JPH07137595A - ステアリングホイール - Google Patents
ステアリングホイールInfo
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- JPH07137595A JPH07137595A JP5286910A JP28691093A JPH07137595A JP H07137595 A JPH07137595 A JP H07137595A JP 5286910 A JP5286910 A JP 5286910A JP 28691093 A JP28691093 A JP 28691093A JP H07137595 A JPH07137595 A JP H07137595A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- steering wheel
- gravity
- air bag
- boss
- Prior art date
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- Granted
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
リム部12の中心よりも下方にずらして設ける。ボス部14
に、インフレータ26およびエアバッグなどからなるエア
バッグ装置と、質量体41を有した振動吸収装置35とを備
える。ステアリングホイール本体11の回転中心O1 を挟
んで、エアバッグ装置の重心O2 と、振動吸収装置35の
重心O3 とを反対側に配置する。 【効果】 メータ類の視認性が向上する。ステアリング
ホイールの慣性モーメントが減少する。
Description
吸収装置とを備えたステアリングホイールに関する。
号公報記載のステアリングホイールが知られている。こ
のステアリングホイールは、円環状をなすリム部と、こ
のリム部の内側に位置するボス部と、これらのリム部と
ボス部とを連結するスポーク部とを有している。また、
このステアリングホイールのボス部には、ステアリング
シャフトに嵌着されるボスが設けられているとともに、
乗員側に向かってエアバッグを膨張展開させるエアバッ
グ装置が収納されている。そして、このステアリングホ
イールは、ボスをステアリングシャフトに嵌着すること
により、このボスを回転中心として、速度計などのメー
タ類が設けられたインストルメントパネルの手前側に回
転可能に装着されるようになっている。
ステアリングホイールの回転中心に対して、ボス部が一
方にずれた位置に設けられており、外観の向上や、イン
ストルメントパネルに設けた速度計などの視認性の向上
などが図られている。
の構成では、エアバッグ装置などを備えたボス部がステ
アリングホイールの回転中心から一方にずれた位置に設
けられているため、ステアリングホイールの回転中心と
ステアリングホイールの重心とが一致せず、ステアリン
グホイールの操作感の向上が困難であるとの問題を有し
ている。
公報記載のステアリングホイールが知られている。この
ステアリングホイールは、ボス部に収納したエアバッグ
装置のインフレータ(ガス発生器)を、略円環状をなす
弾性体を介して弾性的に支持し、このインフレータを振
動吸収装置の質量体として機能させている。
ステアリングホイールが振動した際に、弾性的に支持さ
れたインフレータが揺動することにより、ステアリング
ホイールの振動を抑制するようになっている。
の構成では、エアバッグ装置のインフレータが振動吸収
装置の質量体として機能するため、実開平3−1237
51号公報記載のステアリングホイールのように、ボス
部をステアリングホイールの回転中心から一方にずれた
位置に設けると、ステアリングホイールの回転中心とス
テアリングホイールの重心とが一致せず、ステアリング
ホイールの操作感の向上が困難であるとの問題を有して
いる。
に、エアバッグ装置をボス部に設けたステアリングホイ
ールにおいては、このボス部をステアリングホイールの
回転中心からずらした位置に設けると、ステアリングホ
イールの回転中心とステアリングホイールの重心とが一
致せず、ステアリングホイールの操作感の向上が困難に
なるとの問題を有している。
ので、操作感を容易に向上できるエアバッグ装置を備え
たステアリングホイールを提供することを目的とする。
イールは、ステアリングホイール本体に、エアバッグ装
置と、質量体を有する振動吸収装置とを備え、前記ステ
アリングホイール本体の回転中心に対して、前記エアバ
ッグ装置の重心と、前記振動吸収装置の重心とをほぼ反
対側に位置させたものである。
グ装置により乗員が保護されるとともに、質量体を有す
る振動吸収装置によりステアリングホイール本体の振動
が抑制される。そして、エアバッグ装置の重心と、振動
吸収装置の重心とを、ステアリングホイール本体の回転
中心に対してほぼ反対側に位置させたので、ステアリン
グホイールの重心がステアリングホイール本体の回転中
心の近傍に位置して、ステアリングホイールの操作感が
向上する。
施例の構成を図面を参照して説明する。
テアリングホイール本体で、このステアリングホイール
本体11は、円環状をなすリム部12と、このリム部12の内
側に位置するボス部14と、これらのリム部12およびボス
部14を連結する複数のスポーク部15とを有している。
も若干下側にずれた位置に配置されており、ボス部14の
上側部に大きな開口部が形成されて、インストルメント
パネルに設けた速度形などのメータ類を視認しやすくな
っている。
ステアリングシャフトに嵌着される嵌着孔17a を形成し
た円筒状のボス17が設けられ、このボス17の軸心が、ス
テアリングホイール本体11の回転中心O1 になってい
る。そして、このボス17に、ボスプレート18が溶接など
により接合されており、このボスプレート18に各スポー
ク部15の芯金15a が溶接などにより接合されている。さ
らに、上側に位置する芯金15a にはホーンスイッチ装置
19が取り付けられ、各ホーンスイッチ装置19の乗員側に
ホーンボタン20が取り付けられている。そして、このボ
ス部14の車両側は、下部カバー21により覆われている。
装置23が装着されている。そして、このエアバッグ装置
23は、ボスプレート18に取り付けられる正面視略矩形状
をなすベースプレート25を有し、このベースプレート25
の略中央部に略円柱状をなすインフレータ(ガス発生
器)26が固定されているとともに、このベースプレート
25の乗員側に袋状をなすエアバッグ27が取り付けられて
いる。そして、このインフレータ26は、内部に推進薬が
充填され、この推進薬を燃焼させることにより、窒素ガ
スなどのガスを急激に噴射するようになっている。ま
た、エアバッグ27は、インフレータ26の乗員側を覆うよ
うにして小さく折り畳まれ、環状をなすリテーナ28を用
いて、開口縁部の近傍をベースプレート25に密着して固
定されている。
アバッグ27などの乗員側を覆うようにして、車両側を開
口した略箱状のカバー体31が取り付けられている。この
カバー体31は、内部にインサート体32が埋設されている
とともに、正面視略H字状をなす脆弱な破断線33が形成
されている。そして、このカバー体31は、周縁部がベー
スプレート25に支持されているとともに、エアバッグ装
置23をボス部14に装着した状態で、周縁の下端部が下部
カバー21に当接するようになっている。
2 は、ほぼインフレータ26の中心に位置し、ボス部14が
リム部12の下側にずれて配置されているため、このエア
バッグ装置23の重心O2 も、ステアリングホイール本体
11の回転中心O1 よりも下側にずれて位置している。
の衝突などの際に、インフレータ26がエアバッグ27の内
部にガスを噴出して急激に膨張させ、この膨張の圧力に
よりカバー体31を破断線33から破断して展開させて、エ
アバッグ27を乗員の前面に膨張展開させることにより、
乗員を衝撃から保護するようになっている。
は、振動吸収装置35が取り付けられている。この振動吸
収装置35は、鋳鉄製などの質量体41と、この質量体41を
保持板42に連結する複数の支持脚43となどから構成され
ている。そして、支持脚43は、例えば、略四角柱状をな
す弾性変形可能なゴムなどからなり、保持板42と質量体
41とにそれぞれ接着などして固定されている。また、質
量体41は、両側方向を長手方向とする略角柱状をなし、
ボスプレート18の上端部近傍に沿って配置されていると
ともに、インフレータ26を避けるための凹部41a が形成
されている。さらに、保持板42は、ねじなどによりボス
プレート18に固定されているとともに、ステアリングホ
イール本体11の中心に向って取付板42a が延設され、こ
の取付板42a が、ステアリングシャフトに螺合されるナ
ットによりボスプレート18に締め付け固定されるように
なっている。
3 は、ステアリングホイール本体11の回転中心O1 より
も上側にずれて位置しており、この回転中心O1 を挟ん
で、エアバッグ装置23の重心O2 の反対側に位置するよ
うになっている。
によれば、ステアリングホイール本体11に振動が加わっ
た状態で、振動吸収装置35のゴム製の支持脚43上に支持
された質量体41が揺動することにより、ステアリングホ
イール本体11の振動を吸収し抑制することができる。
アバッグ27を乗員の前面に膨張展開させることにより、
乗員を衝撃から保護することができる。
側にずらして位置させたため、ボス部14の上側に大きな
空間を確保して、インストルメントパネルのメータ類の
視認性を向上することができる。
転中心O1 を中心として、それぞれ重量のあるエアバッ
グ装置23と振動吸収装置35とを反対側にずらして位置さ
せて、エアバッグ装置23の重心O2 と、振動吸収装置35
の重心O3 とを反対側に位置させたため、ステアリング
ホイール全体の重心を、ステアリングホイール本体11の
回転中心O1 に一致させ、あるいは、ステアリングホイ
ール全体の重心を、少なくともエアバッグ装置23の重心
O2 よりもステアリングホイール本体11の回転中心O1
側に接近させることができるため、ステアリングホイー
ルを回転操作する際の慣性モーメントを減少させること
ができるとともに、操舵力変動を少なくすることができ
る。
ば、エアバッグ装置の重心と、振動吸収装置の重心と
を、ステアリングホイール本体の回転中心に対してほぼ
反対側に位置させたため、ステアリングホイールの重心
がステアリングホイール本体の回転中心の近傍に位置し
て、ステアリングホイールの操作感を向上することがで
きる。
すエアバッグ装置を取り外した状態の正面図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ステアリングホイール本体に、エアバッ
グ装置と、質量体を有する振動吸収装置とを備え、 前記ステアリングホイール本体の回転中心に対して、前
記エアバッグ装置の重心と、前記振動吸収装置の重心と
をほぼ反対側に位置させたことを特徴としたステアリン
グホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286910A JP2804878B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ステアリングホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286910A JP2804878B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ステアリングホイール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07137595A true JPH07137595A (ja) | 1995-05-30 |
JP2804878B2 JP2804878B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=17710577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5286910A Expired - Fee Related JP2804878B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ステアリングホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2804878B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02134148A (ja) * | 1988-11-16 | 1990-05-23 | Toshiba Corp | 心機能解析のための画像処理方法 |
JPH07137640A (ja) * | 1993-11-18 | 1995-05-30 | Nippon Plast Co Ltd | ステアリングホイールの振動吸収装置 |
KR100452587B1 (ko) * | 2002-04-19 | 2004-10-12 | 기아자동차주식회사 | 차량의 스티어링휠 |
WO2020162309A1 (ja) * | 2019-02-08 | 2020-08-13 | オートリブ ディベロップメント エービー | 車両用ステアリングホイールの振動低減構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04166468A (ja) * | 1990-10-29 | 1992-06-12 | Toyoda Gosei Co Ltd | エアバッグ装置付きステアリングホイール |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP5286910A patent/JP2804878B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113365899A (zh) * | 2019-02-08 | 2021-09-07 | 奥托立夫开发公司 | 车辆用方向盘的减振结构 |
JPWO2020162309A1 (ja) * | 2019-02-08 | 2021-10-28 | オートリブ ディベロップメント エービー | 車両用ステアリングホイールの振動低減構造 |
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US11618501B2 (en) | 2019-02-08 | 2023-04-04 | Autoliv Development Ab | Vibration reduction structure for vehicle steering wheel |
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JP2804878B2 (ja) | 1998-09-30 |
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