JP2006039048A - 顕微鏡装置 - Google Patents

顕微鏡装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006039048A
JP2006039048A JP2004216093A JP2004216093A JP2006039048A JP 2006039048 A JP2006039048 A JP 2006039048A JP 2004216093 A JP2004216093 A JP 2004216093A JP 2004216093 A JP2004216093 A JP 2004216093A JP 2006039048 A JP2006039048 A JP 2006039048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
observation
sample
confocal
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004216093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4716686B2 (ja
Inventor
Naoki Hayashi
直樹 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2004216093A priority Critical patent/JP4716686B2/ja
Publication of JP2006039048A publication Critical patent/JP2006039048A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4716686B2 publication Critical patent/JP4716686B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】従来の共焦点顕微鏡において、高解像度の観察画像を取得する場合には、画像全体に亘って高解像度の画像取得を行うため、取得に時間を要していた。
【解決手段】本発明は、レーザビームを複数のレンズやミラーで構成される第1の光学系を通じて2次元に走査して被写体の観察領域へ照射し、その反射光から生成された高解像度の共焦点画像(共焦点データ)と、第1の光学系の一部を共有する第2の光学系を通して結像され、撮像素子により撮像した、共焦点画像よりも低解像度の被写体画像(画像データ)とを得て、低解像度の被写体画像内に高解像度の観察領域を嵌め込んだ観察画像を生成する顕微鏡装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体デバイスや工業系材料の表面・内部の形状観察・計測・検査・解析等に利用される顕微鏡装置に関する。
一般に、半導体デバイスや工業系材料の形状及び内部の観察・計測・検査・解析等に共焦点顕微鏡が利用されている。例えば、特許文献1には、図12に示すような構成から成る共焦点顕微鏡が提案されている。
この構成においては、レーザ光源1から照射されたレーザビーム2を、ビームスプリッタ3、ガルバノメータミラー4、瞳伝送レンズ5,6、ガルバノメータミラー7、瞳投影レンズ8、結像レンズ9及び対物レンズ10を介して試料11上に集光している。
この時、レーザビーム2は、ガルバノメータミラー4(X軸方向に走査)、ガルバノメータミラー7(Y軸方向に走査)により試料11上で2次元方向に走査される。また、試料11からの光(反射光)は、同じ経路を逆方向に伝搬され、ビームスプリッタ3で分岐される。
ビームスプリッタ3で分岐された試料11からの光は、集光レンズ13で集光され、対物レンズ10と共役な位置に配置されたピンホール部材14のピンホールを通過した光が共焦点画像データとして共焦点用検出器15で検出される。
なお、共焦点用検出器15は、試料11上に対物レンズ11の焦点が合っている場合、ピンホール部材14のピンホールを全て通過した光を検出することができるが、試料11に対物レンズ10の焦点が合っていない場合には、ピンホール部材14のピンホールを試料11からの光の大部分は通過できないので、光の大部分は共焦点用検出器15に検出されない。
共焦点用検出器15で検出された共焦点データは、共焦点画像を構築するための種々の演算処理を行なうコントローラ16へ送られる。コントローラ16で演算処理されて得られた共焦点画像をモニタ17に表示する。
また、特許文献2は、半導体デバイスの撮像に関して、基板の裏面側から撮像した画像と、基板からの発光を撮像した画像とを重畳加算することにより、基板内部に形成されている半導体デバイスの明瞭な画像を作成する技術が開示されている。
特開平9−133869号公報 特開2001−24040公報
前述した特許文献1において、1枚の画像データを取得するためには、画像範囲全域に対してレーザビームを走査させて、画像を取得している。また、試料内のある特定部分のみの情報を得る、例えば長さ計測、角度計測、微小な部位の数量計測、形状の詳細観察等を行なう場合、この特定部分以外は概況程度でよく、解像度もあまり要求されない。
しかし、特許文献1において、所望する解像度を望んだ場合は、その特定部分だけではなく、全体に亘ってレーザビームを走査させて画像データを取得することとなるため、画像データを取得するのに要する時間が長くなる。
また、特許文献2による撮像は、2回の異なる撮像により得られた画像を重畳加算している。このうちの1回は、共焦点顕微鏡による撮像であり、基板全体に亘ってレーザ走査する必要があるため、鮮明な共焦点画像を得ることはできるが時間を要していた。
そこで本発明は、所望する観察領域の高い解像度の画像を得ると共に、その観察領域以外も概略把握できる顕微鏡装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、試料に光を照射し該試料からの光に基づく観察画像を生成する顕微鏡装置であって、前記観察画像内で所望する観察領域を高い解像度にて画像を取得する第1の光学系と、前記観察画像内の領域を前記第1の画像生成部の解像度よりも低い解像度にて画像を取得する第2の光学系と、前記第2の光学系による前記観察画像内の領域に前記第1の光学系による高い解像度の画像を嵌め込む画像処理部と、を具備する顕微鏡装置を提供する。
また本発明は、試料に光を照射し該試料からの光に基づく観察画像を作成する顕微鏡装置であって、前記試料へ光を照射し、前記観察画像内に観察される前記試料に存在する部位を略位置及び略大きさが直視可能な解像度の被写体画像を生成するための光学系及び撮像装置からなる被写体画像生成部と、前記被写体画像生成部により生成された被写体画像内で所望する観察領域を指定し、その指定された前記観察領域内にレーザビームを走査照射して高い解像度の共焦点画像を得る共焦点レーザ顕微鏡からなる共焦点画像生成部と、
前記被写体画像生成部による前記被写体画像内で指定した観察領域に前記共焦点画像生成部による共焦点画像を嵌め込む画像処理部と、を具備する顕微鏡装置を提供する。
以上のような構成の顕微鏡装置は、顕微鏡の観察視野に見える試料をカメラで撮像して低解像度の被写体画像を取得し、さらに観察視野内の所望する観察領域を高解像度の共焦点画像を取得して、被写体画像内で観察領域に相当する領域に共焦点画像を嵌め込み、観察画像を作成する。
本発明によれば、所望する観察領域の高い解像度の画像を得ると共に、その観察領域以外も概略把握できる顕微鏡装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る顕微鏡装置の構成図である。
本実施形態は、レーザビームを複数のレンズやミラーで構成される第1の光学系(共焦点顕微鏡光学系)を通じて2次元に走査して試料(被写体)へ照射し、その試料からの光、例えば反射光から生成された高い解像度の共焦点画像(共焦点画像データ)と、第1の光学系の一部を共有する第2の光学系(顕微鏡光学系)を通してCCD等の撮像素子により撮像した、共焦点画像よりも低い解像度の被写体画像(画像データ)と、を得る顕微鏡装置である。
即ち、本顕微鏡装置は、第2の光学系により取得された解像度があまり高くない(低い解像度)の被写体画像内に対して観察領域が指定されると、指定された観察領域に対応する高い解像度の共焦点画像が第1の光学系により取得され、結果、被写体画像内に指定された観察領域に共焦点画像を嵌め込んだ合成画像(観察画像)を生成するものである。
以下に、本実施形態について詳細に説明を行なう。
始めに、共焦点画像を得るための第1の光学系の構成をレーザビームの光路に沿って説明する。
第1の光学系は、レーザビーム2を照射するレーザ光源1と、レーザビーム2の照射を遮光するシャッタ23と、レーザビーム2を入射方向に応じて透過若しくは反射させるビームスプリッタ3と、レーザビーム2を所定方向(X軸方向)に走査するように反射するガルバノメータミラー4と、瞳伝送レンズ5,6と、前記所定方向と直交する方向(Y軸方向)にレーザビーム2を走査するように反射して、レーザビーム2を2次元的に走査(以下、2次元走査ビームと称する)させるガルバノメータミラー7と、瞳投影レンズ8と、結像レンズ9と、ビームスプリッタ18及び対物レンズ10と、を具備して構成される。
この2次元走査ビームは、レーザスポットとして集光され、試料11上で2次元方向に走査される。次に、試料11からの光(反射光)は、対物レンズ10からビームスプリッタ3までの同じ光路を逆方向に伝搬される。試料11からの光(反射光)は、ビームスプリッタ3で分岐され、集光レンズ13でピンホール部材14の共焦点絞りとしてのピンホールに集光される。ピンホールを通過した試料11からの光(反射光)は、共焦点用検出器15により共焦点画像(共焦点データ)が検出される。
共焦点用検出器15は、共焦点用検出器15で検出された共焦点画像への種々の処理や後述する被写体画像と共焦点画像の画像合成(嵌め込み)処理を行なう画像処理部16aを備えたコントローラ16に接続される。
コントローラ16には、画像処理部16aで処理された共焦点画像を表示するモニタ17と、そのモニタ17上に表示された画像に指示を与える操作パネル又はキーボード(マウス)などからなる外部入力部26とが接続される。また、コントローラ16は、ガルバノメータミラー4,7、及びシャッタ23,24を制御する制御部16bも有しているものとする。尚、瞳伝送レンズ5,6及び瞳投影レンズ8は周知なものを用いているものとする。
また、共焦点用検出器15は、フォトダイオード若しくはフォトマルチプライヤー等の0次元の光を検出できる部材を用いる。
前述した被写体画像を得るための第2の光学系の構成についても同様にレーザビームの光路に沿って説明する。
第2の光学系は、可視光からなる照明光を照射する光源22と、照明光を遮光するシャッタ24と、入射方向に応じて透過又は反射するビームスプリッタ21と、上記ビームスプリッタ18及び上記対物レンズ10と、試料11で反射してビームスプリッタ18により分岐されて導入され、ビームスプリッタ21を通過した反射光(被写体光像)を結像する結像レンズ19と、を具備して構成され、さらに、CCD等の撮像素子を搭載するカメラ20が設けられ、被写体光像を光電変換して被写体画像(画像データ)を生成する。このような構成の光源22としては、例えば水銀ランプやハロゲンランプ等が用いられるが、これらに限定されるものではない。
このように構成された本発明の顕微鏡装置による撮像を説明する。
まず、第2の光学系による試料11の解像度の低い被写体画像を撮像する。
光源22を駆動し、コントローラ16の制御部16bによりシャッタ24を開状態とし、シャッタ23を閉状態とする。
この光源22からの照明光は、シャッタ24を通過して、ビームスプリッタ21へ入射させる。ビームスプリッタ21で反射された照明光は、ビームスプリッタ18へ反射される。さらに、この照明光は、ビームスプリッタ18でも反射されて、第1の光学系の光路に入射する。
第1の光学系において、対物レンズ10で集光されて試料11を照明する。試料11からの光、ここでは反射光は、入射したときの光路を逆方向(試料11→対物レンズ10→ビームスプリッタ18→ビームスプリッタ21)に戻り、さらに、ビームスプリッタ21を透過して結像レンズ19により結像され、カメラ20で撮像される。
この撮像により図2に示すような解像度の低い試料11の被写体画像(低い解像度画像)31が得られると、被写体画像は、コントローラ16内の図示しないメモリに記憶されると共に、モニタ17に表示される。
図2では、試料11上に複数のパターンが交差するように形成された例を示している。 但し、図2に示す被写体画像31の解像度は、これらのパターンが各ラインとして判別することは難しいが、画面内のどの位置に存在しているかを判別可能な解像度であるものとする。
ユーザは、この被写体画像31内で詳細な表示により観察したい領域を操作パネル又はキーボード(マウス)などの外部入力部26を用いて被写体画像31を見ながら、例えば、図2の点線で囲んだ観察領域の共焦点画像(共焦点データ)32の取り込みを指示する。
次に、ユーザは、第2の光学系から第1の光学系に切り替える指示をコントローラ16の制御部16bに与え、シャッタ23を開状態とし、シャッタ24を閉状態とした後、光源22を停止させ、レーザ光源1を駆動させる。
これらは、共焦点顕微鏡光学系による共焦点画像の取得を指示した際に、自動的に切り替わるように構成してもよい。レーザ光源1から出射されたレーザビーム2は、シャッタ23及びビームスプリッタ3を通過し、ガルバノメータミラー4に入射する。ガルバノメータミラー4は、反射面が回動され、ここに入射したレーザビーム2は、X軸方向に走査される1次元走査ビームとなる。
この1次元走査ビームは、瞳伝送レンズ5,6を通過させた後、反射面を回動するガルバノメータミラー7に入射されて偏向され、さらにY軸方向に走査されて2次元走査ビーム(レーザビーム2)となる。
ガルバノメータミラー4,7は、コントローラ16の制御部16bで回動の振れ角を駆動周波数により制御できるように構成されており、例えばモニタ17上で指定された観察領域を座標データとして用い、その観察領域内をレーザビーム2で走査させるようにすればよい。
また、ガルバノメータミラー4,7の回動部分に移動可能なメカニカルなストッパを設けて回動幅を規制するようにしてもよい。尚、指定された観察領域のみに2次元走査ビーム(レーザビーム2)を照射しなければならないのではなく、その観察領域を含む領域に2次元走査ビーム(レーザビーム2)を照射して、画像化する際にその観察領域のみを画像化してもよい。
また、観察する試料11によっては、試料11全体に2次元走査ビーム(レーザビーム2)を照射して、所望する観察領域のみを画像化する場合もある。
この2次元走査ビーム(レーザビーム2)は、瞳投影レンズ8、結像レンズ9、ビームスプリッタ18を介して対物レンズ10によりレーザスポットとして集光し、このレーザスポットで試料11の指定された観察領域上をX−Yの2次元方向に走査させる。
尚、本実施形態の図1において、ガルバノメータミラー4,7は、同一方向にレーザビーム2を偏向するかの如く示してあるが、実際は、試料11上をX軸―Y軸の直交する方向に走査し得るようになっているものとする。この試料11で反射された光、ここでは検出ビーム12は、入射した時とは逆方向に同じ光路を通り、ビームスプリッタ3まで戻る。
ビームスプリッタ3で分岐(反射)された検出ビーム12は、集光レンズ13により点状に集光され、この集光位置に配置されたピンホール部材14のピンホールを通過して共焦点用検出器15へ入射され、この共焦点用検出器15により高い解像度の共焦点画像32(共焦点データ)が生成される。
このように取得された共焦点画像32は、コントローラ16の画像処理部16aに伝送され、既にコントローラ16の不図示のメモリに記憶されている低い解像度の被写体画像31の観察領域に画像合成処理される(嵌め込まれる)。
例えば、図2に示すように、始めにカメラ20で撮像して取り込んだ被写体画像31に対して操作パネル又はキーボード(マウス)などの外部入力部26を用いて指定し、指定された観察領域(点線)内に共焦点画像(共焦点データ)32を嵌め込み、合成画像(観察画像)を作成する。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、顕微鏡の観察視野に見える試料11をカメラ20により短時間で低い解像度である被写体画像を撮像し、その被写体画像内で所望する観察領域を指定する。
高い解像度の画像として取得するその観察領域は、試料11全体から見ると狭いため、従来の画像全体を走査して取得するものに対して、短時間の走査時間で所望する画像を取得することができる。尚、試料11を全体的に低い解像度で表示すると共に、所望する観察領域を高い解像度で表示するようにしたので、所望する領域は高い解像度の観察を行なうことができる。
尚、本実施形態では、低い解像度の被写体画像として撮影した後、高い解像度の共焦点画像を取得する順番で説明しているが、これに限定されるものではなく、試料によっては、先に共焦点画像から取り込むようにしてもよい。
次に、前述した第1の実施形態の変形例について説明する。
図3に示す変形例は、図1に示した第1の実施形態の構成に、試料11と対物レンズ10とを相対的に移動させる移動ステージ機構41や対物レンズ移動機構42を設けた構成である。
これらのうち、移動ステージ43は、精密モータ等を用いたステージ駆動部44により光軸方向(Z軸方向)に高精度に試料11を移動可能であり、且つその相対位置を検出する機能も有している。
また、対物レンズ移動機構42は、対物レンズ取り付け台45及び精密モータ等を用いた取り付け台駆動部46で構成され、対物レンズ10を光軸方向(Z軸方向)に高精度に移動可能であり、且つその相対位置を検出する機能も有している。相対位置の検出は、光学的に距離を測定するセンサを用いたり、スケール等を配置して、実測による測定を行なってもよい。
この機構において、光軸方向(Z軸方向)に移動可能な対物レンズ10又は試料11を、光軸方向(試料の深さ方向)に移動しながら画像を順次取得すると、図4に示す概略図のように試料11を横方向(X−Y面)にスライスしたかの如く深さ方向に内部の画像(51a,51b,51c)を取得することができる。ここでは、3枚の画像を例としているが、これに限定されるものではなく、1枚又は複数枚でもよい。
図4に示す例では、光軸方向で深さ(高さ)が異なる3つの位置で試料11の画像を取得したイメージを示している。
これらの3つの画像51a,51b,51cのうち、図5(a)は一番浅い深さ位置(例えば、表面)で取得した1枚目の画像51aを示し、図5(b)はさらに深い位置で取得した2枚目の画像51bを示し、図5(c)は、一番深い位置で取得した3枚目の画像51cをそれぞれ示している。
また、図6はカメラ20で取得した被写体画像52を示している。
これらの画像51a,51b,51cは、それぞれ同じ位置に前述した共焦点画像53a,53b,53cを含んでいる。これらの共焦点画像53a,53b,53cは、光軸方向に対して焦点深度が浅いため、焦点位置以外の検出ビーム12は、共焦点用検出器15には届かず、画像として検出されることはない。
これらの画像51a,51b,51cと画像52の4枚を重ね合わせると、図7に示すような合成画像(観察画像)54を得ることができる。この合成画像(観察画像)54は、パソコン等を用いてソフトウェア処理することで、深さ方向、即ち3次元的な立体画像として試料を見ることができ、さらに断面観察や観察する位置を移動(観察する角度を変更可能)させることもできる。例えば、正面から見たり、断面構造を見たりすることもできる。
この変形例によれば、試料を3次元に観察でき、また重ね合わせによる合成画像(観察画像)を作成する場合、重ね合わせる画像が多くなるほど、従来の全面を走査した画像に対して、1枚当りの画像を取得する時間が短いため、画像取得時間が飛躍的に短縮化される。
次に図8は、第2の実施形態に係る顕微鏡装置の構成図を示している。
本実施形態の構成部位について、前述した第1の実施形態と同等の部位には同じ参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第2の実施形態では、出射されるレーザビーム62の波長域が赤外線領域のレーザ光源61と、光源22とシャッタ24との間に可視光と赤外光の切り換え機能を有する波長域選択フィルタ25とが配設されている。
試料11が例えば、半導体デバイス等であった場合、チップ表面はシリコン膜で覆われているため可視光では内部を見ることは不可能である。しかし赤外光であれば、シリコンを透過する特性を有しているため、この赤外光を光源としたり、赤外線領域のレーザ光源61とすることでシリコンに覆われた内部を観察することが可能となる。
このような構成によれば、試料11が半導体デバイスであった場合、第1の光学系により2次元に走査された赤外光レーザビームで半導体デバイス内部の共焦点画像を取得し、第2の光学系により波長域選択フィルタ25で可視光が選択され、試料11に可視光を照射させて半導体デバイスの表面の画像を取得することができる。
これら2つの画像を重ね合わせれば、半導体デバイスの表面と内部の形状が観察できる合成画像(観察画像)を高速で取得することができる。または、第1の光学系により2次元に走査された赤外光レーザビームにより半導体デバイス内部の共焦点画像を取得し、第2の光学系による波長域選択フィルタ25で赤外光を選択することで、試料11には赤外光が照射されるため、シリコン内部の画像を取得することができる。
これら2つの画像を重ね合わせることで、半導体デバイス内部の合成画像(観察画像)も高速で取得することができる。
次に、第2の実施形態における変形例について説明する。
前述した第2の実施形態で説明した赤外光レーザビームにより共焦点画像データを取得する時には、その赤外光レーザビームは目に見えないため、試料11上のどの部分を走査しているかは確認できない。
そこで、この変形例では、赤外光レーザビームの光軸と同軸となるように補助的な可視光レーザビームを照射する光源を設ける。この可視光レーザビームを照射することにより、赤外光レーザビームの走査位置を確認可能になる。
従って、共焦点顕微鏡の製造工程で赤外光レーザビームの照射位置を調整するに当たって、赤外光を可視化する治具、例えばIRスコープ、IRカード等を用いなくても、ユーザの目視による製造・光学調整が可能となる。
次に図9及び図10は、第3の実施形態に係る顕微鏡装置の技術思想を説明するための参照図及びブロック図を示している。
本実施形態は、図9(a)に示すように、詳細に見たい観察画像71の画像領域72が1枚の観察可能範囲を超えている場合で、その他が例えば、図9(b)に示すような画像領域であった場合には、図9(c)に示すように、それらの画像を貼り合わせて1枚の合成画像(観察画像)を作成しようとしたものである。
この合成画像(観察画像)を作成するために本実施形態では、前述した第1,2の実施形態の顕微鏡装置に加えて移動ステージ機構71及び画像合成処理部74を備えている。この移動ステージ機構71は、図10に示すように、試料11を載せるステージ72と、ギヤとモータ等が組み合わされ、ステージ72をXYZ軸方向の3次元方向に移動させるステージ駆動部73と、で構成される。
また、画像合成処理部74は、ステージ72の位置情報をXY座標データとして検出する位置検出部75と、各観察画像毎に検出されたXY座標データを記憶して、これらの観察画像を継ぎ目なく合成する(連結する)コンピュータ等からなる画像合成部76と、で構成されている。
この実施形態は、図9(a)に示すように、共焦点画像72aを含む左半分の被写体画像71aを取得した後、移動ステージ機構によりステージ72を移動させて、試料11の位置を1画像分、横方向に移動し同様にして、図9(b)に示す共焦点画像72bを含む右半分の被写体画像71bを取得する。
これらの被写体画像71a,71bを画像合成(貼り合わせ)し、図9(c)に示すような画像を作成することにより、試料11の全体且つ詳細を画像を切り換えることなく高速に表示することができる。尚、左半分の被写体画像71aの右側半分に一部重なりを持つように右半分の被写体画像71bを取得することにより、被写体画像71aと被写体画像71bを貼り合わせる際に継ぎ目がスムーズに連結するようにしてもよい。
また、本実施形態では、2枚の画像を1枚に画像合成する際について説明したが、これに限定されるものではなく、3枚でも4枚、それ以上でも同様な作用、効果を得ることができる。
次に図11は、第4の実施形態に係る顕微鏡装置の構成図を示している。
本実施形態の構成部位について、前述した第1の実施形態と同等の部位には同じ参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態は、低い解像度の被写体画像をカメラではなく、共焦点用検出器15と同じ検出器83を用いた構成である。
本実施形態における第2の光学系は、図11に示すように試料11からの光(第4の実施形態では、以下、検出ビームと称する。)12が通過するビームスプリッタ3と集光レンズ13との間に設けられたビームスプリッタ81と、ビームスプリッタ81で分岐された検出ビーム12を集光する集光レンズ82と、で構成される。
この集光レンズで集光された検出ビーム12は、共焦点用検出器15と同じ検出器83に入射される。特に、検出器83は、共焦点用検出器15のようにピンホール部材14を前方に配置せずに検出ビーム12を取り込むため、焦点が合っていない非共焦点の情報を取り込むことができる。即ち、焦点深度が深い画像を得ることができ、観察対象物が試料表面より深い位置にあるような場合にも好適する。
尚、このような検出器83で画像を得る場合の2次元走査ビームは、共焦点画像を取得する際の2次元走査ビームに比べて、あたかも間引きしたかのように走査間隔をある程度広くすることが好ましい。即ち、上述した実施形態のカメラ20で撮像したと同等の解像度の被写体画像(非共焦点画像)が得られればよい。
従って、第4の実施形態によれば検出器83により得られた低い解像度の被写体画像(非共焦点画像)を参照して、観察領域を指定して、共焦点用検出器15による高い解像度の共焦点画像を取得する。
この被写体画像(非共焦点画像)に共焦点画像を合成することにより、所望する箇所が高い解像度になっている合成画像(観察画像)を得ることができる。
さらに本実施形態は、試料全体の被写体画像(非共焦点画像)を得るために、共焦点用検出器と同じタイプの検出器を用いているため、カメラによる撮像に必要であった光源やシャッタが不要となり、構成がさらに簡素化される。なお、上述した実施形態では、被写体画像として非共焦点画像を例に説明したが、これに限られるものではなく、間引き走査した共焦点画像であっても良い。
なお、上述した実施形態では、半導体デバイスや工業系材料の表面・内部の形状観察・計測・検査・解析等といった工業系の観察に利用されることを主に説明してきたため、試料からの光も反射光を例にした説明に偏ってしまったが、観察対象は工業系に限られるものではなく、例えば試料からの蛍光等を検出するように構成すれば生物系であっても同様の光学系を用いることができる。
本発明による顕微鏡装置の第1の実施形態に係る共焦点顕微鏡の光学系統による構成図を示す図である。 第1の実施形態による低解像度画像内に高解像度の共焦点画像からなる観察領域が設けられた観察画像の例を示す図である。 第1の実施形態の変形例の構成を示す図である。 第1の実施形態の変形例により得られる合成観察画像について説明するための図である。 第1の実施形態の変形例により得られる各観察画像について説明するための図である。 第1の実施形態の変形例における低解像度画像を示す図である。 第1の実施形態の変形例における合成された観察画像を示す図である。 本発明による顕微鏡装置の第2の実施形態に係る共焦点顕微鏡の光学系統による構成図を示す図である。 第3の実施形態の変形例により得られる合成観察画像について説明するための図である。 本発明による顕微鏡装置の第3の実施形態に係る共焦点顕微鏡の光学系統による構成図を示す図である。 本発明による顕微鏡装置の第4の実施形態に係る共焦点顕微鏡の光学系統による構成図を示す図である。 従来の共焦点光学顕微鏡の構成例を示す図である。
符号の説明
1…レーザ光源、2…レーザビーム、3,18,21…ビームスプリッタ、4,7…ガルバノメータミラー、5,6…瞳伝送レンズ、8…瞳投影レンズ、9…結像レンズ、10…対物レンズ、11…試料、12…反射ビーム、13…集光レンズ、14…ピンホール部材、15…共焦点画像用検出器、16…コントローラ、16a…画像処理部、16b…制御部、17…モニタ、19…撮影レンズ、20…カメラ、22…光源、23,24…シャッタ、25…波長域選択フィルタ、26…外部入力部。

Claims (5)

  1. 試料に光を照射し該試料からの光に基づく観察画像を生成する顕微鏡装置であって、
    前記観察画像内で所望する観察領域を高い解像度にて画像を取得する第1の光学系と、
    前記観察画像内の領域を前記第1の画像生成部の解像度よりも低い解像度にて画像を取得する第2の光学系と、
    前記第2の光学系による前記観察画像内の領域に前記第1の光学系による高い解像度の画像を嵌め込む画像処理部と、
    を具備することを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 前記顕微鏡装置において、
    対物レンズと前記試料を載置するステージとを光軸方向で相対的に移動可能なZ移動機構と、
    前記対物レンズ又は前記ステージの位置をZ座標データとして検出するZ位置検出部と、
    前記Z位置検出部により検出されたZ座標データに基づき、複数の観察画像を重ね合わせた3次元の合成画像を生成する3次元画像合成部と、
    を備え、
    前記対物レンズ又は前記ステージを光軸方向で移動させつつ、
    前記Z座標データに基づき連続的に作成された観察画像同士を重ね合わせて1つの観察画像を作成することを特徴とする請求項1記載の顕微鏡装置。
  3. 前記顕微鏡装置において、
    前記試料を載置し、光軸と直交するXY方向に移動可能なXY移動ステージと、
    前記XY移動ステージの位置をXY座標データとして検出するXY位置検出部と、
    前記XY位置検出部により検出されたXY座標データに基づき、複数の観察画像を2次元的に連結合成する2次元画像合成処理部と、
    を備え、
    前記XY座標データに基づき連続的に作成された観察画像同士を連結して1つの観察画像を作成することを特徴とする請求項1又は2記載の顕微鏡装置。
  4. 試料に光を照射し該試料からの光に基づく観察画像を作成する顕微鏡装置であって、
    前記試料へ光を照射し、前記観察画像内に観察される前記試料に存在する部位を略位置及び略大きさが直視可能な解像度の被写体画像を生成するための光学系及び撮像装置からなる被写体画像生成部と、
    前記被写体画像生成部により生成された被写体画像内で所望する観察領域を指定し、その指定された前記観察領域内にレーザビームを走査照射して高い解像度の共焦点画像を得る共焦点レーザ顕微鏡からなる共焦点画像生成部と、
    前記被写体画像生成部による前記被写体画像内で指定した観察領域に前記共焦点画像生成部による共焦点画像を嵌め込む画像処理部と、
    を具備することを特徴とする顕微鏡装置。
  5. 前記顕微鏡装置において、
    前記共焦点レーザ顕微鏡に設けられ、前記試料に赤外領域のレーザビームを照射するレーザ光源と、
    前記被写体画像生成部に設けられた前記試料に光を照射する光源の前方の光路上に設けられた該光の通過する波長域を可視光域と赤外光域とのいずれかを選択する波長域選択フィルタと、
    対物レンズと前記試料を載置するステージとを、光軸方向で相対的に移動可能なZ移動機構と、
    をさらに具備し、
    前記試料の表面の観察画像に加えて、該試料の深さ方向に少なくとも1つ以上の内部観察画像を作成することを特徴とする請求項4記載の顕微鏡装置。
JP2004216093A 2004-07-23 2004-07-23 顕微鏡装置 Active JP4716686B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004216093A JP4716686B2 (ja) 2004-07-23 2004-07-23 顕微鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004216093A JP4716686B2 (ja) 2004-07-23 2004-07-23 顕微鏡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006039048A true JP2006039048A (ja) 2006-02-09
JP4716686B2 JP4716686B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=35904127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004216093A Active JP4716686B2 (ja) 2004-07-23 2004-07-23 顕微鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4716686B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008005402A2 (en) 2006-06-30 2008-01-10 The General Hospital Corporation Device and method for wide- field and high resolution imaging of tissue
JP2009528577A (ja) * 2006-03-01 2009-08-06 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ マルチモード撮像のシステム及び方法
JP2009175661A (ja) * 2007-12-26 2009-08-06 Olympus Corp 生体観察装置
WO2010140609A1 (ja) * 2009-06-02 2010-12-09 株式会社ニコン 画像処理装置、プログラム、および、顕微鏡
JP2010286565A (ja) * 2009-06-09 2010-12-24 Olympus Corp 蛍光観察装置
JP2012118126A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Olympus Corp 観察装置および観察方法
US8791427B2 (en) 2007-12-26 2014-07-29 Olympus Corporation Biological-specimen observation apparatus
JP2015127815A (ja) * 2015-01-20 2015-07-09 株式会社キーエンス 共焦点顕微鏡システム、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2022514666A (ja) * 2018-12-21 2022-02-14 ライカ マイクロシステムズ シーエムエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 顕微鏡
US11372222B2 (en) 2018-12-25 2022-06-28 Lasertec Corporation Confocal microscope and method for taking image using the same

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61132917A (ja) * 1984-11-30 1986-06-20 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 顕微鏡装置
JPH06259533A (ja) * 1993-03-05 1994-09-16 Olympus Optical Co Ltd 光学像再構成装置
JPH0997332A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Shimadzu Corp 顕微鏡の画像処理方法
JPH09133869A (ja) * 1995-11-08 1997-05-20 Olympus Optical Co Ltd 共焦点走査型光学顕微鏡
JPH09281405A (ja) * 1996-04-17 1997-10-31 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡システム
JP2001024040A (ja) * 1999-07-07 2001-01-26 Hamamatsu Photonics Kk 半導体デバイス検査装置
JP2002214532A (ja) * 2001-01-22 2002-07-31 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡
JP2003084203A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Nikon Corp 顕微鏡装置
JP2003116874A (ja) * 2001-10-10 2003-04-22 Olympus Optical Co Ltd 手術用顕微鏡装置
JP2003344779A (ja) * 2002-05-29 2003-12-03 Olympus Optical Co Ltd 画像表示装置
JP2004191959A (ja) * 2002-11-29 2004-07-08 Olympus Corp 顕微鏡画像撮影装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61132917A (ja) * 1984-11-30 1986-06-20 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 顕微鏡装置
JPH06259533A (ja) * 1993-03-05 1994-09-16 Olympus Optical Co Ltd 光学像再構成装置
JPH0997332A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Shimadzu Corp 顕微鏡の画像処理方法
JPH09133869A (ja) * 1995-11-08 1997-05-20 Olympus Optical Co Ltd 共焦点走査型光学顕微鏡
JPH09281405A (ja) * 1996-04-17 1997-10-31 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡システム
JP2001024040A (ja) * 1999-07-07 2001-01-26 Hamamatsu Photonics Kk 半導体デバイス検査装置
JP2002214532A (ja) * 2001-01-22 2002-07-31 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡
JP2003084203A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Nikon Corp 顕微鏡装置
JP2003116874A (ja) * 2001-10-10 2003-04-22 Olympus Optical Co Ltd 手術用顕微鏡装置
JP2003344779A (ja) * 2002-05-29 2003-12-03 Olympus Optical Co Ltd 画像表示装置
JP2004191959A (ja) * 2002-11-29 2004-07-08 Olympus Corp 顕微鏡画像撮影装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009528577A (ja) * 2006-03-01 2009-08-06 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ マルチモード撮像のシステム及び方法
US8045263B2 (en) 2006-06-30 2011-10-25 The General Hospital Corporation Device and method for wide-field and high resolution imaging of tissue
EP2041613A2 (en) * 2006-06-30 2009-04-01 The General Hospital Corporation Device and method for wide- field and high resolution imaging of tissue
EP2041613A4 (en) * 2006-06-30 2010-04-07 Gen Hospital Corp DEVICE AND METHOD FOR HIGH-RESOLUTION FIELD TISSUE IMAGING
WO2008005402A2 (en) 2006-06-30 2008-01-10 The General Hospital Corporation Device and method for wide- field and high resolution imaging of tissue
JP2009175661A (ja) * 2007-12-26 2009-08-06 Olympus Corp 生体観察装置
US8791427B2 (en) 2007-12-26 2014-07-29 Olympus Corporation Biological-specimen observation apparatus
JP5447516B2 (ja) * 2009-06-02 2014-03-19 株式会社ニコン 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および、顕微鏡
WO2010140609A1 (ja) * 2009-06-02 2010-12-09 株式会社ニコン 画像処理装置、プログラム、および、顕微鏡
US9030546B2 (en) 2009-06-02 2015-05-12 Nikon Corporation Image processor, image processing method, program and microscope
JP2010286565A (ja) * 2009-06-09 2010-12-24 Olympus Corp 蛍光観察装置
JP2012118126A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Olympus Corp 観察装置および観察方法
JP2015127815A (ja) * 2015-01-20 2015-07-09 株式会社キーエンス 共焦点顕微鏡システム、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2022514666A (ja) * 2018-12-21 2022-02-14 ライカ マイクロシステムズ シーエムエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 顕微鏡
US11372222B2 (en) 2018-12-25 2022-06-28 Lasertec Corporation Confocal microscope and method for taking image using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4716686B2 (ja) 2011-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3917731B2 (ja) レーザ走査顕微鏡
JP5221614B2 (ja) 3次元共焦点観察用装置及び観察焦点面変位・補正ユニット
CN107526156B (zh) 光片显微镜以及用于运行光片显微镜的方法
JP4716686B2 (ja) 顕微鏡装置
JP5311195B2 (ja) 顕微鏡装置
KR20020084786A (ko) 선형 선 스캐닝을 이용하는 공초점 영상 형성 장치 및 방법
JP2006023476A (ja) 共焦点走査型顕微鏡
JP2006266823A (ja) 微小高さ測定方法及びそれに用いる微小高さ測定装置並びに変位ユニット
JP2009036970A (ja) カバーガラス、スライドガラス、プレパラート、観察方法、及び顕微鏡装置
WO2006123641A1 (ja) 走査型観察装置
JP2010080144A (ja) 複合型顕微鏡装置及び試料観察方法
JP5166770B2 (ja) 3次元形状観察装置
JP4725967B2 (ja) 微小高さ測定装置及び変位計ユニット
JP2008051576A (ja) 形状測定装置および形状測定方法
CN103299231A (zh) 光扫描系统
EP1806575B1 (en) Examination apparatus
JP2021179608A (ja) レーザー走査顕微鏡、レーザー走査顕微鏡システム及びレーザーアブレーションシステム
EP1684107B1 (en) Examination method and examination-assisting tool
JPH1068901A (ja) 2次元スキャナ装置
JP2006337701A (ja) 走査型共焦点レーザ顕微鏡
JP2006039360A (ja) 生体観察装置
JP2005010516A (ja) 顕微鏡
JP3125124U (ja) 赤外顕微鏡
JP4409390B2 (ja) 光走査型共焦点観察装置
JP2008197283A (ja) スリット走査共焦点顕微鏡、及び画像取得方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110322

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110329

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250