JP4804109B2 - 発光素子用配線基板および発光装置並びに発光素子用配線基板の製造方法 - Google Patents

発光素子用配線基板および発光装置並びに発光素子用配線基板の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4804109B2
JP4804109B2 JP2005312587A JP2005312587A JP4804109B2 JP 4804109 B2 JP4804109 B2 JP 4804109B2 JP 2005312587 A JP2005312587 A JP 2005312587A JP 2005312587 A JP2005312587 A JP 2005312587A JP 4804109 B2 JP4804109 B2 JP 4804109B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
metal
emitting element
wiring board
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005312587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007123482A (ja
Inventor
健一 米山
智英 長谷川
康博 佐々木
美奈子 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2005312587A priority Critical patent/JP4804109B2/ja
Publication of JP2007123482A publication Critical patent/JP2007123482A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4804109B2 publication Critical patent/JP4804109B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48225Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • H01L2224/48227Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors

Landscapes

  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Description

本発明は、例えば、発光ダイオード等の発光素子を搭載するための発光素子用配線基板および発光装置並びに発光素子用配線基板の製造方法に関する。
従来、LEDを用いた発光装置は、非常に発光効率が高く、しかも、白熱電球などと比較すると発光に伴い発生する熱量が小さいために様々な用途に用いられてきた。しかしながら、白熱電球や蛍光灯などと比較すると発光量が小さいために、照明用ではなく、表示用の光源として用いられ、通電量も30mA程度と非常に小さいものであった。(特許文献1参照)。
そして、近年では、発光素子を用いた発光装置の高輝度、白色化に伴い、携帯電話や大型液晶TV等のバックライトに発光装置が多く用いられてきている。しかしながら、発光素子の高輝度化に伴い、発光装置から発生する熱も増加しており、発光素子の輝度の低下をなくす為には、このような熱を素子より速やかに放散する高い熱放散性を有する発光素子用配線基板が必要となっている(特許文献2、3参照)。
そして、発光素子用配線基板の放熱性を改善する手段として、発光素子用配線基板に放熱穴を形成するとともに、発光素子が形成される側の放熱穴を覆う補助セラミックシートを設け、この補助セラミックシートに発光素子を搭載することが提案されている。また、この手法では、放熱穴に金属ペーストを充填することも提案されている(特許文献4参照)。
また、本出願人らは、更なる放熱性を改善するために、焼成を施し、発光素子の下部に有機物を含有しない貫通金属体を設けた発光素子用配線基板を提案している(特許文献5参照)。
特開2002−124790号公報 特開平11−112025号公報 特開2003−347600号公報 特許3469890号公報 特願2004−340339号
しかしながら、特許文献4に記載の方法では、放熱穴を形成した場合においても放熱穴の内部は熱伝導性の悪い空気が存在するのみで、放熱性を格段に向上させることは望めない。また、放熱穴に金属ペーストを充填した場合であっても金属ペーストには金属成分の他に熱伝導率の低い樹脂などを含有するため、放熱性の大幅な向上は期待できない。
これに対して、特許文献5に記載の方法では、発光素子用配線基板の放熱性を向上させることはできるものの、貫通金属体の断面積を大きくし、この貫通金属体の表面を覆うように被覆金属層を形成した場合、前記被覆金属層のうち、貫通金属体の中心部を覆う部分が他の部分よりも緻密になりにくく、視覚的には変色を呈し、外観不良となるという問題があった。また、この部分は熱伝導率が低下したり、めっき性が著しく低下するという問題があった。
従って本発明は、熱放散性良好で且つ、外観不良のない信頼性に優れた発光素子用配線基板ならびに発光装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の発光素子用配線基板は、セラミックスからなる絶縁基体と、絶縁基体を貫通して設けられ、絶縁基よりも高い熱伝導率を有し、金属を主成分とする貫通金属体と、該貫通金属体および該貫通金属体と前記絶縁基との境界を被覆するように形成され、金属を主成分とする被覆金属層と、前記貫通金属体の表面と前記被覆金属層との間に、前記貫通金属体の表面を完全に覆うように配設され、セラミックスを主成分とする中間層と、を具備し、前記被覆金属層が発光素子を搭載する搭載部であることを特徴とする。
また、本発明の発光素子用配線基板は、前記中間層が、アルミナ、ジルコニア、マグネシア、三酸化二マンガン、カルシアおよびシリカから選ばれる材料を含有してなることが望ましい。
また、本発明の発光素子用配線基板は、前記被覆金属層と前記中間層とが、前記絶縁基体の両主面に形成されていることが望ましい。
また、本発明の発光素子用配線基板は、前記貫通金属体の貫通方向に直交する断面積が、前記発光素子用配線基板に搭載される発光素子の搭載面積よりも大きことが望ましい。
また、本発明の発光素子用配線基板は、前記貫通金属体が、タングステン、モリブデン、銅および銀のうち少なくとも1種を主成分とすることが望ましい。
また、本発明の発光素子用配線基板は、前記貫通金属体が、セラミックスを含有することが望ましい。
また、本発明の発光素子用配線基板は、前記発光素子用配線基板の前記搭載部が形成された側の主面に、前記発光素子を収容するための枠体が形成されてなることが望ましい。
本発明の発光装置は、以上説明した発光素子用配線基板の搭載部に前記発光素子を搭載してなることを特徴とする。
本発明の発光素子用配線基板の製造方法は、セラミックグリーンシート略同一厚みの金属シートを、前記セラミックグリーンシートに形成した貫通孔に埋め込んで複合成形体を作製する工程と、複合成形体の前記金属シートの表面を完全に覆うように中間層となるセラミック層を形成する工程と、前記セラミック層を覆うように被覆金属層となる金属ペースト層を形成する工程と、前記セラミック層および前記金属ペースト層を備えた前記複合成形体を焼成する工程と、を具備することを特徴とする。
本発明の発光素子用配線基板は、絶縁基体をセラミックスとすることで、樹脂モールド基板より高い熱伝導率を有し、且つ長期間にわたって光源によって分子構造が変化することがないため、色調変化(黒色化など)や、特性の劣化がほとんど起こらず、高い信頼性を有している。しかも、絶縁基体よりも、さらに高い熱伝導率を有する貫通金属体を、絶縁基体を貫通して設けることで、発光素子から発生する熱を更に速やかに発光素子用配線基板外へ放散することができるため、発光素子が過剰に加熱されることを防止できるため、輝度低下を防ぐ、あるいは、また、さらに高輝度にすることが可能となる。
また、被覆金属層で、貫通金属体および貫通金属体と絶縁基との境界を被覆することで、貫通金属体と絶縁基との境界でクラックが発生することを抑制することができるとともに、発光素子用配線基板の放熱性を高め、搭載部の平坦性を向上させることができる。
しかも、貫通金属体の表面を完全に覆うように、セラミックスを主体とする中間層を配設することにより、貫通金属体の焼結時に、中間層からセラミックス焼結助剤成分が拡散し、被覆金属層からのセラミックス焼結助剤成分の特に焼結しにくい貫通金属体への流出を抑制することができるため、被覆金属層の緻密化を促進することができ、視覚的には変色を防止でき、外観不良を解消することができる。そのため、被覆金属層のうち、貫通金属体を覆う部分において熱伝導率の低下を抑制でき、めっき性の著しい低下を抑制することができる。
また、中間層を貫通金属体の表面を完全に覆うように形成することにより、発光素子の搭載部の平坦性が維持しやすく、発光素子を安定して搭載することができる。
特に、中間層に、アルミナ、ジルコニア、マグネシア、三酸化二マンガン、カルシアおよびシリカから選ばれる材料を用いることにより、安価に製造することができる。
また、被覆層と中間層とを発光素子用配線基板の両主面に設けた場合には、さらに発光素子用配線基板の放熱性を向上させることができるとともに、発光素子用配線基板の両主面の外観不良の発生を抑制することができる。
また、貫通金属体の断面積を、発光素子用配線基板に搭載される発光素子の搭載面積よりも大きくすることにより、高熱伝導な部分が増大し、発光素子から発生する熱を速やかに放散することができる。
また、タングステン、モリブデン、銅および銀のうち少なくとも1種を主成分として貫通金属体を形成することで、絶縁基体との同時焼成による表面および内部配線形成が可能となり、且つ熱放散性に優れた安価な発光素子用配線基板を得ることができる。
また、貫通金属体をセラミック材料を含有する複合体とすることにより、貫通金属体に所望の特性を制御することが容易となり、例えば、金属体との熱膨張係数を近づけた場合には、熱膨張のミスマッチによる金属体―発光素子用配線基板間でのクラック発生を抑制でき、且つセラミック材料が絶縁基体との接着強度を高めることができる。また、貫通金属体と絶縁基体とを同時焼成することが可能となり、工程を簡略化することもできる。
また、発光素子用配線基板の搭載部の主面に、発光素子を収納するための枠体を設けることで、発光素子を保護できるとともに、発光素子の周辺に蛍光体などを容易に配置することができる。
また、枠体により発光素子の発する光を反射させて所定の方向に誘導することもできる。
以上説明した本発明の発光素子用配線基板に発光素子を搭載した本発明の発光装置によれば、熱放散性良好で且つ、外観不良のない信頼性に優れた発光装置となる。
また、本発明の発光素子用配線基板の製造方法によれば、以上説明した発光素子用配線基板を容易に作製することができる。
本発明の発光素子用配線基板1は、例えば、図1に示すように、セラミックスにより形成された絶縁基体3と、絶縁基体3の一方の主面3aに形成された発光素子との接続端子5、絶縁基体3の他方の主面3bに形成された外部電極端子7、及び接続端子5と外部電極端子7とを電気的に接続するように、絶縁基体3を貫通して設けられた貫通導体9と、絶縁基体3を貫通して設けられた絶縁基体3よりも熱伝導率が高く、金属を主成分とする貫通金属体11と、この貫通金属体11および貫通金属体11と絶縁基体3との境界を覆うように形成された金属を主成分とする被覆金属層13と、貫通金属体11と被覆金属層13との間に貫通金属体11の表面を完全に覆うように配設されたセラミックスを主成分とする中間層15とを備えたものである。
そして、絶縁基体3の一方の主面3aに形成された被覆金属層13は、発光素子を搭載する搭載部17となる。
本発明の発光素子用配線基板1においては、貫通金属体11と被覆金属層13との間にセラミックスを主成分とする中間層15を配設することが重要である。
すなわち、金属を主成分とする貫通金属体11並びに金属を主成分とする被覆金属13を設けた発光素子用配線基板1は、放熱性に優れた発光素子用配線基板1となり、しかも、被覆金属13が貫通金属体11と絶縁基体3との境界を越えて形成されているため、この境界においてクラックが発生することを抑制することができることから、信頼性に優れた発光素子用配線基板1となる。
ところが、本発明のように中間層15を設けない場合には、貫通金属体11の断面積が大きくなるにつれ、金属被覆層13のうち、貫通金属体11と接触している部分と、絶縁基体3と接触している部分とで焼結性の差が大きくなり、絶縁基体3との距離が大きい金属被覆層13の中心部において、緻密化不足となる問題がある。
本発明によれば、金属被覆層13の全ての領域で、絶縁基体3あるいは中間層15との距離を小さくすることができるため、金属被覆層13の全ての領域で、焼結性をほぼ同等にすることができるため、中間層15を設けることで金属被覆層13の中心部の緻密化不足という問題を解決することができる。その結果、視覚的には金属被覆層13の変色を防止でき、外観不良を解消することができる。そのため、被覆金属層13のうち、貫通金属体11の中心部を覆う部分において熱伝導率が低下することを抑制できるとともに、めっき性の著しい低下を抑制することができるのである。
そのため、従来、被覆金属層13を用いた発光素子用配線基板1では断面積の大きな貫通金属体11を形成することが困難であったのに対して、本発明では断面積の大きな貫通金属体11を容易に形成することができる。
これにより、搭載される発光素子よりも大きな断面積を有する貫通金属体11であっても、容易に作製することができ、格段に放熱性に優れた発光素子用配線基板1を安価に提供することができる。
また、貫通金属体11の貫通方向に直交する面の最小断面積を発光素子用配線基板1に搭載される発光素子の搭載面積よりも大きな断面積を有するものとすることが望ましい。
貫通金属体11の断面積を大きくすることにより、放熱部分が増加し、更に発光素子から発生する熱を速やかに放散することができる。特に、断面積は1.1倍以上が良く、更に好適には1.2倍以上とすることが望ましい。
なお、絶縁基体3あるいは中間層15と、被覆金属層13との距離が被覆金属層13の焼結性に影響を及ぼす理由は、焼結時に、絶縁基体3あるいは中間層15に含まれるセラミックス成分が、被覆金属層13に拡散し、あたかも焼結助剤のように機能するためと考えられる。
また、例えば、図1に示すように、本発明の発光素子用配線基板1においては、被覆金属層13の焼結性をさらに均一に近づけるため、中間層15で貫通金属体11の表面を完全に覆うことが必要である。また、発光素子を搭載する搭載部17の平滑性を保つためにも、貫通金属体11の表面を完全に覆うように形成することが必要である
また、例えば、本発明の発光素子用配線基板1は、図2に示すように、セラミックスにより形成された絶縁基体3を複数積層して形成してもよく、その際、異なる大きさの貫通金属体11を複数積層することで貫通金属体11の断面形状を階段状に形成することもできる。
また、例えば、搭載部17側に、搭載される発光素子(図示せず)から発せられる光を所定の方向に反射、誘導するための枠体19を配設することが望ましい。この枠体19は、金属や樹脂などからなる接着層21によって絶縁基体3に接続されている。また、あるいは、枠体19は、絶縁基体3と一体化して形成されていてもよい。
本発明において、中間層15は、セラミックスを主成分とするものであり、安価に製造できる点から、アルミナ、ジルコニア、マグネシア、三酸化二マンガン、カルシアおよびシリカから選ばれる材料を好適に使用できる。
また、中間層15のセラミック成分が被覆金属層13や貫通金属体11に拡散する可能性を考えれば、中間層15を絶縁基体と同じ組成とすることが望ましい。
また、この中間層15の厚みは、中間層15形成の際に欠けがあったとしても中間層15の機能を発現させるために5μm以上とすることが望ましい。また、あまり厚くすると熱放散性が低下するおそれがあるため40μm以下とすることが望ましい。
また、貫通金属体11を、タングステン、モリブデン、銅および銀のうち少なくとも1種を主成分として形成することで、絶縁基体3と同時焼成して、接続端子5、外部電極端子7、貫通導体9、貫通金属体11を形成することが可能となり、安価な発光素子用配線基板1を迅速に作製することができる。
なお、貫通金属体11には、上記の金属に加えて、貫通金属体11の熱膨張係数、焼結挙動を制御するために無機粉末を含有させることもできる。その含有量は、0〜5質量%の割合が望ましく、高熱伝導率を得るためには、0〜4質量%がより望ましく、好適には0〜3質量%が良い。
貫通金属体11の熱膨張係数を制御する上では、貫通金属体11の熱膨張係数を絶縁基体3の熱膨張係数に近くすることが望ましく、両者の熱膨張ミスマッチを防ぐことで、さらに、高信頼性の発光素子用配線基板1とすることができる。特に、絶縁基体3と貫通金属体11との熱膨張係数差は4.0×10−6/℃以下が良く、更に好適には2.0×10−6/℃以下が良く、最も好適には1.0×10−6/℃以下が良い。
また、被覆金属体13としては、W、Mo、Cu、Agのうち少なくとも1種を主成分として形成することができ、絶縁基体3と同時焼成して、接続端子5、外部電極端子7、貫通導体9、貫通金属体11を形成することが可能となり、安価な発光素子用配線基板1を迅速に作製することができる。
なお、被覆金属体13には、上記の金属に加えて、貫通金属体11の熱膨張係数、焼結挙動を制御するために無機粉末を含有させることもできる。その含有量は、0〜5質量%の割合が望ましく、高熱伝導率を得るためには、0〜4質量%がより望ましく、好適には0〜3質量%が良い。
また、絶縁基体3に用いるセラミックスとして、Al3、MgO、AlNやSiなどを主結晶とする焼結体を用いても良い。
特に、この絶縁基体3として、Alを主結晶相とするAl質焼結体を用いた場合には、安価な原料を使用でき、安価な発光素子用配線基板1を得ることができる。
なお、Alを主結晶相とするAl質焼結体とは、例えば、X線回折によって、Alのピークが主ピークとして検出されるようなもので、Alの結晶を体積比率として、50体積%以上含有していることが望ましい。
また、このような焼結体は、例えば、平均粒径1.0〜2.0μmの純度99%以上のAl粉末に、平均粒径1.0〜2.0μmのMn、SiO、MgO、SrO、CaOの群から選ばれる少なくとも1種の焼結助剤を添加した成形体を1300〜1500℃の温度範囲で焼成することによって得られるものである。
そして、焼結助剤などのAl以外の組成物の添加量については、Alを主結晶とする緻密体を得るために、望ましくは15質量%以下、更に望ましくは、10質量%以下とすることが望ましい。特に、焼結助剤などのAl以外の組成物の添加量を15質量%以下とした場合には、得られる絶縁基体3の大部分をAl結晶により形成することができる。また、これらの焼結助剤は、焼成温度を低くするために5質量%以上、さらには7質量%以上添加することが望ましい。
このようなAl等のセラミックスを主成分とする組成物に、さらに、バインダー、溶剤を添加して、スラリーを作製し、例えば、ドクターブレード法により、シート状の成形体を作製し、さらに、その表面や、シート状の成形体に設けた貫通孔などに、少なくとも金属粉末を含有する導体ペーストを印刷、充填したのち、このシートを積層し、酸化雰囲気、還元雰囲気、あるいは不活性雰囲気で焼成することで、表面や内部に接続端子5や外部電極端子7や貫通導体9などの配線層が形成された発光素子用配線基板1を作製することができる。また、配線層は、薄膜法により絶縁基体3の表面に形成したり、金属箔を成形体の表面に転写するなどして形成できることはいうまでもない。
そして、このような絶縁基体3a、3bの表面あるいは内部に、接続端子5、外部電極端子7、貫通導体9、貫通金属体11を形成することで、発光素子用配線基板1に配線回路を形成することができる。
かかる貫通金属体11は、実質的に同一厚みのセラミックグリーンシートと、金属材料または、金属材料とセラミック材料からなる金属シートを作製する工程と、セラミックグリーンシートの所定箇所に貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔を形成したセラミックグリーンシートに金属シートを積層する工程と、セラミックグリーンシートにおける貫通孔形成部分を金属シート側から押圧することによって、金属シートの一部を前記貫通孔内に埋め込み、セラミックグリーンシートと金属シートとを一体化した成形体を焼成することで形成できる。
なお、この金属シートは、例えば、金属粉末に、必要に応じて樹脂、溶剤やセラミック粉末などを添加したスラリーをドクターブレード法などにより成形することで容易に作製することができる。
例えば、先ず、図3(a)に示すように、貫通穴51が形成された下金型53にセラミックグリーンシート55を載置して、図3(b)に示すように、上金型57によりセラミックグリーンシート55に貫通孔59を形成した後、上金型57と不要なセラミックグリーンシート55bを除去する。
次に、図3(c)に示すように、貫通孔59が形成されたセラミックグリーンシート55aの上に、セラミックグリーンシート55aと略同じ厚みの予め作製しておいた金属シート61を載置する。
次に、上金型57により、貫通孔59と重なる部分の金属シート61aを、図3(d)に示すように、貫通孔59内に押し込み、図4(e)に示すように、上金型57と不要な金属シート61bとを除去することで、図4(f)に示すようなセラミックグリーンシート55aと金属シート61aとが一体した複合シート63を得ることができる。
次に、この複合シート63に対して、図4(g)に示すように、セラミックス粉末と樹脂とを含有するペーストを印刷して、焼成後に中間層15となるセラミック層65を形成する。
次に、この複合シート63に対して、図4(h)に示すように、金属粉末と樹脂とを含有する導電ペーストを印刷して、焼成後に被覆金属層13となる金属ペースト層66を形成する。
次に、このようにして作製したセラミック層65と金属ペースト層66とを備えた複合シート63を、図5(i)に示すように積層して、作製した成形体を焼成することで図1に示すような発光素子用配線基板1を容易に作製することができる。
また、金属シート61aをセラミックグリーンシート55に押し込むにあたり、貫通孔59を形成する工程と、金属シート61aをセラミックグリーンシート55に押し込む工程とを同時に行っても良い。
また、図3〜5では、貫通導体9については触れていないが、必要に応じ、貫通導体9を形成するための貫通孔を設け、導体ペーストをこの貫通孔に充填して、積層体を形成した後、焼成することで貫通導体9を形成することができるのはいうまでもない。
そして、これらの配線回路に用いる導体および貫通金属体11を、タングステン、モリブデン、銅および銀のうち少なくとも1種を主成分として形成することで、絶縁基体3と同時焼成して、接続端子5、外部電極端子7、貫通導体9、貫通金属体11を形成することが可能となり、安価な発光素子用配線基板1を得ることができる。
また、接続端子5および貫通金属体11の表面にAlやAgめっきを施すことにより、反射率を向上させることができる。
また、枠体19を、セラミックスにより形成することで、絶縁基体3と枠体19とを同時焼成することができ、工程が簡略化されるため、安価な発光素子用配線基板1を容易に作製することができる。また、セラミックスは耐熱性、耐湿性に優れているため、長期間の使用や、悪条件での使用にも、優れた耐久性を有する発光素子用配線基板1となる。
また、安価で、加工性に優れた金属により枠体19を形成することで、複雑な形状の枠体19であっても、容易に安価に製造することができ、安価な発光素子用配線基板1を供給することができる。この金属製の枠体19は、例えば、AlやFe−Ni−Co合金等などにより好適に形成することができる。また、枠体19の表面には、Ni、Au、Agなどからなるめっき層(図示せず)を形成してもよい。
なお、このように枠体19を金属により形成する場合には、予め、絶縁基体3の主面3aに金属パターン(図示せず)を形成し、この金属パターンと枠体19とを、例えば、共晶Ag−Cuろう材等からなるろう材21を介して、ろう付けすることができる。
そして、以上説明した本発明の発光素子用配線基板1の搭載部17に、例えば、図6(a)に示すように発光素子23として、LEDチップ23などを搭載し、ボンディングワイヤ25により発光素子23に給電することにより、発光素子23を機能させることができ、発光素子23からの発熱を貫通金属体から速やかに放出するためことができるため、ヒートシンク等の放熱部材が不要となり、実装される電気機器の小型化に寄与できる。また、発光素子23は、モールド材27により被覆することもできる。また、熱膨張係数をプリント基板に近いものとすることにより、プリント基板やモールド材27との熱膨張係数のミスマッチを抑制できるため、接合信頼性の高い発光装置29ができる。
特に、搭載部17となる部分の被覆金属層13が緻密に形成されているため、発光素子23からの熱を貫通導体11に速やかに伝達することができる。
この発光素子用配線基板1と発光素子23との接続には、金属や樹脂からなる接続層31が用いられる。特に、発光素子23の熱を貫通金属体11に効率よく伝達するという観点から、接続層31として半田、インジウム、AuSn合金などの金属を用いることが望ましい。
なお、本発明においてもヒートシンクを設けることで、更に放熱性が向上することはもちろんであり、例えば、ヒートシンクのような冷却装置を設けることを排除するものではない。
また、発光素子用配線基板1に形成された搭載部17に、例えば発光素子として、LEDチップ23などを搭載し、ボンディングワイヤ25により、LEDチップ23と接続端子5と電気的に接続して、給電することにより、発光素子23の放射する光を絶縁基体3や枠体19に反射させ、所定の方向へと誘導することができるため、高効率の発光装置15となる。また、絶縁基体3並びに枠体19の熱伝導率が高いため、発光素子23からの発熱を速やかに放出することができ、発熱による輝度低下を抑制できる。
また、図6(b)に示すように、発光素子23を搭載した側の発光素子用配線基板1の主面2aに、枠体19を搭載した発光装置15では、枠体19の内側に発光素子23を収納することで、容易に発光素子23を保護することができる。
なお、図6(a)、(b)に示した例では、発光素子23は、接着剤31により発光素子用配線基板1に固定され、電力の供給はボンディングワイヤ25によりなされているが、発光素子用配線基板1との接続形態は、フリップチップ接続であってもよいことはいうまでもない。
また、発光素子23は、モールド材27により被覆されているが、モールド材27を用いずに、蓋体(図示せず)を用いて封止してもよく、また、モールド材27と蓋体とを併用してもよい。蓋体を用いる場合であって、発光素子23を用いる場合には蓋体は、ガラスなどの透光性の素材を用いることが望ましい。
なお、発光素子23を搭載する場合には、必要に応じて、このモールド材27に発光素子23が放射する光を波長変換するための蛍光体(図示せず)を添加してもよい。
また、以上説明した例では、貫通導体9を設けた例について説明したが、貫通導体9を設けない場合であってもよく、また、絶縁基体3が多層に積層されている形態であってもよいことは勿論である。
まず、原料粉末として純度99%以上、平均粒径が1.5μmのAl粉末、純度99%以上、平均粒子径1.3μmのMn粉末、純度99%以上、平均粒径1.0μmのSiO粉末を用いて、表1に示す割合で原料粉末を混合し、成形用有機樹脂(バインダ)としてアクリル系バインダと、トルエンを溶媒として混合し、スラリーを調整した。
しかる後に、ドクターブレード法にてAlを主成分とするグリーンシートを作製した。
これらの表1の組成No.1〜10の組成を有するセラミック粉末を含有するグリーンシートに対して、それぞれ、表1に示す金属シートと導体ペーストと金属シートと中間層ペーストを作製して組み合わせた。
また、金属シートは、表1に示す金属粉末と無機粉末と成形用有機樹脂(バインダ)としてアクリル系バインダと、トルエンを溶媒として混合し、金属シートとなるスラリーを調整した。しかる後に、ドクターブレード法にてグリーンシートと実質的に同一厚みの金属シートを作製した。
また、導体ペーストは、平均粒子径2μmのW、Mo、Cu、Ag粉末およびセラミック材料として平均粒子径1.5μmのAl粉末、平均粒子径1.5μmのSiO粉末を用いて、表1に示す割合で金属粉末と無機粉末とアクリル系バインダとアセトンとを溶媒として混合して調製した。
中間層ペーストは、セラミックス材料として、表1に示す割合でセラミックス粉末とアクリル系バインダとアセトンとを溶媒として混合して調製した。
次に、上記のセラミックグリーンシートに対して、打ち抜き加工を施し、直径が100μmのビアホールを形成し、このビアホール内に、導体ペーストをスクリーン印刷法によって充填するとともに、配線パターン状に印刷塗布した。
そして、セラミックグリーンシートの所定箇所にφ4.1mmあるいはφ2.7mmの貫通孔を形成し、セラミックグリーンシートにおける貫通孔形成部分を金属シートから押圧することによって、金属シートの一部を貫通孔内に埋め込み、セラミックグリーンシートと金属シートとを一体化した。
このセラミックグリーンシートと金属シートとを一体化したシートに、前記中間層ペーストペーストを、焼成後に貫通金属体の表面から表2に示す厚みおよび中間層面積比になるようにスクリーン印刷法で塗布した。中間層面積比は貫通金属体の断面積に対する中間層塗布面積の比を表し、例えば、中間層面積比0.8は中間層塗布面積が、貫通導体断面積の80%を意味し、貫通金属体を全て被覆していないことを表す。逆に中間層面積比1.1は中間層塗布面積が、貫通導体断面積の110%を意味し、貫通金属体を全て被覆していることを表す。
この中間層ペーストを印刷したグリーンシートと金属シートとを一体化したシートに、前記導体ペーストを、スクリーン印刷法で塗布し、被覆金属層を形成した。
このようにして作製した金属シートと一体化されグリーンシートあるいは、さらにその上に、中間層、被覆金属層を形成したグリーンシートと、を組み合わせ、位置合わせし、積層圧着し、焼成後に外形10mm×10mm×厚み0.6mmとなる積層体を作製した。
また、枠体をセラミックグリーンシートにより形成する試料については、絶縁基体と枠体とをグリーンシートにて一体物として形成し、同時焼成を行って作製した。
なお、その枠体と絶縁基体とを同時焼成して作製する試料については、焼成後に、10mm×10mm×2mmの外形寸法を有し、枠体の発光素子用配線基板の搭載部が形成された側に、絶縁基体と接する側の内径が4mm、逆側の内径が8mmのテーパー状の貫通穴を有する枠体を形成した。
そして、露点+25℃の窒素水素混合雰囲気にて脱脂を行った後、引き続き、露点+25℃の窒素水素混合雰囲気にて1300〜1550℃の最高温度で2時間焼成した。
こうして、図2に示すような階段状の貫通金属体を有する発光素子用配線基板を作製した。尚、作製した試料の貫通金属体は上層が直径2.3mm、下層は直径3.5mmである。
その後、接続端子並びに外部電極端子の表面にNi、AuおよびAgめっきを順次施した。
また、金属製の枠体としては、熱膨張係数が23×10−6/℃、熱伝導率が238W/m・KのAl製金属枠体と、熱膨張係数が6×10−6/℃、熱伝導率が17W/m・KのFe−Ni−Co合金製金属枠体とを用いた。また、金属製の枠体を設けた発光素子用配線基板については、接続端子並びに外部電極端子を形成する導体ペーストを用いて、絶縁基体の搭載部側の枠体が搭載される部分に金属層を形成したのち、共晶Ag−Cuのロウ材を用いて、850℃の条件で、枠体を絶縁基体に接合して作製した。
これらの発光素子用配線基板に接着剤として半田を用いて出力1.5Wの発光素子であるLEDチップを搭載部に実装し、ボンディングワイヤによりLEDチップと接続端子とを結線し、さらに、LEDチップと接続端子とを熱膨張係数が40×10−6/℃のエポキシ樹脂からなるモールド材で覆い、発光装置を得た。
評価は、焼成後に得られた発光素子用配線基板の発光素子搭載部の主面表面及び他方の主面表面を双眼顕微鏡にて観察し、変色の有無を確認した。
また、中間層厚みは焼成後に得られた発光素子用配線基板を破断し、SEMにて測定した。
また、中間層面積比は、主面の表面写真及び主面と並行に研磨して得られた貫通金属体断面写真を画像解析した算出した。
また、搭載部平坦性は、搭載部を横断するように、被覆金属層の表面を表面粗さ計にて形状測定し、その最高値と最低値の差で表した。なお、表面粗さの測定は、Kosaka Laboratory Ltd製のSurfcorder SE−2300を用いて、送り速度0.5mm/秒の条件で行った。
また、発光装置に0.4Aの電流を通電し、全放射束測定を行った。なお、全放射束測定は大塚電子社製の発光特性評価装置を用いて測定した。
得られた絶縁基体を粉砕し、X線回折により絶縁基体の主結晶相を同定した。
また、貫通金属体面積比は素子の搭載部への接触面積に対する貫通金属体の断面積の比を表し、例えば、貫通金属体面積比1.2は貫通金属体の断面積が、素子の搭載部への接触面積の120%を意味する。
以上の工程により作製した発光素子用配線基板の特性と、試験結果を表2に示す。
Figure 0004804109
Figure 0004804109
表2に示すように、貫通金属体の表面を完全に覆うように配設されたセラミックスを主成分とする中間層がない本発明の範囲外の試料No.9は変色が認められ、SEM観察の結果、貫通金属体の中心部が、その周辺部よりもボイドが多く分布していた。
一方、本発明の試料No.1〜8、10〜24は、被覆金属体の表面に変色はなく、SEM観察の結果、十分に緻密化していることが判った。また、LEDチップの過剰な加熱も発生せず、高い発光効率を実現することができた。
本発明の発光素子用配線基板の断面図である。 本発明の発光素子用配線基板の断面図である。 本発明の発光素子用配線基板の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の発光素子用配線基板の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の発光素子用配線基板の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の発光装置の断面図である。
符号の説明
1・・・発光素子用配線基板
3・・・絶縁基体
5・・・接続端子
7・・・外部電極端子
9・・・貫通導体
11・・・貫通金属体
13・・・被覆金属層
15・・・中間層
17・・・搭載部
19・・・枠体
23・・・発光素子
27・・・モールド材
15・・・発光装置
16・・・接着剤

Claims (9)

  1. セラミックスからなる絶縁基体と、絶縁基体を貫通して設けられ、絶縁基よりも高い熱伝導率を有し、金属を主成分とする貫通金属体と、該貫通金属体および該貫通金属体と前記絶縁基との境界を被覆するように形成され、金属を主成分とする被覆金属層と、前記貫通金属体の表面と前記被覆金属層との間に、前記貫通金属体の表面を完全に覆うように配設され、セラミックスを主成分とする中間層と、を具備し、前記被覆金属層が発光素子を搭載する搭載部であることを特徴とする発光素子用配線基板。
  2. 前記中間層が、アルミナ、ジルコニア、マグネシア、三酸化二マンガン、カルシアおよびシリカから選ばれる材料を含有してなることを特徴とする請求項1に記載の発光素子用配線基板。
  3. 前記被覆金属層と前記中間層とが、前記絶縁基体の両主面に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光素子用配線基板。
  4. 前記貫通金属体の貫通方向に直交する断面積が、前記発光素子用配線基板に搭載される発光素子の搭載面積よりも大きことを特徴とする請求項1乃至のうちいずれかに記載の発光素子用配線基板。
  5. 前記貫通金属体が、タングステン、モリブデン、銅および銀のうち少なくとも1種を主成分とすることを特徴とする請求項1乃至うちいずれかに記載の発光素子用配線基板。
  6. 前記貫通金属体が、セラミックスを含有することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれかに記載の発光素子用配線基板。
  7. 前記発光素子用配線基板の前記搭載部が形成された側の主面に、前記発光素子を収容するための枠体が形成されてなることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれかに記載の発光素子用配線基板。
  8. 請求項1乃至のうちいずれかに記載の発光素子用配線基板の搭載部に前記発光素子を搭載してなることを特徴とする発光装置。
  9. セラミックグリーンシート略同一厚みの金属シートを、前記セラミックグリーンシートに形成した貫通孔に埋め込んで複合成形体を作製する工程と、複合成形体の前記金属
    シートの表面を完全に覆うように中間層となるセラミック層を形成する工程と、前記セラミック層を覆うように被覆金属層となる金属ペースト層を形成する工程と、前記セラミック層および前記金属ペースト層を備えた前記複合成形体を焼成する工程と、を具備することを特徴とする発光素子用配線基板の製造方法。
JP2005312587A 2005-10-27 2005-10-27 発光素子用配線基板および発光装置並びに発光素子用配線基板の製造方法 Expired - Fee Related JP4804109B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005312587A JP4804109B2 (ja) 2005-10-27 2005-10-27 発光素子用配線基板および発光装置並びに発光素子用配線基板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005312587A JP4804109B2 (ja) 2005-10-27 2005-10-27 発光素子用配線基板および発光装置並びに発光素子用配線基板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007123482A JP2007123482A (ja) 2007-05-17
JP4804109B2 true JP4804109B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=38147013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005312587A Expired - Fee Related JP4804109B2 (ja) 2005-10-27 2005-10-27 発光素子用配線基板および発光装置並びに発光素子用配線基板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4804109B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5167977B2 (ja) * 2007-09-06 2013-03-21 日亜化学工業株式会社 半導体装置
JP2009071013A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Ngk Spark Plug Co Ltd 発光素子実装用基板
CN103325778B (zh) * 2009-10-21 2016-08-10 东芝照明技术株式会社 发光装置以及照明器具
CN102201524A (zh) * 2010-03-24 2011-09-28 旭硝子株式会社 发光元件用基板及发光装置
JP5968674B2 (ja) 2011-05-13 2016-08-10 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 発光素子パッケージ及びこれを備える紫外線ランプ
KR101933022B1 (ko) * 2011-05-13 2018-12-27 엘지이노텍 주식회사 발광 소자 패키지 및 이를 구비한 자외선 램프
KR101869552B1 (ko) * 2011-05-13 2018-06-21 엘지이노텍 주식회사 발광 소자 패키지 및 이를 구비한 자외선 램프
JP6005440B2 (ja) * 2011-08-22 2016-10-12 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 発光素子パッケージ及びこれを含むライトユニット
US9269593B2 (en) * 2012-05-29 2016-02-23 Zhuhai Advanced Chip Carriers & Electronic Substrate Solutions Technologies Co. Ltd. Multilayer electronic structure with integral stepped stacked structures
JP6125528B2 (ja) 2012-11-06 2017-05-10 日本碍子株式会社 発光ダイオード用基板および発光ダイオード用基板の製造方法
JP6125527B2 (ja) 2012-11-06 2017-05-10 日本碍子株式会社 発光ダイオード用基板および発光ダイオード用基板の製造方法
KR102007404B1 (ko) * 2012-12-14 2019-08-05 엘지이노텍 주식회사 발광소자 패키지
JP6398996B2 (ja) * 2014-01-24 2018-10-03 Agc株式会社 発光素子用基板および発光装置
JP6688487B2 (ja) * 2017-02-09 2020-04-28 オムロン株式会社 回路基板、電子装置
KR20230079490A (ko) * 2019-11-19 2023-06-07 루미레즈 엘엘씨 발광 다이오드(led) 디바이스 및 조명 시스템을 위한 팬 아웃 구조

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09153679A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Kyocera Corp 積層ガラスセラミック回路基板
JP2002198660A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Kyocera Corp 回路基板及びその製造方法
JP3755510B2 (ja) * 2002-10-30 2006-03-15 株式会社デンソー 電子部品の実装構造およびその製造方法
JP2004296726A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Kyocera Corp 放熱部材および半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007123482A (ja) 2007-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4804109B2 (ja) 発光素子用配線基板および発光装置並びに発光素子用配線基板の製造方法
JP4789671B2 (ja) 発光素子用配線基板ならびに発光装置
KR100954657B1 (ko) 저온 동시소성 세라믹 (ltcc) 테이프 조성물, 발광다이오드 (led) 모듈, 조명 장치 및 이들의 형성 방법
US8314346B2 (en) Wiring board for light-emitting element
JP5640632B2 (ja) 発光装置
JP2006093565A (ja) 発光素子用配線基板ならびに発光装置およびその製造方法
US9596747B2 (en) Wiring substrate and electronic device
JP2012109513A (ja) 発光素子用基板および発光装置
JP2006066519A (ja) 発光素子用配線基板ならびに発光装置
JP4780939B2 (ja) 発光装置
JP2007250899A (ja) 発光モジュールとこれを用いた表示装置及び照明装置
JP5046507B2 (ja) 発光素子用配線基板および発光装置
JP2007227737A (ja) 発光素子用配線基板ならびに発光装置
JP2007273592A (ja) 発光素子用配線基板および発光装置
JP2006156447A (ja) 発光素子用配線基板ならびに発光装置およびその製造方法
JP2007227738A (ja) 発光素子用配線基板ならびに発光装置
JP2006066409A (ja) 発光素子用配線基板および発光装置ならびに発光素子用配線基板の製造方法
JP2007149811A (ja) 発光素子用配線基板及び発光装置
JP2011205009A (ja) 表面実装型発光素子用配線基板および発光装置
JP4699042B2 (ja) 発光素子用配線基板ならびに発光装置
JP2007123481A (ja) 発光素子用配線基板ならびに発光装置
JP4895777B2 (ja) 発光素子用配線基板ならびに発光装置
JP2006128265A (ja) 発光素子用配線基板ならびに発光装置
JP2006100364A (ja) 発光素子用配線基板および発光装置ならびに発光素子用配線基板の製造方法
JP2011071554A (ja) 発光素子用配線基板ならびに発光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4804109

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees