JP2000025548A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP2000025548A
JP2000025548A JP10202155A JP20215598A JP2000025548A JP 2000025548 A JP2000025548 A JP 2000025548A JP 10202155 A JP10202155 A JP 10202155A JP 20215598 A JP20215598 A JP 20215598A JP 2000025548 A JP2000025548 A JP 2000025548A
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membrane switch
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bag
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Kanji Goto
乾治 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストが安価で且つメンブレンスイッチとパ
ッドカバーとの間のストロークを容易に一定にできるホ
ーンスイッチ付きのエアバッグ装置を得る。 【解決手段】 本エアバッグ装置10では、脚部76が
ロック部材84の係止爪94を介してパッドカバー32
へ支持されたバックアッププレート70が折り畳み状態
の袋体28の乗員側に配置されており、バックアッププ
レート70上にメンブレンスイッチ40が配置されてい
る。このバックアッププレート70にはパッドカバー3
2側へ向けて規制壁72が立設されており、バックアッ
ププレート70とパッドカバー32との間の寸法、すな
わち、メンブレンスイッチ40とパッドカバー32との
間の空隙距離を規制している。このため、組み付け時に
パッドカバー32とメンブレンスイッチ40までのスト
ロークを考慮する必要がなく、組付工数の軽減を図るこ
とができ、コストの軽減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホーンスイッチと
してのメンブレンスイッチを備えた運転席用のエアバッ
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステアリングホイールに設けられる運転
席用のエアバッグ装置では、パッドカバーと折り畳み状
態の袋体との一対のシート状の電極を備えたメンブレン
スイッチを配置し、このメンブレンスイッチをホーンス
イッチ(警音器のスイッチ)として採用したものがあ
る。メンブレンスイッチをホーンスイッチとした構成で
は、パッドカバーを押圧して弾性変形させ、パッドカバ
ーを介してメンブレンスイッチを押圧することでシート
状の電極が互いに接触して導通し、ホーンが鳴るように
なっている。
【0003】また、この種のホーンスイッチでは、通
常、板状のバックアッププレートとパッドカバーとの間
にメンブレンスイッチを配置し、メンブレンスイッチ及
びバックアッププレートに形成された孔部にパットカバ
ーから突出形成された合成樹脂製の突起を貫通させた状
態で突起を加熱変形させてその外径寸法を孔部の内径寸
法よりも大きくすることでメンブレンスイッチをパッド
カバーに固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、孔部を貫通した突起を加熱変形させてその外径寸法
を孔部の内径寸法よりも大きくして固定する組付方法
は、一般にコストが高い。しかも、メンブレンスイッチ
とパッドカバーとの間のストロークは、メンブレンスイ
ッチよりもパッドカバー側の突起の外径寸法を孔部の内
径寸法よりも予め大きくしておくことで、メンブレンス
イッチとパッドカバーとの間のストロークが所定値未満
になることを防止しているが、突起を加熱変形させる際
に突起の大径部分が変形しないように注意して作業しな
ければならず、組付工程が煩雑でメンブレンスイッチと
パッドカバーとの間のストロークを一定とすることが難
しかった。
【0005】本発明は、上記事実を考慮して、コストが
安価で且つメンブレンスイッチとパッドカバーとの間の
ストロークを容易に一定にできるホーンスイッチ付きの
エアバッグ装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ステアリングホイールのリムの略中央に設けられた
ベース部材に開口端が保持された折り畳み状態の袋体を
ガス発生手段で発生したガスの圧力によって前記ステア
リングホイールの乗員側へ膨張展開させるエアバッグ装
置であって、前記折り畳み状態の袋体の乗員側で前記袋
体を覆うパッドカバーと、各々が通電されることで警告
信号を車両の外部へ向けて発信する警告手段へ電気的に
接続され前記リムの略軸方向に沿って所定ストローク離
間した一対のシート状電極を有し、前記パッドカバーと
袋体との間に設けられ、乗員側からの押圧力により弾性
変形した前記パッドカバーに押圧されて前記一対のシー
ト状電極が互いに導通するメンブレンスイッチと、前記
メンブレンスイッチと袋体との間に設けられて前記メン
ブレンスイッチを前記袋体側から支持すると共に、前記
ベース部材に支持された板状の支持部材と、前記メンブ
レンスイッチの外周部よりも外側で前記支持部材から前
記パッドカバー側へ向けて延設され、先端部が前記パッ
ドカバーへ当接して前記メンブレンスイッチと前記パッ
ドカバーとの間の空隙距離を規制する規制部と、を備え
ることを特徴としている。
【0007】上記構成のエアバッグ装置によれば、袋体
とパッドカバーの間に配置されたメンブレンスイッチ
は、ベース部材に支持された支持部材によって袋体側か
ら支持されている。パッドカバーを乗員側から押圧して
弾性変形させ、パッドカバーを介してメンブレンスイッ
チを押圧すると、シート状電極が互いに接触して導通
し、警告手段が作動して外部に警報音等の警告信号が発
せられる。
【0008】ここで、支持部材はベース部材に支持され
る構成であるため、従来のような熱溶着等の高コストに
よる組み付けを行わずとも、ボルト締め等のによる締結
固定が可能となるため、コストが安価になる。
【0009】また、支持部材には規制部がパッドカバー
側へ向けて延設されており、この規制部の先端部がパッ
ドカバー側に当接している。したがって、パッドカバー
とメンブレンスイッチまでのストロークは規制部の高さ
により決定する。このため、パッドカバーを規制部に当
接するように組み付けるだけで、特に、ストロークの設
定に注意せずとも、同一のストロークで組み付けること
ができる。これにより、組付工数の低減を図ることがで
き、この意味でもコストが安価となる。
【0010】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
エアバッグ装置において、前記袋体を介して互いに対向
する如く前記支持部材から延設されると共に、各々が前
記ベース部材へ固定されて前記支持部材を間接的にベー
ス部材に支持させる一対の支持脚部を設けると共に、前
記一対の支持脚部の一方に、前記折り畳み状態の袋体が
膨張する際の前記支持部材への押圧力により破断する脆
弱部を形成したことを特徴としている。
【0011】上記構成のエアバッグ装置によれば、支持
部材は一対の支持脚部を介してベース部材に支持され
る。袋体が膨張して展開する際には、支持部材を押圧し
て支持脚部を引っ張ることになるが、一方の支持脚部に
は脆弱部が形成されており、袋体が支持部材を押圧する
ことで一方の支持脚部が破断し、この部分での支持部材
とベース部材との連結が解除される。このように、一方
の支持脚部が破断することで他方の支持脚部に対する引
っ張りが解除されるか、或いは、引っ張りが極めて小さ
くなるため、袋体が膨張展開する際にも支持部材は他方
の支持脚部を介してベース部材に連結され、支持部材が
袋体からの押圧力で車両室内側に飛び出すことはない。
【0012】
【発明の実施の形態】図2には本発明の一実施の形態に
係るエアバッグ装置10を取り付けたステアリングホイ
ール12の平面図が示されており、図1には、図2の1
−1線に沿った断面図が示されている。図2に示される
ように、エアバッグ装置10はリング状に形成されたス
テアリングホイール12のリム14の略中央部に配置さ
れている。また、図1に示されるようにエアバッグ装置
10はベース部材としてのホルダ16を備えている。ホ
ルダ16は底壁部18の周縁部から側壁部20が立設さ
れた略箱形状とされており、底壁部18には円孔22が
形成され、ガス発生手段としての円柱形状のインフレー
タ24が貫通配置されている。
【0013】インフレータ24の内部には、加速度セン
サ、起動装置、雷管、伝爆材、ガス発生剤、及びフィル
タ等の各部材(何れも図示省略)が収容されており、車
両が急減速状態になると、内部の加速度センサ、又は車
体に取り付けられた加速度センサからの信号によって起
動装置が作動して雷管を発火させ、伝爆材を介してガス
発生剤を燃焼させて大量のガスを発生させる。さらに、
フィルタによってガスを冷却すると共に破片等を除去
し、インフレータ24の外周部に形成されている複数の
ガス孔26からガスを短時間の間に大量に噴出するよう
になっている。
【0014】このインフレータ24の乗員側(図1の矢
印A方向側)には袋体28が折り畳まれた状態で配置さ
れている。袋体28はインフレータ24側で開口した袋
状の部材で、インフレータ24を覆った状態で開口部周
縁がリングプレート30とホルダ16の底壁部18に挟
まれてボルト等の締結手段により締結固定されている。
【0015】袋体28の乗員側にはパッドカバー32が
折り畳み状態の袋体28を覆うように配置されている。
このパッドカバー32は乗員側からの所定の大きさ以上
の押圧力により反乗員側へ弾性変形すると共に、その押
圧力が解除された際には元の形状に復元する弾性力を有
している。また、パッドカバー32の所定の部位には、
他の部分よりも薄肉のバーストライン34が形成されて
いる。バーストライン34が形成された部分は他の部分
よりも機械的強度が弱く、インフレータ24からのガス
により膨張する袋体28がパッドカバー32を反乗員側
から押圧した際には、バーストライン34が破断してパ
ッドカバー32が乗員側に展開するようになっている。
【0016】図1及び図3に示されるように、パッドカ
バー32と袋体28との間にはシート状のメンブレンス
イッチ40が配置されている。図5に示されるように、
メンブレンスイッチ40は、シート状電極としての移動
接点42を備えている。この移動接点42はフィルムベ
ース44を備えている。フィルムベース44は上述した
パッドカバー32の形状に沿った略矩形状とされてお
り、パッドカバー32の裏面に対向した状態で配置され
る。このフィルムベース44のパッドカバー32とは逆
側には全体的に矩形状の接点箔としての銅箔46が貼り
付けられている。
【0017】図3に示されるように、移動接点42から
は接続部48が延出されている。この接続部48は銅箔
46へ電気的に接続されており、その先端部にはコネク
タが取り付けられ、このコネクタ及びコネクタへ接続さ
れたハーネスを介して警告手段としてのホーン(何れも
図示省略)へ電気的に接続されている。
【0018】図5に示されるように、移動接点42のパ
ッドカバー32とは逆側(すなわち、袋体28側)に
は、シート状電極としての固定接点50が配置されてい
る。この固定接点50は、移動接点42のフィルムベー
ス44と同形状のフィルムベース52を備えている。フ
ィルムベース52の移動接点42側には移動接点42の
銅箔46と同形状の接点箔としての銅箔54が銅箔46
と対向した状態で貼り付けられており、移動接点42を
乗員側から押圧すると銅箔46が銅箔54へ接触して導
通する。
【0019】固定接点50からは接続部56(図3参
照)が延出されている。この接続部56の先端部にはコ
ネクタが取り付けられ、このコネクタ及びコネクタへ接
続されたハーネスを介してホーン(何れも図示省略)へ
電気的に接続されている。これにより、銅箔46が銅箔
54へ接触して導通した際には、ホーンから警告音が発
せられるようになっている。
【0020】さらに、銅箔54の移動接点42側の表面
には多数のドットスペーサ58が所定間隔毎に設けられ
ている。これらのドットスペーサ58は、硬質で且つ非
導電性の合成樹脂材によって移動接点42側が曲面の略
半球状に形成されており、これによって、通常状態(す
なわち、移動接点42の非押圧状態)では、銅箔46と
銅箔54が僅かな距離だけ離間している。
【0021】図1に示されるように、上記構成のメンブ
レンスイッチ40と折り畳み状態の袋体28との間には
合成樹脂材によって板状に形成された支持部材としての
バックアッププレート70が配置されており、メンブレ
ンスイッチ40はバックアッププレート70上に載置さ
れている。また、バックアッププレート70の周縁部若
しくはバックアッププレート70のメンブレンスイッチ
40側の端面からは、パッドカバー32へ向けて規制部
としての規制壁72が立設されている。規制壁72は概
ねメンブレンスイッチ40の外周部に沿って形成されて
おり、上端部の一部或いは全てがパッドカバー32の裏
面へ当接している。
【0022】さらに、図3に示されるように、規制壁7
2の一部には切欠74が形成されており、上述した接続
部48若しくは接続部56が切欠74から規制壁72の
側方へ延びている。
【0023】また、規制壁72の外周一部からはリム1
4の半径方向に沿って互いに対向するように一対の脚部
76がパッドカバー32とは反対側へ向けて延設されて
いる。各脚部76には各々が矩形状とされた複数の透孔
78が形成されている。また、図1に示されるように、
上述したパッドカバー32の裏面からは側壁80が延設
されている。側壁80には各透孔78に対応して透孔8
2が形成されている。さらに、図1に示されるように、
本エアバッグ装置10は上述したホルダ16と共にベー
ス部材を構成するロック部材84を備えている。ロック
部材84はホルダ16の底壁部18と対向配置された状
態でボルト等の締結手段により一体とされると共に、そ
の中央に円孔22に対応した円孔86が形成された底壁
部88を備えている。この底壁部88の外縁部からは側
壁部90が立設されている。図4に示されるように、側
壁部90には各々が矩形状とされた透孔92が上記の透
孔78、82に対応して形成されている。各透孔92の
上端部からは側壁部90の外側へ向けて屈曲された舌片
状の係止爪94が形成されており、組付状態では各係止
爪94が透孔78、82を貫通してバックアッププレー
ト70、パッドカバー32を保持する。
【0024】また、図1及び図3に示されるように、一
対の脚部76のうちの一方の脚部76のバックアッププ
レート70本体部分との連結部分は、脆弱部としての薄
肉部96が形成されている。この薄肉部96は基本的に
パッドカバー32のバーストライン34と同様の構成
で、薄肉とすることで脚部76の他の部分よりも機械的
強度が弱くなっている。このため、インフレータ24か
らのガスにより膨張する袋体28がバックアッププレー
ト70を反乗員側から押圧した際には、薄肉部96が破
断してバックアッププレート70の本体部分と一方の脚
部76との連結を強制的に解除する。
【0025】次に、本実施の形態の作用並びに効果につ
いて説明する。
【0026】本エアバッグ装置10において、パッドカ
バー32を乗員側から押圧してパッドカバー32を弾性
変形させ、パッドカバー32を介してメンブレンスイッ
チ40を押圧すると、移動接点42のフィルムベース4
4が固定接点50の銅箔54へ接触して導通し、これに
よりホーンから警告音が発せられる。
【0027】ここで、メンブレンスイッチ40は単にバ
ックアッププレート70上に載置されているだけである
が、バックアッププレート70は両脚部76を介してロ
ック部材84に保持されているため、パッドカバー32
からの押圧力がメンブレンスイッチ40に作用してもメ
ンブレンスイッチ40はパッドカバー32とは反対側で
バックアッププレート70に支持される。したがって、
移動接点42が固定接点50に対して相対移動し、確実
にホーンが鳴る。
【0028】また、本エアバッグ装置10では、メンブ
レンスイッチ40をバックアッププレート70上に載置
してロック部材84の係止爪94を脚部76の透孔78
へ貫通させ、更に、パッドカバー32の透孔82へ貫通
させるだけでメンブレンスイッチ40の組み付けが可能
である。このため、パッドカバーの裏面に突起を設け、
この突起にメンブレンスイッチ40及び板状のバックア
ッププレート貫通させた後に、突起を溶かして拡径し、
抜け止めする従来の構造とは異なり、組み付けが容易で
比較的コストが高い溶融による突起の拡径工程を廃止で
きるため、コストダウンを図ることができる。
【0029】また、本エアバッグ装置10では、パッド
カバー32の裏面とメンブレンスイッチ40までのスト
ロークは規制壁72の高さにより決まる。したがって、
基本的には、バックアッププレート70の設計時にパッ
ドカバー32の裏面とメンブレンスイッチ40までのス
トロークを略確実に決めることができ、組み付け時にパ
ッドカバー32の裏面とメンブレンスイッチ40までの
ストロークを考慮する必要がない。したがって、組付工
数の軽減を図ることができ、この意味でもコストの軽減
を図ることができる。
【0030】また、車両が急減速状態となりエアバッグ
装置10が作動した際には、インフレータ24のガス孔
26から短時間に大量に噴出したガスの圧力で折り畳み
状態の袋体28が膨張展開させられ、膨張する袋体28
がバックアッププレート70を乗員側へ押圧し、袋体2
8からの押圧力によってバックアッププレート70の本
体部分と一方の脚部76との連結部分に形成されている
薄肉部96が破断されバックアッププレート70の本体
部分と一方の脚部76との連結が強制的に解除される。
【0031】ここで、本エアバッグ装置10では、上述
したように、薄肉部96が破断することでバックアップ
プレート70の本体部分と一方の脚部76との連結が強
制的に解除され、他方の脚部76とバックアッププレー
ト70の本体部分との連結部分周りにバックアッププレ
ート70の本体部分が旋回する。このため、袋体28が
膨張展開する際に、袋体28がメンブレンスイッチ40
を剪断する必要がなく、比較的小さな力でバックアップ
プレート70を展開させることができるうえ、バックア
ッププレート70の本体部分が旋回する際にはメンブレ
ンスイッチ40を伴って旋回するため、メンブレンスイ
ッチ40が乗員側へ飛散することがない。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係るエ
アバッグ装置では、支持部材に形成された規制部によっ
て容易にメンブレンスイッチとパッドカバーとの間のス
トロークを容易に一定にでき、しかも、組付工数を軽減
できコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るエアバッグ装置の
構成を示す図2の1−1線に沿った断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るエアバッグ装置を
適用したステアリングホイールの平面図である。
【図3】パッドカバー、メンブレンスイッチ、及び支持
部材(バックアッププレート)の構成を示す分解斜視図
である。
【図4】メンブレンスイッチの構成を示す断面図であ
る。
【図5】パッドカバー、メンブレンスイッチ、及び支持
部材(バックアッププレート)の連結機構の構成を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
10 エアバッグ装置 12 ステアリングホイール 14 リム 16 ホルダ(ベース部材) 24 インフレータ(ガス発生手段) 28 袋体 32 パッドカバー 40 メンブレンスイッチ 42 移動接点(シート状電極) 50 固定接点(シート状電極) 70 バックアッププレート(支持部材) 72 規制壁(規制部) 84 ロック部材(ベース部材) 96 薄肉部(脆弱部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールのリムの略中央に
    設けられたベース部材に開口端が保持された折り畳み状
    態の袋体をガス発生手段で発生したガスの圧力によって
    前記ステアリングホイールの乗員側へ膨張展開させるエ
    アバッグ装置であって、 前記折り畳み状態の袋体の乗員側で前記袋体を覆うパッ
    ドカバーと、 各々が通電されることで警告信号を車両の外部へ向けて
    発信する警告手段へ電気的に接続され前記リムの略軸方
    向に沿って所定ストローク離間した一対のシート状電極
    を有し、前記パッドカバーと袋体との間に設けられ、乗
    員側からの押圧力により弾性変形した前記パッドカバー
    に押圧されて前記一対のシート状電極が互いに導通する
    メンブレンスイッチと、 前記メンブレンスイッチと袋体との間に設けられて前記
    メンブレンスイッチを前記袋体側から支持すると共に、
    前記ベース部材に支持された板状の支持部材と、 前記メンブレンスイッチの外周部よりも外側で前記支持
    部材から前記パッドカバー側へ向けて延設され、先端部
    が前記パッドカバーへ当接して前記メンブレンスイッチ
    と前記パッドカバーとの間の空隙距離を規制する規制部
    と、 を備えることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記袋体を介して互いに対向する如く前
    記支持部材から延設されると共に、各々が前記ベース部
    材へ固定されて前記支持部材を間接的にベース部材に支
    持させる一対の支持脚部を設けると共に、前記一対の支
    持脚部の一方に、前記折り畳み状態の袋体が膨張する際
    の前記支持部材への押圧力により破断する脆弱部を形成
    したことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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