JP2006054359A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体チップ積層型の半導体装置において、モールド樹脂内に含まれるフィラーが接着剤層の端部に押し込まれ、半導体チップを損傷させることを防止することを目的とする。
【解決手段】 半導体装置は、少なくとも2つの半導体チップ16,20が接着剤層18を介して積層され、フィラー24入りのモールド樹脂22によって封止されている半導体装置において、モールド樹脂22に含まれるフィラー24の大きさは接着剤層18の厚さよりも大きい構成とする。また、接着剤層の面積は上側の半導体チップの下面の面積より大きい構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置に関し、特に複数の半導体チップを積層した積層型の半導体装置に関する。
近年、携帯電話は、通話機能に加えて、写真や動画撮影、インターネット、音楽や動画配信などさまざまな機能が付加されており、一般的にそういった情報のやりとりにはデータ格納用のROMと一時保存用のRAMが使用されている。携帯電話のような小型の装置内の回路基板においては、半導体装置の実装面積が制限されるため、ROMとRAMを積層して1つの半導体装置とされるものもある(例えば、特許文献1参照。)。
このような、積層型半導体装置においては、半導体チップは接着剤層を介して積層され、モールド樹脂で封止されている。最近はその情報量の多さよりメモリ容量の増大のため、3つ以上の半導体チップを積層してモールド樹脂で封止した半導体装置も開発されている。
図3は従来の半導体チップ積層型の半導体装置の一例を示している。2つの半導体チップ1,2が接着剤層3を介して積層され、フィラー4入りのモールド樹脂5によって封止されている。半導体チップ積層に用いる接着剤層3は、フィルムタイプで弾性の低いものを使用している。モールド樹脂5で封止を行うときに、モールド圧力が矢印で示すように多くの方向から半導体チップにかかり、丸印Aで示される接着剤層3の端部の領域において、モールド樹脂5内に含まれるフィラー4が接着剤層3の端部に押し込まれ、それが半導体チップ1と半導体チップ2の間に挟まることがある。このため、互いに向かって押圧されている半導体チップ1,2がフィラー4によって損傷する恐れがある。
特開2001−223297号公報(第8−9頁、第16図)
本発明の目的は、半導体チップ積層型の半導体装置において、モールド樹脂内に含まれるフィラーが接着剤層の端部に押し込まれ、半導体チップを損傷させることを防止するようにした半導体装置を提供することである。
本発明による半導体装置は、少なくとも2つの半導体チップが接着剤層を介して積層され、フィラー入りのモールド樹脂によって封止されている半導体装置において、モールド樹脂に含まれるフィラーの大きさは接着剤層の厚さよりも大きいことを特徴とするものである。
この構成によれば、モールド樹脂に含まれるフィラーの大きさが接着剤層の厚さよりも大きいため、フィラーがモールド樹脂の封止圧力で接着剤層の端部に入り込むことはなく、半導体チップを損傷させることがない。
さらに、本発明による半導体装置は、少なくとも2つの半導体チップが接着剤層を介して積層され、フィラー入りのモールド樹脂によって封止されている半導体装置において、接着剤層の面積は上側の半導体チップの下面の面積よりも大きいことを特徴とするものである。
この構成によれば、接着剤層の面積が上側の半導体チップの下面の面積よりも大きいため、フィラーが接着剤層の端部に押し込まれたとしても、それは上側の半導体チップの外側の領域で止められ、フィラーがさらに下側の半導体チップと上側の半導体チップの間に挟まることはなく、半導体チップを損傷させることがない。
半導体チップ積層型の半導体装置において、モールド樹脂内に含まれるフィラーが接着剤層の端部に押し込まれ、その上下にある半導体チップを損傷させることを防止することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施例による半導体チップ積層型の半導体装置を示す図である。図1において、半導体装置10は、基板12と、基板12に接着剤層14により固定された下側半導体チップ16と、下側半導体チップ16に接着剤層18により固定された上側半導体チップ20と、下側半導体チップ16及び上側半導体チップ20を封止するモールド樹脂22とからなる。上側半導体チップ20は下側半導体チップ16よりも小さい。接着剤層14の面積は下側半導体チップ16の下面の面積と同じであり、接着剤層18の面積は上側半導体チップ20の下面の面積と同じである。
下側半導体チップ16及び上側半導体チップ20はそれぞれワイヤボンディング等の適切な手段により基板12に電気的に接続される。基板12は外部接続端子としての金属バンプ26を有し、基板12を金属バンプ26により他の配線基板に搭載することができるようになっている。
モールド樹脂22はエポキシ樹脂からなり、フィラー24を含む。フィラー24はシリカ等の粒子からなり、例えば、モールド樹脂22内に80〜90重量%含まれる。接着剤層14,18は例えばイミド系の樹脂からなる比較的に弾性の低いフィルムタイプの接着剤からなる。接着剤層14,18の厚さは例えば25μmとするとこの場合には、モールド樹脂22に含まれるフィラー24の大きさ(粒子の大きさ)は直径30〜75μmにする必要がある。
このように、モールド樹脂22に含まれるフィラー24の大きさが下側半導体チップ16と上側半導体チップ20の間の接着剤層18の厚さよりも大きいため、モールド樹脂封止を行うときに、矢印で示すように多くの方向から樹脂封止圧力がかかっても、モールド樹脂22内に含まれるフィラー24は上側半導体チップ20と下側半導体チップ16との間の接着剤層18の端部に押し込まれることはなく、上側半導体チップ20と下側半導体チップ16の間に挟まれることはないので、両半導体チップ16,20を損傷させることがない。
図2は本発明の第2実施例による半導体チップ積層型の半導体装置を示す図である。図2において、半導体装置10は、基板12と、基板12に接着剤層14により固定された下側半導体チップ16と、下側半導体チップ16に接着剤層18により固定された上側半導体チップ20と、下側半導体チップ16及び上側半導体チップ20を封止するモールド樹脂22とからなる。上側半導体チップ20は下側半導体チップ16よりも小さい。接着剤層14の面積は下側半導体チップ16の下面の面積と同じであり、接着剤層18の面積は下側半導体チップ16の上面の面積よりも小さく、上側半導体チップ20の下面の面積よりも大きい。
下側半導体チップ16及び上側半導体チップ20はそれぞれワイヤボンディング等の適切な手段により基板12に電気的に接続される。基板12は外部接続端子としての金属バンプ26を有し、基板12を金属バンプ26により他の配線基板に搭載することができるようになっている。
モールド樹脂22はエポキシ樹脂からなり、フィラー24を含む。フィラー24はシリカ等の粒子からなり、例えば、モールド樹脂22内に80〜90重量%含まれる。接着剤層14,18は例えばイミド系の樹脂からなる比較的に弾性の低いフィルムタイプの接着剤からなる。本実施例の場合には、モールド樹脂22に含まれるフィラー24の大きさ(粒子の大きさ)は接着剤層18の厚さに制限されない。
このように、下側半導体チップ16と上側半導体チップ20の間の接着剤層18の面積が上側半導体チップ20の下面の面積よりも大きいため、フィラー24が接着剤層18の端部に押し込まれたとしても、それは上側の半導体チップ20の外側の領域くい止められ、フィラー24がさらに接着剤層18の内部を移動して下側半導体チップ16と上側半導体チップ20の間に挟まることはなく、両半導体チップ16,20を損傷させることがない。
以上は2つの半導体チップが積層された場合を例として説明したが、本発明は2つの半導体チップが積層された場合に限定されるものではなく、3つ以上の半導体チップが積層された場合にも同様に適用されるものである。
図1は本発明の第1実施例による半導体チップ積層型の半導体装置の断面を示す図である。 図2は本発明の第2実施例による半導体チップ積層型の半導体装置の断面を示す図である。 図3は従来の半導体チップ積層型の半導体装置の断面を示す図である。
符号の説明
10 半導体装置
12 基板
14 接着剤層
16 下側半導体チップ
18 接着剤層
20 上側半導体チップ
22 モールド樹脂
24 フィラー
26 金属バンプ

Claims (4)

  1. 少なくとも2つの半導体チップが接着剤層を介して積層され、フィラー入りのモールド樹脂によって封止されている半導体装置において、モールド樹脂に含まれるフィラーの大きさは接着剤層の厚さよりも大きいことを特徴とする半導体装置。
  2. 少なくとも2つの半導体チップが接着剤層を介して積層され、フィラー入りのモールド樹脂によって封止されている半導体装置において、接着剤層の面積は上側の半導体チップの下面の面積より大きいことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体装置において、前記接着剤層はフィルムタイプの接着剤からなることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置において、前記モールド樹脂に含まれるフィラーの大きさは30〜75μmであり、前記接着剤層の厚さは25μmであることを特徴とする半導体装置。
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