JP2008154773A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】パチスロ遊技に関する演出効果をより高めることができる遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】パチスロ機1は、遊技者がリールの停止操作を行なうメインリール10とは別に、遊技時の演出を行なう第1サブリール30と第2サブリール40とを備え、このうち、第2サブリール40を回転駆動させる回転軸の回転方向は,第1サブリール30を回転させる回転軸の回転方向と異なるように配置され、第1サブリール30と第2サブリール40により遊技時の演出を行なう場合に、第2サブリール40のリールドラム41は、第1サブリール30のリール31L,31C,31Rが回転する縦方向とは異なる横方向に回転する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、遊技機に関する。
従来より、メダルの投入若しくはBETボタン押下後にスタートレバーを操作して機械的回転リール(以下、リールと記載する)を回転駆動させるとともに、各リールに対応したストップボタンを押下することによって各リールを停止させ、リール表示窓枠内に停止された図柄の組み合わせに応じてメダルを払い出すパチスロ機と呼ばれる遊技機が知られている。
ここで、パチスロ機の場合、内部抽籤で何かしらの当籤役に当籤していなければ、遊技者が正確に図柄を揃える停止操作(目押し操作)を行なったとしても当籤役を有効ライン上に揃えることはできない。このため、従来から、遊技者が遊技操作を行った時に発生する効果音、ランプの点灯、点滅、液晶表示や演出用リールの動作などにより内部抽籤でどの当籤役に当籤したかを報知するようにした遊技機が提案されている。
この種の遊技時に何らかの演出を行なうようにしたパチスロ機として、例えば、特許文献1には、遊技機本体の筐体中央部に所定の演出(例えば、内部当籤したことを示唆する報知)を行なう演出用のサブリールを配置するとともに、このサブリールと台座部との間に、停止ボタンによるリールの停止操作を行なうメインリールを配置した遊技機が開示されている。この遊技機の場合、メインリールとは別に設けた演出用のサブリールを使用することで、内部当籤役の報知や示唆を演出として行なうことができる。
また、例えば、特許文献2には、複数種類の図柄を有するメインリールと、このメインリールに対応する複数種類の図柄を有するとともに、遊技時の演出を行なうサブリールと、このサブリールの前面側からサブリールを視認可能な透明状態の表示領域を有するとともに、この表示領域に演出画像を表示する液晶装置とを備えた遊技機が開示されている。この遊技機の場合、演出用のサブリールと演出用の演出画像を表示する液晶装置とを備えることで、2つの演出により遊技時の演出効果を高めることができる。
また、例えば、特許文献3には、リールの停止操作を行なうメインリールの制御をサブ制御基板に構成された副制御基板により行うとともに、この遊技機に所定位置に配置されたメインリールの上部に演出用のサブリールを配置した遊技機が開示されている。この遊技機の場合、メインリールとは別に、このメインリールの上部に配置したサブリールによる演出により遊技時の演出効果を高めることができる。
特開2006−167227号公報 特開2006−175099号公報 特開2003−339944号公報
ところで、近年では、パチスロ機の外観や表示形態の多彩化にともない遊技性も多様化しているため、遊技時の演出面の観点からより演出効果を高めることができる遊技機が望まれている。このような事情から、特許文献1に開示された遊技機の場合には、メインリールとは別に設けた演出用のサブリールにより、当籤役の報知などの示唆を演出として行なうことができるが、単純に報知を行なう演出であるため特に多彩な演出とは言えない。
また、特許文献2に開示された遊技機の場合には、液晶表示装置による演出が加わったことから演出効果を高めることができるが、例えば、この液晶表示装置が故障し、演出用の表示ができなくなった場合、サブリールにより遊技時の演出を行なうことができるが、1つのサブリール単独での演出だけでは演出効果が乏しくなるため、演出面で問題が発生する。
また、特許文献3に開示された遊技機の場合には、上述した特許文献1,2とは相違し、メインリールの上部に配置したサブリールにより新たな演出効果を備えることができるため、上記特許文献1、2における問題点を、この特許文献3の遊技機の構成により解決することができるが、このメインリールの上部に演出用のサブリールを配置した遊技機の場合、遊技を行なう遊技者は目線を上方に向けながら他のリールと同一方向に回転する複数のリールを確認する必要があるなど、演出面ではなく、目に疲労感を与えてしまう虞があるうえ、回転するリールに描かれた絵柄を認識するのが困難となり、これによって、遊技者の遊技意欲や興趣性が停滞するなど新たな問題が発生する。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、遊技時の演出効果を高めることができる遊技機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、遊技機による遊技動作に関する制御を行なう主制御基板が主演出手段の回転駆動を制御するとともに、当該主制御基板からの所定の信号に基づいて、演出に関する制御を行なう副制御基板が副演出手段の回転駆動を制御する遊技機において、前記副制御基板の制御信号により回転駆動する副演出手段は、複数配置されるとともに、当該複数配置された副演出手段のうち一方の副演出手段は、当該副演出手段を回転駆動させる回転軸の回転方向が、他方の副演出手段を回転させる回転軸の回転方向と異なるように配置されることを特徴とする。
本発明によれば、副制御基板の制御信号により回転駆動する複数の副演出手段(第1、第2サブリール)のうち一方の副演出手段(第2サブリール)を回転駆動させる回転軸の回転方向が、他方の副演出手段(第1サブリール)を回転させる回転軸の回転方向と異なるように配置されるので、副演出手段(第1、第2サブリール)により遊技時の演出を行なう場合に、一方の副演出手段(第2サブリール)は、他方の副演出手段(第1サブリール)が回転する縦方向とは異なる横方向に回転する構成としたので、主演出手段(メインリール)の回転方向と同一方向(縦方向)に回転する他方の副演出手段(第1サブリール)による演出以外に、一方の副演出手段(第2サブリール)の横回転による演出を行なうことができるため、遊技時の演出効果をより高めることができる。また、一方の副演出手段(第2サブリール)は、他方の副演出手段(第1サブリール)が回転する縦方向ではない横方向に回転することができるため、これら複数の副演出手段による縦回転と横回転との回転方向を連動させることができ、これによって、従来の遊技時の演出とは異なる多彩な演出を行なうことができる。また、このように2つ副演出手段(第1、第2サブリール)を備えていることからいずれか一方の副演出手段が故障した場合などでも、他方の副演出手段により演出を行なうことができる。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記副演出手段は、遊技機内部において、それぞれ配置場所が異なる位置に複数設けられるとともに、前記副制御基板は、当該複数の副演出手段により行われる演出を制御することを特徴とする。
本発明によれば、副演出手段(第1、第2サブリール)は、遊技機内部において、それぞれ配置場所が異なる位置に複数設けられるとともに、副制御基板は、当該複数の副演出手段により行われる演出を制御するので、複数の副演出手段のうちのいずれか一方の副演出手段が故障(動作不良)などにより演出動作ができなくなった場合でも、他の副演出手段により遊技時の演出を行なうことができるため、不意に故障などが発生した場合でも別の副演出手段により遊技時の演出を行なうことができることから演出効果の低下を回避することができる。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記主演出手段は、遊技機本体に設けた前面ドアの所定位置に直接取り付け固定されるとともに、当該主演出手段を構成する回転体の径寸法は、前記複数の副演出手段のうち、少なくとも一方の副演出手段を構成する回転体の径寸法よりも小さくなるように構成されることを特徴とする。
本発明によれば、主演出手段(メインリール)を構成する回転体の大きさは(径寸法)は、複数配置された副演出手段(第1、第2サブリール)のうちの少なくとも1つの副演出手段の大きさよりも径寸法が小さくなるように構成されているので、遊技機の筐体全体のスペースを確保することができ、複数の副演出手段が配置されるスペースを広く確保できることから、副演出手段のサイズを大きく設計することができる。これによって、副演出手段による演出をより広い範囲で目立たせる効果的な演出として提供することができる。
本発明によれば、遊技時の演出用に設けた複数の副演出手段(第1,第2サブリール)の回転方向が、それぞれ異なる回転方向(縦回転、横回転)となるように配置する構成としたので、多彩な演出により、遊技時の演出効果を高めることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る遊技機の好適な実施例を詳細に説明する。なお、本発明はメダル、コイン、遊技球またはトークン等を遊技媒体として用いる各種遊技機に適用することができるが、ここでは本発明をメダルを遊技媒体として用いるパチスロ機に適用した場合を示すこととする。
先ず、図1を用いて、本実施例に係るパチスロ機1の特徴と全体構成について説明する。図1は、本実施例に係るパチスロ機1の概要および外観構成を示す正面図である。また、図2は、前面ドア4の内部構成を示す側面図である。また、図3は、キャビネット3の内部構成を示す側面図である。
図1〜図3に示すように、パチスロ機1の本体部1aを形成している筐体2は、箱状のキャビネット3と、このキャビネット3の開口を開閉する前面ドア4とを備える。また、パチスロ機1の前面ドア4のほぼ中央部には、矩形状に形成された開口部5が設けられ、この開口部5に前面ドア4の内側(裏面側)から取り付け固定されたメインリール10が装着されている。
すなわち、同図に示すように、本実施例1に備えるメインリール10は、比較的小型のリールユニットとして形成されるとともに、このメインリール10は、前面ドア4側に取り付け固定されている。また、開口部5の周囲は、台座部20と連続するリール窓枠体6として形成されており、このリール窓枠体6に設けられた3つの窓枠表示領域7L,7C,7Rを通じてメインリール10を構成する複数のリール11L,11C,11Rの動作やリール上に描かれている図柄が視認できるようになっている。
また、このメインリール10が配設されている前面ドア4の上部位置には、遊技状態に応じて各種の演出を行なうための演出用の第1サブリール30を配置するための開口枠部8が形成されている。この開口枠部8には、第1サブリール30を構成する複数のリール31L,31C,31Rを視認するための3つのリール開口部9L,9C,9Rが形成されている。
すなわち、前面ドア4を閉めた状態で、第1サブリール30のリール31L,31C,31Rが開口枠体8の3つの開口部9L,9C,9Rを通過し、パチスロ機1の正面部から視認できるようになっている。なお、この第1サブリール30はキャビネット3側の所定位置(図3)に据置されている。
さらに、第1サブリール30が設けられた前面ドア4の上部位置には、矩形状に形成された横長開口部16が設けられ、この横長開口部16の内側には、第1サブリール30と同様に、遊技状態に応じて各種の演出を行なうための第2サブリール40が配置されている。この第2サブリール40は横長円筒状のリールドラム41から構成され、このリールドラム41は、図1中の左右方向に回転可能に設けられている。また、このリールドラム41の外周面には、複数種類(6種類)の図柄が描かれ、この図柄は、横長開口部16を通して視認できるようになっている。また、この第2サブリール40の両側には、遊技時の演出に関する効果音や音声などによる演出音を出力するスピーカ17L,17Rが配置されている。
すなわち、上述した図1〜図3に示すように、このパチスロ機1の特徴は、3つのリールユニットを備えたことにある。具体的に説明すると、前面ドア4のほぼ中央部に小型に形成されたメインリール10を配置し、このメインリール10の上部に遊技状態に応じて各種の演出を行なう演出用の第1サブリール30を配置し、さらに、この第1サブリール30の上部に同じく演出用の第2サブリール40を配置したことにある。
また、上述したように、これら3つのリールユニットのうち、メインリール10および第1サブリール30は、複数(21個)の図柄を有する複数のリール11L,11C,11Rおよびリール31L,31C,31Rをそれぞれ有するとともに、これらメインリール10および第1サブリール30は、各リール11L,11C,11R(31L,31C,31R)の回転方向が縦方向(上下方向)に回転するように配置されている。
一方、第2サブリール40は、横長円筒状に形成されるとともに、第2サブリール40を構成するリールドラム41に設けられた複数(6個)の図柄が横方向に回転移動するように構成されている。すなわち、遊技者がリールの停止操作を行なうメインリール10とは、別に、演出用として設けた複数個の演出用のサブリール(第1、第2サブリール30,40)を縦回転用と横回転用とに分けて配置していることに特徴がある。具体的に説明すると、演出用として設けている2つのサブリール(第1、第2サブリール30、40)のうち第2サブリールを回転駆動させる回転軸の回転方向が、第1サブリール30を回転させる回転軸の回転方向と異なるように配置している。すなわち、これによって、縦回転する第1サブリール30と横回転する第2サブリール40との演出による多彩な演出効果を提供することができる。
[キャビネット3の内部構成]
次に、図3を参照して、キャビネット3の内部構成を説明する。図3は、キャビネット3の内部構成を示す側面図である。図3に示すように、キャビネット3の上部位置には、主制御回路71と副制御回路72とがそれぞれ取り付け固定されている。また、このキャビネット3のほぼ中央位置には、第1サブリール30が据置され、この第1サブリール30の下側には、遊技に応じて所定枚数のメダルを払い出すホッパー53が設けられている。
このホッパー53は、メダルを貯留するホッパータンク53aと、このホッパータンク53aに貯留されたメダルを排出するホッパー本体53bとを有している。また、このホッパー本体53bの内部には、メダル排出機構(図示せず)が設けられており、パチスロ遊技による遊技結果に応じて払い出されるメダルを排出ノズル(図示せず)を通じてキャンセルシュート52(図4)の内部に排出するように構成されている。
なお、ホッパー本体53bの排出ノズルから排出されたメダルは、キャンセルシュート52から前面ドア4の下方部に開口したメダル払出口23aを介して、メダル受け部23bに払い出される。また、キャビネット3の底部には、キャビネット3内の各電気部品などに電力を供給する電源部(図示せず)が設けられている。
以下、図1〜図7を参照して、パチスロ機1の全体構成の詳細について、3つのリールユニット(メインリール10、第1サブリール30、第2サブリール40)の構成を中心として詳細に説明する。ここで、図4は、パチスロ機1の前面ドア4の裏面を示す正面図である。また、図5は、メインリール10の取り付け前の状態を示す図である。また、図6は、メインリール10の取り付け状態を示す図である。また、図7は、メインリール10の全体構成を示す正面図である。また、図8は、第2サブリール40の全体構成を示す要部拡大図をそれぞれ示している。
図1に示すように、メインリール10のリール窓枠体6が設けられている台座部20の右側位置には、メダルを投入するためのメダル投入口21が設けられており、その前面位置には、C/Pボタン22が設けられている。メダル投入口21は、遊技者によりメダルが投入される開口で、このメダル投入口21から投入されたメダルは、クレジットされるか又はゲームに賭けられる。
C/Pボタン22のON操作(押下)により遊技者がゲームで獲得したメダルをクレジットするか、クレジットしたメダルを払い出すかを押下操作で切り換えることができる。具体的には、所定枚数のメダルがクレジットされた状態でC/Pボタン22が押下されると、クレジットが無効化され該クレジットされた枚数分のメダルはメダル払出口23aに払い出され、この払い出されたメダルはメダル受け部23bに投出される。また、クレジットが無効化された状態でこのC/Pボタン22が押下されると、クレジットが有効となる。
また、台座部20の左側には、クレジットされているメダルを賭けるための1−BETボタン24aと2−BETボタン24bとMAXBETボタン24cとが設けられている。1−BETボタン24aは、メダルの1枚賭けを、2−BETボタン24bは、メダルの2枚賭けを行なうためのボタンであり、MAXBETボタン24cは、いわゆる最大枚数用のMAXBETボタンであり、1回の押下操作によりクレジットされたメダルから1ゲームに賭け得る最大枚数のメダル(通常は3枚)が賭けられる。かかるMAXBETボタン24cを押下操作するか若しくは3枚のメダルがメダル投入口21に投入されると、5本全ての表示ラインが有効化される。
台座部20の前面部の左側には、遊技者の操作によりメインリール10の各リール11L,11C,11Rを回転駆動させ、窓枠表示領域7L,7C,7R内での図柄の変動表示を開始させるスタートレバー25が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
また、台座部20の前面部中央で、スタートレバー25の右側には、3個のリール11L,11C,11Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン26L,26C,26Rが設けられている。なお、1ゲーム(単位遊技)は、スタートレバー25が操作されることによって開始され、全てのリール11L,11C,11Rが停止したときに終了する。
各停止ボタン26L,26C,26Rの裏側には、後述するように停止スイッチ26LS,26CS,26RS(図17)が設けられている。これらの停止スイッチ26LS,26CS,26RSは、対応する各停止ボタン26L,26C,26Rの操作(停止操作)を検知する。
また、第1サブリール30の片側位置(図1の左側)には、上からボーナス遊技情報表示部28、BETランプ27a,27b,27c、クレジット表示部29aと払出表示部29bとが設けられている。ボーナス遊技情報表示部28は、7セグメントLEDにより形成されておりボーナス中の遊技情報を表示する。
BETランプ27a〜27cは、1ゲームを行なうために賭けられたメダル数(以下「BET数」と言う)に応じて点灯するランプであり、具体的には、BETランプ27aはBET数が1以上である場合に点灯し(1本の表示ラインが有効化)、BETランプ27bはBET数が2以上である場合に点灯し(3本の表示ラインが有効化)、BETランプ27cはBET数が3のときに点灯する(5本全部の表示ラインが有効化)。
クレジット表示部29aと払出表示部29bは、それぞれ7セグメントのLEDにより形成され、このクレジット表示部29aにはクレジットされている残メダル枚数が表示され、払出表示部29bには入賞が成立した時のメダルの払出枚数が表示される(払い出されるメダル数)。通常は、パチスロ機1にクレジットされる最大枚数は50枚であるので、このクレジット表示部29aに表示されるクレジット枚数は50以下となる。なお、最大枚数の50枚のメダルがクレジットされている状態で、メダルを投入してもそのまま払い出される。なお、これらクレジット表示部29aと払出表示部29bに使用される電気部品としては、LEDに限らず、LCD(液晶)素子やその他任意の部品を使用できる。
次に、パチスロ機1の前面ドア4の後側(裏側)の構成について説明する。図4、図5に示すように、前面ドア4の裏面の上部位置には、第2サブリール40が配置されており、この第2サブリール40は、リールドラム41の4箇所のフランジ部41bに形成された通孔を挿通させた取り付けネジを、前面ドア4の裏面側に形成したネジ孔に螺合させることで、前面ドア4に対して固定されている。このように、前面4の裏面側から取り付けられた第2サブリール40は、横長開口部16からリールドラム41の外周面に表された図柄列が視認できる状態となる。
図4に示すように、前面ドア4裏面部の片側(図2の左側)には、メダルセレクタ50と、このメダルセレクタ50の下部に設けたキャンセルシュータ51とが設けられており、さらに、キャンセルシュータ51の下流端には、キャンセルシュート52が接続されている。メダルセレクタ50及びキャンセルシュート52は、前面ドア4の裏面部に取り付け固定されている。
メダルセレクタ50は、メダル投入口21から投入されたメダルが、メダルセレクタ50の内部に形成されたメダル通路(図示せず)を通過する際に、メダルの真偽を判別し、正規メダルと判別されたメダルをカウントするとともに、メダルセレクタ50の排出側に接続しているホッパー53(図3)に貯留する。一方、不正メダルと判別したメダルは、メダルセレクタ50の下方に設けたキャンセルシュータ51を通じて、キャンセルシュート52の内部に落下させる機能を備えている。
キャンセルシュート52は、メダルセレクタ50のキャンセルシュータ51を通じて排出され落下したメダル(不正メダル)を、メダル払出口23aからメダル受け部23bに返却する。また、ホッパー53から払い出されるメダルをメダル払出口23aからメダル受け部23bに払い出す機能を備えている。
[メインリール10の構成]
図1〜図4に示すように、メインリール10は、複数種類の図柄(図9)が各々の外周面に描かれた3個のリール11L,11C,11Rが回転自在に並列状態(横一列)で設けられており、各リール11L,11C,11Rは、一定の速度(例えば、80回転/毎分)で回転する。
すなわち、このメインリール10を構成するリール11L,11C,11Rは、円筒状のリールドラムと、図柄が描かれた透光性を有する長尺なリール帯とから成り、リールドラムの外周面に沿ってリール帯を貼付することによって構成されている。リールドラムは、同一形状の2つの環状フレーム同士を所定の間隔(リール幅)だけ離間させた状態で複数本の連結部材(図示せず)によって連結することにより形成される。リールドラムの所定位置には、リール11L,11C,11Rを縦方向に回転させるための駆動モータ18(18L,18C,18R)が取り付けられている。この駆動モータ18には、ステッピングモータが使用されている。
また、リール11L,11C,11Rを構成するリールドラムの軸部を軸支する軸受部および駆動モータ18の回転軸にはギヤが固設され、このギヤとリール11L,11C,11Rのリールギヤとが噛合しているため、リール11L,11C,11Rは、駆動モータ18の駆動によるリールギヤの回転により縦方向に回転させることができる。また、このリールドラムの内側(各リール11L,11C,11Rの内方)には、このリール11L,11C,11Rに表されている縦3列の図柄をそれぞれ内側から照らすことができる複数のLEDランプ(図示せず)が設けられている。
また、リール窓枠体6の内部には、縦長矩形状に形成された窓枠表示領域7L,7C,7Rが設けられている。この図柄表示領域7L,7C,7Rは、それぞれ対応するリール11L,11C,11Rが回転中であり、各停止ボタン26L,26C,26Rが押下操作可能である場合には、遊技者がリール11L,11C,11R上の図柄を視認できるように透過状態となる。
すなわち、この窓枠表示領域7L,7C,7Rは、各リール11L,11C,11Rに対応して設けられており、リール11L,11C,11R上に配置された図柄の表示や種々の演出を表示する。また、窓枠表示領域7L,7C,7Rの領域には、水平方向にトップライン12b、センタライン12c及びボトムライン12dの表示ラインが設けられ、斜め方向にクロスアップライン12a及びクロスダウンライン12eの表示ラインが設けられる。
遊技者がMAXBETボタン24cを押下操作するか又はメダル投入口21に3枚のメダルを投入すると、5本の表示ライン(ライン12a〜12e)が有効となり、遊技者がメダル投入口21に1枚又は2枚のメダルを投入した場合には、それぞれ1本(センタライン12c)又は3本(トップライン12b、センタライン12c及びボトムライン12d)の表示ラインが有効となる。なお、ここでは、有効化された表示ラインを「有効ライン」と呼ぶこととする。また、これらの表示ライン12a〜12eは役の成否に関わる。
また、図4〜図7に示すように、このメインリール10には、リール11L,11C,11Rを保護するとともに、このメインリール10の全体を覆うリール収容カバー13が設けられている。このリール収容カバー13は、全体が略円弧型に形成された主カバー部13aと一対の側面カバー部13bとにより構成されている。また、このリール収容カバー13の開口部には取り付け枠体14が結合可能となっており、この取り付け枠体14によりメインリール10を前面ドア4の裏面に取り付け固定することができる。
また、リール収容カバー13を構成する主カバー部13aには、3箇所の挿通口13cおよび通孔13dがそれぞれ形成されている。このうち3箇所の挿通口13cは、主制御回路71(図3)から延出された3本のハーネス(図示せず)の先端部を挿通させて、リール収容カバー13の内部に設けた駆動モータ18制御用のリール制御基板(図示せず)に接続するために形成されている。また、通孔13dは、遊技店の係員などが、この通孔13dを通じて各リール11L,11C,11Rを目視により確認したり、手で直接動かして回転するために形成されている。
また、リール収容カバー13の上下位置には3箇所の取り付けフランジ15が固設され、これら取り付けフランジ15には通孔15aが形成されており、リール収容カバー13と取り付け枠体14とを組み付け固定する場合には、取り付けフランジ15の通孔15aを挿通させた取り付けネジを取り付け枠体14の取り付けフランジ19に形成されたネジ孔(図示せず)に螺合させることで行なう。
また、取り付け枠体14の側面側には、一対の取り付けフランジ17(図7)が形成され、これら取り付けフランジ17には、通孔17aおよびボス孔17bとがそれぞれ設けられている。一方、前面ドア4の裏面の所定位置(メインリール10の取り付け位置)には、一対のネジ孔4aが形成されるとともに、一対の位置決めピン4bとが立設さている(図5)。
すなわち、メインリール10を前面ドア4の裏面に取り付け固定する場合、取り付けフランジ17のボス孔17bに位置決めピン4bを挿通させ、通孔17aを挿通させた取り付けネジを前面ドア4のネジ孔4aに螺合させることで、メインリール10を前面ドア4の所定位置に取り付け固定することができる。
[第1サブリールの構成]
次に、図1〜図3を参照して、第1サブリール30の構成の詳細を説明する。図1に示すように、第1サブリール30は、複数種類の図柄(図10)が各々の外周面に描かれた3個のリール31L,31C,31Rが回転自在に並列状態(横一列)で設けられている。
すなわち、この第1サブリール30を構成するリール31L,31C,31Rは、メインリール10と同様に、円筒状のリールドラムと、図柄が描かれた透光性を有する長尺なリール帯とから成り、リールドラムの外周面に沿ってリール帯を貼付することによって構成されている。リールドラムは、同一形状の2つの環状フレーム同士を所定の間隔(リール幅)だけ離間させた状態で複数本の連結部材(図示せず)によって連結することにより形成される。リールドラムの所定位置には、各リール31L,31C,31Rを正回転および逆回転させるための駆動モータ34(34L,34C,34R)が取り付けられている。この駆動モータ34には、ステッピングモータが使用されている。
また、リール31L,31C,31Rを構成するリールドラムの軸部を軸支する軸受部および駆動モータ34の回転軸にはギヤが固設され、このギヤとリール31L,31C,31Rのリールギヤとが噛合しており、リール31L,31C,31Rは、駆動モータ34の駆動によるリールギヤの回転により縦方向に回転させることができる。
また、このリールドラムの内側(各リール31L,31C,31Rの内方)には、このリール31L,31C,31Rに表されている縦3列の図柄をそれぞれ照らすための複数のLEDランプ(図示せず)が設けられている。以上のように構成される第1サブリール30は、各リール31L,31C,31Rを縦方向に向けて正回転或いは逆回転することで、遊技時の演出を行なう。
[第2サブリール40の構成]
次に、図8を用いて、第2サブリール40の構成の詳細を説明する。図8は、第2サブリール40の内部構成を示す拡大図である。図8に示すように、第2サブリール40は、全体が横長円筒状に形成されたリールドラム41と、このリールドラム41を回転駆動する駆動モータ45とを備えている。前述したように、リールドラム41の外周面には、6個の図柄からなる図柄列(図11)が描かれている。リール中継基板47は、リールドラム41の回転を制御する信号を中継する基板で、このリール中継基板47から延出されたケーブルは、駆動モータ45に接続されている。
同図に示すように、リールドラム41を構成するリールドラムフレーム41aには、このリールドラムフレーム41aに固設された支持ベース42内で回転自在に支持されたメインシャフト42aが連結固定され、このメインシャフト42aのほぼ中央部には、分離可能に連結されたベースギヤ43とサブギヤ44とが固設されている。さらに、メインシャフト42aの下端部は、リールドラム41の下端部に位置するリールドラムフレーム41aに固定されている。
また、駆動モータ45のモータシャフト45aには回転ギヤ45bが設けられ、この回転ギヤ45bとベースギヤ43およびサブギヤ44とが噛合している。また、この第2サブリール40の各図柄と対応する位置には、リールドラム41を裏側から照らすLEDランプが配置されている。
これにより、副制御回路72からの制御信号により駆動モータ45が正回転或いは、逆回転のいずれかに回転すると、この駆動モータ45による駆動力はモータシャフト45a、回転ギヤ45bからベースギヤ43およびサブギヤ44に伝達され、これによりベースギヤ43およびサブギヤ44が回転し、ベースギヤ43に係合されたリールドラムフレーム41aが回転するため、リールドラム41が正回転或いは、逆回転する。
また、リールドラムフレーム41aの開口部には、基板ケース48aが固設されており、この基板ケース48aの内部には、複数のLEDを配列したLED基板48が設けられている。このLED基板48のLEDは、リールドラム41の裏側から発光することで、リールドラム41の回転が停止または回転中などに、このリールドラム41に描かれている図柄を裏側から照らすようにしている。
[メインリール10の図柄列の配置]
次に、図9を用いて、実施例1に係るパチスロ機1に備えたメインリール10を構成するリール11L,11C,11R上に表される図柄の一例について説明する。図9は、メインリール10のリール11L,11C,11R上に表される図柄の一例を示す図である。
同図に示すように、各リール11L,11C,11Rには、複数種類の図柄が21個配列された図柄列が表わされており、各図柄にはリール配列上で“0”〜“20”のコードナンバーが付与され、この図柄のデータはデータテーブルとして後述する主制御回路71のROM62(図17)に記憶されている。
具体的には、各リール11L,11C,11R上には、“赤7”、“青7”、“BAR”、“Replay”、“青チェリー”、“赤チェリー”、 “ブランク”、“大山”、スイカ”、及び“ベル”の図柄で構成される図柄列が表わされている。これによって、各リール11L,11C,11Rは、図柄列が図中に示した下方向(図9の矢印方向)に回転する。ここで、この図9に示すメインリール10の図柄列では、各リール11L,11C,11R上に描かれている図柄は21個としているが、この図柄の個数や図柄の配置の態様は任意に設定可能である。例えば、全てのリール11L,11C,11Rに描く図柄を19個とするなどとしてもよい。
[第1サブリール30の図柄列の配置]
次に、図10を用いて、実施例1に係るパチスロ機1に備えた第1サブリール30を構成するリール31L,31C,31R上に表される図柄の一例について説明する。図10は、第1サブリール30のリール31L,31C,31R上に表される図柄の一例を示す図である。
同図に示すように、各リール31L,31C,31Rには、メインリール10のリール11L,11C,11Rと同様に、複数種類の図柄が21個配列された図柄列が表わされており、各図柄のデータはデータテーブルとして後述する副制御回路72のプログラムROM108(図18)に記憶されている。
具体的には、各リール31L,31C,31R上には、“赤7”、“青7”、“BAR”、“Replay”、“青チェリー”、“赤チェリー”、“スイカ”、及び“ベル”の図柄で構成される図柄列が表わされている。ここで、第1サブリール30は、正回転および逆回転するため、各リール31L,31C,31R上に描かれた図柄列は図中に示した上下方向(図10の矢印方向)に回転する。
なお、図10に示す第1サブリール30の図柄列は、図9に示したメインリール10の各リール11L,11C,11R上に描かれている図柄の個数と合わせて21個としているが、この図柄の個数はメインリール10の図柄の個数と一致させる必要はなく、図柄の個数や図柄の配置の態様は、任意に設定することができる。なお、この図柄の配置はそれぞれの図柄同士の間隔を開けるようにしてもよい。
[第2サブリール40の図柄列の配置]
次に、図11を用いて、実施例1に係るパチスロ機1に備えた第2サブリール40に表される図柄の一例について説明する。図11に示すように、第2サブリール40のリールドラム41上には、複数(6個)の図柄からなる図柄列が表わされている。同図に示すように、この第2サブリール40のリールドラム41に表わされた図柄列は、このリールドラム41の回転にともなって、図11の矢印方向、すなわち「正回転」として左方向、又は「逆回転」として右方向にそれぞれ移動する。また、各図柄(「大山」図柄、「大当り」図柄、「ハズレ」図柄、「ベル」図柄、「リプレイ」図柄、「鳥」図柄)は、データテーブルとして後述する副制御回路72のプログラムROM108(図18)に格納されている。
ここで、この第2サブリール40上に配置された図柄のうち、「大当り」図柄は、例えば、BB(ビックボーナス)又はRB(レギュラーボーナス)に内部当籤している場合にのみ、横長開口部16(図1)のほぼ中央部に停止するが、BB又はRBに内部当籤していれば必ず表示されるものではない。また、例えば、「ハズレ」図柄は、いずれの当籤役にも内部当籤していないときに、横長開口部16のほぼ中央部に停止する。
[パチスロ機1の図柄組合せと払い出し枚数の関係]
次に、図12を用いて、実施例1に係るパチスロ機1の表示役と図柄組合せと払出枚数との関係について説明する。図12は、実施例1に係るパチスロ機1の表示役と図柄組合せと払出枚数との関係を説明するための説明図である。
同図に示すように、この図柄組合せテーブルは、いずれかの有効ライン(12a〜12e、図1参照)上の3つの図柄停止位置の各々に停止表示された図柄の組合せに対応する表示役と、表示役に対応する投入枚数(BET数3)毎の払出枚数の情報とを備えている。また、この図柄組合せテーブルは、メインリール10の全てのリール11L,11C,11Rが停止した後、有効ライン上に沿って表示された図柄の組合せに応じて払出枚数を決定する場合に参照される。
同図に示すように、BB1は、“赤7−赤7−赤7”が有効ラインに沿って並ぶことにより役が成立する(表示役がBB1となる)。また、BB2は、“青7−青7−青7”が有効ラインに沿って並ぶことにより役が成立する(表示役がBB2となる)。また、RBは、“BAR−BAR−BAR”が有効ラインに沿って並ぶことにより役が成立する(表示役がRBとなる)。
また同様に、「スイカの小役」は、“スイカ−スイカ−スイカ”が有効ラインに沿って並ぶことにより入賞する入賞役であり、つまり、この「スイカの小役」は、全てのリールにおいて有効ライン上にスイカの図柄が停止表示されることで入賞する3リール役の入賞役である。スイカ図柄が有効ラインに沿って並ぶと15枚のメダルの払い出しが行なわれる。なお、「ベルの小役」も上記と同様の3リール役の入賞役である。ベル図柄が有効ラインに沿って並ぶと12枚のメダルの払い出しが行なわれる。
また、チェリーの小役(青チェリー、赤チェリー)は、“チェリー−ANY−ANY”が有効ラインに沿って並ぶことにより入賞する入賞役である。つまり、この「チェリーの小役」は、チェリー図柄が左リールの位置に停止表示されるだけで入賞する1リール役の入賞役である。これら青チェリー或いは赤チェリーの図柄が左リールに停止表示されると2枚のメダルの払い出しが行なわれる。また、リプレイ図柄の場合には、払い出し枚数は、0となり、メダルの払い出しはないが、再度の遊技が可能となる。
[パチスロ機1の内部抽籤テーブル]
次に、図13(1)〜(3)を用いて、実施例1においてパチスロ機1が採用する内部抽籤テーブルの一例を説明する。図13(1)〜(3)は、実施例1においてパチスロ機1が採用する内部抽籤テーブル(BET数:3)の一例を示す図である(乱数範囲は0から65535)。
図13(1)は、設定6に対応する一般遊技状態用内部抽籤テーブルを示す。この一般遊技状態用内部抽籤テーブルは、当籤役に対応する数値範囲の下限値および上限値の情報を格納している。また、この一般遊技状態では、BB1(赤7)、BB2(青7)、RB、リプレイの小役、スイカの小役、ベルの小役、赤チェリーの小役及び青チェリーの小役に内部当籤する場合がある。
このうち、BET数が3の場合の内部抽籤テーブルについて具体的な例を挙げて説明すると、BB1に対応する数値範囲は“26374〜26533”であり、BB1内部当籤となる数値範囲の下限値は“26374”であり、上限値は“26533”である。BB2に対応する数値範囲は“26214〜26373”であり、BB2内部当籤となる数値範囲の下限値は“26214”であり、上限値は“26373”である。また、RBに対応する数値範囲は“26064〜26213”であり、RB内部当籤となる数値範囲の下限値は“26064”であり、上限値は“26213”である。
また、青チェリーに対応する数値範囲は“0〜1023”であり、青チェリー内部当籤となる数値範囲の下限値は“0”であり、上限値は“1023”である。赤チェリーに対応する数値範囲は“1024〜2047”であり、赤チェリー内部当籤となる数値範囲の下限値は“1024”であり、上限値は“2047”である。
図13(2)は、設定4に対応する一般遊技状態用内部抽籤テーブルを示す。この一般遊技状態用内部抽籤テーブルは、当籤役に対応する数値範囲の下限値および上限値の情報を格納している。また、この一般遊技状態では、BB1(赤7)、BB2(青7)、RB、リプレイの小役、スイカの小役、ベルの小役、赤チェリーの小役及び青チェリーの小役に内部当籤する場合がある。
このうち、BET数が3の場合の内部抽籤テーブルについて具体的な例を挙げて説明すると、BB1に対応する数値範囲は“26344〜26488”であり、BB1内部当籤となる数値範囲の下限値は“26344”であり、上限値は“26488”である。BB2に対応する数値範囲は“26199〜26343”であり、BB2内部当籤となる数値範囲の下限値は“26199”であり、上限値は“26343”である。また、RBに対応する数値範囲は“26064〜26198”であり、RB内部当籤となる数値範囲の下限値は“26064”であり、上限値は“26198”である。
また、青チェリーに対応する数値範囲は“0〜1023”であり、青チェリー内部当籤となる数値範囲の下限値は“0”であり、上限値は“1023”である。赤チェリーに対応する数値範囲は“1024〜2047”であり、赤チェリー内部当籤となる数値範囲の下限値は“1024”であり、上限値は“2047”である。
図13(3)は、設定1に対応する一般遊技状態用内部抽籤テーブルを示す。この一般遊技状態用内部抽籤テーブルは、当籤役に対応する数値範囲の下限値および上限値の情報を格納している。また、この一般遊技状態では、BB1(赤7)、BB2(青7)、RB、リプレイの小役、スイカの小役、ベルの小役、赤チェリーの小役及び青チェリーの小役に内部当籤する場合がある。
このうち、BET数が3の場合の内部抽籤テーブルについて具体的な例を挙げて説明すると、BB1に対応する数値範囲は“26314〜26443”であり、BB1内部当籤となる数値範囲の下限値は“26314”であり、上限値は“26443”である。BB2に対応する数値範囲は“26184〜26313”であり、BB2内部当籤となる数値範囲の下限値は“26184”であり、上限値は“26313”である。また、RBに対応する数値範囲は“26064〜26183”であり、RB内部当籤となる数値範囲の下限値は“26064”であり、上限値は“26183”である。
また、青チェリーに対応する数値範囲は“0〜1023”であり、青チェリー内部当籤となる数値範囲の下限値は“0”であり、上限値は“1023”である。赤チェリーに対応する数値範囲は“1024〜2047”であり、赤チェリー内部当籤となる数値範囲の下限値は“1024”であり、上限値は“2047”である。
[演出選択テーブルの構成]
次に、図14(1)〜(4)を用いて、実施例1においてパチスロ機1が採用する演出選択テーブルの一例を説明する。図14(1)〜(4)は、実施例1においてパチスロ機1が採用する演出選択テーブル(大分類テーブル、中分類テーブル、小分類テーブル)の一例を示す図である。また、図15(1)〜(4)および図16(1)(2)は、演出選択テーブルにより選択された演出番号に対応する演出動作を示す説明図である。この演出選択テーブルは、遊技者がスタートレバー25(図1)を押下(ON)して、何らかの役が内部抽籤(「ハズレ」も含む)した場合に、その抽籤結果(当籤フラグ)に応じて、参照されるテーブルであり、それぞれの当籤役(「ハズレ」〜「スイカ」〜「BB2」)に応じた各種の演出が格納されたテーブルである。
すなわち、図14(1)は、演出選択テーブルのうちの大分類テーブルを示しており、先ず、この大分類テーブルに基づいて、主制御回路71(図17)による遊技開始コマンド処理から送信された抽籤結果(当籤役(「ハズレ」、「スイカ」〜「BB2」)に応じた演出分類および演出番号が選択される。例えば、抽籤結果が「スイカ」である場合、この「スイカ」を対象とする抽籤を大分類テーブルで行ない、このスイカの当籤役に対応する演出分類および演出番号「1」〜「5」が選択される。具体的に説明すると、大分類テーブルによる抽籤(乱数範囲「0〜32767」)により「0〜9999(10000)」の範囲の数値が抽籤された場合、演出分類は成立役報知となり、演出番号は「1」が選択されることとなる。
なお、演出分類による成立役報知とは、第1サブリール30または第2サブリール40いずれか一方のリールの回転を対象とする演出報知或いは、第1サブリール30および第2サブリール40との両者を使用した演出報知のことを示す。この演出報知は、(2)の中分類テーブル、図14(3)、(4)の小分類テーブルによりさらに分類される。また、大分類テーブルにおいて、演出番号「2」〜「4」が選択された場合、この演出は、他の演出となる。
以下、大分類テーブルにより選択された演出番号1用の(2)中分類テーブルについて説明する。すなわち、演出番号が「1」の場合、演出分類は、成立役の報知となるため、次いで、次の図14(2)の中分類テーブルを使用して抽籤が行なわれる。すなわち、この(2)中分類テーブルは、演出番号1用の演出選択テーブルを示しており、この中分類テーブルには、演出番号1用の演出分類(「1−1」「1−2」・・)が格納されている。
具体的に説明すると、この(2)中分類テーブルの抽籤により演出番号「1−1」が選択された場合、第1サブリール30の回転のみによる演出が行なわれる(第2サブリール40の回転による演出は行なわない)。また、抽籤により演出番号「1−2」が選択された場合、第2サブリール40の回転による演出が行なわれる(第1サブリール30の回転による演出は行なわない)。また、抽籤により演出番号「1−3」が選択された場合、第1サブリール30および第2サブリール40の回転による演出が同時に行なわれる。
また、図14(3)の小分類テーブルは、演出番号「1−1」と演出番号「1−2」用の演出分類が格納された演出選択テーブルを示しており、具体的に説明すると、抽籤により演出番号「1−1−1」および演出番号「1−2−1」が選択された場合、第1サブリール30の全リール(リール31L,31C,31R)および第2サブリール40のリールドラム41はともに正回転となる演出が行なわれる。また、抽籤により演出番号「1−1−2」および演出番号「1−2−2」が選択された場合、第1サブリール30の全リール(リール31L,31C,31R)および第2のサブリール40のリールドラム41はともに逆回転となる演出が行なわれる。
また、図14(4)は、演出番号「1−3」用の小分類テーブルを示している。すなわち、この演出選択テーブルは、中分類テーブル(2)の演出番号「1−3」用の小分類テーブルで、演出番号の「1−3」が選択された場合に、参照されるテーブルである。具体的に説明すると、図14(4)の小分類テーブルで演出番号「1−3−1」が選択された場合、図15(1)に示すように、第1サブリール30のリール31L,31C,31Rは、全て正回転となり、第2サブリール40のリールドラム41は、右回転(逆回転)となる。また、図14(4)の小分類テーブルで演出番号「1−3−2」が選択された場合、図15(2)に示すように、第1サブリール30の31L,31C,31Rは、全て正回転となり、第2サブリール40のリールドラム41は、左回転(正回転)となる。
また、図14(4)の小分類テーブルで演出番号「1−3−3」が選択された場合、図15(3)に示すように、第1サブリール30のリール31L,31C,31Rは、全て逆回転となり、第2サブリール40のリールドラム41は、右回転(逆回転)となる。同様に、演出番号「1−3−4」が選択された場合、図15(4)に示すように、第1サブリール30のリール31L,31C,31Rは、全て逆回転となり、第2サブリール40のリールドラム41は、左回転(正回転)となる。
また、同様に、演出番号「1−3−5」が選択された場合、図16(1)に示すように、第1サブリール30のリール31L,31C,31Rのうち、リール31Lが逆回転となり、リール31Rが正回転となり(リール31Cは停止)、第2サブリール40のリールドラム41は、右回転(逆回転)となる。これにより、同図に示すように、第2サブリール30のリール31L,31Rと、この第2サブリール30の上部に配置された第4サブリール40のリールドラム41とが連動して、図に示す一定の方向に回転するという多彩な演出を行なうことができる。
また、同様に、演出番号「1−3−6」が選択された場合、図16(2)に示すように、第1サブリール30のリール31L,31C,31Rのうち、リール31Lが正回転となり、リール31Rが逆回転となり(リール31Cは停止)、第2サブリール40のリールドラム41が左回転(正回転)となる。これにより、図16(1)と同様に、第2サブリール30のリール31L,31Rと、この第2サブリール30の上部に配置された第4サブリール40のリールドラム41とが連動して一定の方向に回転するという多彩な演出を行なうことができる。
なお、この場合、第1サブリール30おおび第2サブリール40によるリールドラム41の回転は、一定の規則性(周期性)を持たせてもよいし、或いは、一方のサブリール(両方のサブリール)の回転速度を変化させたり、図16(1)(2)に例示した以外の回転となるように、不規則に変化させる構成としてもよい。
ここで、上述したように、第1サブリール30と第2サブリール40とで行なわれる演出は、第1サブリール30と第2サブリール40とによる各リール31L,31C,31Rの回転方向(正回転/逆回転)とリールドラム41の回転方向(正回転/逆回転)とを組み合わせた演出となるが、図柄の組み合わせによる演出としては、例えば、「スイカ」が内部当籤したことを示すためには、第1サブリール30上で「スイカ−スイカ−スイカ」を横一列に停止させるなどの演出を行なう。
また、第1サブリール30においては、この第1サブリール30の各リール31L,31C,31Rの停止位置を組み合わせることにより、リール3L,3C,3R全体の図柄の組み合わせで、例えば、ラッキーナンバーの「7」を表す図柄列の演出を行なうようにしてもよい。
さらに、第1サブリール30およびリールドラム41に配置される図柄の一部に、例えば、キャラクターの「顔」などを構成するパーツを分散させた図柄(絵柄)を設け、所定の当籤役が当籤した場合などに、第1サブリール30と第2サブリール40(リールドラム41)との停止時の組み合わせにより「顔」(キャラクター)のイメージを完成させるなどの演出を行なうようにしてもよい。この場合、第1サブリール30と第2サブリール40(リールドラム41)との両者のリールに配置された図柄の組み合わせにより広い演出画面が展開されることとなり、遊技者に対する多彩な演出効果をより高めることができる。
[パチスロ機1の内部構成]
続いて、図17および図18を用いて、図1に示したパチスロ機1の内部構成について説明する。図17は、実施例1に係る主制御回路71の回路構成を示すブロック図であり、図18は、実施例1に係る副制御回路72の回路構成を示すブロック図である。
すなわち、図17に示すように、このパチスロ機1を構成する電気回路は、パチスロ機1の遊技処理動作を制御する主制御回路71と、この主制御回路71に電気的に接続される周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路71から送信される制御指令に基づいて第1サブリール30と第2サブリール40による回転駆動、スピーカ17L,17R、LED類201及びランプ類202を制御する副制御回路72とが含まれる。
主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ60を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ60は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行なうCPU61と、記憶手段であるROM62及びRAM63とを有する。
CPU61には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路64及び分周器65と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器66及びサンプリング回路67とが接続されている。なお、マイクロコンピュータ60内のCPU61上で乱数サンプリング用プログラムを実行してソフトウエア的に乱数サンプリングを行なうこともできる。この場合、乱数発生器66及びサンプリング回路67を省略することができる。
マイクロコンピュータ60のROM62には、スタートレバー25を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる内部抽籤テーブルや停止用当籤役決定テーブル、停止ボタン26L,26C,26Rの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群等が格納されている。
また、このROM62には、副制御回路72へ送信するための各種制御指令等が格納されている。ここで、副制御回路72が主制御回路71へ制御指令や情報等を入力することはなく、主制御回路71から副制御回路72への一方向で通信が行われる。RAM63には、内部当籤役、持越役等の種々の情報が格納される。
乱数発生器66は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路67は、スタートレバー25が操作された後の適宜のタイミングで乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数を使用することにより、例えばROM62内に格納されている内部抽籤テーブル等に基づいて内部当籤役等が決定される。
マイクロコンピュータ60からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、BETランプ(1−BETランプ27a、2−BETランプ27b、MAXBETランプ27c)と、ボーナス遊技情報表示部28、クレジット表示部29a、払出表示部29b等の表示部と、メダルを収納し後述するホッパー駆動回路78の命令により所定枚数のメダルを払出すホッパー(払出しのための駆動部を含む)53と、メインリール10の各リール11L,11C,11Rを回転駆動する駆動モータ(ステッピングモータ)18L,18C,18Rとがある。
また、BETランプ27a,27b,27cを駆動制御するランプ駆動回路76並びにボーナス遊技情報表示部28、クレジット表示部29a、払出表示部29b等の表示部を駆動制御する表示部駆動回路77、ホッパー53を駆動制御するホッパー駆動回路78がCPU61の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU61から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイクロコンピュータ60へは、スタートスイッチ25S、停止スイッチ26LS,26CS,26RS、BETスイッチ24aS,24bS,24cS、C/Pスイッチ22S、メダルセンサ21S、リール位置検出回路74、払出完了信号回路79から入力信号が入力され、これらに基づいて制御指令が発生される。メダル検出部53Sは、ホッパー53から払い出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された枚数データに達した時に、払出完了信号回路79からCPU61にメダル払出完了信号が送信される。この払出完了信号回路79は、メダル検出部53Sの計数値(ホッパー53から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時にメダル払出完了を示す信号を発生する。
リール位置検出回路74は、リール回転センサからのパルス信号を受けて、メインリール10を構成する各リール11L,11C,11Rの位置を検出するための信号をCPU61へ供給する回路である。
スタートスイッチ25Sは、スタートレバー25の操作を検出するスイッチであり、メダルセンサ21Sは、メダル投入口21に投入されたメダルを検出するセンサである。停止スイッチ26LS,26CS,26RSは、それぞれ対応する停止ボタン26L,26C,26Rの操作に応じて停止信号を発生するスイッチである。
BETスイッチ24aS,24bS,24cSは、BETボタン24a,24b,24cの背面に設けられ、これらBETボタン24a,24b,24cの操作に応じて信号を発生するスイッチである。C/Pスイッチ22Sは、C/Pボタン22の背面に設けられC/Pボタン22の操作に応じて信号を発生するスイッチである。
ROM62内には、役の成立(入賞等)となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数とが対応付けられた図柄組み合わせテーブルが格納されている。この図柄組合せテーブルは、左のリール11L,中央のリール11C,右のリール11Rの停止制御時並びに全リール11L,11C,11Rの停止後の入賞確認(表示役の確認)を行なう際に参照される。表示役(表示役データ)は、有効ラインに沿って並ぶ図柄組合せに対応する役(成立役)であり、遊技者にはこの表示役に対応する利益が付与される。
CPU61は、上記乱数サンプリングに基づく抽籤処理(内部抽籤処理等)により内部当籤役や停止用当籤役を決定したならば、遊技者が停止ボタン26L,26C,26Rを操作したタイミングで停止スイッチ7LS,7CS,7RSから送られる操作信号並びに決定された停止テーブルに基づいて、リール11L,11C,11Rを停止制御する信号をモータ駆動回路75に送出する。
また、CPU61は、当籤した役の入賞を示す停止態様(即ち入賞態様)になれば、払出指令信号をホッパー駆動回路78に供給してホッパー53から所定個数のメダルの払出を行なう。その際、メダル検出部53Sは、ホッパー53から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時にメダル払出完了信号をCPU61に入力する。これにより、CPU61は、ホッパー駆動回路78を介してホッパー53の駆動を停止し、メダル払出処理を終了することになる。
[パチスロ機1の副制御回路72]
続いて、図18を用いて、実施例1に係るパチスロ機1の副制御回路72について説明する。図18に示すように、この副制御回路72は、バスを介して主制御回路71に接続されるとともに、スピーカ17L,17Rと、LED類201と、ランプ類202と、音量調節部203とが接続されている。副制御回路72は、第1サブリール30および第2サブリール40の回転による演出、画像表示、ランプ表示および音声出力を含む遊技に関する演出を制御する機能を備えている。具体的には、主制御回路71から送信される制御指令に基づいて第1サブリール30および第2サブリール40の回転駆動および回転方向の制御やスピーカ17L,17Rおよび各種のLED類201やランプ類202の点灯などの制御を行なう。
図18に示すように、副制御回路72の内部構成は、画像制御回路(gSub)72aと、音・ランプ制御回路(mSub)72bと、サブ制御回路(nSub)72cとからなり、画像制御回路(gSub)72a及び音・ランプ制御回路(mSub)72bおよびサブ制御回路(nSub)72cは、主制御回路71を構成する回路基板とは別の回路基板上に形成される。
主制御回路71と画像制御回路(gSub)72aとの間の通信は、主制御回路71から画像制御回路(gSub)72aへの一方向で行われ、画像制御回路(gSub)72aが主制御回路71へ制御指令や情報等を出力することはない。また、画像制御回路(gSub)72aと音・ランプ制御回路(mSub)72bとの間の通信は、画像制御回路(gSub)72aから音・ランプ制御回路(mSub)72bへの一方向で行われ、音・ランプ制御回路(mSub)72bが画像制御回路(gSub)72aへ制御指令や情報等を出力することもない。
画像制御回路(gSub)72aは、画像制御マイコン81、シリアルポート82、プログラムROM83、ワークRAM84、カレンダIC85、画像制御IC86、制御RAM87、画像ROM(キャラクタROM)88及びビデオRAM89からなる。また、画像制御回路72aは、ビデオディスクプロセッサVDP(Video-Display-Processor)、各種の画像データを生成するためのデータが記憶される画像データROM、画像データをバッファするフレームバッファ、画像データを画像信号として変換するD/Aコンバータ等から構成される。
画像制御マイコン81は、VDP(Video-Display-Processor)、割込コントローラ、入出力ポート(シリアルポート82は図示)を備えている。この画像制御マイコン81に備えられたVDPは、主制御回路71から送信された制御指令に基づき、プログラムROM83内に格納された制御プログラムに従って各種の処理を行なう。
また、主制御回路71から有効ラインを表示すべき旨の制御指令を受信したならば、有効ラインを表示(点灯)するよう画像制御IC86に指示する。なお、画像制御回路(gSub)72aは、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、画像制御マイコン81の動作プログラム上でソフトウエア的に乱数サンプリングを実行するよう構成されている。
シリアルポート82は、主制御回路71から送信される制御指令等を受信するポートである。プログラムROM83は、画像制御マイコン81で実行する制御プログラムや後述する各種テーブルを記憶する。ワークRAM84は、画像制御マイコン81が制御プログラムを実行する場合に使用する作業用のメモリ領域として使用され、このワークRAM84には、演出等に関する種々の情報が記憶される。
カレンダIC85は、日付データを記憶するICであり、遊技店の従業員等が図示しない操作部を操作して日付の設定等が行われ、設定された日付がカレンダIC85に格納される。なお、ワークRAM84とカレンダIC85は、バックアップ対象とされているため、画像制御マイコン81に供給される電源が遮断された場合であっても、電力が供給され続け、記憶された情報等の消去が防止される。
画像制御IC86は、画像制御マイコン81により決定された画像や演出内容に応じた画像を生成するICである。この画像制御IC86には制御RAM87が含まれており、画像制御マイコン81がこの制御RAM87に対する情報の読み出しや書き込みを行なう。また、制御RAM87には、画像制御IC86のレジスタと、スプライト属性テーブルと、カラーパレットテーブルとが展開されており、画像制御マイコン81がこの画像制御IC86のレジスタ及びスプライト属性テーブルを所定のタイミングごとに更新する。
また、この画像制御IC86には、画像ROM88と、ビデオRAM89とが接続されている。画像ROM88は、画像を生成するための画像データ、ドットデータ等を格納する。ビデオRAM89は、画像制御IC86で画像を生成する場合の一時記憶手段として用いられる。
また、画像制御回路(gSub)72aでは、画像制御マイコン81が、音・ランプの演出の制御についても行なう。画像制御マイコン81は、決定された演出に基づいて音・ランプの種類及び出力タイミングを決定し、所定のタイミングごとに音・ランプ制御回路(mSub)72bにシリアルポート82を介して制御指令を送信する。この制御指令を受信した音・ランプ制御回路(mSub)72bは、画像制御回路(gSub)72aから受信した制御指令に応じて音・ランプの出力のみを行なう。
音・ランプ制御回路(mSub)72bは、音・ランプ制御マイコン91、シリアルポート92、プログラムROM93、ワークRAM94、音源IC95、パワーアンプ96及び音源ROM97からなる。
音・ランプ制御マイコン91は、CPU、割込コントローラ、入出力ポート(シリアルポート92は図示)を備えている。音・ランプ制御マイコン91内のCPUは、画像制御回路(gSub)72aから送信された制御指令に基づき、プログラムROM93内に格納された制御プログラムに従って音・ランプの出力処理を行なう。
また、音・ランプ制御マイコン91には、LED類201及びランプ類202が接続されている。音・ランプ制御マイコン91は、画像制御回路(gSub)72aから所定のタイミングで送信される制御指令に応じて、このLED類201及びランプ類202に出力信号を送信する。これにより、LED類201及びランプ類202が演出に応じた所定の態様で発光することとなる。
シリアルポート92は、画像制御回路(gSub)72aから送信される制御指令等を受信する入力ポートである。プログラムROM93は、音・ランプ制御マイコン91で実行する制御プログラム等を格納したメモリである。ワークRAM94は、音・ランプ制御マイコン91が前述した制御プログラムを実行する場合の、作業用のワークメモリとして使用される。
音源IC95は、画像制御回路(gSub)72aから送信された制御指令に基づいて音源を生成してパワーアンプ96に出力する。パワーアンプ96は増幅器であり、このパワーアンプ96にはスピーカ17L,17Rが接続されている。パワーアンプ96は、音源IC95から出力された音源を増幅し、増幅した音源をスピーカ17L,17Rから出力させる。音源ROM97は、音源を生成するための音源データ(フレーズ等)等を格納する。
また、音・ランプ制御マイコン91には、音量調節部203が接続されている。この音量調節部203は、遊技店の従業員等により操作可能となっており、スピーカ17L,17Rから出力される音量の調節が行われる。音・ランプ制御マイコン91は、音量調節部203から送信される入力信号に基づいて、スピーカ17L,17Rから出力される音を入力された音量に調節する制御を行なう。
サブ制御回路(nSub)72cは、第1サブリール30用のモータ駆動回路102およびリール位置検出回路103と、第2サブリール40用のモータ駆動回路104およびリール位置検出回路105と、サブリールマイコン106、ワークRAM107とプログラムROM108とを備えている。このサブ制御回路72cは、中継基板73aを介して、第1サブリール30および第2サブリール40の各駆動モータ34および駆動モータ45に接続されている。
第1サブリール30の駆動モータ34は、サブリールマイコン106から出力される駆動信号に基づいて、モータ駆動回路102によって、回転駆動され、これにより、第1サブリール30の回転が制御される。第1サブリール30の回転が開始した後、駆動モータ34の各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はワークRAM107の所定エリアに書き込まれる。この第1サブリール30からは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路103を介してシリアルポート101からサブリールマイコン106に入力される。
こうして得られたリセットパルスにより、ワークRAM107で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、ワークRAM107内には、第1サブリール30について一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。また、プログラムROM108には、第1サブリール30を制御するための各種のデータ(回転数、回転方向等)が格納されている。また、第1サブリール30の回転位置と複数の図柄とを関連づけるために、図柄テーブル(図示せず)が格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、第1サブリール30の一定の回転ピッチ毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応付けられて記憶されている。
第2サブリール40の駆動モータ45は、サブリールマイコン106から出力される駆動信号に基づいて、モータ駆動回路104によって、回転駆動され、これにより、第2サブリール40の回転が制御される。
第2サブリール40の回転が開始した後、駆動モータ45の各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はワークRAM107の所定エリアに書き込まれる。第2サブリール40からは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路105を介してシリアルポート101からサブリールマイコン106に入力される。
こうして得られたリセットパルスにより、ワークRAM107で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、ワークRAM107内には、第2サブリール40について一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。プログラムROM108には、第2サブリール40を制御するための各種のデータ(回転数、回転方向等)が格納されている。
また、第2サブリール40の回転位置と複数の図柄とを関連づけるために、図柄テーブル(図示せず)が格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、第2サブリール40の一定の回転ピッチ毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応付けられて記憶されている。
[パチスロ機1の主制御回路処理]
次に、図19を用いて、実施例1に係るパチスロ機1の主制御回路処理の流れについて説明する。図19は、実施例1に係るパチスロ機1の主制御回路処理の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、主制御回路71では、先ず、CPU61は、遊技開始時の初期化処理(RAM63の記憶内容の初期化、通信データの初期化等)を行った後に、ゲーム終了時の指定RAM領域の記憶内容(例えば、内部当籤役を記憶する記憶領域の記憶内容)を消去する(ステップS1)。具体的には、前ゲームに使用されたRAM63の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM63の書き込みエリアへの次のゲームに必要なパラメータの書き込み、次ゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行なう。
その後、CPU61は、スタートスイッチ25S、メダルセンサ21S又はBETスイッチ24aS、24bS、24cSからの入力に基づいてBET数を更新する等のメダル投入・スタートチェック処理を行ない(ステップS2)、その後、内部抽籤用の乱数を抽出して、内部抽籤を行なう(ステップS3)。この内部抽籤処理では、乱数値格納領域に格納されている乱数値が内部抽籤テーブル(図13)に規定されている複数の数値範囲のうち何れに属するかの判別が行われ、この判別による判別結果に基づいて内部当籤役が決定される。
その後、CPU61は、遊技開始コマンド送信処理を行なう(ステップS4)。この遊技開始コマンド送信処理により主制御回路71から副制御回路72に対して、遊技状態、内部当籤役等を含むデータなどの情報を含んだスタートコマンドが送信される。
そして、CPU61は、前回のリール回転開始から“4.1秒”以上経過しているか否かを判定する(ステップS5)。その結果、“4.1秒”以上経過していない場合には(ステップS5否定)、CPU61は、ゲーム開始待ち時間消化の処理(ウェイト処理)を行なう(ステップS6)。また、これとは反対に前回のリール回転開始から“4.1秒”以上経過していた場合には(ステップS5肯定)、CPU61は、そのままステップS7のリール回転処理に移行移行する。つまり、前回のゲームが開始してから所定時間(4.1秒)経過するまでの間は、遊技者によるゲーム開始操作を無効にする処理を行なう。
その後、CPU61は、リールに対する停止ボタン26L,26C,26Rを押すことによりリールの停止を行なう(ステップS8)。続いて、停止ボタンの停止操作により図柄の組み合わせが成立した場合には、メダルを払い出すメダル払出処理を行なう(ステップS9)。次に、CPU61は、ボーナスが発生中であるか否かの判定を行なう(ステップS10)。具体的には、CPU61により、RB作動中フラグ又はBB作動中フラグはオンか否かを判別する。その結果、RB作動中フラグ又はBB作動中フラグがオンではなく、ボーナスが発生していないと判定された場合には(ステップS10否定)、CPU61は、ボーナスを発生するための処理を行ない(ステップS11)、以下、ステップS1に戻る。これとは反対に、RB作動中フラグ又はBB作動中フラグがオンでありボーナスが発生中であると判定された場合には(ステップS10肯定)、CPU61は、ボーナス中の処理を行ない(ステップS12)、以下、ステップS1に戻る。
[パチスロ機1の割込処理]
次に、図20を用いて、実施例1に係るパチスロ機1の割込処理の流れについて説明する。図20は、実施例1に係るパチスロ機1の割込処理の流れを示すフローチャートである。なお、この割込処理は、1.1173ms毎に定期的に行われるものである。
同図に示すように、パチスロ機1のCPU61は、まず、入力ポートのチェック処理を行なう(ステップS21)。具体的には、スタートレバー25の操作によるスタートスイッチ25Sからの入力等の有無を確認する。この後、CPU61は、通信データの送信処理を行った後(ステップS22)、リール制御処理を行なう(ステップS23)。具体的には、制御対象のリールを示す情報をリール識別子として設定し、そのリールの駆動を制御する。
続いて、CPU61は、7SEG駆動処理を行った後(ステップS24)、ランプ駆動処理を行なう(ステップS25)。具体的には、ゲームに賭けられているメダルの枚数に基づいてBETランプ27a〜27cを点灯させる。また、貯留(クレジット)されているメダルの枚数、役の入賞時のメダルの払出枚数等をクレジット表示部29aに表示させる。そして、CPU61は、タイマ管理処理を行った後(ステップS26)、上記の割り込み処理が終了した後、1.1173ms後に再び割込処理を開始する。
[パチスロ機1のサブ制御処理]
次に、図21を用いて、実施例1に係るパチスロ機1のサブ制御処理の流れについて説明する。図21は、実施例1に係るパチスロ機1のサブ制御処理の流れを示すフローチャートである。なお、このサブ制御処理は、スタートレバー25のONを契機に、内部抽籤処理等の処理終了からリール回転開始までの間に送信される。
同図に示すように、先ず、パチスロ機1の副制御回路72は、主制御回路71から入力されるコマンドを監視する入力監視処理を行なう(ステップS31)。具体的には、副制御回路72は、スタートレバー25の操作(ON)を契機に、内部抽籤処理等の処理終了からリール回転開始までの間に、主制御回路71から送信されたコマンドの入力を監視する。そして、副制御回路72は、入力されたコマンドを処理するコマンド入力処理(後に、図22を用いて詳述)を行ない(ステップS32)、続いて、コマンド出力処理を行ない(ステップS33)、以下、このサブ制御処理によるサブルーチンを終了する。
[パチスロ機1のコマンド入力処理]
次に、図22を用いて、実施例1に係るパチスロ機1のコマンド入力処理の流れについて説明する。図22は、実施例1に係るパチスロ機1のコマンド入力処理の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、パチスロ機1の副制御回路72は、未処理コマンドがあるか否かを判定し(ステップS41)、この結果、未処理コマンドがないと判定された場合には(ステップS41否定)、図21に示すステップS33に戻る。また、副制御回路72は、未処理コマンドがあるか否かの判定により、未処理コマンドがあると判定された場合には(ステップS41肯定)、遊技データ格納アドレスをセットし(ステップS42)、コマンド種別に応じたジャンプ処理(後に、図23を用いて詳述)を行なう(ステップS43)。そして、副制御回路72は、コマンドを処理済にセットして(ステップS44)、以下、図21に示すステップS33に戻る。
[パチスロ機1のコマンド種別に応じたジャンプ処理]
次に、図23を用いて、実施例1に係るパチスロ機1のコマンド種別に応じたジャンプ処理の流れについて説明する。図23は、実施例1に係るパチスロ機1のコマンド種別に応じたジャンプ処理の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、パチスロ機1の副制御回路72は、未処理コマンドがあるか否かを判定し(ステップS51)、その結果、未処理コマンドがないと判定された場合には(ステップS51否定)、図22に示すステップS44に戻る。また、副制御回路72は、未処理コマンドがあると判定された場合に(ステップS51肯定)、その未処理コマンドが04H(遊技開始コマンド)であるかを判定する(ステップS52)。その結果、未処理コマンドが04Hである場合には(ステップS52肯定)、遊技開始コマンド処理(後に、図24を用いて詳述)を行ない(ステップS53)、以下、図22に示すステップS44に戻る。これとは反対に、未処理コマンドが04H(遊技開始コマンド)でないと判定された場合には(ステップS52否定)、副制御回路72は、受信したコマンドに応じた処理を行ない(ステップS54)、以下、図22に示すステップS44に戻る。
[パチスロ機1の遊技開始コマンド処理]
次に、図24を用いて、実施例1に係るパチスロ機1の遊技開始コマンド処理の流れについて説明する。図24は、実施例1に係るパチスロ機1の遊技開始コマンド処理の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、パチスロ機1の副制御回路72は、主制御回路71から遊技開始コマンド処理が送信された場合、演出選択テーブル(図14)に従い内部当籤役などに応じた演出データをセットし、以下、図23に示すステップS54に戻る。具体的に説明すると、この遊技開始コマンド処理では、主制御回路71から送信された遊技開始コマンドを受信した場合、この遊技開始コマンドに含まれる内部当籤役に応じて、演出選択テーブル(図14)による演出データ(演出番号)に基づいた演出を行なうこととなる。
すなわち、前述したように、演出選択テーブルとは、遊技者がスタートレバー25を押下(ON)して、何らかの当籤役が内部抽籤(「ハズレ」も含む)した場合に、その抽籤結果に応じて、参照されるテーブルであるため、例えば、遊技開始コマンドに含まれる内部当籤役がスイカである場合、このスイカに応じた抽籤により選択された演出データ(演出番号)がセットされ、このセットされた演出データにより遊技時の演出が行なわれる。具体的に説明すると、セットされた演出データ(演出番号)が「1−3−1」である場合、第1サブリール30のリール31L,31C,31Rが正回転、第2サブリール40のリールドラム41が右回転(逆回転)する演出が行なわれる。
[発明の効果]
上述してきたように、本発明のパチスロ機1は、メインリール10と遊技時の演出を行なう第1サブリール30と第2サブリール40とを備え、このうち、第2サブリール40を回転駆動させる回転軸の回転方向は,第1サブリール30を回転させる回転軸の回転方向と異なるように配置され、第1サブリール30と第2サブリール40により遊技時の演出を行なう場合に、第2サブリール40のリールドラム41は、第1サブリール30のリール31L,31C,31Rが回転する縦方向とは異なる横方向に回転する構成としたので、メインリール10のリール11L,11C,11Rの回転方向と同一方向(縦方向)に回転する第1サブリール30による演出以外に、第2サブリール40の横回転による多彩な演出を行なうことができるため、遊技時の演出効果をより高めることができる。また、第2サブリールのリールドラム41は、第1サブリール30のリール31L,31C,31Rが回転する縦方向ではない横方向に回転することができるため、リールドラム41による横回転とリール31L,31C,31Rによる縦回転との連動により従来の演出とは異なる多彩な演出を行なうことができる。
さて、これまで本発明の実施例1について説明したが、本発明は上述した実施例1以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例2として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
上述した実施例1で示したパチスロ機1では、遊技者によるスタートレバー25のON操作により回転操作を行なうメインリール10とは別に、遊技時の演出を行なう縦方向に回転する第1サブリール30と、横方向に回転するリールドラム41を有する第2サブリール40とを備える構成としているが、このうちの第1サブリール30の周囲を演出用の液晶パネルとして構成し、この液晶パネル上で、別の演出を行なう構成としてもよい。この場合、第1サブリール30および第2サブリール40の演出とともに、液晶表示による演出により、さらに演出効果を高めることができる。
また、これら演出用の第1サブリール30と第2サブリール40とは別に、演出用の複数のランプを設け、これら複数のランプによる点灯色、点滅速度、点滅周期を、第1サブリール30と第2サブリール40の回転方向や回転速度に連動して変化させる演出を行なうようにしてもよい。このようにすることで演出時の臨場感を増すことができ、第1サブリール30と第2サブリール40による演出が強調され、これによって、より演出効果を高めることができる。
また、上述した実施例1では、予め設定された所定の5ラインが固定的に有効ラインとなるパチスロ機に本発明を適用する実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、如何なる有効ライン数を有するパチスロ機でも本発明を同様に適用することができる。
以上のように、本発明に係る遊技機は、遊技に関する演出効果をより高めることができる遊技機に適する。
実施例1に係るパチスロ機1の概要および外観構成を示す正面図である。 実施例1に係る前面ドア4の内部構成を示す側面図である。 実施例1に係るキャビネット3の内部構成を示す側面図である。 実施例1に係るパチスロ機1の前面ドア4の裏面を示す正面図である。 実施例1に係るメインリール10の取り付け前の状態を示す図である。 実施例1に係るメインリール10の取り付け状態を示す図である。 実施例1に係るメインリール10の全体構成を示す正面図である。 実施例1に係る第2サブリール40の全体構成を示す拡大図である。 実施例1に係るメインリール10のリール11L,11C,11R上に表される図柄の一例を示す図である。 実施例1に係る第1サブリール30のリール31L,31C,31R上に表される図柄の一例を示す図である。 実施例1に係る第2サブリール40のリールドラム41上に表される図柄の一例を示す図である。 実施例1に係るパチスロ機1の表示役と図柄組合せと払出枚数との関係を説明するための説明図である。 実施例1に係るパチスロ機1が採用する内部抽籤テーブル決定テーブルの一例を示す図である。 実施例1に係る演出選択テーブルの一例を示す図である。 演出選択テーブルにより選択された演出番号に対応する演出動作を示す説明図である。 演出選択テーブルにより選択された演出番号に対応する演出動作を示す説明図である。 実施例1に係る主制御回路71の回路構成を示すブロック図である。 実施例1に係る副制御回路72の回路構成を示すブロック図である。 実施例1に係るパチスロ機1の主制御回路処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係るパチスロ機1の割込処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係るパチスロ機1のサブ制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係るパチスロ機1のコマンド入力処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係るパチスロ機1のコマンド種別に応じたジャンプ処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係るパチスロ機1の遊技開始コマンド処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 パチスロ機
4 前面ドア
10 メインリール
11L,11C,11R,31L,31C,31R リール
21 メダル投入口
22 C/Pボタン
25 スタートレバー
26L,26C,26R 停止ボタン
30 第1サブリール
40 第2サブリール
41 リールドラム
60 マイクロコンピュータ
61 CPU(Central Processing Unit)
62 ROM(Read Only Memory)
63 RAM(Random Access Memory)
71 主制御回路
72 副制御回路

Claims (3)

  1. 遊技機による遊技動作に関する制御を行なう主制御基板が主演出手段の回転駆動を制御するとともに、当該主制御基板からの所定の信号に基づいて、演出に関する制御を行なう副制御基板が副演出手段の回転駆動を制御する遊技機において、
    前記副制御基板の制御信号により回転駆動する副演出手段は、複数配置されるとともに、当該複数配置された副演出手段のうち一方の副演出手段は、当該副演出手段を回転駆動させる回転軸の回転方向が、他方の副演出手段を回転させる回転軸の回転方向と異なるように配置されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記副演出手段は、遊技機内部において、それぞれ配置場所が異なる位置に複数設けられるとともに、前記副制御基板は、当該複数の副演出手段により行われる演出を制御することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記主演出手段は、遊技機本体に設けた前面ドアの所定位置に直接取り付け固定されるとともに、当該主演出手段を構成する回転体の径寸法は、前記複数の副演出手段のうち、少なくとも一方の副演出手段を構成する回転体の径寸法よりも小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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