JP2006035489A - 合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置 - Google Patents

合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置 Download PDF

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Abstract

【課題】加熱シリンダのケーシング内で発生するガスを吸引排気するに際し、樹脂原料の供給によって発生する塵埃の影響をなくし、フィルターの目詰まりやレベルセンサーの検知精度の低下を解消する。
【解決手段】ダンパー装置を有する原料貯留手段300と、原料貯留手段300からの原料を受けて原料投入口70に供給する原料投入用筒部を有する自動供給装置4と、原料投入用筒部内を吸引減圧する空気吸引源8と、自動供給装置4の作動を制御するとともに、空気吸引源8の作動を制御する制御手段を備えたものにおいて、自動供給装置4は制御手段により、合成樹脂成形機の射出工程終了後、計量工程開始に連動して作動開始し、計量工程終了に連動して作動停止するように制御され、空気吸引源8は計量工程終了に連動して作動開始し、次の樹脂原料の供給が開始される前に作動停止するようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、合成樹脂成形機に樹脂原料を供給する装置、さらに詳細には、スクリューとケーシングから成る加熱シリンダで樹脂原料を加熱・搬送中に発生する水蒸気やガスを適切なタイミングで吸引除去させ、成形機による合成樹脂成形品に銀条や空洞等を発生させない供給装置及び成形機の吸引方法に関する。
スクリューとケーシングから成る加熱シリンダにより樹脂原料を搬送・加熱溶融させながら、合成樹脂成形機(押出成形機、射出成形機)に溶融樹脂を注入させて、合成樹脂成形品を生産するに際し、樹脂の溶融領域である加熱シリンダのケーシング内では、樹脂原料に付着する水分による水蒸気、或いは樹脂成分(モノマー、オリゴマー或いは溶剤)による分解ガスや揮発ガスが発生する。
このような水蒸気やガスは、射出成形に至るまでに十分に除去されていないと、成形機で生産される合成樹脂成形品に銀条や空洞等が発生し、製品不良の原因となる。
特許文献1は、このような製品不良を生じさせないための合成樹脂成形機用のガスや水分等の除去装置を開示するものである。本特許文献1においては、成形機を構成する加熱シリンダの樹脂原料投入口(材料供給口)に、内筒部(材料導入管)と、これを取り囲む外筒部(筒状下部体)とを設け、内筒部から加熱シリンダに樹脂原料を投入しながら、外筒部に接続された吸引空気源により上記原料投入口を経て加熱シリンダ内を吸引排気するものである。
特許文献1は、さらに未乾燥樹脂ペレットを射出成形機のシリンダ内に供給して最初の射出を行い、最初の射出から所定時問経過後に射出された樹脂パージの品質を検査して得られた単位ショット当たりの最適な堆積量でもつて射出を行って射出成形を行うものであり、従って材料供給筒部に位置センサーを設け、材料供給量を最適に制御する方法を開示している。
W099/33630号公報
上記特許文献1に開示されたガスや水蒸気等(以下・ガスと言う)の除去装置は、スクリユーフイーダで樹脂原料を成形機に向け搬送させながら加熱溶融させる際に、そのケーシング内で発生するガスを・吸引空気源により逐次排出させんとするものであるが、なお以下のような解決すべき課題があった。
すなわち、樹脂原料を供給しつつケーシング内から空気吸引を行うものであったため、加熱シリンダ内で発生するガスの排気が行われると同時に樹脂原料の供給によって発生した微粉もまた吸引排出される。
このときシリンダ内及び材料供給筒部内は低圧になっているため、シリンダ後端部のメカニカルシールが完全でない場合は特に多量の樹脂原料の微粉が舞い上がることとなり、排出部のフィルターに目詰まりを起こすものであった。
また、材料供給筒部に設けられた位置センサーの種類によっては舞い上がった微粉のためにペレットの検出精度が低下し、最適な堆積量に制御することが困難となるものであった。
本発明はこのような課題にかんがみ提案されたものであり、合成樹脂成形機の計量工程が完了した時から次の樹脂原料が供給されるまでの間、すなわち原料投入口に原料が堆積していない時のみ空気吸引手段を作動させることにより、原料投入口、及び原料投入筒に微粉を舞い上がらせることなく、加熱シリンダのケーシング内で発生するガスを排気させることができ、フィルターの目詰まりを少なくするとともにレベルセンサの検出精度を低下させない合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置を提供することを目的とするものである。
また、原料投入口、及び原料投入筒内部の状態を簡単な手段により目視できるようにすることを第2の目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置は、スクリューとケーシングとよりなる合成樹脂成形機の加熱シリンダの原料投入口に設置される樹脂原料の供給装置であって、次の構成となっている。
すなわち、ダンパー装置を有する原料貯留手段と、前記原料貯留手段からの原料を受けて前記原料投入口に供給する原料投入用筒部を有する自動供給装置と、前記原料投入用筒部内を吸引減圧する空気吸引源と、前記原料投入口に供給される樹脂原料が満杯とならず飢餓供給となるように前記自動供給装置の作動を制御するとともに、前記空気吸引源の作動を制御する制御手段を備えたものにおいて、前記自動供給装置は前記制御手段により、前記合成樹脂成形機の射出工程終了後、計量工程開始に連動して作動開始し、計量工程終了に連動して作動停止するように制御され、前記空気吸引源は計量工程終了に連動して作動開始し、次の樹脂原料の供給が開始される前に作動停止するように制御されることを特徴とする合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置である。
これにより、計量工程完了時までに発生したガスは射出工程の前に吸引排出されるとともに空気吸引手段の作動時には原料投入口内には樹脂原料が堆積していないため、微粉によるフィルターの目詰まりや前記自動供給装置の作動を制御する制御手段に対する影響を排除することが可能となる。
請求項2では、原料貯留手段は少なくともダンパーによって区画されたチャージタンクと原料貯留部の2部分からなり、両者を開閉弁を介して均圧管で連通するとともに、前記ダンパーを開けて一方から他方へ樹脂原料を供給するときには予め前記開閉弁を開け、前記2部分を均圧化することを特徴とする。
これにより、ダンパーの上流側と下流側の圧力差がなくなるため供給される樹脂原料が低圧側へ突入することを防止できる。
請求項3では、樹脂原料の自動供給装置制御手段は原料投入口内の所定値以上の樹脂原料堆積量を検出するレベルセンサーの信号を受けて自動供給装置の運転を停止制御することを特徴とする。
すなわち、レベルセンサーは樹脂原料が通常の飢餓供給とならず異常に多く供給されたとき、異常堆積状態を検出し、自動供給装置の作動を強制停止することができる。
請求項4では、樹脂原料の自動供給装置は、射出成形機の材料替え前処理シーケンスとして、材料替え信号を受けた後に、上記大気開放介を開放制御する原料投入用筒部の直上に設置される原料導入筒部と前記導入筒部に隣設する機械部より成り、前記導入筒部の上面には透明の蓋体を設けるとともに、前記蓋体に原料投入口に向けた発行素子と受光素子より成るレベルセンサーを設けたことを特徴とする。
請求項5では、導入筒部の蓋体の上部に原料投入口内部を映す鏡体を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載の合成樹脂成形機のガス吸引方法は、請求項1〜5のいずれかの合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置を用いたものである。
以上の説明からも理解できるように、請求項1に記載の合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置は、空気吸引源が計量工程終了に連動して作動開始し、次の樹脂原料の供給が開始される前に作動停止するように制御されているので、計量工程において発生したガスを効率よく吸引排出でき、このとき樹脂原料供給時に発生する塵埃の心配がないのでフィルターを詰まらせたり、レベルセンサーの検知精度に影響を与えることがないものである。
請求項2では、原料貯留手段において上流側と下流側の圧力差を均圧管により解消できるので、樹脂原料が低圧側へ突入し自動供給装置の機械部分を詰まらせたり、ダンパーに噛み込んだりする不都合をなくすことができる。
請求項3では、異常状態が発生し、飢餓供給が行われなくなった場合はレベルセンサーにより自動供給装置を強制停止するので、満杯供給によるガスが排出されにくい状態での運転が継続されることを確実に防止できるものである。
以下に、本発明の実施の形態について図面とともに説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明が採用される合成樹脂成形装置への樹脂原料の供給システムを示す全体構成図である。図2は同システムにおける実施形態の要部の概略的拡大縦断面図である。
図1において、1は本システムの主原料である合成樹脂ペレットを貯留するメィンホッパー、11は樹脂成形品から発生するバリ等を粉砕回収して再利用するためのリサイクルホッパーであり、これらの下端にはタイマー制御により所定量の原料排出調整が可能とされたロータリーバルブ1a,11aが取り付けられている。12…は着色剤用ホッパーであり、各着色剤用ホッパー12…の下端に取り付けられたフイーダ12a…により、着色剤用サービスホッパー13に各着色剤が供給される。このサービスホッパー13には、計量のためのロードセル13aが設けられており、所望量の着色剤がここで計量され、次の工程に給送される。
14は空気輸送ラインであって、上記各ホヅパー1,11,12…から排出される樹脂原料は、この空気輸送ライン14に沿って空気愉送され、吸引ホッパー2に捕集される。15はこの空気輸送用吸引ブロアであり、15aはフィルターである。
図では、吸引ブロア15による吸引エアを大気に放出するようにしているが、吸引ブロア15の下流側に三方弁及び熱交換器を介して空気輸送ライン14に接続し、気流混合・予備昇温のための気流循環系を構成することも可能である。
このようにすれば吸引ホッパー2に捕集された樹脂原料は、吸引ホッパー2内で加熱エアとの接触により予備昇温される。21は、吸引ホッパー2内の樹脂原料が所定量になったか否かを検出するレベルセンサである。
上記吸引ホッパー2の下端には、エアシリンダで作動するダンパー31(上部ダンパー)を介してチャージタンク3が連設され、吸引ホッパー2に捕集された樹脂原料は、このダンパー31を開とすることにより、その上端原料投入口より1ショット分チャージタンク3内に投入される。
30は前記チャージタンク3の下面にダンパー32(下部ダンパー)を介して設けられた自動供給装置4の原料貯留部で、前記ホッパー2、チャージタンク3とともに透明な筒体で構成されている。前記チャージタンク3と原料貯留部30は両方で原料貯留手段300を構成する。
尚、ダンパー31とダンパー32は原料貯留部30及びチャージタンク3とその上流側供給ラインとを気密的に遮断するよう構成される。
33は原料貯留部30内の樹脂原料の残量を検出するレベルセンサである。前記レベルセンサ33は原料貯留部30内の樹脂原料の残量が設定値以下の場合、「空」信号を出し続けダンパー32を閉じると共にダンパー31を開にする。ダンパー31は一定時間(数秒)後自動的に閉じる。ダンパー32が閉じると後記する均圧管100の開閉弁101が短時間開いてチャージタンク3と原料貯留部30内の圧力が同圧になる。同時にあるいは少し遅れてダンパー32が開放状態となる。
このとき前記レベルセンサ33が「満」信号に変っている場合はダンパー32が開き、ダンパー31が閉じた状態が継続される。しかし、前記レベルセンサ33が依然として「空」信号を出し続けている場合は再びダンパー32を閉じると共にダンパー31を開にする動作を繰り返す。
いずれにしても両ダンパー31、32が同時に開放することはなく、必ず両方閉じているか、少なくとも一方が閉じているので、樹脂原料貯留手段300に対する原料の補充動作と独立して成形機7に対し前記自動供給装置4を作動させることができる。
尚、ダンパー31が開放しているときは、レベルセンサー21が「空」信号を出しても前記ホッパー2に樹脂原料が補充されることはない。
上記原料貯留部30の下面には、可変速モータ(図示省略)により駆動される原料自動供給装置4が設置されている。前記自動供給装置4はロータリーフィーダ41を収納した機械部40とこの機械部40の側面に隣設する原料導入筒部42から成っている。そして前記機械部40と原料導入筒部42とは排出口43により通じている。尚、原料導入筒部42は円筒状である必要はなく、箱状であっても容器状でもかまわない。
前記原料導入筒部42の上面には透明の蓋体5が設けられている。また、前記原料導入筒部42は下端部を後述する原料投入用筒部6の直上に設置して取付けられている。
51は前記蓋体5の上面に設けられた一対の発行素子51a、受光素子51bよりなるレベルセンサーである。発行素子51aより発する光は後記する原料投入口70内でスクリュウ71aの上面で反射し受光素子51bに感知される。
52は同じく前記蓋体5の上面に設けられた鏡体で外部から前記原料投入口70内を映し見ることができる。
尚、前記原料投入用筒部6は透明の筒体より成り、合成樹脂成形機7の原料投入口70に連接されている。
そして原料自動供給装置4は後述する成形機の計量信号を受けて作動し、成形機の能力と原料自動供給装置4の供給能力の関係から原料供給量を少なめに(つまり飢餓供給に)なるように所定量の樹脂原料Pを原料投入口70に供給するものであるが、そのやり方は特許第2906033号、同第2719846号に記載の通りであり、且つ本願発明の趣旨ではないためここでは詳細な説明は省略する。
合成樹脂成形機7は、図2に示すように、スクリュー71a及びそのケーシング71bからなる加熱シリンダ71と、該スクリュー71aを射出時に前方に移動させる油圧シリンダ72と、スクリュー71aを計量工程時に軸回転させるモータ73と、上記ケーシング71bの廻りに添装されるヒータ74と、加熱シリンダ71の先端ノズル部71cに密着的に配置される射出若しくは押出金型75とよりなる。
上記原料投入口70より投入された樹脂原料Pは、スクリュー71aの回転によりその送り能力に従って、ケーシング71b内をノズル部71c方向に給送されながら、ヒータ74により、またせん断発熱により加熱溶融される。溶融樹脂は、加熱シリンダ71内にて水蒸気またはガスを発生させつつ先端のノズル部71c付近で高密度に圧縮され、1ショット分計量貯留される。
その後、油圧シリンダ72のラム72aの作動によりスクリュー71aが図1及び図2の左方に移動し、これにより溶融樹脂がノズル部71cより射出され、金型75のコア内に注入される。冷却硬化後、金型75が脱型され合成樹脂成形品が取出される。
上記原料導入筒部42は前述の如く、排出口43により機械部40と連通し、原料投入用筒部6とも連通するとともに側壁面に後記する空気吸引口90が設けられている。
上記吸引口90には、適宜のポート91が設けられておりこのポート91を介して排気用吸引源としての真空ポンプ8が配管80接続されている。81は脈動発生装置で、連続回転するモータ(不図示)により作動する弁体からなり、この弁体の回転に伴う配管80の交互の開閉動作により、配管80中の吸引気流に強弱を付与して吸引気流を脈動させんとするものである。この脈動発生装置81は必ずしも必要ではなく真空ポンプ8のみでもよい。
この脈動真空ポンプ8,81により、成形機の加熱シリンダ71内は600torr程度に減圧される。尚、82はフィルターである。
また、前記脈動真空ポンプ8,81を作動させたときは吸引口90、原料投入口70を経てケーシング71b内を減圧吸引して、ケーシング71b内で発生するガスを逐次排出できる構成となっている。
かくして、前記ロータリーフィーダ41を作動させると、原料貯留部30内の樹脂原料Pが、機械部40の排出口43、原料導入筒部42より原料投入筒部6を経て原料投入口70に落下し、成形機7の加熱シリンダ71内に供給される。
そして供給された樹脂原料Pはスクリュー71aの回転により、ケーシング71bの先側に順次給送され、この給送の問ヒータ74により、またせん断熱により加熱溶融される。
また前記原料導入筒部42にはポート92が設けられており、大気開放弁94を有する配管93が接続されている。
前記大気開放弁94を開にすると、大量の大気がポート92から前記原料導入筒部42内に導入され、原料投入用筒部6及びシリンダ71内の真空状態が破壊される。
前記均圧管100はチャージタンク3と原料貯留部30内を直接連通する例を図示しているが、要はダンパー32の前後を開閉弁101を介して連通するものであれば、他の取付け位置であっても構わない。
次に、本発明の実施形態について、図3の動作タイムチャートを参照して説明する。
図3において、前段階として、吸引ホッパー2のレベルセンサ21の検出信号により、空気輸送用吸引ブロア15が作動し、また各原料ホッパー1,11,12のロータリーバルブ1a,11a、フィーダ12aが適宜作動して、吸引ホヅパー2に樹脂原料が空気愉送され捕集される。
レベルセンサ21が満信号を発すれば、吸引ブロア15及び各フイーダ等が停止する。
これらの動作は、以下の工程とは独立的に、レベルセンサ21の検出信号に基づきなされる。またこの間、上部ダンパー31は閉とされ、チャージタンク3以下とは気密的に遮断状態とされる。
成形工程の開始時においては、成形機7は、前工程における保圧が解除され、脱型後型締めがなされた待機状態であり、この状態では油圧シリンダ72は無負荷ではあるがラム72aは伸張した状態で、したがってスクリュー71aはケーシング71b内で前進位置に待機している。
排気用吸引ブロア8は停止しており、また、チャージタンク3は樹脂原料が「空」状態になっているが、原料貯留部30には十分な残量が透明筒を通して確認でき、そのレベルセンサ33は「満」信号を出力している。
このとき、ダンパー32は開放しており、チャージタンク3と原料貯留部30は連通状態である。
この状態で、成形機7から計量開始信号sw1が発せられる(t0)と、成形機7のモータ73がオンとされ、スクリュー71aは図2のA方向に回転を開始する。
若干の時問t1遅延して供給機(ロータリーフイーダ)4がオンとされ、その作動が開始する。この遅延時問t1は、成形機7の上記原料投入口70付近に堆積している樹脂原料Pを、加熱シリンダ71内の先側に給送するに十分な時間として設定されるが、投入開始時に原料投入口70付近に樹脂原料が堆積しないことが実証されれば、この遅延時問t1は特に設ける必要はない。
前記供給機4の作動は既に述べた如く、成形機7のスクリュー71aに連動し、ほぼ同時に作動開始し、同時に作動停止するものである。
そして上記のように供給機4の作動により投入された樹脂原料Pは、加熱シリンダ71内の先側に逐次給送されるが、供給機4からの排出量は加熱シリンダ71内が満杯とならない、飢餓供給状態となるように設定されていることも前述の通りである。
そして、成形機7から計量完了信号sw2が発せられる(t2)までこれを継続する。
上記のように投入された樹脂原料Pは、スクリュー71aの回転に伴う給送作用により、加熱シリンダ71のケーシング71b内先側に逐次給送されながらヒ一タ74によりあるいはせん断熱により加熱溶融される。
ケーシング71b内先側に溶融樹脂が圧送されるに伴い、加熱シリンダ71にはその反力が加わる。
この時油圧シリンダ72は無負荷状態であるから、ラム72aはこの反力により後退する。
ラム72aが後退し、所定位置に設置された位置センサ(不図示)を動作させると、計量完了信号sw2が発信され(t2)、これに基づき成形機7のモータ73がオフとされ、程なく供給機4も停止する。
その後、成形機7の油圧シリンダ72が作動し、ラム72aが伸張して加熱シリンダ71の先端部に滞留する1ショット分の溶融樹脂がノズル71cから射出され、金型75に注入される。所定時問保圧状態(油圧シリンダ72が作動状態)に維持され、その後油圧シリンダ72の作動を解除し、無負荷状態とした上で冷却・脱型がなされる。
上記計量完了信号sw2の発信のタイミングには、スクリュー71a及び供給機4の作動が同時に停止する。
そして、供給機4の作動停止と同時に真空ポンプ8がオンとなり原料投入口70および加熱シリンダ71内の発生ガスが配管80を通して排出される。
前記真空ポンプ8は次の計量信号が発せられるまで継続して作動する。
前記真空ポンプ8の作動により低圧が生じるため、原料投入口70および加熱シリンダ71内には加熱シリンダ71のメカニカルシール部分からの漏洩空気による流れが生じるが、このとき既に原料投入口70には、粉粒体原料は存在しないため塵埃を大量に吸い込み、排気することはない。
このとき、大気開放弁94を開放するとポート92から大量の空気が原料投入口70および加熱シリンダ71内に流入する。その結果、発生したガスが拡散され、一層効果的に排気されることとなる。
次の計量開始信号が出たときは真空ポンプ8は停止し原料投入口70および加熱シリンダ71内が漏洩空気により徐々に大気圧に戻るとともに、供給機4の作動が再開される。
このとき、レベルセンサー33が「満」信号を出しているときはそのまま計量工程が進行される。しかし、レベルセンサー33が「空」信号を出したときは計量工程は続行されるが、ダンパー32は閉じ、ダンパー31は開放される。この結果チャージタンク3内に樹脂原料Pが落下し堆積される。
前述の如く、ダンパー31はすぐ閉じるがダンパー32はすぐに開くことはなく、先ず開閉弁101が開き、それによってチャージタンク3と原料貯留部30が均圧管100によって連通され均圧化が図られる。次いでダンパー32が開となり、チャージタンク3から樹脂原料が原料貯留部30へ円滑に落下供給される。このとき真空ポンプ8によって原料貯留部30側が低圧であったとしても前記した均圧管100による均圧化が図られた結果、同圧となっているためチャージタンク3から原料貯留部30へ樹脂原料が突入することはない。
尚、前述の如く原料貯留部30へ樹脂原料が供給されても依然としてレベルセンサー33が「空」信号を出している場合は、再びダンパー32を閉じダンパー31を開とする動作を繰り返し、樹脂原料の供給が行われる。
前述の運転制御の中で何らかの不都合が生じ、原料投入口70内に設定値以上の樹脂原料が堆積した場合は発光素子51aと受光素子51bによるレベルセンサー51により検知され、自動供給装置4の運転が自動的に停止される。このような異常状態は鏡体52より透明蓋体5を通して映し見ることができ保守管理が容易である。
図4は自動供給装置4の制御ブロック図を示すものであり、CPU9等で構成される供給機制御手段が上述のような動作シーケンスを実行制御する。
CPU9は、レベルセンサ21からの原料要求信号により空気輸送用ブロア15を作動させ、またレベルセンサ33からの原料要求信号によりダンパー32を閉じ、上部ダンパー31を開とする。
さらに、成形機7の計量開始信号sw1を受け自動供給装置4を動作させ、また、計量完了信号sw2を受け真空ポンプ8の運転などを実行する。
均圧管100の開閉弁101の制御やその他原料ホッパー1,11,12における各フイーダ1a,11a,12aの作動制御、ロードセル13aの作動制御などもこのCPU9により実行されることは言うまでもない。
なお、成形機7の油圧シリンダ72やモータ73の作動制御は、不図示の成形機独自の制御シーケンスによりなされ、本発明の樹脂原料供紛システムでは、成形機7からの上記計量開始信号sw1及び計量完了信号sw2が入力されて上記の作動制御がなされる。
請求項4では、発光素子と受光素子によるレベルセンサーを、原料投入口の直上に配設した原料導入筒部の透明蓋に設けているので原料投入口におけるスクリュー面の状態を確実に検知できるものである。
請求項5では、鏡体を原料投入口の直上に配設した原料導入筒部の透明蓋に設けているので原料投入口におけるスクリュー面の状態を装置の分解等を行うことなく、簡単確実に点検でき、機器の保守点検作業が極めて容易となる。
請求項6に記載のガス吸引方法は、請求項1〜5のいずれかの装置を利用するので、同様の効果がもたらされる。
本発明は樹脂原料の飢餓供給を行い発生するガスを効果的に排出するようにした合成樹脂成形装置に用いる樹脂原料自動供給装置として有効に利用することができる。
本発明が採用される合成樹脂成形装置への樹脂原料の供給システムを示す全体構成図である。 同システムにおける要部の概略的拡大縦断面図である。 本発明の実施形態についての動作タイムチャートである。 本発明の実施形態についての制御ブロック図である。
符号の説明
3 チャージタンク
30 原料貯留部
300 原料貯留手段
31 ダンパー(上部ダンパー)
32 ダンパー(下部ダンパー)
33 レベルセンサー
4 自動供給装置
40 機械部
42 原料導入筒部
43 排出口
5 透明の蓋体
51 レベルセンサ
51a 発光素子
51b 受光素子
52 鏡体
6 原料投入用筒部
7 合成樹脂成形機
70 原料投入口
71 加熱シリンダ
71a スクリュー
71b ケーシング
74 加熱ヒータ
8 真空ポンプ
9 制御手段(CPU)
100 均圧管
101 開閉弁

Claims (6)

  1. スクリューとケーシングとよりなる合成樹脂成形機の加熱シリンダの原料投入口に設置される樹脂原料の供給装置であって、
    ダンパー装置を有する原料貯留手段と、前記原料貯留手段からの原料を受けて前記原料投入口に供給する原料投入用筒部を有する自動供給装置と、前記原料投入用筒部内を吸引減圧する空気吸引源と、前記原料投入口に供給される樹脂原料が満杯とならず飢餓供給となるように前記自動供給装置の作動を制御するとともに、前記空気吸引源の作動を制御する制御手段を備えたものにおいて、
    前記自動供給装置は前記制御手段により、前記合成樹脂成形機の射出工程終了後、計量工程開始に連動して作動開始し、計量工程終了に連動して作動停止するように制御され、前記空気吸引源は計量工程終了に連動して作動開始し、次の樹脂原料の供給が開始される前に作動停止するように制御されることを特徴とする合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置。
  2. 請求項1において、
    原料貯留手段は少なくともダンパーによって区画されたチャージタンクと原料貯留部の2部分からなり、両者を開閉弁を介して均圧管で連通するとともに、前記ダンパーを開けて一方から他方へ樹脂原料を供給するときには予め前記開閉弁を開け、前記2部分を均圧化することを特徴とする合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置。
  3. 請求項1〜2のいずれかにおいて、
    制御手段は原料投入口内の樹脂原料堆積量が所定値以上であることを検出するレベルセンサーの信号を受けて自動供給装置の運転を強制停止することを特徴とする合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、
    樹脂原料の自動供給装置は、射出成形機の材料替え前処理シーケンスとして、材料替え信号を受けた後に、上記大気開放介を開放制御する原料投入用筒部の直上に設置される原料導入筒部と前記導入筒部に隣設する機械部より成り、前記導入筒部の上面には透明の蓋体を設けるとともに、前記蓋体に原料投入口に向けた発行素子と受光素子より成るレベルセンサーを設けたことを特徴とする合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置。
  5. 請求項4において、
    上記大気開放介に代えて、不活性ガスボンベ接続用の制御弁を設けていること導入筒部の蓋体の上部に原料投入口内部を映す鏡体を設けたことを特徴とする合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかの合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置を用いた、合成樹脂成形機のガス吸引方法。
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