JP2003052886A - 遊技台 - Google Patents

遊技台

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JP2003052886A
JP2003052886A JP2001195416A JP2001195416A JP2003052886A JP 2003052886 A JP2003052886 A JP 2003052886A JP 2001195416 A JP2001195416 A JP 2001195416A JP 2001195416 A JP2001195416 A JP 2001195416A JP 2003052886 A JP2003052886 A JP 2003052886A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技台の演出効果が遊技者により伝わりやすい
遊技台を提供すること。 【解決手段】 表面に複数の図柄が表された複数の主リ
ール110、111、112を回転及び停止することに
より、複数の図柄組合せを表示する表示手段と、所定の
入賞役への当否を判定するために抽選を行う抽選手段
と、前記抽選手段が入賞役への内部当選を決定し、か
つ、前記表示手段により表示された前記図柄の組合せ
が、当選した当該入賞役に応じて予め定めた図柄の組合
せである場合に当該入賞役に入賞する遊技台であって、
表面に複数の図柄が表された複数の補助リール122、
125、126、180、181、182を更に有し、
前記主リールとは異なる制御により該補助リールを動作
させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシン、
パチンコ等の遊技台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、表面に複数の図柄が表された
複数の主リールを回転及び停止することにより、複数の
図柄組合せを表示する表示手段と、所定の入賞役への当
否を判定するために抽選を行う抽選手段と、前記抽選手
段が入賞役への内部当選を決定し、かつ、前記表示手段
により表示された前記図柄の組合せが、当選した当該入
賞役に応じて予め定めた図柄の組合せである場合に当該
入賞役に入賞する、スロットマシン、パチンコ等の遊技
台が存在する。
【0003】そして、この種の遊技台の多くは、音声出
力装置や単純なランプなどにより、遊技者に対し、通常
遊技におけるボーナス等への期待感を盛上げるような演
出を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、音声に
よる演出は、遊技台の周囲の雑音等により聞き取り難い
こともある。また、ランプ等による演出では、遊技者に
対し、演出の効果が十分に伝わらないことが多かった。
【0005】本発明は、上記の従来技術の課題を解決す
るためになされたものであって、その目的とするところ
は、遊技台の演出効果が遊技者により伝わりやすい遊技
台を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にあっては、表面に複数の図柄が表された複
数の主リールを回転及び停止することにより、複数の図
柄組合せを表示する表示手段と、所定の入賞役への当否
を判定するために抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段
が入賞役への内部当選を決定し、かつ、前記表示手段に
より表示された前記図柄の組合せが、当選した当該入賞
役に応じて予め定めた図柄の組合せである場合に当該入
賞役に入賞する遊技台であって、表面に複数の図柄が表
された複数の補助リールを更に有し、前記主リールとは
異なる制御により該補助リールを動作させることを特徴
とする。
【0007】前記複数の補助リールは、マトリクス状に
図柄を表示し、該図柄の組合せによって遊技に関する演
出を行うことを特徴とする。
【0008】前記複数の補助リールは、3×3のマトリ
クス状に配置された9つの補助リールを含み、該9つの
補助リールがそれぞれ回転、停止することにより、複数
の図柄組合せを表示することを特徴とする。
【0009】前記複数の主リールは、横に並んだ3つの
主リールであり、前記停止する順序とは、左の主リール
の停止操作に対応して前記マトリクス状に配置された前
記補助リールの上段行を、中の主リールの停止操作に対
応して前記マトリクス状に配置された前記補助リールの
下段行を、右の主リールの停止操作に対応して前記マト
リクス状に配置された前記補助リールの中段行を、各々
停止させることを特徴とする。
【0010】前記複数の主リールは、横に並んだ3つの
主リールであり、前記停止する順序とは、左の主リール
の停止操作に対応して前記ドットマトリクス状に配置さ
れた前記リールの中央のリールを、中の主リールの停止
操作に対応して前記マトリクス状に配置された前記補助
リールのひし形の位置にあるリールを、右の主リールの
停止操作に対応して残りの回転中の前記補助リールを、
各々停止させることを特徴とする。
【0011】縦又は横に並んだ前記複数の補助リールの
図柄を組合わせることによって1つの大きな図柄が構成
されるように、各補助リールに図柄が表されていること
を特徴とする。
【0012】前記遊技台は、遊技に対し遊技媒体を要求
する遊技台であって、前記複数の補助リールは、投入さ
れた遊技媒体の量に応じた図柄組合せを表示することを
特徴とする。
【0013】前記投入された遊技媒体の量に応じた図柄
組合せを表示する複数の補助リールは、前記主リールの
右隣または左隣付近に配置されることを特徴とする。
【0014】前記遊技台は、少なくとも通常遊技モード
と特定遊技モードの2つのモードで動作するものであ
り、前記補助リールは、前記特定遊技モードにおける遊
技回数または前記特定遊技モードにおける所定の入賞役
の入賞回数を随時表示することを特徴とする。
【0015】前記補助リールは、前記主リールの上方ま
たは下方に配置されることを特徴とする。
【0016】前記複数の補助リールは、略垂直方向の回
転軸を中心に回転することを特徴とする。
【0017】前記遊技台は、少なくとも通常遊技モード
と複数種類の特定遊技モードで動作するものであり、前
記補助リールが停止した際に表示された図柄組合せによ
り、前記特定遊技モードの種類を表わすことを特徴とす
る。
【0018】前記補助リールは、遊技者による所定の操
作に応答して、予め定められた停止順序に従って停止す
ること特徴とする。
【0019】前記補助リールは、遊技台の内部状態に応
じた図柄組合せを表示することを特徴とする。
【0020】前記補助リールは、遊技台の内部状態に応
じて図柄組合せを変動させ、ビンゴゲーム、サッカーゲ
ーム、野球ゲーム、または、水泳今技ゲームを模したゲ
ームを演出することを特徴とする。
【0021】また、本発明の他の遊技台は、表面に複数
の図柄が表された複数の主リールを回転及び停止するこ
とにより、複数の図柄組合せを表示する表示手段と、所
定の入賞役への当否を判定するために抽選を行う抽選手
段と、前記抽選手段が入賞役への内部当選を決定し、か
つ、前記表示手段により表示された前記図柄の組合せ
が、当選した当該入賞役に応じて予め定めた図柄の組合
せである場合に当該入賞役に入賞する遊技台であって、
複数の光電素子をドットマトリクス状に配置した表示演
出手段を更に有し、前記表示装置の複数の光電素子を制
御することにより文字または図形を表示しつつ演出を行
うことを特徴とする。
【0022】更に、本発明の他の遊技台は、表面に複数
の図柄が表された複数の主リールを回転及び停止するこ
とにより、複数の図柄組合せを表示する表示手段と、所
定の入賞役への当否を判定するために抽選を行う抽選手
段と、前記抽選手段が入賞役への内部当選を決定し、か
つ、前記表示手段により表示された前記図柄の組合せ
が、当選した当該入賞役に応じて予め定めた図柄の組合
せである場合に当該入賞役に入賞する遊技台であって、
図柄を描画した図柄シートと、該図柄シートをパネル状
に支持しつつ移動させる駆動回転体と、該駆動回転体を
駆動する駆動源と、を備えることを特徴とする。
【0023】前記図柄シート状の図柄が、遊技台の内部
状態に応じて変動表示されるように、前記駆動源を制御
することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素(補助リ
ール、ランプ、ボタン、レバーなど)の配置、表示図柄
等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲
をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0025】[第1の実施の形態]以下、本発明に係る
遊技台の一実施形態としてスロットマシンを例にとり、
図面を用いて詳細に説明する。
【0026】<外観構成>図1は本発明を適用した実施
の形態におけるスロットマシン本体100の外観を説明
するための斜視図である。
【0027】主リール110乃至112は、スロットマ
シン本体100の内部に収容されており、3個の主リー
ル110乃至112の各々の外周面には、複数種類の図
柄を配列したリールが3個(左リール110、中リール
111、右リール112)収納され、本体100の内部
で回転できるように構成されている。また、主リール1
10乃至112の円周面の各々には各種図柄が適当数
(例えば20図柄)配置されている。
【0028】主リール110乃至112の円周面の図柄
は、各々のリールに対応して設けられたリール表示窓上
に、縦方向に3つ表示される。従って、全ての主リール
が停止した場合、遊技者は、3×3の合計9個の図柄を
主リール表示窓から臨み見ることができる。
【0029】なお、本実施の形態では、3個のリールを
備えているが、主リールの数や主リールの設置位置はこ
れに限定されるものではない。
【0030】入賞表示ランプ121は、遊技毎に有効と
なる入賞ラインの数を示すランプである。ここで有効と
なる入賞ラインは、スロットマシン100に投入された
メダル枚数によって変化する。
【0031】主リール110乃至112の左側に配置さ
れている補助リール122a〜cは、遊技毎に有効とな
る入賞ラインの数を示す有効ライン数表示用のリールで
あって、入賞表示ランプ121と共に、有効となる入賞
ラインの数を表示する表示装置である。
【0032】従って、これら入賞表示ランプ121およ
び補助リール122a〜cは、遊技者が投入したメダル
枚数に応じて有効化される入賞ラインの数を明示するた
めのものであって、例えば、主リール表示窓に示す5本
の入賞ラインを有するスロットマシンの場合、メダルを
1枚投入した時は、補助リール122a〜cに「1」を
表示すると共に入賞表示ランプ121の中段のランプが
点灯することで中段の水平入賞ラインが有効になってい
ることを示す。
【0033】同様に、2枚のメダルを投入した時は、補
助リール122a〜cに「3」を表示すると共に上段お
よび下段のランプを点灯することで、上段および下段の
水平入賞ラインを加えた3つの入賞ラインが有効になっ
ていることを示し、3枚投入した時は、補助リール12
2a〜cに「5」すると共に斜めのランプが点灯するこ
とで、更に斜めの入賞ライン2本を加えた5ラインが、
有効となることを示すものである。
【0034】また、補助リール122a〜cは、有効ラ
イン数に対応した数字を表示する以外に、投入枚数に対
応した数字を表示するようにしてもよい。即ち、遊技者
が投入したメダル枚数は1枚の場合は「1」を、2枚の
メダルを投入した場合は「2」を、3枚のメダルを投入
した場合は「3」を表示するようにすればよい。この場
合、遊技者が投入したメダル枚数と有効ラインの数の対
応については予め所定の表示部のこの情報を報知してお
くことが望ましい。勿論、入賞ラインの数は5本に限定
されるものでないことは云うまでもない。
【0035】払出枚数表示器123は、何らかの入賞役
に入賞した時に、遊技者へ払い出されるメダルの枚数を
表示する表示器である。スタートランプ124は、リー
ルが回転可能な状態であることを遊技者に知らせるラン
プである。
【0036】主リール110乃至112の下側に配置さ
れている補助リール125a〜cは、特定遊技の遊技回
数もしくは入賞回数を表示するための遊技回数表示用の
リールである。
【0037】本実施形態においては、特定図柄(例えば
7−7−7、またはBAR−BAR−BAR)が入賞ラ
イン上に揃って停止した場合、特定入賞役に入賞したこ
とになり、次回の遊技から特定遊技が開始される。この
特定遊技では、多量のメダルが遊技者に払い出されるた
め、遊技者は如何に多く特定入賞役に入賞するかによっ
て勝敗が左右されることになる。
【0038】特定遊技としては、例えば以下の2種類の
遊技が存在する。
【0039】A.特別遊技:特別図柄(例えば7−7−
7)が入賞ライン上に揃って停止した場合、次回の遊技
から特別遊技が開始される。特別遊技では、所定の入賞
役が高確率で内部当選し、遊技者のストップ操作のタイ
ミングにより入賞できる遊技が所定回数行われるか、あ
るいは、後述の特殊遊技を所定回数行うことにより終了
する、所謂ビックボーナス等の入賞役である。
【0040】B.特殊遊技:特殊図柄(例えばBAR−
BAR−BAR)入賞ライン上に揃って停止した場合、
次回の遊技から特殊遊技が開始される。特殊遊技では、
特別遊技と同様に、所定の入賞役が更に高確率で内部当
選し、遊技者のストップ操作のタイミングにより入賞で
きる遊技(所謂役物遊技)が所定回数行われることで終
了する、所謂レギュラーボーナスの入賞役である。
【0041】これら特定遊技では、多量のメダルが遊技
者に払い出されるため、通常遊技中に内部当選する確率
は、通常低く設定されている。また、この特定入賞役に
内部当選した場合は、特定遊技(特別遊技または特殊遊
技)が開始されるまで、この内部当選フラグを保持する
ことで遊技者の救済をする。
【0042】勿論、特定遊技(特別遊技または特殊遊
技)の遊技態様は、上述に限定されるものではないこと
は云うまでもない。要するに、通常遊技に比べて多量の
メダルが遊技者に払い出される遊技状態を特定遊技とす
るものである。また、本実施の形態の特定遊技には、遊
技態様が異なる特別遊技および特殊遊技の2種類の遊技
態様が存在するがこれに限定されるものではない。
【0043】補助リール125a〜cは、例えば、上記
のような特別遊技中の遊技回数が28回である場合、左
補助リールに「0」、中補助リールに「2」、右補助リ
ールに「8」を表示することで特別遊技中の遊技回数を
補助リールにより「028」と表示するものである。ま
た、特殊遊技が1回目で特殊遊技中の役物入賞回数が8
回である場合、左補助リールに「1」、中補助リールに
「―」、右補助リールに「8」を表示することで特殊遊
技のセット回数と特殊遊技中の役物の入賞回数とを補助
リール125a〜cにより「1−8」と表示するもので
ある。
【0044】主リール110乃至112の右側に配置さ
れている補助リール126a〜cは、演出用のリールで
あって、例えば、主リール110乃至112が停止する
ことでリール表示窓に表示される図柄と、この演出用の
リールが停止した時に表示される図柄の組合せとによっ
て内部情報の報知を行うか、または、この補助リール1
26a〜cにより単独演出あるいは内部情報の報知を行
うものである。
【0045】図1は、遊技台が特別遊技に内部当選して
いる状態を補助リール126a〜cの各々のリールに
「V」が表示されるように停止した様子を示すものであ
る。従って、遊技者はこの表示態様を見ることで現在の
遊技状態が特別遊技に内部当選している遊技状態である
ことを知ることができる。更に、主リールの周囲に配置
された補助リール122a〜c、125a〜c、126
a〜cには、数字やVの文字を表す図柄以外に、演出用
の図柄を描画されていてもよい。そして、有効ライン数
を表示する必要のない状態(遊技待機状態など)に、演
出を行うために動作しても良い。
【0046】貯留枚数表示器127は、遊技者によるメ
ダルの投入または遊技中での入賞により遊技者に払出さ
れてスロットマシン内に貯留されているメダルの枚数を
表示する表示器であって、例えば最大50枚で貯留する
ことが可能である。
【0047】メダル投入ランプ128は、遊技者にメダ
ルの投入が可能であることを知らせるランプであって、
遊技者は、このランプを点滅/点灯していることでメダ
ルの投入が可能性であることを知ることができる。
【0048】メダル投入ボタン130乃至132は、各
ボタンに予め定められた枚数を最大数として、貯留され
ているメダルをスロットマシンへ投入するためのボタン
であり、1枚投入ボタン130、2枚投入ボタン13
1、3枚投入ボタン132からなる。これらのボタンを
押下することで1回の遊技に1乃至3枚のメダルがスロ
ットマシンへ投入可能となる。
【0049】演出用リール停止ボタン133は、回転し
ている補助リール126a〜cのリールを遊技者が停止
させるためのボタンである。なお、補助リール126a
〜cを、このボタンの押下に応じて停止させずに所定の
タイミングで自働的に停止させるようにする場合は、こ
の演出用停止ボタン133をあえて設けなくてもよい。
更に、この演出用停止ボタン133に替えて、他のボタ
ン類を演出用停止ボタンとして兼用するようにしてもよ
い。
【0050】メダル投入口134は、遊技を開始するに
当たって遊技者がメダルを投入する投入口であって、遊
技者が遊技を行う場合は、まず初めにこの投入口に所望
のメダルを投入することになる。
【0051】スタートレバー140は、主リール110
乃至112の回転を開始させるレバーであって、遊技者
がメダル投入口134にメダルを投入した後、このレバ
ーを操作することで主リール110乃至112の回転を
開始させることができる。
【0052】ストップボタン141乃至143は、回転
している主リール110乃至112の各々を停止させる
ボタンであって、左のストップボタン141の押下に対
応してリール110を、中のストップボタン142の押
下に対応してリール111を、右のストップボタン14
3の押下に対応してリール112を、各々個別に停止さ
せることができる。
【0053】精算ボタン144は、スロットマシン本体
100内に貯留されているメダルを精算して排出するた
めの精算機能と、遊技者がメダル投入口133から投入
したメダルまたは入賞により獲得したメダルを最大50
枚まで貯留するか否かを切換える貯留切換機能とを兼ね
ているボタンである。
【0054】施錠穴145は、扉を開閉するための錠口
であって、遊技台にエラーが発生した場合は、遊技台の
内部設定を行う場合にホール係員は主に開閉している。
【0055】化粧パネル150は、遊技台の機種名や遊
技台を装飾するためのイラストが描画されているパネル
であって、該パネルは、左右方向に移動可能な図柄シー
トを含む。図柄シートはフィルム状であっても良い。
【0056】メダル排出口160は、入賞によって払い
出されるメダルの排出口であり、入賞により払い出され
たメダルはメダル受皿161に溜まるようになってい
る。音孔162は、遊技台内部に設けられたスピーカか
らの音を外部に出力するための孔である。
【0057】上部表示部170は、遊技全体を盛り上げ
るための装飾用の表示部であって、リール表示窓に表示
された図柄の組合せが、再遊技に入賞した時に、遊技者
へ次の遊技が再遊技である旨を報知したり、特別遊技中
の遊技を盛り上げるためフラッシュ演出等を行ったりす
るのに用いられる。上部表示部170は、このような演
出のために複数の光電素子の一種としてのLEDでドッ
ト表示を行うドット表示部を含んでいる。
【0058】補助リール180a〜c、181a〜c、
182a〜c(以降、補助リール180乃至182と称
す)は、遊技台の内部情報を遊技者に報知する報知用の
リールである。この補助リール180至182は、図の
ように、3×3のマトリクス状に配置されており、各々
個別に回転できるようになっている。補助リール180
乃至182は、例えば、各々のストップボタン141乃
至143の押下に対応して停止する。そして、その停止
時の図柄の組合せやリールの挙動等により遊技台の内部
情報を遊技者に報知するものである。
【0059】<化粧パネルの内部構成>次に、本実施の
形態におけるスロットマシンの化粧パネルの構成を詳細
に説明する。化粧パネルは、上述した図柄を描画した図
柄シートと、図柄シートを貼付けるための図柄ベルト
と、図柄ベルトを左右方向に移動させる駆動回転体と、
駆動回転体の内側で駆動回転体を駆動する駆動源である
モータと、図柄ベルトを支持し、図柄ベルトの移動に応
じてつれ回る従動回転体とから構成されている。
【0060】また、図柄シートは、図柄ベルトに貼着ま
たはシートと図柄ベルトを突起部材等により嵌着させる
ことで固定されており、従動回転体および駆動回転体
は、各々の回転軸およびを中心に回転できるようになっ
ている。また、図柄ベルトは、従動回転体および駆動回
転体に歯合されており、駆動回転体の内側には図柄ベル
トの位置を検知するセンサが設けられており、表示され
ているイラストの位置を把握することができるようにな
っている。そして、主制御部は、遊技の進行状態に合わ
せて駆動回転体を任意の位置に回転させ遊技状態にあっ
た図柄を表示させる。
【0061】また、本実施形態では、内部入賞役の種類
に応じて化粧パネルを動作させているが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、機種別に表示態様を変化さ
せるようにすることもできる。
【0062】即ち、裏表に2機種の遊技台に対応した図
柄が印刷された図柄シートを有する化粧パネルを1つ用
意すれば、2機種の遊技台に対応させることが可能とな
り、製造費用を低減させることができる。
【0063】<化粧パネルの構成例>以下、図2を参照
して、化粧パネルの具体的な構成例について再度説明す
る。即ち、化粧パネル150は、上述した図柄を描画し
た図柄シート200と、図柄シート200を貼付けるた
めの図柄ベルト203と、図柄ベルト203を左右方向
に移動させる駆動回転体204と、駆動回転体204の
内側で駆動回転体204を駆動する駆動源であるモータ
(不図示)と、図柄ベルト203を支持し、図柄ベルト
203の移動に応じてつれ回る従動回転体201とから
構成されている。図柄シート200は、図柄ベルトに貼
着またはシートと図柄ベルトを突起部材等により嵌着さ
せることで固定されており、従動回転体201および駆
動回転体204は、各々の回転軸202および205を
中心に回転できるようになっている。また、図柄ベルト
203は、従動回転体201および駆動回転体204に
歯合されており、駆動回転体の内側には図柄ベルト20
3の位置を検知するセンサが設けられており、表示され
ているイラストの位置を把握することができるようにな
っている。
【0064】<補助リールの構成>ここで、本実施の形
態における補助リール180乃至182の構成を説明す
る。
【0065】補助リール180乃至182は、更に縦方
向に3個連なって各々個別に配置されている。従って、
これら補助リールは3行3列の合計9個のリールがマト
リクスに配置されていることになる。また、これら補助
リールユニットは、3個のリールを収容可能なサブリー
ルユニットと、該ユニットの背面に取付けられた中継基
板から構成されている。補助リールユニットは、リール
と、該リールを回転させる駆動モータと、駆動モータを
支持しつつ、駆動モータに電気的に接続した回路基板と
を有する。
【0066】リールは、回転位置を検出するための遮光
板が設けられたリング材と、駆動モータの回転軸に取付
けられる本体枠とを有し、該リング材の外周に巻かれた
フィルムによって一体化されて回路基板に固定され、該
フィルムには複数種類の図柄が施されている。
【0067】駆動モータの周囲には、バックライトと、
コネクタと、回転位置検出センサが配置され、これらの
部品も回路基板に固定されている。回路基板には、これ
らの部品を動作させるために必要なプリント配線が施さ
れ、特に図示しないが、チップ形抵抗器等、その他必要
な電子部品も実装されている。
【0068】バックライト(導光板)は、回路基板に固
定され、該導光板に垂直に取付けられたバックライト基
板(LED基板)とを有する。バックライト(導光板)
は、透明なプラスチック材料で形成された長板片であ
り、裏面には白色の塗装が施されている。白色の塗装が
施された裏面は発光面となる。この発光面(裏面)は、
後で述べる発光源からの光を反射して面発光できるよう
になっている。この発光面の先には、遊技者の顔が位置
することとなり、バックライトで照らされたリールの図
柄を認識しやすいようになっている。また、LED基板
の上には、特に図示しないが、導光板の長手方向の端部
に隠れるようにして複数の発光源(LED)が一定の間
隔をあけて配設されている。
【0069】一方、補助リールユニットには、回路基板
の挿抜を可能にするガイド(回路基板を前後方向に案内
する上下のガイドレール)が形成されている。また、こ
れらの取付け面とほぼ同じ平面上に位置するように嵌合
ピンが設けられている。嵌合ピンは、キャップを取付け
るためのものであり、一つの回転サブリールユニットに
つき2個、合計で6個設けられている。
【0070】中継基板の裏面には、コネクタ(例えばプ
ラグ側)が取付けられ、該コネクタを介してSCUPの
命令に従った信号(駆動パルス信号やバックライトの制
御信号)の送受信が可能となっている。また、中継基板
は、プリント配線基板であり、このプリント配線基板上
には、各種のIC等も搭載されている。
【0071】中継基板の四隅には、ネジの挿入孔が形成
され、補助リールユニットの背面の四隅には、ネジのネ
ジ孔が形成され、中継基板は4本のネジによって補助リ
ールユニットの背面に固定されている。
【0072】<補助リールの構成例>以下、図3を参照
して、補助リールの具体的な構成例について再度説明す
る。補助リールユニット300は、3個のリールを収容
可能なサブリールユニット301乃至303と、該ユニ
ットの背面に取付けられた中継基板304から構成され
ている。補助リールユニット300は、リールS6と、
該リールを回転させる駆動モータ305と、駆動モータ
305を支持しつつ、駆動モータ305に電気的に接続
した回路基板306とを有する。
【0073】リールS6は、回転位置を検出するための
遮光板307が設けられたリング材308と、駆動モー
タ305の回転軸309に取付けられる本体枠310と
を有し、該リング材の外周に巻かれたフィルムによって
一体化されて回路基板306に固定され、該フィルムに
は複数種類の図柄が施されている。
【0074】駆動モータ305の周囲には、バックライ
ト311と、コネクタ312と、回転位置検出センサ3
13が配置され、これらの部品も回路基板306に固定
されている。バックライト311(導光板)は、回路基
板306に固定され、該導光板311に垂直に取付けら
れたバックライト基板(LED基板)とを有する。
【0075】一方、補助リールユニット300には、回
路基板306の挿抜を可能にするガイド(回路基板30
5を前後方向に案内する上下のガイドレール314乃至
315)が形成されている。また、これらの取付け面と
ほぼ同じ平面上に位置するように嵌合ピン318が設け
られている。嵌合ピン318は、キャップ319を取付
けるためのものであり、一つの回転サブリールユニット
につき2個、合計で6個設けられている。
【0076】中継基板304の裏面には、コネクタ32
0(例えばプラグ側)が取付けられ、該コネクタ320
を介してSCUPの命令に従った信号(駆動パルス信号
やバックライトの制御信号)の送受信が可能となってい
る。また、中継基板304は、プリント配線基板であ
り、このプリント配線基板上には、各種のIC等も搭載
されている。
【0077】中継基板304の四隅には、ネジ400の
挿入孔401が形成され、補助リールユニット300の
背面の四隅には、ネジ400のネジ孔402が形成さ
れ、中継基板304は4本のネジ400によって補助リ
ールユニット300の背面に固定されている。
【0078】以上説明したように本発明の遊技台は、遊
技者に注意を喚起させることが可能となる喚起手段を設
けることで、遊技者は遊技台の内部情報を見落とすこと
なく遊技を遂行することができるので無駄な遊技を行う
必要がなくなる共に、該喚起手段による多種多様の演出
により内部情報が遊技者に提供されることで興趣あるも
のとなる。
【0079】<制御部の構成>次に、図4乃至図5を用
いて本発明の本実施の形態におけるスロットマシン10
0の主制御部および副制御部の構成を詳細に説明する。
【0080】(主制御部の構成)まず、図4を用いて本
実施形態におけるスロットマシン100の主制御部の構
成を説明する。メインプロセッサ400(以降MCP
U)は、スロットマシン100の主要部分を制御するプ
ロセッサであって、バス470を介して各制御部との間
で制御信号や制御データの送受信を行っている。
【0081】乱数発生器410は、バス470を介して
MCPU400に接続されており、入賞役の当否を確定
する抽選処理で使用する乱数を発生する。
【0082】メダル投入センサ420は、メダル投入口
134に投入されたメダルを検知するセンサである。
【0083】ストップボタンセンサ421は、ストップ
ボタン141乃至143が操作されたことを各々個別に
検知するセンサである。
【0084】スタートレバーセンサ422は、スタート
レバー140の操作を検知するセンサである。
【0085】クレジットボタンスイッチ423は、精算
ボタン144がONにセットされているか否かを検知す
るスイッチである。
【0086】また、メダル投入ボタンセンサ424は、
メダル投入ボタン130乃至132が操作されたことを
各々個別に検知するセンサである。
【0087】これらの各種センサおよびスイッチは、入
力インターフェース425を経てバス470を介してM
CPU400に接続されている。MCPU400は、こ
れら各種センサおよびスイッチからの信号を受信すると
所定の割込み周期を待って受信信号に対応する処理を実
行することになる。
【0088】ROM430(リード・オンリ・メモリ)
は、スロットマシンの中枢となる制御を行う各種制御プ
ログラムおよび各リールの停止を制御する制御データ等
を記憶するメモリである。
【0089】RAM431(ランダム・アクセス・メモ
リ)は、制御データの一時記憶および制御用のワークエ
リアとして使用されるメモリであって、これらのメモリ
はバス470を介してMCPU400に直接接続されて
いる。
【0090】モータ制御部440は、主リール110乃
至112の各々のリールに設けられたモータ(不図示)
の起動および停止を制御する制御部である。また、メダ
ル払出制御部441は、遊技台内部に設けられたメダル
払出装置(ホッパー:不図示)のモータを制御する制御
部である。これら制御部は入出力インターフェース44
2を経てバス470を介しMCPU400に接続されて
いる。
【0091】ランプ制御部450は、スタートランプ1
24やメダル投入ランプ128やメダル投入ボタン13
0乃至132やストップボタン141乃至143に内蔵
されているランプ等の点灯/点滅/消灯を制御する制御
部である。また、セグメント制御部は、払出枚数表示器
123および貯留枚数表示器127を制御する制御部で
ある。これら制御部は出力インターフェース452を経
てバス470を介してMCPU400に接続されてい
る。従って、遊技者は、これら制御部の表示情報により
所定の遊技状態を把握することができる。
【0092】出力インターフェース460は、主制御部
からの制御信号や制御データを副制御部に送信するイン
ターフェースである。
【0093】<副制御部の構成>次に、図5を用いて本
実施形態におけるスロットマシン100の副制御部の構
成について説明する。
【0094】サブプロセッサ500(以降SCPU)
は、スロットマシン100の補助的な制御をするプロセ
ッサであって、バス540を介して各制御部との間で制
御信号や制御データの送受信を行っている。
【0095】ROM510(リード・オンリー・メモ
リ)は、スロットマシンの補助的な制御を行う各種プロ
グラムおよび制御データ等を記憶するメモリである。R
AM511(ランダム・アクセス・メモリ)は、補助的
な制御に対する制御データの一時記憶およびワークエリ
アとして使用するメモリである。これらメモリはバス5
40を介してSCPU500に接続されている。
【0096】モータ制御部512は、各補助リールの各
々の裏面に設けられたモータの作動および停止を制御す
る制御部であって、入出力インターフェース513を経
てバス540を介してSCPU500に接続されてい
る。
【0097】MIDI音源515は、デジタル音源のデ
ータをD/A変換部516に出力し、アナログ信号に変
換させる。このアナログ信号はアンプ517により増幅
され、スピーカ518から音声となって出力される。こ
の音声が、音孔162を通って遊技者の耳に届くことで
遊技全体を盛り上げることになる。これらMIDI音源
515、D/A変換部516、アンプ517、スピーカ
518をまとめた楽音形成部は、出力インターフェース
514を経てバス540を介してSCPU500に接続
されている。
【0098】ランプ制御部520は、主リール110乃
至112および各補助リールの裏側に設けたバックライ
トの点灯/点滅/消灯を制御する制御部である。また、
ドット表示部521は、上部表示部170の一部であっ
て、複数のLEDを制御し、ドット表示を行うものであ
る。これらランプ制御部520及びドット表示部521
は、出力インターフェース522を経てバス540を介
してSCPU500に接続されている。
【0099】入力インターフェース530は、主制御部
からの制御信号や制御データ等を受信している。
【0100】<ドット表示部の構成>ここで、図6を用
いて実施の形態におけるドット表示部521の構成を説
明する。ドット表示部521は、LEDをマトリクス状
に配置したアレイ部602と、このアレイ部602の列
方向のLEDを制御するCOLUMN制御部600と、
行方向のLEDを制御するROW制御部601と、を含
む。そして、アレイ部602のLEDはCOLUMN制
御部600と、ROW制御部601とにより駆動され
る。
【0101】COLUMN制御部600およびROW制
御部601とによって、例えば、COLUMN制御部6
00によりb1の列(アレイ部602の右端の1列目)
を選択して駆動し、ROW制御部601によりa1の行
(アレイ部602の上段の1行目)を選択して駆動する
ことで、アレイ部602の右端から1列目であって1行
目にあるLED(L1)を選択的に点灯させることがで
きる。
【0102】同様に、COLUMN制御部600により
b2の列(アレイ部602の右端から2列目)を選択し
て駆動した後、ROW制御部601によりa2の行(ア
レイ部602の上段から2行目)を選択して駆動するこ
とでアレイ部602の右端から2列目であって2行目に
あるLED(L2)を選択的に点灯させることができ
る。
【0103】これらの制御を、人間の目に残像として残
る時間(例えば1ms程度)の範囲で行うことでアレイ
部602のLED(L1、L2)が同時に点灯したかの
ように、人の目には見える。このように、アレイ部の各
LEDの表示位置を選択的に点灯させることにより、文
字等の表示が可能となる。また、例えば、現在表示して
いる文字等の表示位置を人の目に分かる程度の時間間隔
で左側に移動させると、文字等が電光掲示板のように移
動してみえる。また、複数色(例えば赤、緑、青)を切
換えて発光させることができるLEDをアレイ部602
に用いることで装飾効果を向上させることも可能であ
る。
【0104】<制御処理>次に、本発明の実施形態にお
けるスロットマシン100の補助リールに関する制御処
理について主制御処理及び副制御処理に分けて、図7乃
至図10を用いて詳細に説明する。
【0105】(主制御処理)図7は、本実施の形態のス
ロットマシンにおける遊技台の基本制御に関する主制御
処理を示すフローチャートである。最初のST700
で、メダルの投入の有無をメダルセンサ420により検
知する。遊技台の主制御部は、メダルセンサ420によ
りメダルの投入を検知した場合、ST701において、
メダル検知コマンドの信号を出力インターフェース46
0と入力インターフェース530を介して副制御部に送
信すると共に、投入されたメダルの枚数に対応してリー
ル表示窓の左側にある入賞表示ランプ121を点灯/点
滅させることで有効となる入賞ライン数を表示する。
【0106】メダルの投入は、例えばスロットマシン内
にメダルが貯留されている場合、メダル投入ボタン13
0乃至132のいずれかを押すか、あるいは、貯留され
ていない場合は、遊技者の手でメダル投入口134より
メダルを投入することにより行われる。なお、遊技者が
4枚以上のメダルを投入した場合には、4枚目以降から
のメダルはスロットマシン内のホッパーに貯蔵されると
共に、貯留枚数表示器125a〜cに貯留される。即
ち、遊技台に、賭け枚数として投入可能なメダル枚数
は、最大3枚となる。
【0107】次のST702では、スタートレバーセン
サ422により遊技者によるスタートレバー140の操
作を検知した場合、ST703において、スタート操作
コマンドの信号を出力インターフェース460と入力イ
ンターフェース530を介して副制御部に送信し、スタ
ートレバーの操作が検知されない場合には、メダルの投
入がなされるか或いはスタートレバーの操作がなされる
まで待機する。
【0108】スタートレバーが操作されてスタート操作
コマンドが送信されると、乱数発生器から乱数をラッチ
する。ST704では、ラッチされた乱数を用いて入賞
役の抽選処理を実行すると共に、ST706で、主リー
ルの全てを回転制御する。次のST707では、所定時
間が経過して全ての主リールが定速回転になったと判断
した場合、遊技者によるストップボタン141乃至14
3の操作の受付を開始する。遊技者は、ストップボタン
の受付を待って所望するストップボタン141乃至14
3の操作を開始することになる。
【0109】次のST708乃至ST710では、遊技
者によるストップボタン141乃至143の操作をスト
ップボタンセンサ421により検知する。ここで、スト
ップボタン操作が検知された場合は、ST711で、操
作されたストップボタンに対応したストップ操作コマン
ドの信号を出力インターフェース460と入力インター
フェース530を介して副制御部に送信すると共に、S
T712で、各ストップボタン141乃至143に対応
して各リール110乃至112を停止させる。但し、遊
技者がストップボタン操作をせずに所定時間経過する
と、主リールを遊技者によるストップボタン操作なしで
強制的に停止させる。
【0110】そして、ST713で、全ての主リールが
停止したと判断されるまでこの処理を繰返す。全ての主
リールが停止した判断された場合、ST714で全主リ
ール停止コマンドの信号を出力インターフェース460
と入力インターフェース530を介して副制御部に送信
する。
【0111】ST715の入賞判定処理によって、リー
ル表示窓の有効な入賞ライン上に、所定入賞役の図柄組
合せが揃っていると判断された場合、ST716に進
む。ST716では、有効ライン上に停止している入賞
役に対応して予め定めた配当数のメダルを、メダル払出
制御部441によるメダル払出装置のモータ作動によ
り、メダル払出口160から払出し、あるいはスロット
マシン内に貯留する。そして、払出枚数表示器123に
この入賞役に対応する配当数の枚数を表示すると共に、
貯留枚数表示器125a〜cに現在まで貯留されている
貯留枚数を表示することで1回の遊技が終了する。
【0112】(抽選処理)次に、図8のフローチャート
を用いて上述の抽選処理に関する制御を詳細に説明す
る。図7のST700乃至ST705で説明したよう
に、本実施の形態のスロットマシンでは、遊技者がメダ
ルを投入してスタート操作を行うと入賞ライン数の確定
をすると共に乱数を取得する。その後、取得した乱数値
を用いて入賞役の抽選処理を実行する。この入賞役の抽
選処理では、まず最初に、ST800で、主制御部は、
現在の遊技状態を取得することで遊技状態の把握をする
と共に、ST801で、現在の遊技状態である遊技状態
コマンドの信号を出力インターフェース460と入力イ
ンターフェース530を介して副制御部に送信する。
【0113】次に、ST802で、主制御部は、現在の
遊技状態に応じた抽選テーブルを取得すると共に、ST
803では、ST704で取得した乱数を用いて入賞役
の抽選を行う。入賞役の抽選とは、取得した乱数の値が
該抽選テーブルのどの範囲にあるか判定して入賞役(ハ
ズレを含む)を決定するものである。
【0114】例えば、現在の遊技状態が特別遊技である
と判断した場合、特別遊技で使用する特別遊技中用の抽
選テーブルを取得し、通常遊技中である場合は、通常遊
技中に使用する抽選テーブルを取得する。なお、遊技状
態が特別遊技または通常遊技以外にも複数の遊技状態を
有する遊技台では、その遊技状態に応じた抽選テーブル
を予め用意すればよいことは云うまでもない。
【0115】次に、ST804で、所定の入賞役に内部
当選したか否かの判定を行い、何らかの入賞役に内部当
選した場合は、ST805で、内部当選コマンドの信号
を出力インターフェース460と入力インターフェース
を介して副制御部に送信すると共に、ST806で、内
部当選した入賞役に対応した内部当選フラグをONにセ
ットして抽選処理を終了する。なお、各フラグのセット
とは、RAM431上にある各入賞役に対応するワーク
エリアを1にセットすることでONとするものである。
【0116】一方、入賞役の抽選結果がはずれであると
判断された場合、ST807で、はずれコマンドの信号
を送信して抽選処理を終了する。
【0117】(入賞判定処理)次に、図9のフローチャ
ートを用いて入賞判定処理に関する制御を詳細に説明す
る。図9のST900では、リール表示窓に停止した図
柄の組合せが所定の入賞役を構成する図柄組合せである
か否かの判定を行っている。
【0118】このとき、入賞有りと判断された場合、S
T901に進む。ST901では、その入賞が特定遊技
(特別遊技または特殊遊技)を構成する入賞役のいずれ
かであるかどうか判断する。特定入賞役であると判断さ
れた場合は、ST902に進み、特定入賞役フラグをO
Nにセットして、次回の遊技から特別遊技または特殊遊
技が開始されるための準備(例えば遊技態様、遊技状態
のセット等)を行った後、ST903に進む。特定入賞
役でなかった場合には、そのままST903に進む。S
T903では、ST900で判断された入賞役に対応し
た配当数の枚数をRAM431のワークエリアにセット
する。
【0119】一方、ST900で入賞無しと判断された
場合は、ST904で、特定入賞役内部当選フラグがO
Nにセットされているか否か判断する。特定入賞役に内
部当選していると判断された場合は、ST905に進
む。ST905では、小役フラグがONでセットされて
いるかを判断し、小役内部フラグに内部当選していると
判断された場合は、または、ST904で特定入賞役に
内部当選してないと判断された場合は、ST906で、
現在内部当選している入賞役の内部当選フラグをリセッ
トすることで入賞判定処理を終了する。
【0120】即ち、特定入賞役に内部当選した場合、次
回以降においても特定入賞役が入賞するまで該特定入賞
役の内部当選している状態を保持し、小役等の入賞役に
ついては、内部当選してもその遊技で入賞しない場合
は、次回以降まで内部当選フラグの持越しをしない。こ
こで、小役の入賞役とは、例えば、遊技者のストップ操
作のタイミングにより、所定図柄が入賞ライン上に揃っ
て停止した場合に入賞と判断される入賞役であって、一
般に、小役には、複数の小役が存在している。例えば、
「チェリー−ANY−ANY」、「ベル−ベル−ベ
ル」、「スイカ−スイカ−スイカ」、「再遊技:Rp−
Rp−Rp」等が用意されている。また、小役は、通常
遊技において遊技者が多くの利益を得ることができない
程度に内部当選するように設定されている。なお、小役
の入賞役とした再遊技は、その遊技に投入したメダルと
同数のメダルが自動的に投入され、スタートレバー14
0の操作により次の遊技が開始される入賞役である。
【0121】(副制御処理)次に、図10乃至図11の
フローチャートを用いて副制御処理を詳細に説明する。
【0122】ST1000で、何れかのコマンドを受信
したと判断された場合、ST1001に進み、受信コマ
ンドの種類を解析する。ST1002で、受信コマンド
がメダル検知コマンドであると判断された場合は、ST
1003に進み、補助リール122a〜cのリールを回
転/停止させる。例えば、受信コマンドが「InMed
al1」である場合には、補助リール122a〜cに
「1」を表示するように補助リール122a〜cを回転
させて停止させる。
【0123】次のST1004で、スタート操作コマン
ドを受信したと判断された場合は、ST1005で、補
助リール180乃至182のリールの回転を開始させ
る。即ち、遊技者がスタートレバー140を操作するこ
とによって主制御部は主リールを回転させると共に、副
制御部に、スタート操作コマンドを受信する。副制御部
は、スタート操作コマンドを受信すると、補助リール1
80乃至182を回転させる。
【0124】次のST1006で、内部当選コマンドを
受信したと判断された場合は、受信コマンドから内部当
選した入賞役の種類を判断し、ST1005で、該入賞
役に対応する内部当選フラグをONにセットした後、S
T006で、補助リール180乃至182を停止させる
位置を定めた停止テーブルを取得する。次のST100
7で、ストップ操作コマンドを受信したと判断された場
合は、ST1008で、回転している補助リール180
乃至182の内、遊技者により押下されたストップボタ
ンに対応した補助リールを停止させる。
【0125】例えば、遊技者がストップボタン141を
押下した場合は、主制御部は、副制御部に「LSto
p」コマンドを送信する。副制御部は、該コマンドを受
信に伴って補助リール180a〜cを停止させる。ま
た、遊技者がストップボタン142を押下した場合は、
「CStop」コマンドの受信に伴って補助リール18
1a〜cを停止させ、また、遊技者がストップボタン1
43を押下した場合は、「RStop」コマンドの受信
に伴って補助リール182a〜cを各々停止させる。
【0126】図11のST1100で、全ての主リール
が停止したことを示す全主リール停止コマンドを受信し
たと判断された場合は、ST1101で、ST1005
でセットした内部当選フラグ情報を取得する。次のST
1102では、現在停止している全補助リールの停止位
置を取得すると共に、ST1013で、現在停止してい
るパネル位置の取得を行う。
【0127】次のST1104で、上述した内部当選フ
ラグ情報と現在の補助リールの停止位置とにより補助リ
ールの再始動の有無を判断し、回転する必要がある判断
した場合は、ST1105で、取得した補助リール停止
テーブルに従って、補助リールを回転させた後に停止す
る。また、同様に、内部当選フラグ情報と現在停止して
いるパネルの停止位置とによりパネルの移動を開始させ
ることで副制御処理を終了する。
【0128】尚、本実施の形態における補助リールは、
毎遊技回転するようになっているが、本発明はこれに限
定されるものではない。例えば、図7のST703でス
タート操作コマンドの送信するのではなく、図7のST
704の後に、演出抽選を行い、その後、演出抽選に当
選した場合にのみ、演出当選コマンドを副制御部に送信
するようにしてもよい。この場合、図10のST100
2では、スタート操作コマンドではなく演出当選コマン
ドを受信したかどうか判断し、演出抽選に当選したとき
のみ補助リールを回転する。
【0129】以上説明したように、本実施形態のスロッ
トマシンは、主要部分の制御と補助的な制御を別の制御
部で行っている。即ち、主制御部は、遊技の主要部分の
みの制御を行うものであって、遊技に直接関係しない補
助的な制御(例えば後述する演出処理)等は副制御部よ
って行っているので制御が単純化され効率的である。
【0130】また、本実施の形態におけるスロットマシ
ンでは、遊技者によるメダルの投入に伴って遊技者に注
意を喚起する補助リール122a〜cを回転させること
で遊技者が投入したメダル枚数の表示を行う。また、遊
技者によるスタートレバー140の操作により補助リー
ル180乃至182の各リールを回転させることで主リ
ールのへの期待以外に注意を喚起させる。
【0131】更に、遊技者によるストップボタンの停止
操作に対応して各補助リール180乃至182を各補助
リールの縦方向に3個連ねて停止させることにより遊技
終了まで期待感を持続させ、停止した補助リールの図柄
の停止態様によって内部情報を遊技者が把握することが
できる。
【0132】また、図1の補助リール126a〜cにつ
いては、図7乃至図11において説明した補助リール1
80乃至182と同時に回転/停止を行うことで、遊技
者は、更に注意を喚起させられることになり、一層興趣
をもって遊技に参加できる。
【0133】<補助リールの他の態様>以下、図12乃
至図17を用いて、本実施の形態のスロットマシンにお
ける補助リール180乃至182の他の態様について説
明する。
【0134】(補助リールの停止順序)上記図10のフ
ローチャートでの説明では、補助リールの停止順序を、
180a〜c→181a〜c→182a〜cの順とし、
縦にならんだ3つの補助リールを同時に停止させていた
が、横に並んだ3つの補助リールを同時に停止させるこ
とにしても良い。
【0135】図12(a)乃至(c)は、そのような補
助リールの停止順序を説明するための図である。
【0136】即ち、遊技者がストップボタン141を押
下すると(a)のように上段の補助リールが停止、スト
ップボタン142を押下すると(b)のように下段の補
助リールが停止、ストップボタン143を押下すると
(c)のように中段の補助リールが停止する。従って、
(c)の段階では、補助リール180乃至182と主リ
ール110乃至112の全てが停止した状態になってい
ることになる。
【0137】図12の(c)の最終形態では、補助リー
ル183の縦一直線に羅針盤の図柄が揃っている。この
とき、補助リールに停止した図柄組合せには、主制御部
による入賞役の抽選結果と対応しているようにすると、
遊技者は、この補助リールの図柄組合せにより内部当選
していた入賞役を知ることが可能となる。例えば、内部
抽選による羅針盤の入賞役(再遊技)に内部当選してい
た場合は、主リールと補助リールにも再遊技に対応した
図柄が停止することになるが、仮に遊技者の停止操作に
より主リールには、再遊技の入賞役を構成する図柄が停
止しない場合でも、補助リールの表示により遊技者が再
遊技に内部当選していたことを知ることができることに
なり、興趣を持って遊技に参加できることになる。
【0138】また、9つの補助リールは、それぞれ独立
に回転しているので、他にも独特な順序で停止させるこ
とができる。
【0139】図13(a)乃至(c)は、補助リールの
他の停止順序例を示す図である。
【0140】即ち、ストップボタン141の操作に対し
ては、(a)のように、補助リール181中段のリール
のみが停止し、続いてストップボタン142の操作に対
しては、(b)のように、更に補助リール180の中
段、補助リール181の上段と下段および補助リール1
82の中とが各々停止し、更にストップボタン143の
操作に対して(c)のように残りのリールが停止するし
てもよい。補助リール180乃至182においても、主
リールと同様に5ラインを有効なラインすると、遊技者
が第1のストップボタンの押下によって、最終停止で
「7」揃って停止するチャンスが3ライン(中段水平1
ライン、斜め2ライン)まで有効となり、第2のストッ
プボタンの押下に至っても2ラインまでチャンスが存在
する(斜め2ライン)。従って、遊技者は最後まで期待
感を持って遊技を行うことができることになる。なお、
この場合でも、補助リールに停止した図柄組合せと内部
抽選結果とを対応させることができることはいうまでも
ない。
【0141】(補助リールの態様)補助リール180乃
至182の停止時に表示されている図柄組合せによっ
て、主リールによる遊技の特典が異なるものとなっても
よい。
【0142】図14(a)は、補助リール180乃至1
83が全て停止した時に、1つのライン状(右上り斜め
ライン)に同一の図柄(「C」)が並んだ様子を示す図
である。また、(b)は、右上り斜めラインと下段一直
線に同一図柄(「B」)が停止している様子を示す図で
ある。また、(c)は、右上り斜めラインと右下がり斜
めラインと上段一直線と中段一直線と下段一直線の5ラ
インに同一図柄(「A」)が停止した様子を示す図であ
る。特別遊技に例えば3種類(ノーマルとスーパーとメ
ガスーパー)の遊技態様が存在する遊技台では、特別遊
技を開始する図柄が補助リールの有効な1ライン上に停
止した場合、例えば図14(a)のような補助リールの
停止態様の場合には、次回から開始される特別遊技の遊
技態様がノーマルの遊技態様となるように制御しても良
い。
【0143】更に、図14(b)のように、2ラインに
図柄が揃った場合は、特別遊技の遊技態様がスーパーの
遊技態様となり、また、図14(c)のように、全ての
表示位置に同一の図柄が表示された場合には、特別遊技
の遊技態様がメガスーパーの遊技態様となるように制御
しても良い。
【0144】また、補助リールの停止態様によって内部
当選している特定入賞役の種類を報知してもよい。例え
ば、内部当選している特定入賞役が特殊遊技の場合に図
14(a)の停止態様で停止させ、特別遊技への内部当
選の場合に図14(b)の停止態様で停止させ、小役高
確率遊技への内部当選の場合に図14(c)の停止態様
で停止させてもよい。尚、小役高確率遊技とは、例えば
内部当選している入賞役の種類を遊技者に報知すること
で、遊技者が所定の図柄を入賞させ多くのメダルを獲得
できる遊技であって所謂アシストタイム(AT)と称す
る遊技態様を示すものである。
【0145】(他の補助リール例)図15は、補助リー
ルの回転方向を上下方向ではなく、左右方向に回転する
様子を示すものである。つまり、略垂直方向の回転軸を
中心に各補助リールが回転する場合について説明する図
である。左右方向に回転させることで上述と異なる補助
リールによる演出を行うことができるようになる。例え
ば、図15では、蛇が左方向から右方向に流れるように
動く様子を示すものであり、これ以外にも海底で魚がお
よび様子や競技の演出等も違和感無く行うことが可能と
なるという特徴がある。この場合、モータの回転軸を縦
にしてリールを回転させればよく、片持ちの状態でリー
ルを回転させることがないので、モータの耐久性は向上
し、モータの回転もスムーズに行うことが可能となる。
【0146】(補助リールを用いた他の演出例)図16
乃至図17は、補助リールを用いた他の演出例を示すも
のである。図16(a)は、補助リール180乃至18
2の上段と中段と下段とで夫々異なる図柄を印刷したリ
ールを用意して、表示される図柄の態様によって例えば
内部情報を報知するものである。例えば、補助リール1
80乃至182の上段には、「はれ、くもり、あめ」、
中段のリールには「ブルドーザー、自動車、バイク、自
転車、人、動物」、下段のリールには「山、海、川、野
原、森、林」等の図柄をリールに印刷して、これらの組
合せにより内部当選情報を遊技者に報知するようにした
ものである。
【0147】図16(b)は、ビンゴゲームを補助リー
ル180乃至182によって行っている様子を示すもの
である。例えば、補助リール126a〜cに予め1乃至
5の数字を印刷しておいて、遊技者によるスタート操作
により補助リール126a〜cおよび補助リール180
乃至182を回転させて、補助リール126a〜cに表
された数字に対応して補助リール180乃至182に表
示された数字のバックライトを消灯させる様子を示すも
のである。即ち、ビンゴチャンスゲームが開始される
と、例えば2回の遊技が用意され、補助リール126a
〜cに停止した数字が「1回目:4,5,1」、「2回
目1、4、5」であった場合とすると、(b)のように
パックライトは補助リール180a、180b、補助リ
ール181a、181c、補助リール182a、182
bが各々消灯する。(b)は、補助リール180乃至1
82の上段の一行がビンゴとなった様子を示すものであ
る。補助リールがビンゴになった場合は、例えば特定入
賞役に内部当選していることを遊技者が知ることができ
るようにすることが可能となる。
【0148】図17(a)乃至(c)は、補助リール1
80乃至補助リール182により第2のゲーム演出を行
っている様子を示すものである。
【0149】図17(a)は、図から判るようにサッカ
ーを演出した様子であって、各リールが回転することで
補助リール181の中段のサッカーボールが何れの補助
リール上に出現して最終的に補助180の中段または補
助リール182の中段のゴールにボールが入れば遊技者
の勝ちとなるようにしたものである。この場合は、どち
らか一方を敵地としてもよい。
【0150】また、図17(b)は、野球ゲームを演出
した様子である。遊技者によるスタート操作により補助
リール181の中段パックライトの光が補助リール18
2の下段に移動さ、その後、該光が補助リール上を移動
することで1塁打乃至3塁打またはホームランまたはア
ウトファイルの演出を行うものである。このゲームによ
り所定の得点を得ることで所定の得点が遊技者に与えら
れることができ興趣に富んだ遊技台を提供することがで
きる。
【0151】また、図17(c)は、水泳競技を演出し
た図であって、例えば遊技者のスタートレレバー操作に
より補助リール182の縦一列から飛び込みを開始して
水泳選手が競争を開始する。このとき、遊技者が選択し
た選手が1位に入賞すると遊技者に所定の特典が与えら
れるようにするものである。また、選手の選択は、例え
ば遊技を開始する前に例えば停止スイッチ133により
選択できるようにすることができるようにする。遊技者
の選択した選手のコースラインをバックライトの消灯に
より遊技者から把握できるようにすればよい。以上詳細
に説明したように本発明の遊技台は、遊技の進行を容易
に把握できるような補助リールを複数設けたので遊技者
は、遊技台内部情報を見落とすことも無く補助リールの
演出により興趣を持って遊技に参加できる遊技台であ
る。
【0152】以上の説明では、遊技情報を表示する表示
装置として補助リールを用いたスロットマシンについて
説明したが、これ以外にも図18に示すドットマトリク
ス表示装置を複数備えることで、遊技者に注意を喚起さ
せることもできる。ドットマトリクス表示装置1801
乃至1802は、演出用の表示装置であって補助リール
の同様に表示装置として使用する。また、ドットマトリ
クス表示装置1260は、上述の補助リール126a〜
cと同様の表示装置として使用する。また、ドットマト
リクス表示装置1500は、化粧パネル150と同様の
装置として使用する。
【0153】
【発明の効果】本発明によれば、遊技台の演出効果が遊
技者により伝わりやすい遊技台を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としてのスロットマシン
100の外観を示す斜視図である。
【図2】スロットマシン100の化粧パネル150の構
成を示す斜視図である。
【図3】スロットマシン100の補助リール180乃至
182の構成を示す分解図である。
【図4】スロットマシン100の主制御部の構成を示す
ブロック図である。
【図5】スロットマシン100の副制御部の構成を示す
ブロック図である。
【図6】スロットマシン100のドットマトリクス表示
装置の構成を示す図である。
【図7】スロットマシン100の主制御部による制御手
順を示すフローチャートである。
【図8】スロットマシン100の主制御部による抽選処
理の制御手順を示すフローチャートである。
【図9】スロットマシン100の主制御部による入賞判
定処理の制御手順を示すフローチャートである。
【図10】スロットマシン100の副制御部による制御
手順を示すフローチャートである。
【図11】スロットマシン100の副制御部による制御
手順を示すフローチャートである。
【図12】スロットマシン100の補助リール180乃
至182による演出内容を示す図である。
【図13】スロットマシン100の補助リール180乃
至182による演出内容を示す図である。
【図14】スロットマシン100の補助リール180乃
至182による演出内容を示す図である。
【図15】スロットマシン100の補助リール180乃
至182による演出内容を示す図である。
【図16】スロットマシン100の補助リール180乃
至182による演出内容を示す図である。
【図17】スロットマシン100の補助リール180乃
至182による演出内容を示す図である。
【図18】本発明の他の実施形態に係るスロットマシン
の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 スロットマシン 110 左リール 111 中リール 112 右リール 121 入賞ラインランプ 122a〜c,125a〜c,126a〜c,180a
〜c,181a〜c,182a〜c 補助リール 123 払出枚数表示器 124 スタートランプ 127 貯留枚数表示器 128 メダル投入ランプ 130 1枚投入ボタン 131 2枚投入ボタン 132 3枚投入ボタン 133 演出用リール停止ボタン 134 メダル投入口 140 スタートレバー 141 左ストップボタン 142 中ストップボタン 143 右ストップボタン 144 精算ボタン 145 施錠穴 150 化粧パネル 160 メダル排出口 161 メダル受皿 162 音孔 170 上部表示部 400 MCPU 410 乱数発生器 420 メダルセンサ 421 ストップボタンセンサ 422 スタートレバーセンサ 423 クレジットベットボタンスイッチ 424 メダル投入ボタンセンサ 425 入力インターフェース 430 ROM 431 RAM 440 モータ制御部 441 メダル払出制御部 442 入出力インターフェース 450 ランプ制御部 451 セグメント制御部 452 出力インターフェース 460 出力インターフェース 470 バス 500 SPU 510 ROM S11 RAM 512 モータ制御部 513 入出力インターフェース 514 出力インターフェース 515 MIDI音源 516 D/A変換器 517 増幅アンプ 518 スピーカ 520 ランプ制御部 521 ドット表示部 522 出力インターフェース 540 バス

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に複数の図柄が表された複数の主リー
    ルを回転及び停止することにより、複数の図柄組合せを
    表示する表示手段と、 所定の入賞役への当否を判定するために抽選を行う抽選
    手段と、 前記抽選手段が入賞役への内部当選を決定し、かつ、前
    記表示手段により表示された前記図柄の組合せが、当選
    した当該入賞役に応じて予め定めた図柄の組合せである
    場合に当該入賞役に入賞する遊技台であって、 表面に複数の図柄が表された複数の補助リールを更に有
    し、 前記主リールとは異なる制御により該補助リールを動作
    させることを特徴とする遊技台。
  2. 【請求項2】前記複数の補助リールは、マトリクス状に
    図柄を表示し、該図柄の組合せによって遊技に関する演
    出を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技台。
  3. 【請求項3】前記複数の補助リールは、3×3のマトリ
    クス状に配置された9つの補助リールを含み、該9つの
    補助リールがそれぞれ回転、停止することにより、複数
    の図柄組合せを表示することを特徴とする請求項1又は
    2に記載の遊技台。
  4. 【請求項4】前記複数の主リールは、横に並んだ3つの
    主リールであり、 前記停止する順序とは、左の主リールの停止操作に対応
    して前記マトリクス状に配置された前記補助リールの上
    段行を、中の主リールの停止操作に対応して前記マトリ
    クス状に配置された前記補助リールの下段行を、右の主
    リールの停止操作に対応して前記マトリクス状に配置さ
    れた前記補助リールの中段行を、各々停止させることを
    特徴とする請求項3に記載の遊技台。
  5. 【請求項5】前記複数の主リールは、横に並んだ3つの
    主リールであり、 前記停止する順序とは、左の主リールの停止操作に対応
    して前記ドットマトリクス状に配置された前記リールの
    中央のリールを、中の主リールの停止操作に対応して前
    記マトリクス状に配置された前記補助リールのひし形の
    位置にあるリールを、右の主リールの停止操作に対応し
    て残りの回転中の前記補助リールを、各々停止させるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の遊技台。
  6. 【請求項6】縦又は横に並んだ前記複数の補助リールの
    図柄を組合わせることによって1つの大きな図柄が構成
    されるように、各補助リールに図柄が表されていること
    を特徴とする請求項3、4又は5に記載の遊技台。
  7. 【請求項7】前記遊技台は、遊技に対し遊技媒体を要求
    する遊技台であって、 前記複数の補助リールは、投入された遊技媒体の量に応
    じた図柄組合せを表示することを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれかに記載の遊技台。
  8. 【請求項8】前記投入された遊技媒体の量に応じた図柄
    組合せを表示する複数の補助リールは、前記主リールの
    右隣または左隣付近に配置されることを特徴とする請求
    項7に記載の遊技台。
  9. 【請求項9】前記遊技台は、少なくとも通常遊技モード
    と特定遊技モードの2つのモードで動作するものであ
    り、 前記補助リールは、前記特定遊技モードにおける遊技回
    数または前記特定遊技モードにおける所定の入賞役の入
    賞回数を随時表示することを特徴とする請求項1乃至8
    のいずれかに記載の遊技台。
  10. 【請求項10】前記補助リールは、前記主リールの上方
    または下方に配置されることを特徴とする請求項9に記
    載の遊技台。
  11. 【請求項11】前記複数の補助リールは、略垂直方向の
    回転軸を中心に回転することを特徴とする請求項1乃至
    10のいずれかに記載の遊技台。
  12. 【請求項12】前記遊技台は、少なくとも通常遊技モー
    ドと複数種類の特定遊技モードで動作するものであり、 前記補助リールが停止した際に表示された図柄組合せに
    より、前記特定遊技モードの種類を表わすことを特徴と
    する請求項1乃至11のいずれかに記載の遊技台。
  13. 【請求項13】前記補助リールは、遊技者による所定の
    操作に応答して、予め定められた停止順序に従って停止
    すること特徴とすることを特徴とする請求項1乃至12
    のいずれかに記載の遊技台。
  14. 【請求項14】前記補助リールは、遊技台の内部状態に
    応じた図柄組合せを表示することを特徴とする請求項1
    乃至13のいずれかに記載の遊技台。
  15. 【請求項15】前記補助リールは、遊技台の内部状態に
    応じて図柄組合せを変動させ、ビンゴゲーム、サッカー
    ゲーム、野球ゲーム、または、水泳今技ゲームを模した
    ゲームを演出することを特徴とする請求項1乃至14に
    記載の遊技台。
  16. 【請求項16】表面に複数の図柄が表された複数の主リ
    ールを回転及び停止することにより、複数の図柄組合せ
    を表示する表示手段と、 所定の入賞役への当否を判定するために抽選を行う抽選
    手段と、 前記抽選手段が入賞役への内部当選を決定し、かつ、前
    記表示手段により表示された前記図柄の組合せが、当選
    した当該入賞役に応じて予め定めた図柄の組合せである
    場合に当該入賞役に入賞する遊技台であって、 複数の光電素子をドットマトリクス状に配置した表示演
    出手段を更に有し、 前記表示装置の複数の光電素子を制御することにより文
    字または図形を表示しつつ演出を行うことを特徴とする
    遊技台。
  17. 【請求項17】表面に複数の図柄が表された複数の主リ
    ールを回転及び停止することにより、複数の図柄組合せ
    を表示する表示手段と、 所定の入賞役への当否を判定するために抽選を行う抽選
    手段と、 前記抽選手段が入賞役への内部当選を決定し、かつ、前
    記表示手段により表示された前記図柄の組合せが、当選
    した当該入賞役に応じて予め定めた図柄の組合せである
    場合に当該入賞役に入賞する遊技台であって、 図柄を描画した図柄シートと、 該図柄シートをパネル状に支持しつつ移動させる駆動回
    転体と、 該駆動回転体を駆動する駆動源と、 を備えることを特徴とする遊技台。
  18. 【請求項18】前記図柄シート状の図柄が、遊技台の内
    部状態に応じて変動表示されるように、前記駆動源を制
    御することを特徴とする請求項17に記載の遊技台。
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