JP2006026102A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 可動入賞装置における残留球によって遊技の安定性が損なわれてしまうことに対する対策を施した遊技機を提供する。
【解決手段】 主制御基板100のCPUは、羽根部材43の開閉期間の開始時から導入球の数と、排出球の数とを計数する。そして、開閉期間が終了してから異常判定時間が経過した時点にて、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さい場合には、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さい旨を呼出ランプを点灯することにより遊技場の係員にその旨を報知すると共に、発射モータ145の駆動を禁止したり、始動口センサ22及び特定入賞センサ57による検出を無効化して、遊技を中断する。
【選択図】図8

Description

本発明は、予め設定された開閉条件が成立すると、予め設定された開閉期間内にて、可動入賞装置における遊技球の導入口を開閉し、この導入口から導入された遊技球が可動入賞装置内に設けられた特定領域に入球すると、遊技者にとって有利な特別遊技を実行する遊技機に関する。
従来より、第2種パチンコ遊技機は、遊技盤上に投入された遊技球を導入するための導入口と、この導入口を開閉する開閉機構と、導入口から導入された遊技球を収容すると共に、この遊技球が入球することで遊技者にとって有利な特別遊技を開始させるための特定領域が設けられた収容部と、収容部内に収容された導入球を排出するための排出口とを具備した可動入賞装置を備える。
そして、この遊技機では、遊技盤上に設置された複数種類の始動入賞装置のいずれかを遊技球が通過すると、通過した始動入賞装置の種類に応じた開閉期間内にて、この始動入賞装置の種類に応じた回数だけ導入口を開閉すると共に、この導入口から導入された遊技球(導入球)が特定領域に入球すると、特別遊技を実行する(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2004−57666号公報(段落[0014]〜[0051]、図2,3)
ところで、上述した従来の遊技機では、遊技球が導入口に導入された際の勢いや収容部内における軌道などによって、導入球が特定領域や排出口へ速やかに流れず、開閉期間が終了してから暫く経ったのちも収容部内に残留してしまうことがあった。
そして、このような場合に導入口が再度開閉されて、遊技球が新たに導入されると、新たな導入球が特定領域に入球しそうであったにも関わらず、収容部内に残留した遊技球(残留球)に衝突して、特定領域への入球を阻まれてしまうことがあった。また、新たな導入球が特定領域に入球しそうになかったにも関わらず、残留球に衝突して、残留球の方が特定領域に入球してしまうこともあった。
つまり、従来の遊技機では、可動入賞装置内の残留球によって遊技の安定性が損なわれてしまうことがあったのである。
そこで、本発明は、可動入賞装置における残留球によって遊技の安定性が損なわれてしまうことに対する対策を施した遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、遊技盤上に投入された遊技球を導入するための導入口と、該導入口を開閉する開閉機構と、該導入口から導入された遊技球を収容すると共に、該遊技球が入球することで遊技者にとって有利な特別遊技を開始させるための特定領域が設けられた収容部と、該収容部に収容された遊技球を排出するための排出口とを具備した可動入賞装置と、予め設定された開閉条件が成立すると、予め設定された開閉期間内にて、開閉機構を駆動する駆動手段と、特定領域に遊技球が入球すると、特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備えた遊技機において、導入口から導入された遊技球を検出する導入球検出手段と、排出口から排出された遊技球を検出する排出球検出手段と、開閉期間が終了してから予め設定された設定時間が経過した時点にて、排出球検出手段で検出された遊技球の数が導入球検出手段で検出された遊技球の数よりも少ない場合に、その旨を報知する第1の報知手段とを備えることを特徴とする。
この遊技機では、開閉条件が成立すると、駆動手段が、予め設定された開閉期間内にて、可動入賞装置の開閉機構を駆動する。そして、特定領域に遊技球が入賞すると、特別遊技実行手段が、特別遊技を実行する。
また、導入球検出手段が導入口から導入された遊技球を検出し、排出球検出手段が排出口から排出された遊技球を検出する。そして、開閉期間が終了してから設定時間が経過した時点にて、排出球検出手段で検出された遊技球の数が導入球検出手段で検出された遊技球の数よりも少ない場合には、第1の報知手段がその旨を報知する。
つまり、この遊技機では、開閉期間の終了時以降、この終了直前に導入した遊技球が排出球検出手段で検出されるのに要すると想定される最大時間を予め割り出しておき、この最大時間よりも長い時間を設定時間として設定しておけば、可動入賞装置内に残留球が発生した場合にその旨が報知されるものとなり、遊技場の係員に対処することが促されることで、例えば、残留球を利用して遊技が有利に進められてしまうような状況や、残留球によって特定領域への入球が阻まれてしまうような状況などが発見され、ひいては、遊技の安定性が損なわれたまま遊技が継続されてしまうことを防止することができる。
なお、開閉機構は、開閉期間以外では、導入口を閉鎖する(以下、同様。)。
ここで、この遊技機には、請求項2記載のように、第1の報知手段の作動中に、排出球検出手段で検出された遊技球の数が導入球検出手段で検出された遊技球の数と同数以上になると、第1の報知手段の作動を解除する第1の報知解除手段を備えるとよい。
このように遊技機を構成すれば、遊技球が排出口から排出されて、排出球検出手段で検出された遊技球の数が導入球検出手段で検出された遊技球の数と同数以上になったにも関わらず報知し続けてしまうことを防止できる。つまり、残留球を排出口から排出するだけで報知を容易に解除できる。
また、請求項3記載のように、可動入賞装置には、第1の報知手段の作動を解除するために遊技球を投入するための解除口を備え、遊技機には、解除口に投入された遊技球を検出する投入球検出手段と、第1の報知手段の作動中に、投入球検出手段が遊技球を検出すると、第1の報知手段の作動を解除する第2の報知解除手段とを備えるとよい。
このように遊技機を構成すれば、遊技球を1つだけでも解除口に投入するだけで報知を解除することができる。このため、全ての残留球を可動入賞装置内から取り出してしまい、そのうちの1つを解除口に投入するだけで、容易に報知を解除することができる。
また、上記目的を達成するためになされた請求項4記載の発明は、遊技盤上に投入された遊技球を導入するための導入口と、該導入口を開閉する開閉機構と、該導入口から導入された遊技球を収容すると共に、該遊技球が入球することで遊技者にとって有利な特別遊技を開始させるための特定領域が設けられた収容部と、該収容部に収容された遊技球を排出するための排出口とを具備した可動入賞装置と、予め設定された開閉条件が成立すると、予め設定された開閉期間内にて、開閉機構を駆動する駆動手段と、特定領域に遊技球が入球すると、特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備えた遊技機において、導入口から導入された遊技球を検出する導入球検出手段と、排出口から排出された遊技球を検出する排出球検出手段と、開閉期間が終了してから予め設定された設定時間が経過した時点にて、排出球検出手段で検出された遊技球の数が導入球検出手段で検出された遊技球の数よりも少ない場合に、遊技を中断する遊技中断手段とを備えることを特徴とする。
この遊技機では、開閉条件が成立すると、駆動手段が、予め設定された開閉期間内にて、可動入賞装置の開閉機構を駆動する。そして、特定領域に遊技球が入賞すると、特別遊技実行手段が、特別遊技を実行する。
また、導入球検出手段が導入口から導入された遊技球を検出し、排出球検出手段が排出口から排出された遊技球を検出する。そして、開閉期間が終了してから設定時間が経過した時点にて、排出球検出手段で検出された遊技球の数が導入球検出手段で検出された遊技球の数よりも少ない場合には、遊技中断手段が遊技を中断する。
つまり、この遊技機では、開閉期間の終了時以降、この終了直前に導入した遊技球が排出球検出手段で検出されるのに要すると想定される最大時間を予め割り出しておき、この最大時間よりも長い時間を設定時間として設定しておけば、可動入賞装置内に残留球が発生した場合に遊技が中断されるものとなり、ひいては、遊技の安定性が損なわれたまま遊技が継続されてしまうことを防止することができる。
ここで、この遊技機には、請求項5記載のように、遊技中断手段が作動した旨を報知する第2の報知手段を備えるとよい。
このように遊技機を構成すれば、遊技球が排出されていない旨が自動的に報知されるため、遊技者の手を煩わせることなく遊技場の係員に報知することができ、これに対処させることができる。
また、遊技盤上に遊技球を投入する投入装置を備える場合には、遊技中断手段は、請求項6記載のように、投入装置の作動を禁止する投入禁止手段を備えるとよい。
このように遊技機を構成すれば、遊技球が排出されていない場合に、遊技盤上に遊技球が投入されることがないため、これによって、安定性が損なわれたまま遊技を継続してしまうことを防止できる。
また、遊技中断手段は、請求項7記載のように、開閉条件の成立を無効にする条件無効手段を備えてもよい。
このように遊技機を構成すれば、遊技球が排出されていない場合に、導入口が開閉されることがないため、これによって、安定性が損なわれたまま遊技を継続してしまうことを防止できる。
また、遊技中断手段は、請求項8記載のように、特定領域への遊技球の入賞を無効にする入賞無効手段を備えるとよい。
このように遊技機を構成すれば、遊技球が排出されていない場合に、特別遊技が実行されることがないため、安定性が損なわれたまま特別遊技を実行してしまうことを防止できる。
また、上述した遊技機は、請求項9記載のように、遊技中断手段の作動中に、排出球検出手段で検出された遊技球の数が導入球検出手段で検出された遊技球の数と同数以上になると、遊技中断手段の作動を解除する第1の中断解除手段を備えるとよい。
このように遊技機を構成すれば、遊技球が排出口から排出されて、排出球検出手段で検出された遊技球の数が導入球検出手段で検出された遊技球の数と同数以上になったにも関わらず、遊技が中断されたままになってしまうことを防止できる。つまり、残留球を排出口から排出するだけで、遊技を再開することができる。
また、請求項10記載のように、可動入賞装置には、遊技中断手段の作動を解除するために遊技球を投入するための解除口を備え、遊技機には、解除口に投入された遊技球を検出する投入球検出手段と、遊技中断手段の作動中に、投入球検出手段が遊技球を検出すると、遊技中断手段の作動を解除する第2の中断解除手段とを備えるとよい。
このように遊技機を構成すれば、遊技球を1つだけでも解除口に投入するだけで遊技を再開できる。このため、全ての残留球を可動入賞装置内から取り出してしまい、そのうちの1つを解除口に投入するだけで、容易に遊技を再開できる。
また、上記目的を達成するためになされた請求項11記載の発明は、遊技盤上に投入された遊技球を導入するための導入口と、該導入口を開閉する開閉機構と、該導入口から導入された遊技球を収容すると共に、該遊技球が入球することで遊技者にとって有利な特別遊技を開始させるための特定領域が設けられた収容部と、該収容部に収容された遊技球を排出するための排出口とを具備した可動入賞装置と、予め設定された開閉条件が成立すると、予め設定された開閉期間内にて、開閉機構を駆動する駆動手段と、特定領域に遊技球が入球すると、特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備えた遊技機において、導入口から導入された遊技球を検出する導入球検出手段と、排出口から排出された遊技球を検出する排出球検出手段と、開閉期間が終了してから予め設定された設定時間が経過した時点にて、排出球検出手段で検出された遊技球の数が導入球検出手段で検出された遊技球の数よりも少ない場合に、収容部内の遊技球を排出口へ排出する排出手段とを備えることを特徴とする。
この遊技機では、開閉条件が成立すると、駆動手段が、予め設定された開閉期間内にて、可動入賞装置の開閉機構を駆動する。そして、特定領域に遊技球が入賞すると、特別遊技実行手段が、特別遊技を実行する。
また、導入球検出手段が導入口から導入された遊技球を検出し、排出球検出手段が排出口から排出された遊技球を検出する。そして、開閉期間が終了してから設定時間が経過した時点にて、排出球検出手段で検出された遊技球の数が導入球検出手段で検出された遊技球の数よりも少ない場合には、排出手段が収容部内の遊技球を排出口へ排出する。
つまり、この遊技機では、開閉期間の終了時以降、この終了直前に導入した遊技球が排出球検出手段で検出されるのに要すると想定される最大時間を予め割り出しておき、この最大時間よりも長い時間を設定時間として設定しておけば、可動入賞装置内に残留球が発生しても残留球が強制的に排出されるものとなり、ひいては、遊技の安定性が損なわれたまま遊技が継続されてしまうことを確実に防止することができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
まず、図1は、本実施形態におけるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機1」という。)1の正面図である。
図1に示すように、パチンコ機1は、当該パチンコ機1の筐体である外枠3に、内枠5が開閉自在に取り付けられており、この内枠5には、遊技盤7,遊技球を発射するためのハンドル9,賞品として払い出される賞品球(以下、「賞球」という。)を受ける上受け皿11,上受け皿11から排出される遊技球を受ける下受け皿13,遊技に関する情報を表示する表示装置15などが設けられている。
また、遊技盤7には、始動入賞装置20a,20b,20cや、可動入賞装置30などが設けられている。
ここで、図2は、可動入賞装置30の一部分を破断した斜視図である。
図2に示すように、可動入賞装置30は、可動入賞装置30の内部に遊技球を導入するための球取込部40,球取込部40から導入された遊技球(導入球)を収容する遊技室50,導入球を遊技室50へ導く球通路60,遊技者に多くの遊技球を獲得させる特別遊技である大当り遊技中に導入球を貯留する球貯留部70,これらを収納して遊技盤7に固定される本体枠80などから構成されている。
これらのうち、球取込部40は、本体枠80の左側と右側にそれぞれ1つずつ左右対称に配置されており(図1参照)、遊技球を可動入賞装置30の内部に導入するための可動入賞口41,可動入賞口41を開閉する開閉羽根43,可動入賞口41から遊技球が導入されたことを検出する入賞センサ45などにより構成されている。
この球取込部40を構成する開閉羽根43は、図示されない回動軸を中心にして開放位置(図1における実線の開閉羽根43を参照)または閉鎖位置(図1における破線の開閉羽根43を参照)へ変位することにより、可動入賞口41を開閉する。なお、開閉羽根43は、ソレノイド47(図3参照)により駆動され、このソレノイド47が非通電状態(オフ状態)の時には閉鎖位置へ変位した状態となり、通電状態(オン状態)の時には開放位置へ変位した状態となる。
また、遊技室50は、球取込部40の下方に配置された状態で前方(図1において、紙面に垂直で奥側から手前側に向かう方向)に向かって傾斜する下傾斜板51,通常遊技時における入賞が大当り遊技発生の契機となる特定入賞口53,通常遊技時に入賞しても大当り遊技発生の契機とならない普通入賞口55,特定入賞口53への遊技球の入賞を検出する特定入賞センサ57などにより構成されている。なお、普通入賞口55は、特定入賞口53を挟んで1つずつ配置されている。このような構成の遊技室50では、下傾斜板51上に到達した遊技球が、前方に向かって転がり、特定入賞口53或いは普通入賞口55に入賞した後、可動入賞装置30下側から可動入賞装置30の裏側へと導かれ、可動入賞装置30の裏側に設けられた排出口(図示せず)を介して、遊技盤7の裏側へと排出される。
また、球通路60は、球取込部40と遊技室50との間に配置された状態で後方(図1において、紙面に垂直で手前側から奥側に向かう方向)に向かって傾斜する上傾斜板61,遊技室50に遊技球を導く第1開口部63,上傾斜板61の後端縁に形成された第2開口部65(図1参照)などにより構成されている。このような構成の球通路60においては、可動入賞口41に入賞した遊技球が、後方へ向かって転がり、必ず第1開口部63に到達することとなるが、この第1開口部63は、後述の開閉部材77により閉鎖または開放されるように構成されているため、遊技球は、第1開口部63が閉鎖されていれば、第2開口部65を通過して球貯留部70まで到達する一方、第1開口部63が開放されていれば、この第1開口部63を通過して下傾斜板51上に落下することとなる。
また、球貯留部70は、下傾斜板51上において遊技球を貯留するための貯留領域71と第2開口部65とを連結する貯留通路73,貯留領域71内に位置する遊技球が前方に転がるのを堰き止める矩形状の貯留板75,第1開口部63を閉鎖または開放する開閉部材77などにより構成されている。
この球貯留部70における貯留領域71は、下傾斜板51の後端側に形成される領域であって、この後端に沿って最大5個の遊技球が1列に配列される程度の空間となっている。
また、貯留板75は、遊技室50および球通路60と、球貯留部70との境界に配置されており、開閉部材77を移動させるために円弧状のガイド孔75aが上下方向に延びるように形成されている。また、この貯留板75は、モータ駆動部79(図3参照)からの動力を受けて上下方向に変位可能であって、貯留板75の下端縁75cと下傾斜板51の表面との間の距離が遊技球の直径より短くなる下降位置(図2(b)参照)、または、下端縁75cと下傾斜板51の表面との間の距離が遊技球の直径より長くなる上昇位置(図2(c),図2(a)参照)まで変位することができる。
また、開閉部材77は、上傾斜板61の下側から第1開口部63を塞いで第1開口部63を閉鎖する閉鎖位置(図2(b)参照)と、この閉鎖位置より下方に位置して第1開口部63を開放する開放位置(図2(a),(c)参照)との間で、ガイド孔75aに沿って移動可能に構成されている。この開閉部材77は、モータ駆動部79からの動力を受けて貯留板75と連動して変位するように構成されている。つまり、開閉部材77は、貯留板75が下降位置まで変位する時には閉鎖位置まで変位し、貯留板75が上昇位置まで変位する時には開放位置まで変位する。
このような構成の球貯留部70は、貯留板75が上昇位置に位置する時には、貯留板75の上端縁75bが第2開口部65の中央部に位置して第2開口部65を閉鎖するとともに、開閉部材77が開放位置に位置して第1開口部63を開放する。そのため、この状態で可動入賞口41に入賞した遊技球は、第1開口部63を通過して下傾斜板51上に落下することとなる(図2(a)参照)。
一方、貯留板75が下降位置に位置する時には、貯留板75の上端縁75bが第2開口部65の下方に位置して第2開口部65を開放するとともに、開閉部材77が閉鎖位置に位置して第1開口部63を閉鎖する。このとき、貯留板75の下端縁75cと下傾斜板51の表面との間の距離が遊技球の直径より短くなるため、貯留領域71内の遊技球が堰き止められる。そのため、この状態で可動入賞口41に入賞した遊技球は、第2開口部65および貯留通路73を経て貯留領域71内に貯留される(図2(b)参照)。
その後、貯留板75が上昇位置に移動すると、下端縁75cと下傾斜板51の表面との間の距離が遊技球の直径より長くなるため、貯留領域71内の遊技球の貯留が解除され、貯留されていた遊技球が特定入賞口53或いは普通入賞口55に向かって下傾斜板51上を転がっていくこととなる(図2(c)参照)。この時、貯留領域71内に貯留されていた遊技球のうち、下傾斜板51の後端部の中央部に配置された遊技球P1については、転がっていく方向の延長線上に特定入賞口53が位置していることから、必ず特定入賞口53に入賞することになる。つまり、下傾斜板51の後端部の中央部に配置された遊技球が貯留領域71内に存在しなければ、貯留が解除されて転がっていく遊技球は全て普通入賞口55に入賞することになる。
なお、貯留領域71内に5個の遊技球が一列に貯留されている場合には、これら遊技球のうち、一端から3番目の遊技球が必ず中央部に配置されるが、貯留領域71内に貯留されている遊技球が5個未満である場合には、貯留領域71内に貯留された遊技球は下傾斜板51の上面に沿って移動しやすい状態になるため、下傾斜板51の後端部の中央部に配置された遊技球が存在しない状態になることが多くなる。つまり、可動入賞装置30は、貯留領域71内に5個の遊技球が貯留されている場合には、貯留解除された遊技球が特定入賞口53に入賞し易い状態に設定されており、5個未満の遊技球が貯留されている場合には、貯留解除された遊技球が特定入賞口53に入賞し難い状態に設定されていることになる。
次に、図3は、パチンコ機1における制御系統の一部の構成を示す構成ブロック図である。
図3に示すように、パチンコ機1には、CPUやROM、RAM、タイマICなどを搭載し、パチンコ機1における遊技を統括する主制御基板100が備えられ、この主制御基板100に各種基板,各種装置,センサ類などを接続することにより制御系統が構築されている。
即ち、主制御基板100には、まず、賞球払出装置115による上受け皿11への賞球の払出を制御する賞球制御基板110,表示装置15による表示を制御する表示制御基板130,スピーカ125による音声の出力を制御する音声制御基板120,遊技球を遊技盤7上に発射する発射モータ145の駆動力をハンドル9の操作量に応じて制御する発射制御基板140,主制御基板100と遊技機島(図示せず)に設置された呼出ランプ(図示せず)とを中継する情報端子板150などの基板が接続されている。
また、主制御基板100には、遊技球が始動入賞装置20a〜20cをそれぞれ通過したことを検出する始動口センサ22a〜22cが接続され、可動入賞装置30の入賞センサ45,特定入賞センサ57の他、可動入賞装置30の排出口から排出される遊技球(排出球)を検出する排出センサ59などの各種センサ類が接続されている。また、主制御基板100には、可動入賞装置30の開閉羽根43を駆動するソレノイド47,貯留板75および開閉部材77を駆動するモータ駆動部79などが接続されている。
そして、この制御系統では、主制御基板100のCPUが、上述の各種基板や各種装置にコマンドを送信し、これら各種基板や各種装置が、このコマンドに従って動作する。なお、主制御基板100を含む各種基板への電源の供給は、図示されない電源基板から行われている。
以下、主制御基板100のCPUが実行する各種処理について説明する。
まず、主制御基板100のCPUは、大当たり遊技の繰り返し回数(ラウンド数)の抽選に用いる乱数rを発生するカウンタ処理を一定周期毎に起動し、発生した乱数rを主制御基板100のRAMに確保された乱数格納領域に格納する。なお、本実施形態において、乱数rは、0〜2の数値からなり、各数値にはそれぞれ、ラウンド数を示す「2」,「7」,「15」が対応づけられている。
次に、図4は、主制御基板100のCPUが実行する遊技処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理は一定周期毎に起動される。
図4に示すように、本処理が起動されると、主制御基板100のCPUは、まず、始動口センサ22により始動入賞装置20への遊技球の通過が検出されるまで待機する(s12:NO)。この始動口センサ22による検出は、後述する有効化無効化処理で始動口センサ22による検出が有効化されている間のみ、有効な検出結果として扱われる。
このs12の処理で、始動口センサ22により遊技球の通過が検出されたら(s12:YES)、ソレノイド47を駆動して、可動入賞装置30の開閉羽根43を開閉させる(s16)。ここでは、s12の処理で遊技球の通過を検出した始動口センサ22が、可動入賞装置30の下方に設けられた始動入賞装置20bの始動口センサ22bであれば、それに応じた開閉期間内にて、開閉羽根43を2回だけ開閉するようにソレノイド47を駆動する一方、始動入賞装置20bの左右に設けられた始動入賞装置20a,20cの始動口センサ22a,22cのいずれかであれば、それに応じた開閉期間内にて、開閉羽根43を1回だけ開閉するようにソレノイド47を駆動する。なお、本実施形態では、この開閉期間内にて、最初にソレノイド47を駆動したタイミングが開閉期間の開始時であり、最終的にソレノイド47の駆動を停止したタイミングが開閉期間の終了時である。
次に、この開閉期間内にて、可動入賞装置30に遊技球が入賞したか否かをチェックする(s18)。ここでは、開閉期間内にて、入賞センサ45により遊技球の通過が検出されたことをもって、可動入賞装置30に遊技球が入賞したと判定する。なお、遊技球の入賞判定は、始動口センサ22による検出から所定期間の間に、開閉羽根43の開放から所定期間の間に、又は開閉羽根43の閉鎖から所定期間の間に、入賞センサ45により遊技球の通過が検出されたことをもって入賞したと判定しても良い。
このs18の処理で、可動入賞装置30に遊技球が入賞していなければ(s18:NO)、本遊技処理を終了する。
一方、s18の処理で、可動入賞装置30に遊技球が入賞していれば(s18:YES)、賞球払出装置115(賞球制御基板110)に賞球(本実施形態においては10個の遊技球)の払出を行わせる(s22)。
次に、遊技球が特定入賞口53に入球したか否かをチェックする(s26)。ここでは、特定入賞センサ57による検出結果に基づいてチェックを行う。この特定入賞センサ57による検出は、後述する有効化無効化処理(図5)で特定入賞センサ57による検出が有効化されている間のみ、このs26の処理における有効な検出結果として扱われる。
このs26の処理で、遊技球が特定入賞口53に入球していなければ(s26:NO)、本遊技処理を終了する一方、遊技球が特定入賞口53に入球していれば(s26:YES)、大当たり遊技状態の最大繰り返し回数(最大ラウンド数)の抽選を行う(s30)。ここでは、乱数rの値を参照し、この値が「0」であれば最大ラウンド数を「2」とし、乱数rの値が「1」であれば最大ラウンド数を「7」とし、乱数rの値が「2」であれば最大ラウンド数を「15」として、この最大ラウンド数を主制御基板100のRAMに確保された最大ラウンド数記憶領域に格納する。
次に、可動入賞装置30の動作状態を大当たり遊技状態へと移行させる(s32)。ここでは、大当たり遊技に応じて設定された開閉期間内にて、開閉羽根43を所定回数(本実施形態では18回)だけ開閉するようにソレノイド47の駆動を開始する。
このように可動入賞装置30の動作状態を大当たり遊技状態へと移行させたら、大当たり遊技のラウンド数が最終ラウンドであるか否かをチェックする(s38)。ここでは、主制御基板100のRAMに確保されている変数であって、実施されている大当たり遊技のラウンド数を設定するための「ラウンド変数R(初期状態ではR=1)」をチェックし、このラウンド変数Rで示されるラウンド数がs30の処理で抽選された最大ラウンド数以上の値となっていれば、最終ラウンドであると判定する。
このs38の処理で最終ラウンドでないと判定された場合(s38:NO)には、予め設定された通常大当たり遊技処理を実行する(s40)。ここでは、後述するように、賞球の払出や、次のラウンドを実施可能となったか否かの決定などの処理が行われる。この「次のラウンドを実施可能となったか否か」については、主制御基板100のRAMに確保された「実施可能フラグE(初期状態ではE=0)」に「1」がセットされていたら、次のラウンドを実施可能となる。
次に、次のラウンドが実施可能か否かをチェックする(s42)。ここでは、上述したように、実施可能フラグEに「1」がセットされていれば、次のラウンドを実施可能であると判定する。
このs42の処理で、次のラウンドを実施可能であれば(s42:YES)、ラウンド変数Rに「1」を加算(R+1→R)することによりラウンド数を積算した後(s44)、s32の処理へ移行する一方、次のラウンドを実施可能でなければ(s42:NO)、本遊技処理を終了する。
また、上述したs38の処理で最終ラウンドであると判定された場合(s38:YES)には、予め設定された最終大当たり遊技処理を実行した後(s46)、本遊技処理を終了する。
ここで、図5は、主制御基板100のCPUが実行する有効化無効化処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理は、始動口センサ22により始動入賞装置20への遊技球の通過が検出される毎に起動される。
図5に示すように、本処理が起動されると、まず、始動口センサ22による検出を無効化する(s52)。ここでは、初期状態で有効化されている始動口センサ22による検出を、以降、後述の処理で有効化するまで無効なものとして扱うようにすることで、無効化が行われる。
次に、特定入賞センサ57による検出を有効化する(s54)。ここでは、初期状態で無効化されている特定入賞センサ57による検出を、以降、後述の処理で無効化するまで有効なものとして扱うようにすることで、有効化が行われる。なお、このように特定入賞センサ57による検出を有効化することは、開閉羽根43の開閉期間の開始タイミングと一致するように行われる(図8参照)。
次に、入賞センサ45及び排出センサ59による遊技球の検出結果に基づいて、導入球の数と、排出球の数とを計数し(S58)、開閉期間が終了したか否かを判定する(S60)。ここで、開閉期間が終了していなければ(s60:NO)、再度S58の処理を実行する。
そして、開閉期間が終了すると(s60:YES)、導入球の計数結果が「0」であるか否かをチェックし(s62)、「0」であれば(s62:YES)、特定入賞センサ57による検出を無効化する(s64)。ここでは、上述したs54の処理で有効化された特定入賞センサ57による検出を、以降、再び有効化するまで無効なものとして扱うようにすることで無効化が行われる。
そして、始動口センサ22による検出を有効化した後(s66)、有効化無効化処理を終了する。このs66の処理では、上述したs52の処理で無効化された始動口センサ22による検出を、以降、再び無効化するまで有効なものとして扱うようにすることで有効化が行われる。
このように、s58の処理で計数された導入球の数が「0」であった場合には、直ちに、s64の処理で特定入賞センサ57による検出が初期状態(無効化)に戻り、s66の処理で始動口センサ22による検出が初期状態(有効化)に戻ることになる。
また、上述したs62の処理で導入球の数が「0」でなければ(s62:NO)、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さいか否かをチェックし(s68)、排出球の計数結果が導入球の計数結果と同数以上であれば(s68:NO)、上述したS64へ移行する。
一方、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さければ(s68:YES)、開閉期間が終了してから予め設定された異常判定時間が経過しているか否かをチェックし(s72)、異常判定時間が経過していなければ(s72:NO)、s68の処理を再度実行する。なお、この異常判定時間としては、開閉期間の終了以降、開閉期間の終了直前に導入した遊技球が排出センサ59で検出されるのに要すると想定される最大時間を予め割り出しておき、この最大時間よりも長い時間を設定する。
一方、異常判定時間が経過していれば(s72:YES)、情報端子板150を介して呼出ランプを点灯させて、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さい旨を報知すると共に(s74)、特定入賞センサ57による検出を無効化し、始動口センサ22による検出を継続して無効化する(s76;図8参照)。
そして、発射制御基板140に発射モータ145の駆動を禁止して(S78)、排出センサ59の検出結果に基づいた排出球の計数を再開し(S80)、排出球の計数結果が導入球の計数結果と同数以上であるか否かをチェックする(S82)。
ここで、同数以上でなければ(S82:NO)、再度S80を実行する一方、同数以上であれば(S82:YES)、情報端子板150を介して呼出ランプを消灯して、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さい旨の報知を解除すると共に、発射制御基板140に発射モータ145の駆動禁止を解除して(S84)、上述のS64へ移行する。
ここで、図6は、上述した通常大当たり遊技処理(図4におけるs40の処理)の流れを示すフローチャートである。
図6に示すように、本処理が起動されると、主制御基板100のCPUは、まず、モータ駆動部79に貯留板75を下降位置まで変位させ、導入球の貯留が可能な状態とする(s102)。こうして、貯留が可能な状態とすることにより、導入球は、可動入賞装置30内に貯留されることとなる。
次に、大当たり遊技状態が終了しているか否かをチェックする(s104)。ここでは、開閉羽根43の開閉期間が終了していれば、大当たり遊技状態が終了していると判定する。
このs104の処理で、大当たり遊技状態が終了していなければ(s104:NO)、入賞センサ45及び排出センサ59の検出結果に基づいて導入球及び排出球の数を計数すると共に(s106)、入賞センサ45の計数結果に応じた賞球の払出を賞球払出装置115(賞球制御基板110)に行わせる(s112)。そして、導入球の数が上限数に達しているか否かをチェックし(s114)、上限数に達していなければ(s114:NO)、上述のs104に戻る一方、上限数に達している場合には(s114:YES)、大当たり遊技状態を終了させ、(s116)上述のS104に戻る。ここでは、図4におけるs32の処理で開始した開閉羽根43の開閉動作を強制的に終了させて、開閉羽根43を閉じた状態にする。
このようにして、大当たり遊技を終了すると(s104:YES)、モータ駆動部79に貯留板75を上昇位置まで変位させ、可動入賞装置30内部での導入球の貯留が解除された状態とする(s118)。こうして、貯留が解除されることにより、これまでに貯留されていた導入球が、特定入賞口53または普通入賞口55に入球した後、可動入賞装置30の排出口へ排出されることとなる。
次に、導入球が特定入賞口53に入球したか否かをチェックする(s120)。ここでは、特定入賞センサ57による検出結果に基づいてチェックを行う。
このs120の処理で、導入球が特定入賞口53に入球していれば(s120:YES)、上述した実施可能フラグEに「1」をセットすることにより次のラウンドを実施可能な状態とした後(s122)、次の処理(s130の処理)へ移行する一方、導入球が特定入賞口53に入球していなければ(s120:NO)、上述した実施可能フラグEに「0」をセットすることにより次のラウンドを実施できない状態とした後(s124)、次の処理(s130の処理)へ移行する。
そして、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さいか否かをチェックし(s130)、導入球の計数結果と同数以上であれば(s130:NO)、本通常大当たり遊技処理を終了する。
一方、導入球の計数結果よりも小さければ(s130:YES)、開閉期間が終了してから予め設定された異常判定時間が経過しているか否かをチェックし(s132)、異常判定時間が経過していなければ(s132:NO)、s130の処理を再度実行する。なお、この異常判定時間としては、導入した全ての遊技球が排出センサ59で検出されるのに要すると想定される最大時間を予め割り出しておき、この最大時間よりも長い時間を設定する。
一方、異常判定時間が経過していれば(s132:YES)、情報端子板150を介して呼出ランプを点灯させて、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さい旨を報知する(s134)。そして、排出センサ59の検出結果に基づいた排出球の計数を再開し(s136)、排出球の計数結果が導入球の計数結果と同数以上であるか否かをチェックする(s138)。
ここで、同数以上でなければ(s138:NO)、再度S136を実行する一方、同数以上であれば(s138:YES)、情報端子板150を介して呼出ランプを消灯して、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さい旨の報知を解除し(s140)、本通常大当たり遊技処理を終了する。
ここで、図7は、上述した最終大当たり遊技処理(図4におけるs46の処理)の流れを示すフローチャートである。
図7に示すように、本処理が起動されると、主制御基板100のCPUは、上述の通常大当たり遊技処理におけるs104〜s116と同様の処理を実行したのち(s204〜s216)、通常大当たり処理におけるs130〜s140の処理を経て(s230〜s240)、本最終大当たり遊技処理を終了し、図4における遊技処理へ戻る。
以上のように構成された本実施形態のパチンコ機1では、羽根部材43の開閉期間の開始時から導入球の数と、排出球の数とを計数する。そして、図9に示すように、開閉期間が終了してから異常判定時間が経過した時点にて、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さい場合には、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さい旨を呼出ランプを点灯することにより遊技場の係員にその旨を報知すると共に、発射モータ145の駆動を禁止したり、始動口センサ22及び特定入賞センサ57による検出を無効化して、遊技を中断する。なお、図8は、パチンコ機1の動作のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
つまり、本実施形態のパチンコ機1によれば、異常判定時間が経過した時点にて、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さい場合には、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さい旨が報知されるため、これによって、遊技場の係員に対処することが促され、例えば、残留球を利用して遊技が有利に進められてしまうような状況や、残留球によって特定領域への入球が阻まれてしまうような状況などが発見され、ひいては、遊技の安定性が損なわれたまま遊技が継続されてしまうことを防止することができる。
また、発射モータ145の駆動を禁止することにより、遊技盤7上に遊技球が投入されてしまうことがないため、これによって安定性が損なわれたまま遊技を継続してしまうことを防止できる。
また、始動口センサ22による検出を無効化することにより、羽根部材43が開閉されてしまうことがないため、これによって安定性が損なわれたまま遊技を継続してしまうことを防止できる。
また、特定入賞センサ57による検出を無効化することにより、大当たり遊技が実行されることがないため、安定性が損なわれたまま大当たり遊技を実行してしまうことを防止できる。
また、異常判定時間の経過後に、排出球の計数結果が導入球の計数結果と同数以上になれば、報知や発射モータの駆動禁止を解除するため、排出球の計数結果が導入球の計数結果と同数以上となったにも関わらず、報知を継続してしまったり、遊技を中断してしまうことを防止できる。
なお、本実施形態では、可動入賞装置30が本発明における可動入賞装置に相当する。そして、可動入賞口41が本発明における導入口に相当し、開閉羽根43が本発明における開閉機構に相当し、特定入賞口53が本発明における特定領域に相当し、遊技室50が本発明における収容部に相当し、可動入賞装置30の排出口が本発明における排出口に相当する。
また、本実施形態では、始動入賞装置20及び特定入賞口53への遊技球の入球が本発明における開放条件に相当し、ソレノイド47及び主制御基板100のCPUが実行する遊技処理のs16及びs32が本発明における駆動手段に相当する。
また、本実施形態では、主制御基板100のCPUが実行する通常大当たり遊技処理及び最終大当たり遊技処理が本発明における特別遊技実行手段に相当し、入賞センサ45が本発明における導入球検出手段に相当し、排出センサ59が本発明における排出球検出手段に相当する。
また、本実施形態では、主制御基板100のCPUが実行する有効化無効化処理のs74と、通常大当たり遊技処理のs134と、最終大当たり遊技処理のs234とが本発明における第1の報知手段に相当し、主制御基板100のCPUが実行する有効化無効化処理のs84と、通常大当たり遊技処理のs140と、最終大当たり遊技処理のs240とが本発明における第1の報知解除手段に相当し、主制御基板100のCPUが実行する有効化無効化処理のs76及びs78が本発明における遊技中断手段に相当する。
また、本実施形態では、発射制御基板140及び発射モータ145が本発明における投入装置に相当し、主制御基板100のCPUが実行する有効化無効化処理のs78が本発明における投入禁止手段に相当し、主制御基板100のCPUが実行する有効化無効化処理のs76が本発明における条件無効手段及び入球無効手段に相当し、主制御基板100のCPUが実行する有効化無効化処理のs74が本発明における第2の報知手段に相当し、主制御基板100のCPUが実行する有効化無効化処理のs84が本発明における第1の中断解除手段に相当する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、開放期間の終了から一定時間が経過した時点を異常判定時間としていたが、特定入賞センサ57による検出が無効化された時点を異常判定時間としても良い(図8参照。)。
又、上記実施形態では、異常判定時間が経過しても、呼出ランプを点灯したり、遊技を中断するだけであったが、異常判定時間が経過した際に、遊技室50内に残留する遊技球を排出口に排出しても良い(請求項9記載の発明に相当。)。
より具体的には、例えば、下傾斜板51を傾動可能に可動入賞装置30を構成し、異常判定時間が経過した際に、この下傾斜板51を傾動させることで遊技球を排出口に排出すれば良い。この傾動は残留球の排出が排出センサ59にて検出されたことに基づいて自動的に解除される。また他の手法としては、振動可能に可動入賞装置30を構成し、異常判定時間が経過したら、振動部材を駆動して可動入賞装置30を振動させることで遊技球を排出口に排出すれば良い。この振動も上記と同様に残留球の排出が排出センサ59にて検出されたことに基づいて自動的に解除される。
このようにパチンコ機1を構成すれば、次回の開閉期間が到来するまでに遊技球を確実に排出できるため、可動入賞装置における残留球によって遊技の安定性が損なわれてしまうことを確実に防止できる。
また、上記実施形態では、本発明の第1の遊技中断手段として、主制御基板100のCPUが実行する有効化無効化処理のs76(特定入賞センサ及び始動口センサによる検出を無効にする)、及びs78(発射モータの駆動を禁止する)を示したが、どちらか一方だけでも良く、また正常な遊技が継続できないようにできれば他の手法を用いてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の第1の報知手段、または第2の報知手段として、主制御基板100のCPUが実行する有効化無効化処理のs74(情報端子板150を介して呼出ランプを点灯させること)を示したが、外部に報知できればどのような手法を用いても良く、例えば、音声制御基板120を介してスピーカ125による音声にて報知したり、ランプ制御基板(図示せず)を介してパチンコ機1の装飾ランプ(図示せず)を点灯させてもよい。
また、上記実施形態では、異常判定時間の経過後に、排出球の計数結果が導入球の計数結果と同数以上になれば、報知や発射モータ145の駆動禁止を解除していたが、報知や発射モータ145の駆動禁止を解除するために遊技球を投入するための解除口を可動入賞装置30に設けると共に、この解除口に遊技球を検出するための検出センサ(本発明に係る投入球検出手段)を設けておき、報知や発射モータ145の駆動禁止中に、検出センサが遊技球を検出すると、報知や発射モータ145の駆動禁止を解除するようにパチンコ機1を設定してもよい。
このようにパチンコ機1を構成すれば、遊技球を1つだけでも解除口に投入するだけで報知や発射モータ145の駆動禁止を解除することができる。このため、全ての残留球を可動入賞装置30内から取り出してしまい、そのうちの1つを解除口に投入するだけで、容易に報知を解除することができる。尚、可動入賞口41(導入口)や可動入賞装置30の排出口が解除口を兼ね、入賞センサ45や排出センサ59が検出センサを兼ねてもよい。
また、上記実施形態では、導入球の数と排出球の数とをそれぞれ計数し、導入球の数と排出球の数とを比較していたが、導入球の数のみを計数し、この計数結果を排出球を検出する毎に1づつ減算することで、導入球の数と排出球の数とを比較してもよい。この場合、異常判定時間が経過した時点にて、導入球の数が0に達しない場合に、排出球の計数結果が導入球の計数結果よりも小さいと判定する。
本発明に係るパチンコ機1の正面図である。 可動入賞装置30の一部分を破断した斜視図;(a)大当たり遊技状態以前の状態,(b)大当り遊技状態において遊技球を貯留する状態,(c)大当り遊技状態において遊技球の貯留を解除した状態 パチンコ機1の制御系統の一部の構成を示す構成ブロック図である。 主制御基板100のCPUが実行する遊技処理の流れを示すフローチャートである。 主制御基板100のCPUが実行する有効化無効化処理の流れを示すフローチャートである。 主制御基板100のCPUが実行する通常大当たり遊技処理の流れを示すフローチャートである。 主制御基板100のCPUが実行する最終大当たり遊技処理の流れを示すフローチャートである。 パチンコ機1における動作のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1…パチンコ機、3…外枠、5…内枠、7…遊技盤、9…ハンドル、11…上受け皿、13…下受け皿、15…表示装置、20…始動入賞装置、20a…始動入賞装置、20b…始動入賞装置、22…始動口センサ、22a…始動口センサ、22b…始動口センサ、30…可動入賞装置、34…開閉羽根、40…球取込部、41…可動入賞口、43…開閉羽根、45…入賞センサ、47…ソレノイド、50…遊技室、51…下傾斜板、53…特定入賞口、55…普通入賞口、57…特定入賞センサ、59…排出センサ、60…球通路、61…上傾斜板、63…第1開口部、65…第2開口部、70…球貯留部、71…貯留領域、73…貯留通路、75…貯留板、75a…ガイド孔、75b…上端縁、75c…下端縁、77…開閉部材、79…モータ駆動部、80…本体枠、100…主制御基板、110…賞球制御基板、115…賞球払出装置、120…音声制御基板、125…スピーカ、130…表示制御基板、140…発射制御基板、145…発射モータ、150…情報端子板。

Claims (11)

  1. 遊技盤上に投入された遊技球を導入するための導入口と、該導入口を開閉する開閉機構と、該導入口から導入された遊技球を収容すると共に、該遊技球が入球することで遊技者にとって有利な特別遊技を開始させるための特定領域が設けられた収容部と、該収容部に収容された遊技球を排出するための排出口とを具備した可動入賞装置と、
    予め設定された開閉条件が成立すると、予め設定された開閉期間内にて、前記開閉機構を駆動する駆動手段と、
    前記特定領域に遊技球が入球すると、前記特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    を備えた遊技機において、
    前記導入口から導入された遊技球を検出する導入球検出手段と、
    前記排出口から排出された遊技球を検出する排出球検出手段と、
    前記開閉期間が終了してから予め設定された設定時間が経過した時点にて、前記排出球検出手段で検出された遊技球の数が前記導入球検出手段で検出された遊技球の数よりも少ない場合に、その旨を報知する第1の報知手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1の報知手段の作動中に、前記排出球検出手段で検出された遊技球の数が前記導入球検出手段で検出された遊技球の数と同数以上になると、前記第1の報知手段の作動を解除する第1の報知解除手段を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記可動入賞装置は、前記第1の報知手段の作動を解除するために遊技球を投入するための解除口を備え、
    当該遊技機は、
    前記解除口に投入された遊技球を検出する投入球検出手段と、
    前記第1の報知手段の作動中に、前記投入球検出手段が遊技球を検出すると、前記第1の報知手段の作動を解除する第2の報知解除手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 遊技盤上に投入された遊技球を導入するための導入口と、該導入口を開閉する開閉機構と、該導入口から導入された遊技球を収容すると共に、該遊技球が入球することで遊技者にとって有利な特別遊技を開始させるための特定領域が設けられた収容部と、該収容部に収容された遊技球を排出するための排出口とを具備した可動入賞装置と、
    予め設定された開閉条件が成立すると、予め設定された開閉期間内にて、前記開閉機構を駆動する駆動手段と、
    前記特定領域に遊技球が入球すると、前記特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    を備えた遊技機において、
    前記導入口から導入された遊技球を検出する導入球検出手段と、
    前記排出口から排出された遊技球を検出する排出球検出手段と、
    前記開閉期間が終了してから予め設定された設定時間が経過した時点にて、前記排出球検出手段で検出された遊技球の数が前記導入球検出手段で検出された遊技球の数よりも少ない場合に、遊技を中断する遊技中断手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  5. 前記遊技中断手段が作動した旨を報知する第2の報知手段を備えることを特徴とする請求項4記載の遊技機。
  6. 遊技盤上に遊技球を投入する投入装置を備え、
    前記遊技中断手段は、該投入装置の作動を禁止する投入禁止手段を備えることを特徴とする請求項4または請求項5記載の遊技機。
  7. 前記遊技中断手段は、前記開閉条件の成立を無効にする条件無効手段を備えることを特徴とする請求項4乃至請求項6いずれか記載の遊技機。
  8. 前記遊技中断手段は、前記特定領域への遊技球の入球を無効にする入球無効手段を備えることを特徴とする請求項4乃至請求項7いずれか記載の遊技機。
  9. 前記遊技中断手段の作動中に、前記排出球検出手段で検出された遊技球の数が前記導入球検出手段で検出された遊技球の数と同数以上になると、前記遊技中断手段の作動を解除する第1の中断解除手段を備えることを特徴とする請求項4乃至請求項8いずれか記載の遊技機。
  10. 前記可動入賞装置は、前記遊技中断手段の作動を解除するために遊技球を投入する解除口を備え、
    当該遊技機は、
    前記解除口に遊技球が投入されたことを検出する投入球検出手段と、
    前記遊技中断手段の作動中に、前記投入球検出手段が遊技球を検出すると、前記遊技中断手段の作動を解除する第2の中断解除手段を備えることを特徴とする請求項4乃至請求項9いずれか記載の遊技機。
  11. 遊技盤上に投入された遊技球を導入するための導入口と、該導入口を開閉する開閉機構と、該導入口から導入された遊技球を収容すると共に、該遊技球が入球することで遊技者にとって有利な特別遊技を開始させるための特定領域が設けられた収容部と、該収容部に収容された遊技球を排出するための排出口とを具備した可動入賞装置と、
    予め設定された開閉条件が成立すると、予め設定された開閉期間内にて、前記開閉機構を駆動する駆動手段と、
    前記特定領域に遊技球が入球すると、前記特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    を備えた遊技機において、
    前記導入口から導入された遊技球を検出する導入球検出手段と、
    前記排出口から排出された遊技球を検出する排出球検出手段と、
    前記開閉期間が終了してから予め設定された設定時間が経過した時点にて、前記排出球検出手段で検出された遊技球の数が前記導入球検出手段で検出された遊技球の数よりも少ない場合に、前記収容部内の遊技球を前記排出口へ排出する排出手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
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