JPH068781A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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Publication number
JPH068781A
JPH068781A JP4167471A JP16747192A JPH068781A JP H068781 A JPH068781 A JP H068781A JP 4167471 A JP4167471 A JP 4167471A JP 16747192 A JP16747192 A JP 16747192A JP H068781 A JPH068781 A JP H068781A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover body
base plate
airbag
support
air bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP4167471A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Sano
禎信 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP4167471A priority Critical patent/JPH068781A/ja
Publication of JPH068781A publication Critical patent/JPH068781A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアバッグを覆うカバー体の外観を良好に維
持する。 【構成】 ベースプレート21にガス発生器およびエアバ
ッグ36を取付ける。エアバッグ36を覆うカバー体51の上
面部52の内側面に脆弱な破断線53を略H字状に形成す
る。このカバー体51の取付片57をベースプレート21に取
付ける。ベースプレート21に両側一対の支持体41を取付
ける。支持体41の上端にカバー体51の内側面に対向する
対向部43を形成する。 【効果】 カバー体51に外面側から圧力が加わった際に
は、カバー体51の内側面に支持体41の対向部43が当接
し、カバー体51が破断線53に沿って変形しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等において、乗
員を衝突などの衝撃から保護するエアバッグ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などにおいて、乗員を衝突
などの衝撃から保護するエアバッグ装置としては、例え
ば、特開平2ー237839号公報に記載の構造が知ら
れている。
【0003】このエアバッグ装置は、折り畳まれた状態
でベースプレートに取付けられたエアバッグをカバー体
で覆い、このエアバッグにガスを流入して膨張させると
ともに、この膨張途中でカバー体を破断し、エアバッグ
をカバー体から突出させて展開させることにより、乗員
がステアリングホイールのリム部や前方のガラスに衝突
するのを防止し、衝突の際に乗員に加わる衝撃を吸収す
る。
【0004】そして、このカバー体には、内側面が凹設
されて薄肉な破断線が形成され、エアバッグの膨脹の圧
力によりこの破断線に沿ってカバー体が破断するように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
カバー体には外面側から圧力が加わることがあり、特
に、このカバー体をホーンパッドと兼用する場合には操
作者により随時カバー体が外面側から押圧されることに
なる。
【0006】そして、上記従来の構造のカバー体に外面
側から圧力が加わった場合には、この圧力により脆弱な
破断線が過大に変形し、この破断線に沿って亀裂が生ず
るなどして外観が悪化するなどの問題を有している。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、カバー体の外面側から圧力が加わった場合にも外
観を良好に維持できるエアバッグ装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ装置
は、ガスの流入により膨脹するエアバッグを配設したベ
ースプレートと、このベースプレートに取付けられ前記
エアバッグを覆いこのエアバッグの膨張に伴い脆弱に形
成された破断部が破断するカバー体とを備えたエアバッ
グ装置において、前記カバー体の内側面の前記破断部近
傍に対向する対向部を形成した支持体を前記ベースプレ
ートに設けたものである。
【0009】
【作用】本発明のエアバッグ装置では、ベースプレート
に取付けられたカバー体により、常時においてはエアバ
ッグが覆われて保護される。エアバッグの膨張時には、
この膨脹の圧力により脆弱に形成された破断部にてカバ
ー体が破断してエアバッグが乗員側に突出する。ベース
プレートに、カバー体の内側面の前記破断部近傍に対向
する対向部を形成した支持体を設けたため、常時におい
てカバー体に外面側から圧力が加えられた時には、支持
体の対向部がカバー体の内側面に当接して支持し、カバ
ー体の変形が抑制される。
【0010】
【実施例】以下、本発明のエアバッグ装置の一実施例の
構成を図面を参照して説明する。
【0011】図2において、11は自動車などのステアリ
ングホイール本体で、このステアリングホイール本体11
は、中央部のボス部12と、円環状のリム部14と、これら
のボス部12およびリム部14を連結する複数のスポーク部
15とから構成されている。
【0012】そして、このボス部12の上部にエアバッグ
装置16が取付けられている。
【0013】このエアバッグ装置16は、図1ないし図3
に示すように、ステアリングホイール本体11に設けた図
示しないホーンスイッチ装置に上下動可能に支持される
ベースプレート21を有し、このベースプレート21には、
矩形状の基板部22と、この基板部22の両側の端部を下方
に折曲してなる両側一対の側壁部23と、基板部22の前後
の端部をそれぞれ下方に折曲してなる前壁部24および後
壁部25とが形成されている。そして、これらの各壁部2
3,24,25には、所定の間隔を介してリベット取付孔27
が形成されているとともに、両側の側壁部23の略中央部
からは下方に向かって支持片部28が一体に突設され、こ
れらの支持片部28にはホーンスイッチ装置に螺合される
取付ねじのねじ部が挿通する通孔29が形成されている。
【0014】また、このベースプレート21の基板部22の
略中央部には、ガス発生器取付孔31が形成されていると
ともに、両側の端部近傍に、前後に対をなす前後方向に
長い係止孔32がそれぞれ形成されている。
【0015】そして、このベースプレート21のガス発生
器取付孔31には略円柱形状のガス発生器(インフレー
タ)33が取付けられ、このガス発生器33は外周部から突
設したフランジ部34をベースプレート21の下面に当接し
て固定されている。
【0016】さらに、このベースプレート21の上側に
は、袋状のエアバッグ36がガス発生器33を内部にして折
り畳まれた状態で収納されている。このエアバッグ36
は、開口部37をガス発生器取付孔31の周辺部に密着する
ように押えリング(リテーナ)38により固定されてい
る。
【0017】そして、上記のベースプレート21のガス発
生器取付孔31の周辺部、ガス発生器33のフランジ部34、
エアバッグ36の開口部37の周辺部、および押えリング38
には、それぞれ互いに連通する複数の通孔が形成され、
これらの通孔を挿通する図示しないボルトおよびリベッ
トなどにより、ガス発生器33およびエアバッグ36がベー
スプレート21に固定されている。
【0018】また、41は互いに同じ形状に形成された両
側一対の支持体で、これらの支持体41は、矩形板状の立
壁部42を有し、この立壁部42の上端部が外方に略水平状
に折曲されて対向部43が形成されているとともに、立壁
部42の下端部からそれぞれ前後一対の係止片部44が突設
されている。これらの係止片部44は、前後方向の長さ寸
法がベースプレート21の係止孔32の長さ寸法より若干小
さいとともに、上端部に切欠部45が形成されて略L字板
状になっている。そして、これらの支持体41は、各係止
片部44をベースプレート21の係止孔32に挿入した後に前
後方向に移動させることにより、各係止片部44の切欠部
45がベースプレート21に係合し、立壁部42がベースプレ
ート21の基板部22にほぼ直交する状態で取付けられてい
る。
【0019】また、51はカバー体で、このカバー体51は
合成樹脂などから下面を開口した略箱状に形成され、乗
員に対向する上面部52の内側面に、脆弱な破断部として
の破断線(テアライン)53が薄肉に形成されている。そ
して、この破断線53は、両側方向を長手方向とする中央
破断線54と、この中央破断線54の両端部に連続し前後方
向を長手方向とする両側一対の側部破断線55とから平面
略H字状に形成され、また、上面部52の外側面には、中
央破断線54に沿って凹状部56が形成されている。
【0020】また、このカバー体51の端部近傍からは、
ベースプレート21の各壁部23,24,25の外側に当接する
角筒状の取付片57が下方に向かって突設されており、こ
の取付片57には、各壁部23,24,25のリベット取付孔27
に対応するリベット取付孔58が形成され、これらのリベ
ット取付孔27,58を挿通するリベット59により、カバー
体51がベースプレート21に取付けられている。
【0021】そして、このようにベースプレート21にカ
バー体51を取付けた状態で、ベースプレート21に取付け
た支持体41の対向部43が、それぞれ両側の側部破断線55
に沿って、各側部破断線55近傍のカバー体51に当接する
か、あるいは所定の寸法の間隙を介してこれらの側部破
断線55近傍のカバー体51に対向するようになっている。
【0022】次に、本実施例の作用を説明する。
【0023】常時においては、ベースプレート21に取付
けられたカバー体51によりエアバッグ36の上部が覆われ
て保護されている。そして、このカバー体51は、薄肉に
形成された破断線53に沿って屈曲しやすくなっている
が、ホーンスイッチ装置の操作時などに乗員により押圧
されることなどによる圧力が外面側から加わった場合に
も、支持体41の対向部43がカバー体51の上面部52の内側
面に当接して支持することにより、エアバッグ36の折り
畳まれれた状態での高さ寸法にかかわらず、カバー体51
の内側への変形を抑制し、亀裂の発生などを防止してカ
バー体51の外観を良好に維持することができる。
【0024】また、自動車の衝突などによる衝撃を受け
た場合には、ガス発生器33よりエアバッグ36の内部にガ
スが急激に噴射され、エアバッグ36が急速に膨脹展開す
る。そして、この膨脹の途中で膨脹の圧力により破断線
53が破断されてカバー体51が観音開き状に展開し、エア
バッグ36が乗員側へ突出して乗員を衝撃から保護する。
【0025】また、支持体41の対向部43はカバー体51の
内側面から離間し、あるいは内側面に固定されずに当接
するのみであるため、この支持体41がカバー体51および
エアバッグ36の外側への展開の妨げとなることがない。
【0026】次に、図4を参照して本発明の他の実施例
を説明する。
【0027】この実施例では、図1に示す支持体41に代
えて、形状の異なる支持体71を用いたもので、この支持
体71は、立壁部72の上端部から外方に対向部73が折曲形
成されているとともに、下端部からベースプレート21の
基板部22に当接する当接部74が外方に折曲形成され、こ
の当接部74の外側の端部から下方に前後一対の取付片部
75が突設され、これらの取付片部75にそれぞれベースプ
レート21の各リベット取付孔27に連通する通孔76が形成
されている。
【0028】そして、この支持体71を用いた場合には、
ベースプレート21の側壁部23およびカバー体51の取付片
57の間に支持体71の取付片部75を挾持した状態で、各リ
ベット取付孔27,58を挿通するリベット59によりベース
プレート21およびカバー体51を固定することにより、支
持体71を一体的に固定することができる。
【0029】なお、本実施例においては、支持体71の当
接部74あるいは取付片部75をベースプレート21に溶接す
ることにより固定することもできる。
【0030】次に、図5を参照して本発明のさらに他の
実施例を説明する。
【0031】この実施例では、カバー体51の内側面に対
向する対向部81を形成した支持体がベースプレート83に
一体に形成されている。すなわち、ベースプレート83の
基板部84の両側の端部は、上方に折曲されたうえで外方
に折曲されて対向部81が形成されている。そして、各対
向部81の外側の端部は下方に向かって折曲されて側壁部
85が形成され、この側壁部85の下端部近傍にリベット取
付孔87が形成されている。また、このベースプレート83
には、上記の各実施例と同様の前後の壁部88、あるいは
通孔89を形成した支持片部90などが形成されている。
【0032】
【発明の効果】本発明のエアバッグ装置によれば、ベー
スプレートに、カバー体の内側面の破断部近傍に対向す
る対向部を形成した支持体を設けたため、常時において
カバー体に表面側から圧力が加えられた時には、支持体
の対向部がカバー体の内側面に当接して支持し、カバー
体の変形を抑制して外観を良好に維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置の一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】同上エアバッグ装置を備えたステアリングホイ
ール本体の平面図である。
【図3】同上エアバッグ装置の一部の断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すエアバッグ装置の分
解斜視図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例を示すエアバッグ装
置の一部の斜視図である。
【符号の説明】
21 ベースプレート 36 エアバッグ 41 支持体 43 対向部 51 カバー体 53 破断部としての破断線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの流入により膨脹するエアバッグを
    配設したベースプレートと、このベースプレートに取付
    けられ前記エアバッグを覆いこのエアバッグの膨張に伴
    い脆弱に形成された破断部が破断するカバー体とを備え
    たエアバッグ装置において、 前記カバー体の内側面の前記破断部近傍に対向する対向
    部を形成した支持体を前記ベースプレートに設けたこと
    を特徴とするエアバッグ装置。
JP4167471A 1992-06-25 1992-06-25 エアバッグ装置 Pending JPH068781A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4167471A JPH068781A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 エアバッグ装置

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JP4167471A JPH068781A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 エアバッグ装置

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JPH068781A true JPH068781A (ja) 1994-01-18

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ID=15850295

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JP4167471A Pending JPH068781A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 エアバッグ装置

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