JP2006050906A - 揚げ物用素材の製造方法及び揚げ種被覆用可食性フィルムロール - Google Patents

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克彦 藤井
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Abstract

【課題】調理場や手をあまり汚すことのない揚げ物用素材の製造方法、及びそれに用いる揚げ種被覆用可食性フィルムロールを提供する。
【解決手段】肉類、魚介類、野菜類等の揚げ種をオブラート等の可食性フィルムで包んだ後、パン粉、小麦粉等の衣を付けることを特徴とする揚げ物用素材の製造方法、並びにオブラート等の長寸の可食性フィルムからなり、短寸方向を軸線として渦状に巻かれていることを特徴とする揚げ種被覆用可食性フィルムロールであり、可食性フィルムとしては、長寸方向に等間隔に形成された短寸方向のミシン目を有するもの、香辛料を含むもの、あるいは撥水性フィルムとラミネートされているものが例示される。
【選択図】図1

Description

この発明は、揚げ物用素材の製造方法に属し、特に台所や食器などの食材周辺をあまり汚さない方法に関する。
所謂フライは、肉や魚などの揚げ種に小麦粉を付け、これを溶き卵好ましくは卵白に浸し、浸された揚げ種を掴んでパン粉の上に寝かせてパン粉を付けた後、油で揚げられることにより、作られる。小麦粉及び卵白は衣としてのパン粉を付けるために下地であり、小麦粉と卵白を混ぜて同時に付けることもあるが、揚げ種と下地との接着性を良くするために小麦粉を先に付けるのが望ましいとされている。
また、天ぷらの場合は、揚げ種に小麦粉と溶き卵の混合物を衣として付けた後、油で揚げられることにより、作られる。この場合も、衣を剥がれにくくするために、揚げ種に小麦粉だけを先に付けておき、その後に上記混合物を付けるのが望ましい。唐揚げの場合は、溶き卵を用いることなく、揚げ種に小麦粉あるいは片栗粉を衣として付けた後、油で揚げられる。
一方、揚げ種の水分蒸散を少なくして風味を保つために、揚げ種の表面にブルラン、オブラート等の可食性水溶液を付着させてから、衣を付ける方法も提案されている(特許文献1)。
特許第2623139号
しかし、上記従来のフライの場合、卵白等に浸された揚げ種を手で掴むと、掴んだ手に卵白等が付着するので、パン粉がそこに付着する。特許文献1に記載の方法でも同様である。その結果、調理場が汚れる。かといって卵白でヌルヌルした揚げ種を箸で掴むのは困難であり、落とすこともある。また、上記従来の望ましい天ぷらの場合、乾燥した小麦粉だけを先に付けるために、小麦粉が飛散して調理場が汚れる。唐揚げの場合も同様である。
それ故、この発明の課題は、調理場や手をあまり汚すことのない揚げ物用素材の製造方法、及びそれに用いる揚げ種被覆用可食性フィルムロールを提供することにある。
その課題を解決するために、この発明の揚げ物用素材の製造方法は、
揚げ種をオブラート等の可食性フィルムで包んだ後、衣を付けることを特徴とする。
肉類、魚介類、野菜類等の生の揚げ種は、水分を含んでいることから、これをオブラート等の可食性フィルムで包むと、揚げ種と接したフィルム内面が湿って揚げ種の表面に付着する。一方、短時間であれば揚げ種の表面の水分はフィルムの外面にまで浸透しないから、フィルム外面は依然として乾いた状態であり、これを手で掴んでも手がべとつくことはない。
そして、フライの場合は、フィルムで包んだ揚げ種を水に浸けた後にパン粉などの衣を付ける。水に浸けられたフィルムはその水溶性により、膨潤するとともに粘着性を有し、衣を付着させるが、既に内面が揚げ種に密着しているので、手に付着して剥離するほどのことはない。従って、衣があまり手に付着しない。
天ぷらの場合は、フィルムで包んだ揚げ種を小麦粉と卵白等とからなる衣に直接浸せばいよい。従って、小麦粉が飛散することはない。唐揚げの場合は、可食性フィルムが小麦粉や片栗粉に代わるので、これらの粉が飛散することはない。
上記課題を解決するために、この発明の揚げ種被覆用可食性フィルムロールは、
オブラート等の長寸の可食性フィルムからなり、短寸方向を軸線として渦状に巻かれていることを特徴とする。
このフィルムロールによれば、揚げ種の大きさに応じてフィルムを切断して用いることができ、フィルムを浪費することがない。このフィルムロールにおいて、前記可食性フィルムが、長寸方向に等間隔に短寸方向のミシン目が形成されたものであると望ましい。挟みやナイフを使わなくてもミシン目に沿って必要な長さに切断することができるからである。また、前記可食性フィルムに、塩、胡椒などの香辛料を含ませてもよい。更に、前記可食性フィルムが、撥水性フィルムとラミネートされていると望ましい。可食性フィルムが水溶性であり、万一一周目のフィルムが湿潤しても撥水性フィルムが水分の二周目への浸透を阻止するからである。
フライの場合に衣が手に付着しにくく、天ぷらや唐揚げの場合に粉が飛散しにくいので、調理場を清浄に保つことができる。
−実施形態1−
この発明の第一の実施形態に係る揚げ種被覆用可食性フィルムロールを図面と共に説明する。図1は、同ロールを示す斜視図である。
フィルムロール1は、オブラート等の長寸の可食性フィルム2と両面に撥水剤を被覆した同形の紙3との積層体からなり、この積層体が短寸方向を軸線として芯4の周囲に渦状に巻かれている。フィルム2には長寸方向に等間隔に短寸方向の一方の縁から他方の縁に至るミシン目5が形成されている。
このロール1によれば、揚げ種の大きさに応じてミシン目5に沿ってフィルム2を容易に切断することができる。また、水分がロール1の外周面に付着して最外周のフィルム2を湿潤しても、紙3がそれより内周に水分が移動するのを阻止するので、ロール1全体が無駄になることはなく、有効に利用することができる。
−実施形態2−
この発明の第二の実施形態に係る揚げ種被覆用可食性フィルムロールを図面と共に説明する。図2は、同ロールを示す斜視図である。
フィルムロール10は、図略の芯の周囲に渦状に巻かれた長寸の可食性フィルム12と、これを収納する直方体状の紙箱16とからなる。紙箱16は、一枚の厚紙より本体16aとそれの開口端縁に連なる蓋16bとに組み立てられ、蓋16bの端縁に鋸状の切断刃16cが取り付けられている。
このロール10によれば、揚げ種の大きさに応じて切断刃16cでフィルム12を容易に切断することができる。
胴長約80〜100mm、首側端部の直径16〜18mmで頭部を除いた生のエビ6匹をオブラート(発売元:株式会社興和ヘルスケア、角型特大)で包み、これを水に浸して直ぐにパン粉の上に転がした。パン粉はほとんど手に付着しなかった。パン粉の付着した生エビを180℃の食用調合油(日本アムウェイ株式会社、エサンテ4to1)で5分間揚げることによりエビフライ6本を得た。男3人、女3人の合計6人のパネラーが1本ずつ食したところ、全員が美味であると評価した。
実施形態1に係る揚げ種被覆用可食性フィルムロールを示す斜視図である。 実施形態2に係る揚げ種被覆用可食性フィルムロールを示す斜視図である。
符号の説明
1、10 可食性フィルムロール
2、12 フィルム
3 紙

Claims (5)

  1. 揚げ種をオブラート等の可食性フィルムで包んだ後、衣を付けることを特徴とする揚げ物用素材の製造方法。
  2. オブラート等の長寸の可食性フィルムからなり、短寸方向を軸線として渦状に巻かれていることを特徴とする揚げ種被覆用可食性フィルムロール。
  3. 前記可食性フィルムが、長寸方向に等間隔に形成された短寸方向のミシン目を有する請求項2に記載のロール。
  4. 前記可食性フィルムが、香辛料を含む請求項2又は3に記載のロール。
  5. 前記可食性フィルムが、撥水性フィルムとラミネートされている請求項2〜4のいずれかに記載のロール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4620171B1 (ja) * 2010-03-19 2011-01-26 株式会社ツキオカ 可食フィルム
CN106616941A (zh) * 2016-12-16 2017-05-10 山东省科创食用菌产业技术研究院 一种玉木耳糖葫芦的制备方法

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