JP2008054484A - 車両用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電制御に必要な付帯機器を備えることなく、蓄電手段に空き容量を確保して回生電力を無駄なく充電し、省燃料化を図ることができる車両用電源装置を提供する。
【解決手段】エンジンにより駆動されて発電すると共に、車両が制動された場合に電力回生を行う発電機50と、発電機50に並列接続されたバッテリ1、キャパシタ3及び第2負荷4とを備える車両用電源装置に、発電機50及びバッテリ1からなる回路、並びにキャパシタ3及び第2負荷4からなる回路の間を入/切するスイッチ6と、車両の制動を検知する検知手段と、検知手段が車両の制動を検知した場合、スイッチ6を入にする手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用電源装置に関し、特に車両が制動された場合に電力回生を行う発電機、及び該発電機に並列接続された複数の蓄電手段を備えた車両用電源装置に関する。
図8は、従来の車両用電源装置の構成を示すブロック図である。従来の車両用電源装置は発電機5を備えている。発電機5は、エンジンにより駆動されて発電すると共に、車両が制動された場合に走行車両の運動エネルギーを電力回生することによってバッテリ1を充電し、バッテリ1に充電された電力を、車両に搭載された各種負荷2に供給するように構成されている。
このように構成された車両用電源装置においては、走行車両の運動エネルギーを用いてバッテリ1を充電することができるため、省燃料化を図ることができる。
また、車両用電源装置は、充電回路14を備えている。充電回路14は、バッテリ1に回生電力充電用の空き容量を確保すべく、車両が制動されていない場合にバッテリ1が満充電状態にならないように充電制御を行う。
車両が制動された場合にバッテリ1が満充電状態にあると、回生電力が充電されないが、充電回路14を備えているため、空き容量を確保して回生電力を無駄なく充電することができ、より効果的に省燃料化を図ることができる。
一方、充放電特性の異なるバッテリ及び回生用蓄電池を備えた2バッテリ型の車両用電源装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に係る車両用電源装置においては、回生電力の充電に適した回生用蓄電池を選択することにより、より効果的に省燃料化を図ることができる。
特開2006−60883号公報
しかしながら、上述の充電制御を行う場合、電流センサ、温度センサ等の付帯機器が必要であり、高コストになるという問題があった。
また、鉛蓄電池のようなバッテリに空き容量を確保した場合、サルフェーションによりバッテリが劣化するという問題があった。
一方、特許文献1に係る車両用電源装置においては、回生用蓄電池の充電制御を行っていないため、回生電力を効率的に充電することができないという問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、発電機に並列接続された第1蓄電手段、第2蓄電手段及び負荷と、車両の非制動時には第2蓄電手段及び負荷を発電機及び第1蓄電手段から切断し、車両の制動時には第2蓄電手段及び負荷を発電機及び第1蓄電手段に接続するスイッチとを備えることにより、充電制御に必要な付帯機器を備えることなく、第2蓄電手段に空き容量を確保して回生電力を無駄なく充電し、省燃料化を図ることができる車両用電源装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、スイッチを半導体トランジスタで構成することにより、機械式のスイッチを備える場合に比べてより小型化することができる車両用電源装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、第1蓄電手段と第2蓄電手段との間に介装された電気抵抗器を備えることにより、第1蓄電手段及び第2蓄電手段が接続された際に、第1蓄電手段の電圧が降下することを防ぐことができる車両用電源装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、負荷を第1蓄電手段又は第2蓄電手段に選択的に接続する切換スイッチを備え、車両が制動されていない場合、発電機から切断された第2蓄電手段の電圧を検出し、該電圧が閾値電圧未満のとき、負荷を第1蓄電手段に接続するように構成することにより、第2蓄電手段から負荷への放電により回生電力充電用の空き容量を確保すると共に、放電によって第2蓄電手段の電圧が閾値電圧未満になった場合であっても、負荷に閾値電圧以上の電力を供給することができる車両用電源装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、切換スイッチを半導体トランジスタで構成することにより、機械式の切換スイッチを備える場合に比べてより小型化することができる車両用電源装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、第2蓄電手段をキャパシタで構成することにより、第1蓄電手段及び第2蓄電手段の劣化を招くことなく、省燃料化を図ることができる車両用電源装置を提供することにある。
本発明に係る車両用電源装置は、車両が制動された場合に電力回生を行う発電機と、該発電機に並列接続された第1蓄電手段、第2蓄電手段及び負荷とを備える車両用電源装置において、前記発電機及び前記第1蓄電手段からなる回路、並びに前記第2蓄電手段及び前記負荷からなる回路の間を入/切するスイッチと、車両の制動(又は非制動)を検知する検知手段と、該検知手段が車両の制動(又は非制動)を検知した場合、前記スイッチを入(又は切)にする手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、検知手段が車両の制動を検知していない場合、又は検知手段が車両の非制動を検知した場合、スイッチを切にする。スイッチが切の場合、発電機及び第1蓄電手段と、第2蓄電手段及び負荷との間が切断される。従って、第2蓄電手段に充電された電力は負荷に供給され、第2蓄電手段には回生電力充電用の空き容量が確保される。
次いで、検知手段が車両の制動を検知した場合、又は検知手段が車両の非制動を検知していない場合、スイッチを入にする。スイッチが入の場合、発電機及び第1蓄電手段と、第2蓄電手段及び負荷とが導通する。第2蓄電手段には、車両が制動される前に空き容量が確保されているため、発電機で発生した回生電力は第2蓄電手段に充電される。
よって、スイッチの入/切させることにより、回生電力を無駄なく第2蓄電手段に充電することができる。
本発明に係る車両用電源装置は、前記スイッチは半導体トランジスタであることを特徴とする。
本発明にあっては、スイッチは半導体トランジスタにて構成されているため、機械式のスイッチに比べて、小型である。
本発明に係る車両用電源装置は、前記第1蓄電手段と前記第2蓄電手段との間に直列接続された電気抵抗器を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、第1蓄電手段と第2蓄電手段との間には電気抵抗器が介装されているため、第1及び第2蓄電手段の充放電の過途現象に関する時定数は、電気抵抗器が介装されていない場合に比べて大きい。従って、スイッチが入になった場合における第1蓄電手段の電圧の降下は、電気抵抗器が介装されていない場合に比べて緩やかである。
本発明に係る車両用電源装置は、前記負荷に前記第1蓄電手段又は前記第2蓄電手段を選択的に接続する切換スイッチと、前記第2蓄電手段の電圧を検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段が検出した電圧及び閾値電圧を比較する比較手段とを備え、前記切換スイッチは、前記電圧が前記閾値電圧未満である場合、前記負荷及び前記第1蓄電手段を接続するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、比較手段は、電圧検出手段が検出した第2蓄電手段の電圧と、閾値電圧とを比較する。そして、前記電圧が閾値電圧未満である場合、切換スイッチは、負荷と第1蓄電手段とを接続する。
従って、第2蓄電手段の電圧が閾値電圧未満になった場合であっても、負荷には閾値電圧以上の電圧を供給することができる。
本発明に係る車両用電源装置は、前記切換スイッチは半導体トランジスタであることを特徴とする。
本発明にあっては、切換スイッチは半導体トランジスタにて構成されているため、機械式の切換スイッチに比べて小型である。
本発明に係る車両用電源装置は、前記第2蓄電手段はキャパシタであることを特徴とする。
本発明にあっては、車両が制動されていない場合、第2蓄電手段には、空き容量が確保されるが、第2蓄電手段はキャパシタであるため、鉛蓄電池のように劣化することはない。
本発明によれば、充電制御に必要な付帯機器を備えることなく、回生電力を第2蓄電手段に無駄なく充電し、省燃料化を図ることができる。
本発明によれば、機械式のスイッチを備える車両用電源装置に比べて、小型化することができる。
本発明によれば、第1蓄電手段及び第2蓄電手段が接続された際に、第1蓄電手段の電圧が降下することを防ぐことができる。
本発明によれば、第2蓄電手段から負荷への放電により回生電力充電用の空き容量を確保すると共に、放電によって第2蓄電手段の電圧が閾値電圧未満になった場合であっても、負荷に閾値電圧以上の電力を供給することができる。
本発明によれば、機械式の切換スイッチを備える車両用電源装置に比べて、小型化することができる。
本発明によれば、第1蓄電手段及び第2蓄電手段の劣化を招くことなく、省燃料化を図ることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両用電源装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態1に係る車両用電源装置は、エンジンにより駆動されて発電すると共に、車両が制動された場合に電力回生を行う発電機50、発電機50に並列接続されたバッテリ1、電気2重層のキャパシタ3等を備えており、回生電力を無駄なく充電するための空き容量を回路の入切によってキャパシタ3に確保するように構成されている。
発電機50は、レギュレータ51を備えた3相の交流発電機であり、発電した交流電力を図示しない整流回路にて直流の電力に整流し、整流された電力の電圧をレギュレータ51にて所定電圧に調整して出力する。発電機50の正極端子には、バッテリ1の正極端子、第1負荷2等が接続されている。
バッテリ1は、例えば12Vの出力電圧を有する鉛蓄電池であり、バッテリ1の負極端子は接地されている。
また、発電機50の正極端子には、直列接続された第1スイッチ6及び第2スイッチ7を介してキャパシタ3の正極端子が接続されている。第1スイッチ6及び第2スイッチ7はリレーで構成されており、第1スイッチ6及び第2スイッチ7の入切は、制御部10にて制御されるように構成されている。
第2スイッチ7には、電気抵抗器9が並列接続されている。電気抵抗器9は、スイッチが入になった場合にバッテリ1からキャパシタ3へ電流が流れ、バッテリ1の電圧が降下することを防ぐための素子である。
キャパシタ3は、車両が制動された場合に発電機50が発電した回生電力を充電するための蓄電手段であり、車両が所定の速度から1回減速する際に回生される電力を充電できる容量、例えば50F〜100Fの容量を有している。キャパシタ3の負極端子は、接地されている。
また、キャパシタ3の正極端子には、切換スイッチ8のキャパシタ側切換端8bに接続され、バッテリ1の正極端子は、切換スイッチ8のバッテリ側切換端8aに接続されている。切換スイッチ8の共通端子8cは、第2負荷4の一端側に接続されており、第2負荷4の他端は接地されている。第2負荷4は、第1負荷2に比べて電圧変動の影響を受けにくいファン、ヒータ、HID等である。
制御部10は、例えばCPU、ROM、RAM、計時部等を有するマイクロコンピュータからなり、第1及び第2スイッチ6、7を入切すると共に、切換スイッチ8を切り換える機能を有している。また、制御部10は、発電機50の出力電圧をレギュレータ51にて制御するように構成されている
また、制御部10には、ブレーキ検出部11、車速検出部12、及び電圧検出部13が接続されている。ブレーキ検出部11は、車両のブレーキパッドが操作された場合、ブレーキ信号を制御部10に与える。車速検出部12は、例えば車輪と共に回転する歯車、該歯車の歯先に対向配置されたコイル等を備えており、パルスピックアップにて車両の速度を検出して、検出結果を制御部10に与える。電圧検出部13は、キャパシタ3の電圧を検出し、検出結果を制御部10に与える。
図2は、車両が制動された場合の充電に係る制御部10の処理手順を示すフローチャート、図3及び図4は、充電処理過程における車両用電源装置の構成を示すブロック図である。
制御部10は、車速検出部12から車両の速度を取得する(ステップS11)。次いで、制御部10は、取得した車両の速度が第1所定速度以上であるか否かを判定する(ステップS12)。第1所定速度は、回生電力を得るために必要な速度であり、制御部10が記憶している。
取得した速度が第1所定速度以上であると判定した場合(ステップS12:YES)、制御部10は、ブレーキ信号が入力しているか否かを判定する(ステップS13)。ブレーキ信号を入力していないと判定した場合(ステップS13:NO)、又はステップS12で速度が第1所定速度未満であると判定した場合(ステップS12:NO)、制御部10は、処理をステップS11へ戻す。
ブレーキ信号が入力したと判定した場合(ステップS13:YES)、制御部10は、図3に示すように、第1スイッチ6を入にし(ステップS14)、第2スイッチ7を切にする(ステップS15)。そして、制御部10は、切換スイッチ8をキャパシタ側切換端8bに接続する(ステップS16)。
次いで、制御部10は、制御信号をレギュレータ51に与えることにより、発電機50が所定の電圧を出力するように出力電圧を上昇させる(ステップS17)。
車両の速度が第1所定速度以上の状態で、ブレーキが操作された場合、充電に必要な回生電力を得ることができる。第1スイッチ6が入、第2スイッチ7が切になった場合、バッテリ1からの電流は、電気抵抗器9を介してキャパシタ3に流れ込み、キャパシタ3は充電される。また、キャパシタ3とバッテリ1との間には、電気抵抗器9が介装されているため、第1スイッチ6が入になった場合にバッテリ1の電圧が降下することを防ぐことができる。
ステップS17の処理を終えた場合、制御部10は、図4に示すように第2スイッチ7を入にする(ステップS18)。
第2スイッチ7が入になった場合、バッテリ1からの電流は、電気抵抗器9を避けてキャパシタ3に流れ込み、キャパシタ3は充電される。
次いで、制御部10は、ブレーキ信号が入力したか否かを判定する(ステップS19)。ブレーキ信号が入力したと判定した場合(ステップS19:YES)、制御部10は、車両の速度を取得し(ステップS20)、取得した速度が第2所定速度以上であるか否かを判定する(ステップS21)。検出した速度が第2所定速度以上であると判定した場合(ステップS21:YES)、制御部10は、処理をステップS19へ戻す。
速度が第2所定速度未満であると判定した場合(ステップS21:NO)、又はステップS19でブレーキ信号を入力していないと判定した場合(ステップS19:NO)、制御部10は、図1に示すように第1スイッチ6を切にして(ステップS22)、充電に係る処理を終える。
第1スイッチ6が切、切換スイッチ8がキャパシタ側切換端8bに接続されている場合、キャパシタ3は第2負荷4に電力を供給する。
図5は、電源の切換に係る制御部10の処理手順を示すフローチャート、図6は、電源切換処理過程における車両用電源装置の構成を示すブロック図である。
制御部10は、キャパシタ3の電圧を検出し(ステップS31)、キャパシタ3の電圧が閾値電圧以上であるか否かを判定する(ステップS32)。閾値電圧は、第2負荷4を駆動するために必要な電圧であり、制御部10が記憶している。キャパシタ3の電圧が閾値電圧以上であると判定した場合(ステップS32:YES)、制御部10は、処理をステップS31へ戻す。キャパシタ3の電圧が閾値電圧未満であると判定した場合(ステップS32:NO)、制御部10は、図6に示すように、切換スイッチ8をバッテリ側切換端8aに接続し(ステップS33)、電源の切換に係る処理を終える。
従って、キャパシタ3の電圧が閾値電圧未満になった場合、切換スイッチ8は、バッテリ側切換端8aに接続され、バッテリ1から第2負荷4へ給電される。
実施の形態1に係る車両用電源装置にあっては、充電制御に必要な付帯機器を備えることなく、第1スイッチ6の入切によってキャパシタ3に空容量を確保し、回生電力をキャパシタ3に無駄なく充電し、省燃料化を図ることができる。
また、電気抵抗器9を備えることによって、第1スイッチ6が入になり、バッテリ1及びキャパシタ3が接続された際に、バッテリ1からキャパシタ3に電流が流れ、バッテリ1の電圧が降下することを防ぐことができる。
更に、キャパシタ3から第2負荷4への放電により回生電力充電用の空き容量を確保すると共に、放電によってキャパシタ3の電圧が閾値電圧未満になった場合であっても、切換スイッチ8をバッテリ側切換端8aに接続することにより、第2負荷4に閾値電圧以上の電力を供給することができる。
更にまた、回生電力を充電するための空き容量をキャパシタ3に確保するように構成してあるため、バッテリ1及びキャパシタ3の劣化を招くことなく、省燃料化を図ることができる。
なお、実施の形態1にあっては、回生電力を充電する蓄電手段としてキャパシタを説明したが、Liイオン蓄電池のような他の蓄電手段を備えるように構成しても良い。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る車両用電源装置の構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態2に係る車両用電源装置は、実施の形態1に係る車両用電源装置と同様の構成であり、第1及び第2スイッチ206、207並びに切換スイッチ208の構成のみが異なるた、以下では主に上記相違点について説明する。
第1及び第2スイッチ206、207は、夫々パワーMOS−FETのような第1トランジスタ261及び第2トランジスタ271から構成されている。
第1トランジスタ261のドレインは、発電機50の正極端子に接続されている。第1トランジスタ261のソースは、第2トランジスタ271のドレインに接続されており、第2トランジスタ271のソースはキャパシタ3の正極端子に接続されている。第1及び第2トランジスタ261、271のドレイン及びソース間には、寄生ダイオード262、272が夫々設けられている。第1及び第2トランジスタ261、271のゲートは、制御部10に接続されており、制御部10は、各ゲートに電圧を印可することで、第1及び第2スイッチ206、207を入切する。
切換スイッチ208は、第3トランジスタ281及び第4トランジスタ283からなり、第3トランジスタ281のドレインは、バッテリ1の正極端子に接続されており、第4トランジスタ283のドレインは、キャパシタ3の正極端子に接続されている。また、第3及び第4トランジスタ281、283のソースは、第2負荷4に接続されている。第3及び第4トランジスタ281、283のドレイン及びソース間には、寄生ダイオード282、284が設けられている。第3及び第4トランジスタ281、283のゲートは、制御部10に接続されており、制御部10は、各ゲートに電圧を印可することで、第3及び第4トランジスタ281、283を入切する。
具体的には、第3トランジスタ281が切、第4トランジスタ283が入になった場合、キャパシタ3と第2負荷4とが接続され、第3トランジスタ281が入、第4トランジスタ283が切になった場合、バッテリ1と第2負荷4とが接続される。
実施の形態2に係る車両用電源装置にあっては、第1スイッチ206、第2スイッチ207及び切換スイッチ208が半導体トランジスタにて構成されているため、機械式のスイッチ及び切換スイッチを備える車両用電源装置に比べて、装置を小型化することができる。また、より耐久性が高い車両用電源装置を構成することができる。
本発明の実施の形態1に係る車両用電源装置の構成を示すブロック図である。 車両が制動された場合の充電に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 充電処理過程における車両用電源装置の構成を示すブロック図である。 充電処理過程における車両用電源装置の構成を示すブロック図である。 電源の切換に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 電源切換処理過程における車両用電源装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用電源装置の構成を示すブロック図である。 従来の車両用電源装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 バッテリ
2 第1負荷
3 キャパシタ
4 第2負荷
6 第1スイッチ
7 第2スイッチ
8 切換スイッチ
9 電気抵抗器
10 制御部
11 ブレーキ検出部
12 車速検出部
13 電圧検出部
50 発電機
51 レギュレータ

Claims (6)

  1. 車両が制動された場合に電力回生を行う発電機と、該発電機に並列接続された第1蓄電手段、第2蓄電手段及び負荷とを備える車両用電源装置において、
    前記発電機及び前記第1蓄電手段からなる回路、並びに前記第2蓄電手段及び前記負荷からなる回路の間を入/切するスイッチと、
    車両の制動(又は非制動)を検知する検知手段と、
    該検知手段が車両の制動(又は非制動)を検知した場合、前記スイッチを入(又は切)にする手段と
    を備えることを特徴とする車両用電源装置。
  2. 前記スイッチは半導体トランジスタである
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用電源装置。
  3. 前記第1蓄電手段と前記第2蓄電手段との間に直列接続された電気抵抗器を備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用電源装置。
  4. 前記負荷に前記第1蓄電手段又は前記第2蓄電手段を選択的に接続する切換スイッチと、
    前記第2蓄電手段の電圧を検出する電圧検出手段と、
    該電圧検出手段が検出した電圧及び閾値電圧を比較する比較手段と
    を備え、
    前記切換スイッチは、
    前記電圧が前記閾値電圧未満である場合、前記負荷及び前記第1蓄電手段を接続するように構成してある
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の車両用電源装置。
  5. 前記切換スイッチは半導体トランジスタである
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用電源装置。
  6. 前記第2蓄電手段はキャパシタである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の車両用電源装置。
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