JP2006027472A - エアバッグ装置を備えたステアリングホイール - Google Patents
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Abstract
この発明は、ステアリングホイール中央のパッド部にエアバッグ作動時に展開しない固定部を設け、この固定部の周囲にエアバッグ装置を設けたステアリングホイールにおいて、展開カバー部をエアバッグ作動時には、確実に展開させるように構成しつつも、経年変化等によって、展開カバー部が容易に固定部から離脱しないように構成したエアバッグ装置を備えたステアリングホイールを提供することを目的とする。
【解決手段】
展開カバー部13の開口縁部13bの端部(内縁端部)に、下方に没入した縦壁部17aと横壁部17bとからなる嵌合部17を形成し、この嵌合部17を固定部6に対して嵌合係止することで、展開カバー部13を係止している。
【選択図】 図5
Description
しかしながら、この展開カバー部内には、布等から成るエアバッグクッションを圧縮した状態で折畳んで収納しているため、展開カバー部には、エアバッグクッションから展開方向の力が常時作用することになる。
上記構成によれば、固定部の表面にホーンスイッチ等の押圧操作を行う操作部を設けることで、固定部がステアリングシャフトの軸方向に向けて大きな力で押圧される。これが長年に亘り繰り返されると固定部をステアリングホイールに支持する基部が変形し、押圧方向に微小に変位する場合がある。このような場合でも、展開カバー部がこの変位に追従するように変形するため、展開カバー部と固定部の間に隙間が形成されず、見栄えを向上することができる。
図1は本願発明の実施形態におけるエアバッグ装置を備えたステアリングホイールの斜視図、図2はエアバッグ作動時におけるステアリングホイールと運転者との関係を示した模式図である。
図7に示すように、固定部6には、前述のようにホーンスイッチ60を設けており、このホーンスイッチ60は、鉢状のスイッチケース61と、その内部でステアリングシャフト軸S方向にストロークするスイッチボタン62と、その間に介装されたコイル状の圧縮バネ63とからなる。
図3、図4及び図6に示すように、展開カバー部13の裏面には、薄肉化されてエアバッグクッション9の膨張圧力によって破断可能な破断溝16を、開口部4bから略放射線状に複数延設している。このうちスポーク部3a,3b,3cの方向に延びる破断溝16…を途中で分岐させているものの、最終的には全ての破断溝16…を展開カバー部13のリテーナ10への取付け部13aへ向けて延設している。
この図に示すように、エアバッグ装置7が作動すると、インフレータ11からガスが噴出し、エアバッグクッション9が膨張する。展開カバー部13はエアバッグクッション9の膨張圧力を受けて、嵌合部17が変形して固定部6であるホーンスイッチ60との係合が解除される。これにより、破断溝16(図3,4参照)が嵌合部17側から破断してゆき、展開カバー部13がヒンジ部13cを支点として開放される。そして、エアバッグクッション9が車室へ展開される。
この実施態様によるエアバッグ装置7を備えたステアリングホイール1は、ステアリングホイール1中央のパッド部4にエアバッグ作動時に展開しない固定部6を設け、この固定部6の周囲にエアバッグ装置7を設けたステアリングホイール1であって、前記エアバッグ装置7に、エアバッグクッション9を内部に収納し、エアバッグ作動時には展開する展開カバー部13を設け、該展開カバー部13の内縁に位置する開口縁部13bを、前記固定部6の外縁端部の内部側に位置させ、該固定部6の外縁端部に対して係合固定したものである。
この実施形態は、エアバッグクッション91の折畳み方向を前述の実施態様と異ならせたものである。すなわち、エアバッグクッション91を、ステアリンクシャフトの軸Sと直交する径方向に折畳んだ構造である。なお、その他の構造については、前述の実施態様と同じであるため、同一の符号を付して説明を省略する。
この実施形態は、4本スポークのステアリングホイール101に、本願発明を採用した場合の一例を示したものである。
なお、その他の作用効果については、前述の実施態様と同様である。
4,104…パッド部
6,106(60,160)…固定部(ホーンスイッチ)
7,107…エアバッグ装置
9,91…エアバッグクッション
13,113…展開カバー部
17…嵌合部
Claims (4)
- ステアリングホイール中央のパッド部にエアバッグ作動時に展開しない固定部を設け、この固定部の周囲にエアバッグ装置を設けたステアリングホイールであって、
前記エアバッグ装置に、エアバッグクッションを内部に収納し、エアバッグ作動時には展開する展開カバー部を設け、
該展開カバー部の内縁端部を、前記固定部の外縁端部の内部側に位置させ、該固定部の外縁端部に対して係合固定した
エアバッグ装置を備えたステアリングホイール。 - 前記展開カバー部の表面を、曲率を持ったパッド部表面として構成すると共に、前記固定部の表面と略一致するように設定し、
該展開カバー部の内縁端部に、展開カバー部表面より内部側に没入する嵌合部を形成し、
該嵌合部を前記固定部の外縁端部に係合した
請求項1記載のエアバッグ装置を備えたステアリングホイール。 - この発明の一実施態様においては、
前記展開カバー部の外縁端を、パッド部の外縁端として構成し、
該展開カバー部の外縁端に、展開カバー部の展開時にヒンジとなるヒンジ部を形成した
請求項1又は2記載のエアバッグ装置を備えたステアリングホイール。 - 前記固定部の表面に、運転者が押圧操作を行う操作部を設けた
請求項1〜3記載のエアバッグ装置を備えたステアリングホイール。
Priority Applications (1)
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JP2004210364A JP2006027472A (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | エアバッグ装置を備えたステアリングホイール |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006027472A true JP2006027472A (ja) | 2006-02-02 |
Family
ID=35894328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004210364A Pending JP2006027472A (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | エアバッグ装置を備えたステアリングホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006027472A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009060740A1 (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-14 | Honda Motor Co., Ltd. | シフト装置 |
-
2004
- 2004-07-16 JP JP2004210364A patent/JP2006027472A/ja active Pending
Cited By (4)
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