JP2006042524A - 定電圧回路、その定電圧回路を使用した定電流源、増幅器及び電源回路 - Google Patents

定電圧回路、その定電圧回路を使用した定電流源、増幅器及び電源回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 ノイズ防止用コンデンサの充電電圧を検出することなく、該ノイズ防止用コンデンサを急速に充電することができ、出力電圧が所定の定電圧になるまでの時間を短縮することができる定電圧回路、その定電圧回路を使用した定電流源、増幅回路及び電源回路を得る。
【解決手段】 制御信号Scがローレベルのとき、スイッチSW1がオンしてスイッチSW2がオフすることから、コンデンサC1の電荷が放電されると共にコンデンサC2が入力電圧Vddまで急速に充電され、制御信号Scがハイレベルになると、スイッチSW1がオフすると共にスイッチSW2がオンし、コンデンサC1が、コンデンサC2によって急速に充電されるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定電圧回路、その定電圧回路を使用した定電流源、増幅器及び電源回路に関し、特にノイズ防止用コンデンサの充電時間を短縮することができる定電圧回路に関する。
近年、環境対策上からも省エネルギーが求められている。携帯電話やデジタルカメラ等の電池を使用する機器においては、電池寿命を延ばすという観点からも、機器内で消費する電力の削減は重要度を増している。その結果、機器内で使用する増幅回路のバイアス電流や、基準電圧発生回路等の定電圧回路での消費電流は極めて小さくなってきている。その影響で、回路自体がノイズの影響を受けやすくなってきており、回路の要所にノイズ吸収用のコンデンサを配置している。
図7は、外部からの制御信号Scに応じて作動し所定の定電圧V1を生成して出力する定電圧回路の例を示した概略図であり、定電圧回路100の出力端にノイズ対策用のコンデンサ102が設けられている。
なお、定電圧電源回路にノイズ除去用コンデンサを使用し、該ノイズ除去用コンデンサを急速充電する例として図8で示すような回路があった(例えば、特許文献1参照)。
実公平4−26899号公報
しかし、図7で示した定電圧回路100で使用されている電流が極めて小さいため、ノイズ対策用コンデンサ102を所定の電圧まで充電するのに時間がかかり、定電圧回路100の出力電圧が所定の定電圧V1になるまでに時間がかかるという問題があった。また、図8で示した定電圧電源回路の場合、ノイズ除去用コンデンサC10が所定の電圧、すなわちツェナーダイオードD1の電圧Vzに到達したことを検出する回路が必要であった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、ノイズ防止用コンデンサの充電電圧を検出することなく、該ノイズ防止用コンデンサを急速に充電することができ、出力電圧が所定の定電圧になるまでの時間を短縮することができる定電圧回路、その定電圧回路を使用した定電流源、増幅器及び電源回路を得ることを目的とする。
この発明に係る定電圧回路は、外部から入力された制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧回路において、
前記制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧発生回路部と、
前記定電圧V1を出力する該定電圧発生回路部の出力端に接続された第1コンデンサと、
該第1コンデンサの充電を行う第2コンデンサと、
前記制御信号Scに応じて該第2コンデンサの充放電制御を行うスイッチ回路部と、
を備え、
前記スイッチ回路部は、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第2コンデンサに前記入力電圧Vddを印加して第2コンデンサの充電を行うと共に第2コンデンサの第1コンデンサへの放電を遮断し、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を開始する場合、第2コンデンサへの前記入力電圧Vddの印加を遮断すると共に第2コンデンサに充電された電荷を第1コンデンサに放電して第1コンデンサの充電を行うものである。
また、前記定電圧発生回路部は、前記制御信号Scによって所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第1コンデンサに充電された電荷を放電させるようにした。
具体的には、前記スイッチ回路部は、
前記制御信号Scに応じて第2コンデンサを入力電圧Vddで充電する第1スイッチ回路と、
前記制御信号Scに応じて第1コンデンサを第2コンデンサの電圧で充電する第2スイッチ回路と、
を備えるようにした。
また、前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、定電圧発生回路部から出力された定電圧に重畳するノイズを除去するためのノイズ防止用コンデンサであるようにした。
具体的には、前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、前記第1コンデンサの静電容量C1と第2コンデンサの静電容量C2が、
Vdd/V1=(C1+C2)/C2
の関係を有するようにした。
また、前記定電圧発生回路部、第1コンデンサ、第2コンデンサ及びスイッチ回路部は、1つのICに集積されるようにしてもよい。
また、この発明に係る定電流源は、外部から入力された制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧回路からの該定電圧V1を電流に変換して定電流を生成し出力する定電流源において、
前記定電圧回路は、
前記制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧発生回路部と、
前記定電圧V1を出力する該定電圧発生回路部の出力端に接続された第1コンデンサと、
該第1コンデンサの充電を行う第2コンデンサと、
前記制御信号Scに応じて該第2コンデンサの充放電制御を行うスイッチ回路部と、
を備え、
前記スイッチ回路部は、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第2コンデンサに前記入力電圧Vddを印加して第2コンデンサの充電を行うと共に第2コンデンサの第1コンデンサへの放電を遮断し、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を開始する場合、第2コンデンサへの前記入力電圧Vddの印加を遮断すると共に第2コンデンサに充電された電荷を第1コンデンサに放電して第1コンデンサの充電を行うものである。
また、前記定電圧発生回路部は、前記制御信号Scによって所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第1コンデンサに充電された電荷を放電させるようにした。
具体的には、前記スイッチ回路部は、
前記制御信号Scに応じて第2コンデンサを入力電圧Vddで充電する第1スイッチ回路と、
前記制御信号Scに応じて第1コンデンサを第2コンデンサの電圧で充電する第2スイッチ回路と、
を備えるようにした。
また、前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、定電圧発生回路部から出力された定電圧に重畳するノイズを除去するためのノイズ防止用コンデンサであるようにした。
具体的には、前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、前記第1コンデンサの静電容量C1と第2コンデンサの静電容量C2が、
Vdd/V1=(C1+C2)/C2
の関係を有するようにした。
前記定電流源は、1つのICに集積されるようにしてもよい。
また、本発明に係る増幅器は、外部から入力された制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧回路からの該定電圧V1を電流に変換して定電流を生成して増幅回路のバイアス電流の供給を行う定電流源を備えた増幅器において、
前記定電圧回路は、
前記制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧発生回路部と、
前記定電圧V1を出力する該定電圧発生回路部の出力端に接続された第1コンデンサと、
該第1コンデンサの充電を行う第2コンデンサと、
前記制御信号Scに応じて該第2コンデンサの充放電制御を行うスイッチ回路部と、
を備え、
前記スイッチ回路部は、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第2コンデンサに前記入力電圧Vddを印加して第2コンデンサの充電を行うと共に第2コンデンサの第1コンデンサへの放電を遮断し、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を開始する場合、第2コンデンサへの前記入力電圧Vddの印加を遮断すると共に第2コンデンサに充電された電荷を第1コンデンサに放電して第1コンデンサの充電を行うものである。
また、前記定電圧発生回路部は、前記制御信号Scによって所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第1コンデンサに充電された電荷を放電させるようにした。
具体的には、前記スイッチ回路部は、
前記制御信号Scに応じて第2コンデンサを入力電圧Vddで充電する第1スイッチ回路と、
前記制御信号Scに応じて第1コンデンサを第2コンデンサの電圧で充電する第2スイッチ回路と、
を備えるようにした。
また、前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、定電圧発生回路部から出力された定電圧に重畳するノイズを除去するためのノイズ防止用コンデンサであるようにした。
具体的には、前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、前記第1コンデンサの静電容量C1と第2コンデンサの静電容量C2が、
Vdd/V1=(C1+C2)/C2
の関係を有するようにした。
前記増幅器は、1つのICに集積されるようにしてもよい。
また、この発明に係る電源回路は、外部から入力された制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧回路からの該定電圧V1を電流に変換して定電流を生成して増幅回路のバイアス電流の供給を行う定電流源を有し、出力端子の電圧が所定の電圧になるように、入力端子と該出力端子に接続されたトランジスタの動作制御を行う増幅器を備えた、前記入力端子に入力された電圧を所定の電圧に変換して前記出力端子から出力する電源回路において、
前記定電圧回路は、
前記制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧発生回路部と、
前記定電圧V1を出力する該定電圧発生回路部の出力端に接続された第1コンデンサと、
該第1コンデンサの充電を行う第2コンデンサと、
前記制御信号Scに応じて該第2コンデンサの充放電制御を行うスイッチ回路部と、
を備え、
前記スイッチ回路部は、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第2コンデンサに前記入力電圧Vddを印加して第2コンデンサの充電を行うと共に第2コンデンサの第1コンデンサへの放電を遮断し、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を開始する場合、第2コンデンサへの前記入力電圧Vddの印加を遮断すると共に第2コンデンサに充電された電荷を第1コンデンサに放電して第1コンデンサの充電を行うものである。
また、前記定電圧発生回路部は、前記制御信号Scによって所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第1コンデンサに充電された電荷を放電させるようにした。
具体的には、前記スイッチ回路部は、
前記制御信号Scに応じて第2コンデンサを入力電圧Vddで充電する第1スイッチ回路と、
前記制御信号Scに応じて第1コンデンサを第2コンデンサの電圧で充電する第2スイッチ回路と、
を備えるようにした。
また、前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、定電圧発生回路部から出力された定電圧に重畳するノイズを除去するためのノイズ防止用コンデンサであるようにした。
具体的には、前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、前記第1コンデンサの静電容量C1と第2コンデンサの静電容量C2が、
Vdd/V1=(C1+C2)/C2
の関係を有するようにした。
本発明の定電圧回路、その定電圧回路を使用した定電流源、増幅器及び電源回路によれば、前記スイッチ回路部は、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第2コンデンサに前記入力電圧Vddを印加して第2コンデンサの充電を行うと共に第2コンデンサの第1コンデンサへの放電を遮断し、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を開始する場合、第2コンデンサへの前記入力電圧Vddの印加を遮断すると共に第2コンデンサの電圧を第1コンデンサに印加して第1コンデンサの充電を行うようにした。このことから、第1コンデンサと第2コンデンサの静電容量と充電時の電圧の関係を所定の関係に設定することによって、第1コンデンサの充電電圧を検出することなく、第1コンデンサの電圧を所望の電圧まで急速充電することができるため、回路に悪影響を与える電圧検出手段が不要となり、更にノイズ防止用コンデンサの急速充電が行え、定電圧回路の出力電圧の立ち上がり時間及び該定電圧回路を使用した回路が安定するまでの時間を大幅に短縮することができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における定電圧回路の構成例を示した概略図である。
図1において、定電圧回路1は、電源電圧である入力電圧Vddから所定の定電圧V1を生成して出力電圧Vo1として出力端子OUTから出力する。
定電圧回路1は、所定の定電圧V1を生成して出力電圧Vo1として出力する定電圧発生回路部2と、ノイズ防止用コンデンサC1,C2と、スイッチSW1,SW2とで構成されている。定電圧発生回路部2の出力端は出力端子OUTに接続され、出力端子OUTと接地電圧との間にコンデンサC1が接続されている。なお、コンデンサC1は第1コンデンサを、コンデンサC2は第2コンデンサを、スイッチSW1及びSW2はスイッチ回路部をそれぞれなす。また、スイッチSW1は第1スイッチ回路部を、スイッチSW2は第2スイッチ回路部をそれぞれなす。
また、入力電圧Vddと出力端子OUTとの間にはスイッチSW1及びSW2が直列に接続され、スイッチSW1とスイッチSW2との接続部と接地電圧との間にはコンデンサC2が接続されている。また、定電圧発生回路部2、スイッチSW1及びSW2には外部からの制御信号Scがそれぞれ入力されており、定電圧発生回路部2は、制御信号Scに応じて出力電圧Vo1の出力制御が行われ、スイッチSW1及びSW2は、制御信号Scによってスイッチング制御される。例えば、制御信号Scがハイレベルになると、定電圧発生回路部2は定電圧V1を生成して出力し、スイッチSW1はオフして遮断状態になると共にスイッチSW2はオンして導通状態になる。また、制御信号Scがローレベルになると、定電圧発生回路部2の出力端はほぼ接地電圧となり、スイッチSW1はオンして導通状態になると共にスイッチSW2はオフして遮断状態になる。
このような構成において、制御信号Scがローレベルのとき、定電圧発生回路部2の出力端は、ほぼ接地電圧になることからコンデンサC1の電荷は放電される。また、スイッチSW1がオンしてスイッチSW2がオフすることから、コンデンサC2は入力電圧Vddまで急速に充電される。次に、制御信号Scがハイレベルになると、コンデンサC1は定電圧発生回路部2から出力される定電圧V1まで充電されるが、定電圧発生回路部2の出力電流が小さいことからコンデンサC1を充電するのに時間を要し、出力端子OUTが定電圧V1になるまで時間がかかる。しかし、スイッチSW1がオフすると共にスイッチSW2がオンすることから、コンデンサC1は、コンデンサC2からも充電され急速に充電される。
ここで、コンデンサC2の静電容量をC2、制御信号ScがローレベルのときのコンデンサC2の電圧をV2(=Vdd)、コンデンサC1の静電容量をC1としたとき、下記(1)式を満たすように設定することにより、コンデンサC2からコンデンサC1への充電が完了したときのコンデンサC1の電圧を、前記した定電圧V1とほぼ等しくすることができる。
V2/V1=(C1+C2)/C2………………(1)
このようにして、制御信号Scがローレベルからハイレベルになったときに、出力端子OUTを急速に定電圧V1にすることができる。また、出力端子OUTから定電圧V1を出力するとき、出力端子OUTと接地電圧との間にはコンデンサC1及びC2が並列に接続される。このことから、コンデンサC1及びC2の合成容量をノイズ防止用として使用していた従来のコンデンサの容量と同じになるようにすれば、バイパスコンデンサとしての特性も変わることはない。
図2は、図1で示した定電圧回路1の具体的な回路例を示した図である。
図2において、定電圧回路1は、電流源i1、PMOSトランジスタM1,M5,M7、NMOSトランジスタM2〜M4,M8、インバータINV1及びコンデンサC1,C2で構成されている。PMOSトランジスタM5,M7は、電流源i1から供給された電流の方向を反転させる第1のカレントミラー回路を形成している。PMOSトランジスタM5及びM7の各ソースは入力電圧Vddにそれぞれ接続され、PMOSトランジスタM7及びM5の各ゲートは接続され、該接続部はPMOSトランジスタM7のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM7のドレインとNMOSトランジスタM8のドレインとの間には電流源i1が接続され、NMOSトランジスタM8のソースは接地電圧に接続され、NMOSトランジスタM8のゲートには制御信号Scが入力されている。
PMOSトランジスタM5のドレインは、NMOSトランジスタM2のドレインが接続され、該接続部Aと接地電圧との間には、コンデンサC2が接続されると共にNMOSトランジスタM2及びM3の直列回路が接続されている。また、入力電圧Vddと接続部Aとの間にはPMOSトランジスタM1が接続されている。NMOSトランジスタM2とM3との接続部をBとすると、該接続部Bは出力端子OUTに接続され、接続部Bと接地電圧との間にはNMOSトランジスタM4とコンデンサC1が並列に接続されている。PMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM2の各ゲートには制御信号Scがそれぞれ入力され、NMOSトランジスタM3には、インバータINV1を介して制御信号Scが入力されている。
このような構成において、PMOSトランジスタM1が図1のスイッチSW1をなし、NMOSトランジスタM2が図1のスイッチSW2をなし、電流源i1、PMOSトランジスタM5,M7、NMOSトランジスタM2〜M4,M8及びインバータINV1が図1の定電圧発生回路部2をなしている。すなわち、定電圧発生回路部2を構成するNMOSトランジスタM2は、図1のスイッチSW2をもなしている。制御信号Scがハイレベルのとき定電圧発生回路部2は作動し、制御信号Scがローレベルのとき定電圧発生回路部2はスリープ状態になって定電圧V1の出力を停止する。
ここで、制御信号Scがローレベルのときについて説明する。
制御信号Scがローレベルになると、NMOSトランジスタM2及びM8がそれぞれオフし、PMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM3がそれぞれオンする。このため、NMOSトランジスタM3がオンすることによって接続部Bはほぼ接地電圧になり、コンデンサC1の電荷がNMOSトランジスタM3を介して放電される。また、NMOSトランジスタM8がオフすることから第1のカレントミラー回路の入力端をなすPMOSトランジスタM7のドレインに電流が供給されなくなり、第1のカレントミラー回路の出力端をなすPMOSトランジスタM5のドレインから電流が出力されなくなる。更に、NMOSトランジスタM2がオフすることから、接続部Aと接続部Bとの接続が遮断される。
このような状態でPMOSトランジスタM1がオンすることから、コンデンサC2は、入力電圧Vddまで急速に充電される。なお、コンデンサC2を急速充電すする必要がない場合は、PMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM8を削除し、PMOSトランジスタM7のドレインと接地電圧との間に定電流源i1を接続するようにしてもよい。この場合、コンデンサC2は、常時オンするPMOSトランジスタM5によって入力電圧Vddまで定電流で充電される。このように、制御信号Scがローレベルの場合は、定電圧発生回路部2に動作電流が流れないようにすると共に、コンデンサC2が入力電圧Vddまで急速に充電される。
次に、制御信号Scがハイレベルになった場合の動作について説明する。
制御信号Scがハイレベルになると、NMOSトランジスタM2及びM8がそれぞれオンし、PMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM3がそれぞれオフする。このため、NMOSトランジスタM3がオフすることによってコンデンサC1の放電が停止し、NMOSトランジスタM8がオンすることから第1のカレントミラー回路の入力端をなすPMOSトランジスタM7のドレインに電流が供給され、第1のカレントミラー回路の出力端をなすPMOSトランジスタM5のドレインから電流が出力される。
PMOSトランジスタM5のゲートには、入力電圧Vddを基準電圧とした固定電圧Vr1が印加される。更に、NMOSトランジスタM2がオンすることから、接続部Aと接続部Bが接続される。このような状態でPMOSトランジスタM1がオフすることから入力電圧Vddまで充電されたコンデンサC2が放電し、コンデンサC1は、コンデンサC2の放電によって急速に充電される。前記(1)式が成り立つように設定することにより、コンデンサC2からコンデンサC1への充電が完了したときのコンデンサC1の電圧を、前記した電圧V1とほぼ等しくすることができる。
なお、NMOSトランジスタM4のゲート電圧、すなわち出力電圧Vo1の電圧値V1は、NMOSトランジスタM4のドレイン電流となる第1のカレントミラー回路のPMOSトランジスタM5から出力される電流値と、NMOSトランジスタM4のゲート電圧−ドレイン電流特性で自動的に決まる値であり、コンデンサC1の充電電圧の上限はNMOSトランジスタM4のゲート電圧である出力電圧Vo1(=V1)によって規制される。コンデンサC1の電圧が電圧値V1に達すると、出力電圧Vo1は電圧V1で一定になる。
このように、コンデンサC1及びC2における各静電容量と充電時の各電圧V1,V2を前記(1)式が成り立つように設定することにより、コンデンサC1の充電電圧を検出することなく、目的とする電圧V1までコンデンサC1を急速に充電することができるようになる。このため、回路に悪影響を与える電圧検出手段を用いることなくノイズ防止用コンデンサC1の急速充電を行うことができる。更に、入力電圧Vddは電源電圧と異なる任意の電圧を出力する定電圧源から供給される電圧であってもよい。この場合、前記(1)式を用いる場合は、V2を該定電圧源から供給される電圧にすればよい。
次に、図3は、図1で示した定電圧回路1の他の具体的な回路例を示した図である。なお、図3では、図2と同じもの又は同様のものは同じ符号で示している。
図3において、定電圧回路1は、所定の基準電圧Vr2を生成して出力する基準電圧源11、PMOSトランジスタM1、NMOSトランジスタM2,M3、コンデンサC1,C2、インバータINV1及び抵抗R1,R2で構成されている。基準電圧Vr2とNMOSトランジスタM2のドレインとの間には抵抗R2が接続され、抵抗R2とNMOSトランジスタM2のドレインとの接続部をAとする。
基準電圧Vr2と接続部Aとの間にはPMOSトランジスタM1が接続され、接続部Aと接地電圧との間にはコンデンサC2が接続されている。また、接続部Aと接地電圧との間には、NMOSトランジスタM2及びM3が直列に接続され、NMOSトランジスタM2とM3との接続部をBとする。該接続部Bは出力端子OUTに接続され、接続部Bと接地電圧との間には抵抗R1とコンデンサC1が並列に接続されている。PMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM2の各ゲートには制御信号Scがそれぞれ入力され、NMOSトランジスタM3には、インバータINV1を介して制御信号Scが入力されている。
このような構成において、PMOSトランジスタM1が図1のスイッチSW1をなし、NMOSトランジスタM2が図1のスイッチSW2をなし、基準電圧源11、NMOSトランジスタM2,M3、インバータINV1及び抵抗R1,R2が図1の定電圧発生回路部2をなしている。すなわち、定電圧発生回路部2を構成するNMOSトランジスタM2は、図1のスイッチSW2をもなしている。また、基準電圧Vr2は、図1の入力電圧Vddに相当するが、基準電圧源11が入力電圧Vddから基準電圧Vr2を生成して出力するようにしてもよい。制御信号Scがハイレベルのとき定電圧発生回路部2は作動し、制御信号Scがローレベルのとき定電圧発生回路部2はスリープ状態になって定電圧V1の出力を停止する。
ここで、制御信号Scがローレベルのときについて説明する。
制御信号Scがローレベルになると、NMOSトランジスタM2がオフし、PMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM3がそれぞれオンする。このため、NMOSトランジスタM3がオンすることによって接続部Bはほぼ接地電圧になり、コンデンサC1の電荷がNMOSトランジスタM3を介して放電される。また、NMOSトランジスタM2がオフすることから、接続部Aと接続部Bとの接続、すなわち抵抗R2と抵抗R1との接続が遮断され、基準電圧源11から抵抗R2を介して抵抗R1に流れる電流を遮断している。このような状態でPMOSトランジスタM1がオンすることから、コンデンサC2は、基準電圧Vr2まで急速に充電される。
このように、制御信号Scがローレベルの場合は、定電圧発生回路部2に動作電流が流れないようにすると共に、コンデンサC2が基準電圧Vr2まで急速に充電される。なお、コンデンサC2へは抵抗R2を介しても充電を行うことができるため、制御信号Scがローレベルになるスリープ状態時にコンデンサC2を急速充電する必要がない場合は、PMOSトランジスタM1はなくてもよい。このように、制御信号Scがローレベルの場合は、抵抗R2と抵抗R1に流れる電流を遮断すると共に、コンデンサC2を基準電圧Vr2まで充電させる。
次に、制御信号Scがハイレベルになった場合の動作について説明する。
制御信号Scがハイレベルになると、NMOSトランジスタM2がオンし、PMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM3がそれぞれオフする。このため、NMOSトランジスタM3がオフすることによってコンデンサC1の放電が停止し、NMOSトランジスタM2がオンすることから、接続部Aと接続部Bが接続される。このような状態でPMOSトランジスタM1がオフすることから基準電圧Vr2まで充電されたコンデンサC2が放電し、コンデンサC1は、コンデンサC2の放電によって急速に充電される。
前記(1)式が成り立つように設定することにより、コンデンサC2からコンデンサC1への充電が完了したときのコンデンサC1の電圧を、前記した定電圧V1とほぼ等しくすることができる。なお、定電圧発生回路部2が作動状態であるときのコンデンサC1の充電電圧の上限は、抵抗R1の電圧降下と同じ電圧であり、基準電圧Vr2及び抵抗R1,R2によって規制される。なお、基準電圧Vr2は出力電圧Vo1の基準になる電圧で、安定度が満足できれば基準電圧Vr2の代わりに入力電圧Vddを使用してもよい。
このように、図3においても、コンデンサC1及びC2における各静電容量と充電時の各電圧V1,V2を前記(1)式が成り立つように設定することにより、コンデンサC1の充電電圧を検出することなく、目的とする電圧V1までコンデンサC1を急速に充電することができるようになる。このため、回路に悪影響を与える電圧検出手段を用いることなくノイズ防止用コンデンサC1の急速充電を行うことができ、出力電圧Voの立ち上がり時間を大幅に短縮することができる。
次に、図4は、定電圧回路1を差動増幅回路にバイアス電流を供給する電流源に使用して、増幅器、例えば誤差増幅器に適用した場合を示した回路図であり、リニアレギュレータの場合を例にして示している。なお、図4では、図2の定電圧回路1を使用した場合を例にして示している。
図4において、リニアレギュレータ20は、入力端子IN1に入力された電圧Vddを所定の電圧に変換して出力電圧Voutを生成し出力端子OUT1から出力する。
リニアレギュレータ20は、所定の基準電圧Vr3を生成して出力する基準電圧発生回路21と、出力電圧Voutを分圧して分圧電圧Vd1を生成し出力する出力電圧検出用の抵抗22,23と、ゲートに入力される信号に応じて出力端子OUT1に出力する電流の制御を行って出力電圧Voutの制御を行うPMOSトランジスタからなる電圧制御トランジスタM21と、分圧電圧Vd1が基準電圧Vr3になるように電圧制御トランジスタM21の動作制御を行う誤差増幅器24とを備えている。
誤差増幅器24は、NMOSトランジスタM22〜M24、PMOSトランジスタM25,M26及び定電圧回路1で構成されている。NMOSトランジスタM22及びM23は差動対をなし、PMOSトランジスタM25及びM26はカレントミラー回路を形成して該差動対の負荷をなしている。PMOSトランジスタM25及びM26において、各ソースは入力端子IN1(Vdd)にそれぞれ接続され、各ゲートは接続され該接続部はPMOSトランジスタM25のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM25のドレインはNMOSトランジスタM22のドレインに、PMOSトランジスタM26のドレインはNMOSトランジスタM23のドレインにそれぞれ接続されている。
NMOSトランジスタM22及びM23の各ソースは接続され、該接続部と接地電圧との間にNMOSトランジスタM24が接続されている。基準電圧発生回路21は、入力電圧Vddを電源にして作動し、NMOSトランジスタM23のゲートには基準電圧Vr3が入力され、NMOSトランジスタM24のゲートには定電圧回路1からの定電圧V1が入力され、NMOSトランジスタM24及び定電圧回路1は定電流源をなす。NMOSトランジスタM22のゲートには、分圧電圧Vd1が入力され、PMOSトランジスタM26とNMOSトランジスタM23との接続部は、電圧制御トランジスタM21のゲートに接続されている。このような構成において、誤差増幅器24は、分圧電圧Vd1が基準電圧Vr3になるように電圧制御トランジスタM21の動作制御を行い、電圧制御トランジスタM21から出力される電流を制御する。
なお、図4では、図2の定電圧回路1を使用した場合を示したが、図3の定電圧回路1を使用した場合、図4は図5のようになる。
一方、スイッチングレギュレータの場合は、図6のようになり、図6では降圧型のスイッチングレギュレータを例にして示している。なお、図6では、図4と同じもの又は同様のものは同じ符号で示している。
図6において、降圧型のスイッチングレギュレータ30は、入力端子IN1に入力された入力電圧Vddを所定の電圧に変換して出力端子OUT1から出力する。
スイッチングレギュレータ30は、入力端子IN1に入力された入力電圧Vddの出力制御を行うPMOSトランジスタからなるスイッチングトランジスタM31と、NMOSトランジスタからなる同期整流用トランジスタM32と、平滑用のインダクタL及びコンデンサCと、出力端子OUT1から出力される電圧Voutを分圧して分圧電圧Vd1を生成し出力する出力電圧検出用の抵抗22,23とを備えている。
また、スイッチングレギュレータ30は、所定の基準電圧Vr3を生成して出力する基準電圧発生回路31と、前記分圧電圧Vd1と該基準電圧Vr3との電圧比較を行い、該比較結果に応じた電圧Verを生成して出力する誤差増幅器24と、所定の周波数の三角波信号TWを生成して出力する三角波発生回路32と、該誤差増幅器24の出力電圧Verと三角波信号TWからスイッチングトランジスタM31及び同期整流用トランジスタM32に対してPWM制御を行ってスイッチングトランジスタM31及び同期整流用トランジスタM32のスイッチング制御を行うPWM制御回路33とを備えている。
一方、PWM制御回路33は、誤差増幅器24の出力電圧Verと三角波発生回路32らの三角波信号TWからPWM制御を行うためのパルス信号Spwを生成して出力するPWM回路34と、該PWM回路34からのパルス信号Spwに応じて、スイッチングトランジスタM31のスイッチング制御を行うための制御信号PDと同期整流用トランジスタM32のスイッチング制御を行うための制御信号NDをそれぞれ生成してスイッチングトランジスタM31及び同期整流用トランジスタM32をそれぞれ駆動するドライブ回路35とを備えている。
入力端子IN1と接地電圧との間には、スイッチングトランジスタM31と同期整流用トランジスタM32が直列に接続され、スイッチングトランジスタM31と同期整流用トランジスタM32との接続部と出力端子OUT1との間にはインダクタLが接続され、出力端子OUT1と接地電圧との間には、コンデンサCが接続されると共に抵抗22と抵抗23の直列回路が接続されている。抵抗22と抵抗23との接続部は、誤差増幅器24の反転入力端に接続され、誤差増幅器24の非反転入力端には基準電圧Vr3が入力されている。
誤差増幅器24の出力電圧Verは、PWM回路34をなすコンパレータの反転入力端に出力され、三角波発生回路32からの三角波信号TWは、PWM回路34をなすコンパレータの非反転入力端に出力される。PWM回路34からのパルス信号Spwはドライブ回路35に出力される。ドライブ回路35は、スイッチングトランジスタM31のスイッチング制御を行うための制御信号PDをスイッチングトランジスタM31のゲートに出力し、同期整流用トランジスタM32のスイッチング制御を行うための制御信号NDを同期整流用トランジスタM32のゲートに出力する。
このような構成において、スイッチングトランジスタM31がスイッチング動作を行い、スイッチングトランジスタM31がオンしたときに、インダクタLに電流が供給される。このとき、同期整流用トランジスタM32はオフしている。スイッチングトランジスタM31がオフすると、同期整流用トランジスタM32がオンし、インダクタLに蓄えられていたエネルギーが同期整流用トランジスタM32を通して放出される。このとき発生した電流は、コンデンサCで平滑されて出力端子OUT1から出力される。また、出力端子OUT1から出力される出力電圧Voutは、出力電圧検出用の抵抗22と23で分圧され、該分圧電圧Vd1が誤差増幅器24の反転入力端に入力されている。
スイッチングレギュレータ30の出力電圧Voutが大きくなると、誤差増幅器24の出力電圧が低下し、PWM回路34からのパルス信号Spwのデューティサイクルは小さくなる。その結果、スイッチングトランジスタM31がオンする時間が短くなり、スイッチングレギュレータ30の出力電圧Voutが低下するように制御される。スイッチングレギュレータ30の出力電圧Voutが小さくなると、前記と逆の動作を行い、結果としてスイッチングレギュレータ30の出力電圧Voutが一定になるように制御される。
なお、図4及び図5の基準電圧発生回路21及び図6の基準電圧発生回路31に、図1から図3で示した定電圧回路1をそれぞれ使用してもよく、この場合、基準電圧発生回路21及び31からそれぞれ出力される基準電圧Vr3は、定電圧回路1の出力電圧Vo1になる。また、図4から図6では、定電圧回路1を使用した増幅器として誤差増幅器を例にして説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、定電流バイアスの供給が必要な増幅器全般や、基準電圧の入力を備えた増幅器全般に適用するものである。
このように、本第1の実施の形態における定電圧回路は、制御信号Scがローレベルのとき、スイッチSW1がオンしてスイッチSW2がオフすることから、コンデンサC1の電荷が放電されると共にコンデンサC2が電圧Vddまで急速に充電され、制御信号Scがハイレベルになると、スイッチSW1がオフすると共にスイッチSW2がオンし、コンデンサC1が、コンデンサC2から急速に充電されるようにした。このことから、ノイズ防止用コンデンサの充電電圧を検出することなく、該ノイズ防止用コンデンサを急速に充電することができ、出力電圧が所定の定電圧になるまでの時間を短縮することができる。
本発明の第1の実施の形態における定電圧回路の構成例を示した概略図である。 図1で示した定電圧回路1の具体的な回路例を示した図である。 図1で示した定電圧回路1の他の具体的な回路例を示した図である。 図2の定電圧回路1を誤差増幅器に使用した例を示した回路図である。 図3の定電圧回路1を誤差増幅器に使用した他の例を示した回路図である。 定電圧回路1を使用した誤差増幅器の他の使用例を示した図である。 従来の定電圧回路の例を示した概略図である。 従来の定電圧電源回路の例を示した図である。
符号の説明
1 定電圧回路
2 定電圧発生回路部
11 基準電圧源
20 リニアレギュレータ
30 スイッチングレギュレータ
21,31 基準電圧発生回路
22,23 出力電圧検出用の抵抗
24 誤差増幅器
32 三角波発生回路
33 PWM制御回路
34 PWM回路
35 ドライブ回路
C1,C2 ノイズ防止用コンデンサ
SW1,SW2 スイッチ
i1 電流源
M1,M5,M7,M25,M26 PMOSトランジスタ
M2〜M4,M8,M22〜M24 NMOSトランジスタ
INV1 インバータ
R1,R2 抵抗
M21 電圧制御トランジスタ
M31 スイッチングトランジスタ
M32 同期整流用トランジスタ
L インダクタ
C コンデンサ

Claims (25)

  1. 外部から入力された制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧回路において、
    前記制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧発生回路部と、
    前記定電圧V1を出力する該定電圧発生回路部の出力端に接続された第1コンデンサと、
    該第1コンデンサの充電を行う第2コンデンサと、
    前記制御信号Scに応じて該第2コンデンサの充放電制御を行うスイッチ回路部と、
    を備え、
    前記スイッチ回路部は、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第2コンデンサに前記入力電圧Vddを印加して第2コンデンサの充電を行うと共に第2コンデンサの第1コンデンサへの放電を遮断し、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を開始する場合、第2コンデンサへの前記入力電圧Vddの印加を遮断すると共に第2コンデンサに充電された電荷を第1コンデンサに放電して第1コンデンサの充電を行うことを特徴とする定電圧回路。
  2. 前記定電圧発生回路部は、前記制御信号Scによって所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第1コンデンサに充電された電荷を放電させることを特徴とする請求項1記載の定電圧回路。
  3. 前記スイッチ回路部は、
    前記制御信号Scに応じて第2コンデンサを入力電圧Vddで充電する第1スイッチ回路と、
    前記制御信号Scに応じて第1コンデンサを第2コンデンサの電圧で充電する第2スイッチ回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の定電圧回路。
  4. 前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、定電圧発生回路部から出力された定電圧に重畳するノイズを除去するためのノイズ防止用コンデンサであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の定電圧回路。
  5. 前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、前記第1コンデンサの静電容量C1と第2コンデンサの静電容量C2が、
    Vdd/V1=(C1+C2)/C2
    の関係を有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の定電圧回路。
  6. 前記定電圧発生回路部、第1コンデンサ、第2コンデンサ及びスイッチ回路部は、1つのICに集積されることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の定電圧回路。
  7. 外部から入力された制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧回路からの該定電圧V1を電流に変換して定電流を生成し出力する定電流源において、
    前記定電圧回路は、
    前記制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧発生回路部と、
    前記定電圧V1を出力する該定電圧発生回路部の出力端に接続された第1コンデンサと、
    該第1コンデンサの充電を行う第2コンデンサと、
    前記制御信号Scに応じて該第2コンデンサの充放電制御を行うスイッチ回路部と、
    を備え、
    前記スイッチ回路部は、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第2コンデンサに前記入力電圧Vddを印加して第2コンデンサの充電を行うと共に第2コンデンサの第1コンデンサへの放電を遮断し、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を開始する場合、第2コンデンサへの前記入力電圧Vddの印加を遮断すると共に第2コンデンサに充電された電荷を第1コンデンサに放電して第1コンデンサの充電を行うことを特徴とする定電流源。
  8. 前記定電圧発生回路部は、前記制御信号Scによって所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第1コンデンサに充電された電荷を放電させることを特徴とする請求項7記載の定電流源。
  9. 前記スイッチ回路部は、
    前記制御信号Scに応じて第2コンデンサを入力電圧Vddで充電する第1スイッチ回路と、
    前記制御信号Scに応じて第1コンデンサを第2コンデンサの電圧で充電する第2スイッチ回路と、
    を備えることを特徴とする請求項7又は8記載の定電流源。
  10. 前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、定電圧発生回路部から出力された定電圧に重畳するノイズを除去するためのノイズ防止用コンデンサであることを特徴とする請求項7、8又は9記載の定電流源。
  11. 前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、前記第1コンデンサの静電容量C1と第2コンデンサの静電容量C2が、
    Vdd/V1=(C1+C2)/C2
    の関係を有することを特徴とする請求項7、8、9又は10記載の定電流源。
  12. 前記定電流源は、1つのICに集積されることを特徴とする請求項7、8、9、10又は11記載の定電流源。
  13. 外部から入力された制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧回路からの該定電圧V1を電流に変換して定電流を生成して増幅回路のバイアス電流の供給を行う定電流源を備えた増幅器において、
    前記定電圧回路は、
    前記制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧発生回路部と、
    前記定電圧V1を出力する該定電圧発生回路部の出力端に接続された第1コンデンサと、
    該第1コンデンサの充電を行う第2コンデンサと、
    前記制御信号Scに応じて該第2コンデンサの充放電制御を行うスイッチ回路部と、
    を備え、
    前記スイッチ回路部は、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第2コンデンサに前記入力電圧Vddを印加して第2コンデンサの充電を行うと共に第2コンデンサの第1コンデンサへの放電を遮断し、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を開始する場合、第2コンデンサへの前記入力電圧Vddの印加を遮断すると共に第2コンデンサに充電された電荷を第1コンデンサに放電して第1コンデンサの充電を行うことを特徴とする増幅器。
  14. 前記定電圧発生回路部は、前記制御信号Scによって所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第1コンデンサに充電された電荷を放電させることを特徴とする請求項13記載の増幅器。
  15. 前記スイッチ回路部は、
    前記制御信号Scに応じて第2コンデンサを入力電圧Vddで充電する第1スイッチ回路と、
    前記制御信号Scに応じて第1コンデンサを第2コンデンサの電圧で充電する第2スイッチ回路と、
    を備えることを特徴とする請求項13又は14記載の増幅器。
  16. 前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、定電圧発生回路部から出力された定電圧に重畳するノイズを除去するためのノイズ防止用コンデンサであることを特徴とする請求項13、14又は15記載の増幅器。
  17. 前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、前記第1コンデンサの静電容量C1と第2コンデンサの静電容量C2が、
    Vdd/V1=(C1+C2)/C2
    の関係を有することを特徴とする請求項13、14、15又は16記載の増幅器。
  18. 前記増幅回路は、差動対を有する差動増幅回路であり、前記定電流源は、該差動対にバイス電流を供給することを特徴とする請求項13、14、15、16又は17記載の増幅器。
  19. 前記増幅器は、1つのICに集積されることを特徴とする請求項13、14、15、16、17又は18記載の増幅器。
  20. 外部から入力された制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧回路からの該定電圧V1を電流に変換して定電流を生成して増幅回路のバイアス電流の供給を行う定電流源を有し、出力端子の電圧が所定の電圧になるように、入力端子と該出力端子に接続されたトランジスタの動作制御を行う増幅器を備えた、前記入力端子に入力された電圧を所定の電圧に変換して前記出力端子から出力する電源回路において、
    前記定電圧回路は、
    前記制御信号Scに応じて、入力電圧Vddを所定の定電圧V1に変換して出力する定電圧発生回路部と、
    前記定電圧V1を出力する該定電圧発生回路部の出力端に接続された第1コンデンサと、
    該第1コンデンサの充電を行う第2コンデンサと、
    前記制御信号Scに応じて該第2コンデンサの充放電制御を行うスイッチ回路部と、
    を備え、
    前記スイッチ回路部は、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第2コンデンサに前記入力電圧Vddを印加して第2コンデンサの充電を行うと共に第2コンデンサの第1コンデンサへの放電を遮断し、前記制御信号Scによって定電圧発生回路部が所定の定電圧V1の出力を開始する場合、第2コンデンサへの前記入力電圧Vddの印加を遮断すると共に第2コンデンサに充電された電荷を第1コンデンサに放電して第1コンデンサの充電を行うことを特徴とする電源回路。
  21. 前記定電圧発生回路部は、前記制御信号Scによって所定の定電圧V1の出力を停止する場合、第1コンデンサに充電された電荷を放電させることを特徴とする請求項20記載の電源回路。
  22. 前記スイッチ回路部は、
    前記制御信号Scに応じて第2コンデンサを入力電圧Vddで充電する第1スイッチ回路と、
    前記制御信号Scに応じて第1コンデンサを第2コンデンサの電圧で充電する第2スイッチ回路と、
    を備えることを特徴とする請求項20又は21記載の電源回路。
  23. 前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、定電圧発生回路部から出力された定電圧に重畳するノイズを除去するためのノイズ防止用コンデンサであることを特徴とする請求項20、21又は22記載の電源回路。
  24. 前記第1コンデンサ及び第2コンデンサは、前記第1コンデンサの静電容量C1と第2コンデンサの静電容量C2が、
    Vdd/V1=(C1+C2)/C2
    の関係を有することを特徴とする請求項20、21、22又は23記載の電源回路。
  25. 前記増幅回路は、差動対を有する差動増幅回路であり、前記定電流源は、該差動対にバイス電流を供給することを特徴とする請求項20、21、22、23又は24記載の電源回路。
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