザは用紙を取り除かない限り、図示しない入力手段によって、「直線排紙」の設定ができないようにする。このとき、「普通紙」の「反転排紙」の設定は、可能であり、「普通紙」は、反転排紙される。この場合、用紙10の給紙後に、用紙種類検知手段43で「特殊紙」と判断し、かつ直線排紙トレイ63から用紙を取り除いておらず、用紙有無検知手段68が用紙10を検知したままの場合は、画像形成部2での印字を事前に停止し、図示しない表示手段に、直線排紙トレイ63から、用紙を取り除くよう、表示する。このようにすることにより、直線排紙トレイ63上で、排紙された用紙10が重なることを防ぐことにより、乾きにくい用紙の上に、次の用紙が重なることを防ぐ。
また、直線排紙トレイ63は、回動可能であり、「普通紙」をのみを通紙する場合には、直線排紙トレイ63を閉じておき、省スペース化を図ることができる。ただし、用紙種類検知手段43が「特殊紙」を検知した場合には、直線排紙しようとしても、排紙できない。このような場合、図7に示すように、直線排紙トレイ63を開ける開閉解除手段80を設ける。図7の(a)に示すように、この開閉解除手段80は例えばソレノイドで構成され、先端部81がフック形状になって直線排紙トレイ63は閉じた状態になっている。一方、図7の(b)に示すように、先端部81が上に移動すると、直線排紙トレイ63が解除され、開いた状態になる。よって、用紙種類検知手段43が、「特殊紙」を検知した場合や、ユーザが「直線排紙」を設定した場合には、開閉解除手段80によって直線排紙トレイ63が解除され、直線排紙トレイ63を開いた状態にし、直線排紙ローラ64によって直線排紙トレイ63に排紙される。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変形や置換可能であることは言うまでもない。
本発明の画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。 本発明の画像形成装置の画像形成部及び副走査搬送部の構成を示す平面図である。 本発明の画像形成装置の画像形成部及び副走査搬送部の構成を示す側面図である。 用紙種類検知手段の一例である用紙厚さ検知手段の構成を示す概略断面図である。 用紙種類検知手段の一例である透過型センサの構成を示す概略断面図である。 用紙種類検知手段の一例である反射率感知手段の構成を示す概略断面図である。 直線排紙トレイの開閉解除手段の構成を示す概略断面図である。
符号の説明
43;用紙種類検知手段、66;排紙口切換機構、
67;両面切替機構、68;用紙有無検知手段、
100;用紙厚さ検知手段、200;透過型センサ、
300;反射率感知手段。

Claims (6)

  1. 画像が形成された用紙の排出方向を切り替え機構によって直線排紙又は反転排紙に切り替えるインクジェットプロセスを用いた画像形成装置において、
    用紙の紙種を検知する用紙種類検知手段を有し、
    該用紙種類検知手段によって検知した用紙の種類に応じて前記直線排紙又は反転排紙を切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記用紙種類検知手段が、用紙の紙厚を検知する検知手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙種類検知手段が、用紙の透過率を検知する検知手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記用紙種類検知手段が、用紙の反射率を検知する検知手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記用紙種類検知手段によって検知した用紙の種類が普通紙である場合は反転排紙に切り替えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記用紙種類検知手段によって検知した用紙の種類が特殊紙である場合は直線排紙に切り替えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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