JP2003154912A - エアバッグ装置付きステアリングホイール - Google Patents
エアバッグ装置付きステアリングホイールInfo
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Abstract
性を持たせると共に、エアバッグ展開時にも乗員に傷害
を与える事なくエアバッグの展開が円滑に行われる様に
する。 【解決手段】 折り畳まれたエアバッグ1とガス発生器
2とを保持して内部に収納するリテーナ3と該リテーナ
の表面側に配置され且つエアバッグ展開時に開裂する破
断溝5を有するバッグカバー4とを備えたエアバッグ装
置Aが、ステアリングホイールBの中央部に配置され、
且つ、前記エアバッグ装置Aの前面側の前記バッグカバ
ー4とステアリングホイールBとの間に該バッグカバー
4の表面外周部を囲繞する様に意匠部材Cが配置されて
なるエアバッグ装置付きステアリングホイールにおい
て、エアバッグ展開時には、前記バッグカバー4に形成
された破断溝5の開裂と共に、該バッグカバー4の開裂
力によって前記意匠部材Cをも開裂してエアバッグ1を
展開させる様にしたもの。
Description
備えたステアリングホイールの構造に関するものであ
る。
転者を車両の衝突から保護する手段として、ステアリン
グホイールにエアバッグ装置を装着する事は一般化して
きている。係るステアリングホイールは、ステアリング
ホイールの中央部にエアバッグ装置を装着した構成であ
り、該エアバッグ装置は、エアバッグとこれを膨張させ
るためのガスを発生させるガス発生器とを保持したリテ
ーナと、その表面側を被う蓋部材としてのバッグカバー
とからなり、バッグカバーには衝突時にエアバッグを膨
出させるために開裂する破断部が形成された構造となっ
ている。係るエアバッグ装置の構造上、バッグカバーは
ステアリングホイールの前面中央に位置するにも拘ら
ず、破断部が形成されている関係上、その形状構造には
大きな制約がある。
い、ステアリングホイールにもデザインの多様化が求め
られて来ている。特に、スポーツカータイプの車にはス
ポーティなステアリングホイールのデザインが要求され
ている。そこで、最近では、図8に示した如きエアバッ
グ装置付きステアリングホイールが提案されている。こ
のステアリングホイールは、USP6231074号に
開示されているもので、ステアリングホイールBの中央
にエアバッグ装置Aが装着され、該エアバッグ装置Aの
周囲を囲む様に意匠部材Cが配置された構造のものであ
って、前記意匠部材Cを無塗装のステンレス鋼等の金属
部材で形成する事により、意匠部材Cに金属光沢を発現
してスポーティな感覚を与えるものである。
ールにおいては、図8のE−E断面である図9に示され
ている如く、前記意匠部材CはステアリングホイールB
にボルト・ナット部材81によって固着され、エアバッ
グ1とガス発生器2とを内蔵したリテーナ3及び蓋部材
である表側のバッグカバー4とを有するエアバッグ装置
Aは、ステアリングホイールの中央底部にコイルバネ8
2によって保持された構成となっている。
バッグ装置の表面露出部分、即ちエアバッグ展開時に破
断するバッグカバー4の大きさは、従前のエアバッグ装
置のバッグカバー部分の面積(図中のAとCの表面側面
積の合計面積)よりも著しく小さくなる事は避けられな
い。このため、該バッグカバー4の破断部5も、図8に
点線で示している様に小径のバッグカバー表面露出部内
に小さく形成せざるを得なくなっている。
際には、エアバッグはバッグカバー4に形成された小さ
な破断口から乗員の顔面に向かって勢い良く飛び出す事
になり、乗員は膨出したエアバッグによって傷害を受け
る危険性を孕んでいる。これは、エアバッグ展開時の乗
員のエアバッグによる傷害を軽減しようとする技術の流
れに逆行しており、係る傷害値軽減の点では後退したも
のとなっている。
イルバネ82によって該エアバッグ装置Aを揺動可能に
保持させ、図示されていないが、これによってホーンス
イッチを作動する構成となっているが、エアバッグ1,
ガス発生器2及びこれらを保持するリテーナ3並びに前
記バッグカバー4からなる重量物のエアバッグ装置全体
を前面に付勢しつつ保持する前記コイルバネ82として
は、強力なコイルバネが要求され、このために、バッグ
カバー4の表面部を小さな力で叩いた程度ではホーンは
作動せず、運転中のホーンによる警報に失敗する例は多
くの運転者が経験するところである。
で、ステアリングホイールにスポーティーな意匠性を持
たせると共に、エアバッグ展開時にも乗員に傷害を与え
る事なくエアバッグの展開が円滑に行われる様にしたエ
アバッグ装置付きステアリングホイールを提供する事を
第1の目的とし、加えて、小さな力でホーンを作動させ
る事のできるホーンスイッチ機構を備えたエアバッグ装
置付きステアリングホイールを提供する事を第2の目的
とするものである。
ってなされたもので、先ず、第1の目的を達成する手段
としては、エアバッグ装置がステアリングホイールの中
央部に配置され、且つエアバッグ装置の前面側のバッグ
カバーとステアリングホイールとの間に該バッグカバー
の表面外周部を囲繞する様に意匠部材が配置されてなる
エアバッグ装置付きステアリングホイールであって、エ
アバッグ展開時には、前記バッグカバーの開裂と共に、
該バッグカバーの開裂力によって前記意匠部材も開裂し
てエアバッグを広く展開させる様にしたものである。こ
れにより、従来のバッグカバーのみが開裂する場合に比
して、大きな開裂口からエアバッグが膨出する事になる
ので、エアバッグが乗員の顔面に向けて高速で衝突する
事による乗員の傷害を回避する事が可能となる。
は、前記バッグカバーを、ステアリングホイールの表面
に露出する表面部材と、該表面部材の少なくとも上側部
位又は全周に亘って形成され且つ意匠部材の裏面側に回
り込む段部と、裏側部位に形成され且つエアバッグを囲
繞する周壁部とで形成し、前記表側部材の裏面には、前
記ステアリングホイールの正位置において略中央部に水
平方向に延在する水平方向破断溝と、その両端部の上下
方向に延在する上下方向破断溝とが形成され、前記表面
部材の上側部位に位置する前記段部には、該表面部材の
前記上下方向破断溝の上端部に連続して段部に達する段
部破断溝が形成されており、前記意匠部材の前記バッグ
カバーの前記段部の上側部分に隣接する部位には、前記
段部破断溝の位置よりも外側位置に、エアバッグ展開時
に開裂する一対の破断溝を形成したものが好ましい構成
である。これにより、エアバッグ展開時には、前記バッ
グカバーと共に前記意匠部材の上部をも開裂させてエア
バッグを膨出させる様にしている。
表面部材の外周部を囲繞する表面意匠部と該表面意匠部
に連続して下方に延在する脚部とで形成し、該意匠部材
の前記一対の破断溝の中間部位の裏面には、前記表面意
匠部から前記脚部に至る中央破断溝を形成しておくのも
好ましい態様である。この中央破断溝によって意匠部材
は左右にも開裂するので、エアバッグの展開が一層円滑
に行える事になる。
表面部材の外周部を囲繞する表面意匠部と該表面意匠部
に連続して下方に延在する脚部とを形成し、該脚部の適
所を前記リテーナに固着する様になすのが好ましい。こ
れによって、該意匠部材は、予めエアバッグ装置と一体
的に組み立てる事が可能となり、自動車組立現場或いは
エアバッグ装置付きステアリングホイールの組立現場に
おける組立体工程の簡素化が可能となる。
に固着し、前記バッグカバーは、該リテーナに前後方向
に揺動可能に係止されて該バッグカバーの裏面側に配置
された弾性部材によって前面側に付勢され、該バッグカ
バーの裏面側とステアリングホイール又はリテーナとの
間の適所にホーンスイッチを配置する構成は、ホーンス
イッチ付きエアバッグ装置として好ましい構成である。
これにより、前記バッグカバーを軽く押圧するだけでホ
ーンスイッチ回路を閉成する事が可能となり、ホーンに
よる警報を確実に行える様になる。
後方向に揺動可能に係止する構成としては、該バッグカ
バーの前記周壁部の周方向に複数個形成された係止穴内
に、前記リテーナの外方に突出して形成された係止片を
遊嵌する方式が最も簡便な方式である。
は、前記リテーナの外周部外側にホーンスイッチ支持板
を突出して形成し、これにホーンスイッチを保持させる
様になすのが好ましい。具体的には、前記ホーンスイッ
チは、板バネの一端が電気絶縁体で形成された保持部材
を介して前記リテーナのホーンスイッチ支持板に保持さ
れ、該板バネの先端部に可動接点が形成され、前記ホー
ンスイッチ支持板の該可動接点対応部に固定接点が形成
された構成となし、該板バネによって前記バッグカバー
を前面側に付勢する様になすのが好ましい。特に、前記
固定接点と前記ホーンスイッチ支持板とは前記リテーナ
を介して車体側にアースして電気的に接続された構成と
なし、前記可動接点はホーン電源の陽極に接続された構
成とすれは、陰極配線が不要となるので、ホーンスイッ
チの簡素化が可能となる。
各ホーンスイッチの前記板バネを配線によって電気的に
接続しておくのも好ましい方式である。これにより、陽
極側配線の集約化が図られ、配線構造の簡素化が容易と
なる。
て詳細に説明する。図1は本発明に係るステアリングホ
イールの一部切り欠き平面図であり、図2は図1のA−
A断面図,図3は図1のB−B断面図,図4は図1のC
−C断面図,図5は図1のD−D断面図である。先ず図
1に示している様に、本発明のステアリングホイールB
は、前面中央にエアバッグ装置Aが配置され、該エアバ
ッグ装置Aの周囲を囲繞する様に意匠部材Cが配置され
た構成となっている。該エアバッグ装置Aは、図2,図
3に示されている様に、ガス発生器2とエアバッグ1と
がリテーナリング13とボルト14とのよって固着され
た金属製のリテーナ3と、この上面を被う様に配置され
たバッグカバー4とからなっている。
ている様に、ステアリングホイールの表側に露出する表
面部材4aと、これに連接して少なくともステアリング
ホイールの正位置における上側部位(12時側)に形成
されて前記意匠部材Cの裏面側に回り込む段部4bと、
該段部4bに連接して形成された周壁部4cとからな
り、該周壁部4cの周方向の適所に、リテーナ3と係止
するための係止穴4dが複数個形成されている。一方、
前記リテーナ3側には、該係止穴4dに対応する位置に
係止片3aが外側に突出して形成されている。従って、
リテーナの係止片3aを前記バッグカバーの係止穴4d
に挿入する事によりバッグカバー4がリテーナ3に係止
される構造となっているが、該係止穴4dの穴高さhを
前記係止片3aの厚みよりも充分大きく設定しておく事
により、バッグカバー4はリテーナ3に遊嵌されて前後
方向に揺動可能な状態となっている。
アバッグの展開時に開裂して開口するための破断溝5が
形成されている。この破断溝5は、先ず表側部材4aの
裏面側には、ステアリングホイールの正位置において略
中央部に水平方向に延在する水平方向破断溝5aと、そ
の両端部の上下方向に延在する上下方向破断溝5bとが
形成され、又、前記表面部材4aの上側部位に位置する
前記段部4bには、該表面部材4aの前記上下方向破断
溝5bの上端部に連続して段部に達する段部破断溝5c
が形成されている。
が施された合成樹脂製の部品であって、表面に任意の意
匠線15a,15bを有しており、前記バッグカバー4
の表面部材4aの外周面とステアリングホイールBとの
間に配置される意匠部品である。この意匠部材Cは、前
記バッグカバー4の表面部材4aの外周部を囲繞してス
テアリングホイールの表側に露出する表面意匠部7a
と、これに連続して下方に延在する脚部7bとを有して
おり、前記バッグカバー4の前記段部4bの上側部分に
隣接する部位には、前記バッグカバーの段部破断溝5c
の位置よりも外側位置に、エアバッグ展開時に開裂する
一対の破断溝6が形成されている。これにより、エアバ
ッグ展開時には、前記バッグカバー4が開裂すると、そ
の上側部分は、前記段部4bの内側角部4eを回動支点
として外側に開き、このバッグカバー4の外側に開く力
(開裂力)が前記意匠部材Cも外側に開く力として作用
し、この力によって前記一対の破断溝6が開裂して該意
匠部材Cも外側に開く事になる。
の中間部位(ステアリングホイールの12時の位置)の
裏面には、前記表面意匠部7aから前記脚部7bに至る
中央破断溝6a(図3参照)を形成しておけば、意匠部
材Cの開裂時には、該中央破断溝6aの部分で左右にも
開裂するので、意匠部材Cの上側円弧部分は、左右に分
かれて上方に開くので、エアバッグの展開が円滑に行わ
れることになる。尚、この中央破断溝6aは、意匠部材
Cの上面7cが図示の実施例の如く円弧状をしており、
該円弧状部に形成された破断溝6によって該意匠部材が
開裂する場合に特に有効な破断溝であるが、前記意匠部
材の上面7cが水平面の場合には省略する事の可能な破
断溝である。
は、図4に示している様に、内側に突出して延在する取
付脚7dが設けられており、該取付脚7dとリテーナ3
の意匠部材取付け脚部3cとが、リベット16によって
連結固定されている。この取付脚7dは、意匠部材Cの
脚部7bの数カ所に設けられており、その数と取付け強
度は、エアバッグ展開時に該意匠部材に作用する力によ
っても該意匠部材がリテーナから分離しない程度の保持
力が得られる様に考慮されている。尚、この取付脚7d
が配置されている部分の前記バッグカバー4の周壁部4
cには切り欠き部4fが形成されており、該取付脚7d
とリテーナ3との取り付けの障害にならない様に工夫さ
れている。この様に、意匠部材Cがリテーナ3に固着さ
れる事により、該意匠部材Cはエアバッグ装置Aと一体
化される事になるので、自動車組立体工場或いはステア
リングホイール工場において、エアバッグ装置Aと意匠
部材Cとをステアリングホイールに組付けるに当り、従
来の図8に示した構造のものでは、これらの3部品を夫
々組付ける必要があったが、本実施例では、意匠部材C
はエアバッグ装置Aに組付けられているので、従来のエ
アバッグ装置付きステアリングホイールと同様にエアバ
ッグ装置AをステアリングホイールBに組付けるだけの
工程となるので、部品点数が増えたにも拘らず、組立工
数の増加が生じないという利点がある。
リングホイールBへの取付け構造を示しており、通常の
場合と同様に、リテーナ3に形成された取付けブラケッ
ト3dをステアリングホイールBの本体部分にボルト1
7にて常法に従って固着している。これにより、意匠部
材Cを一体的に保持したエアバッグ装置Aが、ステアリ
ングホイールBに固着される事になる。
は表面意匠部7aの周縁下面は、ステアリングホイール
のコアカバー18の上端面と係合する構造となってお
り、外部からステアリングホイール内にゴミ等が入り込
むのを防止する構造となっている事はいうまでもない。
の前記バッグカバー4及び意匠部材Cの開裂状態につい
て、図6の概念図を用いて説明する。同図(a)〜
(c)はエアバッグ展開時のバッグカバーと意匠部材の
開裂状態を経時的に示した概念図であり、図(a)は未
展開の状態を示し、図(b)は展開開始時の開裂状態を
示し、図(c)は展開終了時の開裂状態を示している。
は、前記図1の状態と同様であるので詳細説明は省略す
る。自動車が衝突事故を起こし、所定値以上の衝撃が検
出されると、ガス発生器に点火されてエアバッグの膨張
が開始される。この膨張初期の段階では、同図(b)に
示している様に、エアバッグ(図示せず)の膨張力によ
って、先ず、前記バッグカバー4の表側部材4aに形成
されている水平方向破断溝5aとその両端部の上下方向
に延在する上下方向破断溝5bとの開裂が生じ、表側部
材4aは上下に分かれて展開を開始する。続いて、同図
(c)に示している様に、前記表面部材4aの上側部位
に位置する前記段部4bに形成されている段部破断溝5
cが開裂し、前記段部4bの裏面側角部4eを回転中心
(ヒンジ)に展開して前記表側部材4aが完全展開す
る。この意味において、前記段部破断溝5cは、バッグ
カバーの段部の裏面側角部がヒンジとなる様に、該裏面
側角部4eの部分で開裂が止まる様に段部4bにのみ形
成され、その下方の周壁部4cには達しない程度の溝と
なす事が好ましい。
同時に、前記表側部材4a及び段部4bから前記意匠部
材Cに裏面側から表側に押し上げる力が作用し、この結
果、前記意匠部材Cに前記段部破断溝5cの位置よりも
外側位置に形成されている一対の破断溝6が開裂して該
意匠部材Cの展開が行われ、エアバッグの膨出が完了す
る。尚、この意匠部材Cの展開に際し、展開した意匠部
材が飛散しない様に該意匠部材がリテーナにリベット1
6で固定されている事は前述の通りである。
溝6の中間部位に形成されている前記中央破断溝6aも
破断して、該意匠部材Cの開裂部は左右に分離された状
態で開裂する事になるので、バッグカバー4は意匠部材
によって展開を阻害される事なく円滑に展開が行われる
と共に、エアバッグも乗員に向かって過度に膨出する事
なく円滑に展開を完了する。尚、前記意匠部材Cに形成
されている一対の破断溝6が前記段部破断溝5cの外側
位置に配置されているので、該意匠部材Cの破断も円滑
に行われる事になる。
をエアバッグ装置の周囲に配置してステアリングホイー
ルの意匠性を向上させているにも拘らず、従来の意匠部
材を配置していないステアリングホイールと同様に、円
滑なエアバッグの展開が行われる事になる。
イッチの作動の円滑化について説明する。本発明のホー
ンスイッチ9のステアリングホイールへの取付け構造は
図3に、又、ホーンスイッチ9の構造は図7に夫々示し
ている。先ず、ホーンスイッチ9の構造について図7に
よって説明すると、ホーンスイッチ9の可動接点9aは
板バネ8の先端部に形成され、該板バネの後部は、合成
樹脂等の電気絶縁材で形成された保持部材10に片持ち
保持され、又、前記板バネ8の後端部には電気配線12
が接続された構成となっている。これをホーンスイッチ
ユニット9となし、ホーンスイッチを複数個設置する場
合には、前記ホーンスイッチユニット9の板バネ8の後
端部を、電気配線12によって直列に結線して該配線の
端部にコネクタ18を設けている。尚、ホーンスイッチ
ユニット9の可動接点9aに対応する固定接点について
は後述する。
ングホイールへの取付けは、前記保持部材10をエアバ
ッグ装置のリテーナ3に装着する事によって行われる。
具体的には、該保持部材10の両側部にスリット状装着
溝10aが形成されており、一方、リテーナ3側には、
このスリット状装着溝10aに嵌合するガイド部10b
が前記リテーナ3のホーンスイッチ支持板3bに形成さ
れており、前記スリット状装着溝10a内に前記ガイド
部10bを嵌合する事によってリテーナへのホーンスイ
ッチの装着が行われる。この装着された状態を図3に示
している。同図に示している通り、ホーンスイッチ9の
保持部材10は、リテーナ3からステアリングホイール
のスポーク部11に向かって突出して配置されている金
属製のホーンスイッチ支持板3bに装着されて保持され
ており、又、該保持部材10の上面は前記意匠部材Cの
下面に突出して形成された突起部19によって抑えら
れ、一方、下面はステアリングホイールBのスポーク部
11に当接している。これによりホーンスイッチ9は、
リテーナ3に絶縁材で形成した保持部材10が装着さ
れ、該保持部材10の上下面は、意匠部材Cとステアリ
ングホイールBのスポーク部11とで挟持された状態と
なっており、ホーンスイッチ9のステアリングホイール
への保持を強固なものにしている。
板3bの前記ホーンスイッチ9の板バネ8の先端に形成
されている可動接点9aに対応する部分には、固定接点
9bが配置されており、該固定接点9bはリテーナ3と
電気的に接続されて車体を通してアース(接地)された
状態となっている。従って、前記板バネ8の後端部に接
続されている配線12のコネクタ18を、ホーンスイッ
チ電源(図示せず)の陽極側に接続しておけばホーンス
イッチ回路が形成され、陰極側配線を不要となす事が可
能となる。
ッグカバー4に形成されている板バネ係合部4gに当接
して或いは係止されており、これにより、該板バネ8の
バネ力によってバッグカバー4は上方(前方)に向けて
常時付勢されている。一方、該バッグカバー4は、前述
の通り、リテーナ3に前後に揺動可能に遊嵌されている
ので、バッグカバー4の表側部材4aに表側から押圧力
を作用させれば、表側部材4aは、該押圧力によって前
記板バネ8の付勢力に抗して後退(下降)し、該板バネ
8の先端部の可動接点9aは前記リテーナ3側の固定接
点9bと接触してホーンスイッチ回路が閉成され、ホー
ンが吹鳴する事になる。
本発明はこの図示した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した思想の範囲内において、
種々の変形例が存在する事はいうまでもない。例えば、
図示の例は、3本スポークのステアリングホイールに本
発明を適用した場合の例であるが、本発明は、これに限
定されるものではなく、4本スポークその他の形状,構
造のステアリングホイールに適用できる事はいうまでも
ない。
スイッチ9の取付け位置に関係なく採用し得る構造であ
るので、前述の図8,9に示した如くエアバッグ装置A
自体をステアリングホイールBに対して揺動自在となし
た構造のものにも適用し得る事は言うまでもない。
上述の実施例では、リテーナ3にホーンスイッチ9を保
持させた構造のものを示しているが、該ホーンスイッチ
9をステアリングホイールのスポーク部11に保持さ
せ、このホーンスイッチ9に装着されている前記板バネ
8によってバッグカバー4を上方(前方)に付勢する様
になす事も可能である。尚、本実施例の如くエアバッグ
装置にホーンスイッチを装着しておく方がステアリング
ホイールの組立工程が簡素化される点で有利である。
ず、エアバッグ装置Aの周囲に意匠部材Cを配置してい
るにも拘らず、エアバッグの展開時には該意匠部材も開
裂してエアバッグの膨出を阻害しない構造となっている
ので、従来のエアバッグ装置のみが装着されたステアリ
ングホイールに比して、ステアリングホイールの意匠性
が向上すると共に、ステアリングホイールのデザインの
自由度も増し、顧客の多様な嗜好にも対応可能なエアバ
ッグ装置付きステアリングホイールの提供が可能とな
る。特に、スポーツ車に対しても相応しいデザインのス
テアリングホイールの装着が可能となるので、全体のデ
ザインバランスの取れたスプーツ車の提供が可能とな
る。
側に露出する表面部材4aに連接して前記意匠部材Cの
裏面に回り込む段部4bを形成し、該段部の裏面側角部
4eをヒンジにしてバッグカバー4が展開する様にして
いるので、その展開力によって前記意匠部材Cには裏面
から突き上げられる力が作用し、これによって該意匠部
材の展開を行う様にしており、しかも、該意匠部材の破
断溝6は、前記バッグカバー段部の破断溝よりも外側に
位置させているので、該意匠部材の開裂と展開は確実に
行われる事になり、エアバッグの展開も従来の意匠部材
を用いない場合と同様に円滑に行われる事になる。
をリテーナ3に遊嵌させて前後に揺動可能に保持させる
と共に、板バネ8によって前方方向に常時付勢する構造
となし、この板バネ8を利用してホーンスイッチ9を形
成する構造としているので、ホーンスイッチの作動に当
たっては軽量なバッグカバー4のみを後方(下方)に弱
い力で押圧すれば良く、従来のエアバッグ装置全体を揺
動可能とするタイプのホーンスイッチ構造に比して、ホ
ーンスの作動ミスが大幅に少なくなり、運転時の安全性
も向上する。
価な板バネの使用が可能となるのみならず、部品点数
も、板バネ8とその保持部材10と配線12のみとな
り、従来のコイルバネを用いるホーンスイッチ構造に比
して全体として簡素で且つ安価なホーンスイッチ構造と
なり、ステアリングホイールの生産コストの低減効果が
期待される。
を形成し、リテーナ側に固定接点9bを形成すると共
に、該固定接点9bは、車体を通してアース(接地)さ
れている前記リテーナに対して電気的に接続状態となす
事により、ホーンスイッチの配線12は、陽極側のみの
配線でよく、ホーンスイッチの構造の一層の簡略化が可
能となる。
後部を電気絶縁体で形成した保持部10に保持させ、該
保持部の両側部にスリット状の装着溝10aが形成し、
該装着溝をリテーナ3のホーンスイッチ支持板3bに形
成したガイド部10bに嵌合させて該リテーナ3にホー
ンスイッチ部材を保持させる構造にすれば、ホーンスイ
ッチのリテーナへの取付けも極めて容易となり、ステア
リングホイールの組立工程が簡素化される効果がある。
ールのスポーク部11の位置に対応させて配置し、ホー
ンスイッチ9の前記保持部10の上面は、前記意匠部材
Cの下面に突出して形成された突起部19に当接させ、
一方、前記保持部10の下面は、前記ステアリングホイ
ールのスポーク部11に当接させる様に配置すると、ホ
ーンスイッチの前記保持部10は、前記意匠部材Cの裏
面と前記スポーク部11の上面とで挟持される事になる
ので、ホーンスイッチのステアリングホイールへの保持
が一層強固なものとなり、車両の走行時の振動等による
ホーンスイッチ取付け部の緩みもなくなる。
ホイールの一部切り欠き平面図である。
概念図である。
視図である。
の例を示す平面図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 折り畳まれたエアバッグ(1)とガス発
生器(2)とを保持して内部に収納するリテーナ(3)
と該リテーナの表面側に配置され且つエアバッグ展開時
に開裂する破断溝(5)を有するバッグカバー(4)と
を備えたエアバッグ装置(A)が、ステアリングホイー
ル(B)の中央部に配置され、且つ、前記エアバッグ装
置(A)の前面側の前記バッグカバー(4)とステアリ
ングホイール(B)との間に該バッグカバー(4)の表
面外周部を囲繞する様に意匠部材(C)が配置されてな
るエアバッグ装置付きステアリングホイールにおいて、 エアバッグ展開時には、前記バッグカバー(4)に形成
された破断溝(5)の開裂と共に、該バッグカバー
(4)の開裂力によって前記意匠部材(C)も開裂して
エアバッグ(1)を展開させる様にしてなることを特徴
とするエアバッグ装置付きステアリングホイール。 - 【請求項2】 前記バッグカバー(4)は、ステアリン
グホイール(B)の表面に露出する表面部材(4a)
と、該表面部材(4a)の少なくとも上側部位又は全周
に亘って形成され且つ前記意匠部材(C)の裏面側に回
り込む様に前記表面部材(4a)に連接して形成された
段部(4b)と、該段部(4b)に連接して形成された
周壁部(4c)とからなり、 前記表側部材(4a)の裏面には、前記ステアリングホ
イール(B)の正位置において略中央部に水平方向に延
在する水平方向破断溝(5a)と、その両端部の上下方
向に延在する上下方向破断溝(5b)とが形成され、 前記表面部材(4a)の上側部位に位置する前記段部
(4b)には、該表面部材(4a)の前記上下方向破断
溝(5b)の各上端部に連続して段部に達する段部破断
溝(5c)が形成されており、 前記意匠部材(C)の前記バッグカバー(4)の前記段
部(4b)の上側部分に隣接する部位には、前記段部破
断溝(5c)の位置よりも外側位置に、エアバッグ展開
時に開裂する一対の破断溝(6)が形成されており、 これにより、エアバッグ展開時には、前記バッグカバー
(4)と共に前記意匠部材(C)の上部をも開裂させて
エアバッグを膨出させる様にしてなる請求項1に記載の
エアバッグ装置付きステアリングホイール。 - 【請求項3】 前記意匠部材(C)は、前記バッグカバ
ー(4)の表面部材(4a)の外周部を囲繞する表面意
匠部(7a)と該表面意匠部(7a)に連続して下方に
延在する脚部(7b)とを有し、該意匠部材(C)の前
記一対の破断溝(6)の中間部位の裏面には、前記表面
意匠部(7a)から前記脚部(7b)に至る中央破断溝
(6a)が形成されている請求項2に記載のエアバッグ
装置付きステアリングホイール。 - 【請求項4】 前記意匠部材(C)は、前記バッグカバ
ー(4)の表面部材(4a)の外周部を囲繞する表面意
匠部(7a)と該表面意匠部(7a)に連続して下方に
延在する脚部(7b)とを有し、該脚部(7b)の適所
が前記リテーナ(3)に固着されており、これによっ
て、前記意匠部材(C)は、予めエアバッグ装置(A)
と一体的に組み立てられている請求項1乃至3に記載の
エアバッグ装置付きステアリングホイール。 - 【請求項5】 前記リテーナ(3)は、前記ステアリン
グホイール(A)に固着されてなる請求項1乃至4のい
ずれかに記載のエアバッグ装置付きステアリングホイー
ル。 - 【請求項6】 前記バッグカバー(4)は、前記リテー
ナ(3)に前後方向に揺動可能に係止され、且つ該バッ
グカバー(4)の裏面側に配置された弾性部材(8)に
よって前面側に付勢されており、該バッグカバー(4)
の裏面側とステアリングホイール(B)又は前記リテー
ナ(3)との間の適所にホーンスイッチ(9)が配置さ
れており、これにより、前記バッグカバー(4)を押圧
する事によってホーンスイッチ回路を閉成する様にして
なる請求項5に記載のエアバッグ装置付きステアリング
ホイール。 - 【請求項7】 前記バッグカバー(4)は、前記周壁部
(4c)の周方向に複数個形成された係止穴(4d)内
に、前記リテーナ(3)からその外方に突出して形成さ
れた係止片(3a)を遊嵌する事により、該バッグカバ
ー(4)を前後方向に揺動可能に係止してなる請求項6
に記載のエアバッグ装置付きステアリングホイール。 - 【請求項8】 前記リテーナ(3)の外周部外側にホー
ンスイッチ支持板(3b)が突出して形成され、該ホー
ンスイッチ支持板(3b)にホーンスイッチ(9)を保
持させてなる請求項6又は7に記載のエアバッグ装置付
きステアリングホイール。 - 【請求項9】 前記ホーンスイッチ(9)は、板バネ
(8)の一端が電気絶縁体で形成された保持部材(1
0)を介して前記ホーンスイッチ支持板(3b)に保持
され、該板バネ(8)の先端部に可動接点(9a)が形
成され、前記ホーンスイッチ支持板(3b)の該可動接
点(9a)対応部に固定接点(9b)が形成されてお
り、前記板バネ(8)によって前記バッグカバー(4)
を前面側に付勢している請求項8に記載のエアバッグ装
置付きステアリングホイール。 - 【請求項10】 前記固定接点(9b)は、前記ホーン
スイッチ支持板(3b)及び前記リテーナ(3)を介し
て車体側と電気的に接続されてアースされており、前記
可動接点(9a)はホーン電源の陽極に接続されている
請求項9に記載のエアバッグ装置付きステアリングホイ
ール。 - 【請求項11】 前記保持部材(10)の両側部にスリ
ット状装着溝(10a)が形成され、前記リテーナのホ
ーンスイッチ支持板(3b)には前記保持部材(10)
の前記スリット状装着溝(10a)に嵌合するガイド部
(10b)が形成されており、前記保持部材(10)の
前記スリット状装着溝(10a)を該ガイド部(10
b)に嵌合する事により、前記ホーンスイッチ(9)を
前記リテーナ(3)に装着する様にしてなる請求項8乃
至10のいずれかに記載のエアバッグ装置付きステアリ
ングホイール。 - 【請求項12】 前記リテーナのホーンスイッチ支持板
(3b)は、前記ステアリングホイール(B)のスポー
ク部(11)の位置に対応させて複数個配置され、前記
ホーンスイッチ(9)は、該スポーク部(11)近傍位
置に配置されている請求項8乃至11のいずれかに記載
のエアバッグ装置付きステアリングホイール。 - 【請求項13】 前記ホーンスイッチ(9)の保持部材
(10)の上面は、前記意匠部材(C)の下面に突出し
て形成された突起部(19)に当接し、該保持部材(1
0)の下面は、前記ステアリングホイールのスポーク部
(11)に当接して配置されており、これにより、前記
保持部材(10)を、前記意匠部材(C)と前記スポー
ク部(11)とで挟持する様にしてなる請求項12に記
載のエアバッグ装置付きステアリングホイール。 - 【請求項14】 前記ホーンスイッチ(9)は複数個設
置されており、各ホーンスイッチの板バネ(8)が配線
(12)によって電気的に接続されている請求項12又
は13に記載のエアバッグ装置付きステアリングホイー
ル。
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JP2001353180A JP3967912B2 (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | エアバッグ装置付きステアリングホイール |
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JP2001353180A JP3967912B2 (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | エアバッグ装置付きステアリングホイール |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003154912A true JP2003154912A (ja) | 2003-05-27 |
JP3967912B2 JP3967912B2 (ja) | 2007-08-29 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011088479A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | エアバッグ装置付きステアリングホイール |
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- 2001-11-19 JP JP2001353180A patent/JP3967912B2/ja not_active Expired - Fee Related
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