JP2002120730A - ステアリングスイッチの取付構造 - Google Patents

ステアリングスイッチの取付構造

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JP2002120730A
JP2002120730A JP2000319149A JP2000319149A JP2002120730A JP 2002120730 A JP2002120730 A JP 2002120730A JP 2000319149 A JP2000319149 A JP 2000319149A JP 2000319149 A JP2000319149 A JP 2000319149A JP 2002120730 A JP2002120730 A JP 2002120730A
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leg
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pad member
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Shoichi Ibe
正一 伊部
Keisuke Imai
啓介 今井
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0076Switches therefor
    • B60Q1/0082Switches therefor mounted on the steering wheel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステアリングホイールの芯金へのパッド部材
及びスイッチアセンブリの取付作業が容易で取付工数が
低減され、低コストとなるステアリングスイッチの取付
構造を得る。 【解決手段】 ステアリング装置では、ブラケット52
の第1脚片62と第2脚片64との間に位置するパッド
部材24の取付片48Aと第2脚片64との間に圧縮コ
イルばね72を配置した状態で、第1脚片62がスイッ
チアセンブリ82Aの取付孔92に挿入される。圧縮コ
イルばね72の弾性力に抗して取付片48Aが移動され
ホーン用接点74に接触するとホーン装置が作動する。
パッド部材24は、スイッチアセンブリ82Aの底面に
係合され、締結手段を用いることなく芯金に固定される
ブラケット52に対する離反方向の脱落が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、警報用ホーン装置
の操作スイッチとなるパッド部材と、このパッド部材の
周縁部に配置されるスイッチアセンブリとをステアリン
グ装置に取り付けるためのステアリングスイッチの取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のステアリング装置には、エアバッ
グ装置を備えたものがある。このようなステアリング装
置では、エアバッグ装置を構成する袋体やインフレータ
等がパッド部材に内蔵されており、このパッド部材がス
テアリングホイールの芯金に取り付けられている。
【0003】また、部品点数及び取付工数の削減の観点
から、上記のパッド部材を警報用ホーン装置の操作スイ
ッチとしたステアリング装置がある。このようなステア
リング装置では、パッド部材は芯金との間にコイルばね
を介在させて芯金に対して接離可能に配置されており、
芯金に対するパッド部材の相対変位により警報用接点が
閉じられて警報用ホーン装置が警報を発するようになっ
ている。このパッド部材と芯金とは、例えば、芯金に設
けられた透孔に挿通され頭部がこの透孔周縁部に係合さ
れた雄ねじをコイルばねに挿通させた状態でパッド部材
のベース板に設けられた雌ねじに螺合させることで相対
変位可能に接続される構成である。
【0004】さらに、上記の警報用ホーン装置の操作ス
イッチに加え、近年の需要者ニーズに対応してオーディ
オ用スイッチやカーナビゲーション装置用スイッチ、シ
フトスイッチといった付加価値的なスイッチがステアリ
ング装置のステアリングホイール内に配設されるように
なってきている。このような付加的なスイッチは、乗員
がステアリングホイールを把持した状態で操作可能とす
るために通常ステアリングホイール内周の略左右対称位
置に配置された一対のスイッチアセンブリ内に配設さ
れ、例えば、ボルト及びナットにて芯金に固定保持され
る構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなステアリング装置では、パッド部材(ベース板)
がねじやボルトナット等の締結具により芯金に取り付け
られる構成であるため、取付作業が煩雑であると共に取
付作業工数が多く、コストが高いという問題があった。
特に、スイッチアセンブリを備えたステアリング装置で
は、スイッチアセンブリもねじやボルトナット等の締結
具により芯金に固定保持されるため、煩雑な取付作業工
数が一層多くなり、一層コストが高くなるという問題が
あった。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、ステアリ
ングホイールの芯金へのパッド部材及びスイッチアセン
ブリの取付作業が容易で取付工数が低減され、低コスト
となるステアリングスイッチの取付構造を得ることが目
的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係るステアリングスイッチの取
付構造は、乗員が操舵するためのステアリングホイール
の芯金と、前記芯金との間に弾性部材を介在させた状態
で配置され、前記弾性部材の弾性力に抗して前記芯金に
近接移動されることで警報用ホーン装置を作動させるパ
ッド部材と、前記警報用ホーン装置の操作スイッチ以外
のスイッチが配設され、前記パッド部材の周縁部に配置
されるスイッチアセンブリと、を備え、前記スイッチア
センブリを前記芯金に取り付けると共に当該スイッチア
センブリを前記パッド部材に係合させ、当該パッド部材
の前記芯金に対する所定位置を超える離反を制限した、
ことを特徴としている。
【0008】請求項1記載のステアリングスイッチの取
付構造では、パッド部材を弾性部材の弾性力に抗して芯
金の軸線方向に沿って芯金に近接させると、警報用ホー
ン装置が作動される。また、警報用ホーン装置の操作ス
イッチ以外のスイッチが配設されたスイッチアセンブリ
がパッド部材の周縁部に配置されるため、乗員は通常の
運転姿勢を維持しながら各種装置(例えば、エアコンデ
ィショナやカーナビゲーション装置等)を操作すること
ができる。すなわち、警報用ホーン装置の操作スイッチ
を構成するパッド部材と、スイッチアセンブリとが本発
明におけるステアリングスイッチとなる。
【0009】このステアリングスイッチの芯金への取り
付けにあたっては、スイッチアセンブリを芯金に取り付
けると共に弾性部材を介して芯金に対して接離可能に配
置されたパッド部材にこのスイッチアセンブリを係合さ
せ、パッド部材の芯金に対する所定位置を超える離反
(脱落)を制限する。これにより、パッド部材は、乗員
側から押圧されることで弾性部材の弾性力に抗して芯金
に近接し、この押圧状態を解除することで初期位置(上
記の所定位置)まで復帰することが可能であるが、初期
位置をこえる離反(乗員側への移動)は阻止される。な
お、スイッチアセンブリは、芯金に直接取り付けられる
のみならず、他部材を介して芯金に取り付けられても良
いことは言うまでもない。
【0010】このように、警報用ホーン装置の操作スイ
ッチとしてのパッド部材の芯金への取り付けには、ねじ
やボルトナット等の締結具が不要とされ、取付項数が大
幅に削減されて低コストとなる。
【0011】また、スイッチアセンブリは芯金に取り付
けられて芯金軸線方向(パッド部材の離反方向)の移動
も規制されているため、スイッチアセンブリに配設され
た各種スイッチの押圧操作(芯金への近接方向への操
作)により警報用ホーン装置が誤作動することも確実に
防止される。
【0012】このように、請求項1記載のステアリング
スイッチの取付構造では、ステアリングホイールへのパ
ッド部材及びスイッチアセンブリの取付作業が容易で取
付工数が低減され、低コストとなる。
【0013】なお、取付状態においてスイッチアセンブ
リが芯金のスポーク部やリム部を被覆する被覆部(例え
ば、皮革や樹脂)に当接される構成とすれば、スイッチ
アセンブリの上記軸線方向と直行する方向の脱落が防止
され、好適である。
【0014】請求項2記載の発明に係るステアリングス
イッチの取付構造は、請求項1記載のステアリングスイ
ッチの取付構造において、前記芯金に設けられ、前記離
反方向と直行する方向へ延出された第1脚片と当該第1
脚片の反乗員側に当該第1脚片と略平行に延出された第
2脚片とが形成されたブラケットと、前記パッド部材に
設けられ、前記第1脚片及び前記第2脚片と略平行に延
出された取付片と、前記第1脚片に対応して前記スイッ
チアセンブリに設けられた取付溝と、を備え、前記ブラ
ケットの前記第1脚片と前記第2脚片との間に前記取付
片を配置した状態で、当該第2脚片と当該取付片との間
に前記弾性部材を配置すると共に当該第1脚片を前記取
付溝に挿入した、ことを特徴としている。
【0015】請求項2記載のステアリングスイッチの取
付構造では、芯金に設けられたブラケットの第1脚片と
第2脚片との間に互いに平行にパッド部材の取付片を配
置し、この取付片と第2脚片との間に弾性部材を配置す
ると共に、スイッチアセンブリに設けられた取付溝に第
1脚片を挿入する。すなわち、スイッチアセンブリは、
単にその取付溝に第1脚片を挿入させることで、取付溝
の対向する内壁面が第1脚片の表裏面の双方にそれぞれ
係合されて芯金の軸線方向(パッド部材の芯金に対する
離反方向)の移動が阻止されると共に、第1脚片と第2
脚片との間に配置された部分が取付片の弾性部材側とは
反対側の面に係合されてパッド部材の芯金に対する離反
(脱落)を制限する。
【0016】このため、スイッチアセンブリの芯金への
取り付けにおいても、ねじやボルトナット等の締結具が
不要とされ、取付作業工数が大幅に削減されて一層低コ
ストとなる。
【0017】なお、第1脚片及び第2脚片が形成された
ブラケットを芯金とは別部品とした構成とすれば、この
ブラケット、パッド部材、スイッチアセンブリ、及び弾
性部材(警報用ホーン装置の操作部)までを一つのモジ
ュールとして構成でき、ブラケットの形状変更等によっ
て、一種のモジュールを複数種の芯金に取り付けること
ができ、逆に一種の芯金に対して複数種のアセンブリを
取り付ける(芯金の共通化を可能)ことができ、一層低
コストとなる。
【0018】請求項3記載の発明に係るステアリングス
イッチの取付構造は、請求項2記載のステアリングスイ
ッチの取付構造において、前記スイッチアセンブリの前
記離反方向と直行する方向の脱落を阻止する係止手段を
備えた、ことを特徴としている。
【0019】請求項3記載のステアリングスイッチの取
付構造では、係止手段がスイッチアセンブリの芯金(ブ
ラケット)に対するその軸線方向と直行する方向の脱落
を阻止するため、芯金またはブラケットへのスイッチア
センブリ及びパッド部材の取付作業中(ブラケットが芯
金と別部材である場合のブラケットの芯金への取付作業
中を含む)におけるスイッチアセンブリの脱落、損傷が
防止される。このため、上記取付作業時に慎重な作業が
要求されることがなく、取付作業がより一層容易とな
る。
【0020】なお、係止手段にて取り付け後のスイッチ
アセンブリの脱落を防止しても良いことは言うまでもな
い。これは、上記の如くスイッチアセンブリが芯金のリ
ム部やスポーク部の被覆部に当接する構成を採らない場
合に好適である。
【0021】請求項4記載の発明に係るステアリングス
イッチの取付構造は、請求項1乃至請求項3の何れか1
項記載のステアリングスイッチの取付構造において、前
記弾性部材は、取付状態おいて所定量圧縮されている、
ことを特徴としている。
【0022】請求項4記載のステアリングスイッチの取
付構造では、弾性部材が取付状態において所定量圧縮さ
れているため、パッド部材には芯金(ブラケット)に対
する離反方向の付勢力が作用し、この付勢力はパッド部
材を介してスイッチアセンブリにも作用する。これによ
り、パッド部材及びスイッチアセンブリは弾性部材の付
勢力によりガタつくことなく一層確実かつ安定して芯金
(ブラケット)に取り付けられる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
乃至図6に基づいて説明する。
【0024】図1は本実施の形態に係るステアリングス
イッチの取付構造が適用されたステアリング装置10の
全体構成を示す正面図であり、図2はステアリング装置
10の分解斜視図である。
【0025】図1及び図2に示される如く、ステアリン
グ装置10は、芯金12を備えている。芯金12は、リ
ング状(図2では部分的に破断している)のリム側芯金
14と、リム側芯金14からその略半径方向に沿って長
手方向とされた複数本(本実施の形態で3本)のスポー
ク側芯金16とを備えている。リム側芯金14の外側に
はウレタン樹脂や皮革等で形成された外皮18が巻き付
けられ、リング状のステアリングホイール20が形成さ
れている。また、各スポーク側芯金16は、リム側芯金
14の径方向内側で且つリム側芯金14の軸方向一方の
側(反乗員側)へ向けて延出されると共に、リム側芯金
14の中央部から上記の反乗員側へ軸方向にオフセット
された位置において互いに接続されている。このスポー
ク側芯金16にも外皮18が形成されている。さらに、
リム側芯金14の軸線に沿った各スポーク側芯金16の
接続部には、リム側芯金14と同軸の略円筒形状のボス
孔22が設けられている。このボス孔22には、図示し
ないステアリングシャフトの先端部が貫通して固定さ
れ、これにより、ステアリングホイール20の回転によ
り車両の操舵が可能となる構成である。
【0026】ステアリングホイール20の内側でボス孔
22の軸方向乗員側にはパッド部材24が配置されてい
る。図3及び図4に示される如く、パッド部材24は、
ステアリングホイール20の軸方向に沿って厚さ方向と
された金属製で平板状のベースプレート26を備えてい
る。ベースプレート26の略中央には取付孔28が形成
されており、略円筒状のインフレータ30が貫通配置さ
れている。インフレータ30の軸方向中間部にはその外
側へ向けてフランジ部32が延出されており、ボルト等
の締結手段によってベースプレート部24に締結固定さ
れている。インフレータ30内部には起動装置、雷管、
伝爆材、ガス発生剤、及びフィルタ等の各部材(何れも
図示省略)が収容されており、車両が急減速状態になる
と車体に取り付けられた加速度センサ(図示省略)から
の信号によって起動装置が作動して雷管を発火させ、伝
爆材を介してガス発生剤を燃焼させて大量のガスを発生
させる。さらに、フィルタによってガスを冷却すると共
に破片等を除去し、インフレータ30の外周部に形成さ
れている複数のガス孔34からガスを短時間の間に大量
に噴出するようになっている。
【0027】このインフレータ30の乗員側には袋体3
6が折り畳まれた状態で配置されている。袋体36はイ
ンフレータ30側で開口した袋状の部材で、インフレー
タ30を覆った状態で開口部周縁がリングプレート38
に挟まれてボルト等の締結手段によりベースプレート2
6に締結固定されている。
【0028】袋体36の乗員側にはパッドカバー40が
折り畳み状態の袋体36を覆うように配置されている。
このパッドカバー40は乗員側からの所定値以上の押圧
力により反乗員側へ弾性変形すると共に、その押圧力が
解除された際には元の形状に復元する弾性力を有してい
る。また、パッドカバー40の所定の部位には、他の部
分よりも薄肉のバーストライン42が形成されている。
バーストライン42が形成された部分は他の部分よりも
機械的強度が弱く、インフレータ30からのガスにより
膨張する袋体36がパッドカバー40を反乗員側から押
圧した際には、バーストライン42が破断してパッドカ
バー40が乗員側に展開するようになっている。
【0029】パッドカバー40はベースプレート26側
へ向けて枠部44が形成されており、ベースプレート2
6の外周部に立設されている壁部46へリベットやボル
ト等により締結固定されてベースプレート26へ一体と
されている。さらに、パッドカバー40は、乗員から見
て下方(図1の下方)へ延長され、ステアリングホイー
ル20の下端部を被覆する構成となっている。
【0030】図3に示される如く、ベースプレート26
の3本のスポーク側芯金16とそれぞれ略対向する位置
には、一対の取付片48A、48B、及び取付片50が
ベースプレート26と一体に設けられている。取付片4
8A、48Bは、ベースプレート26外周の壁部46に
沿って立ち上げられ、パッドカバー40の枠部44固定
端近傍で略直角に折り曲げられることで壁部46の外方
へ向けて延出された平板状に形成され、インフレータ3
0を挟んで略左右対称となる位置に配置されている。一
方、取付片50は、ベースプレート26に沿った平板状
とされ、乗員から見て手前下方で壁部46の外方へ向け
て延出されている。また、図6に示される如く、取付片
48A、48B、50の芯金12側には短円柱状のばね
受突起51が設けられ、後述する圧縮コイルばね72の
保持用とされている。
【0031】このパッド部材24と芯金12との間に
は、金属製のブラケット52が配置されている。ブラケ
ット52は、対向する脚部54A、54Bとこれらを連
結する連結部56とを備え、乗員から見て奥側上方が開
口した略コ字状に形成されている。脚部54A、54B
の先端部でそれぞれパッド部材24の取付片48A、4
8Bに対応した位置には、パッド支持部58A、58B
が略左右対称に設けられている。パッド支持部58A、
58Bは、脚部54A、54Bからそれぞれ立設された
立壁60と立壁60の上端部から外方へ略直角に延出さ
れた第1脚片62と、立壁60の中間部から外方へ第1
脚片62と略平行に延出された第2脚片64と、立壁6
0の中間部から第1脚片62中央部にかけて切り欠か
れ、パッド部材24の取付片48A、48Bがそれぞれ
通過可能な切欠部66とを備えている。これにより、各
第2脚片64は、パッド部材24の取付片48A、48
Bと対向される構成である。一方、ブラケット54の連
結部56には板材を屈曲して台状に形成されたパッド支
持部68が形成され、パッド部材24の取付片50と対
向されている。このブラケット52は、1枚板を折り曲
げ加工して形成されると好適である。特に、パッド支持
部58A、58Bは、立壁60の中間部から下側開口の
コ字状の切込みを入れ、立壁60の上端部及び中間部を
折り曲げることで第1脚片62、第2脚片64及び切欠
部66を容易に形成できる。
【0032】各第2脚片64及びパッド支持部68の取
付片48A、48B、50に設けられたばね受突起51
とそれぞれ対向する位置には、上記のばね受突起51と
略同寸法で短円柱状のばね受突起70が形成され、この
ばね受突起70廻りに圧縮コイルばね72が配置されて
いる。圧縮コイルばね72は、これを円筒とみなした場
合の内径が各ばね受突起51、70の外径より若干大き
くされ、各ばね受突起51、70によって単にその軸方
向と直行する方向の脱落が阻止されるようになってい
る。なお、ばね受突起51、70の一方または双方に代
えて、コイルばね72の外径より若干大きな内径を有す
るばね受溝を設けても良い。
【0033】これにより、ブラケット52の各第2脚片
64及びパッド支持部68には、圧縮コイルばね72及
び取付片48A、48B、50を介してパッド部材24
が載置(接続)される構成である。また、各第2脚片6
4及びパッド支持部68の圧縮コイルばね72近傍には
ホーン用接点74がそれぞれ固定され、圧縮コイルばね
72の付勢力に抗してパッド部材24を押圧することで
各取付片48A、48B、50と各ホーン用接点74と
が接触するようになっている。
【0034】さらに、ブラケット52は、スポーク側芯
金16に形成された透孔76廻りに頭部が係合されると
共にねじ部が貫通されたボルト78がパッド支持部58
A、58B近傍に設けられ雌ねじが形成された取付ボス
部80に螺合されることでスポーク側芯金16に締結固
定されている。これにより、ホーン用接点74はブラケ
ット52、芯金12及び車体を介して車体にアースされ
ているバッテリに電気的に接続される構成である。一
方、取付片48A、48B、50が設けられたベースプ
レート26は、図示しない警報用ホーン装置に電気的に
接続されると共にこの警報用ホーン装置を介してバッテ
リに電気的に接続されている。
【0035】以上より、パッド部材24は警報用ホーン
装置の操作スイッチの機能を兼ねた構成となっている。
【0036】また、図5にも示される如く、パッド部材
24の取付片48A、48Bが設けられた両側部には、
スイッチアセンブリ82A、82Bが配置されている。
乗員から見て左側に配置されるスイッチアセンブリ82
Aには、奥側上方にシフトダウンスイッチ84が、手前
側下方にオーディオ操作用のスイッチ群86が配設され
ている。一方、乗員から見て右側に配置されるスイッチ
アセンブリ82Bには、奥側上方にシフトアップスイッ
チ88が、手前側下方に車載電話操作用のスイッチ群9
0が配設されている。
【0037】図6に詳細に示される如く、このスイッチ
アセンブリ82A、82Bの芯金12の軸方向下方に
は、取付溝としての取付孔92が設けられている。取付
孔92は、ブラケット52の第1脚片62の外形に対応
して形成され、取付状態ではこの第1脚片62を挿入す
るようになっている。また、取付孔92開口端近傍の下
縁部には、爪94が一体に形成され、第1脚片62の切
欠部66縁部と係合可能とされている。
【0038】各スイッチアセンブリ82A、82Bは、
取付孔92にブラケット52の第1脚片62を挿入させ
た状態で、下端面がパッド部材24の取付片48A、4
8Bの圧縮コイルばね72取付側とは反対側の面(乗員
側の面)に係合されている。また、この状態では、圧縮
コイルばね72が所定量(図6に示されるL1とL2と
の差分で、取付片48A、48Bがホーン用接点74と
接触しない量)だけ圧縮されるように各部の寸法が決め
られている。
【0039】また、各スイッチアセンブリ82A、82
Bは、ステアリング装置10への取付完了状態では、ス
ポーク側芯金16のステアリングホイール20側端部に
設けられた外皮18に当接され、抜き取り方向(芯金1
2の軸線と直交する方向)の脱落が防止されると共に、
圧縮コイルばね72の付勢力に抗してパッド部材24を
芯金12に近接させ付勢力が作用しない場合のガタつき
も防止される構成である。
【0040】なお、上記構成においてパッド部材24及
びスイッチアセンブリ82A、82Bが本発明における
「ステアリングスイッチ」に相当する。
【0041】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0042】上記構成のステアリング装置10では、乗
員側からパッド部材24を芯金12側へ押圧すると、圧
縮コイルばね72が圧縮変形され、取付片48A、48
B、50がそれぞれホーン用接点74と当接して警報用
ホーン装置が作動される。また、加速度センサが所定の
加速度を検知すると、インフレータ30から大量のガス
が発生され、袋体36がパッドカバー40を破断させて
乗員側へ展開される。
【0043】このステアリング装置10を組立てるにあ
たっては、先ず、ブラケット52にステアリングスイッ
チとしてのパッド部材24及びスイッチアセンブリ82
A、82Bを取り付ける。
【0044】すなわち、ホーン用接点74が固定された
ブラケット52のパッド支持部58A、58Bの各第2
脚片64及びパッド支持部68の各ばね受突起70廻り
に圧縮コイルばね72をそれぞれ配置し、各圧縮コイル
ばね72に各ばね受突起51が挿入されるようにパッド
部材24の取付片48A、48B、50を各圧縮コイル
ばね72上に載置する(図5(A)及び図6(A)参
照)。
【0045】この状態で、圧縮コイルばね72を圧縮さ
せつつ、ブラケット52のパッド支持部58A、58B
にそれぞれ設けられた各第1脚片62をスイッチアセン
ブリ82A、82Bの取付孔92にそれぞれ挿入する。
この状態では、スイッチアセンブリ82A、82Bは、
取付孔92内の上下面でブラケット52の各第1脚片6
2の両面(乗員側及び反乗員側の面)とそれぞれ係合さ
れると共に、下端面においてパッド部材24の取付片4
8A、48Bの乗員側の面とそれぞれ係合されている。
【0046】これにより、パッド部材24及びスイッチ
アセンブリ82A、82Bのブラケット52への取り付
けが完了し、圧縮コイルばね72が所定量(図6に示さ
れるL1とL2との差分)圧縮された状態で、各スイッ
チアセンブリ82A、82Bは、芯金12軸線方向の移
動が阻止されると共にパッド部材24の芯金12に対す
る芯金12軸線方向の脱落(離反)を阻止した状態とな
る。
【0047】次いで、芯金12へブラケット52を取り
付ける。すなわち、外皮18に被覆された芯金12の透
孔76にボルト78を反乗員側から挿入してボルト78
の頭部を透孔76廻りに係合させ、このボルト78のね
じ部をブラケット52の取付ボス部80に螺合させる。
これにより、芯金12へのブラケット52の取り付けが
完了する。
【0048】以上により、ステアリング装置10の組立
てが完了する。この状態では、各スイッチアセンブリ8
2A、82Bは、スポーク側芯金16側の外皮18に当
接され、ブラケット52の第1脚片挿入方向と反対方向
への脱落が防止されている。また、取付孔92の側壁に
より、各スイッチアセンブリ82A、82Bの上記挿入
方向と直交する方向(図1の上下方向)の脱落も防止さ
れている。
【0049】このように、スイッチアセンブリ82A、
82Bは、単にその取付孔92にブラケット52の第1
脚片62を挿入させることで、ブラケット52に取り付
けられると共に、パッド部材24の芯金12に対する脱
落(離反)を阻止する。これにより、本実施の形態に係
るステアリング装置10では、ブラケット52へのパッ
ド部材24及びスイッチアセンブリ82A、82Bの取
付にあたって、ねじやボルトナット等の締結具が不要と
され、取付工数が大幅に削減されて低コストとなる。
【0050】また、スイッチアセンブリ82A、82B
は芯金12軸線方向の移動が阻止されているため、スイ
ッチアセンブリに配設された各種スイッチ(例えば、シ
フトアップスイッチ88)を押圧操作することによる圧
縮コイルばね72の圧縮変形が防止される。このため、
各種スイッチの操作に伴う警報用ホーン装置の誤作動が
防止される。
【0051】さらに、取付状態で圧縮コイルばね72が
所定量圧縮されているため、パッド部材24には芯金1
2に対する離反方向の付勢力が作用し、この付勢力はパ
ッド部材24の取付片48A、48Bに係合するスイッ
チアセンブリ82A、82Bにも作用する。これによ
り、パッド部材24及びスイッチアセンブリ82A、8
2Bは圧縮コイルばね72の付勢力によりガタつくこと
なく一層確実かつ安定して芯金12(ブラケット52)
に取り付けられる。
【0052】さらにまた、スイッチアセンブリ82A、
82Bにはブラケット52の第1脚片62の切欠部66
縁部と係合可能な爪94が設けられているため、パッド
部材24及びスイッチアセンブリ82A、82Bが取り
付けられたブラケット52と芯金12との取付作業時に
おけるブラケット52からのスイッチアセンブリ82
A、82Bの脱落及びこれに伴う損傷が防止される。こ
のため、ステアリング装置10の組立て時に慎重な作業
が要求されることがなく、取付作業が一層容易となる。
なお図6(B)では切欠部66縁部と爪94とが通常は
離反している構成としたが、切欠部66と爪94とが常
時係合する構成としても良いことは言うまでもない。こ
の場合、例えば、爪94が弾性変形した状態で切欠部6
6と係合されると好適である。
【0053】また、パッド部材24及びスイッチアセン
ブリ82A、82Bが芯金12とは別部品のブラケット
52を介して芯金12に取り付けられるため、パッド部
材24、スイッチアセンブリ82A、82B、及び警報
用ホーン装置の操作部までを一つのモジュールとして構
成できる。このため、このモジュールを芯金12の設計
変更を行うことなく各種形状の芯金12に取付可能とな
る。すなわち、ブラケット52の形状変更等により一種
類の上記モジュールを複数種の芯金12に取り付けるこ
とも可能となり、一層低コストとなる。逆に、一種類の
芯金12に対して複数種類の上記モジュールを取付可能
(芯金12の共通化を可能)とできる。さらに、通常芯
金12が備えているエネルギ吸収構造(乗員側より所定
値以上の衝撃が加わった場合に変形してエネルギを吸収
する構造)をブラケット52が備えた構成とすれば、芯
金12にはエネルギ吸収構造を採る必要がなく、本発明
に係るステアリングスイッチの取付構造を採用すること
に伴う芯金12のエネルギ吸収に係る設計変更が不要と
なり、既存の芯金12をそのまま適用してより一層低コ
ストとできる。
【0054】なお、上記の実施の形態では、芯金12が
3本のスポーク側芯金16を備えた構成としたが、本発
明はこれに限定されず、例えば、芯金12が2本または
4本のスポーク側芯金16を備えた構成としても良い。
この場合、第1脚片62や第2脚片64を芯金12に直
接(一体に)設けても良い。
【0055】また、上記の実施の形態では、ステアリン
グ装置10がブラケット52を備えた好ましい構成とし
たが、本発明はこれに限定されず、ブラケット52を備
えない構成としても良い。この場合、第1脚片62及び
第2脚片64が芯金12に直接設けられた構成としても
良い。
【0056】さらに、上記の実施の形態では、スイッチ
アセンブリ82A、82Bがシフトダウンスイッチ8
4、オーディオ操作用のスイッチ群86、シフトアップ
スイッチ88、車載電話操作用のスイッチ群90を備え
た構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、
スイッチアセンブリ82A、82Bが上記各スイッチに
代えて、または、上記各スイッチの一部若しくは全部と
共にエアコンディショナ操作用のスイッチやカーナビゲ
ーションシステム操作用のスイッチ、クルーズコントロ
ール装置操作用のスイッチ等を備えた構成としても良
い。
【0057】さらにまた、上記の実施の形態では、パッ
ド部材24がエアバッグ装置(インフレータ30、袋体
36等)を内蔵した好ましい構成としたが、本発明はこ
れに限定されず、パッド部材24がエアバング装置を内
蔵しない単なる警報用ホーン装置の操作スイッチであっ
ても良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るステア
リングスイッチの取付構造は、ステアリングホイールの
芯金へのパッド部材及びスイッチアセンブリの取付作業
が容易で取付工数が低減され、低コストとなるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るステアリングスイッ
チの取付構造が適用されたステアリング装置の正面図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係るステアリングスイッ
チの取付構造が適用されたステアリング装置の分解斜視
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るステアリングスイッ
チの取付構造を構成するパッド部材の斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るステアリングスイッ
チの取付構造を構成するパッド部材の断面図である。
【図5】(A)は本発明の実施の形態に係るステアリン
グスイッチの取付構造を構成するパッド部材とスイッチ
アセンブリとの取付前の状態を示す斜視図、(B)は上
記パッド部材とスイッチアセンブリとの取付状態を示す
斜視図である。
【図6】(A)は本発明の実施の形態に係るステアリン
グスイッチの取付構造を構成するパッド部材とスイッチ
アセンブリとのブラケットへの取付前の状態を示す断面
図、(B)は上記パッド部材とスイッチアセンブリとの
ブラケットへの取付状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ステアリング装置 12 芯金 20 ステアリングホイール 24 パッド部材(ステアリングスイッチ) 52 ブラケット 62 第1脚片 64 第2脚片 66 切欠部(係止手段) 72 圧縮コイルばね(弾性部材) 74 ホーン用接点(警報用ホーン装置) 82A、82B スイッチアセンブリ(ステアリングス
イッチ) 92 取付孔(取付溝) 94 爪(係止手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員が操舵するためのステアリングホイ
    ールの芯金と、 前記芯金との間に弾性部材を介在させた状態で配置さ
    れ、前記弾性部材の弾性力に抗して前記芯金に近接移動
    されることで警報用ホーン装置を作動させるパッド部材
    と、 前記警報用ホーン装置の操作スイッチ以外のスイッチが
    配設され、前記パッド部材の周縁部に配置されるスイッ
    チアセンブリと、 を備え、 前記スイッチアセンブリを前記芯金に取り付けると共に
    当該スイッチアセンブリを前記パッド部材に係合させ、
    当該パッド部材の前記芯金に対する所定位置を超える離
    反を制限した、 ことを特徴とするステアリングスイッチの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記芯金に設けられ、前記離反方向と直
    行する方向へ延出された第1脚片と当該第1脚片の反乗
    員側に当該第1脚片と略平行に延出された第2脚片とが
    形成されたブラケットと、 前記パッド部材に設けられ、前記第1脚片及び前記第2
    脚片と略平行に延出された取付片と、 前記第1脚片に対応して前記スイッチアセンブリに設け
    られた取付溝と、 を備え、 前記ブラケットの前記第1脚片と前記第2脚片との間に
    前記取付片を配置した状態で、当該第2脚片と当該取付
    片との間に前記弾性部材を配置すると共に当該第1脚片
    を前記取付溝に挿入した、 ことを特徴とする請求項1記載のステアリングスイッチ
    の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記スイッチアセンブリの前記離反方向
    と直行する方向の脱落を阻止する係止手段を備えた、こ
    とを特徴とする請求項2記載のステアリングスイッチの
    取付構造。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材は、取付状態おいて所定量
    圧縮されている、ことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3の何れか1項記載のステアリングスイッチの取付構
    造。
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