JP2019170797A - 生体情報測定装置用の腕帯及び腕帯に用いられる流路体 - Google Patents
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Abstract
【課題】生体情報測定装置用の腕帯において、袋体と本体部とを繋ぐ流路体が袋体から容易に外れるのを防ぐ。【解決手段】血圧計10用の腕帯20は、被検者100の例えば手首101に巻き付けられる帯状の腕帯カバー30と、膨張及び収縮する膨縮体40と、を備え、膨縮体40は、内部に空気が流入して膨らみ内部から空気が流出して潰れる空気袋50と、外部である本体部90と空気袋50の内部との間で空気が流れる流路を形成する、空気袋50に比べて空気が通過する断面積が小さい流路体60と、が一体に形成されているとともに、腕帯カバー30の内部に収納される。【選択図】図5
Description
本発明は、生体情報測定装置用の腕帯及び腕帯に用いられる流路体に関する。
生体情報の一例である血圧を電子血圧計で測定する場合、腕、手首など(以下、腕等という)に巻かれた腕帯を膨らませて腕等を圧迫し、この圧迫した部分を通る動脈の振動を、圧迫した圧力に対応させて検出している。
ここで、例えば手首に腕帯を巻き付ける手首装着式の電子血圧計は、腕帯に本体部が直接取り付けられている。本体部には、電源スイッチ等の操作部、空気を送出するポンプ、空気圧を測定するセンサ、血圧値等を表示する表示部などが設けられている。腕帯は、腕帯カバーと、腕帯カバーの内部に収納された空気袋とを備えている。空気袋は、本体部から送出された空気が内部に流入することで膨み、内部の空気が流出することで縮む。空気袋が膨らむことで、手首に巻き付けた腕帯が手首を圧迫する。
本体部は、上述したように腕帯に直接取り付けられているため、本体部は、空気袋に積み重なった配置となっている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、血圧計を使用する被検者の状態によって、本体部の位置が制限される場合がある。すなわち、空気袋は、膨らませたときに血管を適切に圧迫する位置に配置する必要があるが、本体部は腕帯よりも半径方向の外側に出っ張っているため、その出っ張った本体部を適当な位置に予めずらして配置しなければならない場合もある。この場合、本体部は、空気袋に積み重ねた配置ではなく、空気袋から離れた位置(平面視で空気袋に重ならない位置)に配置することになる。
このように、本体部を空気袋から離れた位置に配置する構成では、空気袋と本体部とをビニル管やゴム管等で繋ぐ必要がある。しかし、ビニル管やゴム管等と空気袋とを繋いだ部分は外れ易く、外れた場合は繋ぎ直しの作業が必要になる。したがって、空気袋と流路体とが容易に外れるのを防止することが求められる。
なお、上述した説明は、手首装着式の血圧計だけでなく、手首装着式以外の血圧計、例えば上腕に腕帯を巻き付ける上腕装着式の血圧計においても、腕帯と本体部とを繋ぐ流路体が腕帯の空気袋から容易に外れるのを防止することが求められる。
また、上述した問題は、血圧を計測する血圧計だけでなく、血圧以外の他の生体情報を腕帯で測定する生体情報測定装置においても同様に起こりうる。つまり、生体情報測定装置の腕帯の袋体と本体部とを繋ぐ流路体が、腕帯の袋体から容易に外れるのを防止することが求められる。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、袋体と本体部とを繋ぐ流体路が袋体から容易に外れるのを防ぐことができる生体情報測定装置用の腕帯及びそれに用いられる流路体を提供することを目的とする。
本発明の第1は、被検体に巻き付けられる帯状の腕帯カバーと、膨張及び収縮する膨縮体と、を備え、前記膨縮体は、内部に流体が流入して膨らみ前記内部から流体が流出して潰れる袋体と、外部と前記袋体の内部との間で流体が流れる流路を形成する、前記袋体に比べて流体が通過する断面積が小さい流路体とを有するとともに、少なくとも前記袋体が前記腕帯カバーの内部に収納され、前記袋体と前記流路体とが同一材料で、かつ一体に形成されている生体情報測定装置用の腕帯である。
本発明の第2は、生体の情報を測定するために前記生体の一部である被検体に巻き付けられる帯状の腕帯カバーの内部に収納されて、流体が流入して膨らみ、前記流体が流出して潰れる袋体に連通可能であり、2枚合わせにされたシート部材の一部にシート部材同士を接合した接合部を有し、前記接合部によって、前記2枚合わせにされたシート部材の間に、流体が流通する流路が形成された流路体である。
本発明に係る生体情報測定装置用の腕帯によれば、袋体と本体部とを繋ぐ流路体が空気袋から容易に外れるのを防ぐことができる。
本発明に係る流路体によれば、2層に重ね合わせてシート部材の接合により、これら2層のシート部材の間に、簡単に流路を形成することができる。
以下、本発明に係る生体情報測定装置用の腕帯(カフ)の実施形態及びその腕帯に用いられる流路体の実施形態について、図面を用いて説明する。
<血圧計の構成>
図1は本発明の生体情報測定装置用の腕帯の一実施形態である血圧計用の腕帯20を含む血圧計10を示す斜視図、図2は血圧計10を被検者100の手首101に装着した状態を示す模式図、図3は血圧計10の腕帯20を平板状に展開した状態を示す平面図、図4は腕帯20の単体を示す平面図、図5は腕帯20の内部に収納された膨縮体40を示す平面図、図6は膨縮体40を示す斜視図、図7は図6におけるA−A線に沿った面による断面図であって、膨縮体40の内部から空気が流出して潰れた平板状になった状態を示し、図8は図7相当の断面図であって、膨縮体40の内部に空気が流入して膨らんだ状態を示す。
図1は本発明の生体情報測定装置用の腕帯の一実施形態である血圧計用の腕帯20を含む血圧計10を示す斜視図、図2は血圧計10を被検者100の手首101に装着した状態を示す模式図、図3は血圧計10の腕帯20を平板状に展開した状態を示す平面図、図4は腕帯20の単体を示す平面図、図5は腕帯20の内部に収納された膨縮体40を示す平面図、図6は膨縮体40を示す斜視図、図7は図6におけるA−A線に沿った面による断面図であって、膨縮体40の内部から空気が流出して潰れた平板状になった状態を示し、図8は図7相当の断面図であって、膨縮体40の内部に空気が流入して膨らんだ状態を示す。
本発明の生体情報測定装置用の腕帯の一実施形態である手首装着式の血圧計用の腕帯20は、生体情報測定装置として生体情報の一例である血圧値を測定する血圧計10に用いられるものである。血圧計10は、図1に示すように、腕帯20と本体部90とを備えている。本体部90は、樹脂のケースの表面に、電源スイッチ等の操作部や血圧値等を表示する表示部などを有し、ケースの内部に、空気を送出するポンプ、空気圧を測定するセンサ、空気圧の変動などに基づいて血圧値を算出する制御部などを有している。
<腕帯の構成>
血圧計10は、図2に示すように、腕帯20が被検者100の手首101に装着される。腕帯20は、図3,4に示すように、腕帯カバー30と膨縮体40とを備えている。腕帯カバー30は、布や軟らかい樹脂により、帯状に形成されている。腕帯カバー30の表面30Aの、帯状の長手方向の一方の端部側(図3において左端側)には、本体部90が取り付けられている。腕帯カバー30の表面30Aの、帯状の長手方向の他方の端部側(図3において右端側)には、面ファスナ(オス)31が取り付けられており、腕帯カバー30の裏面30B(本体部90が取り付けられている面とは反対側の面)の、帯状の長手方向の一方の端部側(図3において左端側)には、面ファスナ(メス)32が取り付けられている。
血圧計10は、図2に示すように、腕帯20が被検者100の手首101に装着される。腕帯20は、図3,4に示すように、腕帯カバー30と膨縮体40とを備えている。腕帯カバー30は、布や軟らかい樹脂により、帯状に形成されている。腕帯カバー30の表面30Aの、帯状の長手方向の一方の端部側(図3において左端側)には、本体部90が取り付けられている。腕帯カバー30の表面30Aの、帯状の長手方向の他方の端部側(図3において右端側)には、面ファスナ(オス)31が取り付けられており、腕帯カバー30の裏面30B(本体部90が取り付けられている面とは反対側の面)の、帯状の長手方向の一方の端部側(図3において左端側)には、面ファスナ(メス)32が取り付けられている。
この血圧計10を、図2に示すように、被検者100の手首101に装着する際は、腕帯20の、図3の右端側(面ファスナ(フック)31が取り付けられた側)を内周の端部20Aとして手首101に巻き付け、左端側(面ファスナ(ループ)32が取り付けられた側)を外周の端部20Bとして、内周の端部20Aに被せる。これにより、面ファスナ31のフックと面ファスナ32のループとが絡まり合って外周の端部20Bと内周の端部20Aとが貼り合わされ、腕帯20が手首101に装着される。
<膨縮体の構成>
腕帯カバー30の内部には、図3,4に示すように、膨縮体40が収納されている。膨縮体40は、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)製で、膨張及び収縮する。膨縮体40は、図5に示すように、空気袋50(袋体の一例)と流路体60とを有し、空気袋50と流路体60とは同一の材料で形成されている。空気袋50は、図6に示すように、上空気袋51と下空気袋52とが上下に積み重なった2層構造になっている。
腕帯カバー30の内部には、図3,4に示すように、膨縮体40が収納されている。膨縮体40は、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)製で、膨張及び収縮する。膨縮体40は、図5に示すように、空気袋50(袋体の一例)と流路体60とを有し、空気袋50と流路体60とは同一の材料で形成されている。空気袋50は、図6に示すように、上空気袋51と下空気袋52とが上下に積み重なった2層構造になっている。
流路体60は、上空気袋51に一体に形成されていて、下空気袋52とは繋がっていない。なお、上空気袋51と流路体60とはいずれも、後述する2枚合わせにされたPVC製のシート51a,51bを溶着等接合して形成された同一の部材で形成されていて、上空気袋51を形成する部材の一部が、流路体60を形成する部材を形成している。
上空気袋51と下空気袋52とは、通気口59を通じて内部が繋がっている。上空気袋51、下空気袋52及び流路体60は、内部に空気が入っていない状態で、図7に示すように潰れた平板状となる。上空気袋51と下空気袋52とは、内部に空気が流入することで、図8に示すように膨らんだ状態となり、内部から空気が流出することで、図7に示すように潰れた状態となる。
上空気袋51と下空気袋52とは、上空気袋51の通気口59の周囲部分59aと下空気袋52の通気口59の周囲部分59aとを全周に亘って溶着等で接合されている。
流路体60は、潰れた状態の上空気袋51の広がった面を含む平面上で、上空気袋51と重ならない配置で形成されている。流路体60は、図5の平面視において上空気袋51の幅W1よりも狭い幅W2(<W1)で形成された流路部分61と、流路部分61よりも広く、かつ上空気袋51の幅W1よりも狭い幅W3(W2<W3<W1)で形成された拡張部分62とを有している。流路部分61は、内部に空気を通す空間(流路)が形成されている筒状の部分であり、一方の端部が上空気袋51に繋がり、流路部分61の内部(流路)と上空気袋51の内部とが連通している。また、流路部分61の他方の端部が拡張部分62に繋がり、流路部分61の内部と拡張部分62の内部(流路)とが連通している。
平らに潰れた状態(図5〜7)の拡張部分62の上面には、通気用の孔63と測定用の孔64とが、幅W3方向に対して互いにずれた配置で形成されている。通気用の孔63は、膨縮体40の外部である本体部90に内蔵された図示しないポンプに通じ、ポンプの動作時にポンプから供給される空気を拡張部分62の内部に導入し、また、ポンプの停止時に拡張部分62の内部の空気を外部に排出する。
ポンプの動作時に通気用の孔63から拡張部分62の内部に導入された空気は、流路部分61を通って空気袋50の内部に供給され、空気袋50を膨らませる(図8参照)。また、ポンプの停止時に空気袋50の内部の空気は、流路部分61、拡張部分62を介して通気用の孔63から本体部90に形成された図示しない排気口を介して外部に排出され、空気袋50を萎ませる(図7参照)。
測定用の孔64は、本体部90に内蔵された図示しないセンサに通じていて、拡張部分62の内部の空気圧を測定する。拡張部分62の内部は空気袋50の内部に通じているため、センサは、拡張部分62の内部の空気圧を測定するが、実質的に、空気袋50の内部の空気圧を測定していることになる。
そして、本体部90に内蔵された図示しない制御部が、センサで測定された空気袋50の内部の空気圧の変動等に基づいて、血圧値を算出し、本体部90に設けられた図示しない表示部に血圧値を表示させる等の制御を行う。
なお、上述した通気用の孔63及び測定用の孔64には、詳細には本体部90に向けてそれぞれ管状に延びたコネクタが気密に接合されていて、このコネクタが本体部90のポンプに通じる流路やセンサに通じる流路に結合している。
なお、上述した通気用の孔63及び測定用の孔64には、詳細には本体部90に向けてそれぞれ管状に延びたコネクタが気密に接合されていて、このコネクタが本体部90のポンプに通じる流路やセンサに通じる流路に結合している。
なお、平らに潰れた状態で、流路部分61の幅W2は上空気袋51の幅W1より狭いため、それぞれ空気が供給されて膨らんだ状態で、流路部分61の断面積(空気が通過する面積:幅方向を含む鉛直面によって切断された断面の面積)は、上空気袋51の断面積よりも小さい。
流路部分61は、上空気袋51に比べて幅がかなり小さいため、空気が供給されて膨らんだ状態であって、鉛直方向の厚さは上空気袋51の厚さに比べて極めて薄い。したがって、流路部分61は空気袋50としての機能を発揮し得ない。換言すると、流路部分61は、空気袋50の容量を増大させるものではなく、したがって、流路部分61は、空気袋50の容量を増大させたと仮定した場合に生じる血圧の測定における悪影響を発生させることは無い。
<膨縮体の製造方法>
ここで、膨縮体40の製造方法について説明する。図9A,9B,9C,9D,9E,9Fは、膨縮体40の製造方法の一例を説明する斜視図(その1、その2、その3、その4、その5、その6)である。
ここで、膨縮体40の製造方法について説明する。図9A,9B,9C,9D,9E,9Fは、膨縮体40の製造方法の一例を説明する斜視図(その1、その2、その3、その4、その5、その6)である。
上空気袋51及び流路体60は、例えば、2枚のPVC製のシート51a,51bを上下に重ね合わせて溶着等接合して形成され、下空気袋52は、例えば、2枚のPVC製のシート52a,52bを上下に重ね合わせて溶着等接合して形成される。シート51a,51bは、シート52a,52bよりも、流路体60の長さ分だけ長い。
具体的には、上空気袋51の部分を形成する部材と流路体60の部分を形成する部材とは、一体に繋がったシート51aと、一体に繋がったシート51bとを、2枚合わせにして形成されている。なお、シート51a,51bの全体を、上空気袋51を形成する部材と捉えた場合は、このシート51a,51bの一部が流路体60を形成するため、上空気袋51を形成する部材(シート51a,51bの全体)の一部に、流路体60を形成する部材(シート51a,51bの一部)を有している、と捉えることもできる。
まず、上空気袋51及び流路体60を形成する2枚のシート51a,51bのうち下空気袋52に近い下側のシート51bと下空気袋52を形成する2枚のシート52a,52bのうち上空気袋51に近い上側のシート52aとを、図9Aに示すように、長さ方向の一端を揃えた状態で重ね合わせる。シート51bとシート52aとにはそれぞれ、揃えられた一端を基準とした同一の位置に、通気口59が予め形成されている。なお、通気口59は、各シート51b,52aに予め形成されているのではなく、2枚のシート51b,52aが重ね合わされた状態で、2枚のシート51b,52aを貫いて形成してもよい。
次いで、図9Bに示すように、シート51b,52aの、通気口59の周囲部分59aが全周に亘って溶着等接合され、これにより、シート51bとシート52aとは接合される。
次に、図9C,Dに示すように、シート51bの上側にシート51aが長さ方向を揃えて重ね合わされ、シート52aの下側にシート52bが長さ方向を揃えて重ね合わされる。
次いで、図9Eに示すように、シート51a,51bの、上空気袋51及び流路体60の外縁輪郭51d(上空気袋51の内部と流路体60の内部とが通じる境界部分を除く)が全周に亘って溶着等接合され、これにより、一体の上空気袋51と流路体60とが形成される。なお、外縁輪郭51dよりも外側の余剰部分58は、切除等により除去してもよい。
また、上空気袋51及び流路体60を形成するシート51a,51bの外縁輪郭51dの接合と同時に又はこの接合と相前後して、図9Fに示すように、下空気袋52の外縁輪郭52dが全周に亘って溶着等接合され、これにより、下空気袋52が形成される。
この例では、2枚合わせのシート51a,51bの外縁輪郭51d同士が溶着等接合されるため、外縁輪郭51dが接合部となり、流路体60の流路は、この外縁輪郭51dを接合した接合部の一部によって、2枚合わせのシート51a,51bの間に仕切って形成されている。また、上空気袋51も、この外縁輪郭51dを接合した接合部の一部によって、空気によって膨縮する内部空間が、2枚合わせのシート51a,51bの間に仕切って形成されているが、この上空気袋51の内部空間を仕切る接合部は、流路体60の流路を仕切る接合部とは異なる部位を接合した別の接合部となっている。
なお、膨縮体40の製造方法は上述した方法に限定されるものではなく、例えば、特開2010−284224号公報(公知文献)に開示されている製造方法を適用することもできる。図10A,10B,10C,10D,10E,10Fは、膨縮体40の製造方法の別の一例を説明する斜視図(その1、その2、その3、その4、その5、その6)である。
上述した公知文献に記載された製造方法を適用した場合、上空気袋51及び流路体60を2枚のシート51a,51b(図9A〜図9F参照)で形成するのではなく、2枚のシート51a,51bに代えて、図10A,10B,10C,10D,10E,10Fに示すように、1枚のシート51cを折り畳んで重ね合わせる。これにより、1枚のシート51cを上下2枚合わせに形成する。シート51cも、上空気袋51の部分を形成する部材と流路体60の部分を形成する部材とが一体に繋がったシート部材の一例である。
同様に、下空気袋52を2枚のシート52a,52b(図9A〜図9F参照)で形成するのではなく、2枚のシート52a,52bに代えて、図10A〜10Fに示すように、1枚のシート52cを折り畳んで重ね合わせる。これにより、1枚のシート52cを上下2枚合わせに形成する。
具体的には、まず、上空気袋51を形成する1枚のシート51cと下空気袋52を形成する1枚のシート52cとを、図10Aに示すように、長さ方向の一端を揃えた状態で重ね合わせる。次いで、図10Bに示すように、2枚のシート51c,52cが重ね合わされた状態で、2枚のシート51c,52cを貫いて通気口59が形成される。なお、シート51cとシート52cとにそれぞれ、揃えられた一端を基準とした同一の位置に、通気口59が予め形成されていてもよい。
次いで、図10Bに示すように、シート51c,52cの、通気口59の周囲部分59aが全周に亘って溶着等接合され、これにより、シート51cとシート52cとは接合される。
次に、図10Cに示すように、シート51cが円筒状に丸められ、シート52cがシート51cとは反対側で円筒状に丸められる。そして、図10Dに示すように、シート51cの、円筒状に丸められて2枚重ねになった端縁部分51eが、その長さ方向の全長に亘って溶着等接合され、シート52cの、円筒状に丸められて2枚重ねになった端縁部分52eが、その長さ方向の全長に亘って溶着等接合される。
次いで、図10Eに示すように、円筒状に丸められたシート51c及びシート52cが上下方向に潰されて、シート51cは上下2枚合わせの平板状になり、シート52cも上下2枚合わせの平板状になる。
次いで、図10Fに示すように、シート51cの上下2枚合わせの部分について、上空気袋51の長さ方向の両端51f及び流路体60の外縁輪郭51g(上空気袋51の内部と流路体60の内部とが通じる境界部分を除く)がそれぞれ溶着等接合され、これにより、一体の上空気袋51と流路体60とが形成される。
なお、この例においては、流路体60の流路は、流路体60の外縁輪郭51gを接合した接合部によって、2枚合わせのシート51a,51bの間に仕切って形成されている。また、上空気袋51の内部空間は、シート51cを平らに潰した状態で形成された折り目と上空気袋51の両端51fを接合した接合部によって、2枚合わせのシート51a,51bの間に仕切って形成されている。上空気袋51の内部空間を仕切る接合部は、流路体60の流路を仕切る接合部とは異なる部位を接合した別の接合部である。
また、上空気袋51及び流路体60を形成するシート51cの接合と同時に又はこの接合と相前後して、図10Fに示すように、シート52cの上下2枚合わせの部分について、下空気袋52の長さ方向の両端52fがそれぞれ溶着等接合され、これにより、下空気袋52が形成される。
<作用・効果>
図11は、図9A〜9Fに示した製造方法で製造された膨縮体40を示す平面図である。以上のように形成された膨縮体40は、図11に示すように、上空気袋51と流路体60とが同一のシート51a及びシート51bによって一体になって形成されている。これにより、流路体60が空気袋50から容易に外れるのを防止することができる。
図11は、図9A〜9Fに示した製造方法で製造された膨縮体40を示す平面図である。以上のように形成された膨縮体40は、図11に示すように、上空気袋51と流路体60とが同一のシート51a及びシート51bによって一体になって形成されている。これにより、流路体60が空気袋50から容易に外れるのを防止することができる。
また、膨縮体40は、空気袋50(上空気袋51)を形成しているシート51a,51bの一部に流路体60が形成されているため、空気袋50と流路体60とは繋ぎ目なく繋がっている。したがって、膨縮体40は、空気袋と流路体とを別体で形成して両者を繋げたものに比べて、製造コストを低減することができる。
図10A〜10Fに示した製造方法で製造された膨縮体40も、上空気袋51と流路体60とが同一のシート51cによって一体になって形成されているため、図9A〜9Fに示した製造方法等で製造された膨縮体40と同様の作用、効果を発揮する。
ただし、本発明に係る流路体は、流路体を形成するシート部材と同一の材料からなる別体のシート部材で形成された袋体と繋げることによって、空気袋50と一体になっている後述のもの(袋体と流路体との境界に繋ぎ目があるもの)であってもよい。
また、膨縮体40は、流路体60が、潰れた状態の空気袋50の広がった面を含む平面内で、空気袋50と重ならない配置で形成されているため、流路体60につなげられる本体部90を、空気袋50に重ねない位置に配置することができ、本体部90の配置の自由度を高めることができる。
また、膨縮体40は、通気用の孔63が、流路体60から流体である空気が流出して潰れた状態の流路体60の上面に形成されているため、この上面の広がる面内方向(つまり、腕帯20の側方)に向けて形成されているものに比べて、本体部90との接続性を向上させることができる。
同様に、膨縮体40は、測定用の孔64が、拡張部分62の、平らに潰れた状態の上面に形成されているため、この上面の広がる面内方向(つまり、腕帯20の側方)に向けて形成されているものに比べて、本体部90との接続性を向上させることができる。
すなわち、上空気袋51の上面に通気用の孔63と測定用の孔64が配置されていて、これらに本体部90が接続される手首装着式の血圧計10で用いられる構造をそのまま利用して、通気用の孔63と測定用の孔64を本体部90に接続することができる。
また、通気用の孔63と測定用の孔64の孔の大きさによっては、これらを流路部分61に沿う方向に離間させて、流路部分61の上面に形成することもできる。
さらに、上腕式の血圧計のように、血圧計の本体部を、生体から離れた位置に置いて使用する血圧計の場合は、通気用の孔63と測定用の孔64とを兼用した一つの孔を、流路部分61に沿う方向に設けてもよい。例えば、拡張部分62に代えて、流路体60における上空気袋51とは反対側の端部に、流路部分61に沿う方向に延びた、血圧計の本体部と連結するためのコネクタを設けてもよい。上腕式の血圧計は、手首装着式の血圧計に比べて、大きな本体部を用いることができるため、本体部の内部で通気用の流路と測定用の流路とに分離した構造に形成し易い。
ただし、手首装着式の血圧計であっても、通気用の孔63と測定用の孔64とを一つの孔にして、これを拡張部分62の上面、または、流路部分61の上面に形成し、本体部の内部で通気用の流路と測定用流路に分離することも可能である。
<変形例>
本実施形態の腕帯20は、空気袋50が上空気袋51と下空気袋52とを積層した2層構造であるが、本発明に係る生体情報測定装置用の腕帯は、この形態に限定されない。例えば、膨縮体40が上空気袋51の1層で構成したものであってもよいし、上空気袋51と下空気袋52に、さらに1層の空気袋を加えて3層以上で構成したものであってもよい。すなわち、膨縮体を構成する空気袋の積層数に拘わらず、少なくとも1つの層の空気袋が流路体と一体に形成されていればよい。
本実施形態の腕帯20は、空気袋50が上空気袋51と下空気袋52とを積層した2層構造であるが、本発明に係る生体情報測定装置用の腕帯は、この形態に限定されない。例えば、膨縮体40が上空気袋51の1層で構成したものであってもよいし、上空気袋51と下空気袋52に、さらに1層の空気袋を加えて3層以上で構成したものであってもよい。すなわち、膨縮体を構成する空気袋の積層数に拘わらず、少なくとも1つの層の空気袋が流路体と一体に形成されていればよい。
本実施形態の腕帯20は、上空気袋51と流路体60とが同一のシート(シート51a,51b又はシート51c)で形成されているため、上空気袋51と流路体60とは同一の材料であり、流路体60も上空気袋51を形成する柔軟な材料で形成されている。そのため、上空気袋51と流路体60とが別体で形成された後に一体にする構造であっても、流路体60を上空気袋51に容易に外れないように接合することができる。
すなわち、前述の本実施形態の腕帯20だけではなく、上空気袋51と流路体60とが同一材料により別体で形成された後に一体にする本実施形態の変形例の場合も、上空気袋51に流路体60が連通可能であり、流路体60が上空気袋51から容易に外れるのを防ぐことができる。
本実施形態の腕帯20は、上空気袋51及び流路体60がPVC製であるが、上空気袋51及び流路体60はPVC以外の材料、例えば、ウレタン製であってもよい。
本実施形態の腕帯20は、図11に示すように、流路体60における空気が流通する内部の部分が狭い幅(W2)の外形で形成されていて、その幅の外側は空気が流通せず、流路としての機能には無関係な空間となっているため、流路体60の幅方向の外側に、何らかの障害物(例えば、腕帯カバー30の内部に形成された仕切りなど)が存在しても、流路体60の配置の邪魔にならない。
図12は、流路体60の幅方向の外側に、製造時に形成された余剰部分58を除去せずに、そのまま残した膨縮体40を示す、図11相当の平面図である。図12に示した膨縮体40は、図9Eに示した製造工程において、流路体60の外縁輪郭51dの外側部分である余剰部分58を除去せずに、そのまま残したものである。この余剰部分58は、上空気袋51の外縁の端部から流路体60に沿って延びた、上空気袋51と同一の幅(W1)の部分である上空気袋51の延長部であり、この延長部が、流路体60の外形に沿って溶着によって仕切ることにより、流路体60が形成されている。
そして、このように、流路体60の幅方向の外側に、余剰部分58が付加されている構成では、流路体60を余剰部分58が補強するため、流路体60の強度を向上させることができる。なお、図12は、余剰部分58の外縁輪郭51hも溶着しているが、この外縁輪郭51hを拡張部分62における上空気袋51とは反対側の端部まで溶着している構成により、流路体60の流路部分61だけでなく、拡張部分62も補強することができる。
図13,14,15,16は、流路部分61の他の変形例を示す平面図であり、図13は流路部分61が空気袋50の幅方向の一方の端に偏って形成された形態、図14は流路部分61が空気袋50の幅方向の一方の端から他方の端に向かって斜めに延びて形成された形態、図15は流路部分61が曲線で形成された形態、図16は流路部分61が空気袋50の幅方向に延びながら長さ方向に折り返して幅方向の反対側に向かうパターンが繰り返し形成された形態、をそれぞれ示す。
図11に示した膨縮体40は、流路部分61が、空気袋50の幅方向の真ん中に、長さ方向に沿って直線的に延びた形態であるが、本発明に係る生体情報測定装置用の腕帯は、流路部分61が、図13に示すように空気袋50の幅方向の一方に偏っていてもよいし、図14に示すように長さ方向に対して傾斜して延びていてもよいし、図15に示すように曲線的に延びていてもよいし、図16に示すように屈曲しながら延びていてもよい。なお、流路部分61の幅W2は、その長さ方向において一定でなくてもよい。
本実施形態の腕帯20は、被検者100の手首101に巻き付けられる例として説明したが、本発明に係る生体情報測定装置用の腕帯は、手首101に巻き付けられるものに限定されず、被検者100の上腕部等に巻き付けられるものであってもよい。
本実施形態の腕帯20は、血圧計用の腕帯として説明したが、血圧以外の生体情報を測定する装置用の腕帯であってもよい。例えば、血圧値を算出して表示するのではなく、脈拍数を算出して表示する脈拍計に適用することも可能である。
本実施形態の腕帯20は、袋体の一例として、空気の供給により膨張し、空気の排出により収縮する空気袋50を適用したものであるが、本発明に係る生体情報測定装置用の腕帯における袋体は、空気以外の気体や液体、ゲル等の流体により膨縮するものであってもよい。
本実施形態の腕帯20における流路体60は、被検者100(生体)の血圧(情報)を測定するために被検者100の一部である手首101(被検体)に巻き付けられる帯状の腕帯カバー30の内部に収納され、図9E(又は図10F)に示すように2枚合わせされたシート51a,51b(又はシート51c)の一部にシート51a,51b(又はシート51c)を接合した接合部を有し、この接合部によって、2枚合わせされたシート51a,51b(又はシート51c)の間に、空気(流体)が流通する流路部分61が形成されているため、本発明に係る流路体の一例である。
このように形成された流路体60によれば、2枚合わせされたシート51a,51b(又は2枚合わせに畳まれたシート51c)の接合によって、これらのシート51a,51b(又は2枚合わせに畳まれたシート51c)の間に、流路を簡単に形成することができる。
10 血圧計(生体情報測定装置)
20 腕帯
30 腕帯カバー
40 膨縮体
50 空気袋(袋体)
60 流路体
100 被検者
101 手首(被検体)
20 腕帯
30 腕帯カバー
40 膨縮体
50 空気袋(袋体)
60 流路体
100 被検者
101 手首(被検体)
Claims (9)
- 被検体に巻き付けられる帯状の腕帯カバーと、
膨張及び収縮する膨縮体と、を備え、
前記膨縮体は、内部に流体が流入して膨らみ前記内部から流体が流出して潰れる袋体と、外部と前記袋体の内部との間で流体が流れる流路を形成する、前記袋体に比べて流体が通過する断面積が小さい流路体と、を有するとともに、少なくとも前記袋体が前記腕帯カバーの内部に収納され、
前記袋体と前記流路体とが、同一材料で、かつ一体に形成されている生体情報測定装置用の腕帯。 - 前記袋体の部分を形成する部材と、前記流路体の部分を形成する部材とが、一体に繋がった部材である請求項1に記載の生体情報測定装置用の腕帯。
- 前記流路体は、潰れた状態の前記袋体の広がった面と重ならない配置で形成されている請求項1又は2に記載の生体情報測定装置用の腕帯。
- 前記流路体は、2枚合わせのシート部材を接合して形成され、前記流路は、前記2枚合わせのシート部材を接合した接合部によって仕切られて、前記2枚合わせにされたシート部材の間に形成されている請求項1から3のうちいずれか1項に記載の生体情報測定装置用の腕帯。
- 前記袋体は、前記2枚合わせのシート部材を接合して形成され、前記袋体における前記2枚合わせのシート部材を接合した接合部が、前記流路を仕切る接合部とは異なる接合部である請求項4に記載の生体情報測定装置用の腕帯。
- 前記流路体は、前記袋体の端部から前記流路体に沿って延びた、袋体延長部の一部を、前記流路体の幅に仕切って形成されている請求項1から5のうちいずれか1項に記載の生体情報測定装置用の腕帯。
- 前記流路と外部とを通じさせる孔が、前記流路体から前記流体が流出して潰れた状態における、前記流路体の広がった面に形成されている請求項1から6のうちいずれか1項に記載の生体情報測定装置用の腕帯。
- 前記孔は、前記流路と外部とを通じさせる通気用の孔と、前記袋体の内部の圧力を測定するための測定用の孔
とであり、
前記流路体の、前記袋体に繋がった一方の端部とは反対側の端部は、前記一方の端部よりも幅広に形成され、前記通気用の孔及び前記測定用の孔は、前記一方の端部の幅方向にずらして形成されている請求項7に記載の生体情報測定装置用の腕帯。 - 生体の情報を測定するために前記生体の一部である被検体に巻き付けられる帯状の腕帯カバーの内部に収納されて、流体が流入して膨らみ、前記流体が流出して潰れる袋体に連通可能であり、
2枚合わせにされたシート部材の一部にシート部材同士を接合した接合部を有し、
前記接合部によって、前記2枚合わせにされたシート部材の間に、流体が流通する流路が形成された流路体。
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JP2018064119A JP2019170797A (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 生体情報測定装置用の腕帯及び腕帯に用いられる流路体 |
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JPH05154114A (ja) * | 1991-12-04 | 1993-06-22 | Sharp Corp | 血圧計カフ帯用の空気袋 |
JP2002051992A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-19 | Citizen Watch Co Ltd | 手首装着型血圧計 |
-
2018
- 2018-03-29 JP JP2018064119A patent/JP2019170797A/ja active Pending
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