JPH0564826A - 射出成形機の材料供給装置 - Google Patents

射出成形機の材料供給装置

Info

Publication number
JPH0564826A
JPH0564826A JP25852791A JP25852791A JPH0564826A JP H0564826 A JPH0564826 A JP H0564826A JP 25852791 A JP25852791 A JP 25852791A JP 25852791 A JP25852791 A JP 25852791A JP H0564826 A JPH0564826 A JP H0564826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
hopper
inert gas
gas
heating cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25852791A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohito Orito
尚人 織戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP25852791A priority Critical patent/JPH0564826A/ja
Publication of JPH0564826A publication Critical patent/JPH0564826A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 射出成形機の加熱筒への合成樹脂材料の自動
供給および自動供給時における加熱筒内への空気の侵入
防止を可能とする。 [構成] 射出成形機の加熱筒1の材料供給口11にホ
ッパー2を取り付ける。樹脂乾燥機31と樹脂搬送機3
2とを有した樹脂供給手段3をホース33および排気ホ
ース34でホッパー2と連結する。樹脂供給手段3は空
気により合成樹脂材料をホッパー2に搬送する。加熱筒
1の材料供給口11に不活性ガス供給手段4のガス源4
1からのガスホース42を連結する。ホッパー2内の合
成樹脂材料の残量を検出する検出手段5をホッパー2に
設け、検出手段5と樹脂供給手段3を電気的に接続す
る。検出手段5の信号出力で樹脂供給手段3が合成樹脂
材料をホッパー2に自動供給する。このとき、不活性ガ
ス供給手段4が不活性ガスを噴出し、加熱筒1内を不活
性ガス置換すると共に、合成樹脂材料をホッパー2に搬
送した空気の加熱筒1への侵入を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可塑化のために加熱筒に
供給される合成樹脂材料の自動供給と不活性ガス置換と
を行う射出成形機の材料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機においては、合成樹脂材料を
固体状態から溶融状態にする加熱筒が設けられるが、こ
の加熱筒内の酸素などの気体を除去する必要がある。す
なわち樹脂溶融時に酸素が存在すると、酸化による熱劣
化が生じると共に、熱分解温度に悪影響を与えるため、
低い温度で射出成形が難しくなると共に、低い圧力での
射出も難しくなるためである。かかる酸素などの空気を
除去するため、従来では特願平2−48081号あるい
は実開平1−141016号公報の材料供給装置が開発
されている。
【0003】特願平2−48081号の装置は射出成形
機に取り付けたホッパーなどの材料供給装置の内部を数
段階に分け、それぞれの区域内に外部から送られる樹脂
に対して不活性なガスを流入させることにより、材料供
給装置内および射出成形機の加熱筒内の空気を不活性ガ
スに置換するようにしている。一方、実開平1−141
016号公報の装置は射出成形機の加熱筒への材料供給
装置を1段設けると共に、加熱筒に不活性ガスの送気孔
を配置して、加熱筒内への不活性ガスの送り込みを可能
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特願平2−48081
号の装置における材料供給装置は内部の樹脂材料に対し
て不活性ガスで満たすには効率的であるが、樹脂材料の
乾燥機から材料供給装置へ材料を供給する場合、材料供
給装置内の材料の残量の確認から材料の追加まで、オペ
レータが行わなければならないため大量生産には適さな
い。このため、材料供給装置にオートローダーなどのよ
うな乾燥機から材料供給装置までの材料の自動搬送装置
を取り付けることも考えられるが、この自動搬送装置は
空気圧で材料を搬送する構造のため、材料搬送時に材料
供給装置内に空気が大量に侵入する問題があった。一
方、実開平1−141016号公報の装置では、射出成
形機に大型のモータや材料供給のためのスクリューを別
途に取り付けなければならず、このため射出成形機の大
幅の改造を必要としていた。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、材料の自動供給ができると共に、その材
料が固体状態のとき周囲の酸素などの気体を除去するこ
とができる簡単な機構の射出成形機の材料供給装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は上記目的を達成す
るための本発明の基本構成を示し、合成樹脂材料を溶融
する射出成形機の加熱筒1上部に設けられたホッパー2
と、このホッパー2に乾燥樹脂を供給する樹脂供給手段
3と、前記加熱筒1への材料供給口11直前のホッパー
1内に不活性ガスを噴出する不活性ガス供給手段4と、
前記ホッパー1内の樹脂量を検出し、樹脂量が所定値と
なったとき、少なくとも前記樹脂供給手段3を駆動する
ための信号を出力する検出手段5とを備えている。より
具体的には、ホッパー2は上部に樹脂投入口21を備
え、下部に加熱筒1の材料供給口11と連通する供給口
22を備えている。また,樹脂供給手段3は、樹脂乾燥
機31と樹脂搬送機22とが連通構造で設けられると共
に、樹脂搬送機32とホッパー2の樹脂投入口21とが
ホース33で連結されている。樹脂搬送機32は空気圧
により樹脂を搬送する構造となっており、この樹脂搬送
を行った空気をホッパー2から樹脂搬送機32に戻すた
め、樹脂搬送機32とホッパー2とが排気ホース34に
より連結されている。不活性ガス供給手段4は窒素ガス
などの不活性ガスが充填されたボンベなどのガス源41
と、ガス源41からの不活性ガスをホッパー2に送るガ
スホース42とを備えている。加熱筒1における材料供
給口11の直前のホッパー2にはガス噴出口43が開閉
され、このガス噴出口43にガスホース42が接続され
ている。検出手段5はホッパー2の下部に取り付けられ
て、ホッパー2内の樹脂量を検出し、その検出値が所定
値となったとき樹脂供給手段3に駆動信号を出力する。
【0007】
【作用】上記構成では、検出手段5がホッパー2内の合
成樹脂材料の残量を検出しており、その残量が少なくな
ると検出手段5は樹脂供給手段3に駆動信号を出力す
る。樹脂供給手段3の樹脂乾燥機31内には、予備乾燥
された合成樹脂材料が充填されており、駆動信号が入力
されると樹脂供給手段3の樹脂搬送機32が駆動してホ
ッパー2に合成樹脂材料を搬送する。一方、不活性ガス
供給手段4では、ガス源41内の不活性ガスをガス噴出
口43から噴出している。このガス噴出口43は加熱筒
1の材料供給口11の直前に設けられており、これによ
り加熱筒1内を不活性ガスで満たすと共にホッパー2に
合成樹脂材料を供給した空気が加熱筒1内に侵入するの
を防止している。従って、合成樹脂材料を空気によって
自動搬送しても加熱筒1内の溶融時には空気が混入する
ことがなくなる。
【0008】
【実施例1】図2は本発明の実施例1を示し、図1に示
す基本構成と同一の要素は同一の符号で対応させてあ
る。すなわち、射出成形機の加熱筒1の材料供給口11
にホッパー2が連結されている。また、樹脂乾燥機31
および樹脂搬送機32を備えた樹脂供給手段3はホース
33および排気ホース34によってホッパー2と連結さ
れ、空気圧によって合成樹脂材料をホッパー2に搬送し
ている。一方、ガス源41を備えた不活性ガス供給手段
4はガスホース42によってホッパー2と連結される
が、このガスホース42の先端のガス噴出口43は加熱
筒1の材料供給口11内に挿入されるように下向きに屈
曲されている。以上のような構成に加えて本実施例で
は、ガス量調整機44が不活性ガス供給手段4に備えら
れている。このガス量調整機44はガス源41のバルブ
45の開閉量を制御して不活性ガスの噴出作動を制御す
るものであり、その作動は検出手段5からの信号により
行われる。
【0009】上記構成において、検出手段5がホッパー
2内の合成樹脂材料の残量を検出しており、その残量が
少なくなると検出手段5は樹脂供給手段3の樹脂搬送機
32に駆動信号を出力すると共に、不活性ガス供給手段
4のガス量調整機44に駆動信号を出力する。この駆動
信号によって樹脂搬送機32が駆動して樹脂乾燥機31
内の予備乾燥された合成樹脂材料が空気によってホッパ
ー2内に自動的に搬送される。これと同時にガス量調整
機44がバルブ45を開作動させる。これにより不活性
ガスが一定時間あるいは一定量ガス噴出口43から噴出
する。このとき、噴出した不活性ガスは加熱筒1内を満
たす共に、ホッパー2に連通する材料供給口11を満た
す。従って、合成樹脂材料を空気によってホッパー2に
搬送しても、空気が材料供給口11および加熱筒1内に
侵入することがない。従って、このような構成により合
成樹脂材料の自動供給ができると共に、その自動供給時
に空気を除去することができる。特に本実施例では、不
活性ガス供給手段4の作動を樹脂供給手段3による樹脂
搬送と同期して行うため、不活性ガス噴出量を節約する
ことができるメリットがある。
【0010】
【実施例2】図3は本発明の実施例2を示し、実施例1
と同一の要素は同一の符号で対応させることにより、重
複する説明を省略する。この実施例2では、実施例1の
構成に加えてガス濃度センサー46を備えている。ガス
濃度センサー46はホッパー2内部に設けられてホッパ
ー2内の不活性ガス濃度を検出し、その検出信号をガス
量調整機44に出力して同調整機44を作動する。この
ガス濃度センサー46を設けることにより、ガス量調整
機44は合成樹脂材料の残量を検出する検出手段5の信
号と無関係に作動する。このような実施例2では、ホッ
パー2内の合成樹脂材料の残量を検出手段5が検出し
て、樹脂供給手段3を駆動する一方、ホッパー2内の不
活性ガス濃度はガス濃度センサー46が検出して不活性
ガス供給手段4のガス量調整機44を駆動する。従っ
て、ホッパー2の不活性ガス濃度を常に一定に保ことが
できるため、加熱筒1内への空気の侵入をさらに確実に
阻止することできる。
【0011】
【実施例3】図4は本発明の実施例3を示し、前記各実
施例と同一の要素は同一の符号で対応させてある。この
実施例3では不活性ガス供給手段4のガス源41と樹脂
供給手段3の樹脂搬送機32とがガス導入管47により
連結されている。また、ガス源41はガスホース42に
より材料供給口11に接続されおり、このガス源41に
よる不活性ガスの供給および樹脂搬送機32による樹脂
の供給がホッパー2内の樹脂残量の検出を行う検出手段
5からの信号により行われるようになっている。
【0012】上記構成において、不活性ガスとして、例
えば窒素ガスが使用されており、この不活性ガスがガス
源41から材料供給口11に噴出すると共に、樹脂搬送
機32に供給される。このため、樹脂搬送機32は供給
された不活性ガスを使用して合成樹脂材料をホッパー2
に搬送する。このような構成では、合成樹脂材料の搬送
に空気を使用する必要がなく、不活性ガスによって搬送
するため、加熱筒1内への空気の侵入を確実に防止する
ことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、合成樹脂
材料の自動供給を行うことができると共に、この自動供
給時における加熱筒内への空気の侵入を防止することが
できるため、酸化による熱劣化を防止することができ、
低い温度および低い射出圧による射出成形が可能とな
り、型締力を節源できると共に、樹脂酸化に基づく熱分
解ガスの発生がなくなり、型汚れを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す断面図。
【図2】本発明の実施例1の構成を示す断面図。
【図3】本発明の実施例2の構成を示す断面図。
【図4】本発明の実施例3の構成を示す断面図。
【符号の説明】
1 加熱筒 2 ホッパー 3 樹脂供給手段 4 不活性ガス供給手段 5 検出手段 11 材料供給口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材料を溶融する射出成形機の加
    熱筒上部に設けられたホッパーと、このホッパーに乾燥
    樹脂を供給する樹脂供給手段と、前記加熱筒への材料供
    給口直前のホッパー内に不活性ガスを噴出する不活性ガ
    ス供給手段と、前記ホッパー内の樹脂量を検出し、樹脂
    量が所定値になったとき少なくとも前記樹脂供給手段を
    駆動するための信号を出力する検出手段とを備えている
    ことを特徴とする射出成形機の材料供給装置。
JP25852791A 1991-09-09 1991-09-09 射出成形機の材料供給装置 Withdrawn JPH0564826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25852791A JPH0564826A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 射出成形機の材料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25852791A JPH0564826A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 射出成形機の材料供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0564826A true JPH0564826A (ja) 1993-03-19

Family

ID=17321454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25852791A Withdrawn JPH0564826A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 射出成形機の材料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0564826A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05138686A (ja) * 1991-11-25 1993-06-08 Fanuc Ltd 射出成形機の成形材料供給方法およびその装置
JPH08217510A (ja) * 1995-02-20 1996-08-27 Ebara Shoji Kk 樹脂コンクリート成形品の製造方法および装置
WO1999033630A1 (fr) * 1997-12-25 1999-07-08 Haruna Co., Ltd. Machine de moulage par injection, systeme de moulage par injection, unite d'alimentation en pastilles, procede de moulage par injection et produit moule par injection
JP2002144335A (ja) * 2000-11-10 2002-05-21 Nakamura Kagakukogyo Co Ltd 粒状プラスチック材料の乾燥装置
US6994540B2 (en) * 1997-12-25 2006-02-07 Haruna Co., Ltd. Injection molding system and pellet feeding unit
JP2008087449A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Fukuhara Co Ltd 樹脂成形機に於ける窒素ガスの供給方法および供給装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05138686A (ja) * 1991-11-25 1993-06-08 Fanuc Ltd 射出成形機の成形材料供給方法およびその装置
JPH08217510A (ja) * 1995-02-20 1996-08-27 Ebara Shoji Kk 樹脂コンクリート成形品の製造方法および装置
WO1999033630A1 (fr) * 1997-12-25 1999-07-08 Haruna Co., Ltd. Machine de moulage par injection, systeme de moulage par injection, unite d'alimentation en pastilles, procede de moulage par injection et produit moule par injection
US6994540B2 (en) * 1997-12-25 2006-02-07 Haruna Co., Ltd. Injection molding system and pellet feeding unit
JP2002144335A (ja) * 2000-11-10 2002-05-21 Nakamura Kagakukogyo Co Ltd 粒状プラスチック材料の乾燥装置
JP2008087449A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Fukuhara Co Ltd 樹脂成形機に於ける窒素ガスの供給方法および供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0318588B1 (en) Automatic purging method for injection molding machines
ATE369965T1 (de) Verfahren zum absenken des druckes beim plastifizierungs- und dosiervorgang für eine motorangetriebene spritzgiessmaschine
US20090053348A1 (en) Injection Apparatus
JPH0564826A (ja) 射出成形機の材料供給装置
KR100285824B1 (ko) 고온 채널 시스템이 일체화된 사출성형기
JP3786972B2 (ja) 射出成形システム及びペレット供給ユニット
CN112743798B (zh) 射出装置
JP4155524B2 (ja) 合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置
JP2006035489A5 (ja)
US6033614A (en) Manual pellet loader for Boschman automolds
JP3169843B2 (ja) 成形機の樹脂材料供給装置
US20090121394A1 (en) Injection molding process
US20210069956A1 (en) Injection molding machine
JPH04156312A (ja) 着色樹脂成形装置
JP2003103566A (ja) 溶融成形機のガス除去装置
JP2005047052A (ja) 合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置及び合成樹脂成形機のガス吸引方法
JPH0477224A (ja) 射出成形方法
JP2002144386A (ja) 射出成形方法
JP4139745B2 (ja) 合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置及びその動作方法
JPH06304733A (ja) 低融点金属材料の射出成形方法及びその装置
JP3644293B2 (ja) 合成樹脂の溶融造粒装置および方法
JPH07148785A (ja) 射出成形機
JPH04100829U (ja) 射出成形機
JP3524857B2 (ja) 金属射出成形機の計量安定化方法および装置
JP6433729B2 (ja) 射出成形機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203