JP2006055524A - ルーレット装置及びルーレット装置を用いたルーレットゲーム機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ルーレット装置2の回転円盤22内部に設けられた底面LED71と、案内壁30の外周に設けられた側面LED73とによって、ベット期間、ボーナス演出期間、ボール転動期間のそれぞれのゲーム進行状態に応じてルーレット盤12を異なる色に切り換えて発光、又は点滅させるように構成する。
【選択図】 図16
Description
ここで、特に上記ルーレットゲーム機は、遊技者がルーレット盤上に配置されたマーク(数字)を選択すると、ルーレット盤が回転し、投入されたボールがルーレット盤内を転がる。そして、ルーレット盤の回転が弱まり、ボールがルーレット盤内のいずれかの溝に収容保持されると、プレーヤの選択したマーク(数字)と、ボールが収容されたマーク(数字)とが一致(入賞)したか否かが判定される。ここで同じマーク(数字)の溝に収容保持されている(当たり)と判定された際には、所定の倍率でメダルがプレーヤに払い戻しされる。
しかし、従来、前記ルーレットゲーム機において抽選を行うルーレット装置の遊技態様は、特開平8−229191号公報に示すようにボールがルーレット盤上で一定時間回転し、ボール収納部に収納される操作を繰り返すのみであった。更に、近年においてはコスト削減やメンテナンスの容易化等の理由で可動部分を少しでも減らす傾向が見られ、例えば、ルーレット盤を回転させずにボールのみ回転させて遊技を行うルーレット装置もある。
また、ルーレットゲーム機では遊技者がマーク選択の操作を行うベット期間と、ルーレット装置においてボールを用いて抽選を行う抽選期間が分かれている。しかし、新たに遊技に参加しようとする者は、実際にルーレットゲーム機の近くまで接近しなければ現在のゲーム進行状態を確認することができず、その作業は煩雑となっていた。従って、遠方に位置する者に対しても現在のルーレットゲーム機のゲームの進行状態を報知する報知手段を設けることが望まれていた。
尚、ルーレットゲーム機1とは、遊技者がルーレット装置2で決定される数字等を予想し、予想した数字等に所持するメダル等の遊技媒体をベットする。そして、ベットした数字等が当選したとき、遊技者が所定枚数のメダルの払い出しを受けることができる遊技機である。
図1に示すように、ルーレットゲーム機1は、本体部分となる筐体3と、筐体3の上面の略中央部に設けられたルーレット装置2と、ルーレット装置2の周囲にルーレット装置2を取り囲むようにして設置された複数個(本実施形態では10個)のサテライト4とから基本的に構成されている。
ここでサテライト4とは、少なくとも、貨幣や遊技に使用するメダル等の遊技媒体を投入するメダル投入口5と、遊技者により所定の指示が入力される複数のコントロールボタン等からなるコントロール部6と、ゲームに係る画像を表示させる画像表示装置7とを有する遊技領域である。そして、遊技者が画像表示装置7に表示される画像を見ながら、コントロール部6等を操作することにより、展開されるゲームを進行させることができる。
また、各サテライト4が設置された筐体3の側面には、メダル払出口8がそれぞれ設けられている。更に、各サテライト4の画像表示装置7の右上には音楽、効果音等を流すスピーカ9が設けられている。
また、ルーレット装置2がルーレットゲーム機1に設置される際には、ルーレット盤12の上方全体が半球状のガラス製のカバー部材25により覆われる(図1参照)。それにより、ゲームの際にルーレット盤12上を転動するボール11がルーレット盤12より外へ飛び出さないように保持するとともに、異物等がルーレット盤12内に侵入することを防止し、不正行為等が行われないようにする。更に、ルーレット盤12に設けられたLEDによりルーレット盤12を発光させる際に、発光した光がガラスを通して散乱されるので、ルーレット装置2全体をより美しく発光させことができ、その演出効果が向上する。
また、底面LED71の上部に位置する回転円盤22の一部は、底面透過部22Aにより形成されている。ここで、底面透過部22Aは、光を透過させる透過性部材(例えば、半透明の樹脂)により成形されている。そして、底面LED71が底面透過部22Aに対して所定間隔をもって対向して配置されるように、LED基板72はルーレット盤12に固定されている。
また、回転円盤22の一部にあたる前記案内壁30は、光を透過させる透過性部材(例えば、半透明の樹脂)により成形されている。そして、側面LED73が案内壁30に対して所定間隔をもって対向して配置されるように、LED基板74は筐体3の内部に固定される。
そして、回転円盤22に転がって来たボール11は、回転する回転円盤22の番号表示板24上を通っていずれかのボール収納溝23に納まり、ボール11が収容されたボール収納溝23に対応する番号表示板24に記載された数字が当選番号となる。
前記したように、ボール収納溝23は仕切壁23Aによって周方向に計38個に仕切られたボール11を収納する収納空間である。そして、ボール収納溝23の深さLはボール11の直径Dより浅くなるように構成されているので、図7に示すように、ボール11がボール収納溝23に収納された際に、ボール収納溝23内にボール11が埋没されてしまう虞がなく、ゲーム中にボール収納溝23内に収納されたボール11の位置を遊技者が容易に確認することが可能である。従って、遊技性が向上する。
更に、ボール収納溝23とバンク通路29とは、ボール収納溝23よりバンク通路29へと所定の傾斜角度で上昇する一の傾斜面28により連続して形成されているので、遊技者はボール収納溝23に収納されたボール11の確認が容易となる。
そして、第2吐出口36より空気が吐出された際には、ルーレット盤12のバンク通路29に沿って時計回り方向に流れる空気の層を作り出し、ボール11をバンク通路29の時計回りに転動させる。
また、第2吐出口36からの空気の吐出を停止させると、バンク通路29に沿って形成されていた空気の層は消滅し、ボール11は回転速度が徐々に弱まり遠心力を失う。その後、傾斜面28の傾斜に沿って転がり落ちてルーレット盤12の内側へと向かい、回転する回転円盤22に至る。そして、回転円盤22に形成されたボール収納溝23のいずれかに収納される。それにより、ルーレット装置2による当選番号の決定がなされ、ルーレットゲーム機1は決定された番号と、遊技者がベットしたベット情報に基づいて、メダルの払い出しを行って当該ゲームを終了する。
更に、その後に第1吐出口35より空気を吐出させると、ボール収納溝23内に収納されたボール11は再び転動を開始し、次回のゲームを連続して行うことが可能となる。
コントロール部6は、図1に示すように画像表示装置7の側部に設けられ、遊技者により操作される各ボタンが配置されている。具体的には、サテライト4に対向する位置から見て左側からBET確定ボタン45、払い戻し(CASHOUT)ボタン46、ヘルプ(HELP)ボタン47が配置されている。
遊技者はBET画面51を用いて、手持ちのクレジットを使用してチップをベットすることができる。また、後述するようにボーナス抽選画面53で特定の結果が出た場合で、且つBET画面51でベットしたチップが当選した場合には、そのゲームにおいて通常より多数のクレジットを遊技者は得ることができる。
遊技者は、先ず、ベットするBETエリアを指等で画面を直接押すことにより、後述のカーソル60でBETエリアを指定する。その状態で、1BETボタン56Aを押下すると、遊技者はチップを1枚毎(1BETボタン56Aを指等で押す毎に「1」→「2」→「3」→・・・の順にベット枚数が増加)にベットする。一方、10BETボタン56Cを押下すると、チップを10枚単位(10BETボタン56Cを指等で押す毎に「10」→「20」→「30」→・・・の順にベット枚数が増加)でベットすることが可能である。尚、5BETボタン56B、100BETボタン56Dの操作も同様である。従って、多量のチップをベットする際にも、その操作を簡略化することができる。
また、「5」、「6」、「8」、「9」のマス目の交点に置かれた「1」のチップマーク61は、番号「5」、「6」、「8」、「9」の4つの番号をカバーして1枚のチップをベットしていることを示している。尚、このように4つ番号をカバーしてベットする方法は「コーナー・ベット」と呼ばれるベット方法である。
その後、単位BETボタン56の各単位ボタン(1BETボタン56A、5BETボタン56B、10BETボタン56C、100BETボタン56D)を押下することにより、その単位数分のメダルが指定されたBETエリアにベットされる。例えば、10BETボタン56Cを4回、5BETボタン56Bを1回、1BETボタン56Aを3回押下すれば、合計48枚のメダルをベットすることができる。
そして、一定時間(本実施形態では10秒)が経過した後に特定の数字上で停止する。その際に停止する数字は、ベット期間が終了した後に、メイン制御部83でサテライト4ごとに行われた抽選の結果に基づいて決定される。その抽選方法については後述する。図9はボーナス抽選画面の特に抽選カーソル移動中の状態を示したものであり、図10はボーナス抽選画面の特に抽選カーソル停止後の状態を示したものである。
一方、「×1」が表示された場合には通常と同じ配当オッズに従ってクレジットが払い出される。
従って、ボーナス抽選画面53に移行し、且つ抽選結果表示部68に「×2」が表示された場合で、BET画面51においてベットしたチップが「ストレート・アップ」で当選した場合には、ベットしたチップの枚数の72倍のクレジット数が遊技者に対して払い出されることとなる。
図11において、ボーナス抽選パターンテーブル69で使用される乱数値の範囲は、0〜335であり、その乱数値はベット期間が終了した際に乱数サンプリング回路78によって各サテライト4に対応した数値がそれぞれサンプリングされる。
一方、ベット期間が終了した後にボーナス抽選画面53へと移行した際には、各LEDの発光色は青色から赤色に切り換えられる。ここで、赤色は他色と比較して見ている者の気分を高揚させる効果を有する。従って、赤色の発光による演出によってボーナス抽選画面53における倍率抽選の演出、並びにその後のルーレット装置2の番号抽選における遊技者の期待感は増加し、遊技者を飽きさせることがない。
図12に示すように、ルーレットゲーム機1は、メイン制御用CPU80、ROM81、及びRAM82を含むメイン制御部83と、メイン制御部83に接続されたルーレット装置2及び10台のサテライト4(図1参照)、更に、LED駆動回路85及びLED駆動回路85に接続された底面LED71、側面LED73と、第1開閉弁17及び第2開閉弁18とから構成されている。尚、サテライト4の制御系に関しては後に詳細に説明する。
そして、各サテライト4において遊技者のベット時間が終了した場合、即ち、前記BET画面51のBETタイマーグラフ59が最も右側まで達した場合、又はボーナス遊技状態に移行した場合であっては、抽選カーソル67が停止し、抽選結果表示部68に抽選結果の倍率が表示された後に第1開閉弁17を所定時間(本実施形態では2秒)開放する。それにより、前回のゲーム終了時点においてボール収納溝23に収納されているボール11を空気圧によって、バンク通路29方向に転動させる。
続いて、第2開閉弁18を開放し、ルーレット盤12のバンク通路29に沿って流れる空気の層を作り出す。そして、前記第1吐出口35からの空気圧によってバンク通路へと転動したボール11が、空気の層の流れに従ってバンク通路29を時計回り方向に回転する。
その後、所定時間(本実施形態では15秒)経過した際に第2開閉弁18を閉鎖すると、第2吐出口36から吐出される空気の流れも停止し、ボール11の回転速度が徐々に弱まり遠心力を失って傾斜面28の斜面を転がり落ち、ボール収納溝23に納まる。
図16に示すように本実施形態に係るルーレットゲーム機1では、ゲームの進行形態は4つの形態に分類される。そして、各ゲーム進行形態ごとにLEDの発光パターンが予め設定されている。
また、(2)通常ゲームで、いずれかのサテライト4においてベットしたチップが当選した形態がある。
また、(3)ボーナス状態に移行する場合、即ち、ボーナス抽選パターンテーブル69に基づいて、サテライト4ごとのボーナス状態の発生に関する抽選を行った結果、いずれかのサテライト4で「×2」以上が当選した状態で行われたゲーム(以下、ボーナスゲームとする)で、すべてのサテライト4においてベットしたチップが外れた形態がある。
更に、(4)ボーナスゲームで、いずれかのサテライト4においてベットしたチップが当選した形態がある。
(1)の通常ゲームで、すべてのサテライト4においてベットしたチップが外れた形態では、先ず遊技者による各サテライト4でのチップのベットを行うベット期間(本実施形態では30秒間)が開始されると、底面LED71及び側面LED73の発光色を青色に切り換えて、ルーレット盤12を青色に発光させる(ベット期間I)。そして、ベット期間が残り10秒を切った時点で、現在の発光色で点灯と消灯とを繰り返し行うことによりルーレット盤12を青色に点滅させる(ベット期間II)。更に、ベット期間が終了する(BET画面51のBETタイマーグラフ59が最も右側まで達する)と、底面LED71及び側面LED73の発光色を黄色に切り換えて、ルーレット盤12を黄色に発光させる(ボール転動期間)。その後、当選番号が確定し、次回ゲームのベット期間が開始されると、再び黄色から青色に発光色が切り換えられる。
また、ベット期間が残り10秒をきった状態のベット期間IIでは、その発光を点滅させるので、遠方に位置する者であってもベット期間の残り時間を容易に把握することが可能となる。従って、新たにルーレットゲーム機1の遊技に参加を希望する者は、参加すべきタイミングが分かり易くなり、遊技者の利便性が向上する。
また、黄色は他の色と比較して見ている者に期待感や幸福感を与える効果を有する。従って、通常ゲームのボール転動期間においてルーレット盤12を黄色に発光させることによって、遊技者は期待感を持って楽しくルーレット装置2のボール11の転動を観察することが可能となる。
また、赤色は他の色と比較して見ている者の気分を高揚させる効果を有する。従って、発光による演出によってボーナス抽選画面53における倍率抽選の演出、並びにその後のルーレット装置2の番号抽選における遊技者の期待感は増加し、遊技者を飽きさせることがない。
更に、いずれかの遊技者が当選した場合には、赤色又は黄色によりルーレット盤12を点滅させるので、当選した遊技者や他の遊技者に対して効果的に当選を報知することが可能である。
一方、サテライト制御用CPU91は、メイン制御用CPU80からの命令信号を受信し、サテライト4を構成する周辺機器を制御し、サテライト4においてルーレットゲームを進行させる。また、サテライト制御用CPU91は、処理の内容によっては、遊技者の操作が入力されたことを受けてコントロール部6から供給される入力信号、及び、ROM92とRAM93とに記憶されたデータやプログラムに基づいて、各種の処理を実行し、その結果に基づいて、サテライト4を構成する周辺機器を制御し、サテライト4においてルーレットゲームを進行させる。なお、どちらの方法で処理を行うかについては、その処理の内容に応じて、処理ごとに設定される。例えば、当選番号に対するメダルの払い出し処理は前者であり、遊技者によるBET画面51のベット操作処理は後者の処理に該当する。
更に、サテライト制御用CPU91には、液晶駆動回路95を介して画像表示装置7が接続されている。この点、液晶駆動回路95は、プログラムROM、画像ROM、画像制御用CPU、ワークRAM、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)及びビデオRAMなどで構成されている。そして、プログラムROMには、画像表示装置7での表示に関する画像制御用プログラムや各種選択テーブルが格納されている。また、画像ROMには、例えば、画像表示装置7で表示される画像を形成するためのドットデータが格納されている。また、画像制御CPUは、サテライト制御用CPU91で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM内に予め記憶された画像制御プログラムに従い、画像ROM内に予め記憶されたドットデータの中から画像表示装置7に表示する画像の決定を行うものである。また、ワークRAMは、前記画像制御プログラムを画像制御CPUで実行するときの一時記憶手段として構成される。また、VDPは、画像制御CPUで決定された表示内容に応じた画像を形成し、画像表示装置7に出力するものである。尚、ビデオRAMは、VDPで画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
前記したように、底面LED71は回転円盤22の内部に設けられ、底面透過部22Aを介してルーレット盤12を底面から発光させる。また、側面LED73は案内壁30の外周に設けられ、案内壁30を介してルーレット盤12を側面から発光させる。更に、ルーレット盤12を発光させる際に、発光した光はガラス製のカバー部材25を通して散乱されるので、ルーレット装置2全体をより美しく発光させことができ、その演出効果が向上する。
尚、今回のゲームが前回のゲームに引き続いて行われる場合には、前回のゲーム終了後に続いてベット期間が開始される。そしてゲームに参加した遊技者は、このベット期間中に、タッチパネル48を操作して、自分が予想する番号に関連したBETエリアに自分のチップをベットすることができる(図8参照)。尚、BET画面51を用いた具体的なベット方法に関しては既に説明したので、ここではその説明は省略する。
そして、ベット期間の残りが10秒前において(S5:NO)は、続けてベットの受付を行う一方、ベット期間が残り10秒となった場合(S5:YES)には、メイン制御用CPU80は底面LED71及び側面LED73に関して点灯と消灯を交互に行い、ルーレット盤12を青色に点滅させる(S6)。
ベット期間終了前において(S7:NO)は、続けてベットの受付を行う一方、ベット期間が終了した場合(S7:YES)には、全サテライト4のサテライト制御部90に、ベット終了信号が出力され、各サテライト4の液晶画面には、ベットが終了した旨の画像が表示され、タッチパネル48でのベット操作が禁止される。そして、各サテライト4において遊技者が行ったベット情報(指定したBETエリア、並びに指定したBETエリアにベットしたチップの枚数)を受信し(S8)、RAM82のベット情報記憶エリア82Aに記憶する。
その後、メイン制御用CPU80は配当計算処理を行う(S19)。配当計算処理では、当たりチップをサテライト4ごとに認識し、ROM81の配当クレジット記憶エリア81Aに記憶されたBETエリアに対するオッズ(チップ一枚あたりに払い出されるクレジット数)を用いて、各サテライト4に払い出されるクレジットの配当額の合計を計算する。続いてS20へと移行する。
一方、全てのサテライト4において当選したチップがないと判断された場合(S17:NO)には、S21へと移行する。
一方、全てのサテライト4において遊技が終了される場合(S21:YES)には、当該ルーレットゲーム処理を終了する。
また、ベット期間が残り10秒以内となった場合には点灯と消灯とを繰り返し行うことによりルーレット盤12を青色に点滅させるので、遠方に位置する者であってもベット期間の残り時間を容易に把握することが可能となる。従って、新たにルーレットゲーム機1の遊技に参加を希望する者にとって参加すべきタイミングが分かり易く、遊技者の利便性が向上する。
更に、ルーレット盤12を発光させる際に、発光した光はガラス製のカバー部材25を通して散乱されるので、ルーレット装置2全体をより美しく発光させことができ、その演出効果が向上する。
例えば、本実施形態においてはルーレット盤12の回転円盤22の底面と案内壁30の側部にそれぞれLEDを設け、ルーレット盤12を発光させることとしているが、その設置場所は前記位置に限られない。例えば、ボール11が収納されるボール収納溝23に設けることも可能である。
そして、ボール収納溝23にLEDを設けた場合であっては、ボール11が収納された際に、該当するボール収納溝23のLEDを発光させることによって、当選した番号を遊技者に対して分かり易く報知することが可能である。
2 ルーレット装置
4 サテライト
11 ボール
12 ルーレット盤
22 回転円盤
22A 底面透過部
23 ボール収納溝
30 案内壁
71 底面LED
73 側面LED
80 メイン制御用CPU
81 ROM
82 RAM
Claims (4)
- 複数のマークが配置されたルーレット盤と、
前記ルーレット盤上を転動するボールと、
前記複数のマークに対応して前記ルーレット盤の周方向に形成され、前記ボールが収納される複数のボール収納部と、を有し、
前記ルーレット盤上で前記ボールを転動させるとともに、所定時間経過後に転動するボールをボール収納部に収納させるまでを一ゲームとして当該ゲームが繰り返されて継続されるルーレット装置において、
複数色の発光色に基づいて前記ルーレット盤を発光させる光源と、
前記ルーレット装置のゲームの進行に基づいて、前記光源を点灯又は消灯させる及び/又は光源の発光色を切り換える光源制御手段と、を有することを特徴とするルーレット装置。 - 前記ルーレット盤の少なくとも一部が光を透過させる透過性部材により成形され、
前記光源は、前記透過性部材を介して前記ルーレット盤を発光させることを特徴とする請求項1に記載のルーレット装置。 - 前記透過性部材は、前記ルーレット盤の底面及び/又は外周面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のルーレット装置。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のルーレット装置と、
前記複数のボール収納部の内、ゲーム終了時にボールが収納されるボール収納部を予想して遊技者がチップのベットを行うベット装置と、
前記ゲームの結果に応じてベット装置にチップを払い出すチップ払出手段とを有し、
所定の条件で通常の遊技状態より遊技者に有利な条件を与える特別遊技状態が発生するルーレットゲーム機において、
前記光源制御手段は、前記特別遊技状態が発生した場合に通常の遊技状態と異なる態様により前記光源を発光させることを特徴とするルーレットゲーム機。
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