JP2009207672A - 画像演出装置、及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶画像の特性を利用して、簡易な仕組みで、立体的な厚みのある画像など多様な画像演出を実現する。
【解決手段】表示光L1を出射する第1の液晶パネル401と、表示光L1と直交する表示光L2を出射する第2の液晶パネル402と、ハーフミラー403と、ハーフミラー403で反射した表示光L11とハーフミラー403を透過した表示光L22が入射可能に配置された液晶シャッター404とを備え、液晶シャッター404は、表示光L1,L2の入射側から順に、透明電極4041,4043に挟まれた液晶層4042と、偏光板4044とを重ねて形成されており、液晶シャッター404は高速にオン状態とオフ状態を切り替え制御される。
【選択図】図5

Description

本発明は、液晶表示装置を備えた画像演出装置、及び遊技機に関するものである。
遊技ごとに行われる抽選に応じて図柄を変動する変動表示部(以下、リール)を備え、各リールの回転及び停止によって表示される図柄の組合せにより、入賞の成否を判定する遊技機(スロットマシンなど)が知られている。
このような遊技機においては、遊技者に大当たりへの期待感とスリルを感じさせる遊技盤上での演出が重要な要素である。特に、液晶表示装置を用いた画像演出は演出効果が高いため、様々な演出に利用されている。
一般に液晶表示装置は、視点から遠い順に、光源、第1の偏光フィルタ、液晶層、第2の偏光フィルタを重ねて構成されている。第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタは、互いに直交する偏光軸を有する。液晶層を出射した光には、直線、円、楕円などの偏光が含まれるが、このうち第2の偏光フィルタを透過した直線偏光だけが表示光として出射され、人間の目に届く。このため、液晶表示装置は、出射光の偏光方向が揃っていることが知られている。
液晶表示装置を利用した画像演出の例として、下記のものがあげられる。
特許文献1に開示されたスロットマシンは、リールの外周面又は内周面に固定された偏光シートと、リールと表示窓との間に配置され、偏光シートの偏光軸と直交する向きの偏光軸を有する偏光シャッターを有し、偏光作用によりリールの図柄の見え方をコントロールしている。
特許文献2に開示された遊技機は、電子シャッターを利用してリール画像の一部を遮蔽することにより演出を行っている。
特許文献3に開示された遊技機は、2枚の液晶表示装置を重ねて、遠近感立体感の効果を演出している。
特許文献4に開示された遊技機は、電子シャッターを利用して、画像の視認可能な範囲を制御し、さらに第2の表示手段の画像との重ね合わせで演出効果を出している。
特開2007−396号公報 特開2004−73652号公報 特開2005−312685号公報 特開2005−304561号公報
従来、画像の一部を見えなくしたり、2つの表示装置の画像を切り替えたり、2つの表示装置の画像を重ねたりして演出効果を出しているものはあったが、2つの画像を高速に切り替えることにより、液晶画像の特性を利用して、画像が立体的に見えるような工夫をしているものはなかった。特許文献3や特許文献4に記載されている遊技機では、2つの表示画像の重ね合わせにより演出を行っているが、このような演出では、遠近感は出せても、画像自体の立体的な厚みを表現することは難しかった。
そこで、本発明は、液晶画像の特性を利用して、簡易な仕組みで、立体的な厚みのある画像など多様な画像演出を実現することを目的とする。
本発明に係る画像演出装置は、第1の表示光を出射する第1の液晶表示装置と、第2の表示光を出射する第2の液晶表示装置と、前記第1の表示光および前記第2の表示光が入射可能に設けられたハーフミラーと、前記ハーフミラーで反射した前記第1の表示光と前記ハーフミラーを透過した前記第2の表示光が入射可能に配置された液晶シャッターと、を備え、前記ハーフミラーで反射した前記第1の表示光の偏光方向と前記ハーフミラーを透過した前記第2の表示光の偏光方向がαの角度をなし、0<α≦90度であり、前記液晶シャッターは、前記第1及び第2の表示光の入射側から順に、透明電極に挟まれた液晶層と、直線偏光フィルタとを重ねて形成されており、前記透明電極間の電圧を制御することにより、前記液晶層へ入射した光の振動方向を変化させずに通す第1の状態と、前記振動方向を90度変化させる第2の状態を切り替え可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、液晶表示装置から出射される表示光の偏光方向が揃っていること、また、ハーフミラーで第1の表示光を反射させることにより偏光方向が変化することから、液晶シャッターの第1の状態と第2の状態を切り替えることにより、第1の液晶表示装置と第2の液晶表示装置の画像を高速に切り替えて交互に表示することで、残像により両液晶表示装置の画像が合成されて見える効果がある。このため、立体映像を表示する仕組みを用いなくても、立体的な厚みのある画像など多様な画像演出を実現することができる。
なお、前記第1の液晶表示装置と前記第2の液晶表示装置は、例えば前記第1の表示光と前記第2の表示光が直交するように配置することができる。
また、前記第1の液晶表示装置と前記ハーフミラーの間、及び前記第2の液晶表示装置と前記ハーフミラーの間の少なくとも一方に配置され、無偏光の表示光を出射する表示装置を備え、前記無偏光の表示光は、前記ハーフミラーに入射可能であることが望ましい。
このように、少なくとも一方の液晶表示装置とハーフミラーの間に無偏光の表示光を出射する表示装置を配置することで、画像をより鮮明に見せたり、さらに演出効果を高めることができる。
本発明による画像演出装置は、遊技機に適用することができる。
ここで、遊技機に限定は無いが、例えば、ぱちんこ機(第一種ぱちんこ機、第二種ぱちんこ機を含む)、回動式遊技機(以下、「スロットマシン」という。)等を含む。
本発明によれば、液晶画像の特性を利用して、簡易な仕組みで、立体的な厚みのある画像など多様な画像演出を実現することができる。
以下、本発明の好適な実施形態として、遊技場等に設置される遊技機(スロットマシン)に適用したものを例示する。以下の実施形態は本発明の適用例に過ぎず、本発明は以下の実施形態に限定されず種々に変更して適用することが可能である。
実施の形態1.
本実施形態は、本発明の基本構成に係る画像演出装置を備えた遊技機に関する。
まず筐体構成から説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの外観を示す正面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るスロットマシン1の筐体の前面部は、開閉自在にフロントパネル2が取り付けられている。フロントパネル2の上部には、表示機能を有する液晶表示装置(画像演出装置)80が設けられており、中央部に操作部が設けられている。
液晶表示装置80は、液晶パネルを含んで構成されており、種々の演出のための画像や遊技に必要な情報を表示画面に表示可能に構成されている。但し、表示方式は液晶表示に限定されるものではなく、その他の方式、EL表示、プラズマ表示、CRT表示等種々に適用可能である。液晶表示装置80の下には、1つの透明な表示窓21が設けられている。
筐体内部であって表示窓21を通して視認可能な位置には、3つのリール(回胴)が配置されている。正面から見て左側から、左リール22L、中リール22C、右リール22Rの順番で配置されている。
リール22L、22Cおよび22Rは、リング状の中空構造に成形されている。リールの外周は、外周面に貼られるリールテープの幅に成形されており、外周面にはリールテープ上に印刷される図柄の形状に合わせて開口が複数設けられている。リールの内部は中空になっており、外周面から延びるフレームで回転軸が支持されている。
リールの外周面には入賞図柄(入賞役を構成する図柄)を印刷したリールテープが各々貼られている。それぞれのリールテープには、例えば21個の図柄が等間隔で配列されて印刷されている。図柄の配列は、リールテープごとに異なるようになっている。リールテープの図柄が、リールの外周面に設けられた開口に対応するようになっている。表示窓21からは、この表示窓を通してリール22L、22C、および22Rが観察されるようになっており、各リール外周面の上下方向で連続する3つの図柄が見えるように表示窓21の大きさが設定されている。図1では、リール群22(リール22L、22Cおよび22Rのまとまりを意味する)上に示された円が、一つの図柄を示している。
リール22L、22C、および22Rのそれぞれの回転軸には、ステッピングモータ(図示せず)が各々連結されている。このステッピングモータは、リール22L、22Cおよび22Rを任意の速度で回転させたり、任意の角度(位置)で停止させたりすることが可能になっている。各リールが回転する場合には、リール22L、22C、および22Rの図柄が表示窓21内で上下に移動しているように視認されるようになっている。
リール22L、22C、および22Rの内側には、バックランプ(図示せず)が設けられている。バックランプはリールごとに3個ずつ配置されており、リールが停止した時に表示窓21から見える総計で9個の図柄に対して、リール外周面の開口を通して光を照射するようになっている。
図1に示す表示窓21上の破線は、有効ライン26a、26b、および26cからなる有効ライン群26を示すものである。有効ライン群26は、水平方向の中段の有効ライン26aと、水平方向の上段および下段の2本の有効ライン26bと、右下がりおよび左下がりの斜め方向の2本の有効ライン26cとから構成されている。そして、リール22L、22C、および22Rに付された図柄は、リール22L、22C、および22Rが停止した時に、表示窓21から見える9個の図柄が全てこれらの有効ライン群26上に位置するような間隔で配置されている。
スロットマシン1の筐体の中央部には、メダル投入口43(セレクタ)が設けられている。メダル投入口43からメダルが投入されると、投入されたメダル枚数に応じて有効ライン26a、26b、および26cの1ライン乃至5ラインが有効になるように構成されている。すなわち、投入した枚数のメダルが掛け金として徴収される。投入されたメダルが1枚の場合には1つの有効ライン26aが有効になり、2枚のときは水平方向の3つの有効ライン26aおよび26bが有効になり、3枚のときはさらに加えて斜め方向の2つの有効ライン26cを含む総計で5つの有効ライン26a〜26cが有効になる。これらの制御は、後述のメインCPU(中央演算装置)11(図2参照)により行われる。例えば、3枚のメダルが投入されている場合には、リール22L、22C、および22Rが停止した時に、少なくとも1つの有効ライン26a〜26cに特定の図柄の組み合わせが停止していれば、その組み合わせに応じた役に入賞したこととなる。
また筐体の中央部には、遊技者によって操作される各種の操作スイッチが設けられている。例えば、本実施形態では、スタートスイッチ46、ストップスイッチ群47およびベットスイッチ群44,45が設けられている。
スタートスイッチ46は、リール22L、22Cおよび22Rの回転をスタートさせるときに遊技者が操作するスイッチ、例えばボタンやレバーである。ストップスイッチ群47は、左リール22Lを停止させるときに操作する左リールストップスイッチ47Lと、中リール22Cを停止させるときに操作する中リールストップスイッチ47Cと、右リール22Rを停止させるときに操作する右リールストップスイッチ47Rとから構成されている。これらのストップスイッチ47L、47C、および47Rは、例えばボタンとして並設されている。
ベットスイッチ群44,45は、遊技者がクレジット内のメダルを投入する際にベット数(賭数)を指定するスイッチ群であり、1ベット・2ベットスイッチ44およびMAXベットスイッチ(3ベットスイッチ)45から構成されている。これらのベットスイッチ44および45も、例えばボタンとして配置されている。1ベット・2ベットスイッチ44が操作されると、1枚又は2枚のメダルがベットされ(ゲームの掛け額として徴収され)、MAXベットスイッチ45が操作されると、最大ベット数である3枚のメダルがベットされる。すなわち、ベットスイッチ群の操作で指定されるベット数が、クレジットとなっているメダル数から徴収され、クレジットがベット数だけ減算される。
さらに、筐体の下部の中央部には、メダル払出口(ホッパ装置)31が設けられ、メダル払出口31の両側には、スピーカ90(左スピーカ90Lおよび右スピーカ90R)が設けられている。遊技(ゲーム)中には、種々の演出、例えばバックランプの点灯、液晶表示装置80を用いた画像表示およびスピーカ90からの音声の出力等が行われる。
これらの構成を有するスロットマシンにおいて実施される通常遊技の概要を簡単に説明する。
スロットマシン1において、遊技者がメダル投入口43からメダルを投入するか、ベットスイッチ群44・45を操作すると、有効ライン26a〜26cがベット数に応じて有効化される。
ベット数を指定した遊技者がスタートスイッチ46を操作すると、ベット数に応じた役の抽選が行われると共に、リール22L、22C、および22Rが回転し始める。そして、遊技者がストップスイッチ47L、47C、および47Rのいずれかを操作すると、操作されたボタンに応じてリール22L、22Cおよび22Rの回転が停止する。このとき、スタートスイッチ46の操作と同時に行われている役の抽選結果が当選であった場合には、有効化されている有効ライン群26上に並ぶ図柄の組み合わせが、予め定められた何らかの役の図柄の組み合わせに一致するようにリールが停止制御され、その入賞役に応じたメダルの払い出し等が行われる。
(システム構成)
次に、スロットマシン1の内部構成等のシステム構成について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るスロットマシン1のシステム構成を示すブロック図である。スロットマシン1の筐体内部には、メイン制御基板10、並びにこのメイン制御基板10に接続されたサブ制御基板50、リール基板20、電源装置基板30、および中央表示基板40が配置されている。
(メイン制御基板10)
メイン制御基板10は、当該スロットマシン1で実施される遊技全体を制御するための基板である。メイン制御基板10には、メインCPU11、乱数発生器12、ROM13、およびRAM14、およびインタフェース回路(I/F回路)15が設けられており、これらはバスを介して互いに接続されている。
メインCPU10は、プログラムを構成する命令の読み出し(フェッチ)、解釈(デコード)および実行を行う。そして、メインCPU10は、ROM13に記憶されているプログラムおよびデータ等を読み出し、これらに基づいてスロットマシン1全体の制御を行う。
乱数発生器12は、役抽選のための乱数を発生させるブロックである。具体的に、乱数発生器12はクロック発生回路とカウント回路と記憶回路とを備え、電源投入時にカウント回路がクロック信号に基づいて繰り返し所定のビット数(例えば16ビット)の数値を発生させており、所定のタイミング(例えば遊技者の特定スイッチの操作)において一つの数値を記憶回路にラッチし、乱数値として出力する。
ROM13には、メインCPU11に、後述のフローチャートに示すような抽選実行プログラム、その他の遊技の制御に必要なメイン制御プログラム、およびデータ等が記憶されている。特にROM13は、役の抽選処理に用いる役抽選テーブルやリールの停止制御に用いる停止位置決定テーブルを備える。
RAM14は、メインCPU11が各種の制御を行う場合に用いられ、特に、役抽選処理、リール停止制御に関するデータを一時的に記憶可能に構成されている。
I/F回路15は、メイン制御基板10と、サブ制御基板50、リール基板20、電源装置基板30,および中央表示基板40の間でコマンドを送受信するブロックである。
(サブ制御基板50)
サブ制御基板50は、画像や音響による演出を制御するための基板であり、メイン制御基板10からのコマンドに基づいて、演出の抽選や演出に係る画像データや音響データを生成する基板である。サブ制御基板50は、大きく、演出制御基板60と、画像音響生成基板70とに分けられる。演出制御基板60は、主として演出全体を制御するための基板であり、メイン制御基板10およびランプ66と電気的に接続されている。演出制御基板60には、サブCPU61、乱数発生器62、ROM63、RAM64、I/F回路65が設けられている。画像音響生成基板70は、液晶表示装置80、スピーカ90、およびバスを介して演出制御基板60と接続されている。画像音響生成基板70は演出制御基板60によって抽選された演出に対応する画像演出および音響演出のためのデータを生成する基板である。画像音響生成基板70には、画像制御回路71、画像ROM72、ビデオRAM73、音源回路74、音源ROM75、およびアンプ76が設けられている。
サブCPU61は、演出制御基板60上の動作を司る演算素子であり、ROM63に記憶されている演出制御プログラムを構成する命令を読み出し(フェッチ)、解釈(デコード)し、ROM63に記憶されているデータを読み出し、数値計算、情報処理、各種機器制御を行うようになっている。なお、サブCPU61の処理能力や開発言語等には、何らの制約もない。
乱数発生器62は、演出抽選のための乱数を発生させるブロックであり、上記乱数発生器12と同様の動作により一つの乱数値を出力するよう構成されている。
ROM63には、サブCPU61に実行させるための演出制御プログラムおよびデータが記憶されている。特にROM63には、演出の抽選処理に用いる演出抽選テーブルが記憶されている。また、RAM64は、サブCPU61が各種の制御を行う時に用いられ、データ等を一時的に記憶可能に構成されている。
なお、ROM63およびRAM64は、夫々ROM13およびRAM14と同一のものを用いてもよいが、これらよりも容量の大きいものを用いてもよい。また、ROM13およびRAM14やROM63およびRAM64は、いわゆるワンチップマイコンとしてメインCPU11やサブCPU61と同一チップ上に含まれたものでもよい。
I/F回路65は、メイン制御基板10からのコマンドの受信を行う基板であり、メイン制御基板10からのコマンド受信の際に、タイミングの制御等を行う。なお、メイン制御基板10からサブ制御基板50への信号の送信は行われるが、サブ制御基板50からメイン制御基板10への信号の送信は行われない。すなわち、一方向の送信のみが可能となっている。
画像制御回路71は、演出制御基板60からの画像演出情報に基づいて、画像ROM72に記憶されている元画像データを読み出しながら画像演出のための画像データを生成する。画像ROM72は、画像制御回路71のための画像演出に用いるプログラムおよび画像演出のためのキャラクタ、文字および背景等の画像データを生成するための元画像データを記憶するメモリである。ビデオRAM73は、画像ROM72に格納されている画像演出に用いるプログラムおよびデータの一時的な記憶を実行するものであり、複数ページのフレーム画像を記憶可能な容量を備え、画像ROM72から読み出した元画像データ等に基づき生成された画像データがフレーム画像データとして展開されるようになっている。液晶表示装置80は、画像音響生成基板70と電気的に接続されており、画像音響生成基板70で生成された画像データを受信して画像の表示を実施するものである。
音源回路74は、主として音響演出のための音響データを生成する。具体的に、音源回路74は、所定のチャネル数、例えば8つの音響チャネルの発音回路を備えており、音響チャネル数分のフレーズの同時再生が可能になっている。音源回路74は、演出制御基板60からの音響演出情報に基づいて音源ROM75から所定の音源データを読み出し音響信号を、右チャネル、左チャネル別に発生させる。そしてD/A変換してアナログ音響信号として出力する。アンプ76は、この左右のチャネルそれぞれのアナログ音響信号を電力増幅して出力することにより、右スピーカ90R・左スピーカ90Lからステレオ音響を送出させる。
(リール基板20)
リール基板20は、メイン制御基板10から制御信号を入力し、左リールモータ21L、中リールモータ21C、および右リールモータ21Rに接続されている。またリール基板20は、左リールセンサ23L、中リールセンサ23C、右リールセンサ23R、外部集中端子板24、およびドアスイッチ25に接続されている。
左リールモータ21Lは左リール22Lを回転させ、中リールモータ21Cは中リール22Cを回転させ、右リールモータ21Rは右リール22Rを回転させるためのステッピングモータであり、メイン制御基板10からの制御信号に基づいて各リールの加速・減速・強制停止が可能になっている。
左リールセンサ23Lは左リール22Lに設けられた検出片を検出し、中リールセンサ23Cは中リール22Cに設けられた検出片を検出し、右リールセンサ23Rは右リール22Rに設けられた検出片を検出して、それぞれのリールの回転角度を表すリールセンサ信号をリール基板20経由でメイン制御基板10に出力する。
外部集中端子板24は、メダル払出信号、メダル投入信号等の遊技情報に関する信号、ドア開放信号、設定変更信号、投入エラー信号、払出エラー信号等のセキュリティに関する信号をメイン制御基板10から受信し、遊技場で複数の遊技機を管理するホストコンピュータに出力するための基板である。
ドアスイッチ25は、遊技機1のフロントパネル2の開閉に応じてドア開閉スイッチ信号をリール基板20経由でメイン制御基板10に出力する。
(電源装置基板30)
電源装置基板30は、遊技機1に電源を供給するための基板である。電源装置基板30には、メイン制御基板10、ホッパ装置31、リセットスイッチ32、電源スイッチ33、および設定変更有効化スイッチ34が接続されている。
電源装置基板30は、メイン制御基板10からホッパモータ信号を受信して、ホッパ装置31に供給する。ホッパ装置31に設けられているホッパモータは、このホッパモータ信号に対応する数のメダルを払い出すようになっている。またホッパ装置31に設けられている払出センサはメダルの実際の払出を検出して払出センサ信号として電源装置基板30経由でメイン制御基板10に出力するようになっている。
リセットスイッチ32は、操作されることによりリセットボタン信号を電源装置基板30経由でメイン制御基板10に出力するようになっている。このリセットボタン信号は、エラー信号の出力を停止させ、遊技機のエラー状態から復旧させるためのものである。電源スイッチ33は、遊技機全体の動作のための直流電圧を供給・遮断を切り替えるためのスイッチである。設定変更有効化スイッチ34は、操作されることにより設定変更有効化信号を電源装置基板30経由でメイン制御基板10に出力するようになっている。設定変更有効化スイッチ34は設定スイッチ41における設定の変更を可能な状態にする際に操作するスイッチであり、設定変更有効化スイッチ34がオンの状態になっているときに限り、設定スイッチ41を用いた設定の変更が可能になる。
(中央表示基板40)
中央表示基板40は、例えばフロントパネル2の裏側の中央部に取り付けられる。中央表示基板40には、設定スイッチ41、精算スイッチ42、セレクタ43、1ベット・2ベットスイッチ44、MAXベットスイッチ(3ベットスイッチ)45、スタートスイッチ(レバー)46、左リールストップスイッチ(ボタン)47L、中リールストップスイッチ(ボタン)47C、および右リールストップスイッチ(ボタン)47Rが接続されている。
設定スイッチ41は、出玉率に対応した複数の段階を設定するためのスイッチであり、メイン制御基板10は設定変更有効化スイッチ34がオン状態となっている場合に当該設定スイッチ41の設定に基づいた確率で抽選を実行するようになっている。
精算スイッチ42は、遊技者による投入や入賞により獲得されたメダルを払い出させるためのスイッチであり、操作されることにより精算スイッチ信号を中央表示基板40経由でメイン制御基板10に出力するようになっている。
セレクタ43は、メダル投入口に設けられており、メイン制御基板10から中央表示基板40経由でブロッカ信号を受信するとメダルの投入を阻止するように機能し、メダル投入口からの正規のメダルの投入を検出すると投入センサ信号を中央表示基板40経由でメイン制御基板10に出力するようになっている。また、投入されたメダルが不正なメダルである場合には、そのような不正なメダルを排除するように構成されている。
1ベット・2ベットスイッチ44は操作に応じてベットスイッチ信号を、MAXベットスイッチ45は操作に応じてMAXベットセンサ信号を、スタートスイッチ46は操作に応じてスタートスイッチセンサ信号を、それぞれ中央表示基板40経由でメイン制御基板10に出力する。各ストップスイッチ47L,47C、および47Rは、操作に応じてストップスイッチセンサ信号を中央表示基板40経由でメイン制御基板10に出力する。
(メイン制御基板10における機能ブロック)
図3は、メイン制御基板10の機能的な構成を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、遊技機1は、メイン制御手段100、操作手段170、設定値設定手段180、図柄表示手段190、およびサブ制御手段200を備えている。
(操作手段170)
操作手段170は、遊技者によって操作されるスイッチ群およびそれらスイッチ群の操作状態の検知機能に対応した機能ブロックであり、ベット手段171、MAXベット手段172、スタート手段173、左リールストップ手段175L・中リールストップ手段175C・右リールストップ手段175Rを含む停止操作手段174を備えている。
ベット手段171は、遊技者がメダル等の遊技媒体を投入する手段の一つであり、1ベット・2ベットスイッチ44およびその操作状態の検出・認識機能に対応している。MAXベット手段172は、遊技者がメダル等の遊技媒体を投入する手段の一つであり、MAXベットスイッチ45およびその操作状態の検出・認識機能に対応している。スタート手段173は、遊技を開始させる手段であり、スタートスイッチ46およびその操作状態の検出・認識機能に対応している。停止操作手段174は、遊技者が各リールを停止させるための操作・操作状態の検出・認識機能を有するものであり、左リールストップ手段175Lは左リールストップスイッチ47Lに、中リールストップ手段175Cは中リールストップスイッチ47Cに、右リールストップ手段175Rは右リールストップスイッチ47Rに、それぞれ対応している。
(設定値設定手段180)
設定値設定手段180は、複数の段階の出玉率から一つを設定するための手段であり、設定値変更有効化手段181および設定手段182を備える。
設定値変更有効化手段181は、設定値の変更を有効化させるための手段であり、設定値変更有効化スイッチ34およびそのスイッチ状態の検出・認識機能に対応している。設定手段182は、設定値を定める手段であり、設定スイッチ41の操作状態に応じた設定値を検出し、記憶させる手段である。
(図柄表示手段190)
図柄表示手段190は、役を構成する図柄を表示させるための手段であり、左リール駆動手段191Lおよび左リール位置検出手段192Lを有する左リール22L、中リール駆動手段191Cおよび中リール位置検出手段192Cを有する中リール22C、並びに右リール駆動手段191Rおよび右リール位置検出手段192Rを有する右リール22Rを備えて構成される。
各リール駆動手段191L、191C、および191Rは、リール22L、22C、および22Rの加速・減速・強制停止を行う手段であり、左リールモータ21L、中リールモータ21C、および右リールモータ21R並びにそれらの駆動機能が相当している。
各リール位置検出手段192L、192C、および192Rは、リール22L、22C、および22Rの回転位置を検出する手段であり、基準位置からの各リールの検出片の検出位置に基づいてリールの回転角度(位置)を検出する。
(メイン制御手段100)
メイン制御手段100は、例えばメインCPU11がROM13内に記録されるプログラムを実行することにより実現される機能ブロックであり、具体的に、メイン制御手段100は、役抽選手段110、リール制御手段120、停止図柄判断手段130、払出制御手段140、特別役持ち越し手段150、および遊技状態制御手段160を備えている。
(役抽選手段110)
役抽選手段110は、役(特別役、小役、リプレイ(継続)等)の抽選を行う機能ブロックであり、乱数発生手段111、乱数抽出手段112、乱数判定手段113、および役抽選テーブル記憶手段114を備える。なお、役抽選手段110は乱数発生器12等が相当している。
乱数発生手段111は、役抽選のための乱数を発生させる手段であり、例えば、所定のビット数(例えば16ビット)の乱数を定期的に発生させる手段である。乱数抽出手段112は、役抽選を行うための乱数を抽出する手段であり、乱数発生手段111が発生させている乱数を所定のタイミング、例えばスタートスイッチ46の操作がされたタイミングで抽出する。乱数判定手段113は、役抽選を行うための乱数に基づいて入賞役を判定する手段であり、乱数抽出手段112により抽出された乱数に基づいて役抽選テーブル記憶手段114に記憶された役抽選テーブルを参照し、当選役を判定する。
役抽選テーブル記憶手段114には、役抽選を行うためのデータが記憶されており、設定値設定手段180により設定された設定値に応じて、抽選される役の種類と各役の当選確率とを定めた役抽選テーブルが記憶されている。
(リール制御手段120)
リール制御手段120は、リール群22の加速・減速・強制停止を制御する手段であり、リール回転制御手段121、リール停止制御手段122、および停止位置決定テーブル123を備えている。
リール回転制御手段121は、リールを駆動させる手段であり、スタート手段173によりリールの始動が指示されると、図柄表示手段190の左リール駆動手段191L、中リール駆動手段191C、および右リール駆動手段191Rに回転制御信号を出力してリール群22を始動させる。
リール停止制御手段122は、リールを停止させる手段であり、停止操作手段174によりいずれかのリールの停止が指示されると、停止位置決定テーブル123を参照して停止位置を特定し、その停止位置に停止させるための停止制御信号を図柄表示手段190の左リール駆動手段191L、中リール駆動手段191C、および右リール駆動手段191Rに出力して、一定時間以内に各リールを停止させる。
停止位置決定テーブル123は、リールの停止位置を決定するために用いるテーブルであり、役抽選手段110により出力された役の抽選結果と停止操作手段174が操作された瞬間の各リールの位置とから、リールの図柄の停止位置を定めたテーブルである。リール停止制御手段122は、この停止位置決定テーブル123を参照して停止操作手段174の操作から数コマ以内にリールの停止位置を決定する。
(停止図柄判断手段130)
停止図柄判断手段130は、各リールが停止した時の図柄を判断する手段である。停止図柄判断手段130は、図柄表示手段190の左リール位置検出手段192L、中リール位置検出手段192C、または右リール位置検出手段192Rにより検出されたリールの停止位置を判定して、有効ライン26a〜cのいずれかに停止するリールの図柄の組合せが、予め定めたいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判定する。
(払出制御手段140)
払出制御手段140は、入賞に係るメダルの払出を制御する手段であり、停止図柄判断手段130により有効ラインに停止する図柄がいずれかの役に対応する図柄の組合せとなっていると判断された場合に、その入賞役に応じて定まる枚数のメダルを払い出すか、または、クレジットして積算する処理を行う。入賞役が「リプレイ」である場合には、払出制御手段140は、メダルの払出等の処理をすることなく、当該遊技で投入されていたメダルの枚数を再び投入する扱いとする。
(特別役持ち越し手段150)
特別役持ち越し手段150は、特別役に入賞した場合に当選役を持ち越す手段であり、当選した特別役に対応する図柄の組合せがいずれかの有効ライン26a〜cに停止するまで、その特別役の当選を持ち越すように制御する手段である。
(遊技状態制御手段160)
遊技状態制御手段160は、複数の遊技状態を制御する手段であり、通常遊技制御手段161、特別遊技制御手段162、および再遊技高確率遊技制御手段163を備える。
通常遊技制御手段161は、遊技ごとの連続性を保持させないで遊技させず、通常の利益を遊技者に与えるための「通常遊技」を制御する手段である。特別遊技制御手段162は、通常遊技以上の利益を獲得することが期待できる各種の「特別遊技」を制御する手段である。再遊技高確率遊技制御手段163は、「リプレイ」等の再遊技役に当選しやすいように特別の遊技状態確率テーブルを用いた遊技を制御する手段である。
(サブ制御手段200)
サブ制御手段200は、メイン制御手段100の出力した抽選結果に対応した演出を行う手段であり、演出制御手段210および画像音響生成手段220を備える。
(演出制御手段210)
演出制御手段210は、メイン制御手段100の出力した抽選結果に対応した演出を決定し、その演出を実行させるための画像演出情報および音響演出情報を画像音響生成手段220に出力する機能ブロックである。これら演出情報は、所定のコマンド形式で送付してもよい。画像演出情報には、次の画像更新タイミングにどのオブジェクトを仮想三次元空間でどのような位置にどのような姿勢で配置するかを規定する情報を含んでいる。
例えば、演出制御手段210は、スタート手段173の操作検出に応じて導入演出に係る画像演出情報および音響演出情報を出力する。また、停止操作手段174により最初の停止操作(以下「第1停止」という。)が入力されると第1停止に対応した期待度演出の、第1停止の次の停止操作(以下「第2停止」という。)が入力されると第2停止に対応した期待度演出のそれぞれに対応した画像演出情報および音響演出情報を出力する。さらに、演出制御手段210は、最後に停止操作(以下「第3停止」という。)が入力されると抽選結果に対応させて「特別役」および「小役」等の当選演出、「リプレイ」に対応したリプレイ演出、「ハズレ」に対応したハズレ演出等のそれぞれに係る画像演出情報および音響演出情報を出力する。
(画像音響生成手段220)
画像音響生成手段220は、本発明に係り、遊技機の画像演出および音響演出を行う手段である。
以上メイン制御手段100及びサブ制御手段200の機能構成について説明したが、前述した機能以外の機能が設けられていてもよい。
(メイン制御基板における動作)
図4は、メイン制御基板10による制御を示すフローチャートである。
遊技者によってメダルが投入され、スタートスイッチ46が操作されると、スタート手段173は、スタートスイッチ46がオンになったことを検知し、役抽選手段110は役の抽選処理を行う(ステップS101、ステップS102)。一方、遊技者によりスタートスイッチ46が操作されず、スタートスイッチ46がオンとなったことを検知できなかった場合は、スタート手段173は、スタートスイッチ46がオンとなったことを検知するまでステップS101の処理を繰り返し実行する。
ステップS102の役抽選処理においては、役抽選手段110は、乱数を取得し、取得した乱数と抽選テーブルとを照らし合わせて役の抽選処理を行う。役抽選手段110による抽選結果は、当選役情報としてサブ制御手段200に送信される(ステップS103)。
リール制御手段120は、ストップスイッチ群47の何れか1個が操作されたか否かを判断する(ステップS104)。何れか1個のストップスイッチが操作されると(ステップS104;YES)、当選役が入賞可能となるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS105)。
なお、ステップS102の役抽選処理において何れの役にも当選していなかった場合は(「ハズレ」となった場合)、リール制御手段120は、ステップS105において何れの役にも当選しなかった場合に対応するリール制御を行う。
続いて、リール制御手段120は、全てのストップスイッチが操作され、全リールが停止したか否かを判断する(ステップS106)。全リールが未だ停止していない場合には(ステップS106/NO)、ステップS104におけるストップスイッチ操作の有無の検出処理からの処理を繰り返す。
全てのリールが停止すると(ステップS106/YES)、停止図柄判断手段130は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞の有無を判断する(ステップS107)。この結果、何らかの入賞がある場合には(ステップS107/YES)、入賞した役に対応する入賞処理が実行される(ステップS108)。
具体的には、入賞役が「特別役」である場合、次の遊技から所定の終了条件が満たされるまでの間「特別遊技」を実行するための移行処理を遊技状態制御手段160が行う。
一方、ステップS107において、何も入賞がないと判断された場合には(ステップS107/NO)、処理はステップS101に戻る。
続いて、遊技状態制御手段160は、「特別遊技」中において、「特別役」であるビッグボーナス又はレギュラーボーナスに応じた遊技状態を遊技者に提供するよう、リール制御手段120に「特別遊技」中のリール制御を行うほか、サブ制御手段200に「特別遊技」用の演出を行わせたりする。ビックボーナス又はレギュラーボーナスの規定回数の遊技を終えると、「通常遊技」に移行する処理を行う。
一方、入賞役が「特別役」でない場合、特別役持ち越し手段150において、当選した特別役に対応する図柄の組合せがいずれかの有効ライン26a〜cに停止するまで、その特別役の当選を持ち越すように制御する。
また、入賞役が「小役」である場合、遊技状態制御手段160は、例えばベルなどの図柄が有効ライン上に揃うようにリール制御を行うほか、サブ制御手段200に「小役」用の演出や小役告知の演出(告知オブジェクトの表示など)を行わせたりする。なお、入賞役が「リプレイ」である場合、当遊技でのベット(賭数)を次の遊技に持ち越させ、入賞役が「特別役」でも「リプレイ」でもない場合には、払出制御手段140が入賞役に応じた枚数のメダルの払い出しをホッパ装置31に行わせる。
次に、液晶表示装置80の構成について説明する。
図5は、液晶表示装置80の構成を示す模式図である。図に示すように、液晶表示装置80は、第1の液晶パネル(第1の液晶表示装置)401、第2の液晶パネル(第2の液晶表示装置)402、ハーフミラー403、及び液晶シャッター404を備えている。なお、図5の左側が液晶表示装置80の正面である。第1の液晶パネル401と第2の液晶パネル402は、それぞれから出射される表示光が直交するように配置されている。
図6は、第1の液晶パネル401および第2の液晶パネル402の構造を分解して示す模式図である。図に示すように、第1の液晶パネル401および第2の液晶パネル402はバックライト4011、偏光板4012、透明電極4013、液晶層4014、透明電極4015、偏光板4016を備えている。なお、図6の手前側が第1の液晶パネル401および第2の液晶パネル402の正面であり、それぞれの部材が図に示す順で重なっている。
バックライト4011から出射された光は、偏光板4012、透明電極4013、液晶層4014、透明電極4015、偏光板4016を順に通って、ユーザの目に到達する。偏光板4012は、特定の方向に振動する光のみを通し、液晶層4014には特定の方向に偏光した光が入射する。液晶層4014は、透明電極4013と透明電極4015によって電圧が加えられることにより液晶分子の配向が変化し、光を遮ったり透過させたりする。液晶層4014を通った光は偏光方向が液晶分子の配向に合わせて変化する。液晶層4014を透過した光は再び偏光板4016に入射するが、ここでも偏光板4016は特定の方向に振動する光のみを通す。このため出射される表示光は直線偏光している。
図7は、液晶シャッター404の構造を分解して示す模式図である。図に示すように、液晶シャッター404は、透明電極4041、液晶層4042、透明電極4043、偏光板4044、電圧制御手段4045を備えている。なお、図7の手前側(偏光板4044側)が液晶シャッター404の正面であり、それぞれの部材が図に示す順で重なっている。
液晶シャッター404に入射した光は、透明電極4041、液晶層4042、透明電極4043、偏光板4044、透明電極4013、液晶層4014を順に通る。電圧制御手段4045は、透明電極4041と透明電極4043の間に印加する電圧を制御する。液晶層4042は、透明電極4041と透明電極4043によって電圧が加えられることにより液晶分子の配向が変化する。透明電極4041と透明電極4043の間に電圧をかけた状態(オン状態、第1の状態)では、液晶分子が透明電極4041,4043に対して垂直に揃って並ぶ。垂直な液晶分子は光の振動方向に影響を与えないため、入射した光は振動方向を変えずにそのまま直進する。一方、透明電極4041と透明電極4043の間に電圧をかけない状態(オフ状態、第2の状態)では、液晶分子はらせん状に90度ねじれて配列する。このため、入射した光の振動方向は液晶分子の配列に沿って90度変化する。液晶シャッター404のオン状態とオフ状態の切り替え速度は1/100〜1/1000秒程度が望ましい。
液晶層4042を透過した光は偏光板4044に入射する。偏光板4044は偏光板4044の偏光方向(図中矢印Pの方向)に振動する光のみを透過させる。
液晶表示装置80の動作について説明する。
図8(A)は、第1の液晶パネル401の表示画像、図8(B)は第2の液晶パネル402の表示画像である。第1の液晶パネル401から出射された表示光L1(第1の表示光)は、ハーフミラー403に入射し、一部は反射し一部は透過する。ここで、反射した表示光をL11とする。第2の液晶パネル402から出射された表示光L2(第2の表示光)は、ハーフミラー403に入射し、一部は反射し一部は透過する。ここで、透過した表示光をL22とする。
表示光L1及びL2の偏光方向は、第1の液晶パネル401及び第2の液晶パネル402から出射されたため一定方向に揃っており、図中の矢印P1に示す方向である。表示光L1がハーフミラー403で反射した光L11は、偏光方向が90度変化する。また、表示光L2がハーフミラー403を透過した光L22の偏光方向はL2と同じである。このため、表示光L11とL22の偏光方向のなす角(α)は90度である。
第1の液晶パネル401の表示画像と第2の液晶パネル402の表示画像は、図に示すようにそれぞれ同一の図形I1、I2を表示しているが、図形の位置がわずかにずれており、I2の方がI1よりも色調が濃くなっている。これは、後述するようにI2がI1の影を表しているからである。
表示光L11とL22は、液晶シャッター404に入射する。上述のように、液晶シャッター404はオン状態とオフ状態を高速に切り替えて制御される。
(液晶シャッター404がオン状態の時)
液晶シャッター404がオン状態の時には、入射した光は振動方向を変えずにそのまま直進する。図9に、表示光L11の偏光方向PL11と、表示光L22の偏光方向PL22を示す。上述したように、表示光L11はL1に対して偏光方向が90度変化しており、L22の偏光方向はL2と同じであるため、L11とL22の偏光方向は互いに直交している。また、液晶シャッター404の偏光板4044の偏光方向Pは、PL22と等しい。液晶シャッター404がオン状態の時、入射した光L11、L22はそれぞれ偏光方向を変えずに液晶層4042を通り抜けるため、偏光板4044に入射する際の光L11、L22の偏光方向は図9に示す通りである。従って、偏光板4044の偏光方向Pと偏光方向が同じであるL11は偏光板4044を通り抜けることができる。逆に、L22は偏光方向が偏光板4044の偏光方向Pに対して直交するので、偏光板4044を通り抜けることができない。
(液晶シャッター404がオフ状態の時)
液晶シャッター404がオフ状態の時には、入射した光L11、L22はそれぞれ液晶層4042を通り抜けることによって偏光方向が90度変化する。よって、偏光板4044に入射する際の光L11、L22の偏光方向は図9に示す偏光方向に対して直交する方向である。従って、L11は、偏光方向が偏光板4044の偏光方向Pに対して垂直になるため、偏光板4044を通り抜けることができない。逆に、L22は偏光方向が偏光板4044の偏光方向Pと同じになるので、偏光板4044を通り抜けることができる。
以上のように、液晶シャッター404がオン状態の時にはL11のみが透過し、オフ状態の時にはL22のみが透過する。すなわち、液晶シャッター404がオン状態の時には第1の液晶パネル401の画像のみが表示され、オフ状態の時には第2の液晶パネル402の画像のみが表示される。
液晶シャッター404のオンオフを高速に切り替えて、第1の液晶パネル401の画像と第2の液晶パネル402の画像を交互に高速切り替え表示すると、ユーザの目には、残像効果により両液晶パネルの画像が合成されて見える。
図10(A)は、第1の液晶パネル401の画像と第2の液晶パネル402の画像の両方を同時に表示した場合の画像を示している。図に示すように、第2の液晶パネル402の表示図形I2の方が第1の液晶パネル401の表示図形I1よりも色調が濃く、また、I1とI2の位置がわずかにずれているため、I2がI1の影を表しているように見える。液晶シャッター404のオンオフを高速に切り替えることにより、I1とI2が交互に切り替わって表示されるようにすると、ユーザの目には残像効果により、図10(B)に示すような立体的な厚みのある図形I3が表示されているように見える。
また、本実施形態による液晶表示装置80による残像効果を利用して、図形を立体的に見せる演出の他にも様々な画像演出を実現することができる。例えば図11に示すように、第1の液晶パネル401が表示する図形をI11、I12、I13と順次変化させ、第2の液晶パネル402が表示する図形もI21、I22、I23と順次変化させる。液晶シャッター404のオンオフを切り替えることにより、第1の液晶パネル401の画像と第2の液晶パネル402の画像が交互に切り替わって表示されるようにすると、I11→I21→I12→I22→I13→I23の順に表示される。図に示すように、I11→I21→I12→I22→I13→I23の順で図形はだんだん大きくなっていくので、ユーザの目には残像効果により、図形がだんだん奥から手前に向かって近づいてくるように見える。例えば、キャラクタが前に向かって走ってくる画像演出や、拳が向かってくる演出(パンチ)などに利用することができる。
以上のように、本実施形態によれば、液晶パネルから出射される表示光の偏光方向が揃っていること、また、ハーフミラー403で表示光L1を反射させることにより偏光方向が90度変化することから、液晶シャッター404を用いて第1の液晶パネル401と第2の液晶パネル402の画像を高速に切り替えて交互に表示することで、残像により両液晶パネルの画像が合成されて見える効果があるので、立体映像を表示する仕組みを用いなくても、立体的な厚みのある画像など多様な画像演出を実現することができる。
なお、本実施形態では、表示光L11とL22の偏光方向のなす角度αは90度としたが、αは0<α≦90度の範囲で指定することができる。αが90度より小さい場合には、液晶シャッター404のオンオフを高速に切り替えることにより、第1の液晶パネル401の画像と第2の液晶パネル402の画像のどちらか一方が濃く表示され、他方が薄く表示される状態が交互に表示される。
また、本実施形態では、第1の液晶パネル401と第2の液晶パネル402は、それぞれから出射される表示光L1,L2が直交するように配置されているが、第1の液晶パネル401と第2の液晶パネル402の位置関係はこれに限られず、ハーフミラー403で反射した表示光L11とハーフミラー403を透過した表示光L22の偏光方向が異なるように構成されていればよい。
実施の形態2.
図12は、実施の形態2による液晶表示装置80の構成を示す模式図である。図に示すように、液晶表示装置80は、第1の液晶パネル(第1の液晶表示装置)401、第2の液晶パネル(第2の液晶表示装置)402、ハーフミラー403、液晶シャッター404、有機ELディスプレイ405を備えている。なお、図12の左側が液晶表示装置80の正面である。
有機ELディスプレイ405は、第2の液晶パネル402の前面に配置されている。有機ELディスプレイ405から出射された表示光L3は、ハーフミラー403を透過して液晶シャッター404に入射する。有機ELディスプレイ405の表示光は、液晶パネルのように偏光板を通っていないため無偏光の光である。
実施の形態2よる液晶表示装置80の動作について説明する。
実施の形態2では、第1の液晶パネル401及び第2の液晶パネル402から出射される表示光については実施の形態1と同様に、液晶シャッター404の高速オンオフ切り替えに伴って交互に表示される。一方、有機ELディスプレイ405の表示光L3については、無偏光のため液晶シャッター404のオンオフに関わらず常に表示される。なお、第2の液晶パネル402から出射される表示光は、有機ELディスプレイ405を透過することができる。
このように、表示光L3は常に表示されるため、画像を鮮明に見せるための補助的な画像や、背景画像などとして利用することができる。例えば、図8に示した第1の液晶パネル401及び第2の液晶パネル402の画像に対して、有機ELディスプレイ405によって第1の液晶パネル401と同一の画像を重ねて表示させるようにすると、有機ELディスプレイ405の画像によって図形の前面が常に表示されるため、立体的厚みのある図形をより鮮明にはっきりと表示することができる。
また、図11に示した第1の液晶パネル401及び第2の液晶パネル402の画像に対して、有機ELディスプレイ405によって図13(A)に示すような背景画像I3を重ねて表示すると、図13(B)に示すように、画面全体の遠近感が強調され、図形が奥から手前に向かって近づいてくる映像をより効果的に演出できる。
なお、本実施形態では有機ELディスプレイ405を第2の液晶パネル402の前面に重ねて配置しているが、第1の液晶パネル401の前面に重ねて配置してもよいし、両方に配置してもよい。また、有機ELディスプレイ405以外にも、電気泳動方式のものなど、表示光が無偏光であれば様々な種類のディスプレイを用いることができる。
本発明の実施形態に係るスロットマシンの正面図 本発明の実施形態に係るスロットマシンのシステム構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係るスロットマシンの機能ブロック図 本実施形態におけるメイン制御基板の制御を示すフローチャート 実施の形態1に係る液晶表示装置の構成を示す模式図 液晶パネルの構造を分解して示す模式図 実施の形態1に係る液晶シャッターの構造を分解して示す模式図 図8(A)は、第1の液晶パネルの表示画像、図8(B)は、第2の液晶パネルの表示画像を示す図 液晶シャッターに入射する表示光の偏光方向と液晶シャッターの関係を示す図 実施の形態1による画像演出を説明する図 実施の形態1による画像演出を説明する図 実施の形態2に係る液晶表示装置の構成を示す模式図 実施の形態1による画像演出を説明する図
符号の説明
1 スロットマシン、2 フロントパネル、10 メイン制御基板、21 表示窓、22 リール、22L 左リール、22C 中リール、22R 右リール、50 サブ制御基板、60 演出制御基板、70 画像音響生成基板、80 液晶表示装置、100 メイン制御手段、110 役抽選手段、120 リール制御手段、130 停止図柄判断手段、140 払出制御手段、150 特別役持ち越し手段、160 遊技状態制御手段、170 操作手段、180 設定値設定手段、190 図柄表示手段、200 サブ制御手段、210 演出制御手段、220 画像音響生成手段、401 第1の液晶パネル、4011 バックライト、4012 偏光板、4013 透明電極、4014 液晶層、4015 透明電極、4016 偏光板、402 第2の液晶パネル、403 ハーフミラー、404 液晶シャッター、4041 透明電極、4042 液晶層、4043透明電極、4044 偏光板、4045 電圧制御手段、405 有機ELディスプレイ

Claims (4)

  1. 第1の表示光を出射する第1の液晶表示装置と、
    第2の表示光を出射する第2の液晶表示装置と、
    前記第1の表示光および前記第2の表示光が入射可能に設けられたハーフミラーと、
    前記ハーフミラーで反射した前記第1の表示光と前記ハーフミラーを透過した前記第2の表示光が入射可能に配置された液晶シャッターと、を備え、
    前記ハーフミラーで反射した前記第1の表示光の偏光方向と前記ハーフミラーを透過した前記第2の表示光の偏光方向がαの角度をなし、0<α≦90度であり、
    前記液晶シャッターは、前記第1及び第2の表示光の入射側から順に、透明電極に挟まれた液晶層と、直線偏光フィルタとを重ねて形成されており、前記透明電極間の電圧を制御することにより、前記液晶層へ入射した光の振動方向を変化させずに通す第1の状態と、前記振動方向を90度変化させる第2の状態を切り替え可能に構成されていることを特徴とする画像演出装置。
  2. 前記第1の液晶表示装置と前記第2の液晶表示装置は、前記第1の表示光と前記第2の表示光が直交するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像演出装置。
  3. 前記第1の液晶表示装置と前記ハーフミラーの間、及び前記第2の液晶表示装置と前記ハーフミラーの間の少なくとも一方に配置され、無偏光の表示光を出射する表示装置を備え、
    前記無偏光の表示光は、前記ハーフミラーに入射可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像演出装置。
  4. 抽選結果に応じて遊技の進行を変化させる遊技機であって、
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像演出装置を備えた遊技機。
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