JP3142063U - 稲荷寿司 - Google Patents

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Abstract

【課題】煮汁で濡れた油揚げ表面を被い、指先が濡れてしまうことなく、同時に食することができ、油揚げと良く合う新たな味の稲荷寿司を提供する。
【解決手段】易開封性のプラスチック袋に収めた長方形の板海苔と、プラスチック袋の開け口側に乗せる稲荷寿司及び稲荷寿司を巻き付け開かないように止めるための止着部材とからなるようにしたものである。
【選択図】図3

Description

この考案は、新規な稲荷寿司に関するもので、その特徴とするのは板海苔を食する直前に稲荷寿司に巻いて食べられるようにし、乾燥した海苔による斬新な風味を備えた稲荷寿司を提供せんとするものである。
従来、稲荷寿司を作るには次のようにしていた。
醤油、砂糖、味醂、酒を入れた鍋に、半分に切って中を開いておき熱湯をかけて油抜きした油揚げを入れて数十分とろ火で煮て油揚げに味付けをする。これを笊に移して過剰な煮汁をきる。
一方、酢、塩、砂糖で調味したすし酢を炊き上げた白米に混ぜてすし飯とする。
このすし飯を油揚げの口を開き中に押し込み、開口を塞いでなるもので、すし飯の中に好みに応じてしらす干し、人参、椎茸、牛蒡、蓮根、隠元などの一種或いは複数種を細断して適宜味付けしたものを混ぜたり、白米を炊くときにあわせて入れることで炊き込みご飯とする。
稲荷寿司は、家庭で調理してすぐ食したり、行楽などの場合に手軽にたべられる弁当とすることも多いが、食堂で料理のメニューとしたり、甘味店や弁当店で持ち帰りとして販売もされている。
特別な稲荷寿司を提供すべく、様々な工夫がされている。その中で特許文献1の請求項4及び実施例4には、すし飯を海苔で包んで、複数種類の油揚げを重ねた中に入れたものが示されている。
また、特許文献2の請求項3及び図3には、すし飯の周りを帯状の海苔で囲い、この上部に餡を乗せて軍艦鮨とした和菓子様の鮨が開示されている。
特開2002−209538号公報 特開2004−337009号公報
従来の稲荷寿司では、手掴みであると油揚げ表面の煮汁が付着するので、予めおしぼりや濡れティッシュなどで食する前後に指先を清拭しなければならない。そこで、これを避けるため別途箸を用意して挟んで食するようにしていた。稲荷寿司は一口サイズが少ないので、中のすし飯や具が零れないように注意する必要があり、箸使いに慣れていない幼児などは箸では食べ難いので手をよごすことにもなっていた。
また、煮汁で濡れた油揚げ表面を被い、かつ、同時に食することができ、しかも油揚げとマッチし新たな味の稲荷寿司を提供すべく試行錯誤したのである。
この考案は上述の課題を解決するためのもので、食する直前に稲荷寿司を乾燥した板海苔を巻くことで指先が濡れず食べ易く、しかも従来にない乾燥海苔の食感と、海苔の香が油揚げとマッチして従来の稲荷寿司では味わったことのない数段優れた味とすることができたのである。
請求項1の考案は、板海苔と稲荷寿司からなり、稲荷寿司を板海苔にて巻き包むようにしてなる海苔巻き稲荷。
請求項2の考案は、稲荷寿司の油揚げを湯通しするだけか、醤油味のみの薄味として各種料理の入れ物とするようにした海苔巻き稲荷である。
請求項3の考案は、易開封性のプラスチック袋に収めた長方形の板海苔にて稲荷寿司を巻き付け止めるようにしてなる海苔巻き稲荷寿司としたものである。
請求項4の考案は、易開封性のプラスチック袋として、帯状長尺のフィルムの短手方向の端部を重ね合わせ、長手方向の端縁部を熱シールして塞ぎ、重ね合わせた端部の上側となる開放端部は熱シール箇所を剥がす抓み部とし、熱シールした反対側の長手方向から板海苔1を内部に収めるようにしたものである。
この考案は以上のような構成からなるもので、請求項1の考案は、食堂やファーストフード店で供するのに好適で、様々な種類のご飯類を入れた稲荷寿司を、所望の形状の板海苔で巻きつけて供することで、今までにない新規で美味しい稲荷寿司とすることができたのである。だし汁で濡れた油揚げを乾燥した板海苔で包んでいるので、食するときには手で掴んでも油揚げのだし汁が手や指に付着せず頬張れるので箸が要らず食べ易く、ご飯を零すことが格段に減ることになる。当然食事後に濡れた手や指をおしぼりやティッシュペーパーで拭う必要もない。
請求項2の考案は、稲荷寿司の油揚げを食材の入れ物として薄味とすることで、各種料理と海苔との組み合わせによる旨みをだすことができる。特に食材としては焼飯(炒飯)、焼きそば、スパゲティのように海苔で巻くと零れ落ちてしまう食材に好適である。
請求項3の考案は、テイクアウトすなわち持ち帰り用としてのもので、実際に食する前に板海苔を稲荷寿司に巻くようにすることで、海苔が湿気を帯びることで海苔のぱりぱりとした食感が失われるのを防ぎ、かつ、手指が濡れないことになる。
請求項4の考案は、易開封性のプラスチック袋を稲荷寿司を乗せたまま開けやすくして簡単に稲荷寿司に海苔を巻き付けることができるようになっているのである。
稲荷寿司1は、関東では甘辛く煮た油揚げに、白飯を入れるのが一般的である。しかし、これでは食材が少ないので、様々な具を入れることで美味しく栄養豊富な稲荷寿司とする方がよい。
ここで、考案者らが試行錯誤して美味しい組み合わせとしたものを紹介すると次の通りである。
酢飯にあう具としては、人参・椎茸・干瓢などを甘辛く煮て酢飯に混ぜ込み五目飯とするか、梅漬けの紫蘇をみじんぎりにして混ぜたり、甘酢漬した生姜と蓮根をみじん切りして混ぜたりする。
白飯にあう具としては、甘辛く煮たひじきを混ぜたり鳥の挽肉を甘辛く炒めたそぼろを混ぜる。
酢飯、白飯に限らず雑穀飯(5〜16種類の各種穀類を炊いたもの)としてもよい。
そのほか、おから、焼飯、焼きビーフン、焼きそば、各種スパゲティ(特にたらこスパゲティ)などは海苔と一緒に食べると格段に美味しくなるが、たんに海苔で巻くとうまく纏まらずパラパラ零れてしまうので、油揚げを各種食材の入れ物とし、油揚げを熱湯で湯通しすることで余分な油を落としたままとするか、甘く味付けをせずに醤油味だけの薄味の油揚げとして、各料理本来の味を損なわないようにしてもよい。
醤油味だけの油揚げにたこ焼きを入れて試したところ美味であった。
以下、図面に示すこの発明の実施の形態に即して説明する。
図1は、稲荷寿司1を長方形状の板海苔2に乗せた状態を示すものである。図2に示すように食する直前に板海苔2にて巻き包むようにしてから食することになる。レストランやファーストフード店などで直ちに顧客が食するときは店員が包むようにして供することになる。
図示の例では板海苔は長方形状のものとしたが、稲荷寿司1を巻き包むことができるのであれば正方形状或いは円形状であってもよく、更には、千切るか或いはナイフ・包丁で小さく切断した海苔を稲荷寿司1の全周面に付着させ被うようにしてもよい。
また、図示の形態では板海苔2で巻き包んだ状態で稲荷寿司1が露出しているが全てを包む巾着巻きのようにしてもよい。
稲荷寿司1の形状も油揚げを中央で半分に切断したものを使った一般的な形態を示しているが、斜め切断して三角状などとしてもよい。
図3以下は、テイクアウトすなわち持ち帰り用として提供されるのに好適なもので、時間がたってから食する直前に板海苔2を稲荷寿司1に巻き包むようにすることで、板海苔2が湿気を帯びることで乾燥した海苔のぱりぱりとした食感が失われるのを防ぎ、かつ、手指が濡れないことになる。
そこで、板海苔1をプラスチックフィルムなどの撥水性を備えた素材からなる易開封性包装体3に収めてから稲荷寿司1を巻き包み、感圧性接着剤を片面に塗布した止着部材4にて止めるようにして稲荷寿司1を提供するようにしてある。
板海苔1を収める易開封性包装体3はプラスチックフィルムからなるもので、帯状長尺のフィルムの短手方向の端部を重ね合わせ、長手方向の端縁部を熱シールして塞ぐようにしてある。熱シールした箇所はシール線31となり、重ね合わせて上側方となる開放端部は抓み部32となるので、指で抓んでシール線31を剥がして内部に納めた板海苔2を露出させ稲荷寿司1に乗せて巻きつけることになる。熱シールをしたシール線21の反対側の長手方向は開放してあるのでここから板海苔2を内部に収めるようにする。
このように個別包装した稲荷寿司1を図5、図6に示すように蓋付きのプラスチック製包装容器5に収めて販売することになる。
易開封性包装体3は、プラスチックフィルムにて構成することが簡便であるが、撥水性を備えているのであれば紙製としてもよく、板海苔2を露出させるために開く手段としては図示の例に限定されることなく、その他の構成を採用してもよいが、稲荷寿司1に直接触らずに板海苔2を巻きつけられるような構造とすることが望ましい。
止着部材4は図示の例は封緘紙としたものであるが、セロファン製粘着テープや輪ゴムなどにて代替してもよい。
図6は食する際の手順を示すもので、包装容器5から出し、止着部材4を外してから、易開封性包装体3を開き片側に稲荷寿司1を寄せてから抓み部32を抓んでシール線31を剥がし板海苔2を露出させる(a)。
この露出した板海苔2に稲荷寿司1を滑らせるか、転がしてのせるようにする(b)。
ついで、板海苔2を引き出しつつ稲荷寿司1に巻きつけるようにする。
これまでの実施の形態では板海苔2を易開封性包装紙3に入れるようにして稲荷寿司1と食する直前まで接触しないようにしたが、稲荷寿司1をプラスチックフィルムなどの撥水性包装紙で包みこの上から乾燥した板海苔を巻くようにしても良い。
この考案に係る稲荷寿司と板海苔を示す平面図である。 板海苔を稲荷寿司に巻いた側面図である。 別の実施の形態の稲荷寿司を示す平面図である。 同上の巻き付けた状態の平面図である。 持ち帰り用稲荷寿司を容器に入れた状態の斜視図である。 稲荷寿司に海苔を巻く際の手順図である。である。
符号の説明
1 稲荷寿司
2 板海苔
3 易開封性包装体
31 シール線
32 抓み部
4 止着部材

Claims (4)

  1. 板海苔と稲荷寿司からなり、稲荷寿司を板海苔にて巻き包むようにしてなる海苔巻き稲荷。
  2. 稲荷寿司の油揚げを湯通しするだけか、醤油味のみの薄味として各種料理の入れ物とするようにしたことを特徴とする請求項1記載の海苔巻き稲荷である。
  3. 易開封性のプラスチック袋に収めた長方形の板海苔にて稲荷寿司を巻き付け止めるようにしてなる請求項1又は請求項2記載の海苔巻き稲荷寿司。
  4. 易開封性のプラスチック袋として、帯状長尺のフィルムの短手方向の端部を重ね合わせ、長手方向の端縁部を熱シールして塞ぎ、重ね合わせた端部の上側となる開放端部は熱シール箇所を剥がす抓み部とし、熱シールした反対側の長手方向から板海苔1を内部に収めるようにしたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の海苔巻き稲荷寿司。
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