JP2002144386A - 射出成形方法 - Google Patents

射出成形方法

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JP2002144386A
JP2002144386A JP2000386110A JP2000386110A JP2002144386A JP 2002144386 A JP2002144386 A JP 2002144386A JP 2000386110 A JP2000386110 A JP 2000386110A JP 2000386110 A JP2000386110 A JP 2000386110A JP 2002144386 A JP2002144386 A JP 2002144386A
Authority
JP
Japan
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cylinder
injection molding
resin
resin pellets
pellets
Prior art date
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Application number
JP2000386110A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Asano
強 浅野
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HARUNA KK
Original Assignee
HARUNA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】射出されるパージの品質が十分でない時でも再
度乾燥機に入れることがないために作業効率を向上する
ことができ、また品質の精度を容易に改善することによ
り歩留の向上を図ることができ、かつ樹脂焼け現象を防
止できる。 【解決手段】射出成形機のシリンダー62内で溶融され
たペレットから排出される水分やガスを排気するために
ガス排気経路体71を減圧する。そして、単位ショット
当たりの最適な堆積量をもって射出を行う。ここで、該
単位ショット当たりの最適な堆積量は、樹脂ペレットの
含水率、射出成形機内のスクリューの回転数、シリンダ
ー内のスクリューの回転トルク、1ショット重量/冷却
時間、単位時間当たりのペレットの供給量、シリンダー
内減圧度、樹脂ペレットの予備加熱温度及び加熱時間、
シリンダー内への空気供給量等の作動条件を制御して得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融中の樹脂を射出し
て成形する射出成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機に供給される樹脂ペレ
ットは、予め乾燥炉で所定の水分量になるまで加熱され
る。そして射出成形機に供給されるが、射出されるパー
ジの品質が十分でない時、再度乾燥機に入れて乾燥され
る。従って、射出成形を行うまでにかなりの時間を必要
とし、よって作業効率が悪かった。また、一度、射出成
形機の射出の作動条件を設定すると途中で変えることが
できないために成形された製品の歩留が悪い等の欠点が
あった。さらに、射出成形機のシリンダー内に酸素が多
く存在していると樹脂焼け現象が生じて射出成形品に黒
い斑点が現れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、
射出されるパージの品質が十分でない時でも作業効率を
向上することができ、また品質の精度を容易に改善する
ことにより歩留の向上を図ることができ、さらに樹脂焼
け現象を防止できる射出成形方法を提供することにあ
る。
【0004】
【問題を解決するための手段】請求項1に係る射出成形
方法は、射出成形機のシリンダー内を減圧にする工程
と;樹脂ペレットを前記シリンダー内に供給する工程
と;前記樹脂ペレットを前記シリンダー内に堆積する工
程と;樹脂ペレットの前記シリンダー内への供給を停止
する工程と;前記シリンダー内に堆積した樹脂ペレット
を所定の計量時間内で射出を行う工程と;前記射出を開
始した後、射出された樹脂パージの良否を評価する工程
と;前記樹脂パージ評価の結果、良品の樹脂パージの得
られた前記シリンダー内の最適な樹脂ペレットの堆積量
時の前記シリンダー内のスクリューの回転トルクを越え
ないように計量時間に応じて単位時間当たりのペレット
供給量を制御して樹脂ペレットを前記シリンダー内に供
給し射出を行う工程と;を備える。
【0005】請求項2に係る射出成形方法は、射出成形
機のシリンダー内を減圧にする工程と;樹脂ペレットを
前記シリンダー内に供給する工程と;前記樹脂ペレット
を前記シリンダー内に堆積する工程と;樹脂ペレットを
前記シリンダー内への供給を停止する工程と;前記シリ
ンダー内に堆積した樹脂ペレットを所定の計量時間内で
射出を行う工程と;前記射出を開始した後、射出された
樹脂パージの良否を評価する工程と;前記樹脂パージ評
価の結果、不良の樹脂パージの得られた前記シリンダー
内のスクリューの回転トルク以下になるように計量時間
に応じて単位時間当たりのペレット供給量を制御して樹
脂ペレットを前記シリンダー内に供給し射出を行う工程
と;を備える。
【0006】請求項3に係る射出成形方法は、射出成形
機のシリンダー内を減圧にする工程と;樹脂ペレットを
前記シリンダー内に供給する工程と;前記樹脂ペレット
が前記シリンダー内に堆積する工程と;樹脂ペレットを
前記シリンダー内への供給を停止する工程と;前記シリ
ンダー内に堆積した樹脂ペレットを所定の計量時間内で
射出を行う工程と;ここで、該射出は、良品の樹脂パー
ジを得るまで行われ;前記良品の樹脂パージが得られた
後、計量時間に応じて射出成形品に必要な1ショット分
の供給量を前記シリンダー内に供給し射出を行う工程
と;を備える。
【0007】請求項4に係る射出成形方法は、射出成形
機のシリンダーで樹脂ペレットの溶融した際に発生する
ガスを該シリンダーの外へ排出するように該シリンダー
内の減圧度、単位時間当たりのペレットの供給量を調節
して該シリンダー内に堆積した樹脂ペレットの単位ショ
ット当たりの最適な堆積量をもって射出成形を行う射出
成形方法において、前記減圧度は、70キロパスカル以
上、好ましくは80キロパスカル〜95キロパスカルで
あることを特徴とする。
【0008】請求項5に係る射出成形方法は、射出成形
機のシリンダーで樹脂ペレットの溶融した際に発生する
ガスを該シリンダーの外へ排出するように該シリンダー
内の減圧度、単位時間当たりのペレットの供給量及び該
シリンダー内へのガス供給量を調節して該シリンダー内
に堆積した樹脂ペレットの単位ショット当たりの最適な
堆積量をもって射出成形を行う射出成形方法において、
前記減圧度は、70キロパスカル以上、好ましくは80
キロパスカル〜95キロパスカルであることを特徴とす
る。
【0009】請求項6に係る射出成形方法は、射出成形
機のシリンダーで樹脂ペレットの溶融した際に発生する
ガスを該シリンダーの外へ排出するように該シリンダー
内の減圧度、ペレットの単位時間当たりの供給量、単位
ショット重量/冷却時間、該シリンダー内のスクリュー
の回転トルクを調節して該シリンダー内に堆積した樹脂
ペレットの単位ショット当たりの最適な堆積量をもって
射出成形を行う。
【0010】請求項7に係る射出成形方法は、射出成形
機のシリンダー内で樹脂ペレットの溶融した際に発生す
るガスを該シリンダーの外へ排出するように該シリンダ
ー内の減圧度、ペレットの単位時間当たりの供給量、該
シリンダー内のスクリューの回転トルク、該シリンダー
内へのガス供給量を調節して該シリンダー内に堆積した
樹脂ペレットの単位ショット当たりの最適な堆積量をも
って射出成形を行う。
【0011】請求項8に係る射出成形方法は、射出成形
機のシリンダー内で樹脂ペレットの溶融した際に発生す
るガスを該シリンダーの外へ排出するように該シリンダ
ー内の減圧度、ペレットの単位時間当たりの供給量、単
位ショット重量/冷却時間、該シリンダー内のスクリュ
ーの回転トルク、該シリンダー内へのガス供給量を調節
して該シリンダー内に堆積した樹脂ペレットの単位ショ
ット当たりの最適な堆積量をもって射出成形を行う。
【0012】請求項9に係る射出成形方法は、射出成形
機のシリンダーで樹脂ペレットの溶融した際に発生する
ガスを該シリンダーの外へ排出するように該シリンダー
内の減圧度、ペレットの単位時間当たりの供給量、単位
ショット重量/冷却時間、該シリンダー内のスクリュー
の回転トルク、該シリンダー内への空気供給量、射出成
形機内スクリューの回転数の作動条件を制御して該シリ
ンダー内に堆積した樹脂ペレットの単位ショット当たり
の最適な堆積量をもって射出成形を行う。
【0013】請求項10に係る射出成形方法は、前記減
圧度を70キロパスカル以上、好ましくは80キロパス
カル〜95キロパスカルに設定してなることを特徴とす
る。
【0014】請求項11に係る射出成形方法は、前記シ
リンダー内に供給する樹脂ペレットの供給を射出成形機
のシリンダー内で樹脂ペレットの溶融した際に発生する
ガスの通る排気通路と分離して行うことを特徴とする。
【0015】請求項12に係る射出成形方法は、前記堆
積量が背圧のかかった状態で得られることを特徴とす
る。
【0016】請求項13に係る射出成形方法は、前記樹
脂ペレットをシリンダー内に供給する際、さらに 量時
間を制御してなることを特徴とする。
【0017】請求項14に係る射出成形方法は、前記計
量時間が冷却時間を最大限に生かして樹脂ペレットをシ
リンダー内に供給する単位時間当たりの供給量を制御し
て該冷却時間内に計量を終了するまでの時間であること
を特徴とする。
【0018】請求項15に係る射出成形方法は、射出成
形機のシリンダー内を減圧にする工程と;樹脂ペレット
を前記シリンダー内に供給する工程と;前記樹脂ペレッ
トが前記シリンダー内に堆積する工程と;樹脂ペレット
のシリンダー内における堆積量をスクリューのフライト
位置と検知装置の設置位置の距離によって制御する工程
とを備える。
【0019】請求項16に係る射出成形方法は、前記検
知装置による堆積量制御工程が、樹脂ペレットが該検知
装置の位置を越えてシリンダー内に堆積しないように制
御されることを特徴とする。
【0020】請求項17に係る射出成形方法は、前記検
知装置による堆積量制御工程が、樹脂ペレットが落下す
るシリンダー内のスクリュー領域において既堆積樹脂ペ
レットが存在しないように制御されることを特徴とす
る。
【0021】請求項18に係る射出成形方法は、前記シ
リンダー内に堆積した樹脂ペレットの位置を検知する検
知装置をシリンダー内スクリューのフライトの上端から
1mm〜10mm、好ましくは1mm〜5mmに設置し
てなることを特徴とする。
【0022】請求項19に係る射出成形方法は、前記樹
脂ペレットは、樹脂ペレットの未乾燥状態、乾燥状態で
あることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】上述したように本発明の実質的な
構成は、以下の通りである:本実施例において、樹脂
は、射出成形機中に供給される前に所定の水分量になる
まで予め乾燥炉で乾燥させた乾燥材、射出成形機中に供
給される前に予め乾燥炉で乾燥させていない未乾燥材、
乾燥材と未乾燥材間の乾燥材又は使用済みの樹脂を所定
の割合で混合したリサイクル材を使用することができ
る。
【0024】単位ショット当たりの最適な堆積量は、樹
脂ペレットをペレット供給経路体に通して射出成形機の
シリンダー内に供給して最初の射出を行った後、この最
初の射出から所定時間経過後に射出された樹脂パージの
品質を検査して、該検査の結果良好なパージが得られた
際に、シリンダー内に堆積した単位ショット当たりの堆
積量と定義する。そして、この最適な堆積量が得られる
以下に述べる作動要因を特定する。特定された作動要因
でもって射出成形を行う。さらに、射出成形中に供給さ
れたペレットの堆積量を検知して、ペレットの堆積量が
常に最適な値を保つように検知情報に基づいてペレット
の堆積量を制御する。
【0025】この最適な堆積量は、射出成形機内のスク
リューの回転数、単位ショット重量/冷却時間、シリン
ダー内のスクリューの回転トルク、樹脂ペレットの単位
時間当たりの供給量、シリンダー内の減圧度、樹脂ペレ
ットの加熱温度を制御して、さらにはシリンダー内への
空気供給量等の作動要因を制御して特定される。
【0026】樹脂ペレットをシリンダー内に供給してシ
リンダー内に該樹脂ペレットの最適な堆積量を得る方法
は、まず樹脂ペレットをシリンダー内に供給して前記樹
脂ペレットをシリンダー内に堆積する。そして、樹脂ペ
レットのシリンダー内への供給を停止する。この後、前
記シリンダー内に堆積した樹脂ペレットを所定の計量時
間内で射出を行う。前記射出を開始した後、射出された
樹脂パージの良否を評価する。前記樹脂パージ評価の結
果、良品の樹脂パージの得られたシリンダー内の最適な
樹脂ペレットの堆積量時のシリンダー内スクリューの回
転トルクを越えないように計量時間に応じて単位時間当
たりのペレット供給量を制御して樹脂ペレットをシリン
ダー内に供給し射出を行う。ここで、前記計量時間は、
冷却時間を最大限に生かして樹脂ペレットをシリンダー
内に供給する単位時間当たりの供給量を制御して該冷却
時間内に計量を終了するまでの時間である。
【0027】また、他の方法は、樹脂ペレットをシリン
ダー内に供給して前記樹脂ペレットをシリンダー内に堆
積する。そして、樹脂ペレットのシリンダー内への供給
を停止する。この後、前記シリンダー内に堆積した樹脂
ペレットを所定の計量時間内で射出を行う。前記射出を
開始した後、射出された樹脂パージの良否を評価する。
前記樹脂パージ評価の結果、不良の樹脂パージの得られ
たシリンダー内のスクリューの回転トルク以下になるよ
うに計量時間に応じて単位時間当たりのペレット供給量
を制御して樹脂ペレットをシリンダー内に供給し射出を
行う。
【0028】また、さらに他の方法は、樹脂ペレットを
シリンダー内に供給して前記樹脂ペレットをシリンダー
内に堆積する。そして、樹脂ペレットのシリンダー内へ
の供給を停止する。この後、前記シリンダー内に堆積し
た樹脂ペレットを所定の計量時間内で射出を行う。ここ
で、該射出は、良品の樹脂パージを得るまで行われる。
かくして、前記良品の樹脂パージが得られた後、計量時
間に応じて射出成形品に必要な1ショット分の供給量を
シリンダー内に供給し射出を行う。
【0029】以下、本発明を詳述するために添付の図面
に基づいて説明する。図1は、射出成形システムの概略
図を示す。図2は、ペレットを射出成形機に供給するま
での構成を示す概略図である。該図において、符号10
は、射出成形システムである。符号12は、ナイロン等
の樹脂ペレットを貯蔵する貯蔵タンクである。ペレット
は、ペレット自動供給装置を構成する排風機14、オー
トローダ16、真空遮断バルブ20を介してペレット貯
蔵体22に運ばれる。貯蔵タンク12とオートローダ1
6との間、並びに排風機14とオートローダ16との間
を結ぶ搬送路にそれぞれ真空遮断バルブ18が、設けら
れる。ペレットが、オートローダ16に移動すると、真
空遮断バルブ18は、閉じる。
【0030】ペレットは、オートローダ16から真空遮
断バルブ20を介してペレット貯蔵体22に運ばれる。
オートローダ16は、ペレットの堆積の位置を検知する
レベルセンサー21を備える。そして、ペレットが、オ
ートローダ16からペレット貯蔵体22に運ばれると、
真空遮断バルブ20は、閉じる。次に、樹脂ペレット
は、ペレット貯蔵体22からペレット供給体24を通し
て射出成形機26に運ばれる。ペレット貯蔵体22は、
かくして、減圧状態が得られるため、真空乾燥が行われ
る。
【0031】ペレット供給体24は、ペレット供給機
構、すなわちペレット供給量調節装置28を備える。ペ
レット供給体24は、第1及び第2のペレット供給体3
0、32を備える。ペレット供給調節装置28により制
御された量のペレットが、ペレット貯蔵体22からペレ
ット供給体24へ供給される。
【0032】ここで、ペレット供給体24は、射出成形
機のシリンダー62の供給帯域に配設される。該ペレッ
ト供給体24は、二重構造を備える。すなわち、ペレッ
ト供給体24は、透明なアクリル製の第1ペレット供給
体30を構成する内管と第1ペレット供給体30内に収
納される銅製の第2ペレット供給体32を構成する外管
備える。
【0033】第2ペレット供給体32の先端は、第1ペ
レット供給体の先端より射出成形機内のスクリューの近
傍まで突出する。第2ペレット供給体32の先端は、射
出成形機内のスクリューに近接して、すなわち、該供給
体先端とスクリューのフライト先端との距離は約1mm
〜10mm、好ましくは1mm〜5mmに設けられる。
また、第2ペレット供給体32は、シリンダー前方に向
かって傾斜面を備える。
【0034】前記貯蔵タンク12から第2ペレット供給
体32までをペレット供給経路体と定義する。なお、該
貯蔵タンク12を真空貯蔵タンクとし、該真空貯蔵タン
クにペレット供給機構を配設してもよい。この時、該真
空貯蔵タンクから該第2ペレット供給体32までは、供
給筒で構成してもよい。
【0035】かくして、ペレットは、第2ペレット供給
体32を通過し、そして水分やガス等が第1ペレット供
給体30と第2ペレット供給体32との間の空間を通過
する。なお、前記空間内にシリンダー内で溶融したペレ
ットから排気される水分、ガス中のゴミ等を除去するた
めの網体31が設けられている。
【0036】すなわち、上昇する水分やガスが通る第1
区域と落下するペレットが通る第2区域とを分離する。
そして、水分やガスが通る第1区域は、減圧装置に接続
される。前記第2区域を形成する部材の長さは、前記第
1区域を形成する部材の長さより長い。これにより、確
実に接触が防止できると共に確実に特定量のペレットが
射出成形機中に供給される。
【0037】かくして、第1ペレット供給体30と第1
ペレット供給体30内に収納される第2ペレット供給体
32とから接触防止装置34が、構成される。そして、
第1ペレット供給体30は、排気口を備える。排気口
は、後述する減圧装置38に接続される。なお、該ペレ
ット供給体24は、ペレットの供給通路と排ガス通路と
を二重構造にして構成されているが、ペレットの供給通
路と排ガス通路とを別々に構成して、それぞれ射出成形
機のシリンダーの供給帯域に配設してもよい。
【0038】ペレット供給調節装置28によるペレット
の供給調節は、ペレットの射出成形機への供給量を可変
し、又は供給量を一定として供給時間を可変し、又は供
給をOFF−ONする。ペレット供給調節装置28は、
モータを備える。そして、ペレット供給量調節によっ
て、モータの回転数は可変される。又はモータの回転数
を一定とし、モータの回転時間が可変(停止も含めて)
される。又はモータの回転がOFF−ONする。
【0039】符号50、52は、検知装置、例えば位置
センサーである。検知装置50、52が、第2ペレット
供給体32に取付られている。検知装置50は、第2ペ
レット供給体32のできるだけスクリューの近傍に設け
られることが好ましい。第2ペレット供給体32に取付
られたセンサー50は、高温のガス等に雰囲気に晒され
て感度が悪くなる可能性がある。そこで、センサーを耐
熱ガラス内に入れて直接に高温のガス等に雰囲気に晒さ
れることを防止する。
【0040】該検知装置50は、シリンダー内スクリュ
ーのフライトの先端との距離;約1mm〜10mm、好
ましくは1mm〜5mmの位置に設けられる。また、検
知装置50は、ウオータジャケットに取付てもよい。こ
の場合でも、前記距離は、約1mm〜10mm、好まし
くは1mm〜5mmの設定される。
【0041】樹脂ペレットのシリンダー内における堆積
量は、センサーの設置位置、すなわち前記距離によって
制御することもできる。この場合も上述したように、ま
ず射出成形機のシリンダー内を減圧にして樹脂ペレット
を前記シリンダー内に供給して樹脂ペレットを前記シリ
ンダー内に堆積させる。そして、該堆積量が、前記セン
サーの設置位置によって制御される。
【0042】前記センサーによる制御は、樹脂ペレット
を該センサー位置を越えてシリンダー内に堆積しないよ
うに制御される。また、前記センサーによる制御は、樹
脂ペレットが落下するシリンダー内のスクリュー領域に
おいて既堆積樹脂ペレットが存在しないように制御され
る。
【0043】かくして、検知装置50は、ペレットがシ
リンダー内から溢れ出て第2ペレット供給体内に出てく
る状態を検知する。検知装置が作動すると、情報が、シ
ステム制御装置54に送られる。システム制御装置54
は、この情報に基づいてペレットの堆積量を制御する信
号をペレット供給調節装置へ送る。
【0044】さらに、射出成形機における射出サイクル
に関する制御情報は、システム制御装置54に送られ
る。かくして、システム制御装置54は、検知情報、並
びに射出サイクルに関する情報、例えばスクリューの回
転数、1ショット重量/冷却時間、スクリューの回転ト
ルク等の情報に基づいて上述したペレット供給調節装置
28の駆動モータを制御する。
【0045】かくして、ペレット供給量調節装置28
は、モータの回転数を調節してペレットの供給量を調節
する、又はモータの回転数を一定として駆動時間を調節
する、又はモータの駆動をOFF−ONする。また、シ
ステム制御装置54内の圧力制御装置56からの信号が
排送機14に送られ、そして、貯蔵タンク12からのペ
レットの供給量が可変される。ペレット供給量調節装置
28は、前記スクリューの回転トルクの情報が提供され
て、樹脂ペレツトの供給を制御する。
【0046】前記射出成形機は、周囲にヒータ、一端に
射出孔、かつスクリューを備える。スクリューは計量帯
域、圧縮帯域及び供給帯域を有する。かくして、ペレッ
トは、自己発熱を伴って均質な温度まで上昇する。圧縮
帯域において、ペレットは溶融され、そして混練され
る。この作用によって、一定量の溶融した樹脂が、ノズ
ル側へ送り出される。
【0047】射出成形機の内部は、密封状態に保持され
てもよいが、射出成形機の他端から大気の空気又は不活
性ガスを導入してもよい。気体供給手段は射出成形機の
シリンダーの射出孔と対向した他端に設けられた開口6
4である。シリンダー内に導入される気体は空気の他
に、不活性気体でもよい。さらに、好ましくは、気体は
加熱される。この気体供給手段は、大気中のゴミやちり
等をシリンダー内に入れないようにするためにフィルタ
ーを設けることが好ましい。
【0048】ペレット供給体から射出成形機の射出成形
チャンバー内に供給されるペレットは、スクリューによ
って該チャンバー内を移動し、そして溶融の間にペレッ
ト中の水分やガスを排出する。ペレットから排出された
水分やガスを含む気体は、減圧装置38を構成する真空
ポンプにより射出成形機の外部に取り出される。減圧装
置38は、第2ペレット供給体32の下端付近に取付ら
れる。かくして、減圧装置38は、溶融ペレットから発
生した水分やガスを吸い込み、そして水分やガスを大気
に排気する。かくして、射出成形チャンバー内から第1
ペレット供給体を通して真空ポンプまでの経路によりガ
ス排気経路が形成される。そして、該ガス排気経路は、
減圧状態下に置かれる。
【0049】次に、射出成形機の射出口から射出された
溶融樹脂は、前方に置かれる金型70内に射出される。
金型70内で溶融樹脂は固まり、そして射出成形品が作
られる。ここで、射出された樹脂中のガスや水分の大部
分は、既に射出成形機中の溶融工程で除去されるが、樹
脂中に一部残存するガスや水分が金型内に入る。水分や
ガスが金型の内面に付着することを防止するために金型
は減圧装置38に接続される。なお、減圧装置は、射出
成形機から排出される水分やガス及び又は金型から排出
される水分やガスを強制的に排気する。
【0050】なお、上述したようにペレット供給経路体
40は、貯蔵タンク12からペレット貯蔵体22、ペレ
ット供給調節装置28、第2ペレット供給体32までの
経路により構成される。一方、ガス排気経路体71は、
射出成形機シリンダー内で樹脂の溶融中に発生した水分
やガスの通る通路、第1ペレット供給体30、排ガス処
理装置66を介して減圧装置38に至り、そして大気に
排出されるまでの経路により構成される。また、ペレッ
ト排気経路体71は、金型70から減圧装置38に至
り、そして大気に排出されるまでの経路により構成され
る。
【0051】ここで、減圧装置として真空ポンプが使用
される。真空ポンプは、射出成形機及び又は金型から排
出される水分やガスを減圧下で取り出す。かくして、射
出成形機及び又は金型からの水分やガスを減圧下で取り
出す。真空ポンプによって、シリンダー内は50キロパ
スカル以上、好ましくは70キロパスカル以上、さらに
好ましくは80キロパスカルから95キロパスカルに減
圧される。80キロパスカルから95キロパスカルに減
圧することにより、シリンダー内の酸素量が低減する。
よって、酸素の存在下で樹脂焼けを生じ安い材料、例え
ば商品名APEL(住友化学社製)を用いて上述した射
出成形方法を使用して射出成形することにより射出成形
品中に樹脂焼けで生じる黒い斑点の生成を防止すること
ができる。
【0052】なお、上述した本発明に係る射出形成方法
は、それぞれの工程を備えていればよい。従って、各工
程の順序はこの順番に限定されることなく、種々の順序
を採ることができる。その他、本発明は、本発明の範囲
内でこの実施例に限定されずに種々の変形構成を含み得
るものである。
【0053】以上のように本発明は、樹脂等をシリンダ
ー内で溶融してその一端から加圧下で射出する射出成形
機に適用できることは勿論、樹脂等をシリンダー内で溶
融してその一端から加圧下で射出する作用を行うもので
あれば射出成形機の名称でなくても適用できる。また、
射出成形品には、電子部品、機械部品等の種々の成形品
が含まれる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、射出されるパージの品
質が十分でない時でも再度乾燥機に入れることがないた
めに作業効率を向上することができ、また品質の精度を
容易に改善することにより歩留の向上を図ることができ
る。樹脂焼け現象を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る射出成形システムを示す
概略図である。
【図2】図2は、ペレットを射出成形機に供給するまで
の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
26;射出成形機 28;ペレット堆積量制御装置 30、32;ペレット供給体 34;接触防止装置 38;減圧装置 62;シリンダー 64;気体供給手段 66;排ガス処理装置 71;ガス排気経路体

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機のシリンダー内を減圧にする
    工程と;樹脂ペレットを前記シリンダー内に供給する工
    程と;前記樹脂ペレットを前記シリンダー内に堆積する
    工程と;樹脂ペレットの前記シリンダー内への供給を停
    止する工程と;前記シリンダー内に堆積した樹脂ペレッ
    トを所定の計量時間内で射出を行う工程と、前記射出を
    開始した後、射出された樹脂パージの良否を評価する工
    程と;前記樹脂パージ評価の結果、良品の樹脂パージの
    得られた前記シリンダー内の最適な樹脂ペレットの堆積
    量時の前記シリンダー内スクリューの回転トルクを越え
    ないように計量時間に応じて単位時間当たりのペレット
    供給量を制御して樹脂ペレットを前記シリンダー内に供
    給し射出を行う工程と;を備える射出成形方法。
  2. 【請求項2】 射出成形機のシリンダー内を減圧にする
    工程と;樹脂ペレットを前記シリンダー内に供給する工
    程と;前記樹脂ペレットを前記シリンダー内に堆積する
    工程と;樹脂ペレットを前記シリンダー内への供給を停
    止する工程と;前記シリンダー内に堆積した樹脂ペレッ
    トを所定の計量時間内で射出を行う工程と、前記射出を
    開始した後、射出された樹脂パージの良否を評価する工
    程と;前記樹脂パージ評価の結果、不良の樹脂パージの
    得られた前記シリンダー内のスクリューの回転トルク以
    下になるように計量時間に応じて単位時間当たりのペレ
    ット供給量を制御して樹脂ペレットを前記シリンダー内
    に供給し射出を行う工程と;を備える射出成形方法。
  3. 【請求項3】 射出成形機のシリンダー内を減圧にする
    工程と;樹脂ペレットを前記シリンダー内に供給する工
    程と;前記樹脂ペレットが前記シリンダー内に堆積する
    工程と;樹脂ペレットを前記シリンダー内への供給を停
    止する工程と;前記シリンダー内に堆積した樹脂ペレッ
    トを所定の計量時間内で射出を行う工程と、ここで、該
    射出は、良品の樹脂パージを得るまで行われ;前記良品
    の樹脂パージが得られた後、計量時間に応じて射出成形
    品に必要な1ショット分の供給量を前記シリンダー内に
    供給し射出を行う工程と;を備える射出成形方法。
  4. 【請求項4】 射出成形機のシリンダーで樹脂ペレット
    の溶融した際に発生するガスを該シリンダーの外へ排出
    するように該シリンダー内の減圧度、単位時間当たりの
    ペレットの供給量を調節して該シリンダー内に堆積した
    樹脂ペレットの単位ショット当たりの最適な堆積量をも
    って射出成形を行う射出成形方法において、前記減圧度
    は、70キロパスカル以上、好ましくは80キロパスカ
    ル〜95キロパスカルであることを特徴とする射出成形
    方法。
  5. 【請求項5】 射出成形機のシリンダーで樹脂ペレット
    の溶融した際に発生するガスを該シリンダーの外へ排出
    するように該シリンダー内の減圧度、単位時間当たりの
    ペレットの供給量及び該シリンダー内へのガス供給量を
    調節して該シリンダー内に堆積した樹脂ペレットの単位
    ショット当たりの最適な堆積量をもって射出成形を行う
    射出成形方法において、前記減圧度は、70キロパスカ
    ル以上、好ましくは80キロパスカル〜95キロパスカ
    ルであることを特徴とする射出成形方法。
  6. 【請求項6】 射出成形機のシリンダーで樹脂ペレット
    の溶融した際に発生するガスを該シリンダーの外へ排出
    するように該シリンダー内の減圧度、ペレットの単位時
    間当たりの供給量、単位ショット重量/冷却時間、該シ
    リンダー内のスクリューの回転トルクを調節して該シリ
    ンダー内に堆積した樹脂ペレットの単位ショット当たり
    の最適な堆積量をもって射出成形を行う射出成形方法。
  7. 【請求項7】 射出成形機のシリンダー内で樹脂ペレッ
    トの溶融した際に発生するガスを該シリンダーの外へ排
    出するように該シリンダー内の減圧度、ペレットの単位
    時間当たりの供給量、該シリンダー内のスクリューの回
    転トルク、該シリンダー内へのガス供給量を調節して該
    シリンダー内に堆積した樹脂ペレットの単位ショット当
    たりの最適な堆積量をもって射出成形を行う射出成形方
    法。
  8. 【請求項8】 射出成形機のシリンダー内で樹脂ペレッ
    トの溶融した際に発生するガスを該シリンダーの外へ排
    出するように該シリンダー内の減圧度、ペレットの単位
    時間当たりの供給量、単位ショット重量/冷却時間、該
    シリンダー内のスクリューの回転トルク、該シリンダー
    内へのガス供給量を調節して該シリンダー内に堆積した
    樹脂ペレットの単位ショット当たりの最適な堆積量をも
    って射出成形を行う射出成形方法。
  9. 【請求項9】 射出成形機のシリンダーで樹脂ペレット
    の溶融した際に発生するガスを該シリンダーの外へ排出
    するように該シリンダー内の減圧度、ペレットの単位時
    間当たりの供給量、単位ショット重量/冷却時間、該シ
    リンダー内のスクリューの回転トルク、該シリンダー内
    への空気供給量、射出成形機内スクリューの回転数の作
    動条件を制御して該シリンダー内に堆積した樹脂ペレッ
    トの単位ショット当たりの最適な堆積量をもって射出成
    形を行う射出成形方法。
  10. 【請求項10】 前記減圧度を70キロパスカル以上、
    好ましくは80キロパスカル〜95キロパスカルに設定
    してなることを特徴とする請求項1、2、3、6、7、
    8又は9のいずれか1項記載の射出成形方法。
  11. 【請求項11】 前記シリンダー内に供給する樹脂ペレ
    ットの供給を射出成形機のシリンダー内で樹脂ペレット
    の溶融した際に発生するガスの通る排気通路と分離して
    行うことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8又は9のいずれか1項記載の射出成形方法。
  12. 【請求項12】 前記堆積量は背圧のかかった状態で得
    られることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8又は9のいずれか1項記載の射出成形方法。
  13. 【請求項13】 前記樹脂ペレットをシリンダー内に供
    給する際、さらに計量時間を制御してなることを特徴と
    する請求項4、5、6、7、8又は9のいずれか1項記
    載の射出成形方法。
  14. 【請求項14】 前記計量時間は、冷却時間を最大限に
    生かして樹脂ペレットをシリンダー内に供給する単位時
    間当たりの供給量を制御して該冷却時間内に計量を終了
    するまでの時間であることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、7、8又は9のいずれか1項記載の射
    出成形方法。
  15. 【請求項15】射出成形機のシリンダー内を減圧にする
    工程と;樹脂ペレットを前記シリンダー内に供給する工
    程と;前記樹脂ペレットが前記シリンダー内に堆積する
    工程と;樹脂ペレットのシリンダー内における堆積量を
    スクリューのフライト位置と検知装置の設置位置の距離
    によって制御する工程とを備える射出成形方法。
  16. 【請求項16】 前記検知装置による堆積量制御工程
    は、樹脂ペレットが該検知装置の位置を越えてシリンダ
    ー内に堆積しないように制御されることを特徴とする請
    求項15項記載の射出成形方法。
  17. 【請求項17】 前記検知装置による堆積量制御工程
    は、樹脂ペレットが落下するシリンダー内のスクリュー
    領域において既堆積樹脂ペレットが存在しないように制
    御されることを特徴とする請求項15記載の射出成形方
    法。
  18. 【請求項18】 前記シリンダー内に堆積した樹脂ペレ
    ットの位置を検知する検知装置をシリンダー内スクリュ
    ーのフライトの上端から1mm〜10mm、好ましくは
    1mm〜5mmに設置してなることを特徴とする請求項
    15記載の射出成形方法。
  19. 【請求項19】 前記樹脂ペレットは、樹脂ペレットの
    未乾燥状態、乾燥状態であることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8、9又は15のいずれ
    か1項記載の射出成形方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004262121A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Matsui Mfg Co 合成樹脂成形機用樹脂原料の供給装置及び供給方法
EP1553369A1 (en) * 2004-01-07 2005-07-13 Star Seiki Co., Ltd. Resin pellet dryer
EP1630507A1 (en) * 2004-08-23 2006-03-01 Star Seiki Co., Ltd. Apparatus and method for drying resin pellets
US7431583B2 (en) 2005-07-29 2008-10-07 Fanuc Ltd Injection molding machine
JP2012000962A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Fanuc Ltd 樹脂供給量調節手段を有する射出成形機

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