JP2006047279A - ガラス基板及びそれを用いた静電容量型圧力センサ - Google Patents

ガラス基板及びそれを用いた静電容量型圧力センサ Download PDF

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隆史 畑内
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幸一 高橋
Munemitsu Abe
宗光 阿部
Shinji Murata
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    • G01L9/0073Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in capacitance using a semiconductive diaphragm

Abstract

【課題】圧力変化を正確に検知することができる静電容量型圧力センサ用のガラス基板を提供すること。
【解決手段】ガラス基板11は、互いに対向する一対の主面11a,11bを有する。ガラス基板11には、シリコンで構成された島状体12a,12bが埋設されている。島状体12a,12bは、ガラス基板11の両主面でそれぞれ露出している。ガラス基板11の主面11a上には、島状体12aの一方の露出部分と電気的に接続するように電極13aが形成されており、島状体12bの一方の露出部分と電気的に接続するように電極13bが形成されている。ガラス基板11の主面11b上には、島状体12aの他方の露出部分と電気的に接続するように電極14が形成されている。ガラス基板11の主面11b上には、感圧ダイヤフラム15aを有するシリコン基板15が接合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス基板及びガラス基板上に感圧部としてのシリコンダイヤフラムを有する静電容量型圧力センサに関する。
このような圧力センサとしては、相対圧を測定するタイプの差圧型圧力センサと、絶対圧を測定するタイプの絶対圧型圧力センサがある。
図10は、従来の静電容量型圧力センサの概略構成を示す断面図である。図10に示す静電容量型圧力センサ1は、被測定圧力を受ける可動電極である感圧ダイヤフラム2を有するシリコン基板3とガラス基板4とを接合することにより構成されている。シリコン基板3のガラス基板4側の表面には、電極5が設けられている。感圧ダイヤフラム2とガラス基板4との間には、所定の間隔が設けられており、空間部6が形成されている。この空間部6内のガラス基板4上には、固定電極7が設けられている。ガラス基板4には、貫通穴4aが設けられており、その貫通穴4aの底面及び側面には、固定電極7と電気的に接続するように接続電極8が形成されている。
特許第2772111号公報
図10に示す従来の静電容量型圧力センサは、次のように作製される。まず、ガラス基板4にサンドブラスト加工により貫通穴4aを形成し、貫通穴4aを形成したガラス基板とシリコン基板とを接合し、貫通穴4aに蓋をするように貫通穴4a部分のみにシリコンを残して、その他のシリコンを除去する。次いで、残存させたシリコンと電気的に接続するように固定電極7及び接続電極8を形成し、その後、感圧ダイヤフラム2を有し、ガラス基板4側に電極5を設けたシリコン基板を、空間部6が形成されるようにガラス基板4に接合する。
しかしながら、従来の静電容量型圧力センサは、上述のようにサンドブラスト加工で貫通穴4aを形成し、その後貫通穴4aの側面に接続電極8を形成している。通常サンドブラスト加工を施すと、加工面は非常に荒れた状態となるので、その加工面上に接続電極8aを良好に被着することができない。このため、接続電極8aが断線してしまうという問題がある。また、このような構成では、加工面が荒れた状態であるので、接続電極のカバレッジが十分でなく、このため気密性が劣る。気密性が低下すると、感圧ダイヤフラムが良好に作動せず、正確に圧力変化を検知することができない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、正確に圧力変化を検知することができる静電容量型圧力センサ用のガラス基板を提供することを目的とする。
本発明のガラス基板は、相互に対向する一対の主面を有するガラス基板本体と、前記一対の主面の両方で少なくとも一部が露出するように前記ガラス基板本体に埋設されたシリコン島状体と、を具備することを特徴とする。
この構成によれば、ガラス基板と島状体との界面及びガラス基板とシリコン基板との界面で高い密着性を発揮しながら固定電極からの配線を形成することができる。このため、正確に圧力変化を検知することができる静電容量型圧力センサ用のガラス基板を得ることができる。
本発明のガラス基板においては、前記シリコン島状体は、前記ガラス基板本体の一方の主面で該一方の主面上に形成されたシリコン層により相互に導通されていることが好ましい。
本発明のガラス基板においては、前記シリコン島状体は、前記ガラス基板本体の少なくとも一方の主面で露出するように埋め込まれた金属層を有することが好ましい。この構成によれば、島状体の導通部における抵抗を低減させることができ、使用するデバイスの低消費電力化を図ることができる。
本発明のガラス基板においては、前記ガラス基板本体と前記シリコン島状体との界面においてSi−Si結合又はSi−O結合を有することが好ましい。この構成によれば、ガラス基板本体とシリコン島状体との界面においてSi−Si結合又はSi−O結合を有するので、ガラス基板本体とシリコン島状体とが強固に接合されて、両者間の密着性が向上する。
本発明の静電容量型圧力センサは、上記ガラス基板と、前記シリコン島状体が露出した主面上に設けられ、前記シリコン島状体と電気的に接続された電極と、前記電極が形成された主面上に設けられたシリコン基板と、を具備し、前記シリコン基板は、前記電極と所定の間隔をおいて位置し、被測定圧力により変位する感圧ダイヤフラムを有し、前記電極と前記感圧ダイヤフラムとの間の静電容量の変化を圧力変化として検知することを特徴とする。
この構成によれば、ガラス基板と島状体との界面及びガラス基板とシリコン基板との界面で高い密着性を発揮するので、感圧ダイヤフラムの変位が正確に被測定圧力を反映するとみなすことができる。したがって、感圧ダイヤフラムと固定電極との間で正確に静電容量を検知することができ、静電容量の変化に対応する圧力変化を正確に検知することができる。
本発明のガラス基板の製造方法は、シリコン基板の表面に島状体を形成する工程と、加熱下において前記島状体をガラス基板に押し込んで前記シリコン基板と前記ガラス基板とを接合する工程と、前記ガラス基板の表面を研磨して前記島状体を前記ガラス基板の表面から露出させる工程と、を具備することを特徴とする。
この方法によれば、ガラス基板と島状体との間及びガラス基板とシリコン基板との間を高い密着性で接合することができる。したがって、正確に圧力変化を検知することができる静電容量型圧力センサ用のガラス基板を得ることができる。
本発明のガラス基板の製造方法においては、前記シリコン基板の表面にマスクを形成し、このマスクを用いて前記シリコン基板をサンドブラスト処理することにより前記島状体を形成することが好ましい。また、本発明のガラス基板の製造方法においては、前記シリコン基板の表面をハーフダイシングすることにより前記島状体を形成することが好ましい。
本発明の静電容量型圧力センサの製造方法は、上記方法によりガラス基板を製造する工程と、前記ガラス基板の表面から露出した前記島状体と電気的に接続するように前記ガラス基板上に電極を形成する工程と、被測定圧力により変位する感圧ダイヤフラムを有するシリコン基板を、前記感圧ダイヤフラムが前記電極と所定の間隔をおいて位置するように、前記ガラス基板上に接合する工程と、を具備することを特徴とする。
この方法によれば、ガラス基板と島状体との間及びガラス基板とシリコン基板との間を高い密着性で接合することができる。したがって、感圧ダイヤフラムと固定電極との間で正確に静電容量の変化を検知することができ、圧力変化を正確に検知することができる静電容量型圧力センサを得ることができる。
本発明によれば、ガラス基板とシリコン基板との間の界面の密着性を向上させるので、静電容量型圧力センサにおける固定電極と可動電極との間の空間部の気密性を高くすることができ、被測定圧力に対応する静電容量を正確に検知することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るガラス基板を備えた静電容量型圧力センサの概略構成を示す断面図である。
図中11はガラス基板を示す。ガラス基板11は、互いに対向する一対の主面11a,11bを有する。ガラス基板11には、シリコンで構成された島状体12a,12bが埋設されている。島状体12aは、固定電極との接続部材であり、島状体12bは、可動電極との接続部材である。島状体12a,12bは、ガラス基板11の両主面でそれぞれ露出している。なお、この島状体12a,12bの形成については後述する。
ガラス基板11の主面11a上には、島状体12aの一方の露出部分と電気的に接続するように電極13aが形成されており、島状体12bの一方の露出部分と電気的に接続するように電極13bが形成されている。このように電極13a,13bが同一の主面11a上に設けられていることにより、外部機器への接続が容易となる。また、ガラス基板11の主面11b上には、島状体12aの他方の露出部分と電気的に接続するように電極14が形成されている。
ガラス基板11の主面11b上には、感圧ダイヤフラム15a(可動電極)を有するシリコン基板15が接合されている。感圧ダイヤフラム15aは、シリコン基板15の両面からエッチングなどによりそれぞれ凹部を形成することにより設けられている。シリコン基板15のガラス基板接合面側の凹部は、少なくとも電極14を収容できる大きさを有しており、シリコン基板15をガラス基板11に接合することにより、空間部(ギャップ)15cを構成する。すなわち、シリコン基板15の凹部の側面15bと感圧ダイヤフラム15aとにより空間部15cを構成する。これにより、感圧ダイヤフラム15aと電極14との間に所定の間隔が設けられ、感圧ダイヤフラム15aと電極14との間に静電容量が発生する。
ガラス基板11と島状体12a,12bとの界面11cは、高い密着性を有することが好ましい。後述するように、この界面11cは、加熱下において島状体12a,12bをガラス基板11に押し込むことにより形成される。このような方法により得られた界面11cでも高い密着性を発揮できるが、島状体12a,12bをガラス基板11に押し込んだ後に、陽極接合処理を施すことにより、密着性をより高くすることができる。陽極接合処理とは、所定の温度(例えば400℃以下)で所定の電圧(例えば300V〜1kV)を印加することにより、シリコンとガラスとの間に大きな静電引力が発生して、界面で共有結合を起こさせる処理をいう。この界面での共有結合は、シリコンのSi原子とガラスに含まれるSi原子との間のSi−Si結合又はSi−O結合である。したがって、このSi−Si結合又はSi−O結合により、シリコンとガラスとが強固に接合して、両者間の界面で非常に高い密着性を発揮する。このような陽極接合を効率良く行うために、ガラス基板11のガラス材料としては、ナトリウムなどのアルカリ金属を含むガラス材料(例えばパイレックス(登録商標)ガラス)であることが好ましい。
これは、ガラス基板11の主面11bとシリコン基板15との間の界面においても同様である。すなわち、ガラス基板11の主面11b上にシリコン基板15を搭載して、陽極接合処理を施すことにより、密着性を高くすることができる。このようにガラス基板11と島状体12aとの界面11cと、ガラス基板11とシリコン基板15との界面11dとで高い密着性を発揮することにより、感圧ダイヤフラム15aとガラス基板11の主面11bとの間で構成する空間部15c内の気密性を高く保つことができる。
このような構成を有する静電容量型圧力センサにおいては、感圧ダイヤフラム15aとガラス基板11上の電極14との間に所定の静電容量を有する。この静電容量型圧力センサに圧力がかかると、感圧ダイヤフラム15aが圧力に応じて可動する。これにより、感圧ダイヤフラム15aが変位する。このとき、感圧ダイヤフラム15aとガラス基板11上の電極14との間の静電容量が変化する。したがって、この静電容量をパラメータとして、その変化を圧力変化とすることができる。上述したように、ガラス基板11と島状体12aとの界面11cと、ガラス基板11とシリコン基板15との界面11dとで高い密着性を発揮するので、感圧ダイヤフラム15aの変位は被測定圧力のみとみなすことができる。したがって、感圧ダイヤフラム15aと電極14との間で正確に静電容量を検知することができ、静電容量の変化に対応する圧力変化を正確に検知することができる。
次に、本実施の形態のガラス基板を用いた静電容量型センサの製造方法について説明する。図2(a)〜(e)は、本発明の実施の形態1に係るガラス基板の製造方法を説明するための断面図である。また、図3は、図2(e)で得られたガラス基板を用いた静電容量型圧力センサの製造方法を説明するための断面図である。
まず、不純物をドーピングして低抵抗化したシリコン基板12を準備する。不純物としては、n型不純物でも良く、p型不純物でも良い。濃度としては、例えば0.01Ω・cm程度とする。このシリコン基板をエッチングして、図2(a)に示すように、島状体12a,12bを形成する。エッチングとしては、ドライエッチングでも良く、ウェットエッチングでも良い。ただし、ウェットエッチングの場合には、エッチングレートに差が出るようにシリコン基板12の表面の結晶面を規定して異方性エッチングすることが好ましい。なお、後述するガラス基板との接合のために、島状体12a,12bの角部12cは、できるだけ曲面であることが好ましい。
次いで、図2(b)に示すように、島状体12a,12bを形成したシリコン基板12上にガラス基板11を置く。さらに、このシリコン基板12及びガラス基板11を加熱し、図2(c)に示すように、シリコン基板12をガラス基板11に押圧して島状体12a,12bをガラス基板11の主面11aに押し込んで、シリコン基板12とガラス基板11とを接合する。このときの温度は、シリコンの融点以下であって、ガラスが変形可能である温度が好ましい。例えば加熱温度は約600℃である。
さらに、シリコン基板12の島状体12a,12bとガラス基板11との界面11cでの密着性をより高めるために、陽極接合処理をすることが好ましい。この場合、シリコン基板12及びガラス基板11にそれぞれ電極をつけて、約400℃以下の加熱下で約300V〜1kVの電圧を印加することにより行う。これにより界面11cでの密着性がより高くなり、静電容量型センサの空間部15cの気密性を向上させることができる。
次いで、図2(d)に示すように、ガラス基板11の主面11b側を研磨処理することにより島状体12a,12bを主面11bで部分的に露出させる。これにより、ガラス基板11に島状体12a,12bが埋め込まれた状態となる。さらに、図2(e)に示すように、シリコン基板12を研磨処理することにより、島状体12a,12bがガラス基板11の両面から部分的に露出する。このようにして本発明のガラス基板(図2(d),(e))を作製する。
ここで、本発明に係るガラス基板を製造工程について説明する。図3(a)〜(d)は、図2(a)に示すようにシリコン基板11に島状体12a,12bを形成する方法を説明する図である。まず、図3(a)に示すように、シリコン基板21の一方の主面上の島状体12a,12bの形成領域にマスク22を設ける。マスク22としては、ステンシルマスクや、レジスト又はシリコン酸化膜で構成されたマスクなどを用いることができる。レジスト又はシリコン酸化膜でマスク22を構成する場合には、シリコン基板21上にレジスト層又はシリコン酸化膜を形成し、レジスト層又はシリコン酸化膜をフォトリソグラフィーによりパターニングして島状体12a,12bの形成領域にレジスト層を残存させる。
図3(a)に示すシリコン基板21をドライエッチングすると、図3(b)に示す形状の島状体21aをシリコン基板21上に形成することができる。ドライエッチングとしては、例えばRIE(Reactive Ion Etching)などを用いることができる。このようにドライエッチングで島状体21aを形成することにより、シリコン基板21上に島状体21aを精度良く位置合わせして形成することができる。
図3(a)に示すシリコン基板21をウェットエッチングすると、図3(c)に示す形状の島状体21bをシリコン基板21上に形成することができる。ウェットエッチングに使用するエッチャントとしては、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液やKOH溶液などを用いることができる。このようにウェットエッチングで島状体21bを形成することにより、シリコン基板21上に島状体21bを精度良く位置合わせして形成することができる。図3(c)に示す形状においては、島状体21bがテーパ形状であるので、後述するガラス基板との接合において有利である。
図3(a)に示すシリコン基板21をサンドブラスト処理すると、図3(d)に示す形状の島状体21cをシリコン基板21上に形成することができる。サンドブラスト処理は、例えばミクロン単位の粒径の粒子を用いて行う。このようにサンドブラスト処理で島状体21cを形成することにより、島状体21cの側壁の垂直性を維持しつつテーパ形状にすることができるので、島状体21cの配置密度を高くすることが可能となる。また、サンドブラスト処理は、ドライエッチング装置のような高価な設備が必要なく、低コスト化を図ることができ、工程時間も短縮することができる。
また、図4に示すように、シリコン基板21の表面をダイシングブレード23を用いてハーフダイシング(溝加工)して島状体21dを形成することもできる。このようにハーフダイシングで島状体21dを形成することにより、島状体21dの側壁の垂直性を高くすることができ、島状体21dの配置密度を高くすることが可能となる。また、ハーフダイシングは、ドライエッチング装置のような高価な設備が必要なく、低コスト化を図ることができる。
シリコン基板12をガラス基板11に押し込む場合、図2(a)に示す島状体12a,12bの角部12cに隙間(巣)ができる恐れがあるので、角部12cにおいてシリコン基板12とガラス基板11との間に中間層を設けて両者の密着性を向上させることが好ましい。図5(a)〜(e)は、シリコン基板上に層形成した後に、このシリコン基板をガラス基板に押し込む工程を説明するための図である。
上述したようにシリコン基板12上に島状体12a,12bを形成する。そして、図5(a)に示すように、島状体12a,12bを形成したシリコン基板12上に、シリコン基板12とガラス基板11との間の中間層として、シリコン酸化膜18を形成する。シリコン酸化膜18は、例えばスパッタリングやCVDにより形成する。シリコン基板12とガラス基板11との間に設ける中間層の材質としては、シリコン基板12をガラス基板11に押し込む際の熱プレスによる熱により、シリコン基板12及び/又はガラス基板11とSi−O結合やSi−Si結合を形成するものであれば良い。このような材質としては、シリコン酸化物、ガラスなどを挙げることができる。また、中間層の厚さは、シリコン基板12及び/又はガラス基板11とSi−O結合やSi−Si結合を形成するように適宜設定される。
次いで、図5(b)に示すように、シリコン酸化膜18を形成したシリコン基板12上にガラス基板11を置く。さらに、このシリコン基板12及びガラス基板11を加熱し、図5(c)に示すように、シリコン基板12をガラス基板11に押圧して島状体12a,12bをガラス基板11の主面11aに押し込んで、シリコン基板12とガラス基板11とを接合する。このとき、シリコン基板12とガラス基板11との間にシリコン酸化膜18が介在する。また、加熱温度は、シリコンの融点以下であって、ガラスが変形可能である温度が好ましい。例えば加熱温度は約600℃である。
さらに、シリコン基板12とシリコン酸化膜18との間の界面及びガラス基板11とシリコン酸化膜18との間の界面での密着性をより高めるために、陽極接合処理をすることが好ましい。この場合、シリコン基板12及びガラス基板11にそれぞれ電極をつけて、約400℃以下の加熱下で約300V〜1kVの電圧を印加することにより行う。これにより界面での密着性がより高くなり、静電容量型センサとした場合の空間部15cの気密性を向上させることができる。
次いで、図5(d)に示すように、ガラス基板11の主面11b側を研磨処理することにより島状体12a,12bを主面11bで部分的に露出させる。これにより、ガラス基板11に島状体12a,12bが埋め込まれた状態となる。さらに、図5(e)に示すように、シリコン基板12を研磨処理することにより、島状体12a,12bがガラス基板11の両面から部分的に露出する。このようにして本発明のガラス基板(図5(d),(e))を作製する。
このように、シリコン基板12とガラス基板11との間に中間層であるシリコン酸化膜18を介在させることにより、島状体12a,12bの角部12cにおいてシリコン酸化膜18とシリコン基板12及びガラス基板11との間でSi−O結合やSi−Si結合を形成するので、角部12cにおけるシリコン基板12とガラス基板11との間の密着性を向上させることができる。これにより、シリコン基板12とガラス基板11との間の気密性をより高めることが可能となり、両者の界面におけるエアリークを低減させることができる。このようにガラス基板へのシリコン基板の埋め込み特性を改善することにより、島状体を高密度化、微細化することが可能となる。
図2(d),(e)に示す本発明に係るガラス基板においては、島状体12a,12b部分の抵抗を低減させるために、図6(a),(b)に示すように、島状体12a,12bの内部に金属層を形成することが好ましい。図6(a)に示す構成においては、島状体12a,12bの一方の主面側に凹部が形成され、その凹部に金属が埋め込まれて金属層19が形成されている。図6(b)に示す構成においては、島状体12a,12bの両方の主面側にそれぞれ凹部が形成され、それらの凹部に金属が埋め込まれて金属層19a,19bが形成されている。なお、このように金属層19の材質としては、Cuなどの低抵抗材料などが挙げられる。ガラス基板11の少なくとも一方の主面で露出するように島状体12a,12bに金属層19が埋め込まれることにより、島状体12a,12bの導通部における抵抗を低減させることができ、使用するデバイスの低消費電力化を図ることができる。その結果、本発明に係るガラス基板を高周波デバイスなどに適用することが可能となる。
島状体12a,12bに金属層19を形成する場合、図2(e)に示すガラス基板を作製した後に、島状体12a,12bの金属層19を形成する領域にマスクを設け、そのマスクを介して島状体12a,12bに凹部を形成する。この凹部の形成は、例えばドライエッチングやサンドブラストなどにより行う。次いで、形成された凹部内に金属を埋め込んで金属層19を形成する。凹部内への金属の埋め込みは、例えばスパッタリング、蒸着、めっきなどにより行う。その後、必要に応じてガラス基板の表面を研磨処理して平坦にする。
上記のようにして作製されたガラス基板を用いて、静電容量型圧力センサを製造する。図7に示すように、ガラス基板11の主面11b上に、島状体12aと電気的に接続するように電極14を形成する。この場合、まず、ガラス基板11の主面11b上に電極材料を被着し、その上にレジスト膜を形成し、電極形成領域にレジスト膜が残るように、そのレジスト膜をパターニング(フォトリソグラフィー)し、そのレジスト膜をマスクとして電極材料をエッチングし、その後残存したレジスト膜を除去する。
次いで、図1に示すように、被測定圧力により変位する感圧ダイヤフラム15aを有するシリコン基板15を、感圧ダイヤフラム15aが電極14と所定の間隔をおいて位置するように、ガラス基板11の主面11b上に接合する。この場合、まず、シリコン基板15を両主面側からそれぞれエッチングして凹部を設けて感圧ダイヤフラム15aを形成する。エッチングとしては、ドライエッチングでも良く、ウェットエッチングでも良い。ただし、ウェットエッチングの場合には、エッチングレートに差が出るようにシリコン基板15の表面の結晶面を規定して異方性エッチングすることが好ましい。特に、シリコン基板15の空間部15cを構成しない凹部には、テーパ面15dが形成されるので、異方性エッチングにより凹部を形成する。
シリコン基板15の空間部15c側の凹部は、ガラス基板11上の電極14を囲繞できる程度に電極14よりも大きく形成する。また、凹部の深さは、感圧ダイヤフラム15aと電極14との間の間隔及び電極14の厚さなどを考慮して決定する。このようにして作製した両面に凹部を有するシリコン基板15を、テーパ面15dを有する凹部が上になるように、すなわちテーパ面を有しない凹部がガラス基板11と対面するようにしてガラス基板11の主面11b上に載置し、陽極接合処理を施す。このとき、シリコン基板15及びガラス基板11に対して、約400℃以下の加熱下で約500V程度の電圧を印加することにより行う。これによりシリコン基板15とガラス基板11との間の界面での密着性がより高くなり、空間部15cの気密性を向上させることができる。
次いで、ガラス基板11の主面11a上に、島状体12a,12bとそれぞれ電気的に接続するように電極13a,13bを形成する。この場合、まず、ガラス基板11の主面11a上に電極材料を被着し、その上にレジスト膜を形成し、電極形成領域にレジスト膜が残るように、そのレジスト膜をパターニング(フォトリソグラフィー)し、そのレジスト膜をマスクとして電極材料をエッチングし、その後残存したレジスト膜を除去する。
このようにして得られた静電容量型圧力センサは、固定電極である電極14が島状体12aを介して電極13aと電気的に接続されており、可動電極である感圧ダイヤフラム15aが島状体12bを介して電極13bと電気的に接続されている。したがって、感圧ダイヤフラム15aと電極14との間で検知された静電容量の変化の信号は、島状体12bを介して電極13aから取得することができる。この信号に基づいて測定圧力を算出することができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係るガラス基板を備えた静電容量型圧力センサの概略構成を示す断面図である。なお、図8において、図1と同じ部分については図1と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
ガラス基板11とシリコン基板12とが接合されている。このとき、ガラス基板11には、シリコンで構成された島状体12a,12bが埋設されている。また、島状体12a,12bは、部分的にガラス基板11の主面11bで露出している。このため、島状体12a,12bは、主面11a上に形成されたシリコン層で相互に導通されている。
ガラス基板11の主面11a上には、島状体12aの露出部分と電気的に接続するように電極16aが形成されており、島状体12bの露出部分と電気的に接続するように電極16bが形成されている。
ガラス基板11の主面11b上には、感圧ダイヤフラム15a(可動電極)を有するシリコン基板15が接合されている。感圧ダイヤフラム15aは、実施の形態1と同様な構成を有する。これにより、感圧ダイヤフラム15aと電極14との間に所定の間隔が設けられ、感圧ダイヤフラム15aと電極14との間に静電容量が発生する。また、シリコン基板15のガラス基板11との接合面と反対側の面には、可動電極用の電極17が設けられている。
実施の形態1と同様に、ガラス基板11と島状体12aとの界面11cと、ガラス基板11とシリコン基板15との界面11dとは、高い密着性を発揮する。このため、感圧ダイヤフラム15aとガラス基板11の主面11bとの間で構成する空間部15c内の気密性を高く保つことができる。
このような構成を有する静電容量型圧力センサにおいては、実施の形態1と同様に、感圧ダイヤフラム15aとガラス基板11上の電極14との間に所定の静電容量を有する。この静電容量型圧力センサに圧力がかかると、感圧ダイヤフラム15aが圧力に応じて可動する。これにより、感圧ダイヤフラム15aが変位して、感圧ダイヤフラム15aとガラス基板11上の電極14との間の静電容量が変化する。したがって、この静電容量の変化を圧力変化とすることができる。上述したように、ガラス基板11と島状体12aとの界面11cと、ガラス基板11とシリコン基板15との界面11dとで高い密着性を発揮するので、感圧ダイヤフラム15aの変位は被測定圧力のみとみなすことができる。したがって、感圧ダイヤフラム15aの変位による感圧ダイヤフラム15aと電極14との間の静電容量の変化が圧力の変化に正確に反映することになり、圧力変化を正確に検知することができる。
次に、本実施の形態のガラス基板を用いた静電容量型センサの製造方法について説明する。図9は、図2(d)で得られたガラス基板を用いた静電容量型圧力センサの製造方法を説明するための断面図である。
ガラス基板を製造する方法は、実施の形態1と同様である。本実施の形態では、ガラス基板として図2(d)に示す構造のものを用いる。図9(a)に示すように、ガラス基板11の主面11b上に、島状体12a,12bとそれぞれ電気的に接続するように電極16a,16bを形成する。この場合、まず、ガラス基板11の主面11b上に電極材料を被着し、その上にレジスト膜を形成し、電極形成領域にレジスト膜が残るように、そのレジスト膜をパターニング(フォトリソグラフィー)し、そのレジスト膜をマスクとして電極材料をエッチングし、その後残存したレジスト膜を除去する。
次いで、図9(b)に示すように、被測定圧力により変位する感圧ダイヤフラム15aを有するシリコン基板15を、感圧ダイヤフラム15aが電極16aと所定の間隔をおいて位置するように、ガラス基板11の主面11b上に接合する。感圧ダイヤフラム15aの形成方法は実施の形態1と同様である。
その後、シリコン基板15のガラス基板11に対する接合面とは反対側の面15e上に電極17を形成する。この場合、まず、シリコン基板15の面15e上に電極材料を被着し、その上にレジスト膜を形成し、電極形成領域にレジスト膜が残るように、そのレジスト膜をパターニング(フォトリソグラフィー)し、そのレジスト膜をマスクとして電極材料をエッチングし、その後残存したレジスト膜を除去する。ここでは、電極17をシリコン基板15の面15e上に設けているが、電極17をガラス基板11の主面11b上であって、島状体12a,12bと電気的に接合せず、シリコン基板15と電気的に接合する領域に設けても良い。この場合、電極17が電極16bと同じ面上に形成されるので、配線レイアウトの自由度が増す。
このようにして作製した両面に凹部を有するシリコン基板15を、テーパ面15dを有する凹部が上になるように、すなわちテーパ面を有しない凹部がガラス基板11と対面するようにしてガラス基板11の主面11b上に載置し、陽極接合処理を施す。陽極接合処理は、実施の形態1と同様に行う。これによりシリコン基板15とガラス基板11との間の界面での密着性がより高くなり、空間部15cの気密性を向上させることができる。
このようにして得られた静電容量型圧力センサは、固定電極である電極16aが島状体12a,12bを介して電極16bと電気的に接続されており、可動電極である感圧ダイヤフラム15aが電極17と電気的に接続されている。したがって、感圧ダイヤフラム15aと電極16aとの間で検知された静電容量の変化の信号は、島状体12a,12bを介して電極16bから取得することができる。この信号に基づいて測定圧力を算出することができる。
次に、本発明の効果を明確にするために行った実施例について説明する。
図1及び図8に示す本発明の静電容量型圧力センサ、並びに従来の静電容量型圧力センサの気密性について調べた。具体的には、図1及び図8に示す静電容量型圧力センサ、並びにガラス基板に穴を開けた後にその穴にめっきで金属を埋め込んで作製した従来の静電容量型圧力センサを準備し、それぞれを加圧チャンバ内に置き、内部の圧力を加圧した。そのときの感圧ダイヤフラムが可動するかどうかについて調べた。その結果、図1及び図8に示す静電容量型圧力センサは、加圧することにより感圧ダイヤフラムが作動し、その状態を保持した。このことから、ガラス基板11と島状体12aとの界面11c及びガラス基板11とシリコン基板15との界面11dで高い密着性を発揮しており、空間部15cの気密性に優れていることが分かった。一方、従来の静電容量型圧力センサは、加圧すると一旦感圧ダイヤフラムが作動してガラス基板11側に撓んだが、僅かな時間後に感圧ダイヤフラムは元の位置に戻ってしまった。このことから、ガラス基板と島状体での密着性が悪く、空間部の気密性に劣ることが分かった。
上記実施の形態1,2においては、シリコン基板15の両面に凹部を形成した後に、このシリコン基板15をガラス基板11に接合する場合について説明しているが、本発明においては、シリコン基板15の一方の表面に凹部を形成し、この凹部をガラス基板11に対向させて空間部15cを形成するようにシリコン基板15をガラス基板11に接合した後に、シリコン基板15の他方の表面をエッチングしてダイヤフラム15aを形成するようにしても良い。このように製造することにより、シリコン基板15とガラス基板11の陽極接合の際に静電引力によりダイヤフラムが必要以上に撓むことを防止できる。
本発明は上記実施の形態1,2に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態1,2で説明した数値や材質については特に制限はなく、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
本発明の実施の形態1に係るガラス基板を備えた静電容量型圧力センサの概略構成を示す断面図である。 (a)〜(e)は、本発明の実施の形態1,2に係るガラス基板の製造方法を説明するための断面図である。 (a)〜(d)は、シリコン基板上に島状体を形成する方法を説明する図である。 シリコン基板上に島状体を形成する方法を説明する図である。 (a)〜(e)は、シリコン基板上に層形成した後に、このシリコン基板をガラス基板に押し込む工程を説明するための図である。 (a),(b)は、島状体の他の構成を示す図である。 図2(e)で得られたガラス基板を用いた静電容量型圧力センサの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態2に係るガラス基板を備えた静電容量型圧力センサの概略構成を示す断面図である。 (a),(b)は、図2(d)で得られたガラス基板を用いた静電容量型圧力センサの製造方法を説明するための断面図である。 従来の静電容量型圧力センサの概略構成を示す断面図である。
符号の説明
11 ガラス基板
11a,11b 主面
11c,11d 界面
12,15 シリコン基板
12a,12b,21a〜21d 島状体
12c 角部
13a,13b,14,16a,16b,17 電極
15a 感圧ダイヤフラム
15b 側面
15c 空間部
15d テーパ面
15e 面
18 シリコン酸化膜
19,19a,19b 金属層
22 マスク
23 ダイシングブレード

Claims (9)

  1. 相互に対向する一対の主面を有するガラス基板本体と、前記一対の主面の両方で少なくとも一部が露出するように前記ガラス基板本体に埋設されたシリコン島状体と、を具備することを特徴とするガラス基板。
  2. 前記シリコン島状体は、前記ガラス基板本体の一方の主面において該一方の主面上に形成されたシリコン層により相互に導通されていることを特徴とする請求項1記載のガラス基板。
  3. 前記シリコン島状体は、前記ガラス基板本体の少なくとも一方の主面で露出するように埋め込まれた金属層を有することを特徴とする請求項1記載のガラス基板。
  4. 前記ガラス基板本体と前記シリコン島状体との界面においてSi−Si結合又はSi−O結合を有することを特徴とする請求項1記載のガラス基板。
  5. 請求項1記載のガラス基板と、前記シリコン島状体が露出した主面上に設けられ、前記シリコン島状体と電気的に接続された電極と、前記電極が形成された主面上に設けられたシリコン基板と、を具備し、前記シリコン基板は、前記電極と所定の間隔をおいて位置し被測定圧力により変位する感圧ダイヤフラムを有し、前記電極と前記感圧ダイヤフラムとの間の静電容量の変化を圧力変化として検知することを特徴とする静電容量型圧力センサ。
  6. シリコン基板の表面に島状体を形成する工程と、加熱下において前記島状体をガラス基板に押し込んで前記シリコン基板と前記ガラス基板とを接合する工程と、前記ガラス基板の表面を研磨して前記島状体を前記ガラス基板の表面から露出させる工程と、を具備することを特徴とするガラス基板の製造方法。
  7. 前記シリコン基板の表面にマスクを形成し、このマスクを用いて前記シリコン基板をサンドブラスト処理することにより前記島状体を形成することを特徴とする請求項6記載のガラス基板の製造方法。
  8. 前記シリコン基板の表面をハーフダイシングすることにより前記島状体を形成することを特徴とする請求項6記載のガラス基板の製造方法。
  9. 請求項6記載の方法によりガラス基板を製造する工程と、前記ガラス基板の表面から露出した前記島状体と電気的に接続するように前記ガラス基板上に電極を形成する工程と、被測定圧力により変位する感圧ダイヤフラムを有するシリコン基板を、前記感圧ダイヤフラムが前記電極と所定の間隔をおいて位置するように、前記ガラス基板上に接合する工程と、を具備することを特徴とする静電容量型圧力センサの製造方法。
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