JP3132442U - 串揚げ食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 多くの消費者に好まれるカレーライスを串カツ状に加工することで、手軽に食することができるばかりでなく、斬新な食味と食感が得られる串揚げ食品を提供する。
【解決手段】 豚肉ブロックを手作業で一口大のサイコロ状にカットして具材5を得る。一方、市販のカレールウを具材5に絡まる程度の粘度に煮溶かし、ウスターソースを加え、カレーペースト4を得る。そして、複数個の具材5を串6に刺し通し、全体にカレーペースト4を絡ませる。次いで、これを常法により炊飯したご飯3で被包する。最後に、衣材2(パン粉)を表面に塗布して、串揚げ食品1を得る。
【選択図】 図1
【解決手段】 豚肉ブロックを手作業で一口大のサイコロ状にカットして具材5を得る。一方、市販のカレールウを具材5に絡まる程度の粘度に煮溶かし、ウスターソースを加え、カレーペースト4を得る。そして、複数個の具材5を串6に刺し通し、全体にカレーペースト4を絡ませる。次いで、これを常法により炊飯したご飯3で被包する。最後に、衣材2(パン粉)を表面に塗布して、串揚げ食品1を得る。
【選択図】 図1
Description
本考案は、予め調理加工された串揚げ食品に関するものである。
従来、串に刺した食品として、鶏肉やイカ、タコ、ホタテ貝などの水産物を串に刺して加熱して食するものが知られている。これらの食品の食材は、未調理か、あるいは一次加工した食材を予め串に刺して準備しておき、食する際に加熱調理する。
また、串に刺した豚肉等をパン粉の衣で包んで油で揚げたフライ食品、いわゆる串カツも良く知られている(例えば、特許文献1参照。)。一方、カレーライスは多くの消費者に好まれる料理であるが、通常は皿に盛って食する。
現在、食品嗜好の多様化が広がる中にあって、串カツのようなフライ食品も、斬新な食味と食感が求められている。本考案は、上記従来の課題に鑑み、多くの消費者に好まれるカレーライスを串カツ状に加工することで、手軽に食することができるばかりでなく、斬新な食味と食感が得られる串揚げ食品を提供することを目的するものである。
そこで、本考案の串揚げ食品は、一口大の塊状にカットした具材を串に刺し、カレーペーストとご飯で被覆し、さらに衣在で包んでなることを第1の特徴とする。また、具材が豚肉、牛肉、鶏等の食肉、卵、魚介類、ソーセージ等の加工肉製品、加工水産物、チーズ等の乳製品、野菜から選ばれた1種またはこれらの組み合わせからなることを第2の特徴とする。
本考案によれば、油で揚げるだけで簡単に調理でき、通常は皿に盛って食さなければならないカレーライス様の食品を、屋外や車両での移動中において手軽に食することができる。また、ご飯を被包したのでボリュームが有り食後の満足感が得られる。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は本考案に係る串揚げ食品を模式的に示す側面断面図、図2は正面断面図である。
図1は本考案に係る串揚げ食品を模式的に示す側面断面図、図2は正面断面図である。
本考案で言う具材としては、食肉、野菜、魚介類、乳製品、およびこれらの組み合わせである。 具体的には、豚肉、鶏肉、牛肉、馬肉、羊肉、山羊肉、家兎肉、家禽肉、猪肉、鴨肉、魚肉、鯨肉などの肉類;アスパラガス、タマネギ、ネギ、インゲン豆、ゴボウ、ニンジン、サツマイモ、レンコン、カボチャ、ホウレン草などの野菜類;イカ、えび、ホタテ貝、タコなどの魚介類;そして、チーズなどの乳製品やソーセージやカマボコなどの加工食肉や加工水産物を利用することができる。
先ず、具材を一口大の塊状にカットして所望の数、串に刺し通す。次に、串を通した具材全体をカレーペーストで被包し、さらにご飯で被包し、これに衣材を塗布する。本考案の衣材としては、油揚げ調理において通常使用されているものが利用でき、例えば、小麦粉、パン粉などの穀粉類や、さらに溶き卵などを必要に応じて組み合わせて使用することも可能である。
このようにして調製した串揚げ食品を、油で揚げて調理する。 油揚げ調理は、従来の串カツの油揚げ調理と同様にして実施できる。 なお、予め加熱調理された具材を利用すれば、一般的には、約160℃〜180℃程度で約4〜約6分間油揚げ調理すれば良い。
以下、豚肉を具材とした串揚げ食品1の製造手順を説明する。
まず、豚肉のブロックを準備した。ブロックを手作業で一口大のサイコロ状にカットして具材5を得た。このように、具材5を一口大にカットすることで、後述するカレーペーストとご飯を一緒に食べ易くすることができる。また、予め具材5を加熱調理しておくものでも良い。
一方、市販のカレールウ(商品名:スパイシーカレー:タカ食品工業株式会社製)を具材5に絡まる程度の粘度に煮溶かし、ウスターソース(イカリ食品株式会社製)を加え、カレーペースト4を得た。このように、カレールウにウスターソースを加えることで、粘着性が増し、風味が良くなり甘みが出る。添加割合としては、カレールウ1Kgに対して、ウスターソースを160g程度加えるのが好ましい。
そして、複数個の具材5を串6に刺し通し、全体にカレーソース4を絡ませる。次いで、これを常法により炊飯したご飯3で被包する。最後に、衣材2(パン粉)を表面に塗布して、本考案の串揚げ食品1を得た。そして、約170℃程度の油温にまで加熱したフライ油を張ったフライヤーに、串揚げ食品1を投入して油揚調理した。
尚、本実施例では、豚肉を具材とした串揚げ食品の製造例を例示したが、上述したように、その他の具材、例えば、豚肉、鶏肉、牛肉、馬肉、羊肉、山羊肉、家兎肉、家禽肉、猪肉、鴨肉、魚肉、鯨肉などの肉類;アスパラガス、タマネギ、ネギ、インゲン豆、ゴボウ、ニンジン、サツマイモ、レンコン、カボチャ、ホウレン草などの野菜類;イカ、えび、ホタテ貝、タコなどの魚介類;そして、チーズなどの乳製品やソーセージやカマボコなどの加工食肉や加工水産物を具材として選択しても、上記した一連の製造工程を経ることで同様の加工食品を得ることができる。また、本考案の串揚げ食品は、冷凍状態で流通に供し、消費者が揚げ調理する冷凍食品とすることもできる。
1 串揚げ食品
2 衣材
3 ご飯
4 カレーペースト
5 具材
6 串
2 衣材
3 ご飯
4 カレーペースト
5 具材
6 串
Claims (2)
- 一口大の塊状にカットした具材を串に刺し、カレーペーストとご飯で被覆し、さらに衣材で包んでなることを特徴とする串揚げ食品。
- 具材が豚肉、牛肉、鶏等の食肉、卵、魚介類、ソーセージ等の加工肉製品、加工水産物、チーズ等の乳製品、野菜から選ばれた1種またはこれらの組み合わせからなることを特徴とする請求項1記載の串揚げ食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002174U JP3132442U (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 串揚げ食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002174U JP3132442U (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 串揚げ食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3132442U true JP3132442U (ja) | 2007-06-07 |
Family
ID=43283173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007002174U Expired - Fee Related JP3132442U (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 串揚げ食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3132442U (ja) |
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2007
- 2007-03-29 JP JP2007002174U patent/JP3132442U/ja not_active Expired - Fee Related
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