JP2016055485A - 成形材料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】成形不良の発生を抑制し得る成形材料供給装置を提供する。
【解決手段】合成樹脂成形機5の加熱筒6に連通するように該加熱筒を減圧する真空発生源28を設け、該加熱筒に成形材料を供給する成形材料供給装置1であって、前記真空発生源によって減圧される前記加熱筒内の圧力を検出する圧力検出部14と、この圧力検出部が示す圧力が、前記真空発生源によって最も減圧される圧力から大気圧までの任意の圧力となるように調節可能とする圧力調節部30と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、成形機の加熱筒に成形材料を供給する成形材料供給装置に関する。
従来より、射出成形機等の合成樹脂成形機の加熱筒に成形材料を供給する供給装置が知られている。このような合成樹脂成形機の加熱筒内においては、供給された成形材料の溶融(可塑化)に伴い、水蒸気や添加剤等の揮発等によってガスが発生する。このような水蒸気やガスが溶融した成形材料とともに金型のキャビティに充填されれば、成形品に銀条や空洞等の成形不良が発生する場合があった。
例えば、下記特許文献1や下記特許文献2には、加熱シリンダ(加熱筒)内を減圧し、加熱シリンダ(加熱筒)内において発生した水蒸気やガスを吸引して除去すべく吸引ブロア(真空ポンプ)を設けた装置が開示されている。
特許第4142995号公報 特許第4550877号公報
しかしながら、加熱筒に供給される成形材料には、流動性や離型性等を向上させるための種々の添加剤が配合されているが、上記のような装置では、このような添加剤がより揮発(蒸散)し易くなり、成形材料中における添加剤の配合割合が著しく低下することが考えられた。この結果、成形品が所期の特性を有したものにならないなどの成形不良が生じることが考えられる。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、成形不良の発生を抑制し得る成形材料供給装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る成形材料供給装置は、合成樹脂成形機の加熱筒に連通するように該加熱筒を減圧する真空発生源を設け、該加熱筒に成形材料を供給する成形材料供給装置であって、前記真空発生源によって減圧される前記加熱筒内の圧力を検出する圧力検出部と、この圧力検出部が示す圧力が、前記真空発生源によって最も減圧される圧力から大気圧までの任意の圧力となるように調節可能とする圧力調節部と、を備えていることを特徴とする。
本発明においては、前記真空発生源を、回転駆動部を有した真空ポンプとし、前記圧力調節部を、前記回転駆動部の回転数を変更する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記任意の圧力の操作入力を可能とする操作部と、この操作部を介して入力された圧力となるように前記圧力調節部を制御する制御部と、を備えたものとしてもよい。
また、本発明においては、前記加熱筒に供給する成形材料の供給量を調節する供給量調節部を備えたものとし、該加熱筒に成形材料を充満させた状態よりも空隙率が大きくなるように供給可能としてもよい。
また、本発明においては、前記加熱筒の材料投入口に連通するように接続される成形材料の供給管内に向けて気体を導入する気体導入口を設けてもよい。
また、本発明においては、前記気体導入口を、噴出方向が前記加熱筒の材料投入口側に向くように設けてもよい。
本発明に係る成形材料供給装置は、上述のような構成としたことで、成形不良の発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る成形材料供給装置の一例を模式的に示す概略システム構成図である。 同成形材料供給装置において実行される基本動作の一例を模式的に示す概略タイムチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、本実施形態に係る成形材料供給装置の一例を模式的に示す図である。
なお、図1では、気体等が通過する経路となる管路(配管)の一部を、実線にて模式的に示している。
また、図2における概略タイムチャートでは、ON/OFFや出力周波数の増減、回転数の増減等を模式的に示している。また、図2のグラフでは、横軸を時間軸、縦軸を圧力検出部14の検出圧力(加熱筒圧力)とし、その推移を模式的に示している。
本実施形態に係る成形材料供給装置1は、図1に示すように、合成樹脂成形機5の加熱筒(シリンダー)6に成形材料を供給する構成とされ、合成樹脂成形機5とともに、成形システムを構成する。
ここに、上記成形材料は、合成樹脂成形品の原料となるもので、ナチュラル材(バージン材)や粉砕材、マスターバッチ材、各種添加剤等が挙げられる。また、上記成形材料としては、例えば、粉体・粒体状の樹脂ペレットや、繊維状の樹脂繊維片等でもよく、また、ガラス繊維や炭素繊維等の強化繊維を含んだ構成としてもよい。
合成樹脂成形機5は、加熱筒6の基端側に、本実施形態に係る成形材料供給装置1からの成形材料が投入される材料投入口7を設けた構成とされている。また、加熱筒6内には、材料投入口7を介して投入された成形材料を、加熱筒6の先端側(ノズル側)へ移送するスクリュー8が設けられている。また、図示は省略しているが、加熱筒6の周囲には、バンドヒーター等の加熱部が設けられている。また、スクリュー8の基端側には、スクリュー8を回転させるモーターや、スクリュー8を前進させる油圧シリンダー等が設けられている。なお、合成樹脂成形機5としては、スクリュー式のものに限られず、プランジャー式とされたものとしてもよく、どのようなものでもよい。
このような合成樹脂成形機5においては、スクリュー8を作動させ、適宜の成形サイクル、つまり、計量、射出、保圧、冷却等が実行される。また、加熱筒6の先端部のノズルは、金型9の固定型と可動型とによって形成されるキャビティー等に連通され、加熱筒6で溶融(可塑化)された成形材料(溶融樹脂)がノズルから金型9のキャビティーに射出されて充填され、成形品が逐次、成形される。なお、合成樹脂成形機5としては、このような射出成形機に限られず、押出成形機や圧縮成形機等の他の成形機としてもよい。
本実施形態に係る成形材料供給装置1は、合成樹脂成形機5の加熱筒6に連通するように設けられ加熱筒6を減圧する真空発生源28と、この真空発生源28によって減圧される加熱筒6内の圧力を検出する圧力検出部14と、この圧力検出部14が示す圧力が、真空発生源28によって最も減圧される圧力から大気圧までの任意の圧力となるように調節可能とする圧力調節部30と、を備えている。
本実施形態では、成形材料供給装置1は、任意の圧力の操作入力を可能とする操作部としての表示操作部34と、この表示操作部34を介して入力された圧力となるように圧力調節部30を制御する制御部32と、を有した制御盤31を備えている。
また、成形材料供給装置1は、加熱筒6の材料投入口7に連通するように接続される成形材料の供給管11を末端に有した供給本体部10を備えている。また、本実施形態では、この供給本体部10の供給管11に連通する成形材料の貯留部23の減圧状態が維持されるように、この貯留部23に成形材料を補給可能な構成としている。
また、本実施形態では、成形材料供給装置1を、加熱筒6に供給する成形材料の供給量を調節する供給量調節部を構成する供給部20を備えた構成とし、加熱筒6に成形材料を充満させた状態よりも空隙率が大きくなるように供給可能としている。
供給管11は、管路方向(軸方向)を上下方向に沿わせて配設される構成とされ、その下端の排出口が加熱筒6の材料投入口7に連通するように加熱筒6に接続される。
この供給管11には、供給部20からの成形材料が供給される供給部側管路12と、真空発生源28に連通する吸引側管路13と、が分岐するように設けられている。図例では、上下に延びる供給管11の上端側に吸引側管路13を設け、これよりも下方側部位の側部から分岐させるように供給部側管路12を供給管11に設けた例を示している。また、供給部側管路12を、供給管11側に向かうに従い下るように傾斜する傾斜状に設けた例を示している。
また、図例では、吸引側管路13に、加熱筒6内の圧力を検出する圧力センサーや圧力ゲージ等の圧力検出部14を設けている。この圧力検出部14は、後記する制御部32に信号線等を介して接続されている。なお、圧力検出部14は、図例のような箇所に設けた態様に限られず、加熱筒6に連通する管路に設けるようにすればよく、例えば、供給管11等に設けるようにしてもよく、その他、種々の箇所に設けるようにしてもよい。
吸引側管路13に接続された真空発生源28は、本実施形態では、回転駆動部としての駆動モーター(電動機)29を有した真空ポンプ28とされている。この真空ポンプ28の吸込側が吸引側管路13に接続されている。
なお、真空ポンプ28は、所望する圧力範囲に応じた到達真空度を得られるものを採用するようにしてもよく、また、複数の真空ポンプを多段的に設けた真空発生源としてもよい。
また、真空ポンプ28の吸込側には、適宜、大気開放弁や、フィルター等が設けられている。
また、本実施形態では、供給管11内に向けて気体を導入する気体導入口18aを設けている。また、本実施形態では、この気体導入口18aを、気体の噴出方向が加熱筒6の材料投入口7側に向くように設けている。
本実施形態では、供給管11内において開口するように気体導入口18aを設けた気体導入管路18を、供給管11の下端部に接続するように設けている。図例では、気体導入管路18を、供給部側管路12の分岐部よりも下方側となる供給管11の下端部に接続するように設けている。また、この気体導入管路18を、気体導入口18aから噴出される気体の噴出方向が加熱筒6の材料投入口7側に向くように、供給管11側に向かうに従い下るように傾斜する傾斜状に設けた例を示している。なお、気体導入口18aの噴出方向を加熱筒6の材料投入口7側に向ける態様としては、このような態様に限られない。例えば、気体導入口18aが材料投入口7側となる下向きに開口するように、気体導入管路18を供給管11に接続したような態様としてもよい。また、供給管11を、供給部側管路12及び吸引側管路13に連通する内筒部と、この内筒部を内装するように気体導入管路18に連通する外筒部と、を有した二重筒構造とし、内筒部の下端外周側に環状の気体導入口18aを設けたような態様等としてもよい。
また、本実施形態では、気体導入管路18に、気体の導入量を調節可能とする流量調整弁19を設けている。このような流量調整弁19としては、後記する制御部32によって流量調整の制御が可能とされた流量制御バルブ等としてもよいが、本実施形態では、手動操作によって流量の調整が可能とされた絞り弁(ニードルバルブ)としている。この流量調整弁19によって調節されて供給管11に導入される気体の流量は、真空発生源28によって加熱筒6内が減圧状態となるように比較的に小流量としてもよく、加熱筒6内において発生するガスの濃度を低下させる観点等から適宜の流量としてもよい。
また、気体導入管路18の始端には、気体源4が設けられている。このような気体源4としては、導入する気体を大気とする場合には、気体導入管路18の始端を、フィルター等を介して大気開放させた態様としてもよい。または、例えば、気体源4を、圧縮空気源となるタンクや、さらには、窒素やアルゴンなどの不活性ガス源となるタンク等としてもよい。つまりは、導入する気体を、圧縮空気としたり、窒素やアルゴンなどの不活性ガスとしたりしてもよい。
なお、気体導入管路18、供給部側管路12及び吸引側管路13は、供給管11とは別体とされた管路部材を適宜の継手によって接続した構成とされたものとしてもよく、供給管11に対して一体的に形成されたものとしてもよい。
供給部20は、本実施形態では、成形材料を定量的に供給可能な構成とされ、図例では、駆動部としての駆動モーター22によって回転されるローター21を備えたロータリーフィーダーとしている。
この供給部20のローター21を収容するハウジングの受入口が、供給部20の上方側に設けられた貯留部23に連通するように接続されている。また、この供給部20のローター21を収容するハウジングの排出口に連通するように供給部側管路12が設けられている。このような構成により、ローター21を所定の回転数で回転させることで、貯留部23に貯留された成形材料が供給部側管路12を介して供給管11に向けて定量的に供給される。また、このローター21の回転数を変更することで、単位時間当たりにおける供給量の変更が可能とされている。
この供給部20によって供給管11に向けて単位時間当たりに供給される成形材料の供給量は、加熱筒6内に成形材料が充満状態にならないよう、つまり、いわゆる飢餓状態になるような供給量としてもよい。つまりは、合成樹脂成形機5においては、スクリュー8を作動させることで、材料投入口7を介して投入された成形材料が加熱筒6の先端側に向けて移送され、計量工程が実行されるが、この計量工程実行後に、加熱筒6全体に成形材料が充満された状態とならないような供給量としてもよい。このような供給量としては、例えば、成形材料を加熱筒6に充満させた状態における充填率を1とすれば、0.1〜0.9程度の充填率となるような供給量としてもよく、好ましくは、0.4〜0.8程度の充填率となるような供給量としてもよい。
なお、供給部20の駆動部としての駆動モーター22は、後記する制御部32に信号線等を介して接続され、制御部32によって作動制御がなされる。このような供給部20の作動制御は、合成樹脂成形機5における計量工程に同期させるようにしてもよい。例えば、合成樹脂成形機5からの計量開始信号を受信すれば(または受信した後に所定の遅延時間が経過すれば)、合成樹脂成形機5からの計量完了信号を受信するまで(または受信した後に所定の遅延時間が経過するまで)、供給部20を所定の回転数で作動させるような態様としてもよい。
また、供給部20としては、図例のようなロータリーフィーダーに限られず、単位時間当たりにおける供給量の変更が可能とされたものであれば、種々の態様とされたものの採用が可能である。例えば、回転駆動されるスクリューを備えたスクリューフィーダーや、周面に材料を収容する凹部(マス部)を有した回転体を回転させることで切り出すマスフィーダー、上面に材料を収容する凹部(マス部)等を有した回転テーブルを回転させて排出口から切り出すテーブルフィーダー、テーブルを回転させスクレーパーでテーブル上の材料をかき出して切り出すミニテーブルフィーダー等を、供給部20として採用するようにしてもよい。さらには、このような駆動モーター22の回転数を変更することで単位時間当たりにおける供給量の変更が可能とされたものに限られず、振動フィーダーの振動やスライドダンパーの開度等を調整することで、単位時間当たりにおける供給量の変更が可能とされた供給部20を採用するようにしてもよい。
貯留部23は、下端の排出口が供給部20の受入口に連通するように接続されており、図例では、ホッパー形状とされている。この貯留部23の上端部には、補給される成形材料を受け入れる受入口が設けられている。また、この貯留部23には、図示は省略しているが、材料要求信号を出力する材料検出部が設けられている。このような材料検出部としては、当該貯留部23に貯留された成形材料が所定の材料要求レベルに低下したことを検出可能なものとしてもよく、例えば、静電容量式等の非接触式センサーや、リミットスイッチ等を有した接触式センサー等としてもよい。
また、図例では、この貯留部23の上端部と上記した吸引側管路13とを連通させるように、上端側吸引管路15を設けている。このような上端側吸引管路15を設けた構成とすることで、後記するように当該貯留部23に成形材料を補給すべく上端部の受入口が開放された際にも貯留部23内における圧力差を抑制することができ、下方側の供給部20に向けて成形材料をスムーズに流下させることができる。
また、本実施形態では、この貯留部23の上段側に、予備減圧貯留部25と、成形材料を捕集する捕集器27と、を設けた構成としている。また、これら貯留部23と予備減圧貯留部25との間に下段側開閉機構24を設け、予備減圧貯留部25と捕集器27との間に上段側開閉機構26を設けた構成としている。
予備減圧貯留部25は、貯留部23と同様なホッパー形状とされており、その下端の排出口が下段側開閉機構24を介して貯留部23の受入口に接続されている。この下段側開閉機構24を、開放させれば、予備減圧貯留部25の排出口と貯留部23の受入口とが連通される一方、閉鎖すれば、予備減圧貯留部25と貯留部23とが気密的に分離される構成とされている。このような下段側開閉機構24としては、エアーシリンダ等の駆動部によってスライドされるスライド弁体を備えたスライドダンパー等を採用するようにしてもよく、その他、種々の開閉機構を採用するようにしてもよい。
また、この予備減圧貯留部25の上端部には、補給される成形材料を受け入れる受入口が設けられている。
また、予備減圧貯留部25の上端部と上記した吸引側管路13とを連通させるように、予備吸引管路16を設けている。また、この予備吸引管路16には、当該予備吸引管路16を開閉する予備減圧弁17が設けられている。
捕集器27は、上記した各貯留部23,25と概ね同様なホッパー形状とされており、その下端の排出口が、上記と同様な上段側開閉機構26を介して予備減圧貯留部25の受入口に接続されている。この捕集器27には、材料元3からの成形材料を空気輸送する材料輸送管路が接続される材料管接続部と、吸引空気源2に接続される吸引管路が接続される吸引管接続部と、が設けられている。
なお、この捕集器27は、成形材料に含まれる粉塵等を除去する機能や、複数種の材料を混合する機能を有したもの等としてもよい。
また、上記した上下の開閉機構24,26及び予備減圧弁17は、後記する制御部32に信号線等を介して接続され、制御部32によって開閉制御がなされ、貯留部23への成形材料の補給がなされる。
この貯留部23への予備減圧貯留部25からの成形材料の補給は、本実施形態では、真空発生源28によって減圧される貯留部23の減圧状態が維持されるように実行される。例えば、貯留部23に成形材料を補給する際には、上下の開閉機構24,26を閉鎖させた状態で、予備減圧弁17を開放させる。この予備減圧弁17は、予備減圧貯留部25が下段側の貯留部23と概ね同程度の真空度となるように所定の時間が経過するまで開放させるようにしてもよい。これにより、予備減圧貯留部25が減圧され、この状態で下段側開閉機構24を開放させれば、貯留部23や供給管11、加熱筒6の減圧状態が破壊されることなく、予備減圧貯留部25に貯留された成形材料が貯留部23に投入される。この下段側開閉機構24は、予備減圧貯留部25に貯留された成形材料の全量が下段側の貯留部23に投入されるよう適宜の開放時間が経過するまで開放させるようにしてもよい。なお、この貯留部23への成形材料の補給は、上記した材料検出部からの材料要求信号に基づいてなされるものとしてもよい。
また、予備減圧貯留部25に捕集器27からの成形材料を供給する際には、予備減圧弁17及び下段側開閉機構24を閉鎖させた状態で、上段側開閉機構26を開放させれば、捕集器27に貯留された成形材料が予備減圧貯留部25に投入される。これにより、下段側の貯留部23や供給管11、加熱筒6の減圧状態を破壊することなく、予備減圧貯留部25に成形材料を供給することができる。なお、上段側開閉機構26は、上記と概ね同様、捕集器27に貯留された成形材料の全量がその下段側の予備減圧貯留部25に投入されるよう適宜の開放時間が経過するまで開放させるようにしてもよい。
なお、この予備減圧貯留部25への成形材料の供給は、予備減圧貯留部25の成形材料を下段側の貯留部23に供給した後に供給するようにしてもよく、または、下段側の貯留部23の材料検出部からの材料要求信号に基づいてなされるものとしてもよい。つまりは、下段側の貯留部23から材料要求があるまで予備減圧貯留部25に成形材料を待機させておく態様としてもよく、または、下段側の貯留部23からの材料要求に基づいて、予備減圧貯留部25及び貯留部23に順に成形材料を供給するような態様としてもよい。
また、捕集器27への材料元3からの成形材料の輸送は、所定量の成形材料が捕集器27に輸送されるように、吸引空気源2を所定の輸送時間が経過するまで作動させて輸送するようにしてもよい。この捕集器27への成形材料の輸送は、捕集器27の成形材料を下段側の予備減圧貯留部25に供給した後に開始させるようにしてもよく、または、下段側の予備減圧貯留部25の成形材料を貯留部23に補給した後に開始させるようにしてもよい。
なお、上記した各貯留部23,25及び捕集器27への成形材料の投入(輸送)タイミングや、予備減圧貯留部25及び捕集器27からの成形材料の排出タイミングは、一例に過ぎず、種々の変形が可能である。例えば、予備減圧貯留部25や捕集器27にも上記同様な材料検出部を設け、これに基づいて成形材料の供給や輸送がなされるものとしてもよい。
また、本実施形態では、貯留部23の減圧状態が維持されるよう上下に二段の開閉機構24,26を設けた構成としているが、このような態様に限られない。例えば、所定量(例えば、1ロット)の成形品の成形が可能なような貯留量とされた比較的に大型の貯留部23を採用するようにしてもよい。このような構成とすれば、貯留部23への成形材料の補給による減圧状態の低下(真空破壊)が生じないため、上記した予備減圧貯留部25や上段側開閉機構26を設けないようにしてもよい。さらには、捕集器27や下段側の開閉機構24をも設けないようにしてもよい。この場合は、貯留部23の材料投入口を気密的に封止する適宜の蓋体等を設けた構成等としてもよい。つまりは、供給管11(供給部20)の上方側に、供給管11(供給部20)に向けて成形材料を供給可能な構成とされ、かつ外部とは気密的に遮断される一方、供給管11に連通して減圧状態とされる貯留部23を設けた構成としてもよい。
制御部32は、例えば、CPU等からなり、計時手段や演算処理部等を有し、上記した各部を予め設定された所定のプログラムに従って制御する。この制御部32は、適所に設けられる制御盤31に内蔵されている。
制御盤31には、制御部32に信号線等を介してそれぞれに接続された表示操作部34及び記憶部33と、制御部32に信号線等を介して接続され、上記した真空ポンプ28の駆動モーター29の回転数を変更するための圧力調節部を構成するインバーター30と、が設けられている。なお、インバーター30は、制御盤31に内蔵されたものとしてもよく、制御盤31とは別体的に設置されるものとしてもよい。
表示操作部34は、ユーザーによる任意の圧力の操作入力が可能とされ、また、各種設定操作や、事前設定入力項目などが設定、入力されたり、各種設定条件や、各種運転モードなどを表示したりする構成とされている。
記憶部33は、各種メモリ等から構成されており、表示操作部34の操作により設定、入力された圧力等の設定条件や入力値、後記するような基本動作等を実行するための制御プログラムなどの各種プログラム、予め設定された各種動作条件や各種データテーブル等が格納される。
インバーター30は、例えば、商用駆動電源から入力される交流をコンバータ回路で直流に変換し、インバーター回路で所定の出力周波数及び所定の出力電圧の交流に変換する、VVVF(可変電圧・可変周波数)型のものとしてもよい。このインバーター30の出力周波数を、以下のように、所定のプログラムに従って、制御部32によって変更制御することで、真空ポンプ28の駆動モーター29の回転数の変更がなされる。
また、このように真空ポンプ28の駆動モーター29の回転数を変更することで、加熱筒6内の圧力が、表示操作部34を介して入力された任意の圧力となるように制御される。この真空ポンプ28の駆動モーター29の回転数を最大(最大出力)のままにすれば、加熱筒6内が最も減圧された状態となり、この真空ポンプ28の駆動モーター29の回転数を最小にすれば(つまりは真空ポンプ28を停止させれば)、加熱筒6内が略大気圧となる。
また、本実施形態では、図2に示すように、加熱筒6内の圧力を検出する圧力検出部14の検出値に基づいて、この検出値が表示操作部34を介して入力された任意の圧力(目標圧力)になるように、駆動モーター29の回転数(インバーター30の出力周波数)を、変更制御する構成としている。つまり、圧力検出部14の検出値が目標圧力よりも低ければ(高真空であれば)、インバーター30の出力周波数を下げる一方、圧力検出部14の検出値が目標圧力よりも高ければ(低真空であれば)、インバーター30の出力周波数を上げるような制御がなされる。このようなインバーター30の出力周波数の増減は、予め設定された所定周波数毎(例えば、0.1Hz毎等)に段階的になされるものとしてもよい。このような態様に代えて、または加えて、目標圧力に応じた回転数となるようにインバーター30の出力周波数を変更するようにしてもよい。例えば、加熱筒6内の圧力と駆動モーター29の回転数(またはインバーター30の出力周波数)とを対応させたデータを予め格納させておき、このデータに基づいてインバーター30の出力周波数を変更するようにしてもよい。
また、このような目標圧力は、実験的乃至は経験的に定められるものとしてもよい。例えば、合成樹脂成形機5を連続運転させる前に、1回または複数回の試し打ち(成形テスト)毎に加熱筒6内の圧力を異ならせて試し打ちを成形品が良品になるまで繰り返し行い、この成形品が良品になった圧力を、目標圧力として設定し、合成樹脂成形機5を連続運転させるようにしてもよい。成形品が良品であるか否かの判別は、目視等によって判別するようにしてもよく、または、適宜の試験機等を用い、例えば、成形品に含まれる添加剤の配合割合等が所定範囲内にあるか否かを判別するような態様等としてもよい。
または、上記目標圧力は、成形材料に含まれる添加剤等の揮発を抑制可能な圧力となるように、成形材料に含まれる添加剤等の種類や配合割合等に応じて設定されるものとしてもよい。
本実施形態では、図2に示すように、加熱筒6内の圧力が概ね所定の変動幅内に納まるように、目標圧力値に、所定の値を加減(プラスマイナス)した上下の閾値(制御巾)を設定している。つまり、図2に示すように、圧力検出部14の検出値が、大気圧側からこの上下の閾値の範囲内に入れば、インバーター30の出力周波数を、第1の所定値(例えば、0.1Hz)下げ、さらに、圧力検出部14の検出値が、上下の閾値の範囲よりも低下すれば、インバーター30の出力周波数を、第2の所定値下げる制御がなされる。また、圧力検出部14の検出値が、上下の閾値の範囲よりも上昇すれば、インバーター30の出力周波数を、第3の所定値上げる制御がなされる。なお、上記第1の所定値、上記第2の所定値及び第3の所定値は、同一の値でもよく、異なる値(例えば、第2の所定値を0.2Hz、第3の所定値を0.3Hzとするなど)でもよい。
また、本実施形態では、真空ポンプ28の起動による急激な圧力降下を抑制するためや、外乱等によって生じた圧力上昇を、迅速に目標圧力(上記上下の閾値の範囲内)に近づけるべく、目標圧力よりも大気圧側となる所定の上限圧力値を設定し、この上限圧力値に基づくインバーター30の出力周波数の増減度合を、上記した目標圧力に基づくインバーター30の出力周波数の増減度合よりも大きくしている。つまり、図2に示すように、圧力検出部14の検出値が、大気圧側からこの上限圧力値を下回れば、インバーター30の出力周波数を、第4の所定値(例えば、0.5Hz)下げる制御がなされる。一方、外乱等によって目標圧力を上回り、さらにこの上限圧力値を上回れば、インバーター30の出力周波数を、第5の所定値上げる、または最大周波数に変更する制御がなされる。なお、上記第4の所定値及び第5の所定値は、同一の値でもよく、異なる値(例えば、第5の所定値を1.0Hzとするなど)でもよい。
上記のような構成とすれば、図2に示すように、当該成形材料供給装置1が起動され、真空ポンプ28の駆動モーター29の起動がなされた当初は、最大出力(最大(初期)周波数)の回転数で作動がなされる。そして、圧力検出部14の検出値が、大気圧側から上記上限圧力値を下回れば、駆動モーター29の回転数が、インバーター30の出力周波数(最大(初期)周波数)を上記第4の所定値下げた出力周波数に応じた回転数に下げられ、圧力の降下速度が緩やかになる。また、圧力検出部14の検出値が、目標圧力となるように、インバーター30の出力周波数の増減がなされることで、駆動モーター29の回転数が増減され、概ね所定の変動幅内に納まるように圧力が変動する。
なお、上記第1の所定値〜第5の所定値は、予め設定されたものとしてもよく、表示操作部34を介して入力や変更が可能とされたものとしてもよい。また、上記した第1の所定値〜第5の所定値は、一例に過ぎず、適宜、変更するようにしてもよい。
また、上記のような真空ポンプ28の駆動モーター29の回転数を変更することによる加熱筒6内の圧力変更制御は、合成樹脂成形機5の成形サイクルに関わらず、実行するようにしてもよいが、成形サイクル毎に応じた好適な圧力となるように圧力変更制御を実行するような態様等としてもよい。例えば、成形サイクルにおける計量工程と他の工程とで目標圧力を異ならせるような制御を実行するようにしてもよい。当該成形材料供給装置1を用いた加熱筒6内の圧力変更制御の態様としては、上記した例に限られず、種々の変形が可能である。
本実施形態に係る成形材料供給装置1は、上述のような構成としたことで、成形不良の発生を抑制することができる。
つまり、合成樹脂成形機5の加熱筒6に連通するように加熱筒6を減圧する真空発生源(真空ポンプ)28を設けている。従って、加熱筒6内において発生した水蒸気や添加剤等の揮発ガスを、吸引して除去することができ、成形品に銀条や空洞等の成形不良が発生することを抑制することができる。
また、真空発生源(真空ポンプ)28によって減圧される加熱筒6内の圧力を検出する圧力検出部14と、この圧力検出部14が示す圧力が、真空発生源(真空ポンプ)28によって最も減圧される圧力から大気圧までの任意の圧力となるように調節可能とする圧力調節部30と、を備えた構成としている。従って、成形材料に含まれる添加剤の配合割合が著しく低下しないよう、添加剤の揮発を抑制するように、加熱筒6内の圧力を調節することができる。これにより、成形品の品質を向上させることができる。
また、本実施形態では、真空発生源を、回転駆動部(駆動モーター)29を有した真空ポンプ28とし、圧力調節部30を、回転駆動部(駆動モーター)29の回転数を変更する構成としている。従って、例えば、真空発生源をエジェクタとした場合と比べて、最大到達真空圧を低く(つまりは高真空に)することができる。また、真空ポンプ28の回転駆動部(駆動モーター)29の回転数を変更することで圧力を調節することができるので、例えば、外気等の気体の導入(リーク)量を調節して圧力を調節するような態様と比べて、省電力化が図れ、また、制御性を向上させることができる。
なお、このような真空ポンプ28の駆動モーター29の回転数を変更するインバーターを圧力調節部30とした態様に代えて、または加えて、気体導入口18aを介して導入させる気体の導入量を調節する流量調整弁を圧力調節部とした態様としてもよい。また、真空発生源を、回転駆動部(駆動モーター)29を有した真空ポンプ28とした態様に代えて、エジェクタ装置としてもよい。この場合は、エジェクタ装置に供給する流体の圧力を調節することで、加熱筒6内の圧力を調節可能としたような構成としてもよい。
また、本実施形態では、任意の圧力(目標圧力)の操作入力を可能とする操作部(表示操作部)34と、この操作部(表示操作部)34を介して入力された圧力となるように圧力調節部(インバーター)30を制御する制御部32と、を備えた構成としている。従って、所望する圧力に言わば自動的に制御することができるので、例えば、手動操作によって圧力調節部(インバーター)30を調節する必要があるものと比べて、成形時の作業性を向上させることができる。また、例えば、上述のように、圧力を変更して試し打ち等を繰り返し行い、成形品が良品となった圧力を、目標圧力として入力するようなこともできる。
なお、このように操作部(表示操作部)34を介して任意の圧力を入力させる態様に代えて、合成樹脂成形機5の稼働態様(成形品の種別等を含む成形条件)に応じて、稼働態様毎に予め設定された圧力が上記目標圧力として設定されるような態様等としてもよい。
また、このように設定された目標圧力となるように制御部32によって圧力調節部(インバーター)30を制御する態様に代えて、圧力検出部14が示す圧力が任意の圧力となるように手動操作によって圧力調節部(インバーター)30の調節がなされるような態様等としてもよい。つまりは、圧力調節部30を調節する操作部を設けた構成としてもよい。
また、本実施形態では、加熱筒6に供給する成形材料の供給量を調節する供給量調節部(供給部)20を備えた構成とし、加熱筒6に成形材料を充満させた状態よりも空隙率が大きくなるように供給可能としている。つまり、いわゆる飢餓供給を可能としている。従って、例えば、垂れ流し等によって成形材料を加熱筒6に供給し充満させれば、加熱筒6内の先側等において発生したガスをスムーズに吸引し難くなることが考えられるが、加熱筒6内の空隙を介してスムーズにガスを吸引することができる。
なお、このような供給量調節部(供給部)20を設けずに、貯留部23に貯留された成形材料が自重によって言わば垂れ流し状に供給管11に向けて供給されるような態様としてもよい。
また、本実施形態では、加熱筒6の材料投入口7に連通するように接続される成形材料の供給管11内に向けて気体を導入する気体導入口18aを設けている。従って、加熱筒6の先側よりも極端に温度が低くなり、ガスが結露したり、昇華(固化)したりし易くなる材料投入口7付近に気体を導入させることで、加熱筒6内において発生したガスの濃度を低下させることができる。これにより、材料投入口7付近におけるガスの結露や固化を抑制することができ、ガスをより効果的に吸引して除去することができる。
また、本実施形態のように、成形材料を加熱筒6へ飢餓供給する態様とすれば、材料投入口7付近の加熱筒6内にも効果的に気体を導入させることができ、気体によるすすぎ作用がより効果的となる。
また、本実施形態では、気体導入口18aを、噴出方向が加熱筒6の材料投入口7側に向くように設けている。従って、例えば、気体導入口18aを、噴出方向が水平方向に向くように設けたり、反材料投入口側(斜め上方側等)に向くように設けたものと比べて、より効果的に材料投入口7付近に気体を導入させることができる。
なお、このような態様に代えて、気体導入口18aを、噴出方向が水平方向に向くように設けたり、反材料投入口側(斜め上方側等)に向くように設けるようにしてもよい。さらには、このような気体導入口18aや気体導入管路18を設けないようにしてもよい。
また、上記した成形材料供給装置1は、一例に過ぎず、真空発生源28によって減圧される加熱筒6内の圧力を検出する圧力検出部14と、この圧力検出部14が示す圧力が、真空発生源28によって最も減圧される圧力から大気圧までの任意の圧力となるように調節可能とする圧力調節部30と、を備えたものであればよく、種々の変形が可能である。
1 成形材料供給装置
11 供給管
14 圧力検出部
18a 気体導入口
20 供給部(供給量調節部)
28 真空ポンプ(真空発生源)
29 駆動モーター(回転駆動部)
30 インバーター(圧力調節部)
32 制御部
34 表示操作部(操作部)
5 合成樹脂成形機
6 加熱筒
7 材料投入口

Claims (6)

  1. 合成樹脂成形機の加熱筒に連通するように該加熱筒を減圧する真空発生源を設け、該加熱筒に成形材料を供給する成形材料供給装置であって、
    前記真空発生源によって減圧される前記加熱筒内の圧力を検出する圧力検出部と、この圧力検出部が示す圧力が、前記真空発生源によって最も減圧される圧力から大気圧までの任意の圧力となるように調節可能とする圧力調節部と、を備えていることを特徴とする成形材料供給装置。
  2. 請求項1において、
    前記真空発生源は、回転駆動部を有した真空ポンプとされ、前記圧力調節部は、前記回転駆動部の回転数を変更する構成とされていることを特徴とする成形材料供給装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記任意の圧力の操作入力を可能とする操作部と、この操作部を介して入力された圧力となるように前記圧力調節部を制御する制御部と、を備えていることを特徴とする成形材料供給装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記加熱筒に供給する成形材料の供給量を調節する供給量調節部を備え、該加熱筒に成形材料を充満させた状態よりも空隙率が大きくなるように供給可能とされていることを特徴とする成形材料供給装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記加熱筒の材料投入口に連通するように接続される成形材料の供給管内に向けて気体を導入する気体導入口を設けたことを特徴とする成形材料供給装置。
  6. 請求項5において、
    前記気体導入口を、噴出方向が前記加熱筒の材料投入口側に向くように設けたことを特徴とする成形材料供給装置。
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