JP2006073364A - 組電池の容量調整装置及び組電池の容量調整方法 - Google Patents

組電池の容量調整装置及び組電池の容量調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 組電池の容量調整時の発熱量を低減することによって、冷却等に必要なコスト低減や、回路構成の高密度化による小型化を図る。
【解決手段】 複数のセルが直列に接続された組電池10における各セルの充電容量をセル電圧検出部21で検出し、各セルごとに接続された放電抵抗Rnと、当該放電抵抗Rnによって各セルの充電電力を放電させて、各セルの充電容量を調整する。このとき、CPU23では、放電抵抗R等を搭載した基板温度を検出し、当該基板温度が所定温度以上である場合には、複数のセルにおいて充電容量のばらつきが少ないセルの充電容量の調整を停止させることにより、放電抵抗Rの発熱を抑制する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数のセル(単電池)が直列接続されてなる組電池の容量調整装置及び組電池の容量調整方法に関する。
近年、電気自動車やハイブリッド自動車の開発がすすめられているが、これら各種車両には、動力源として、複数のセル(単電池)を直列接続した組電池が搭載される。このような組電池を使用するため、各セルの過充電や過放電を防止するための容量調整方法としては、例えば、特許文献1に記載された技術が提案されている。
具体的には、この特許文献1には、各セルの充電容量(SOC((State Of Charge))を検出して平均値を求め、全セルの充電容量SOCの平均値が、予め設定したセルの充電容量−開放電圧Vo特性における傾きΔVo/ΔSOCが所定値以上の範囲であるかを判定する。そして、この全セルの充電容量SOCが、傾きΔVo/ΔSOCが所定値以上の範囲である場合には、容量調整を行うに際しての放電容量と容量調整時間である容量調整条件を決定し、当該容量調整条件に従って組電池の各セルの充電容量を調整している。
特開2004−31012号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術において、容量調整対象とするセル数が多い場合には、放電抵抗による自己発熱量が多くなる。そのため、コントローラを含めた組電池の小型化を図りつつある現状を鑑みると、密閉度の高い小型ECU(Electronic Control Unit)では、放熱性を無視することができず、冷却機能を追加したり、冷却能力を向上させる必要が生じていた。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、容量調整時の発熱量を低減することによって、冷却等に必要なコスト低減や、回路構成の高密度化による小型化を図ることができる組電池の容量調整装置及び組電池の容量調整方法を提供することを目的とする。
本発明は、複数のセルが直列に接続された組電池における各セルの充電容量を検出し、各セルごとに接続された放電部と、当該放電部によって各セルの充電電力を放電させて、各セルの充電容量を調整する。このとき、本発明では、放電部等を搭載した基板温度を検出し、当該基板温度が所定温度以上である場合には、複数のセルにおいて充電容量のばらつきが少ないセルの充電容量の調整を停止させることにより、放電部の発熱を抑制して、上述の課題を解決する。
本発明によれば、放電部等を搭載した基板温度が所定温度以上である場合には、複数のセルにおいて充電容量のばらつきが少ないセルの充電容量の調整を停止させることにより、放電部の発熱を抑制することができ、冷却等に必要なコスト低減や、回路構成の高密度化による小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、図1に示すように、複数のセル(単電池)が直列に接続された組電池の容量調整を行う電気自動車の制御システムに適用される。なお、以下では、説明の便宜上、電気自動車のバッテリに適用した場合について説明するものとするが、本発明は、電気自動車のバッテリに限らず、ハイブリッド車両やエンジン車両のバッテリの他、車両以外の任意の装置に用いられるバッテリに適用することができるものである。
[電気自動車の制御システムの構成]
電気自動車の制御システムは、図1に示すように、組電池10の充放電を制御する電池制御ユニット20と、電気自動車の走行に必要な各部からなる車両システム30とに大別されて構成される。なお、図1において、各部を接続する太実線は、強電ラインを示し、通常の実線は、弱電ラインを示し、破線は、信号ラインを示している。
電池制御ユニット20は、マイクロコンピュータであるECU(Electronic Control Unit)として構成され、組電池10を構成する各セルの電圧値を検出するセル電圧検出部21と、各セルの充電容量を調整する容量調整手段である容量調整部22と、電池制御ユニット20を統括的に制御する制御手段であるCPU(Central Processing Unit)23と、このCPU23から供給された各種情報を記憶するメモリ24とを備える。これらセル電圧検出部21,容量調整部22,CPU23及びメモリ24は、組電池10と近接して電気的に接続された基板上又は密閉度が高い状態で設けられ、後述するが、容量調整部22の放電による発熱が伝達される。
セル電圧検出部21は、容量調整部22を介して組電池10と接続され、組電池10を構成する各セルの電圧値を検出すると、この電圧情報をCPU23に供給する。
容量調整部22は、CPU23の制御に従って、組電池10を構成する各セル間の容量ばらつきを抑制するように各セルを放電させて、当該容量ばらつきを補正して各セル間の容量を調整する。なお、この容量調整部22の詳細については、後述するものとする。
CPU23は、セル電圧検出部21から各セルの電圧情報を収集し、当該各セルにおける車両システム30の起動時(無負荷時)及び規定容量充放電後の電圧分布状況に基づいて、容量調整部22に適切な容量調整条件を示す容量調整指示を出力する。また、CPU23は、車両システム30がオフ状態となったことにともない、容量調整部22による組電池10の容量調整が中断した場合には、各セルの残り容量調整条件をメモリ24に記憶させる。ここで、容量調整条件とは、各セルごとの放電容量や容量調整時間(放電時間)である。
メモリ24は、例えばRAM(Random Access Memory)や不揮発性メモリ等から構成され、CPU23から供給された各種情報を記憶する。このメモリ24に記憶された情報は、CPU23からの要求に応じて読み出される。
車両システム30は、組電池10の状態を検出するためのセンサとして、組電池10の充電電力が強電回路に流れることによる電流値を検出する電流センサ31と、電圧を検出する電圧センサ32と、組電池10の温度を検出する温度センサ33とを備える。
また、車両システム30は、電気自動車の駆動力を発生すると共に組電池10に回生電力を供給する駆動用モータ34と、電気自動車に搭載される各種補機システム35と、強電回路の電源のオン/オフを制御する2つのメインリレー36A,36Bと、車両システム30を統括的に制御する車両システムCPU37と、運転者に警告を行うための警告灯38と、CPU23及び車両システムCPU37に駆動電力を供給する補助電池39と、この補助電池39の電力供給を制御するためのキー信号を生成するキースイッチ40とを備える。
温度センサ33は、組電池10が放電するに際して発生する発熱を監視するために設けられ、組電池10の温度を検出して、当該温度値をCPU23に供給する。
電流センサ31は、組電池10から放電されて、駆動用モータ34及び各種補機システム35に供給される電流値を検出し、当該電流値をCPU23に供給する。また、電圧センサ32は、組電池10の正極と負極との電位差を検出することにより、組電池10から駆動用モータ34及び各種補機システム35に電力供給を行っているときの電圧を検出し、当該電圧値をCPU23に供給する。
メインリレー36A,36Bは、それぞれ、組電池10と駆動用モータ34及び補機システム35とを接続する強電ラインに設けられ、CPU23の制御に従って開閉動作する。これにより、組電池10と、駆動用モータ34及び各種補機システム35との導通状態を制御する。
駆動用モータ34は、電気自動車の力行時において、組電池10の電力を使用して電気自動車の駆動力を発生する駆動源として用いられる。この駆動用モータ34は、力行時において、メインリレー36A,36Bがオン状態とされると、組電池10の直流電力が図示しないインバータによって交流電力に変換されて供給される。また、駆動用モータ34は、電気自動車の減速時等に交流回生電力を発生させる。この回生電力は、メインリレー36A,36Bを介して組電池10に充電される。
補機システム35は、電気自動車に搭載される空調装置、灯火類、ワイパ等であり、組電池10から供給される電力に基づいて動作する。
車両システムCPU37は、駆動用モータ34を制御することによって電気自動車の走行を制御すると共に、補機システム35を制御することによって各種補機の作動を制御する。このとき、車両システムCPU37は、駆動用モータ34と各種補機システム35のそれぞれで必要な要求電力を計算する。そして、車両システムCPU37は、CPU23との間で通信を行い、CPU23によってメインリレー36A,36Bを動作させることにより、要求電力を駆動用モータ34及び各種補機システム35に供給させる。
警告灯38は、車両システム30に異常が発生した場合に、車両システムCPU37の制御に従って点灯又は点滅され、運転者に対する警告を行う。
補助電池39は、キースイッチ40によって生成されたキー信号に基づいて、CPU23及び車両システムCPU37に駆動電力を供給する。すなわち、補助電池39は、運転者によってキースイッチ40が操作されて、補助電源スイッチ(SW)41が導通状態となると、CPU23及び車両システムCPU37を動作させるための駆動電力を供給して、電気自動車を起動させる。
「容量調整部の構成」
このように構成される電気自動車の制御システムにおいて、容量調整部22は、図2に示すように、組電池10の各セル10,10,10,・・・毎に独立した構成とされる。すなわち、容量調整部22は、各セル10,10,10,・・・毎の放電抵抗Rn(n=1,2,3,・・・)と、各セル10,10,10,・・・毎の制御スイッチSWn(n=1,2,3,・・・)とが直列に接続された回路が、組電池10の各セル10,10,10,・・・に対して並列に設けられて構成される。また、容量調整部22は、制御スイッチSWnの両端電圧を検出するセル電圧センサVn(n=1,2,3,・・・)を有する。
放電抵抗Rn及び制御スイッチSWnからなる直列回路は、組電池10の各セル10,10,10,・・・の充電電力を放電させて、充電容量(SOC(State Of Charge))を調節するための回路である。なお、制御スイッチSWnは、各セルの放電と停止とを切り換えるスイッチであれば、いかなるものであっても用いることができ、例えば、トランジスタやFET(Field Effect Transistor)等の半導体スイッチング素子や、リレー等を用いることができる。
CPU23は、充電容量の調整を行う対象としての容量調整実施対象セルの両端に接続された制御スイッチSWnにオン指令を出力し、当該制御スイッチSWnを導通状態にさせる。これにより、容量調整実施対象セルの充電電力は、導通状態とされた制御スイッチSWnと直列接続された放電抵抗Rnによって消費され、当該容量調整実施対象セルの充電容量は、この消費分だけ放電されて、減少する。
また、CPU23は、制御スイッチSWnのオン(導通状態)/オフ(開放状態)を切り換えるに際して、オン時間とオフ時間との比率を調整するデューティ制御を行う。このデューティ制御のデューティ比は、各セル10,10,10,・・・の放電容量と放電時間(容量調整時間)とに基づいて決定される。
このように構成された電池制御ユニット20において、CPU23は、組電池10の充電容量を調整するための容量調整電流を放電抵抗Rnに流すことにより、容量調整実施対象セルの容量調整を行う。このとき、CPU23は、制御スイッチSWnの動作状況、すなわち、容量調整実施対象セルの容量調整状況を確認するために、容量調整実施対象セルに対応した制御スイッチSWnの両端電圧をセル電圧センサVnによって検出させ、この電圧情報を収集する。
具体的には、容量調整部22は、制御スイッチSWnがトランジスタからなる場合、当該トランジスタのコレクタとエミッタとの間にセル電圧センサVnを接続する。そして、CPU23によりトランジスタがオン状態とされた場合には、コレクタとエミッタとの間の電圧が略0[V]となり、CPU23によりトランジスタがオフ状態とされた場合には、コレクタとエミッタとの間の電圧がセルの両端電圧となる。したがって、CPU23は、セル電圧センサVnによって検出された電圧に基づいて、トランジスタの動作状況、すなわち、容量調整実施対象セルの容量調整状況を確認することができる。
このように、容量調整部22は、CPU23の制御に従って、組電池10の各セル10,10,10,・・・単位で容量調整を行い、いずれかのセルが過充電状態又は過放電状態となり、当該組電池10の容量を十分に利用することができなくなる事態を防止することができる。
なお、電気自動車の制御システムにおいては、セル電圧検出部21又は電圧センサ32のいずれかしか搭載していないものも考えられる。そのため、電気自動車の制御システムにおいては、CPU23内に、セル電圧検出部21によって検出された電圧値の総和、又は電圧センサ32によって検出された電圧値のいずれかと、組電池10の充電容量とを対応付けた後述する電圧−充電容量特性テーブルを予め設けておき、電圧−充電容量特性テーブルを参照することにより、組電池10の充電容量を求めることができる。ここで、本例では、セル電圧検出部21によって検出された電圧値の総和に基づいて、組電池10の充電容量を求めるものとする。
[開放電圧推定方式による組電池10の充電容量演算処理]
つぎに、上述したように構成された電気自動車の制御システムにおいて、CPU23の制御に従って、組電池10の各セル10,10,10,・・・の開放電圧を検出し、組電池10の充電容量を求める処理について図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、図3に示すように、ステップS1において、キースイッチ40がオン操作されることによって補助電源スイッチ41がオン状態となり、補助電池39から電力が供給されると、電池制御ユニット20及び車両システム30を含むシステム全体が起動し、CPU23によってステップS2以降の処理を開始する。
続いて、CPU23は、ステップS2において、メインリレー36A,36Bをオン状態とさせる前に、セル電圧検出部21によって各セル10,10,10,・・・の開放電圧を検出させ、検出された開放電圧値の総和を演算する。
そして、CPU23は、ステップS3において、ステップS2にて演算した開放電圧値の総和に基づいて、各セル10,10,10,・・・の充電容量(SOC)の推定を開始する。すなわち、CPU23は、ステップS2にて演算した開放電圧値の総和と、開放電圧−充電容量特性テーブルとを照合し、演算開始時における組電池10の充電容量を確定する。
ここで、開放電圧−充電容量特性は、例えば図4に示すようなものとなる。なお、図4は、各セルとしてリチウムイオン電池を使用し、リチウムイオン電池の充電容量(SOC)[%]に対する開放電圧[V]の一般的な特性を示している。このように、開放電圧は、充電容量に応じて変化し、充電容量が約30%以下となる範囲と約95%以上である範囲においては、特性の傾きが大きく、充電容量が約30%〜約95%である範囲においては、特性の傾きが小さくなる。CPU23は、このような開放電圧−充電容量特性をマップ化したテーブルを記憶しておき、ステップS2で演算した開放電圧値からテーブルを参照して、組電池10全体での充電容量を求める。
続いて、CPU23は、ステップS4において、セル電圧検出部21によって各セル10,10,10,・・・の開放電圧を検出させると共に、電流センサ31によって組電池10の放電電流を検出させ、これら電圧値と電流値との相関に基づいて組電池10の開放電圧値を推定し、当該開放電圧値の総和と、開放電圧−充電容量特性テーブルとを照合する。
そして、CPU23は、ステップS5において、ステップS4における照合結果に基づいて、組電池10の充電容量の値を更新する。
CPU23は、ステップS6において、ステップS1と同様に、電気自動車の制御システムの起動が継続しているか否かを判定し、車両システム30の起動が継続しているものと判定した場合には、ステップS4からの処理を繰り返す一方で、車両システム30の起動が継続していないものと判定した場合には、そのまま一連の処理を終了する。
電気自動車の制御システムは、駆動用モータ34及び各種補機システム35の駆動時及び後述する容量調整処理中においても、ステップS4〜ステップS6の処理を繰り返すことにより、常に最新の組電池10の充電容量を更新する。
[各セルの容量調整処理]
つぎに、上述したように構成された電気自動車の制御システムにより、各セル10,10,10,・・・の充電容量を調整する処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。
この各セルの容量調整処理は、各セル10,10,10,・・・間の充電容量のばらつきを少なくするように各セル10,10,10,・・・を放電制御する。このとき、電池制御ユニット20の基板温度が所定温度以上である場合には、組電池10の各セル10,10,10,・・・間の充電容量のばらつきが少ないセル10,10,10,・・・の容量調整を停止するような制御を行い、放電抵抗Rnによる発熱量の低減を図る。具体的には、CPU23の制御に従って、図5に示すような処理を行うことにより、組電池10の各セル10,10,10,・・・の容量調整を制御する。
まず、CPU23は、ステップS11において、上述のステップS1と同様に、補助電池39からの電力供給によって電気自動車の制御システムが起動すると、ステップS12において、温度センサ33によって検出された組電池10の温度に基づいて、システム起動時における電池制御ユニット20の基板表面温度T0を検出する。
ここで、電池制御ユニット20を構成する回路基板は、CPU23及びメモリ24、セル電圧検出部21及び容量調整部22が搭載され、一般に、放熱性が高く且つ組電池10の近傍に配置される。したがって、組電池10の温度センサ33とは別個に基板表面上に温度センサを取り付ける必要はなく、CPU23は、組電池10の温度である温度センサ33の検出値から、電池制御ユニット20の基板温度を求める。これにより、CPU23は、温度検出手段として機能し、組電池10の搭載部雰囲気温度に基づいて、CPU23等の基板表面温度T0を求めることができる。なお、CPU23は、温度センサ33の検出値から、回路基板の熱伝導係数等に基づく所定値を減算した値を基板表面温度T0としても良く、予め実験等によって作成しておいた組電池10の温度変化に対する基板表面温度T0の変化を記述したテーブルデータや、演算式によって基板表面温度T0を求めても良い。
続いて、CPU23は、ステップS13において、セル電圧検出部21によって検出される組電池10の各セル10,10,10,・・・の開放電圧値に基づいて、当該セル10,10,10,・・・間の容量ばらつきを検出する。ここで、セル10,10,10,・・・間の容量ばらつきは、例えば図6に示すように検出される。同図における横軸は、各セル10,10,10,・・・の番号を示し、縦軸は、これら各セル10,10,10,・・・の開放電圧値を示している。
すなわち、このように各セル10,10,10,・・・の開放電圧値が検出された場合、CPU23は、複数のセル10,10,10,・・・のうち、最小の開放電圧値であるセル番号「4」のセルを、調整目標容量(電圧)となるセル(容量目標セル)に設定する。そして、CPU23は、例えばセル番号が「5」の調整目標容量(電圧)からの偏差が大きいセルを容量ばらつきが多いセルと認識し、例えばセル番号が「1」や「7」の調整目標容量(電圧)からの偏差が小さいセルを、容量ばらつきが少ないセルと認識する。
そして、CPU23は、容量目標セルを除く他のセルを容量調整実施対象セルとして選択して、ステップS15以降に処理を進めて、充電容量の調整目標容量に合致させるための処理に移行する。
続いて、CPU23は、ステップS14において、ステップS13にて選択した容量調整実施対象セルに対応した制御スイッチSWnをオン状態とし、放電抵抗Rnによって放電を行わせて、充電容量の調整を開始する。ここで、各放電抵抗Rnによって放電を開始すると、各放電抵抗Rによる電力消費によって発熱し、電池制御ユニット20の基板表面温度が上昇開始してしまう。
続いて、CPU23は、ステップS15において、電池制御ユニット20の基板表面温度が所定温度である許容上限温度Tαに到達したか否かを判定する。このとき、CPU23は、基板表面温度T0に対する電池制御ユニット20の基板表面温度上昇分を、放電電流と放電抵抗値と放電時間とを乗算することによって推定する。すなわち、CPU23は、ステップS15において、
容量調整開始時の基板表面温度T0+放電電流×放電抵抗値×放電時間≧許容上限温度Tα
なる式が成立しているか否かを判定することによって、現在の電池制御ユニット20の基板温度が許容上限温度Tαに達しているか否かを判定する。ここで、許容上限温度Tαは、予め電池制御ユニット20の冷却能力の設計事項や実験等によって求められた温度値であって、電池制御ユニット20の基板温度が過熱して、損傷が発生する恐れがある温度以下に設定されている。
また、このステップS15において、CPU23は、ステップS12で検出した容量調整開始時の基板表面温度T0が高いほど、短い容量調整時間(放電時間)を設定し、当該設定した容量調整時間を実際の容量調整時間を超えた場合に、電池制御ユニット20の基板表面温度が所定の許容上限温度Tαに到達したと判定しても良い。
そして、CPU23は、基板表面温度が許容上限温度Tαに到達していないと判定した場合には、許容上限温度Tαに達するまで、容量調整実施対象セルに対する容量調整処理を継続し、許容上限温度Tαに達した場合には、容量調整実施対象セルのうち、容量目標セルに対して容量ばらつきが少ないセルの容量調整を停止するための以降の処理に移行する。
ステップS16において、CPU23は、上述の図3での充電容量演算処理で更新されている最新の組電池10の充電容量を取得し、当該組電池10の充電容量が例えば90%程度といった規定容量以上であるか否かを判定する。ここで、規定容量とは、組電池10の充電容量が高く、これ以上駆動用モータ34等からの最大の回生電力を充電すると過充電となる可能性がある値が予め設定されている。なお、図3の充電容量演算処理と、図5の容量調整処理とは、並列して行っており、ステップS16で読み込む組電池10の充電容量は、常に最新の値となっている。
そして、CPU23は、組電池10の充電容量が規定容量以上であると判定した場合には、容量調整実施対象セルの容量調整を停止させずに継続させる。このように容量調整を停止させないのは、容量調整による放電量が過充電に対するマージンになると考えられ、ステップS14で開始した容量調整による放電によって組電池10の充電容量を低下させて過放電を防止する。一方、CPU23は、組電池10の充電容量が規定容量以上ではないと判定した場合には、ステップS17に処理を進める。
続いて、CPU23は、ステップS17において、電池制御ユニット20の基板表面温度が許容上限温度Tαに到達したので、容量調整を停止するセル(容量調整停止セル)を決定する。
このとき、先ずCPU23は、許容上限温度Tαと基板表面温度T0との差分(Tα−T0)を算出し、許容上限温度Tαに対して許容上限温度Tαがどの程度の温度値であったのかを認識する。そして、CPU23は、図7に示すように、差分(Tα−T0)と、容量調整を停止させる低減セル数との関係を記述したテーブルを参照して、容量調整停止セルの数である低減セル数を求める。すなわち、CPU23は、容量調整開始時の基板表面温度T0が高いほど、許容上限温度Tαに到達した際に停止させる容量調整停止セルの数を多く決定する。そしてCPU23は、停止させるセル数を決定すると、容量目標セルと充電容量が近く、容量ばらつきが小さいセルを優先して容量調整を停止させるように、制御スイッチSWをオフ状態とする。
このように、容量調整実施対象セルの数を低減することにより、放電抵抗Rの発熱量が低下し、電池制御ユニット20の基板表面温度が低下し始めることになる。次にCPU23は、ステップS18において、低下する基板表面温度が飽和状態(サチレート)となる温度を、ステップS14で容量調整を開始させた容量調整実施対象セルの数から低減セル数だけ減算したセル数及び実験的に測定された基板放熱性能に基づいて推定し、現在の基板表面温度から基板表面温度が飽和するまでの時間を推定する。
そして、CPU23は、基板表面温度が飽和した場合、すなわち、ステップS18にて推定した時間が経過した場合には、ステップS19において、全てのセルについての容量調整を停止させて、ステップS12に処理を戻す。そして、CPU23は、ステップS18で基板表面温度の飽和した温度を、ステップS12で検出する新たな充電容量調整開始時の基板表面温度T0’に設定して、ステップS13以降の処理を繰り返し、新たな調整目標容量及び容量目標セル、容量調整の対象となるセルを決定する。
このように、電気自動車の制御システムでは、電池制御ユニット20の基板表面温度が許容上限温度Tα以上である場合には、組電池10の各セル10,10,10,・・・間の容量ばらつきが少ないセルの容量調整を停止するような制御を行う。これにより、制御システムにおいては、放電抵抗Rnによる発熱量を低減させることができる。
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した電気自動車の制御システムによれば、電池制御ユニット20の基板表面温度が所定温度以上である場合には、組電池10のセル10,10,10,・・・間の容量ばらつきが少ないセルの容量調整を停止することにより、放電抵抗Rnによる発熱量を低減させることができる。したがって、この電気自動車の制御システムによれば、冷却性能や使用素子のスペックダウン、回路構成の高密度化、及びパッケージの小型化を図ることができる。
また、この電気自動車の制御システムによれば、複数のセル10,10,10,・・・のうち、最小容量のセルの充電容量からの偏差が少ないセルに対する容量調整を停止することにより、各セル10,10,10,・・・の充電容量及び劣化ばらつきや温度特性を考慮した制御を行うことができ、適切なセルを容量調整することが可能となる。
さらに、この電気自動車の制御システムによれば、組電池10の充電容量が規定容量以上である場合には、容量調整部22による容量調整を停止しないことにより、組電池10の充電容量が高い場合に、この容量調整機能を過充電防止機能の1つとして用いることができる。
さらにまた、この電気自動車の制御システムによれば、容量調整開始時における基板表面温度T0に基づく容量調整時間を、実際の容量調整時間が超えた場合に、基板表面温度が許容上限温度Tαに到達したと判定するので、容量調整時の放電電流が略一定であることから、放電抵抗Rnによる自己発熱量を各セルの並列数によって確定することができる。したがって、この電気自動車の制御システムによれば、特に電池制御ユニット20の基板表面温度を随時モニタすることなく、制御の要否を判断することが可能となる。
また、この電気自動車の制御システムによれば、容量調整開始時における基板表面温度T0が高いほど、容量調整部22による容量調整を停止するセル数を多くすることにより、基板表面温度T0が高く短時間で許容上限温度Tαに達することを抑制することができ、常に基板表面温度を考慮した容量調整を実施するセル数とすることができる。
さらに、この電気自動車の制御システムによれば、容量調整を停止させた後の容量調整実施対象セルの数に基づいて、基板表面温度が飽和する温度を推定し、基板表面温度が飽和した場合には、当該温度を新たな基板表面温度T0’として、新たに調整目標容量及び容量調整を停止するセルを決定するので、車両システム30の起動中において継続して同一判断条件で容量調整を行うことができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した電気自動車の制御システムの構成を説明するブロック図である。 容量調整部の構成を示す回路図である。 本発明を適用した電気自動車の制御システムによる充電容量演算処理の処理手順を示すフローチャートである。 組電池のSOCと放電電圧値との関係を示す図である。 本発明を適用した電気自動車の制御システムによる各セルの容量調整処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した電気自動車の制御システムによる各セルの容量調整処理において、調整目標容量及び容量目標セルを決定する処理を説明するための図である。 本発明を適用した電気自動車の制御システムによる各セルの容量調整処理において、容量調整を停止させる低減セル数を決定する処理を説明するための図である。
符号の説明
10 組電池
20 電池制御ユニット
21 セル電圧検出部
22 容量調整部
23 CPU
24 メモリ
31 電流センサ
32 電圧センサ
33 温度センサ
34 駆動用モータ
35 各種補機システム
36 メインリレー
37 車両システムCPU
38 警告灯
39 補助電池
40 キースイッチ
41 補助電源スイッチ

Claims (7)

  1. 複数のセルが直列に接続された組電池における各セルの充電容量を検出する容量検出手段と、
    前記各セルごとに接続された放電部と、当該放電部によって各セルの充電電力を放電させて、各セルの充電容量を調整する制御部とを有する容量調整手段と、
    前記容量調整手段を搭載した基板温度を検出する温度検出手段とを備え、
    前記制御部は、前記温度検出手段によって検出された基板温度が所定温度以上である場合には、前記複数のセルにおいて充電容量のばらつきが少ないセルの充電容量の調整を停止させることを特徴とする組電池の容量調整装置。
  2. 前記制御部は、前記複数のセルのうち、最小の充電容量のセルに対して、各セルの充電容量のばらつきが少ないセルの充電容量の調整を優先して停止させることを特徴とする請求項1に記載の組電池の容量調整装置。
  3. 前記制御部は、充電容量調整開始時に検出された前記基板温度が高いほど、前記基板温度が所定温度以上である場合に充電容量の調整を停止させるセル数を多くすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の組電池の容量調整装置。
  4. 前記制御部は、前記組電池の充電容量が規定容量以上である場合には、各セルの充電容量の調整を停止させないことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の組電池の容量調整装置。
  5. 前記制御部は、充電容量調整開始時に検出された前記基板温度に基づいて充電容量調整時間を設定し、当該充電容量調整時間を実際の充電容量調整時間が超えた場合に、前記基板温度が前記所定温度以上であることを判定することを特徴とする請求項1に記載の組電池の容量調整装置。
  6. 前記制御部は、充電容量の調整を行っているセル数に基づいて前記基板温度が飽和する温度を推定し、前記基板温度が飽和した場合には、当該飽和した温度を前記充電容量調整開始時の基板温度に設定することを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の組電池の容量調整装置。
  7. 複数のセルが直列に接続された組電池における各セルごとに接続された放電部によって各セルの充電電力を放電させて、各セルの充電容量を調整する組電池の容量調整方法において、
    前記放電部を含む容量調整回路を搭載した基板温度を検出し、
    前記基板温度が所定温度以上である場合には、前記容量調整回路により、前記複数のセルにおいて充電容量のばらつきが少ないセルの容量調整を停止させること
    を組電池の容量調整方法。
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