JP4842792B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
一般に、用紙にインクを供給することによって用紙に画像を形成するインクジェットプリンタにおいては、画像形成に用いる用紙の紙種が大きくスタック性に影響する。即ち、インクジェットプリンタで印刷された用紙は、特に、この用紙が薄紙の場合には、インクの水分によるカールが大きい為、排出された用紙の先端が排紙トレイに達したときに、用紙が撓み、トレイ上で用紙が表裏逆になったり、丸まったり、積載された用紙を押し出たりする等、スタック性に大きな影響が出る傾向にある。また、用紙のカールが大きいと、排紙トレイ上に用紙を載置する余裕があっても、カールした用紙の端部が用紙を排紙する排紙ローラ対のニップの出口側を塞いで用紙の排紙を阻害する為、スタック性が低下することがある。
この為、排紙トレイ上の用紙を上から押える押え部材を設けることによって、用紙のカールを抑えてスタック性の向上を図る技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平10−250897号公報 特開2002−241028号公報 特開2006−137571号公報
しかしながら、上記何れの従来技術においても、用紙がカールした状態で排紙トレイ上に排紙される為、押え部材で排紙トレイ上の用紙を上から押えても、排紙時の用紙のカールが大きい場合等には対処できず、スタック性の向上を充分に図ることができないという問題があった。
本発明は、スタック性の向上を充分に図ることができる画像形成装置を得ることを目的とする。
前記課題を解決する為に、請求項1に記載された発明は、用紙に向けて液滴を供給して原稿画像に対応した画像を形成する印字部を有する画像形成部と、この画像形成部からの用紙を排紙する排紙ローラ対と、この排紙ローラ対の下方に設けられ、排紙ローラ対から排紙された用紙を積載する用紙積載台とを備えている画像形成装置において、用紙載置台に排紙された用紙を上から押える押え部材を備え、この押え部材は、用紙と干渉しない非接触位置と、排紙ローラ対によって排紙されている用紙を排紙ローラ対間の側方で押し上げる押上位置と、用紙載置台上の用紙を上から押える押え位置とに移動可能に設けられ、押え部材の駆動を制御する制御部を備え、この制御部は、用紙の排紙状況に応じて、非接触位置、押上位置及び押え位置の何れかに押え部材を停止させ、制御部は、用紙の種類に応じて、押え部材の駆動態様を変更し、用紙の種類が予め定めた特定の種類であった場合、非接触位置のみに押え部材を停止させ続ける制御、又は排紙終了後に非接触位置にある押え部材を押え位置に移動させた後に停止させる制御の何れかを行うことを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、排紙ローラ対に向かう用紙を検知する排紙検知部と、押え部材が非接触位置、押上位置及び押え位置の何れかにあるのかを検知する移動位置検知部とを備え、制御部は、排紙検知部が用紙を検知したとき、押え部材を非接触位置から押上位置まで移動させてこの位置で停止させ、排紙検知部による用紙の検知が終了した後、押え部材を押上位置から押え位置まで移動させた後に停止させることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1に記載された発明において用紙の厚さを検知する厚さ検知部を備え、制御部は、用紙の厚さが所定の厚さであったときに、用紙の種類が予め定めた特定の種類であると判断することを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、使用者の操作により用紙の種類を入力する入力部を備え、制御部は、入力部からの情報により用紙の種類を判断することを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、画像形成部は、印字部と用紙との距離を用紙の厚さにあわせて調整する調整部を備え、制御部は、印字部と用紙との距離が所定距離に達したときに、用紙の種類が予め定めた特定の種類であると判断することを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、請求項5に記載された発明において、印字部と用紙との距離を検知する距離検知部を備え、制御部は、距離検知部からの情報により用紙の種類を判断することを特徴とする。
請求項7に記載された発明は、請求項5に記載された発明において、調整部は、使用者に操作されることによって用紙に対する印字部の距離を調整する操作部材と、操作部材の位置を検知する操作位置検知部とを備え、制御部は、操作位置検知部からの情報により用紙の種類を判断することを特徴とする。
請求項8に記載された発明は、用紙に向けて液滴を供給して原稿画像に対応した画像を形成する印字部を有する画像形成部と、この画像形成部からの用紙を排紙する排紙ローラ対と、この排紙ローラ対の下方に設けられ、排紙ローラ対から排紙された用紙を積載する用紙積載台とを備えている画像形成装置において、用紙載置台に排紙された用紙を上から押える押え部材を備え、この押え部材は、用紙と干渉しない非接触位置と、排紙ローラ対によって排紙されている用紙を排紙ローラ対間の側方で押し上げる押上位置と、用紙載置台上の用紙を上から押える押え位置とに移動可能に設けられ、押え部材の駆動を制御する制御部を備え、この制御部は、用紙の排紙状況に応じて、非接触位置、押上位置及び押え位置の何れかに押え部材を停止させ、用紙の単位面積あたりの液滴量を検知する液滴量検知部を備え、制御部は、用紙の単位面積あたりの液滴の量に応じて、押え部材の駆動態様を変更し、用紙の単位面積あたりの液滴の量が所定量に達したときに、非接触位置のみに押え部材を停止させ続ける制御、又は排紙終了後に非接触位置にある押え部材を押え位置に移動させた後に停止させる制御の何れかを行うことを特徴とする。
請求項9に記載された発明は、請求項8に記載された発明において、液滴量検知部は、用紙の後端部側における単位面積あたりの液適量を検知することを特徴とする。
請求項10に記載された発明は、用紙に向けて液滴を供給して原稿画像に対応した画像を形成する印字部を有する画像形成部と、この画像形成部からの用紙を排紙する排紙ローラ対と、この排紙ローラ対の下方に設けられ、排紙ローラ対から排紙された用紙を積載する用紙積載台とを備えている画像形成装置において、用紙載置台に排紙された用紙を上から押える押え部材を備え、この押え部材は、用紙と干渉しない非接触位置と、排紙ローラ対によって排紙されている用紙を排紙ローラ対間の側方で押し上げる押上位置と、用紙載置台上の用紙を上から押える押え位置とに移動可能に設けられ、押え部材を回動自在に支持する支持部材と、用紙を押える方向に押え部材を付勢する付勢部材とが設けられていることを特徴とする。
請求項11に記載された発明は、請求項10に記載された発明において、駆動源からの駆動力を押え部材に伝達して、押え部材を非接触位置、押上位置及び押え位置の何れかに移動させるスライダリンク機構を備えていることを特徴とする。
請求項12に記載された発明は、用紙に向けて液滴を供給して原稿画像に対応した画像を形成する印字部を有する画像形成部と、この画像形成部からの用紙を排紙する排紙ローラ対と、この排紙ローラ対の下方に設けられ、排紙ローラ対から排紙された用紙を積載する用紙積載台とを備えている画像形成装置において、 用紙載置台に排紙された用紙を上から押える押え部材を備え、この押え部材は、用紙と干渉しない非接触位置と、排紙ローラ対によって排紙されている用紙を排紙ローラ対間の側方で押し上げる押上位置と、用紙載置台上の用紙を上から押える押え位置とに移動可能に設けられ、押え部材は、その先端部のみが、用紙載置台上の用紙を押えるように曲げられていることを特徴とする。
請求項13に記載された発明は、用紙に向けて液滴を供給して原稿画像に対応した画像を形成する印字部を有する画像形成部と、この画像形成部からの用紙を排紙する排紙ローラ対と、この排紙ローラ対の下方に設けられ、排紙ローラ対から排紙された用紙を積載する用紙積載台とを備えている画像形成装置において、用紙載置台に排紙された用紙を上から押える押え部材を備え、この押え部材は、用紙と干渉しない非接触位置と、排紙ローラ対によって排紙されている用紙を排紙ローラ対間の側方で押し上げる押上位置と、用紙載置台上の用紙を上から押える押え位置とに移動可能に設けられ、押え部材には、用紙載置台上の用紙を上から押圧するローラが回転自在に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、押え部材が非接触位置、押上位置及び押圧位置に移動可能に設けられているので、押え部材が非接触位置にあるときには、用紙の排紙動作の邪魔にならず、スムーズな用紙の排紙動作を行うことができる。また、押え部材が押上位置にあるときには、この押え部材が排紙ローラ対によって排紙されている用紙を押し上げて、用紙を幅方向に波状(凹凸形状)に変形させる為、用紙はコシ付けされつつそのカールを矯正されて排紙されるので、用紙のカールを抑制した状態で用紙載置台に排紙することができ、カールした用紙が排紙ローラ対のニップの出口側を塞ぐのを防止することができる。更に、押え部材が押圧位置にあるときには、用紙を上から押えて用紙のカールを更に防止することができる。このように、非接触位置、押上位置及び押圧位置の何れかにある押え部材により、用紙のカールを充分に抑えることができるので、スタック性の向上を充分に図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。先ず、図1乃至図3に基づいて本発明の第1実施の形態に係る画像形成装置の全体構造について説明する。尚、図1は本発明の第1実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略構成図、図2は図1の画像形成装置の画像形成部及び副走査搬送部の平面図、図3は図1の画像形成装置の側面図である。
この画像形成装置は、いわゆるインクジェットプロセスを用いたものであり、装置本体1の内部(筺体内)に、画像を形成する為の画像形成部2、副走査搬送部3等を有し、装置本体1の底部に設けた給紙部4から用紙5を1枚ずつ給紙して、副走査搬送部3によって用紙5を画像形成部2に対向する位置で搬送しながら、画像形成部2によって用紙5にインク等の液滴を吐出して、所要の画像(原稿画像に対応した画像)を形成(記録)した後、片面印刷の場合には、画像形成部2から排紙スタック部8までの間に配置された排紙搬送部7を通じて装置本体1の上面に形成され、画像形成部2から排紙された用紙5を受けつつスタックする排紙トレイ(用紙載置台)79の用紙受け面79a上に用紙5を排紙し、両面印刷の場合には、排紙搬送部7の途中から装置本体1の底部に備えた両面ユニット10に送り込み、スイッチバック搬送を行って、再度副走査搬送部3に給紙して両面に画像を形成した後、排紙トレイ79の用紙受け面79a上に排紙するようになっている。
排紙スタック部8は、図1にも示すように、排紙ローラ対78から排紙された用紙5を受けてスタックする排紙トレイ79を備えている。この排紙トレイ79は、排紙ローラ対78の下方に位置するとともに用紙5の排紙方向に向かって斜め上方に傾斜した用紙受け面79aと、排紙ローラ対78から略鉛直下方に延びて用紙受け面79aの基端と一体的に接続されているとともに、用紙受け面79aの上に排紙された用紙の後辺を受け止めてこの後辺を揃えるエンドフェンス(後壁)79bとを備えている。
また、この画像形成装置は、画像形成部2で形成する画像データ(印刷データ)の入力系として、装置本体1の上部にある排紙スタック部8の上方には画像を読み取る為の画像読取部(スキャナ部)11を備えている。この画像読取部11は、照明光源13とミラー14とを含む走査光学系15と、ミラー16、17を含む走査光学系18とが移動して、コンタクトガラス12上に載置された原稿の画像の読み取りを行い、走査された原稿画像がレンズ19の後方に配置した画像読み取り素子20で画像信号として読み込まれ、読み込まれた画像信号はデジタル化され画像処理され、画像処理した印刷データを印刷することができる。
更に、この画像形成装置は、画像形成部2で形成する画像データ(印刷データ)の入力系として、外部のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト側からの画像データを含む印刷データ等をケーブル或いはネットワークを介して受信可能であり、受信した印刷データを処理して印刷することができる。
ここで、この画像形成装置の画像形成部2は、図2にも示すように、ガイドロッド21及び図示しないガイドステーでキャリッジ(印字部)23を主走査方向に移動可能に保持し、主走査モータ27で駆動プーリ28Aと従動プーリ28B間に架け渡したタイミングベルト29を介して主走査方向に移動走査する。
そして、このキャリッジ23上に、それぞれの色の液滴を吐出する液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド24を搭載し、キャリッジ23を主走査方向に移動させ、副走査搬送部3によって用紙5を用紙搬送方向(副走査方向)に送りながら記録ヘッド24から液滴を吐出させて画像形成を行うシャトル型としている。尚、ライン型ヘッドを用いることもできる。
記録ヘッド24は、それぞれブラック(Bk)インクを吐出する2個の液滴吐出ヘッド24k1、24k2と、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクを吐出するそれぞれ1個の液滴吐出ヘッド24c、24m、24yの計5個の液滴吐出ヘッド(以下、色を区別しないときは「記録ヘッド24」という。)で構成され、キャリッジ23に搭載した各サブタンク25からそれぞれ各色のインクが供給される。
一方、図1に示すように、装置本体1の前面からカートリッジ装着部に、ブラック(Bk)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した記録液カートリッジである各色のインクカートリッジ26を着脱自在に装着でき、各色のインクカートリッジ26から画像形成部2に設けた各色のサブタンク25にインクを供給する。尚、ブラックインクは1つのインクカートリッジ26から2つのサブタンク25に供給する構成としている。
尚、記録ヘッド24としては、インク流路内(圧力発生室)のインクを加圧する圧力発生手段(アクチュエータ手段)として圧電素子を用いてインク流路の壁面を形成する振動板を変形させてインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆるピエゾ型のもの、或いは、発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させることによる圧力でインク滴を吐出させるいわゆるサーマル型のもの、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のものなどを用いることができる。
また、キャリッジ23の走査方向一方側の非印字領域には、図2に示すように、記録ヘッド24のノズルの状態を維持し、回復する為の維持回復装置121を配置している。
この維持回復装置121は、5個の記録ヘッド24の各ヘッドのノズル面をキャピングする為の5個の保湿用キャップ122k2、122k1、122c、122m、122y(色を区別しないときは「保湿用キャップ122」という。)と、1個の吸引用キャップ123と、記録ヘッド24のノズル面をワイピングする為のワイパーブレード124と、記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を行う為の空吐出受け部材125などを備えている。
更に、キャリッジ23の走査方向他方側の非印字領域には、図2に示すように、5個の記録ヘッド24から記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を行う為の空吐出受け部材126を備えている。この空吐出受け部材126には、記録ヘッド24に対応して5個の開口127k2、127k1、127c、127m、127y(色を区別しないときは「開口127」という。)を形成している。
また、ガイドロット21は、図19及び図20に示すように、その端部を偏心回転部材211により保持されており、その偏心回転部材211は、レバー(操作部材)213を有し、使用者がレバー213を操作することにより、偏心回転部材211が回動されて、キャリッジ23が上下に平行移動するようになっている。尚、本実施の形態では、ガイドロット21、偏心回転部材211及びレバー213で調整部215を構成している。
即ち、本実施の形態のようなインクジェット方式の画像形成装置においては、用紙として封筒等の厚紙用いて、これを通紙する場合には、封筒とキャリッジ23とが擦れたり汚れたりしないように、キャリッジ23の高さ(用紙5とキャリッジ23との距離)を変化させるようにしている。従って、このキャリッジ23の高さ、言い換えれば、用紙5とキャリッジ23との距離によって用紙5の種類を識別することができる。
具体的には、レバー213を図20に示す位置から下方に押し下げると、キャリッジ23が上方に移動して図21に示す位置に位置する。一方、この状態でレバー213を上方に押し上げると、キャリッジ23は図21に示す位置から下方に移動して図20に示す位置に位置する。これにより、キャリッジ23及び搬送ベルト31間の距離(言い換えれば、搬送ベルト31とキャリッジ23との距離)を調整可能である。
また、レバー213は、図20に示す位置から図21に示す位置まで押し下げられたとき、レバー位置検知センサ(操作位置検知部)214により検知されるようになっている。このレバー位置検知センサ214がレバー213を検知すると、後述する制御部140は、用紙5とキャリッジ23との距離が所定距離に達したと判断する(用紙5として厚紙や封筒等を用いていると判断して)ようになっている。尚、レバー位置検知センサ214に代えて、キャリッジ23の高さを検知するフォトセンサ等の高さ検知センサ(距離検知部)を設け、この高さ検知センサによって用紙5とキャリッジ23との距離を検知するようにしても良い。
副走査搬送部3は、図3にも示すように、下方の給紙部4から鉛直上方に給紙された用紙5を略90度搬送方向を転換させて水平方向にし、画像形成部2に対向させて搬送する為の駆動ローラである搬送ローラ32とテンションローラである従動ローラ33間に架け渡した無端状の搬送ベルト31と、この搬送ベルト31の表面を帯電させる為に高圧電源から交番電圧である高電圧が印加される帯電手段である帯電ローラ34と、搬送ベルト31を画像形成部2の対向する領域でガイドするガイド部材35と、用紙5を搬送ローラ32に対向する位置で搬送ベルト31に押し付ける押えコロ(加圧コロ)36と、画像形成部2によって画像が形成された用紙5を搬送ベルト31から分離する為の分離爪37とを備えている。
この副走査搬送部3の搬送ベルト31は、副走査モータ131からタイミングベルト132及びタイミングローラ133を介して搬送ローラ32が回転されることで、図2の用紙搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。尚、搬送ベルト31は、例えば、抵抗制御を行っていない純粋な樹脂材、例えばETFEピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)との2層構造としているが、これに限るものではなく、1層構造或いは3層以上の構造でも良い。
また、従動ローラ33と帯電ローラ34との間に、搬送ベルト31の表面に付着した紙粉等を除去する為のクリーニング手段(ここではマイラを用いている。)135と、搬送ベルト31表面の電荷を除去する為の除電ブラシ136とを備えている。
給紙部4は、装置本体1の前面側から抜き差し可能で、多数枚の用紙5を積載して収納する給紙カセット41と、給紙カセット41内の用紙5を1枚ずつ分離して送り出す為の給紙コロ42及びフリクションパッド43を備えている。
また、この給紙部4は、用紙5を積載して収容する為の手差しトレイ46及び手差しトレイ46から1枚ずつ用紙5を給紙する為の図示しない手差しコロと、装置本体1の下側にオプションで装着される給紙カセットや両面ユニット10から給紙される用紙5を搬送する為の搬送コロ48と、給紙された用紙5を副走査搬送部3に送り込む為の搬送コロ49を備えている。給紙コロ42などの副走査搬送部3へ用紙5を給送する為の部材は図示しない給紙クラッチを介してHB型ステッピングモータからなる給紙モータ45によって回転駆動される。
排紙搬送部7は、副走査搬送部3の分離爪37で分離された用紙5を送り出す搬送ローラ71及びこれに対向する拍車72と、排紙ローラ71及び拍車72間から送り出される用紙5をガイドしながら搬送する下ガイド部73及び上ガイド部74と、下ガイド部73及び上ガイド部74の間から送り出される用紙5を、第1の搬送経路である反転排紙経路81を通じて反転してフェイスダウンで排紙スタック部8へ送り出す為の反転ローラ対77及び排紙ローラ対78とを備えている。
各ガイド部73,74はそれぞれ、用紙5を水平方向に案内するガイド板及び用紙5を水平方向に搬送する搬送ローラを備えており、下ガイド部73及び上ガイド部74の間は用紙5を搬送する搬送路とされている。
反転排紙経路81には、排紙ガイド板81aと、上述の反転ローラ77及び反転排紙ローラ対78と、排紙トレイ79の用紙受け面79a上の用紙5を押える後述するアーム178を有する用紙押え機構9とが設けられている。図5に示すように、反転排紙ローラ対78は、回転軸78cに軸支された駆動ローラ78aと、この駆動ローラ78aに連れ回りする従動コロ78bからなっており、回転軸78cの軸線方向に沿って互いに間隔をあけて4つ配置されている。同様に、反転ローラ対77もその軸線77aに沿って互いに間隔をあけて4つ配置されている。また、図4に示すように、排紙ローラ対78の手前(排紙ローラ対78の用紙排紙方向の上流側)で、排紙ローラ対78に向かう用紙5を検知する排紙検知センサ(排紙検知部)179が設けられている。
また、排紙搬送部7は画像形成が行われた用紙5をフェイスアップでストレートに排紙搬送する為の第2の搬送経路であるストレート排紙経路82を有し、下ガイド部73及び上ガイド部74から送り出される用紙5を、ストレート排紙経路82を通じて装置本体1の他側部側に開倒可能に設けたストレート排紙トレイ(ストレート排紙カバー)83に排紙することができる。そして、これらの反転排紙経路81、ストレート排紙経路82及び後述する両面搬送経路を切り替える為に、下ガイド部73及び上ガイド部74の出口側に切替機構60を設けている。
両面ユニット10は、切替機構60で案内されて搬送される用紙5を装置本体1の側面部から受け入れて下方に搬送する垂直両面搬送路90cを構成した垂直搬送部101aと、垂直両面搬送路90cに続いて水平方向に搬送する水平取り込み搬送路90a及びスイッチバック搬送路90bを構成した水平搬送部101bとを一体に有している。
垂直両面搬送路90cには送り込まれた用紙5を下方に搬送する両面入口ローラ対91及び水平取り込み搬送路90aに送り出す搬送ローラ対92を備え、水平取り込み搬送路90aには5つの両面搬送ローラ対93を備え、スイッチバック搬送路90bには取り込み搬送路90aから送られる用紙5を反転して再給紙する為のリバースローラからなる両面出口ローラ94及び3個の両面搬送ローラ対95を備えている。
また、取り込み搬送路90aからスイッチバック搬送路90bへの用紙5の搬送経路とスイッチバック搬送路90bから搬送ローラ対48への再給紙の為の搬送経路とを切り替える分岐板96を揺動可能に設けている。分岐板96は、図1の実線図示のスイッチバック側位置と破線図示の再給紙側位置との間で揺動可能である。更に、図示しないが、画像形成部2の用紙搬送方向上流側に用紙5の先端を検知する為の画像開始センサを、同じく用紙搬送方向下流側に用紙5の後端を検知する為の画像終了センサを設けている。
次に、図4乃至図8を参照して、反転排紙経路81の用紙押え機構9について説明する。尚、図4は用紙押え機構9の周囲を示す側面図であり、図5は用紙押え機構9の周囲を示す斜視図であり、図6はアームの近傍を拡大して示す側面図であり、図7はベース部のスライダの近傍を示す斜視図であり、図8はベース部材に対するアームの回動を説明する図である。
図4乃至図7に示すように、用紙押え機構9は、エンドフェンス79bの内側(図4においてエンドフェンス79aの左側)に配置されており、排紙トレイ79の用紙5を押えるアーム178を有する用紙押え部170と、この用紙押え部170の駆動源であるモータ173と、このモータ173の駆動をアーム178に伝達する伝達部160とを備えている。
用紙押え部170は、エンドフェンス79bの上端から下方にかけて形成された矩形状の切欠き79dを介してエンドフェンス79bの内側から外側(図4において、エンドフェンス79aの右側、言い換えれば排紙トレイ79側)に進入して、排紙トレイ79の用紙5を上から押えるアーム178と、棒状に形成されているとともにアーム178が一定量だけ回動できるように取り付けられたベース部材(支持部材)177と、アーム178を排紙トレイ79に向けて(用紙5を押える方向に向けて)付勢するねじりコイルバネ(付勢部材)161とを備えている。
アーム178は、ベース部材177に略垂直に取り付けられている。また、アーム178は、ベース部材177に沿って互いに間隔をおいて4つ並べて配置されており、これらのアーム178のうち、最も左側及び右側のアーム178は、排紙ローラ対78の左側方及び右側方に配置され、中央の2つのアーム178は互いに隣り合う排紙ローラ対78の間に配置されている。また、エンドフェンス79bには、各排紙ローラ対78に対応した位置にそれぞれ、上述の切欠き79dが形成されている。
また、ねじりコイルバネ161によって排紙トレイ79に向けて付勢されているアーム178は、その基端部がベース部材177に当接することによって、それ以上の回動が規制されるようになっている(図8における左側のアーム178参照)。これにより、アーム178が駆動しているときに(これについては後述する)、使用者がアーム178に誤って触ってしまっても、アーム178がねじりコイルバネ161の付勢力に抗して排紙トレイ79から離れる方向に逃げる為(図8における右側のアーム178参照)、アーム178と排紙トレイ179の用紙受け面79aとの間で、使用者の指等を強く挟むことを防止することができる。
また、アーム178は、その先端部のみが排紙トレイ上の用紙5を押えるように曲げられている。即ち、アーム178においては、このアーム178がベース部材177に取り付けられた状態で、アーム178の略中央部が排紙トレイ79に向けて曲げられて略L字状に形成されており、アーム178の先端部のみが排紙トレイ79上の用紙5に接触して(図13参照)用紙5を確実に押えることができるようになっている。尚、アーム178の先端部にゴム材等の高摩擦係数の部材を設けたり、或いは、アーム178の先端部における用紙5との接触部分に凹凸形状を施したりすることにより、アーム178の用紙5に対する滑りを防止するようにしても良い。
伝達部160は、両端にそれぞれ減速ギア172が取り付けられた回転軸176と、クランク形状のリンク171と、ベース部材177の一端に設けられ、断面が略楕円の筒状に形成されたスライダ177Aとを備えている。このスライダ177Aの内部には回転軸176が挿通されており、回転軸176に対して軸方向にスライド移動できるようになっている。また、ベース部材177の両端は、それぞれリンク171により回転自在に保持されている。そしてリンク171にはそれぞれ、回転軸176の両端に設けられた減速ギア192に歯合するギア162が設けられている。
本実施の形態では、図5において右側の減速ギア192は、上述のギア162及びモータ173の駆動軸に設けられたギア173Aに歯合しており、モータ173の駆動力は減速ギア192を介してリンク171に伝達される。このように、ベース部材177、スライダ177A、回転軸196及びリンク171によってスライダリンク機構163を構成することにより、図9乃至図14に示すようにアーム178が上下に移動可能になっている。
これにより、アーム178は、排紙ローラ対78によって排紙される用紙5或いは排紙トレイ79上の何れの用紙5とも接触しないように、エンドフェンス79aの内側でかつ排紙ローラ対78の下方に位置する非接触位置(図9に示す位置)と、排紙ローラ対78によって排紙されている用紙5を排紙ローラ対78間の側方で押し上げる押上位置(図11に示す位置)と、排紙トレイ79上の用紙5を上から押える押え位置(図13に示す位置)とに移動するようになっている。
また、図6及び図7に示すように、リンク171には検知板171Aが設けられており、この検知板171Aを検知する非接触位置検知センサ(移動位置検知部)174A、押上位置検知センサ(移動位置検知部)174B及び押え位置検知センサ(移動位置検知部)174Cが、リンク171の周囲を囲むように配置されている。即ち、リンク171の検知板171Aが、図6においてリンク171の左側に配置されている非接触位置検知センサ174Aに検知される位置にあるときには、アーム178が図9に示す非接触位置に位置している。同様に、検知板171Aが、図6においてリンク171の上方に配置されている押上位置検知センサ174Bに検知される位置にあるときは、アーム178が図11に示す押上位置に位置しており、検知板171Aが、図6においてリンク171の下方に配置されている押え位置検知センサ174Cに検知される位置にあるときは、アーム178が図13に示す押え位置に位置している。
図15は、本実施の形態に係る画像形成装置の制御系を示すブロック図である。この図15に示すように、画像形成装置は、搬送ローラ71、反転ローラ対77及び排紙ローラ対78を駆動するローラ駆動部164と、排紙検知センサ179と、非接触位置検知センサ174Aと、押上位置検知センサ174Bと、押え位置検知センサ174Cと、液晶表示装置等で構成され、画像形成装置の状態や設定状況等を使用者に表示する機能を有するとともに、画像形成動作を開始させるコピースタートボタンや用紙5の種類を設定するボタン等が配置された表示・入力部141と、給紙部4、給紙部4に必要な各センサ及び駆動部と、排紙搬送部7、排紙搬送部7に必要な各センサ及び駆動部と、画像読取部11、画像読取部11に必要な各センサ及び駆動部と、両面ユニット10、両面ユニット10に必要な各センサ及び駆動部とが接続されたマイクロコンピュータとしての制御部140が各部に対して信号の送受信を行うことで画像形成装置が制御されている。
次に、画像形成装置の動作について図16乃至図18に示すフローチャートに基づいて説明する。先ず、非接触位置検知センサ174Aがリンク171の検知板171Aを検知しているとき、即ち、アーム178が図9に示す非接触位置にあるときは(ステップS1でYes)、ステップS5に進む。一方、非接触位置センサ174Aが検知板171Aを検知していないとき(ステップS1でNo)には、モータ173が正回転(正駆動)し(ステップS2)、非接触位置検知センサ174Aがリンク171の検知板171Aを検知すると(ステップS3)、モータ173の駆動が停止して(ステップS4)、アーム178が図9に示す非接触位置、即ちアーム178がエンドフェンス79aの内側でかつ排紙中又は排紙トレイ79上の何れの用紙にも干渉(接触)しない非接触位置に停止する。これにより、アーム178が排紙ローラ対78による用紙5の排紙動作の邪魔にならず、スムーズな用紙5の排紙動作を行うことができる。
次に、画像形成部2が駆動し(ステップS5)、この画像形成部2にて印刷された用紙5が、反転排紙経路81間を通って反転ローラ対77により用紙5が搬送され(ステップS6)、排紙検知センサ179により用紙5が検知されると(ステップS7)、ステップS8に進む。
ステップS8において、画像形成の際にユーザーが表示・操作部141を操作して設定した用紙5の種類(排紙される用紙の種類)が厚紙又は封筒の何れかであるか否かを判断する。尚、用紙5の種類を判断するには、上述したユーザーによる設定に代えて、レバー213が図21に示す位置まで押し下げられて、レバー位置検知センサ214に検知されることによって、用紙5として厚紙や封筒等を用いていると判断するようにしても良い。
設定された用紙5の種類が厚紙や封筒以外であった場合には、押上位置検知センサ174Bがリンク171の検知板171Aを検知しているとき、即ち、アーム178が図11に示す非接触位置にあるときは(ステップS9でYes)、ステップS13に進む。一方、押上位置センサ174Bが検知板171Aを検知していないとき(ステップS9でNo)には、モータ173が逆回転(逆駆動)し(ステップS10)し、アーム178は図8に示す状態から、図14、図13、図12及び図11に示す順に移動する。
そして、押上位置検知センサ174Bがリンク171の検知板171Aを検知すると(ステップS11)、モータ173の駆動が停止して(ステップSS12)、アーム178が図11に示す押上位置、即ち、アーム178が排紙ローラ対78のニップ間の側方に位置して、反転排紙経路81によって形成される排紙通路を塞ぐように停止する。
排紙搬送部7によって搬送された用紙5は、最後は排紙ローラ対78により排紙されるが、この時に押上位置にあるアーム178は排紙ローラ対78のニップ(搬送路)より上側に突き出ている。この為、図19に示すように、それぞれのアーム178が排紙ローラ対78によって排紙されている用紙5を押し上げて、用紙を幅方向に波状(凹凸形状)に変形させる為、用紙5はコシ付けされつつそのカールを矯正されて排紙される。これにより、用紙5のカールを抑制した状態で排紙トレイ79に排紙することができ、カールした用紙5が排紙ローラ対78のニップの出口側を塞ぐのを防止することができる。この結果、排紙ローラ対78によって排紙されている用紙5が、すでに排紙された用紙5を押し出すことを防止することができる。
排紙検知センサ179が、用紙5を検知しなくなってから一定時間T1(ステップS13における排紙検知センサ179が用紙を検知しなくなってから、この用紙5が完全に排紙トレイ79に排紙されるまでの時間)が経過すると(ステップS14)、モータ173が正回転して、押え位置検知センサ174Cがリンク171の検知板171Aを検知するまで、アーム178が図11に示す状態から図12及び図13に示す順に時計方向に回転する(ステップS15及びステップS15)。その後、更に、押え位置検知センサ174Cが検知板171Aを検知するまで、アーム178が図11に示す状態から図12、図13、図9、図10及び図11の順に、時計周りに回動する(ステップS17、ステップS18及びステップS19)。その後、画像形成動作(印字)が継続中である場合には(ステップS20でNo)、上述したステップS7乃至ステップS19の動作を繰り返す。
このアーム178の動作により、用紙5後端部が従動コロ78bに引っ掛かっていても、図10、図11及び図12の順に回動するアーム178によって、この用紙5の後端部を掻き落とすことができ、用紙5の確実な排紙を行うことができる。その後、アーム178は、図12及び図13の順に回動して、そのまま排紙トレイ79の用紙受け面79a上の用紙5を上から押さえつける。このように、アーム178が用紙5を上から押えているので、積載された用紙5のカールが大きくても、この用紙5の後端が排紙ローラ対78のニップ間の出口側を塞いでしまうことを防止することができる。
一方、制御部140により画像形成部2の印字が終了したときは(ステップS20でYes)、画像形成部2の動作が停止し(ステップS21)、これに伴い反転ローラ対77や排紙ローラ対78等のローラの駆動を停止する(ステップS22)。そして、モータ173を正回転して、アーム178を非接触位置まで回動し、アーム178が非接触位置に到達したらモータ173の駆動を停止する(ステップS23〜ステップS26)。アーム178を上述のように動作させることによって、用紙5を排紙トレイ79上に確実にスタックすることができる。
ここで、図19に示すように、押上位置にあるアーム178によって用紙5を波打ち状に変形させようとしても、封筒、厚紙等のようにコシの強い用紙(予め定めた特定の種類の用紙)の場合には、用紙5が撓まないことがあり、また、用紙5にダメージを与えることがある。この為、用紙5として厚紙や封筒を用いている場合には、上述したアーム178の駆動態様とは別の態様に変更する必要がある。具体的には、排紙中にアーム178による押上位置までの移動動作をさせないようにして、用紙5の種類に応じた適切な処置を行うようにしている。
即ち、ステップS8において、ユーザーが設定した用紙5の種類が厚紙或いは封筒であった場合には、排紙検知センサ179が、用紙5を検知しなくなってから一定時間T2(ステップS7における排紙検知センサ179が用紙を検知しなくなってから、この用紙5が完全に排紙トレイ79に排紙されるまでの時間)が経過すると(ステップS14)、非接触位置検知センサ174Aがリンク171の検知板171Aを検知しているときは(ステップS28でYes)、ステップS32に進む。
一方、2回目以降の印字の為にアーム178が例えば押え位置にある場合等、非接触位置センサ174Aが検知板171Aを検知していないとき(ステップS28でNo)には、非接触位置検知センサ174Aが検知板171Aを検知するまでモータ173が正回転(正駆動)することにより、アーム178が時計回りに回動して図9に示す非接触位置に停止する(ステップS29〜ステップS31)。これにより、用紙5はそのまま排紙トレイ79に排紙される。そして、排紙検知センサ179が用紙5を検知しなくなってから一定時間T1が経過すると(ステップS14)、押え位置検知センサ174Cが検知板171Aを検知するまで、アーム178を時計回りに回動させることにより、用紙5の後端部が排紙ローラ対78のニップの出口側を塞いでいる場合には、これを掻き落とし、その後、排紙トレイ79上の用紙5を押さえつける。
このように、スタック不良の発生しにくい厚紙や封筒等を除く用紙5のみを波打ち状(凹凸形状)にして、用紙先端がすでに排出した用紙5に接して、これを押し出さないように移動させないように排出することができ、他の用紙へのダメージも少ない良好なスタック性を確保することができる。
尚、スタック性向上の為のアーム178は、サイズの小さい用紙5に関しては、効果が小さい為、サイズが小さい場合にも、厚紙や封筒の時と同様の制御、即ちステップS27乃至ステップS34と同様な制御を行うか、或いは、アーム178を非接触位置から動作させないようにするのが望ましい。ここで、用紙5のサイズを検知するには、例えば、キャリッジ23に図示しない用紙検知部を設け、印字時に、用紙5の両端を検知しキャリッジ23の動作速度と用紙両端を検知した時間から用紙サイズを算出することができ、この用紙サイズに応じて、アーム178の動作を制御するようにしても良い。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が可能である。
上記実施の形態では、用紙5の種類はユーザーの設定やキャリッジ23の位置によって判断していたが、これに代えて、用紙の厚さを検知し、その厚さが所定の厚さに達していたら、アーム181を押し上げ位置に位置させるようにしても良い。
具体的には、図22に示すように、排紙搬送部7に、一点鎖線で示す基準位置及び各ガイド板73,74の間を通過する用紙5に押されて基準位置から回動した実線で示す回動位置に、回動軸192aを中心に回動自在なフィラー192と、回動位置にあるフィラー192を検知するフィラー検知センサ190と、フィラー192を基準位置に向けて付勢するばね等の弾性部材194とを有する用紙厚さ検知部189とを設けている。
フィラー192は所定厚さ以上の用紙5が、各ガイド板73,74の間を通過したときにのみ、この用紙5に押されて回動位置に位置するようになっており、このフィラー192を検知したフィラー検知センサ190からの情報により、図16に示すステップS8において用紙5として封筒等の厚紙が用いられていると判断する。このようにすることによって、ユーザーが特に用紙5の種類を操作部141を操作して指定しなくても、自動的に用紙5の種類を判断することができる。
更に、用紙5の厚さを検知するものとして、図22の用紙厚さ検知部189に代えて、図23に示すように、排紙搬送部7の上ガイド板74の上方に配置された発光部201と、下ガイド板73の下方に配置されて、発光部201からの光を受光する受光部202とからなる透過型センサ200を用いることもできる。
即ち、用紙5の非通紙状態(通常時)においては発光部201からの光を受光部202で一定量受光している状態であるが、用紙5が発光部201と受光部202との間を通過すると、用紙5の厚さに応じて受光部202の受光量が変化する。制御部140は、受光部202の受光量に基づいて、図16に示すステップS8にて用紙5の厚さを判断し、用紙5として封筒等の厚紙が用いられていると判断する。このようにすることによっても、ユーザーが特に用紙5の種類を、操作部141を操作して指定しなくても、自動的に用紙5の種類を判断することができる。尚、用紙5の厚さを検知するものとして、図13に示す透過型センサ201に代えて、いわゆる反射型の距離センサ等適宜のセンサを用いることができるのは言うまでもない。
また、上述の実施の形態のように用紙5の種類に応じてアーム178の制御を行う代わりに、用紙5の印字率に応じてアーム178の制御を行うようにしても良い。具体的には、キャリッジ23に図示しない用紙検知センサを設けるとともに、キャリッジ23の各ヘッド24から用紙5に吐出されるインクの液量を検知するインク量検知部(液滴量検知部)212を設ける。
印字時にキャリッジ23が主操作方向に移動しているときにおいて、キャリッジ23の用紙検知センサが用紙5を検知している間の時間を計測し、この計測した時間とキャリッジ23の移動速度(動作速度)とにより、用紙サイズを算出するとともに、この用紙サイズと印字時にインク量検知部が検知したインクの液量とにより、用紙5の単位面積あたりのインクの液量(単位インク量)、言い換えれば、用紙5の印字率を算出する。
尚、インク量検知部212によるインク量検知は、印字時に吐出されるインク量を直接的に検知する方式であっても良いし、画像を構成するドット毎に定められているインクの吐出量を集計することによって使用インク総量を求める方式であっても良い。即ち、薄い赤の場合にはマゼンタの小滴apl(ピコリットル)と、イエローの小滴bplと、シアンが0pl(シアンなし)とが用いられるように設定されており、あるドットが薄い赤の場合には、このドットのインク量は、(a+b)plとなる。他のドットについても同様に決定され、全てのドットにおけるインク量の総和がその画像におけるインク量として、インク量検知部212から制御部140に送信される。
この用紙5の単位面積あたりのインクの液量が所定値未満であった場合、即ち、用紙5への印字率が低くてカール等の不具合が発生し難い状況の場合には、図16に示すステップS8でNoであった場合と同様な制御、或いは、アーム178を非接触位置から動作させない制御の何れかを行う。一方、インクの液量が所定値に達していたときには、図16に示すステップS8でYesであった場合と同様な制御を行う。
尚、インクによる印字を受けた用紙5は、印字後においては搬送方向の先端から乾いていく為、排紙トレイ79に排紙されたとき、後端部のみにカールが発生し、これに起因するスタック不良が発生する場合がある為、用紙5の後端部のみの単位インク量を算出するようにするのが望ましい。
このように、用紙5の印字率が比較的低く、用紙5のカールが発生し難い場合と、用紙5の印字率が比較的高く、用紙5のカールが発生し易い場合とでアーム178の動作態様を切り替えており、用紙5の印字率に応じた適切なタイミングで、アーム181の駆動を制御することができる。
また、上述の実施の形態では、アーム178の先端部のみが用紙5に接触するようにしたが、これに代えて、図24に示すように、アーム178の先端部にローラ178Aを回転自在に設けて、このローラ178Aによって用紙5を押えるようにしても良い。この場合、アーム178の先端部と用紙5とが擦れて用紙5にキズ等のダメージを与えることを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。 実施の形態に係る画像形成部及び副走査搬送部の平面図である。 実施の形態に係るキャリッジ及びその周囲を示す側面図である。 用紙押え機構の周囲を示す側面図である。 用紙押え機構の周囲を示す斜視図である。 アームの近傍を拡大して示す側面図である。 ベース部のスライダの近傍を示す斜視図である。 ベース部材に対するアームの回動を説明する図である。 アームが非接触位置で停止している状態を示す図である。 アームが回動している状態を説明する為の図である。 アームが押上位置で停止している状態を示す図である。 アームが回動している状態を説明する為の図である。 アームが押え位置で用紙を上から押えている状態を示す図である。 アームが回動している状態を説明する為の図である。 実施の形態に係る画像形成装置の制御系を示すブロック図である。 画像形成装置の動作の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置の動作の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置の動作の流れを示すフローチャートである。 押上位置にあるアームによって用紙が押し上げられている状態を示す図である。 レバーを押し上げたときのキャリッジの位置を説明する図である。 レバーを押し下げたときのキャリッジの位置を説明する図である。 変形例に係る用紙厚さ検知部を示す図である。 変形例に係る透過型センサを示す図である。 変形例に係るアームを示す図である。
符号の説明
2 画像形成部
23 キャリッジ(印字部)
78 排紙ローラ対
79 排紙トレイ
141 表示・入力部
140 制御部
161 ねじりコイルバネ(付勢部材)
163 スライダリンク機構
174A 非接触位置検知センサ(移動位置検知部)
174B 押上位置検知センサ(移動位置検知部)
174C 押え位置検知センサ(移動位置検知部)
177 ベース部材(支持部材)
178 アーム(押え部材)
178A ローラ
179 排紙検知センサ(排紙検知部)
189 用紙厚さ検知部(厚さ検知部)
186 駆動部
187 アーム位置検知部(距離検知部)
213 レバー(操作部材)
214 レバー位置検知センサ(操作位置検知部)
215 調整部
212 インク量検知部(液滴量検知部)

Claims (13)

  1. 用紙に向けて液滴を供給して原稿画像に対応した画像を形成する印字部を有する画像形成部と、この画像形成部からの用紙を排紙する排紙ローラ対と、この排紙ローラ対の下方に設けられ、排紙ローラ対から排紙された用紙を積載する用紙積載台とを備えている画像形成装置において、
    用紙載置台に排紙された用紙を上から押える押え部材を備え、この押え部材は、用紙と干渉しない非接触位置と、排紙ローラ対によって排紙されている用紙を排紙ローラ対間の側方で押し上げる押上位置と、用紙載置台上の用紙を上から押える押え位置とに移動可能に設けられ、
    押え部材の駆動を制御する制御部を備え、この制御部は、用紙の排紙状況に応じて、非接触位置、押上位置及び押え位置の何れかに押え部材を停止させ、
    制御部は、用紙の種類に応じて、押え部材の駆動態様を変更し、
    用紙の種類が予め定めた特定の種類であった場合、非接触位置のみに押え部材を停止させ続ける制御、又は排紙終了後に非接触位置にある押え部材を押え位置に移動させた後に停止させる制御の何れかを行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 排紙ローラ対に向かう用紙を検知する排紙検知部と、
    押え部材が非接触位置、押上位置及び押え位置の何れかにあるのかを検知する移動位置検知部とを備え、
    制御部は、排紙検知部が用紙を検知したとき、押え部材を非接触位置から押上位置まで移動させてこの位置で停止させ、排紙検知部による用紙の検知が終了した後、押え部材を押上位置から押え位置まで移動させた後に停止させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 用紙の厚さを検知する厚さ検知部を備え、制御部は、用紙の厚さが所定の厚さであったときに、用紙の種類が予め定めた特定の種類であると判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 使用者の操作により用紙の種類を入力する入力部を備え、制御部は、入力部からの情報により用紙の種類を判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成部は、印字部と用紙との距離を用紙の厚さにあわせて調整する調整部を備え、制御部は、印字部と用紙との距離が所定距離に達したときに、用紙の種類が予め定めた特定の種類であると判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 印字部と用紙との距離を検知する距離検知部を備え、制御部は、距離検知部からの情報により用紙の種類を判断することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 調整部は、使用者に操作されることによって用紙に対する印字部の距離を調整する操作部材と、操作部材の位置を検知する操作位置検知部とを備え、制御部は、操作位置検知部からの情報により用紙の種類を判断することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 用紙に向けて液滴を供給して原稿画像に対応した画像を形成する印字部を有する画像形成部と、この画像形成部からの用紙を排紙する排紙ローラ対と、この排紙ローラ対の下方に設けられ、排紙ローラ対から排紙された用紙を積載する用紙積載台とを備えている画像形成装置において、
    用紙載置台に排紙された用紙を上から押える押え部材を備え、この押え部材は、用紙と干渉しない非接触位置と、排紙ローラ対によって排紙されている用紙を排紙ローラ対間の側方で押し上げる押上位置と、用紙載置台上の用紙を上から押える押え位置とに移動可能に設けられ、
    押え部材の駆動を制御する制御部を備え、この制御部は、用紙の排紙状況に応じて、非接触位置、押上位置及び押え位置の何れかに押え部材を停止させ、
    用紙の単位面積あたりの液滴量を検知する液滴量検知部を備え、
    制御部は、用紙の単位面積あたりの液滴の量に応じて、押え部材の駆動態様を変更し、用紙の単位面積あたりの液滴の量が所定量に達したときに、非接触位置のみに押え部材を停止させ続ける制御、又は排紙終了後に非接触位置にある押え部材を押え位置に移動させた後に停止させる制御の何れかを行うことを特徴とする画像形成装置。
  9. 液滴量検知部は、用紙の後端部側における単位面積あたりの液適量を検知することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 用紙に向けて液滴を供給して原稿画像に対応した画像を形成する印字部を有する画像形成部と、この画像形成部からの用紙を排紙する排紙ローラ対と、この排紙ローラ対の下方に設けられ、排紙ローラ対から排紙された用紙を積載する用紙積載台とを備えている画像形成装置において、
    用紙載置台に排紙された用紙を上から押える押え部材を備え、この押え部材は、用紙と干渉しない非接触位置と、排紙ローラ対によって排紙されている用紙を排紙ローラ対間の側方で押し上げる押上位置と、用紙載置台上の用紙を上から押える押え位置とに移動可能に設けられ、
    押え部材を回動自在に支持する支持部材と、用紙を押える方向に押え部材を付勢する付勢部材とが設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 駆動源からの駆動力を押え部材に伝達して、押え部材を非接触位置、押上位置及び押え位置の何れかに移動させるスライダリンク機構を備えていることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 用紙に向けて液滴を供給して原稿画像に対応した画像を形成する印字部を有する画像形成部と、この画像形成部からの用紙を排紙する排紙ローラ対と、この排紙ローラ対の下方に設けられ、排紙ローラ対から排紙された用紙を積載する用紙積載台とを備えている画像形成装置において、
    用紙載置台に排紙された用紙を上から押える押え部材を備え、この押え部材は、用紙と干渉しない非接触位置と、排紙ローラ対によって排紙されている用紙を排紙ローラ対間の側方で押し上げる押上位置と、用紙載置台上の用紙を上から押える押え位置とに移動可能に設けられ、
    押え部材は、その先端部のみが、用紙載置台上の用紙を押えるように曲げられていることを特徴とする画像形成装置。
  13. 用紙に向けて液滴を供給して原稿画像に対応した画像を形成する印字部を有する画像形成部と、この画像形成部からの用紙を排紙する排紙ローラ対と、この排紙ローラ対の下方に設けられ、排紙ローラ対から排紙された用紙を積載する用紙積載台とを備えている画像形成装置において、
    用紙載置台に排紙された用紙を上から押える押え部材を備え、この押え部材は、用紙と干渉しない非接触位置と、排紙ローラ対によって排紙されている用紙を排紙ローラ対間の側方で押し上げる押上位置と、用紙載置台上の用紙を上から押える押え位置とに移動可能に設けられ、
    押え部材には、用紙載置台上の用紙を上から押圧するローラが回転自在に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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