JP2006081667A - 血圧計用カフ - Google Patents

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Abstract

【課題】 送圧時において流体袋を全域にわたって均一に膨張させることが可能な血圧計用カフを提供する。
【解決手段】 本発明に基づく血圧計用カフ1Aは、生体の被測定部位に巻き付けられるものであって、外壁部11aおよび内壁部11bを周縁において溶着することにより内部に膨縮空間15が形成された空気袋10Aを備える。空気袋10Aは、生体に対してこの空気袋10Aが巻き付けられる巻き付け方向における一方端Bから他方端Cにかけて実質的に連続して延在するように両端が空気袋の一方端Bおよび他方端Cに取付けられてなる帯状連結部12を含んでいる。帯状連結部12は、空気袋10Aの膨縮空間15に収容されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、血圧測定時において、手首や上腕等の生体の被測定部位に対して巻き付けられる血圧計用のカフに関する。
通常、血圧値の測定に際しては、生体内部に位置する動脈を圧迫するための流体袋を内包するカフを生体の体表面に巻き付け、巻き付けた流体袋を膨張・収縮させることによって動脈内に生じる動脈圧脈波の検出を行い、これによって血圧値の測定が行なわれる。ここで、カフとは、内腔を有する帯状の構造物であって生体の一部に巻き付けが可能なものを意味し、気体や液体等の流体を内腔に注入することによって上下肢の動脈圧測定に利用されるもののことを指す。したがって、カフは、流体袋とこの流体袋を生体に巻き付けるための巻付手段とを含めた概念を示す言葉であり、特に、腕や手首に巻き付けられて装着されるカフは、腕帯あるいはマンシェットとも呼ばれる。
図19は、従来の血圧計用カフの構造を示す模式断面図であり、被測定部位である手首に血圧計用カフを巻き付けた状態を示す図である。図19に示すように、従来例に係る血圧計用カフ1Jは、流体袋である空気袋10Jと、空気袋10Jの外側に位置し、径方向に伸縮可能な略円筒状に巻き回された可撓性の部材であるカーラ20と、生体に固定するための締付け帯30とを主に備えている。
図19に示すように、カフ1Jが被測定部位である手首50に巻き付けられた状態においては、締付け帯30に設けられた面ファスナ等の固定手段(図示せず)によってカフ1Jが手首に対して移動不能に固定される。これにより、締付け帯30の内側に位置するカーラ20と手首50との間に空気袋10Jが巻き回されて位置することになる。
図20は、図19に示す従来の血圧計用カフの空気袋の構造を示す模式平面図である。図21は、図20に示す空気袋の分解斜視図である。図20に示すように、空気袋10Jは、平面視略矩形形状を有しており、内部に中空の空間である膨縮空間15(図19参照)が形成されている。この膨縮空間15には、チューブ16が接続されており、このチューブ16を介して空気が出入りするように構成されている。図21に示すように、上述の構成の空気袋10Jは、平面視略矩形形状の2枚の樹脂シートにて構成される外壁部11aおよび内壁部11bを重ね合わせ、その4辺を溶着することによって形成される。これにより、図20に示すように、空気袋10Jの周縁には、溶着部14が形成され、空気袋10Jの内部に形成された膨縮空間15が気密に構成される。
図22は、図19に示す血圧計用カフの測定時における巻き付け状態を示す模式断面図である。図22に示すように、図19に示す装着状態において、空気袋10J内に圧縮空気を送り込むことにより、空気袋10Jがカーラ20と手首50との間で膨張する。この空気袋10Jの膨張により、空気袋10Jによって手首50の皮下に位置する動脈51が圧迫され、血圧値の測定が行なわれる。
血圧値を精度よく測定するためには、空気袋10Jに圧縮空気が送圧された状態において、空気袋10Jが全域にわたって均一に膨らむことが必要である。ここで問題となるのが、送圧によって膨張した空気袋10Jの表面におけるしわS1の発生である。
しわS1は、空気袋10Jの膨張により、空気袋10Jの袋状部を構成する外壁部11aおよび内壁部11bのうち、内側に位置する内壁部11bが縮径することによって生じる余剰部分が行き場を失うことによって生じるものである。このしわS1のほとんどは、カフ1Jの生体に対する巻き付け方向と交差する方向に生じる。このしわS1の発生は、空気袋10Jによる阻血性能の低下をもたらし、血圧値の測定精度が低下するという悪影響をもたらす。特に、図22に示すように、大きなしわS1が動脈51の近傍で発生した場合には、空気袋10Jによって皮下に位置する動脈51が十分に圧迫されず、測定される血圧値に大きな誤差が生じる。
また、図23は、上記しわS1がさらに大きくかつ深く発生し、しわS1が成長して空気袋10Jの折れS2となった場合の問題点を説明するための模式断面図である。図23に示すように、しわS1がさらに大きく深く発生し、成長して空気袋10Jの折れS2となり、この折れS2がカフ1Jの幅方向(すなわち、装着時において動脈51と略直交する方向)において空気袋10Jの一方の端から他方の端にまで広がった場合には、空気袋10J内に導入される空気の流れ(図23中に示す矢印)がこの折れS2によって遮断されてしまう。この場合には、空気袋10Jを全域にわたって十分に膨らませることができなくなり、測定される血圧値に大きな誤差が生じる。
しわの発生による不具合を防止する技術として、特開昭62−72315号公報(特許文献1)や特開2003−38451号公報(特許文献2)に開示の技術がある。特許文献1に開示の技術は、流体袋に生じるしわによるうっ血を防止するために、流体袋の内周側の一面と外周側の一面とを部分的に接合する接合部を流体袋の長手方向に複数個配置することにより、空気袋に生じるしわを人為的に特定の場所に集中させて発生させるものである。また、特許文献2に開示の技術は、しわの発生による阻血性能の低下による測定精度の低下を防止するために、空気袋に加圧空気を導入する前に空気袋が膨らんだ状態に保持されるようにクッション材を空気袋の内部に分断して設けることにより、空気袋に生じるしわを分断したクッション材の間に集中させ、クッション材が配置された部分にはしわや折れを生じさせないようにするものである。
しかしながら、上記特許文献1および2に開示の技術は、いずれも空気袋の特定の部位に局所的にしわを集中させて発生させるものであり、その部分において逆に空気袋の折れが生じ易くなる不具合が生じかねない。この空気袋の折れが発生した場合には、膨縮空間における上述の空気の流れの遮断が生じ、空気袋を全域にわたって均一に膨らませることが困難になる。そのため、被測定部位を均一かつ安定的に圧迫することができなくなり、測定誤差が生じる原因となる。
また、空気袋の折れを防止する技術として、特開2004−159967号公報(特許文献3)に開示の技術がある。特許文献3に開示の技術は、駆血用空気袋と脈波検出用空気袋とを備えた血圧測定用二重カフにおいて、脈波検出用空気袋の内部に、脈波検出用空気袋よりも硬い芯材を配置することにより、装着作業時における脈波検出用空気袋の折れ曲がりを防止するものである。
しかしながら、上記特許文献3に開示の技術は、カフの装着時において駆血用空気袋と生体の被測定部位との間の特定の一部分のみに配置される小型の脈波検出用空気袋の折れ曲がりを防止する技術であり、被測定部位を取り囲むように装着される大型の駆血用空気袋の折れ曲がりを防止する技術ではない。したがって、上記技術は、生体を圧迫する空気袋を駆血用空気袋と脈波測定用空気袋とに分割して構成した場合にはじめて有効となる技術であり、これら駆血用空気袋と脈波測定用空気袋とを1つの空気袋で兼用させて構成したカフに対しては、有効に機能する技術ではない。すなわち、駆血用空気袋と脈波測定用空気袋とを1つの空気袋で兼用させた構成のカフにあっては、被測定部位を含み周方向にわたって空気袋が取り囲むようにカフを巻き付け装着する必要があるため、空気袋内に硬い芯材を配置させたのでは、カフの装着が著しく害されるという問題が生じる。
また、上記技術は、小型の脈波検出用空気袋の折れ曲がりは防止できても、送圧時に生じる大型の駆血用空気袋の大きなしわや折れの発生を抑制することはできない。したがって、駆血用空気袋に局所的に大きなしわや折れが発生した場合には、被測定部位を全域にわたって均一に圧迫することができなくなり、阻血性能の低下をもたらす。したがって、血圧値の測定精度が低下するという問題を依然として有しているものである。
特開昭62−72315号公報 特開2003−38451号公報 特開2004−159967号公報
したがって、本発明は、上述の問題点を解決すべくなされたものであり、送圧時において流体袋を全域にわたって均一に膨張させることが可能な血圧計用カフを提供することを目的とするものである。
本発明に基づく血圧計用カフは、生体に巻き付けられるものであって、重ね合わされたシート状部材の周縁を接合することにより、流体が出入り可能な膨縮空間が内部に形成された流体袋を備えるものである。そして、上記流体袋は、上記膨縮空間に収容され、生体に対してこの流体袋が巻き付けられる巻き付け方向における一方端から他方端にかけて実質的に連続して延在し、両端が上記流体袋の上記一方端と上記他方端に取付けられてなる帯状連結部を含んでいる。
このように構成することにより、流体袋の膨縮空間に収容された帯状連結部の幅方向の両端部外側に空気の流れる経路が形成されるため、送圧時において空気袋内に導入された空気がこの空気経路を伝って空気袋の巻き付け方向における一方端から他方端にまで均一に流れ込むようになり、流体袋を全域にわたって均一に膨張させることが可能になる。したがって、生体の被測定部位を全域にわたって均一に圧迫することが可能になり、精度よく安定的に血圧値を測定することが可能になる。なお、ここで、流体袋の生体への巻き付け方向とは、生体を取り囲むように巻き付けられる流体袋が装着時において延在する方向を意味し、装着状態において生体を取り囲むように取付けられたカフの周方向と同一の方向を意味する。
上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、上記帯状連結部が上記膨縮空間に複数本にわたって配設されていることが好ましい。
このように構成することにより、帯状連結部の両端部外側に形成される空気の経路の断面積を増大させたり、この空気経路の数を膨縮空間において増大させたりすることが可能になるため、より確実に空気袋を全域にわたって均一に膨張させることができるようになる。
上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、上記シート状部材および上記帯状連結部が互いに溶着可能な樹脂材料にて形成されていることが好ましく、その場合に、上記シート状部材の周縁の接合と上記流体袋への上記帯状連結部の取付けが溶着によって一体的に行なわれていることが好ましい。
また、上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、上記シート状部材および上記帯状連結部が同一の樹脂材料にて形成されていえることが好ましく、その場合にも、上記シート状部材の周縁の接合と上記流体袋への上記帯状連結部の取付けが溶着によって一体的に行なわれていることが好ましい。
このように構成することにより、一度の溶着作業で帯状連結部を内包する空気袋を容易に製作することが可能になるため、簡便かつ安価に阻血性能に優れた血圧計用カフを提供することが可能になる。
上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、上記流体袋が、装着時において内側に位置する内壁部と外側に位置する外壁部とを含んでおり、上記シート状部材が、上記帯状連結部と、上記内壁部または上記外壁部のいずれか一方とを含む1枚の樹脂シートと、上記内壁部または上記外壁部の他方を含むもう1枚の樹脂シートとからなり、これら2枚の樹脂シートの一部を折り曲げ、重ね合わせて溶着することにより、上記流体袋が形成されていることが好ましい。
また、上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、上記流体袋が、装着時において内側に位置する内壁部と外側に位置する外壁部とを含んでおり、上記シート状部材が、上記内壁部および上記外壁部ならびに上記帯状連結部を含む1枚の樹脂シートからなり、この1枚の樹脂シートを折り曲げて溶着することにより、上記流体袋が形成されていてもよい。
このように構成することにより、1枚または2枚の樹脂シートで容易に帯状連結部を内包する空気袋を製作することが可能になるため、簡便かつ安価に阻血性能に優れた血圧計用カフを提供することが可能になる。
本発明によれば、送圧時において流体袋を全域にわたって均一に膨張させることができるようになるため、測定時において安定した阻血性能が実現され、精度よくかつ安定的に血圧値を測定することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。なお、以下に示す各実施の形態においては、血圧値を測定するための被測定部位として手首を採用した手首式の血圧計に用いられる血圧計用カフを例示して説明を行なう。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る血圧計用カフの構造を示す模式断面図であり、手首に血圧計用カフが巻き付けられた装着状態を示す図である。図1に示すように、本実施の形態に係る血圧計用カフ1Aは、流体袋としての空気袋10Aと、空気袋10Aの外側に位置し、径方向に伸縮可能な略円筒状に巻き回された可撓性の部材であるカーラ20と、生体にカフ1Aを固定するための締付け帯30とを主に備えている。空気袋10Aの外周面は、カーラ20の内周面に固着されている。また、カーラ20の外周面は、締付け帯30の内周面に固着されている。
図2は、図1に示す空気袋を展開させた状態における模式平面図である。図3は、図2に示す空気袋の図中III−III線に沿った模式断面図であり、図4は、図2に示す空気袋の図中IV−IV線に沿った模式断面図である。図2ないし図4に示すように、本実施の形態に係る血圧計用カフ1Aの空気袋10Aは、展開した状態において平面視略矩形形状の袋状の部材からなり、装着時においてカーラ20側に位置する外壁部11aと、手首側に位置する内壁部11bと、これらの間に位置する帯状連結部12とを備えている。
図2ないし図4に示すように、外壁部11aおよび内壁部11bは、シート状部材としての樹脂シートからなり、これら2枚の樹脂シートが重ね合わされてその4辺が溶着されることにより、空気袋10Aの袋状部が形成されている。そのため、空気袋10Aの周縁には溶着部14が位置している。空気袋10Aの袋状部を形成する外壁部11aおよび内壁部11bは、カフ1Aの手首への巻き付け方向において長く形成されている。ここで、手首への巻き付け方向とは、手首を取り囲むように巻き付けられる空気袋10Aが装着時において延在する方向を意味しており、したがって、装着状態において手首を取り囲むように取付けられるカフ1Aの周方向と同一の方向を意味する。通常、カフ1Aは、手首に巻き回す方向に細長く形成されることが多いため、空気袋10Aの長手方向は、手首への巻き付け方向に合致する。なお、この手首への巻き付け方向は、空気袋10Aを展開した状態においては、図2および図3に示す矢印A方向に相当する。
図3および図4に示すように、空気袋10Aの内部には、中空の空間である膨縮空間15が位置している。図2に示すように、この膨縮空間15にはチューブ16が接続されており、チューブ16の他端は血圧計本体(図示せず)に設けられる加圧ポンプ等のエア系に接続される。このエア系の働きにより、空気袋10Aの内部空間である膨縮空間15に流体としての空気が出入りすることになる。特に、カフ1Aが手首に装着された状態において、空気袋10Aに圧縮空気が送圧された場合には、膨縮空間15が膨張し、空気袋10Aは径方向に厚みを増すように変形することになる。
膨縮空間15には、帯状連結部12が収容されている。帯状連結部12は、空気袋10Aの巻き付け方向である図中矢印A方向に延在する帯状の樹脂シートからなり、その延在方向に位置する両端は、それぞれ空気袋10Aの一方端Bと他方端Cに取付けられている。すなわち、帯状連結部12の両端は、外壁部11aと内壁部11bの溶着部14のうち、カフ1Aの巻き付け方向に位置する溶着部14b,14cにおいて外壁部11aと内壁部11bにそれぞれ溶着されている。図2および図4に示すように、この帯状連結部12は、上述の外壁部11aおよび内壁部11bよりも幅方向において狭く形成されており、膨縮空間15において空気袋10Aの幅方向の略中央部に位置している。
外壁部11aおよび内壁部11bを構成する樹脂シートの材質としては、伸縮性に富み、互いに溶着が可能で、かつ溶着後において膨縮空間15からの漏気が少ないものであればどのようなものでも利用可能である。このような観点から、樹脂シートの最適な材質としては、たとえばエチレン−酢酸ビニール共重合体(EVA)、軟質塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン(PU)、生ゴム等が挙げられる。
帯状連結部12を構成する樹脂シートの材質としては、伸縮性に富み、上述の外壁部11aおよび内壁部11bを構成する樹脂シートに溶着可能な材質のものであればどのようなものでも利用可能であり、好ましくは外壁部11aおよび内壁部11bと同一の材質のものが使用される。
図5は、図2ないし図4に示す空気袋の分解斜視図である。図5に示すように、空気袋10Aを製作する際には、外壁部11aおよび内壁部11bを構成する2枚の幅の広い樹脂シート間に、帯状連結部12を構成する幅の狭い樹脂シートを位置決めして重ね合わせ、空気袋10Aの巻き付け方向における両端に位置する一対の端辺においてこれら3枚の樹脂シートを溶着するとともに、残る一対の端辺のうちの片側の端辺において外壁部11aおよび内壁部11bを構成する樹脂シート間にチューブ16を差し込んだ状態とし、これら一対の端辺において外壁部11aおよび内壁部11bを構成する2枚の樹脂シートを溶着する。これにより、外壁部11aおよび内壁部11bならびに帯状連結部12を構成する3枚の樹脂シートが互いに一度に溶着され、一体的に空気袋10Aが形成される。
次に、上述の構成の空気袋10Aを備える血圧計用カフ1Aを手首に巻き付けた装着状態について説明する。図1に示すように、カフ1Aが手首50に巻き付けられた状態においては、締付け帯30に設けられた面ファスナ等の固定手段(図示せず)によってカフ1Aが手首50に対して移動不能に固定される。これにより、締付け帯30の内側に位置するカーラ20と手首50との間に空気袋10Aが巻き回されて位置することになる。なお、この状態において、空気袋10Aには未だ圧縮空気が送圧されていないため、空気袋10Aの表面に特にしわは発生していない。
次に、図1に示す装着状態において、空気袋10Aに圧縮空気が送圧された測定状態について説明する。図6は、図1に示す血圧計用カフの測定時における巻き付け状態を示す模式断面図である。図6に示すように、図1に示す装着状態において空気袋10A内に圧縮空気を送り込むことにより、空気袋10Aがカーラ20と手首50との間で膨張する。これに伴って、空気袋10Aを形成する外壁部11aおよび内壁部11bうち、内側に位置する内壁部11bにしわS1が生じる。このしわS1は、空気袋10Aが膨張することにより、空気袋10Aの袋状部を構成する内壁部11bが縮径することによって生じる余剰部分が行き場を失うことによって生じるものである。
上述のように、本実施の形態に係る血圧計用カフ1Aにあっては、空気袋10Aの膨縮空間15に、空気袋10Aの巻き付け方向における一方端Bから他方端Cにかけて帯状連結部12が連続して位置している。このため、装着状態において、この帯状連結部12の厚み分だけ、帯状連結部12の幅方向における両端部外側に、空気袋10A内に送圧された空気の流れる経路が確保されることになる。すなわち、所定の厚みを有する帯状連結部12の存在により、しわS1が発生した部分においても空気袋10Aの外壁部11aと内壁部11bとが完全に密着することがなく、空気袋10Aに生じたしわS1が成長した場合にもこの空気経路が閉塞されることがないため、膨縮空間15に送圧された空気は空気袋10Aの巻き付け方向において均等に流れ込むことになる。このため、空気袋10Aが全域にわたって確実に膨張することになり、従来の血圧計用カフにおいて生じていた空気袋の折れによる空気袋の不均一な膨張が防止されるようになる。この結果、阻血時において安定した阻血性能が得られるようになるため、精度よくかつ安定的に血圧値を測定することが可能になる。
また、帯状連結部12を膨縮空間15に配置することによって形成される空気経路の作用により、空気袋10Aが全域にわたって均等に加圧されるため、発生したしわS1の成長も抑制されることになる。そのため、空気袋10Aの全域にわたって微細なしわが分散して形成されることになり、手首50の表面を周方向全域にわたって均等に圧迫することが可能になる。その結果、精度よくかつ安定的に血圧値を測定することができるようになる。また、手首を締付けることによるうっ血の発生も抑制されるようになる。
さらには、上述の構成の帯状連結部12が膨縮空間15に収容された空気袋10Aは、3枚の樹脂シートを溶着するのみの簡素な構成にて実現されるため、容易に製作することが可能である。このため、安価にかつ簡便に安定した阻血性能が得られる血圧計用カフを製作することができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る血圧計用カフの巻き付け方向に沿った空気袋の模式断面図であり、図8は、本実施の形態に係る血圧計用カフの巻き付け方向と直交する方向に沿った空気袋の模式断面図である。なお、本実施の形態に係る血圧計用カフは、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフと空気袋の構成を除いて同様である。そのため、以下においては、空気袋の構造上の相違点についてのみ説明することとし、また、空気袋においても同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
図7および図8に示すように、本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋10Bにおいては、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフ1Aの空気袋10Aと同様に、外壁部11aと内壁部11bとによって形成される膨縮空間15に帯状連結部12が配置されている。しかしながら、本実施の形態における帯状連結部12は、上述の実施の形態1における帯状連結部とは異なり、3枚の樹脂シート13a,13b,13cが厚み方向に積層された積層体にて構成されている。
図9は、本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。図9に示すように、空気袋10Bを製作する際には、外壁部11aおよび内壁部11bを構成する2枚の幅の広い樹脂シート間に、帯状連結部12を構成する幅の狭い3枚の樹脂シート13a,13b,13cの積層体を位置決めして重ね合わせ、空気袋10Bの巻き付け方向における両端に位置する一対の端辺においてこれら合計5枚の樹脂シートを溶着するとともに、残る一対の端辺のうちの片側の端辺において外壁部11aおよび内壁部11bを構成する樹脂シート間にチューブ16を差し込んだ状態とし、これら一対の端辺において外壁部11aおよび内壁部11bを構成する2枚の樹脂シートを溶着する。これにより、外壁部11aおよび内壁部11bならびに積層体からなる帯状連結部12を構成する樹脂シートが互いに一度に溶着され、一体的に空気袋10Bが形成される。
このように構成することにより、外壁部11aおよび内壁部11bを構成する樹脂シートと同種の樹脂シート(同一材料にて形成された同一の厚みの樹脂シート)を用いて帯状連結部12を構成した場合にも、樹脂シートを重ね合わせて積層した分だけ帯状連結部12の厚みを増大させることが可能になるため、帯状連結部12の幅方向の両端部外側に形成される空気通路の断面積を大きく確保することが可能になる。そのため、上述の実施の形態1における効果に加え、より確実に空気袋10Bを全域にわたって均一に膨張させることが可能になる効果が得られる。
図10は、本実施の形態に係る血圧計用カフの変形例を示す、カフの巻き付け方向と直交する方向に沿った空気袋の模式断面図である。図10に示すように、本変形例における空気袋10Cの帯状連結部12にあっては、積層される3枚の樹脂シート13a,13b,13cが幅方向において互いにずれるように配置されており、それぞれの樹脂シート13a,13b,13cが傾斜して配置された状態で空気袋10Cの膨縮空間15に収容されている。
このように構成することにより、帯状連結部12を構成する樹脂シート13a,13b,13cのそれぞれの幅方向における両端部外側に、別々に空気経路が形成されるようになるため、空気経路の数を増大させることが可能になる。そのため、上述の実施の形態1における効果に加え、より確実に空気袋10Cを全域にわたって均一に膨張させることが可能になる効果が得られる。
図11は、本実施の形態に係る血圧計用カフの他の変形例を示す、カフの巻き付け方向と直交する方向に沿った空気袋の模式断面図である。図11に示すように、本変形例における空気袋10Dの帯状連結部12にあっては、積層される3枚の樹脂シート13a,13b,13cが幅方向において互いにずれた位置に配置され、かつこれら3枚の樹脂シート13a,13b,13cが互い違いに上下に配置された状態で空気袋10Dの膨縮空間15に収容されている。
このように構成することにより、帯状連結部12を構成する樹脂シート13a,13b,13cのそれぞれの幅方向における両端部外側に、別々に空気経路が形成されるようになるため、空気経路の数を増大させることが可能になる。そのため、上述の実施の形態1における効果に加え、より確実に空気袋10Dを全域にわたって均一に膨張させることが可能になる効果が得られる。
(実施の形態3)
図12は、本発明の実施の形態3に係る血圧計用カフの空気袋の構造を示す模式平面図である。なお、本実施の形態に係る血圧計用カフは、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフと空気袋の構成を除いて同様である。そのため、以下においては、空気袋の構造上の相違点についてのみ説明することとし、また、空気袋においても同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
図12に示すように、本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋10Eにおいては、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフ1Aの空気袋10Aと同様に、外壁部11aと内壁部11bとによって形成される膨縮空間15に帯状連結部12が配置されている。しかしながら、本実施の形態における帯状連結部12は、上述の実施の形態1における帯状連結部とは異なり、3枚の樹脂シート13a,13b,13cがカフの巻き付け方向と直交する方向において、互いに離間して並行するように配置されている。
図13は、本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。図13に示すように、空気袋10Eを製作する際には、外壁部11aおよび内壁部11bを構成する2枚の幅の広い樹脂シート間に、帯状連結部12を構成する幅の狭い3枚の樹脂シート13a,13b,13cを互いに平行に位置決めして重ね合わせ、空気袋10Eの巻き付け方向における両端に位置する一対の端辺においてこれら合計5枚の樹脂シートを溶着するとともに、残る一対の端辺のうちの片側の端辺において外壁部11aおよび内壁部11bを構成する樹脂シート間にチューブ16を差し込んだ状態とし、これら一対の端辺において外壁部11aおよび内壁部11bを構成する2枚の樹脂シートを溶着する。これにより、外壁部11aおよび内壁部11bならびに3枚の平行に配置された帯状連結部12を構成する樹脂シートが互いに一度に溶着され、一体的に空気袋10Eが形成される。
このように構成することにより、帯状連結部12を構成する樹脂シート13a,13b,13cのそれぞれの幅方向における両端部外側に、別々に空気経路が形成されるようになるため、空気経路の数を増大させることが可能になる。また、空気袋10Eの幅方向において、複数の空気経路を均等に配置することが可能になる。そのため、上述の実施の形態1における効果に加え、より確実に空気袋10Eを全域にわたって均一に膨張させることが可能になる効果が得られる。
(実施の形態4)
図14は、本発明の実施の形態4に係る血圧計用カフの空気袋の構造を示す模式平面図である。なお、本実施の形態に係る血圧計用カフは、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフと空気袋の構成を除いて同様である。そのため、以下においては、空気袋の構造上の相違点についてのみ説明することとし、また、空気袋においても同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
図14に示すように、本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋10Fにおいては、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフ1Aの空気袋10Aと同様に、外壁部11aと内壁部11bとによって形成される膨縮空間15に帯状連結部12が配置されている。しかしながら、本実施の形態における帯状連結部12は、上述の実施の形態1における帯状連結部とは異なり、1枚の樹脂シート13dにスリットを設けることにより、カフの巻き付け方向と直交する方向において、互いに離間して並行するように配置された3本の帯状連結部12a,12b,12cが形成されている。
図15は、本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。図15に示すように、空気袋10Fを製作する際には、外壁部11aおよび内壁部11bを構成する2枚の幅の広い樹脂シート間に、帯状連結部12を構成する1枚の樹脂シート13dを位置決めして重ね合わせ、空気袋10Aの巻き付け方向における両端に位置する一対の端辺においてこれら合計3枚の樹脂シートを溶着するとともに、残る一対の端辺のうちの片側の端辺において外壁部11aおよび内壁部11bを構成する樹脂シート間にチューブ16を差し込んだ状態とし、これら一対の端辺において外壁部11aおよび内壁部11bを構成する2枚の樹脂シートを溶着する。これにより、外壁部11aおよび内壁部11bを構成する樹脂シートならびに帯状連結部12を含む樹脂シート13dの3枚が互いに一度に溶着され、一体的に空気袋10Fが形成される。
このように構成することにより、帯状連結部12a,12b,12cのそれぞれの幅方向における両端部外側に、別々に空気経路が形成されるようになるため、空気経路の数を増大させることが可能になる。また、空気袋10Fの幅方向において、複数の空気経路を均等に配置することが可能になる。そのため、上述の実施の形態1における効果に加え、より確実に空気袋10Fを全域にわたって均一に膨張させることが可能になる効果が得られる。
(実施の形態5)
図16は、本発明の実施の形態5に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。なお、本実施の形態に係る血圧計用カフは、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフと空気袋の構成を除いて同様である。そのため、以下においては、空気袋の構造上の相違点についてのみ説明することとし、また、空気袋においても同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋10Gにおいては、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフ1Aの空気袋10Aと同様に、外壁部11aと内壁部11bとによって形成される膨縮空間15に帯状連結部12が配置される。しかしながら、本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋10Gにおいては、図16に示すように、空気袋10Gの溶着前において、帯状連結部12が、上述の実施の形態1における帯状連結部とは異なり、外壁部11aを構成する幅の広い樹脂シート部の長手方向の一端部から連続して延在する幅の狭い樹脂シート部によって構成されている。
図16に示すように、空気袋10Gを製作する際には、外壁部11aを構成する樹脂シート部の一端部から延びるように形成された、帯状連結部12を構成する樹脂シート部を、これら樹脂シート部の境界部分に沿って図中矢印D方向に向かって折り返し、外壁部11aを構成する樹脂シート部の一方の主面に向かって重ね合わせ、この状態を維持しつつ、折り返された帯状連結部12を構成する樹脂シート部が、外壁部11aを構成する樹脂シート部と内壁部11bを構成する樹脂シートとの間に介在するように重ね合わせ、空気袋10Gの巻き付け方向における両端に位置する一対の端辺において、重ねあわされた樹脂シートを溶着するとともに、残る一対の端辺のうちの片側の端辺において、外壁部11aおよび内壁部11bを構成する樹脂シート間にチューブ16を差し込んだ状態とし、これら一対の端辺において、重ねあわされた外壁部11aを構成する樹脂シート部と内壁部11bを構成する樹脂シートとを溶着する。これにより、外壁部11aおよび帯状連結部12を構成する樹脂シートと内壁部11bを構成する樹脂シートとが互いに一度に溶着され、一体的に空気袋10Gが形成される。
このように構成することにより、上述の実施の形態1における効果に加え、2枚の樹脂シートを用いて帯状連結部12が膨縮空間15に収容された空気袋10Gを容易に製作することが可能になる。
(実施の形態6)
図17は、本発明の実施の形態6に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。なお、本実施の形態に係る血圧計用カフは、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフと空気袋の構成を除いて同様である。そのため、以下においては、空気袋の構造上の相違点についてのみ説明することとし、また、空気袋においても同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋10Hにおいては、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフ1Aの空気袋10Aと同様に、外壁部11aと内壁部11bとによって形成される膨縮空間15に帯状連結部12が配置される。しかしながら、本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋10Hにおいては、図17に示すように、空気袋10Hの溶着前において、帯状連結部12が、外壁部11aを構成する幅の広い樹脂シート部の長手方向の一端部から連続して延在する幅の狭い樹脂シート部によって構成されており、内壁部11bが、帯状連結部12を構成する幅の狭い樹脂シート部の長手方向の他端部から連続して延在する幅の広い樹脂シート部によって構成されている。すなわち、分断されていない1枚の樹脂シートによって空気袋10Hの外壁部11aおよび内壁部11bならびに帯状連結部12が構成されている。
図17に示すように、空気袋10Hを製作する際には、外壁部11aを構成する樹脂シート部の一端部から延びるように形成された、帯状連結部12を構成する樹脂シート部を、これら樹脂シート部の境界部分に沿って図中矢印E方向に向かって折り返すとともに、帯状連結部12を構成する樹脂シート部の他端部から延びるように形成された、内壁部11bを構成する樹脂シート部を、これら樹脂シート部の境界部分に沿って図中矢印F方向に向かって折り返し、帯状連結部12を構成する樹脂シート部が、外壁部11aを構成する樹脂シート部と内壁部11bを構成する樹脂シート部との間に介在するように重ね合わせ、空気袋10Hの巻き付け方向における両端に位置する一対の端辺において、重ねあわされた樹脂シート部同士を溶着するとともに、残る一対の端辺のうちの片側の端辺において、外壁部11aおよび内壁部11bを構成する樹脂シート間にチューブ16を差し込んだ状態とし、これら一対の端辺において、重ねあわされた外壁部11aを構成する樹脂シート部と内壁部11bを構成する樹脂シート部とを溶着する。これにより、外壁部11aおよび内壁部11bならびに帯状連結部12を構成する樹脂シート部同士が互いに一度に溶着され、一体的に空気袋10Hが形成される。
このように構成することにより、上述の実施の形態1における効果に加え、1枚の樹脂シートを用いて帯状連結部12が膨縮空間15に収容された空気袋10Hを容易に製作することが可能になる。
(実施の形態7)
図18は、本発明の実施の形態7に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。なお、本実施の形態に係る血圧計用カフは、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフと空気袋の構成を除いて同様である。そのため、以下においては、空気袋の構造上の相違点についてのみ説明することとし、また、空気袋においても同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋10Iにおいては、上述の実施の形態1に係る血圧計用カフ1Aの空気袋10Aと同様に、外壁部11aと内壁部11bとによって形成される膨縮空間15に帯状連結部12が配置される。しかしながら、本実施の形態に係る血圧計用カフの空気袋10Iにおいては、図18に示すように、空気袋10Iの溶着前において、内壁部11bが、外壁部11aを構成する幅の広い樹脂シート部の長手方向の一端部から連続して延在する幅の広い樹脂シート部によって構成されており、帯状連結部12が、内壁部11bを構成する幅の広い樹脂シート部の長手方向の他端部から連続して延在する幅の狭い樹脂シート部によって構成されている。すなわち、分断されていない1枚の樹脂シートによって空気袋10Iの外壁部11aおよび内壁部11bならびに帯状連結部12が構成されている。
図18に示すように、空気袋10Iを製作する際には、内壁部11bを構成する樹脂シート部の他端部から延びるように形成された、帯状連結部12を構成する樹脂シート部を、これら樹脂シート部の境界部分に沿って図中矢印G方向に向かって折り返すとともに、内壁部11bを構成する樹脂シート部の一端部から延びるように形成された、外壁部11aを構成する樹脂シート部を、これら樹脂シート部の境界部分に沿って図中矢印H方向に向かって折り返し、帯状連結部12を構成する樹脂シート部が、外壁部11aを構成する樹脂シート部と内壁部11bを構成する樹脂シート部との間に介在するように重ね合わせ、空気袋10Iの巻き付け方向における両端に位置する一対の端辺において、重ねあわされた樹脂シート部同士を溶着するとともに、残る一対の端辺のうちの片側の端辺において、外壁部11aおよび内壁部11bを構成する樹脂シート間にチューブ16を差し込んだ状態とし、これら一対の端辺において、重ねあわされた外壁部11aを構成する樹脂シート部と内壁部11bを構成する樹脂シート部とを溶着する。これにより、外壁部11aおよび内壁部11bならびに帯状連結部12を構成する樹脂シート部同士が互いに一度に溶着され、一体的に空気袋10Hが形成される。
このように構成することにより、上述の実施の形態1における効果に加え、1枚の樹脂シートを用いて帯状連結部12が膨縮空間15に収容された空気袋10Iを容易に製作することが可能になる。
上述の実施の形態1ないし7においては、流体袋としての空気袋の形状が平面視略矩形形状である血圧計用カフを例示して説明を行なったが、空気袋の形状は特にこれに限定されるものではない。たとえば長円形状のものや長手方向の端部の湾曲しているものなど、どのような形状の空気袋であっても本発明の適用は可能である。
また、上述の実施の形態1ないし7における血圧計用カフにあっては、流体袋としての空気袋を樹脂シートを溶着によって形成した場合を例示して説明を行なったが、樹脂シート同士の接合は、溶着に限られるものではない。たとえば、接着によっても樹脂シート同士を接合することが可能である。また、シート状部材としては、樹脂製のものに限られるものではなく、他の材料のものを用いてもよい。
さらに、上述の実施の形態1ないし7においては、被測定部位として手首を想定した手首式の血圧計に用いられる血圧計用カフに本発明を適用した場合を例示して説明を行なったが、上腕式のものや指式のもの等どのような形式の血圧計用カフについても本発明の適用が可能である。
このように、今回開示した上記各実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の実施の形態1に係る血圧気用カフの構造を示す模式断面図であり、被測定部位である手首に血圧計用カフを巻き付けた装着状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る血圧計用カフの空気袋の構造を示す模式平面図である。 図2に示す空気袋の図中III−III線に沿った模式断面図である。 図2に示す空気袋の図中IV−IV線に沿った模式断面図である。 図2ないし図4に示す空気袋の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る血圧計用カフの測定時における巻き付け状態を示す模式断面図である。 本発明の実施の形態2に係る血圧計用カフの巻き付け方向に沿った空気袋の模式断面図である。 本発明の実施の形態2に係る血圧計用カフの巻き付け方向と直交する方向に沿った空気袋の模式断面図である。 本発明の実施の形態2に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る血圧計用カフの変形例を示す、カフの巻き付け方向と直交する方向に沿った空気袋の模式断面図である。 本発明の実施の形態2に係る血圧計用カフの他の変形例を示す、カフの巻き付け方向と直交する方向に沿った空気袋の模式断面図である。 本発明の実施の形態3に係る血圧計用カフの空気袋の構造を示す模式平面図である。 本発明の実施の形態3に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る血圧計用カフの空気袋の構造を示す模式平面図である。 本発明の実施の形態4に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。 本発明の実施の形態6に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。 本発明の実施の形態7に係る血圧計用カフの空気袋の分解斜視図である。 従来の血圧計用カフの構造を示す模式断面図であり、被測定部位である手首に血圧計用カフを巻き付けた状態を示す図である。 図19に示す従来の血圧計用カフの空気袋の構造を示す模式平面図である。 図20に示す空気袋の分解斜視図である。 図19に示す従来の血圧計用カフの測定時における巻き付け状態を示す模式断面図である。 図19に示す従来の血圧計用カフにおいて、空気袋に発生したしわがさらに大きくかつ深く発生し、折れとなった場合を示す模式断面図である。
符号の説明
1A,1J 血圧計用カフ、10A〜10J 空気袋、12,12a〜12c 帯状連結部、13a〜13d 樹脂シート、14,14b,14c 溶着部、15 膨縮空間、16 チューブ、20 カーラ、30 締付け帯、50 手首、51 動脈、A 巻き付け方向、B 一方端、C 他方端、D〜H 折り曲げ方向、S1 しわ、S2 折れ。

Claims (6)

  1. 生体に巻き付けられる血圧計用のカフであって、
    重ね合わされたシート状部材の周縁を接合することにより、流体が出入り可能な膨縮空間が内部に形成された流体袋を備え、
    前記流体袋は、前記膨縮空間に収容され、当該流体袋が生体に対して巻き付けられる巻き付け方向における一方端から他方端にかけて実質的に連続して延在し、両端が前記流体袋の前記一方端と前記他方端に取付けられてなる帯状連結部を含む、血圧計用カフ。
  2. 前記帯状連結部は、前記膨縮空間に複数本にわたって配設されている、請求項1に記載の血圧計用カフ。
  3. 前記シート状部材および前記帯状連結部は、互いに溶着可能な樹脂材料にて形成されており、
    前記シート状部材の周縁の接合と、前記流体袋への前記帯状連結部の取付けは、溶着によって一体的に行なわれている、請求項1に記載の血圧計用カフ。
  4. 前記シート状部材および前記帯状連結部は、同一の樹脂材料にて形成されており、
    前記シート状部材の周縁の接合と、前記流体袋への前記帯状連結部の取付けは、溶着によって一体的に行なわれている、請求項1に記載の血圧計用カフ。
  5. 前記流体袋は、装着時において内側に位置する内壁部と、外側に位置する外壁部とを含み、
    前記シート状部材は、前記帯状連結部と、前記内壁部または前記外壁部のいずれか一方とを含む1枚の樹脂シートと、前記内壁部または前記外壁部の他方を含むもう1枚の樹脂シートとからなり、
    当該2枚の樹脂シートの一部を折り曲げ、重ね合わせて溶着することにより、前記流体袋が形成されている、請求項1に記載の血圧計用カフ。
  6. 前記流体袋は、装着時において内側に位置する内壁部と、外側に位置する外壁部とを含み、
    前記シート状部材は、前記内壁部および前記外壁部ならびに前記帯状連結部を含む1枚の樹脂シートからなり、
    当該1枚の樹脂シートを折り曲げて溶着することにより、前記流体袋が形成されている、請求項1に記載の血圧計用カフ。
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