JP4799374B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、特に画像が形成された用紙を反転させて排紙する画像形成装置に関する。
一般に、プリンタ、ファックス、コピア、プロッタ、或いはこれらの内の複数の機能を複合した画像形成装置としては、例えば、記録液(液体)の液滴を吐出する液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッドを含む液体吐出装置を用いて、用紙(用紙とは、材質を紙に限定するものではなく、また被記録媒体、記録媒体、媒体、転写材、用紙、シート材なども同義で使用する。)を搬送しながら、液体としての記録液(以下、インクともいう。)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写、印字も同義語で用いる。)を行なうものがある。また、画像形成装置としては、電子写真方式で画像を形成するものもある。
なお、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置、トナーなどの記録剤を付与して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を用紙に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を用紙に付与することをも意味する。また、「液体」とは、記録液、インクに限るものではなく、吐出されるときに流体となるものであれば特に限定されるものではない。
従来の画像形成装置として、特許文献1には画像が形成された用紙をフェイスダウンで排紙する反転排紙と、フェイスアップで排紙するストレート排紙が可能な画像形成装置において、ストレート排紙で使用する排紙トレイの動きに連動して反転排紙経路とストレート排紙経路を切り替える構成が記載されている。
特開2005−263341号公報
特許文献2には記録部にて画像が記録された用紙を略Uターン形状に搬送して反転させる反転搬送路と、この反転搬送路の搬送方向下流側に設けられ、反転された用紙を排出する反転排紙部とを有する排紙装置において、前記反転搬送路の一部をなすとともに開閉可能に設けられ、閉状態では前記記録部から搬送されてきた用紙を反転させて前記反転排紙部に排出することができ、開状態では前記記録部から搬送されてきた用紙を反転させないで非反転排紙部に排出することができる開閉搬送部材と、前記記録部と前記開閉搬送部材との間に設けられ、前記用紙の腰の強さを検出する検出手段と、当該検出手段の検出結果に基づいて、後続動作を制御する制御手段とが備えられている排紙装置が記載されている。
特開2005−035683号公報
特許文献3には比較的厚い用紙が上に向かって搬送されてくると、その先端が第2のシュートの面に当たったときこれを上方に押し上げ、第2のシュートがその支点を中心に時計回りに回転すると、スペーサによって第3のシュートも同様に回転する構成とし、用紙の腰が強く、搬送路に沿って屈曲しにくい程、両シュートの回転量が大きくなって面と第3のシュートの下面とで形成される搬送路の曲率が緩やかになることにより、C字形に湾曲した搬送路の通過が容易になるようにしたものが記載されている。
特開平09−034191号公報
特許文献4には1つのパルスモータの駆動力を一方向クラッチを介して読取用ゴムローラ、記録用ゴムローラ、用紙排出用ゴムローラに伝達するようにした装置が記載されている。
特開昭62−51532号公報
特許文献5には複数の給送手段の1つから給送されるシート材を搬送する搬送手段と、この搬送手段で搬送されるシート材を機外に排出する2つの排出手段と、2つの排出手段のいずれか一方にシート材を案内する切換ガイド板とを備え、切換ガイド板の切換状態を検知する検知手段と、検知された切換状態における搬送経路を表示する表示手段とを備えたものが記載されている。
特開平05−070017号公報
上述した特許文献1に記載の画像形成装置のように、インクなどの記録液を用いて画像を形成した用紙(用紙)を反転させて、特にUターンさせて胴内(画像形成部ないし画像作成部と画像読取部との間に掲載される排紙空間内)に排紙、スタックさせる画像形成装置においては、厚紙やOHPなどの特殊紙の利用が要求され、しかも、このような厚紙(厚さ0.2mm以上の用紙)を、特許文献2記載の装置のように非反転排紙ではなく、胴内排紙できるようにすることが求められている。
しかしながら、記録ヘッドを主走査方向に走査しながら用紙を副走査方向に間歇的に搬送して画像を形成する装置にあっては、用紙を間歇送りさせて画像を形成するために、用紙の副走査方向への送り精度が画像品質に大きく影響し、用紙を送るモータの負荷(メカ負荷)変動を小さくし、送り精度を高める必要がある。
また、画像を形成する画像形成部、さらに搬送方向下流では、用紙にたるみを持たせると、画像擦れ(用紙と記録ヘッドが接触する)などの不具合が発生することから、画像形成部から下流側の用紙(媒体)搬送路においては、用紙のループが発生しないように、用紙を排紙方向に搬送する搬送ローラ部でスリップさせ、かつ、搬送ローラ部の搬送力も小さく抑える必要がある。
そのため、小さい搬送力で、且つ、Uターンさせることができる用紙(厚み)は必然的に限定されてしまい、大きな搬送力が必要な厚い用紙をUターンさせて胴内に排紙することは困難であるという課題がある。この場合、反転ないしUターンの排紙経路の曲率を小さくして除々に曲げるようにすれば厚い用紙でもUターンできるようになるが、このような排紙経路を確保するためには長い排紙経路が必要になって装置が大型化することになるという課題が生じる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、厚い用紙でも胴内排紙を行うことが可能になる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
画像が形成された用紙を反転させて排紙する画像形成装置において、
前記用紙を反転させる排紙ガイド部材と、
前記排紙ガイド部材の下流側に配置された排紙ローラと、を有し、
前記排紙ガイド部材は、前記用紙を反転して案内する第1位置と、この第1位置よりも水平方向側の第2位置とで回動可能に設けられ、
前記排紙ガイド部材を前記第2位置にした状態で、前記画像が形成された用紙を前記排紙ガイド部材に向けて送り込み、
前記用紙が前記排紙ガイド部材で案内されて、前記用紙の先端が前記排紙ローラより排紙方向上流側の所定位置に達したときに、前記排紙ガイド部材を前記第1位置に回動させて、前記用紙を前記排紙ローラに向けて案内させる
制御をする手段を備えている
構成とした。
ここで、用紙の種類に基づいて排紙ガイド部材を回動させる構成、用紙の厚みの検出結果に基づいて排紙ガイド部材を回動させる構成、環境湿度の検出結果に基づいて排紙ガイド部材を回動させる構成、用紙の含水量の検出結果に基づいて排紙ガイド部材を回動させる構成、用紙に対する印刷モードに基づいて排紙ガイド部材を回動させる構成、用紙のサイズに基づいて排紙ガイド部材を回動させる構成とすることができる。
また、排紙ガイド部材上を排紙位置とする排紙モードを有している構成とできる。この場合、排紙ガイド部材上の用紙の有無を検出する手段を備えていることが好ましい。また、排紙ガイド部材には延長トレイ部材が設けられている構成とすることができる。また、用紙に種類に基づいて排紙ガイド部材上を排紙位置とする排紙モードとなる構成とできる。また、用紙に対する印刷モードに基づいて排紙ガイド部材上を排紙位置とする排紙モードとなる構成とできる。
また、排紙ガイド部材を回動させる駆動源が用紙を排紙方向に搬送する搬送ローラを駆動する駆動源と兼用されている構成とできる。この場合、駆動源と搬送ローラとの間には一方向にだけ駆動力を伝達する手段を備えている構成とすることが好ましい。
また、画像が形成された用紙をUターンして装置胴内に排紙する構成とできる。
本発明に係る画像形成装置によれば、排紙ガイド部材を第2位置にした状態で、画像が形成された用紙を排紙ガイド部材に向けて送り込み、用紙が排紙ガイド部材で案内されて、用紙の先端が排紙ローラより排紙方向上流側の所定位置に達したときに、排紙ガイド部材を第1位置に回動させて、用紙を排紙ローラに向けて案内させる構成としたので、厚い用紙でもスムーズに反転ないしUターンさせることができ、厚い用紙でも胴内排紙を行うことが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る画像形成装置の一例について図1ないし図3を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を示す概略構成図、図2は同装置のエンジンユニット部の平面説明図、図3は同じくエンジンユニット部の正面説明図である。
この画像形成装置は、装置本体1の内部(筺体内)に、画像を形成するための画像形成部(手段)2、副走査搬送部(手段)3等を有し、装置本体1の底部に設けた収容手段である給紙部(手段)4から被搬送部材である用紙5を1枚ずつ分離して給紙し、副走査搬送部3によって用紙5を画像形成部2に対向する位置で間歇的に搬送しながら、画像形成部2によって用紙5に液滴を吐出して所要の画像を形成(記録)した後、排紙搬送部6を通じて装置本体1の上面に形成した排紙トレイ7上に用紙5を排紙する。なお、画像形成部2及び副走査搬送部3はユニット化してエンジンユニット100とし、装置本体1に対して着脱自在に装着している。
また、この画像形成装置は、画像形成部2で形成する画像データ(印刷データ)の入力系として、装置本体1の上部で排紙トレイ7の上方には画像を読み取るための画像読取部(スキャナ部)11を備えている。この画像読取部11は、照明光源13とミラー14とを含む走査光学系15と、ミラー16、17を含む走査光学系18とが移動して、コンタクトガラス12上に載置された原稿の画像の読み取りを行い、走査された原稿画像がレンズ19の後方に配置した画像読み取り素子20で画像信号として読み込まれ、読み込まれた画像信号はデジタル化され画像処理され、画像処理した印刷データを印刷することができる。なお、コンタクトガラス12上には原稿を押えるための圧板10を備えている。
ここで、この画像形成装置の画像形成部2は、図2にも示すように、前側板101Fと後側板101Rとの間に横架したキャリッジガイド(ガイドロッド)21と後ステー101Bに設けた図示しないガイドステーで、キャリッジ23を主走査方向に移動可能に保持し、主走査モータ27で駆動プーリ28Aと従動プーリ28B間に架け渡したタイミングベルト29を介して主走査方向に移動走査する。
そして、このキャリッジ23上には、それぞれブラック(K)インクを吐出する2個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド24k1、24k2と、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクを吐出するそれぞれ1個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド24c、24m、24y(色を区別しないとき及び総称するときは「記録ヘッド24」という。)の計5個の液滴吐出ヘッドを搭載し、キャリッジ23を主走査方向に移動させ、副走査搬送部3によって用紙5を用紙搬送方向(副走査方向)に送りながら記録ヘッド24から液滴を吐出させて画像形成を行うシャトル型としている。
また、キャリッジ23には各記録ヘッド24に所要の色の記録液を供給するためにサブタンク25を搭載している。一方、図1に示すように、装置本体1の前面からカートリッジ装着部26Aに、ブラック(K)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した記録液カートリッジである各色のインクカートリッジ26を着脱自在に装着でき、各色のインクカートリッジ26から各色のサブタンク25に図示しないチューブを介してインク(記録液)を補充供給する。なお、ブラックインクは1つのインクカートリッジ26から2つのサブタンク25に供給する構成としている。
なお、記録ヘッド24としては、インク流路内(圧力発生室)のインクを加圧する圧力発生手段(アクチュエータ手段)として圧電素子を用いてインク流路の壁面を形成する振動板を変形させてインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆるピエゾ型のもの、或いは、発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させることによる圧力でインク滴を吐出させるいわゆるサーマル型のもの、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のものなどを用いることができる。
また、図3にも示すように、キャリッジ23の主走査方向に沿って前側板101Fと後側板101Rとの間に、スリットを形成したリニアスケール128を張装し、キャリッジ23にはリニアスケール128のスリットを検知する透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ129を設け、これらのリニアスケール128とエンコーダセンサ129によってキャリッジ23の移動を検知するリニアエンコーダを構成している。
さらに、キャリッジ23の走査方向一方側の非印字領域には、図2に示すように、記録ヘッド24のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構(装置)121を配置している。この維持回復機構121は、5個の記録ヘッド24の各ノズル面24aをキャッピングするキャップ部材である、1個の保湿用を兼ねた吸引用キャップ122aと、4個の保湿用キャップ122b〜122eと、記録ヘッド24のノズル面24aをワイピングするためのワイピング部材であるワイパーブレード124と、空吐出を行うための空吐出受け125とが配置されている。
さらに、キャリッジ23の走査方向の他方側の非印字領域には、空吐出を行うための空吐出受け126を配置している。この空吐出受け126には開口127a〜127eを形成している。
副走査搬送部3は、下方から給紙されたシート材である用紙5を、略90度搬送方向を転換させて画像形成部2に対向させて搬送するための、駆動ローラである搬送ローラ32とテンションローラである従動ローラ33間に架け渡した無端状の搬送ベルト31と、この搬送ベルト31の表面を帯電させるために交番電圧であるACバイアス電圧が印加される帯電手段である帯電ローラ34と、搬送ベルト31を画像形成部2の対向する領域でガイドするプラテンガイド部材35と、用紙5を搬送ローラ32に対向する位置で搬送ベルト31側に押し付ける第1加圧コロ(入口加圧コロ)36と、搬送ローラ32と画像形成手段である記録ヘッド34との間で、用紙5をプラテンガイド部材35に対向する位置で搬送ベルト31側に押し付ける第2加圧コロ(先端加圧コロ)37と、画像形成部2によって画像が形成された用紙5を搬送ベルト31から分離するための分離爪39とを備えている。
この副走査搬送部3の搬送ベルト31は、副走査モータ131からタイミングベルト132及びタイミングローラ133を介して搬送ローラ32が回転されることで、図2の用紙搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、図3に示すように、この搬送ベルト31上の紙粉を除去するクリーニング部材135、搬送ベルト31表面を除電する除電部材136を備えている。
給紙部4は、装置本体1に抜き差し可能で、多数枚の用紙5を積載して収納する収容手段である給紙カセット41と、給紙カセット41内の用紙5を1枚ずつ分離して送り出すための給紙コロ42及びフリクションパッド43と、給紙される用紙5をレジストするレジストローラ対44とを有している。
また、この給紙部4は、多数枚の用紙5を積載して収容するための手差しトレイ46及び手差しトレイ46から1枚ずつ用紙5を給紙するための手差しコロ47と、装置本体1の下側にオプションで装着される給紙カセットや両面ユニットから給紙される用紙5を搬送するための縦搬送コロ48を備えている。給紙コロ42、レジストローラ44、手差しコロ47、縦搬送コロ48などの副走査搬送部3へ用紙5を給送するための部材は図示しない電磁クラッチを介してHB型ステッピングモータからなる給紙モータ(駆動手段)49によって回転駆動される。
この給紙部4には、給紙カセット41の上方の装置本体1内に配置されるフレーム1Aに、給紙カセット41近傍の湿度を検出する湿度センサ141を取り付けて配設している。また、給紙コロ42からレジストローラ対44に送られる用紙5の紙厚(又は含水量)を検出する紙厚センサ(又は含水量センサ)143を配設している。
排紙搬送部(排紙搬送部)6は、画像形成が行われた用紙5を搬送する搬送ローラ対61、62と、用紙5を排紙トレイ7へ送り出すための搬送ローラ対63及び排紙ローラ対64とを備え、搬送されてくる用紙5を反転させて(ここでは、Uターンさせて)搬送する反転排紙経路66を有している。排紙トレイ7は、前述したように、画像を形成する部分と画像読み取り装置11との間に形成される空間に臨み、胴内排紙を行うようにしている。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図5に示すブロック説明図を参照して説明する。
この制御部は、この画像形成装置全体の制御を司る、CPU、ROM、RAM、VRAM、I/Oなどを含むマイクロコンピュータで構成した主制御部301及び印刷制御を司るマイクロコンピュータで構成した印刷制御部302とを備えている。
そして、主制御部301は、通信回路303から入力される印刷処理の情報に基づいて用紙5に画像を形成するために、主走査モータ27や副走査モータ131を主走査モータ駆動回路311及び副走査モータ駆動回路312を介して駆動制御するとともに、印刷制御部302に対して印刷用データを送出するなどの制御を行う。
また、主制御部301には、キャリッジ23の位置を検出するキャリッジ位置検出回路313からの検出信号が入力され、主制御部301はこの検出信号に基づいてキャリッジ23の移動位置及び移動速度を制御する。キャリッジ位置検出回路313は、キャリッジ23の走査方向に配置されたリニアスケール(エンコーダシート)128のスリット数を、キャリッジ23に搭載されたフォトセンサ(エンコーダセンサ)129で読み取って計数することで、キャリッジ23の位置を検出する。主走査モータ駆動回路311は、主制御部301から入力されるキャリッジ移動量に応じた出力値、例えばPWM制御を行う場合にはPWM出力値に応じて主走査モータ27を回転駆動させて、キャリッジ23を所定位置に所定の速度で移動させる。
また、主制御部301には搬送ベルト31の移動量を検出する搬送量検出回路314からの検出信号が入力され、主制御部301はこの検出信号に基づいて搬送ベルト31の移動量及び移動速度を制御する。搬送量検出回路314は、搬送ローラ32の回転軸に取り付けられたエンコーダホイールのスリット数を、フォトセンサ(エンコーダセンサ)で読み取って計数することで搬送量を検出する。副走査モータ駆動回路312は、主制御部301から入力される搬送量に応じて副走査モータ131を回転駆動させて、搬送ローラ32を回転駆動して搬送ベルト31を所定位置に所定の速度で移動させる。
また、主制御部301は、ACバイアス供給部315を介して帯電ローラ34に対してACバイアスを与えることで搬送ベルト31を帯電する制御を行う。主制御部301は、給紙モータ駆動回路316を介して給紙モータ49を回転駆動する。主制御部301は、排紙モータ駆動回路317を介して後述する排紙モータ165を回転駆動する。また、図示しないが、維持回復機構121の図示しないモータを回転駆動することにより、キャップ122の昇降、ワイパーブレード124の昇降、図示しない吸引ポンプの駆動などを行わせる。さらに、図示しないが、給紙モータ49の回転を給紙コロ42に伝達する給紙クラッチなどを駆動制御する。
また、主制御部301は、スキャナ制御部318を介して画像読取装置11を制御する。主制御部301は、操作パネル319との間で所要の表示情報の送出や入力されるキー情報の取り込みなどを行う。さらに、主制御部301には前述した湿度センサ141、紙厚検知センサ142などの各種センサ類320からの検知信号も入力される。
印刷制御部302は、主制御部301からの信号とキャリッジ位置検出回路313及び搬送量検出回路314などからのキャリッジ位置や搬送量に基づいて、記録ヘッド24の液滴を吐出させるための圧力発生手段を駆動するためのデータを生成して、上述した画像データをシリアルデータでヘッド駆動回路321に転送するとともに、この画像データの転送及び転送の確定などに必要な転送クロックやラッチ信号、滴制御信号(マスク信号)などをヘッド駆動回路321に出力する以外にも、ROMに格納されている駆動信号のパターンデータをD/A変換するD/A変換器及び電圧増幅器、電流増幅器等で構成される駆動波形生成部及びヘッドドライバに与える駆動波形選択手段を含み、1の駆動パルス(駆動信号)或いは複数の駆動パルス(駆動信号)で構成される駆動波形を生成してヘッド駆動回路321に対して出力する。
ヘッド駆動回路321は、シリアルに入力される記録ヘッド24の1行分に相当する画像データに基づいて印刷制御部302から与えられる駆動波形を構成する駆動信号を選択的に記録ヘッド7の液滴を吐出させるエネルギーを発生する駆動素子(例えば前述したような圧電素子)に対して印加することで記録ヘッド24を駆動する。このとき、駆動波形を構成する駆動パルスを選択することによって、例えば、大滴(大ドット)、中滴(中ドット)、小滴(小ドット)など、大きさの異なるドットを打ち分けることができる。
このように構成したこの画像形成装置においては、搬送ベルト31を駆動する搬送ローラ32の回転量を検出して、この検出した回転量に応じて副走査モータ131を駆動制御するとともに、ACバイアス供給部315から帯電ローラ34に交番電圧である正負極の矩形波の高電圧を印加し、これによって、搬送ベルト31には正と負の電荷が搬送ベルト31の搬送方向に対して交互に帯状に印加され、搬送ベルト31上に所定の帯電幅で帯電が行われて不平等電界が生成される。
そこで、用紙5が給紙部4から給紙されて、搬送ローラ32と押えコロ36との間に送り込まれて、正負極の電荷が形成されることによって不平等電界が発生している搬送ベルト31上へと送り込まれると、用紙5は電界の向きにならって瞬時に分極し、静電吸着力で搬送ベルト31上に吸着され、搬送ベルト31の移動に伴って搬送される。
そして、この搬送ベルト31で用紙5を間歇的に搬送しながら、用紙5上に記録ヘッド24から記録液の液滴を吐出して画像を記録(印刷)し、印刷が行われる用紙5の先端側を分離爪37で搬送ベルト31から分離して搬送ローラ38で排紙搬送部6に送り出す。
また、印字(記録)待機中にはキャリッジ23は維持回復機構121側に移動されて、キャップ122で記録ヘッド24のノズル面がキャッピングされて、ノズルを湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、吸引及び保湿用キャップ122aで記録ヘッド24をキャッピングした状態でノズルから記録液を吸引し(「ノズル吸引」又は「ヘッド吸引」という。)し、増粘した記録液や気泡を排出する回復動作を行い、この回復動作によって記録ヘッド24のノズル面に付着したインクを清掃除去するためにワイパーブレード124でワイピングを行なう。また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを空吐出受け125に向けて吐出する空吐出動作を行う。これによって、記録ヘッド24の安定した吐出性能を維持する。
そこで、この画像形成装置における排紙搬送部(排紙ユニット部)6について、図6ないし図8を参照して説明する。なお、図6は装置背面側から見た排紙搬送部6の斜視説明図、図7は同じく模式的説明図、図8は装置正面側から見た模式的説明図である。
排紙搬送部6は、側板161、162に、反転排紙経路66を構成している下ガイド部となる排紙ガイド部材163を支軸164にて回動自在に取り付けている。この排紙ガイド部材163には、搬送ローラ対64の従動側ローラ64Bが回転可能に保持される(図6では図示省略)とともに、延長トレイ163Aが引出し可能に装着されている。また、排紙ガイド部材163の回転軸(支軸)164には図示しないがダンパー等の負荷が加わる構成にすることで、排紙ガイド部材163を所定の位置(角度)で停止することが可能な構成とし、図8に示すように、実線図示の第1位置と仮想線図示の第2位置との間で回動可能とし、更には略水平状態になる破線図示の第3位置まで回動可能としている。
また、側板161に取り付けた排紙モータ165の回転を、プーリ166、タイミングベルト167及び一体のプーリ168A、168Bを介して搬送ローラ対61に、更にローラ168Bからタイミングベルト169及びプーリ170を介して搬送ローラ対62に、更にプーリ170からタイミングベルト171及びプーリ172を介して搬送ローラ対63に伝達し、更にプーリ172からプーリ173、174、175、176、177及びタイミングベルト178を介して、排紙ローラ対65の駆動側のローラ65A(従動側をローラ65Bとする。)及び搬送ローラ対64の駆動側ローラ64Aに伝達する、駆動力伝達機構を備えている。
さらに、この排紙モータ165の回転を上記ローラ177から電磁クラッチ180を介して排紙ガイド部材163の回転軸164に伝達している。したがって、排紙モータ165を回転駆動するとともに電磁クラッチ180をオン状態にすることによって、排紙モータ165の回転が排紙ガイド部材163に伝達されて、排紙ガイド部材163を回動させることができる。なお、電磁クラック180のオン/オフ制御は前述した主制御部301によって行われる。
このように排紙ガイド部材を回動させる駆動源が用紙を排紙方向に搬送する搬送ローラを駆動する駆動源と兼用されている構成とすることによって、低コスト化を図ることができる。そして、駆動源と排紙ガイド部材との間にクラッチ機構を介在させることによって、通常の用紙を搬送する場合にまで搬送ガイド部材を回動させる必要がなくなる。
また、排紙ガイド部材163の初期位置(第1位置)を検出するための開閉スイッチ(センサ)181と、搬送ローラ対163の下流側に用紙5の有無を検知する用紙有無センサ182を配置している。搬送ガイド部材163を回動させる機構(手段)として、排紙モータにステッピングモータを使用し、搬送ガイド部材の開閉を検知する検知手段、プーリ、タイミングベルトなどで構成することによって、搬送ガイド部材163の回動、停止位置(待機位置)を低コストで実現することができる。
また、排紙ローラ対61、62、63、64、排紙ローラ対65と各ローラ168、170、172、174、176との間には一方向クラッチを介在させることで、搬送ガイド部材163を第2位置から第1位置に戻すときには、排紙ローラ対61、62、63、64、排紙ローラ対65を回転させないようにしている。このように、排紙駆動源と搬送ローラとの間には一方向にだけ駆動力を伝達する手段を備えていることで、搬送ガイド部材を戻すときに搬送ローラが逆転しないようにすることができる。
ここで、この排紙ガイド部材163の開閉動作について詳細は後述するが、簡単に説明しておく。初期動作では開閉センサ181がオン状態になるまで排紙モータ165及び電磁クラッチ180をオン状態にし、排紙ガイド部材163が回転して開閉センサ181がオン状態になったとき(閉じたとき)に停止する。この状態で電磁クラッチ180をオフ状態にしても、排紙ガイド部材163はダンパーによってその位置で保持される。
また、厚紙搬送モードとなるときには、排紙モータ165を回転させて電磁クラッチ180を所定時間ONにすることで、排紙ガイド部材163を図7の仮想線図示の第2位置で停止させる。
また、排紙ガイド部材163を排紙スタックとして用いるときには、排紙モータ165を回転させて電磁クラッチ180を所定時間(上記第2位置にするときよりも長い時間)ONにすることで、排紙ガイド部材163を図7の破線図示の第3位置で停止させる。
なお、排紙ガイド部材163上に用紙がスタックされた状態で、次の印刷が命令された場合、用紙有無センサ182のON/OFFを判別し、ON(紙有り)の場合には操作部にスタックされている用紙の除去を表示させ、装置も停止状態のままで待機する。
次に、この画像形成装置における用紙(用紙)搬送条件(搬送力)について図9を参照して説明する。
画像形成部2直下の用紙を搬送する副走査搬送部3の搬送ベルト31による搬送力F1、副走査搬送部2から送り出された用紙を搬送、排出する排紙搬送部6の搬送ローラ対61、62、63、64、排紙ローラ対65の各搬送力F2〜F6については、以下の条件が必要となる。
まず、副走査搬送部2の搬送力F1は、排紙搬送部6の各搬送力の合計ΣF(ΣF=F2+F3+F4+F5+F6)よりも大きいことが必要である。仮に、副走査搬送部2の搬送力F1が排紙搬送部6の各搬送力の合計ΣFよりも小さい場合には、排紙搬送部6によって用紙は引っ張られることになり、副走査搬送部2で精度良く用紙を搬送することができなくなり(スリップすることになり)、異常画像(伸びた画像)が発生する。
次に、この排紙搬送部6内の各ローラ部の搬送力F2〜F6について説明する。この画像形成装置では、前述したように、副走査搬送部2にて用紙を間欠送りさせて画像を形成するので、用紙の送り精度は、画像品質(送りむらがあると、画像に横線ができる)に大きく影響し、この送り精度をコントロールしているフィードバック制御において、負荷(モータ軸の回転負荷)変動はできるだけ小さくする必要がある。例えばこの画像形成装置においては、1.2N以下の条件としている(ばらつきを考慮して、各ローラ対61〜65の搬送力規格は、1N±0.2Nとしている。)。したがって、この画像形成装置の排紙搬送部6では、排紙部ユニット部6における排紙搬送力を大きく設定することには限界がある。仮に、大きくするためには、搬送ローラ数を増やす必要があるが機械の大きさ等の制約により極端に増やすことは困難である。
つまり、排紙搬送部6内の各ローラ部の搬送力F2〜F6は、F2=F3=F4=F5=F6=1N、としている。
次に、この画像形成装置の排紙搬送部におけるUターン部(胴内排紙のため)の搬送負荷(用紙毎の)について図10及び図11を参照して説明する。
図10に示すように、搬送ローラ対63と搬送ローラ対64との間に用紙を案内する上ガイド部261及び下ガイド部262を有する排紙経路において、図10(a)に示すように搬送ローラ対63から送り出された用紙260の先端が下ガイド部262に接した時点(図11のA点)、同図(b)に示すように用紙260が上ガイド部261に接した時点(図11のB点)、同図(c)に示すように用紙260の先端が搬送ローラ対64に接した時点(図11のC点)、同図(d)に示すように用紙260の先端が搬送ローラ対64にグリップされた時点(図11のD点)における、搬送負荷を、異なる用紙(55K、70K、90K、110K、130Kの各用紙)について測定したところ、図11に示すような結果が得られた。
つまり、用紙の搬送負荷は、図11に示すように用紙が湾曲させられ、且つ、ガイド部に接触することで増大し、また、用紙(厚み)の強さによって、搬送負荷は、通常の用紙(55K)に対し厚紙(135K)では7倍近くまで増大する。搬送負荷が大きいほど、必要となる搬送力は大きくなる。
したがって、この画像形成装置における排紙部のように用紙をUターンさせて胴内排紙を行う場合、厚紙を搬送するためには大きな搬送力が必要になる。
次に、この画像形成装置における用紙の長さ(用紙長)による搬送力の違いについて図12及び図13を参照して説明する。
まず、図12に示すように、用紙260の長さ(搬送方向の長さ)が相対的に長い場合には、用紙260の先端が下ガイド部262に相当する搬送ガイド部材163に送り込まれるときの搬送力Fは、副走査搬送部3における搬送力F1が加わるので、排紙部における搬送力Fは、F=F1+F2+F3+F4となる。
これに対して、図13に示すように、用紙260の長さ(搬送方向の長さ)が相対的に短い場合には、用紙260の先端が下ガイド部262に相当する搬送ガイド部材163に送り込まれるときの搬送力Fは、副走査搬送部3における搬送力F1、搬送ローラ61による搬送力F2がなくなるので、排紙部における搬送力Fは、F=F3+F4となる。
以上の点から、相対的に長さの短い用紙を使用するときには、相対的に長さの長い用紙を使用するときに比べて、搬送力が半減以下に低下することが分かる。
したがって、この画像形成装置においては、
(1)排紙部の各ローラ61〜65による搬送力F2〜F6は、副走査搬送部3の搬送力F1に比べて小さく設定する必要がある。
(2)搬送経路(Uターン)において搬送負荷が増大する。
(3)(2)に加え、厚い用紙の場合には通常の用紙より7倍近く搬送負荷が増大する。
(4)長さの短い用紙は、長さの長い用紙に対し搬送力が半分以下に低下する。
ということができる。
この結果、この画像形成装置においては、反転排紙、特にUターン(胴内排紙)させる部分において搬送条件が厳しくなりジャム等が発生しやすくなる。
そこで、この画像形成装置における厚紙搬送モードについて図14及び図15を参照して説明する。なお、図14は厚紙搬送モードの制御の説明に供するフロー図、図15は厚紙搬送モードにおける排紙ガイド部材の動作説明に供する説明図である。
まず、この画像形成装置に対して画像形成が指示されることで用紙(用紙)の搬送モードを設定し、この搬送モードとして厚紙を搬送するときには厚紙搬送モードが設定される。
この厚紙搬送モードでは、搬送部6の開閉センサ181がオン状態であるか否か、つまり、図15(a)に示すように排紙ガイド部材163が第1位置にあるか否かを判別する。このとき、搬送部6の開閉センサ181がオン状態でなければ、排紙モータ165を逆転(搬送ローラ対が排紙方向に回転する方向:図7の矢示A方向と反対方向:矢示B方向への回転)させ、電磁クラッチ180をオン状態にして、開閉センサ181をチェックしながら排紙ガイド部材163を第1位置に戻す処理を行う。
そして、開閉センサ181がオン状態であれば、記録状態に移行し、排紙モータ165を正転(搬送ローラ対が排紙方向に回転する方向への回転)させ、電磁クラッチ180をオン状態にして、排紙ガイド部材163を所定の角度まで図7で矢示A方向に回動させて開く、つまり、図15(b)に示すように排紙ガイド部材163を第2位置に回動する。これより、排紙ガイド部材163を開くことで、Uターン部の曲率及び上下ガイド部の隙間が広がり搬送負荷が低減される。
その後、用紙を給紙し、画像形成を開始する。そして、図15(b)に示すように、用紙5の先端が排紙ガイド部材163の所定位置(搬送ローラ64Bを超えた位置)に到達したか否かをチェックして、用紙5の先端が排紙ガイド部材163の所定位置に到達したときには、排紙モータ165を逆転して、電磁クラッチ180をオン状態にすることで、図7で矢示B方向に回動させることで、図15(c)に示すように、排紙ガイド部材163を元の第1位置まで回動する(戻す)。なお、排紙ガイド部材163が第1位置に戻ったか否かは開閉センサ181の検出結果で判別する。
この排紙ガイド部材163を第2位置から第1位置に戻すとき、排紙モータ165を逆転するので、排紙ガイド部材163を戻すタイミングを用紙に画像を形成するしているタイミング(主走査を行っているときには副走査は停止しているので、この副走査が停止しているタイミング)に合わせることで、排紙ガイド部材163が第1の位置に戻る時間を有効に使うことができ、生産性の低下(記録速度の低下)を低減することができる。
その後、画像形成、排紙動作を続行し、用紙5の排紙が完了したときに、この処理を終了する。
このように、用紙を反転させる排紙ガイド部材を、用紙を反転して案内する第1位置とこの第1位置よりも水平方向側の第2位置とで回動可能に設け、用紙を排紙するとき、排紙ガイド部材を第2位置に回動させて用紙を案内させ、用紙先端が排紙ガイド部材上の所定位置に達した後、第1位置に回動させ、用紙を反転して案内するようにしている。これにより、用紙が反転(Uターン)排紙経路に入るときには排紙経路の曲率が反転排紙経路よりも緩やかになるので、用紙が厚紙であっても、スムーズに反転ないしUターンさせることができ、厚い用紙(例えば0.3mm以上の厚さの用紙)でも胴内排紙を行うことができるようになる。
次に、搬送モード設定処理の第1例について図16のフロー図を参照して説明する。
ここでは、選択された紙種情報を取り込み、搬送する用紙の紙種が厚紙か否かを判別して、厚紙であれば、厚紙搬送モードを設定し、厚紙でなければ、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。なお、通常搬送モードとは、上述したように搬送ガイド部材163を第2位置に回動しないで第1位置のまま排紙を行うモードである。
このように、選択された紙種(操作パネルから選択或いはホスト側のプリンタドライバで選択される。)に基づいて厚紙搬送モード(排紙ガイド部材を回動させる)の設定を行うことによって、通常の記録紙(紙厚が0.1mm〜0.2mm未満)の場合、排紙ガイド部材を開くことなく搬送でき、生産性を落とすことが防止でき、他方、厚い紙(例えば0、2mmを超える用紙)においても排紙ガイド部材を開くことでジャムすることなく用紙を胴内排紙することができるようになる。
次に、搬送モード設定処理の第2例について図17のフロー図を参照して説明する。
ここでは、紙厚センサ143の検出結果で得られた紙厚情報を取り込み、搬送する用紙の紙厚が0.2mm以上か否か(ここでは紙厚0.2mm以上を厚紙とする。)を判別して、紙厚が0.2mm以上であれば、厚紙搬送モードを設定し、紙厚が0.2mm以上でなければ、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
このように、紙厚の検知結果に基づいて厚紙搬送モード(排紙ガイド部材を回動させる)の設定を行うことによって、通常の記録紙(紙厚が0.1mm〜0.2mm未満)の場合、排紙ガイド部材を開くことなく搬送でき、生産性を落とすことが防止でき、他方、厚い紙(例えば0、2mm以上の用紙)においても排紙ガイド部材を開くことでジャムすることなく用紙を胴内排紙することができるようになるとともに、より正確に紙厚に基づく厚紙搬送モードの設定を行うことができる。
次に、搬送モード設定処理の第3例について図18のフロー図を参照して説明する。
ここでは、湿度センサ141の検出結果で得られた環境湿度情報を取り込み、環境湿度が予め定めた湿度75%以下であるか否かを判別する。そして、湿度75%以下であるときには、搬送する用紙が厚紙か否かを判別して、厚紙であれば、厚紙搬送モードを設定する。また、湿度75%以下でないとき及び厚紙でないときには、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
このように、湿度の検知結果に基づいて厚紙搬送モード(排紙ガイド部材を回動させる)の設定を行うことによって、厚紙搬送モードの設定をより的確に行うことができる。つまり、厚い紙でも高温高湿環境下では剛性が低下するので、排紙ガイド部材を開くことなく反転ないしUターン搬送を行うことができる。そこで、このときには厚紙搬送モードに設定しないことで、搬送ガイド部材の回動に伴う生産性の低下を抑制できる。また、通常の用紙(紙厚が0.1mm〜0.2mm)においても湿度が所定値より低い場合は、排紙ガイド部材を開くことで搬送負荷を低減しジャムを防止することができる。
次に、搬送モード設定処理の第4例について図19のフロー図を参照して説明する。
ここでは、含水量センサ(上記紙厚センサ143に代えて配置する)の検出結果で得られた含水量情報を取り込み、含水量が所定値以下か否かを判別する。そして、含水量が所定値以下であれば、搬送する用紙が厚紙か否かを判別して、厚紙であれば、厚紙搬送モードを設定する。また、含水量が所定値以下でないとき及び厚紙でないときには、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
このように、湿度の検知結果に基づいて厚紙搬送モード(排紙ガイド部材を回動させる)の設定を行うことによって、厚紙搬送モードの設定をより的確に行うことができる。つまり、厚い紙でも含水量が多いときには剛性が低下するので、排紙ガイド部材を開くことなく反転ないしUターン搬送を行うことができる。そこで、このときには厚紙搬送モードに設定しないことで、搬送ガイド部材の回動に伴う生産性の低下を抑制できる。
次に、搬送モード設定処理の第5例について図20のフロー図を参照して説明する。
ここでは、印刷モード情報を取り込み、印刷モードが全面印刷モードか否かを判別する。そして、全面印刷モードでなければ、搬送する用紙が厚紙か否かを判別して、厚紙であれば、厚紙搬送モードを設定する。また、全面印刷モードであるとき及び厚紙でないときには、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
なお、本発明における印刷モードとは、用紙に対する印写率(画像形成面積の割合)に関するモードであり、全面印刷とは用紙のほぼ全面に画像が形成されるモードである。この印刷モードは、与えられた印刷データに基づいて得ることができる。
このように、湿度の検知結果に基づいて厚紙搬送モード(排紙ガイド部材を回動させる)の設定を行うことによって、厚紙搬送モードの設定をより的確に行うことができる。つまり、厚い紙でも印写率が高いときには剛性が低下するので、排紙ガイド部材を開くことなく反転ないしUターン搬送を行うことができる。そこで、このときには厚紙搬送モードに設定しないことで、搬送ガイド部材の回動に伴う生産性の低下を抑制できる。
次に、搬送モード設定処理の第5例について図20のフロー図を参照して説明する。
ここでは、用紙サイズ情報を取り込み、搬送する用紙のサイズが予め定めた小サイズか否かを判別する。そして、小サイズであるときには、厚紙搬送モードを設定する。また、小サイズでなければ、搬送する用紙が厚紙か否かを判別して、厚紙であれば、厚紙搬送モードを設定する。また、小サイズでなく、厚紙でないときには、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。なお、「小サイズ」の用紙とは、例えば、前述した図13で説明したように、用紙先端が反転排紙経路に到達するときには用紙後端が副走査搬送部3を抜けているサイズの用紙をいう。
このように、用紙のサイズに基づいて厚紙搬送モード(排紙ガイド部材を回動させる)の設定を行うことによって、厚紙搬送モードの設定をより的確に行うことができる。つまり、通常の用紙(紙厚が0.1mm〜0.2mm)においても用紙サイズが小さい場合は、排紙ガイド部材を開くことで搬送負荷を低減してジャムを防止することが可能となる。
次に、排紙ガイド部材を排紙スタックとして用いるモード(排紙ガイドスタックモード)について図22を参照して説明する。
前述したと同様に、この画像形成装置に対して画像形成が指示されることで用紙(用紙)の搬送モードを設定し、この搬送モードとしてOHP等の特殊紙が設定されたときには排紙ガイドスタックモードが設定される。
この排紙ガイドスタックモードでは、搬送部6の開閉センサ181がオン状態であるか否か、つまり、図22(a)に示すように排紙ガイド部材163が第1位置にあるか否かを判別する。このとき、搬送部6の開閉センサ181がオン状態でなければ、排紙モータ165を逆転(搬送ローラ対が排紙方向に回転する方向と反対方向への回転)させ、電磁クラッチ180をオン状態にして、開閉センサ181をチェックしながら排紙ガイド部材163を第1位置に戻す処理を行う。
そして、開閉センサ181がオン状態であれば、記録状態に移行し、排紙モータ165を正転(搬送ローラ対が排紙方向に回転する方向への回転)させ、電磁クラッチ180をオン状態にして、排紙ガイド部材163を所定の角度まで開く、つまり、図22(b)に示すように排紙ガイド部材163を略水平状態になる第3位置に回動する。これより、排紙ガイド部材163を開くことで、Uターン部の曲率及び上下ガイド部の隙間が広がり搬送負荷が低減される。
その後、用紙を給紙し、画像形成を開始し、図15(b)に示すように、そのまま用紙を排紙ガイド部材163上に排紙する。そして、用紙が用紙センサ182をオン状態にし、図示しないが上流側のスイッチをオフ状態にした所で排紙搬送は完了したと判断し、所定時間排紙モータ165を回転させてこの処理を終了する。
このように排紙ガイド部材を排紙位置とする(排紙スタックとする)とする排紙モード(排紙ガイドスタックモード)を有することによって、生産性の向上、画像品質の向上を図ることができる。つまり、液滴を吐出して画像を形成する画像形成装置にあっては、記録液が乾燥するまでに画像形成面が擦られると画像が乱れることになる。そのため、用紙に付着した記録液が乾くまで装置内で用紙を長時間待機させる、あるいは、用紙に付着させる記録液総量を規制して記録液乾燥時間を短くするなどの対応が採られているが、記録液が乾く間装置を使用できなくなって利便性が低下したり、あるいは、総量規制による画質の劣化が問題となったりする。
そこで、記録液が乾くのに長時間必要な場合は、排紙ガイド部材を開いて用紙をスタックすることで、乾燥時間を短縮し、装置を長時間停止させる必要がなくなり、生産性、利便性が向上する。また、総量規制を行うことなく用紙を排紙、スタックすることが可能となり画像品質も向上する。
また、この排紙スタックモードでは、排紙ガイド部材163上に排紙された用紙が残っている状態で排紙ガイド部材163を閉じると、用紙を折り曲げることになるので、図23に示すように、記録を開始するときに、用紙センサ182がON状態(用紙有)か否かをチェックして、用紙有であれば、操作部(操作パネル319)に排紙ガイド部材163上の用紙を取り除くようにユーザーに警告表示し、用紙有でなくなれば、記録動作の開始処理に移行するようにしている。
このように、排紙ガイド部材上に用紙があるか否かを検出するようにして、用紙がある場合には用紙を取り除くように操作パネル上に警告を出したり、装置を使用できない状態にすることで、排紙ガイド部材を閉じて用紙を折り曲げたりする不都合を回避することができる。
次に、厚紙搬送モード及び排紙ガイドスタックモードを組み合わせた搬送モード設定処理の第1例について図24を参照して説明する。
ここでは、選択された紙種情報を取り込み、搬送する用紙が特殊紙(たとえば、OHPなどの記録液の乾燥に時間がかかる用紙)であるか否かを判別して、特殊紙であれば排紙ガイドスタックモードに移行する。特殊紙でなければ、厚紙か否かを判別して、厚紙であれば厚紙搬送モードを設定し、厚紙でなければ通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
次に、厚紙搬送モード及び排紙ガイドスタックモードを組み合わせた搬送モード設定処理の第2例について図25を参照して説明する。
ここでは、印刷モード情報を取り込み、印刷モードが全面印刷であるか否かを判別する。そして、全面印刷でなければ、待機モードONか否かを判別して、待機モードONでなければ排紙ガイドスタックモードに移行する。また、印刷モードが全面印刷でなければ、厚紙か否かを判別して、厚紙であれば厚紙搬送モードを設定して、排紙処理を行う。また、全面印刷であるが待機モードONのとき、及び、全面印刷でないが厚紙でないときには、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
このように、印刷モードが全面印刷のときは排紙ガイドスタックモードとすることによって、印写率の高い印刷も可能となる。
本発明に係る画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。 同装置のエンジンユニット部の平面説明図である。 同じくエンジンユニット部の正面説明図である。 同じく給紙部の説明に供する説明図である。 同じく制御部の概要を説明するブロック図である。 同じく排紙搬送部の説明に供する装置背面側から見た概略斜視説明図である。 同じく排紙搬送部の説明に供する装置背面側から見た模式的説明図である。 同じく排紙搬送部の説明に供する装置正面側から見た模式的説明図である。 同画像形成装置における搬送力の説明に供する説明図である。 同じく搬送力(搬送負荷)の測定の説明に供する説明図である。 同じく搬送力(搬送負荷)の測定結果の説明に供する説明図である。 用紙の長さと搬送力の関係の説明に供する説明図である。 用紙の長さと搬送力の関係の説明に供する説明図である。 厚紙搬送モードの制御の説明に供するフロー図である。 厚紙搬送モードにおける排紙ガイド部材の動作説明に供する説明図である。 搬送モード設定処理の第1例の説明に供するフロー図である。 搬送モード設定処理の第2例の説明に供するフロー図である。 搬送モード設定処理の第3例の説明に供するフロー図である。 搬送モード設定処理の第4例の説明に供するフロー図である。 搬送モード設定処理の第5例の説明に供するフロー図である。 搬送モード設定処理の第6例の説明に供するフロー図である。 排紙ガイドスタックモードにおける排紙ガイド部材の動作説明に供する説明図である。 同排紙ガイドスタックモードにおける記録動作時の処理の説明に供するフロー図である。 排紙ガイドスタックモードを適用した場合の搬送モード設定処理の第1例の説明に供するフロー図である。 排紙ガイドスタックモードを適用した場合の搬送モード設定処理の第2例の説明に供するフロー図である。
符号の説明
1…装置本体
2…画像形成部
3…副走査搬送部
4…給紙部
5…用紙
6…排紙搬送部
7…排紙トレイ
11…画像読取部
23…キャリッジ
24…記録ヘッド
31…搬送ベルト
32…搬送ローラ
35…プラテンガイド部材
41…給紙カセット
44…レジストローラ
46…手差し給紙トレイ
163…排紙ガイド部材
165…排紙モータ

Claims (15)

  1. 画像が形成された用紙を反転させて排紙する画像形成装置において、
    前記用紙を反転させる排紙ガイド部材と、
    前記排紙ガイド部材の下流側に配置された排紙ローラと、を有し、
    前記排紙ガイド部材は、前記用紙を反転して案内する第1位置と、この第1位置よりも水平方向側の第2位置とで回動可能に設けられ、
    前記排紙ガイド部材を前記第2位置にした状態で、前記画像が形成された用紙を前記排紙ガイド部材に向けて送り込み、
    前記用紙が前記排紙ガイド部材で案内されて、前記用紙の先端が前記排紙ローラより排紙方向上流側の所定位置に達したときに、前記排紙ガイド部材を前記第1位置に回動させて、前記用紙を前記排紙ローラに向けて案内させる
    制御をする手段を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記用紙の種類に基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記用紙の厚みの検出結果に基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、環境湿度の検出結果に基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記用紙の含水量の検出結果に基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記用紙に対する印刷モードに基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記用紙のサイズに基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記排紙ガイド部材上を排紙位置とする排紙モードを有していることを画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置において、前記排紙ガイド部材上の前記用紙の有無を検出する手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項8又は9に記載の画像形成装置において、前記排紙ガイド部材には延長トレイ部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項8ないし10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記用紙の種類に基づいて前記排紙ガイド部材上を排紙位置とする排紙モードとなることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置において、前記用紙に対する印刷モードに基づいて前記排紙ガイド部材上を排紙位置とする排紙モードとなることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の画像形成装置において、前記排紙ガイド部材を回動させる駆動源が前記用紙を排紙方向に搬送する搬送ローラを駆動する駆動源と兼用されていることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項13に記載の画像形成装置において、前記駆動源と前記搬送ローラとの間には一方向にだけ駆動力を伝達する手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項1ないし14のいずれかに記載の画像形成装置において、前記画像が形成された用紙をUターンして装置胴内に排紙することを特徴とする画像形成装置。
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