JP2006066631A - 配線基板および電気装置並びに発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱放散性及び実装信頼性に優れ、且つ高反射率である配線基板とそれを用いた電気装置並びに発光装置を提供する。
【解決手段】少なくとも、熱伝導率が30W/m・K以上の第一の絶縁層1と、熱伝導率が30W/m・K未満の第二の絶縁層3とを積層してなる絶縁基板5と、該絶縁基板5の表面または内部のうち、少なくとも一方に形成された配線層7、11、9と、前記絶縁基板5の一方の主面に形成された電気素子または発光素子のうち少なくとも一方を搭載する搭載部13と、を具備してなるとともに、前記第一の配線層1が、前記第二の絶縁層3よりも搭載部13側に形成されたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、半導体素子などの電気素子、発光ダイオード等の発光素子を搭載するための配線基板およびそれらの素子を搭載した電気装置、発光装置に関する。
近年、携帯電話等の電子機器の小型化に伴い、それらに用いられる各種半導体素子の高集積化、電気装置、発光装置の小型化が図られている。しかしながら、半導体素子の高集積化、発光素子の高輝度化に伴い、電気装置及び発光装置から発生する熱も増加しており、該電気装置の誤動作をなくす、また、発光素子の輝度の低下をなくす為には、このような熱を装置外に速やかに放出する基板が必要となり、また、発光素子から放射された光を均一且つ効率よく外部に放出させるために反射率の高い基板が必要となっている(特許文献1、2参照)。
特開平10−215001号公報 特開2003−347600号公報
しかしながら、従来から配線基板の絶縁基体に用いられてきたアルミナ材料では、熱伝導率が約15W/m・Kと低いことからそれに代わるものとして高い熱伝導率を有する窒化アルミニウムが注目され始めた。しかし、窒化アルミニウムは原料コスト高や、難焼結性のため高温での焼成が必要であり、プロセスコストが高く、また、熱膨張係数が4〜5×10−6/℃と小さいため、汎用品である10×10−6/℃以上の熱膨張係数を持つプリント基板へ実装した際に、熱膨張差により接続信頼性が損なわれるという問題があった。
また、窒化アルミニウムは、透光性があり、且つ呈色しているため、発光素子から放射された光が透過したり、吸収されたりするため、効率よく発光素子から放射された光を所定の方向に放出できないという問題があった。
一方、樹脂系の配線基板を用いた場合には、熱膨張係数はプリント基板に近づくため、樹脂系の配線基板とプリント基板の実装信頼性の問題は発生しないが、樹脂系の配線基板は、熱伝導率が0.05W/m・Kと非常に低く、熱に対する問題に全く対処することができない。
すなわち、安価で、熱伝導に優れ、実装信頼性に優れた配線基板は未だ提供されていないのである。
従って本発明は、安価で、熱放散性及び実装信頼性に優れ、且つ高反射率である配線基板とそれを用いた電気装置並びに発光装置を提供することを目的とする。
本発明の配線基板は、少なくとも、熱伝導率が30W/m・K以上の第一の絶縁層と、熱伝導率が30W/m・K未満の第二の絶縁層とを積層してなる絶縁基板と、該絶縁基板の表面または内部のうち、少なくとも一方に形成された配線層と、前記絶縁基板の一方の主面に形成された電気素子または発光素子のうち少なくとも一方を搭載する搭載部と、を具備してなるとともに、前記第一の配線層が、前記第二の絶縁層よりも搭載部側に形成されたことを特徴とする。
また、本発明の配線基板は、前記第一の絶縁層が、前記配線基板の少なくとも一方の主面に露出していることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、第一の絶縁層が、前記配線基板の搭載部側の主面に露出していることがより好ましい。
また、本発明の配線基板は、前記第一の絶縁層の厚みが、25μm以上であることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、前記第一の絶縁層が、MgOを主結晶相とするMgO質焼結体からなることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、前記第二の絶縁層が、アルミナ質焼結体、ムライト質焼結体、ガラスセラミックスからなる群のうちいずれかであることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、前記導体層がW、Mo、Cu、Agのうち少なくとも1種を主成分とすることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、前記配線基板の搭載部側の絶縁基体の全反射率が80%以上であることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、前記配線基板の搭載部が形成された側の主面に、発光素子を収容するための枠体が形成されてなることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、前記枠体の熱伝導率が、30W/m・K以上、且つ熱膨張係数が8.5×10−6/℃以上であることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、前記枠体の内壁面の全反射率が、80%以上であることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、前記枠体が、セラミックスからなることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、前記枠体が、MgOを主結晶相とするMgO質焼結体からなることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、前記枠体が、金属からなることが望ましい。
また、本発明の電気装置は、以上説明した配線基板に電気素子を搭載してなることを特徴とする。
また、本発明の発光装置は、以上説明した配線基板に配線基板に発光素子を搭載してなることを特徴とする。
通常、配線基板は、厚み方向の寸法よりも平面方向の寸法が大きく、そのため、厚み方向に電気素子や発光素子に起因する熱を伝達することは、容易であるが、平面方向へは熱が伝達されにくく、放熱性に改善の余地がある。
本発明の配線基板によれば、熱伝導率の異なる層を2層以上形成させることで、配線基板の厚み方向への熱伝達において、あたかも、障壁が存在するようになる。一方、配線基板の平面方向への熱伝達においてはそのような障壁がないため、特に、高熱伝導の第一の絶縁層を介して、熱が配線基板の平面方向へ伝達され易くなり、配線基板に搭載される電気素子や発光素子が発する熱を効果的に基板全面に伝達することができる。
そのため、配線基板の放熱性が向上するとともに、配線基板全体の均熱性が向上し、配線基板を外部電気回路基板などに接続した場合でも、配線基板が不均一に加熱されることに伴い、熱応力が集中することがなく、配線基板と外部電気回路基板との接続信頼性も向上する。そして、この効果は、熱伝導率が30W/m・K以上の第一の絶縁層と、熱伝導率の30W/m・K未満の比較的低熱伝導率の第二の絶縁層とを積層してなる絶縁基板において、前記第一の配線層が、前記第二の絶縁層よりも、配線基板の少なくとも一方の主面に電気素子あるいは発光素子が搭載される搭載部側に形成されることで、効果的に発現するものである。
また、本発明の配線基板においては、高熱伝導の第一の絶縁層を配線基板の表面に露出するように形成することで、熱源である電気素子や発光素子から発せられる熱を、最初に素子と接触する絶縁層あるいは、配線基板の電気素子や発光素子が搭載される側と反対側の主面であり、配線基板から熱を放出する主面を形成する絶縁層を高熱伝導とすることができ、平面方向への熱の伝達あるいは配線基板の放熱性を向上させることができる。
また、第一の絶縁層を、前記配線基板の搭載部側の主面に露出させることで、素子に最も近い絶縁層が高熱伝導層となり、素子からの熱をより効果的に基板平面方向へ伝達できるため、配線基板の放熱性を向上することができる。
この第一の絶縁層の厚みを25μm以上とすることで、配線基板の平面方向への熱放散性を向上させることができるとともに、高熱伝導層の欠けを防止することができ、均質な配線基板となる。
また、第一の絶縁層として、高熱伝導で、比較的安価に製造することのできるMgOを主結晶とするMgO質焼結体を用いることが望ましい。
また、第二の絶縁層絶縁層として、比較的安価で、高強度なアルミナ質焼結体やムライト質焼結体を用いることで、安価で、しかも高強度の配線基板となる。また、第二の絶縁層絶縁層として、1050℃以下の温度域で焼成が可能な低温焼成基板である、いわゆる、ガラスセラミックスを用いた場合には、低温での焼成が可能となるために、配線導体として、低抵抗なCuやAgを用いることができる。
また、W、Mo、Cu、Agのうち少なくとも1種を主成分として導体層を形成することで、絶縁基体との同時焼成による表面および内部配線形成が可能となり、安価な配線基板を得ることができる。
また、配線基板の少なくとも一方の主面に、電気素子や発光素子を搭載するための搭載部を具備することで、電気素子や発光素子を正確に実装でき、発光素子を実装した場合には、放射光を所定の方向に誘導することが可能となるため、実装歩留りが高く、発光効率の良い配線基板を得ることができる。
また、配線基板の搭載部側の全反射率を80%以上とすることで、発光素子からの放射光が絶縁基体を透過する、または、絶縁基体に吸収されることを防ぐことができ、発光効率の良い配線基板を得ることができる。
また、配線基板の搭載部が形成された側の主面に、発光素子を収納するための枠体を設けることで、発光素子を保護できるとともに、発光素子の周辺に蛍光体などを容易に配置することができる。また、枠体により発光素子の発する光を反射させて所定の方向に誘導することもできる。
また、枠体の熱伝導率を30W/m・K以上とすることで、枠体を介した放熱性が向上する。
また、枠体の全反射率を80%以上とすることで、発光素子の放射光が枠体に吸収されたり、枠体を透過することを防ぐことができ、放射光を所定の方向へ誘導でき、発光効率の良い配線基板を得ることができる。
また、枠体をセラミックスにより形成することで、絶縁基体や配線層との同時焼成が可能となり、安価に配線基板を作製することができる。また、セラミックスは、耐湿性、耐熱性に優れるため、配線基板の信頼性を向上させることができる。
特に、枠体を、MgOを主結晶相とするMgO質焼結体により形成することで、安価で、熱伝導に優れ、信頼性に優れた配線基板となる。
また、枠体を安価で、加工性に優れた金属により形成することで、安価な配線基板を容易に作製することができる。
また、以上説明した本発明の配線基板に電気素子を搭載した本発明の電気素子によれば、電気素子からの発熱を速やかに放出することができるため、ヒートシンク等の放熱部材が不要となり、実装される電気機器の小型化に寄与できるとともに、熱膨張係数を有機材に近いものとすることにより、有機基板やモールド材との熱膨張ミスマッチを抑制できるため、電気装置の接合信頼性向上に寄与できる。
また、以上説明した本発明の配線基板に発光素子を搭載した本発明の発光装置によれば、発光素子からの発熱を速やかに装置外に放出することができるため、発熱による輝度低下を抑制できるとともに、熱膨張係数を有機材に近いものとすることにより、有機基板等との熱膨張ミスマッチを抑制できるため、発光装置の接合信頼性向上に寄与できる。
本発明の配線基板は、例えば、図1(a)に示すように、第一の絶縁層1と、第一の絶縁層1と積層された第二の絶縁層3とから形成される絶縁基体5、絶縁基体5の主面5aに形成された電気素子、あるいは発光素子との接続端子7、絶縁基体5の他方の主面5bに形成された外部電極端子9、接続端子7と外部電極端子9とを電気的に接続するように、絶縁基体1を貫通して設けられた貫通導体11とから構成されている。
そして、一方の接続端子7aと他方の接続端子7bとの間には、電気素子、あるいは発光素子を搭載するための搭載部13が形成されている。
また、例えば、本発明の配線基板15は、図1(b)に示すように、絶縁基体5の搭載部13側に、搭載される電気素子、あるいは発光素子を収納するための枠体17が接着層19を介して形成されて構成されている。
そして、本発明においては、絶縁基体5が、熱伝導率30W/m・K以上の第一の絶縁層1と、熱伝導率が30W/m・K未満の第二の絶縁層3とを積層して形成されていることが重要であり、第一の絶縁層1が第二の絶縁層3よりも搭載部13側に形成されていることが重要なのである。
例えば、図1に示す例では、第二の絶縁層3を第一の絶縁層1で挟持しているのであるが、絶縁基体5の積層構造のうち、絶縁基体5の搭載部13側からみて、少なくとも第一の絶縁層1、第二の絶縁層3の順番で積層された積層構造が一部にあればよいのである。
言い換えれば、絶縁基体5が、第一の絶縁層1と第二の絶縁層3との積層体であって、第一の絶縁層1の搭載部13と逆側の主面に第二の絶縁層3が形成された積層構造を有することが重要なのである。
従って、図1において、絶縁基体5を形成する絶縁層のうち、最も下側に形成された第一の絶縁層1bが、第二の絶縁層3で形成されていてもよいのである。この構成を満足する限りにおいて、本発明の配線基板15の層構成は2層あるいは3層に限定されるものではなく、多層に構成されていてもよいことはいうまでもない。
また、本発明によれば、このような配線基板15において、絶縁層1の熱伝導率を30W/m・K以上とし、絶縁層1の基体となる絶縁層1の熱伝導率を30W/m・K未満とすることが重要である。
即ち、配線基板15において、第二の絶縁層3よりも搭載部13側に形成される第一の絶縁層1の熱伝導率を30W/m・K以上とし、第二の絶縁層3の熱伝導率を30W/m・K未満とすることで、絶縁基体5の厚み方向への熱伝達において、あたかも、第一の絶縁層1と第二の絶縁層3との界面に障壁が存在するようになる。
一方、配線基板15の平面方向への熱伝達においてはそのような障壁がないため、特に、高熱伝導の第一の絶縁層1を介して、熱が配線基板15の平面方向へ伝達され易くなり、配線基板15に搭載される電気素子や発光素子が発する熱を効果的に配線基板15の平面方向に伝達することができ、配線基板15において熱の偏在を抑制することができる。そして、このような構造により電気素子の誤作動や発光素子の輝度低下を防ぐことが可能となる。また、配線基板15が速やかに冷却されるため、配線基板15の温度上昇により発生するプリント基板やモールド材との接続界面に生じる熱応力を低減でき、信頼性に優れた配線基板15を実現することができる。この第一の絶縁層1の熱伝導率は、特に、35W/m・K以上とすることが好ましく、さらに、40W/m・K以上がより好ましい。また、熱伝導の障壁として作用する第二の絶縁層3の熱伝導率は3〜25W/m・Kがより好ましい。
そして、例えば、この第一の絶縁層1として、MgOを主結晶相とするMgO質焼結体を用いることで、容易に30W/m・K以上の絶縁層1を形成することができるとともに、安価な原料を使用でき、アルミナと同程度の比較的低温での焼成が可能となり、安価な配線基板15を得ることができる。
なお、MgOを主結晶相とするMgO質焼結体とは、例えば、X線回折によって、MgOのピークが主ピークとして検出されるようなもので、MgOの結晶を体積比率として、50体積%以上含有していることが望ましい。
また、第二の絶縁層3として、アルミナ質焼結体、ムライト質焼結体を用いることで非常に安価で、信頼性の高い第二の絶縁層3を形成できる。また、例えば、第二の絶縁層3としてガラスセラミックスを用いた場合には、外部電極5、接続端子7、内層導体7にCuやAgに代表される低抵抗かつ高熱伝導の金属材料を用いることが可能であるため、導体抵抗に伴う発熱を抑制し、素子より発生した熱に対しても良熱伝導体として作用するために高放熱、高信頼性の配線基板15を得ることができる。
そして、第一の絶縁層1は、例えば、平均粒径0.1〜8μmの純度99%以上のMgO粉末に、平均粒径0.1〜8μmのYやYbなどの希土類元素酸化物、Al、SiO、CaO、SrO、BaO、B、ZrO、MgO群から選ばれる少なくとも1種の焼結助剤を添加した成形体を1000〜1700℃の温度範囲で焼成することによって得られるものである。また、あるいは、MgOを含有するMgAlやMgO・SiO系の複合酸化物を添加してもよい。そして、焼結助剤などのMgO以外の組成物の添加量については、MgOを主結晶とする緻密体を得るために、望ましくは50質量%以下、更に望ましくは、20質量%以下とすることが望ましい。
特に、焼結助剤などのMgO以外の組成物の添加量を10質量%以下とした場合には、得られる第一の絶縁層1の大部分をMgO結晶により形成することができる。また、これらの焼結助剤は、焼成温度を低くするために3質量%以上、さらには5質量%以上添加することが望ましい。
また、第二の絶縁層3をアルミナにより形成する場合には、例えば、主成分となる酸化アルミニウム原料粉末として、平均粒径が0.1〜10μm、さらに0.5〜2.5μm、特に0.5〜2.0μmの粉末を用いることが望ましい。平均粒径を0.5μm以上とすることにより、原料コストを低く出来ると同時に、粉末の凝集力が比較的小さく、取り扱いが容易である。また、平均粒径を2.5μm以下とすることで、絶縁層を十分に焼結させることが出来るためである。
そして、酸化アルミニウム粉末に対して、第二の成分として、MnOを2.0〜10.0質量%、特に3.0〜7.0質量%の割合で添加することが低温焼成の観点から望ましい。また、適宜、第3の成分として、SiO、MgO、CaO、SrOなどの粉末を0.4〜8質量%添加してもよい。
なお、このような酸化物の添加に当たっては、酸化物粉末以外に、焼成によって酸化物を形成し得る炭酸塩、硝酸塩、酢酸塩などとして添加してもよい。
このようなMgOを主成分とする第一の絶縁層1となる組成物、あるいはアルミナ、ムライト、ホウ珪酸ガラスを主成分とする第二の絶縁層3となる組成物に、バインダー、溶剤を添加することで、スラリーを作製し、例えば、ドクターブレード法により、シート状の成形体を作製する。その他、混合粉末に有機バインダーを加え、プレス成形、圧延成形等により所定の厚みのシート状成形体を作製することもできる。
さらに、その表面や、シート状の成形体に設けた貫通孔などに、少なくとも金属粉末を含有する導体ペーストを印刷、充填する。これらの導体ペースト中には、絶縁層との密着性を高めるために、酸化アルミニウム粉末や、絶縁層を形成する酸化物セラミックス成分と同一の組成物粉末を0.05〜2体積%の割合で添加することも可能である。
次に、第一の絶縁層1となるMgOを主成分とするシートと、第二の絶縁層となるアルミナ、ムライト、ホウ珪酸ガラスなどを主成分とするシートより選ばれる1種とを積層し、これらの絶縁層がアルミナ、ムライトの場合には還元雰囲気、ホウ珪酸ガラスを主成分とする絶縁層を形成する場合には不活性雰囲気で焼成することで、熱伝導率が30W/m・K以上の第一の絶縁層1と、熱伝導率が30W/m・K未満の第二の絶縁層3とが積層された絶縁基板5の表面や内部に接続端子7や外部電極端子9や貫通導体11などの配線層が形成された配線基板15を作製することができる。
なお、絶縁層として材質の異なる異種材料を同時焼成する場合には、各々の絶縁層の焼成収縮率を整合させる必要があると同時に、収縮過程の挙動を整合させる必要がある。従って、各々の絶縁層の焼成収縮率を±5%の範囲で一致させると同時に、焼成収縮開始温度並びに焼成収縮終了温度差をそれぞれ100℃の範囲になるように各組成を調整することが望ましい。
特に、第1の絶縁層とガラスセラミックとを同時焼成する場合には、ガラスセラミックの焼成温度を1000℃以上に調整することが好ましい。
また、接続端子7や外部電極端子9などの配線層は、薄膜法により絶縁基板5の表面に形成したり、金属箔を成形体の表面に転写した後に、焼成するなどして形成できることはいうまでもない。
そして、このような絶縁基体1の表面あるいは内部に、接続端子7、外部電極端子9、貫通導体11を形成することで、配線基板15に配線回路を形成することができる。そして、これらの配線回路に用いる導体を、W、Mo、Cu、Agのうち少なくとも1種を主成分として形成することで、配線基板15を構成する第一の絶縁層1、第二の絶縁層3、接続端子7、外部電極端子9、貫通導体11を同時焼成して形成することが可能となり、安価な配線基板15を得ることができる。
次に、接続端子7の表面状態を整えるため(表面の異物付着、酸化膜の除去)、60℃のNaOH溶液(pH14)で2分浸漬、25℃のHCl溶液(pH1)1分浸漬の表面処理を行い、その後に導体層上にNi、AuおよびAgめっきを順次施した。
また、絶縁基板5の搭載部13側の主面5aの全反射率を80%以上とすることにより、搭載部13に発光素子を搭載した場合には、発光素子の放射する光が絶縁基板5の搭載部13側の主面5aにより反射されるため、放射光が絶縁基板5に吸収されたり、あるいは絶縁基板5を透過することがないため、発光素子が直接、放射する光のみならず、絶縁基板5の主面5aに反射した光までも、所定の方向に誘導することができるため、より強い光を対象に供給することが可能となり、発光効率を格段に高くすることができる。なお、配線基板15の素子搭載部側の主面1aの全反射率は、特に、85%以上、さらに90%以上とすることが望ましい。
また、同様に枠体17についても、発光素子の放射光を受ける内壁面13aの全反射率が80%以上であることが望ましい。特に、85%以上、さらに90%以上とすることが望ましい。
なお、搭載部13に発光素子を搭載しない場合、あるいは、絶縁基体5並びに枠体17に高反射の機能が求められない場合には、絶縁基体5の搭載部13側の主面5a並びに枠体17の全反射率が80%未満であっても、一向にかまわない。
この枠体17の熱伝導率を30W/m・K以上とすることで、絶縁基体5に加えて、枠体17からも熱を良好に放射することができるため、配線基板15としての放熱性が格段に向上する。
そして、枠体17においても、第一の絶縁層1の場合と同様に、熱伝導率は、特に、35W/m・K以上とすることが好ましく、さらに、40W/m・K以上とすることがより好ましい。
そして、このような特性を有する枠体17を、セラミックスにより形成することで、例えば、絶縁基体5もセラミックスにより形成される場合には、絶縁基体5と枠体17とを同時焼成することができ、工程が簡略化されるため、安価な配線基板15を容易に作製することができる。また、セラミックスは耐熱性、耐湿性に優れているため、長期間の使用や、悪条件での使用にも、優れた耐久性を有する配線基板15となる。
また、安価で、加工性に優れた金属により枠体17を形成する場合には、複雑な形状の枠体17であっても、容易に安価に製造することができ、安価な配線基板15を供給することができる。この金属製の枠体17は、例えば、AlやFe−Ni−Co合金等などにより好適に形成することができる。また、枠体17の表面や配線層7、9には、Al、Ag、Ni、Auなどからなるめっき層(図示せず)を形成してもよい。
なお、このように枠体17を金属により形成する場合には、予め、絶縁基体5の搭載部13側の主面5aに金属層19を形成し、この金属層19と枠体17とを、例えば、共晶Ag−Cuろう材等からなるろう材(図示せず)を介して、ろう付けすることができる。
そして、以上説明した本発明の配線基板15に、例えば、図2(a)に示すように電気素子21として、半導体素子21やフィルター21などを搭載し、ボンディングワイヤ23により電気素子21に給電することにより、電気素子21を機能させることができ、電気素子21からの発熱を速やかに放出するためことができるため、放熱性に優れ、熱の偏在が抑制された電気装置27となる。そして、このような電気装置27においては、ヒートシンク等の放熱部材が不要となり、実装される電気機器の小型化に寄与できる。
なお、ヒートシンクを設けることで、更に放熱性が向上することはもちろんであり、例えば、ヒートシンクのような冷却装置を設けることを排除するものではない。
また、配線基板15に形成された搭載部13に、例えば発光素子29として、LEDチップ29などを搭載し、ボンディングワイヤ23により、LEDチップ29と接続端子7と電気的に接続して、給電することにより、発光素子29の放射する光を絶縁基体5や枠体17に反射させ、所定の方向へと誘導することができるため、高効率で熱の偏在が抑制された発光装置31となる。また、配線基板15並びに枠体17の熱伝導率が高いため、発光素子29からの発熱を速やかに放出することができ、発熱による輝度低下を抑制できる。
また、図2(b)に示すように、電気素子21、発光素子29を搭載した側の配線基板15の主面5aに、枠体17を搭載した電気装置27、発光装置31では、枠体17の内側に電気素子21、発光素子29を収納することで、容易に電気素子21、発光素子29を保護することができる。
なお、図2(a)、(b)に示した例では、電気素子21、発光素子29は、接着剤33により配線基板15に固定され、電力の供給はワイヤボンド23によりなされているが、配線基板15との接続形態は、フリップチップ接続であってもよいことはいうまでもない。
また、図2(a)、(b)の例では、電気素子21、発光素子29は、モールド材35により被覆されているが、モールド材35を用いずに、蓋体(図示せず)を用いて封止してもよく、また、モールド材35と蓋体とを併用してもよい。蓋体を用いる場合であって、発光素子29を用いる場合には蓋体はガラスなどの透光性の素材を用いることが望ましい。
なお、発光素子29を搭載する場合には、必要に応じて、このモールド材35に発光素子29が放射する光を波長変換するための蛍光体(図示せず)を添加してもよい。
また、以上説明した例では、貫通導体11を設けた例について説明したが、貫通導体11を設けない場合であってもよいことは勿論である。
純度99%以上、平均粒径が1.0μmのMgO粉末、純度99%以上、平均粒子径1.0μmのY粉末、純度99%以上、平均粒径1.5μmのAl粉末、純度99%以上、平均粒径3.2μm、SiO−Al−MgO−ZnO−Bの結晶性ガラス粉末を表1に示す割合で混合し、成形用バインダーとしてアクリル系有機樹脂と、トルエンを溶媒として混合し、スラリーを調整し、しかる後に、ドクターブレード法にて、焼成することで第一の絶縁層となる7種類の第一のグリーンシートを作製した。
また、平均粒径1.5μmのAl、純度99%以上、平均粒径3μmのSiO、純度99%以上、平均粒径4.5μm、純度99%以上のMn、平均粒径2.5μmのCaCO粉末、平均粒径2.0μmのムライト、純度99%、平均粒径3.2μm、SiO−Al−MgO−ZnO−Bの結晶性ガラス粉末を表2に示す割合で混合し、第一のグリーンシートと同様の工程で、第二の絶縁層となる6種類の第二のグリーンシートを作製した。
また、平均粒子径2.0μmのW、Mo、Cu、Ag粉末を用いて、表3に示す割合で金属粉末を混合し、アクリル系バインダとアセトンとを溶媒として混合し、4種類の導体ペーストを調製した。
そして、この第一のグリーンシート並びに第二のグリーンシートに対して、打ち抜き加工を施し、直径が100μmのビアホールを形成し、このビアホール内に、表3に示す導体ペーストをスクリーン印刷法によって充填するとともに、グリーンシートの表面に配線パターン状に印刷塗布した。
このようにして作製した第一のグリーンシートと、第二のグリーンシートとを組み合わせ、位置合わせし、積層圧着し、外形10mm×10mm×厚み0.6mmの積層体を作製した。
そして、表3に示す、主成分の金属材料としてCuの低融点金属粉末のみを用いた導体組成Qを適用する試料については露点+50℃の湿潤窒素雰囲気にて脱脂を行ったのち、引き続き1050℃〜1100℃の最高温度で2時間焼成した。
また、金属材料にMoの高融点金属のみを用いた導体組成N、或いは、低融点の金属粉末と高融点の金属粉末を用いた導体組成O、Pに関しては露点+25℃の窒素水素混合雰囲気にて脱脂を行った後、引き続き、露点+25℃の窒素水素混合雰囲気にて1200〜1600℃の最高温度で2時間焼成した。そして、絶縁基体の一方の主面に接続端子を形成し、他方の主面に外部電極端子を形成し、両者を貫通導体で接続した配線基板を作製した。その後、接続端子並びに外部電極端子の表面にNi、AuおよびAgめっきを順次施した。なお、MgOの耐薬品性がAlなどと比較すると低いため、めっき処理液の濃度を薄くし、めっき処理温度を低くして、配線基板の表面状態が劣化しないようにして、本発明の配線基板のめっき処理を行った。
なお、この試験では絶縁層を3層積層し、表4に示す組み合わせとなるようにして評価を行った。また、焼成後の各絶縁層は表4に示す厚みとなるようにグリーンシートを作製した。
以上の工程により、表1〜3に示すような組成をもつ絶縁層並びに導体層を構成した。
Figure 2006066631
Figure 2006066631
Figure 2006066631
さらに、一部の配線基板の搭載部が形成された側には、10mm×10mm×2mmの外形寸法を有し、配線基板と接する側の内径が4mm、逆側の内径が8mmのテーパー状の貫通穴を有する第一の絶縁層と同様の材質からなる枠体あるいは金属製の枠体を形成した。
なお、枠体を第一の絶縁層と同じ材質で形成した配線基板については、配線基板と枠体とをグリーンシートにて一体物として形成し、同時焼成を行って作製した。また、金属製の枠体としては、熱膨張係数が23×10−6/℃、熱伝導率が238W/m・KのAl製金属枠体と、熱膨張係数が6×10−6/℃、熱伝導率が17W/m・KのFe−Ni−Co合金製金属枠体とを用いた。また、金属製の枠体を設けた配線基板については、接続端子並びに外部電極端子を形成する導体ペーストを用いて、絶縁基体の搭載部側の枠体が搭載される部分に金属層を形成したのち、共晶Ag−Cuのロウ材を用いて、850℃の条件で、枠体を絶縁基体に接合して作製した。
これらの配線基板に接着剤としてエポキシ樹脂を用いて出力1.5Wの発光素子であるLEDチップを搭載部に実装し、ボンディングワイヤによりLEDチップと接続端子とを結線し、さらに、LEDチップと接続端子とを熱膨張係数が40×10−6/℃のエポキシ樹脂からなるモールド材で覆い、発光装置を得た。
得られた発光装置を有機基板に半田にて実装し、−55℃〜125℃の温度サイクル試験を1000サイクル行い、試験後、装置と有機基板接着界面の剥離状況を確認した。
また、発光装置に0.4Aの電流を通電し、1時間後に全放射束測定を行った。
なお、電気素子については、発光素子も電気素子と同様に発熱することから、発光装置の試験結果をもって、代用した。
また、各々の絶縁層の熱伝導率はレーザーフラッシュ法により測定した。
また、配線基板並びに枠体の内壁面の反射率は、分光側色計により、以下の測定機器および条件にて測定した。
<測定機器> ミノルタ製CM−3700d
<基準光源> D65
<波長> 360、400、740nm
<視野> 10°
<測定反射率> 全反射率
金属製枠体付きは、実施例21の形態にAl並びにFe−Ni−Co合金を上述の方法にて接合した。
以上の工程により作製した配線基板の特性と、試験結果を表4に示す。
Figure 2006066631
表4に示すように、30W/m・K未満の熱伝導率を有する絶縁層の搭載部側に30W/m・K以上の熱伝導率を有する絶縁層が形成されていない本発明の範囲外の試料No.11、12、13、15は、配線基板の素子搭載側とは逆の主面を基準にした場合に、素子搭載部側に高熱伝導層となる第一の絶縁層が配置されていないために、発光装置に通電した際に発生するLEDチップからの熱を十分に放散することができず、LEDチップが所定の温度を超えてしまい、LEDチップの発光効率が低下してしまい、十分な発光強度が得られなかった。また、第一の絶縁層の反射率が小さいため発光素子を搭載した発光装置において全反射率が80mW以下と小さくなった。
また、装置を繰り返し作動させた際に、配線基板が高温になるため半田などにより接続される有機基板との電極剥離が見られ、十分な接続信頼性が得られなかった。
一方、本発明の試料No.1〜10、14、16〜23では、LEDチップの過剰な加熱も発生せず、高い発光効率を実現することができた。また、配線基板と有機基板との間の接続信頼性も十分なものであった。
特に、枠体を形成した試料No.1〜10、14、16〜20、22、23では、枠体を設けなかった場合に比べ、光特性が、さらに向上した。
(a)は、本発明の配線基板の断面図であり、(b)は、枠体を設けた本発明の配線基板の断面図である。 (a)は、本発明の電気装置、発光装置の断面図であり、(b)は、枠体を設けた本発明の電気装置、発光装置の断面図である。
符号の説明
1・・・第一の絶縁層
3・・・第二の絶縁層
5・・・絶縁基板
7・・・配線層、接続端子
9・・・・・配線層、外部電極端子
11・・・・・貫通導体
13・・・・・搭載部
15・・・・・配線基板
17・・・・・枠体
19・・・・・枠体の接合層
21・・・・・電気素子
23・・・・・接続用ワイヤー
27・・・・・電気装置
29・・・・・発光素子
31・・・・・発光装置
29・・・・・素子接合材
35・・・・・モールド材

Claims (16)

  1. 少なくとも、熱伝導率が30W/m・K以上の第一の絶縁層と、熱伝導率が30W/m・K未満の第二の絶縁層とを積層してなる絶縁基板と、該絶縁基板の表面または内部のうち、少なくとも一方に形成された配線層と、前記絶縁基板の一方の主面に形成された電気素子または発光素子のうち少なくとも一方を搭載する搭載部と、を具備してなるとともに、前記第一の配線層が、前記第二の絶縁層よりも搭載部側に形成されたことを特徴とする配線基板。
  2. 前記第一の絶縁層が、前記配線基板の少なくとも一方の主面に露出してなることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記第一の絶縁層が、前記配線基板の搭載部側の主面に露出してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の配線基板。
  4. 前記第一の絶縁層の厚みが、25μm以上であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載の配線基板。
  5. 前記第一の絶縁層が、MgOを主結晶相とするMgO質焼結体からなることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれかに記載の配線基板。
  6. 前記第二の絶縁層が、アルミナ質焼結体、ムライト質焼結体、ガラスセラミックスからなる群のうちいずれかであることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれかに記載の配線基板。
  7. 前記導体層がW、Mo、Cu、Agのうち少なくとも1種を主成分とすることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれかに記載の配線基板。
  8. 前記配線基板の搭載部側の絶縁基体の全反射率が80%以上であることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれかに記載の配線基板。
  9. 前記配線基板の搭載部が形成された側の主面に、発光素子を収容するための枠体が形成されてなることを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれかに記載の配線基板。
  10. 前記枠体の熱伝導率が、30W/m・K以上であることを特徴とする請求項9に記載の配線基板。
  11. 前記枠体の内壁面の全反射率が、80%以上であることを特徴とする請求項9又は10に記載の配線基板。
  12. 前記枠体が、セラミックスからなることを特徴とする請求項9乃至11のうちいずれかに記載の配線基板。
  13. 前記枠体が、MgOを主結晶相とするMgO質焼結体からなることを特徴とする請求項12に記載の配線基板。
  14. 前記枠体が、金属からなることを特徴とする請求項9乃至11のうちいずれかに記載の配線基板。
  15. 請求項1乃至14のうちいずれかに記載の配線基板に電気素子を搭載してなることを特徴とする電気装置。
  16. 請求項1乃至14のうちいずれかに記載の配線基板に発光素子を搭載してなることを特徴とする発光装置。

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