JP4799374B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
画像が形成された用紙を反転させて排紙する画像形成装置において、
前記用紙を反転させる排紙ガイド部材と、
前記排紙ガイド部材の下流側に配置された排紙ローラと、を有し、
前記排紙ガイド部材は、前記用紙を反転して案内する第1位置と、この第1位置よりも水平方向側の第2位置とで回動可能に設けられ、
前記排紙ガイド部材を前記第2位置にした状態で、前記画像が形成された用紙を前記排紙ガイド部材に向けて送り込み、
前記用紙が前記排紙ガイド部材で案内されて、前記用紙の先端が前記排紙ローラより排紙方向上流側の所定位置に達したときに、前記排紙ガイド部材を前記第1位置に回動させて、前記用紙を前記排紙ローラに向けて案内させる
制御をする手段を備えている
構成とした。
この制御部は、この画像形成装置全体の制御を司る、CPU、ROM、RAM、VRAM、I/Oなどを含むマイクロコンピュータで構成した主制御部301及び印刷制御を司るマイクロコンピュータで構成した印刷制御部302とを備えている。
排紙搬送部6は、側板161、162に、反転排紙経路66を構成している下ガイド部となる排紙ガイド部材163を支軸164にて回動自在に取り付けている。この排紙ガイド部材163には、搬送ローラ対64の従動側ローラ64Bが回転可能に保持される(図6では図示省略)とともに、延長トレイ163Aが引出し可能に装着されている。また、排紙ガイド部材163の回転軸(支軸)164には図示しないがダンパー等の負荷が加わる構成にすることで、排紙ガイド部材163を所定の位置(角度)で停止することが可能な構成とし、図8に示すように、実線図示の第1位置と仮想線図示の第2位置との間で回動可能とし、更には略水平状態になる破線図示の第3位置まで回動可能としている。
画像形成部2直下の用紙を搬送する副走査搬送部3の搬送ベルト31による搬送力F1、副走査搬送部2から送り出された用紙を搬送、排出する排紙搬送部6の搬送ローラ対61、62、63、64、排紙ローラ対65の各搬送力F2〜F6については、以下の条件が必要となる。
図10に示すように、搬送ローラ対63と搬送ローラ対64との間に用紙を案内する上ガイド部261及び下ガイド部262を有する排紙経路において、図10(a)に示すように搬送ローラ対63から送り出された用紙260の先端が下ガイド部262に接した時点(図11のA点)、同図(b)に示すように用紙260が上ガイド部261に接した時点(図11のB点)、同図(c)に示すように用紙260の先端が搬送ローラ対64に接した時点(図11のC点)、同図(d)に示すように用紙260の先端が搬送ローラ対64にグリップされた時点(図11のD点)における、搬送負荷を、異なる用紙(55K、70K、90K、110K、130Kの各用紙)について測定したところ、図11に示すような結果が得られた。
まず、図12に示すように、用紙260の長さ(搬送方向の長さ)が相対的に長い場合には、用紙260の先端が下ガイド部262に相当する搬送ガイド部材163に送り込まれるときの搬送力Fは、副走査搬送部3における搬送力F1が加わるので、排紙部における搬送力Fは、F=F1+F2+F3+F4となる。
(1)排紙部の各ローラ61〜65による搬送力F2〜F6は、副走査搬送部3の搬送力F1に比べて小さく設定する必要がある。
(2)搬送経路(Uターン)において搬送負荷が増大する。
(3)(2)に加え、厚い用紙の場合には通常の用紙より7倍近く搬送負荷が増大する。
(4)長さの短い用紙は、長さの長い用紙に対し搬送力が半分以下に低下する。
ということができる。
まず、この画像形成装置に対して画像形成が指示されることで用紙(用紙)の搬送モードを設定し、この搬送モードとして厚紙を搬送するときには厚紙搬送モードが設定される。
ここでは、選択された紙種情報を取り込み、搬送する用紙の紙種が厚紙か否かを判別して、厚紙であれば、厚紙搬送モードを設定し、厚紙でなければ、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。なお、通常搬送モードとは、上述したように搬送ガイド部材163を第2位置に回動しないで第1位置のまま排紙を行うモードである。
ここでは、紙厚センサ143の検出結果で得られた紙厚情報を取り込み、搬送する用紙の紙厚が0.2mm以上か否か(ここでは紙厚0.2mm以上を厚紙とする。)を判別して、紙厚が0.2mm以上であれば、厚紙搬送モードを設定し、紙厚が0.2mm以上でなければ、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
ここでは、湿度センサ141の検出結果で得られた環境湿度情報を取り込み、環境湿度が予め定めた湿度75%以下であるか否かを判別する。そして、湿度75%以下であるときには、搬送する用紙が厚紙か否かを判別して、厚紙であれば、厚紙搬送モードを設定する。また、湿度75%以下でないとき及び厚紙でないときには、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
ここでは、含水量センサ(上記紙厚センサ143に代えて配置する)の検出結果で得られた含水量情報を取り込み、含水量が所定値以下か否かを判別する。そして、含水量が所定値以下であれば、搬送する用紙が厚紙か否かを判別して、厚紙であれば、厚紙搬送モードを設定する。また、含水量が所定値以下でないとき及び厚紙でないときには、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
ここでは、印刷モード情報を取り込み、印刷モードが全面印刷モードか否かを判別する。そして、全面印刷モードでなければ、搬送する用紙が厚紙か否かを判別して、厚紙であれば、厚紙搬送モードを設定する。また、全面印刷モードであるとき及び厚紙でないときには、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
ここでは、用紙サイズ情報を取り込み、搬送する用紙のサイズが予め定めた小サイズか否かを判別する。そして、小サイズであるときには、厚紙搬送モードを設定する。また、小サイズでなければ、搬送する用紙が厚紙か否かを判別して、厚紙であれば、厚紙搬送モードを設定する。また、小サイズでなく、厚紙でないときには、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。なお、「小サイズ」の用紙とは、例えば、前述した図13で説明したように、用紙先端が反転排紙経路に到達するときには用紙後端が副走査搬送部3を抜けているサイズの用紙をいう。
前述したと同様に、この画像形成装置に対して画像形成が指示されることで用紙(用紙)の搬送モードを設定し、この搬送モードとしてOHP等の特殊紙が設定されたときには排紙ガイドスタックモードが設定される。
ここでは、選択された紙種情報を取り込み、搬送する用紙が特殊紙(たとえば、OHPなどの記録液の乾燥に時間がかかる用紙)であるか否かを判別して、特殊紙であれば排紙ガイドスタックモードに移行する。特殊紙でなければ、厚紙か否かを判別して、厚紙であれば厚紙搬送モードを設定し、厚紙でなければ通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
ここでは、印刷モード情報を取り込み、印刷モードが全面印刷であるか否かを判別する。そして、全面印刷でなければ、待機モードONか否かを判別して、待機モードONでなければ排紙ガイドスタックモードに移行する。また、印刷モードが全面印刷でなければ、厚紙か否かを判別して、厚紙であれば厚紙搬送モードを設定して、排紙処理を行う。また、全面印刷であるが待機モードONのとき、及び、全面印刷でないが厚紙でないときには、通常搬送モードを設定して、排紙処理を行う。
2…画像形成部
3…副走査搬送部
4…給紙部
5…用紙
6…排紙搬送部
7…排紙トレイ
11…画像読取部
23…キャリッジ
24…記録ヘッド
31…搬送ベルト
32…搬送ローラ
35…プラテンガイド部材
41…給紙カセット
44…レジストローラ
46…手差し給紙トレイ
163…排紙ガイド部材
165…排紙モータ
Claims (15)
- 画像が形成された用紙を反転させて排紙する画像形成装置において、
前記用紙を反転させる排紙ガイド部材と、
前記排紙ガイド部材の下流側に配置された排紙ローラと、を有し、
前記排紙ガイド部材は、前記用紙を反転して案内する第1位置と、この第1位置よりも水平方向側の第2位置とで回動可能に設けられ、
前記排紙ガイド部材を前記第2位置にした状態で、前記画像が形成された用紙を前記排紙ガイド部材に向けて送り込み、
前記用紙が前記排紙ガイド部材で案内されて、前記用紙の先端が前記排紙ローラより排紙方向上流側の所定位置に達したときに、前記排紙ガイド部材を前記第1位置に回動させて、前記用紙を前記排紙ローラに向けて案内させる
制御をする手段を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、前記用紙の種類に基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記用紙の厚みの検出結果に基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、環境湿度の検出結果に基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記用紙の含水量の検出結果に基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記用紙に対する印刷モードに基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記用紙のサイズに基づいて前記排紙ガイド部材を回動させることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記排紙ガイド部材上を排紙位置とする排紙モードを有していることを画像形成装置。
- 請求項8に記載の画像形成装置において、前記排紙ガイド部材上の前記用紙の有無を検出する手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項8又は9に記載の画像形成装置において、前記排紙ガイド部材には延長トレイ部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項8ないし10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記用紙の種類に基づいて前記排紙ガイド部材上を排紙位置とする排紙モードとなることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項11に記載の画像形成装置において、前記用紙に対する印刷モードに基づいて前記排紙ガイド部材上を排紙位置とする排紙モードとなることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし12のいずれかに記載の画像形成装置において、前記排紙ガイド部材を回動させる駆動源が前記用紙を排紙方向に搬送する搬送ローラを駆動する駆動源と兼用されていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項13に記載の画像形成装置において、前記駆動源と前記搬送ローラとの間には一方向にだけ駆動力を伝達する手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし14のいずれかに記載の画像形成装置において、前記画像が形成された用紙をUターンして装置胴内に排紙することを特徴とする画像形成装置。
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