JPH11333097A - パチンコ機の賞球払出装置 - Google Patents

パチンコ機の賞球払出装置

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JPH11333097A
JPH11333097A JP10148005A JP14800598A JPH11333097A JP H11333097 A JPH11333097 A JP H11333097A JP 10148005 A JP10148005 A JP 10148005A JP 14800598 A JP14800598 A JP 14800598A JP H11333097 A JPH11333097 A JP H11333097A
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JP
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prize ball
detector
winning
prize
big hit
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JP10148005A
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English (en)
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Akira Sasa
亮 佐々
Shuichi Ebara
秀一 江原
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウエアの変更だけで不正防止を図る。 【解決手段】 始動口1cへの入賞球を検出する始動ス
イッチ6や単入賞口1dへの入賞球を検出する単入賞ス
イッチ8A及び可変入賞口1eへの入賞球を検出するカ
ウントスイッチ7等の第1検出器群と、第1検出器群よ
り入賞球の下流側で全部の入賞球を検出する第2検出器
8Bとを備え、図柄変動入賞装置1bの図柄の組合せが
大当り図柄の組合せに一致した大当り中及び同大当り終
了後の所定時間以外の遊技中において、遊技制御回路4
が第1検出器群からの検出信号毎にカウントアップされ
かつ第2検出器8Bからの検出信号でカウントダウンさ
れた累積数である合計値を監視し、その合計値が「5
0」のような所定エラー数に到達するか又は負数になっ
たならば、賞球払出装置3が異常であると遊技制御回路
4が判断して異常報知動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者の操作で発
射された遊技球が遊技盤の入賞口に入賞することによ
り、その入賞に対応する設定賞球払出数の賞球が賞球払
出機構より払い出されるパチンコ機の賞球払出装置であ
って、特に、不正防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】賞球払出装置の不正防止としては、例え
ば、特開平2−265582号公報で開示されたような
入賞球通路に関係しない位置に球通路に対する入賞球検
出器と同様の検出器を余分に設けた形態、特開平6−3
27828号公報で開示されたような入賞球通路の上流
側に設けられた入賞球検出器による検出動作と下流側に
設けられた入賞球検出器による検出動作とが時間的に一
致したならば不正があったもの判断する形態、或いは、
電波センサーをパチンコ機島に設けたもの、入賞球検出
器のスイッチング部をシールドした形態等が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入賞球検出器
と同様の検出器を余分に設けた形態では、構造が複雑と
なりコストダウンを図るにも限度がある。上流側の検出
動作と下流側の検出動作との時間的な一致による形態で
は、先行入賞球が下流側で検出された時に後行入賞球が
上流側で検出されることによる誤判定を生じる可能性が
ある。電波センサーをパチンコ機島に設けた形態や入賞
球検出器のスイッチング部をシールドした形態では、構
造が複雑でコストアップを招くばかりでなく意図的にセ
ンサーの配線や検出器の配線を結合して不正感知不能に
される可能性もある。
【0004】そこで、本発明はソフトウエアの改良によ
り不正防止を図るパチンコ機の賞球払出装置を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明にあ
っては、遊技者の操作で発射された遊技球が遊技盤の入
賞口に入賞することにより、その入賞に対応する設定賞
球払出数の賞球が賞球払出機構より払い出されるパチン
コ機の賞球払出装置において、各入賞口毎に設けられた
複数の第1検出器群と、第1検出器群より入賞球の下流
側に設けられ全ての入賞球を検出する第2検出器と、第
1検出器群で検出した球数と第2検出器で検出した球数
とを比較する比較手段と、比較手段の結果により異常状
態を報知する報知手段と、を備えたたことを特徴として
いる。請求項2に係る発明にあっては、請求項1に記載
の大当り中は比較手段又は報知手段の一方又は両方の動
作を中断する中断手段を備えたことを特徴としている。
請求項3に係る発明にあっては、請求項1に記載の大当
り後の所定時間は比較手段又は報知手段の一方又は両方
の動作を中断する中断手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明の一実施形態
であって、図1は賞球払出装置3を備えたパチンコ機を
模式的に示し、図2はスイッチチェック処理を示し、図
3は賞球制御処理を示し、図4は大当り終了時処理を示
し、図5は賞球エラー検出処理を示す。
【0007】図1を参照し、賞球払出装置3について説
明する。この実施形態では、パチンコ機の遊技者に有利
な遊技状態である大当り以外の遊技中において、電気的
な遊技制御装置4が入賞球数に相当するカウント数の合
計値が所定エラー数に到達したか否かを監視するエラー
監視を行い、上記合計値が所定エラー数以上になったら
賞球払出装置3が異常であると判断してエラー信号を生
成することにより、ソフトウエアの変更だけで不正防止
を図るようにした特徴を有する。又、大当り終了後は賞
球の払い出しが遅れる可能性があるので、遊技制御装置
4が、大当り中、及び、非大当り時で大当り終了後の所
定時間は賞球払出に対するエラー監視を行わいようにし
て、ゆとりを持たせる特徴も有する。
【0008】パチンコ機はゲージ盤と呼ばれる遊技盤1
の意匠盤面に設けられたガイドレール1aより内側の遊
技領域に、センター役物としての図柄変動表示装置1
b、始動口1c、単入賞口1d、アタッカーと呼ばれる
センター役物としての可変入賞口装置1e、アウト口1
f、図外の風車、図外の遊技釘や障害釘と呼ばれる多数
の釘、図外のサイドランプ等を有し、ガイドレール1a
より外側の非遊技領域に、図外の賞球ランプや図外の発
射作動状態を表示する遊技中ランプを有し、遊技者が球
発射装置2における図外のハンドル操作で遊技球を遊技
領域に発射し、その遊技球が始動口1c、単入賞口1
d、可変入賞口装置1e等の入賞口の何れかに入賞する
と、賞球払出装置3が入賞に対応する設定賞球払出数の
賞球を払い出す。
【0009】実施形態では、賞球払出装置3が図柄変動
表示装置1bや可変入賞口装置1e等の役物及び遊技中
ランプ類或いは図外の音声発生装置等に関する遊技動作
をマイクロコンピュータ及びその周辺回路で電気的に制
御する遊技制御装置4、球寄カバー5、始動スイッチ6
とカウントスイッチ7及び単入賞スイッチ8Aより成る
第1検出器群、第2検出器8B、入賞球送出装置9、賞
球払出機構10、球発射装置2や賞球払出機構10等に
関する機構動作をマイクロコンピュータ及びその周辺回
路で電気的に制御する枠制御装置11を有する。
【0010】遊技制御装置4は、データマップ4a、第
1〜第3賞球制御カウンタ4b,4c,4d、図柄制御
手段4e、役動作制御手段4f、賞球制御手段4g、比
較手段4hの各種の機能部を有し、CPU4iがROM
4jに予め設定された図柄制御、役動作制御、賞球制
御、エラー制御の各種のプログラム4kをRAM4m等
を用いて実行することにより上記各種の機能部が制御動
作を行う。CPU4iとROM4j及びRAM4mは1
チップに構成されている。
【0011】データマップ4aは始動口1cや可変入賞
口装置1e及び単入賞口1d等の入賞口と設定賞球払出
数との関係を規定するように、ROM4jに予め設定さ
れた情報である。例えば、始動口1cへの1個の入賞球
に対する設定賞球払出数は「6」、可変入賞口装置1e
への1個の入賞球に対する設定賞球払出数は「15」、
単入賞口1dへの1個の入賞球に対する設定賞球払出数
は「10」成る数値が設定されている。
【0012】第1〜第3賞球制御カウンタ4b〜4d
は、始動口1c、単入賞口1d、可変入賞口装置1e等
の入賞口への入賞球数をカウントアップすると共に賞球
払出に伴いカウントダウンする計数記憶手段である。例
えば、第1賞球制御カウンタ4bは、始動口1cへの入
賞に対応し始動スイッチ6からの1つの検出信号毎に1
カウントアップすると共に、第2検出器8Bからの1つ
の検出信号毎に1カウントダウンする。第2賞球制御カ
ウンタ4cは可変入賞口装置1eへの入賞に対応しカウ
ントスイッチ7からの1つの検出信号毎に1カウントア
ップすると共に、第2検出器8Bからの1つの検出信号
毎に1カウントダウンする。第3賞球制御カウンタ4d
は単入賞口1dへの入賞に対応し単入賞スイッチ8Aか
らの1つの検出信号毎に1カウントアップすると共に、
第2検出器8Bからの1つの検出信号毎に1カウントダ
ウンする。
【0013】この実施形態の場合、第2検出器8Bが始
動スイッチ6とカウントスイッチ7及び単入賞スイッチ
8Aより成る第1検出器群より入賞球の下流側で全部の
入賞球を検出するように球寄カバー5の出口に連なる整
列通路9aに対して設けられたことから、上記第1〜第
3賞球制御カウンタ4b〜4dでのカウントダウンは、
第2検出器8Bからの1つの検出信号毎に第1〜第3賞
球制御カウンタ4b〜4dの全部が1カウントダウンす
るのではなく、賞球制御手段4gにより優先順位付けさ
れた払出順序に従って第2検出器8Bからの1つの検出
信号毎に第1制御カウンタ4b〜4dの内の1つを1カ
ウントダウンする。これは、第1〜第3賞球制御カウン
タ4b〜4dの合計値が、第2検出器8Bからの1つの
検出信号毎に1カウントダウンすることと同等である。
【0014】第2検出器8Bは、整列通路9aを流れる
入賞球を間接的に検出する形態に形成されている。つま
り、第2検出器8Bは入賞球送出装置9の1次・2次ク
ランク9c,9dの近傍に位置して整列通路9aに設け
られた入賞球感知レバー8B−1を検出する。入賞球感
知レバー8B−1は軸8B−2よりも後端が先端よりも
重く形成されており、入賞球送出装置9の1次・2次ク
ランク9c,9dを通過する入賞球が先端に載ると、入
賞球感知レバー8B−1が軸8B−2を中心として回転
し、先端が下がり、後端が上がる。上がった入賞球感知
レバー8b−1の後端が第2検出器8Bの電気的な検出
動作を促し、第2検出器8Bが検出信号を遊技制御装置
4及び枠制御装置11に出力する。
【0015】図柄制御手段4eは、入賞口の一種類に含
まれる始動口1cへの入賞に基づく始動スイッチ6から
の検出信号により、図柄変動表示装置1bの図柄を可変
表示させた後に停止表示させるように、図柄変動表示装
置1bを駆動するが、図柄変動表示装置1bの駆動中に
おける始動スイッチ6からの検出信号を例えば「4」の
ような所定記憶数まで記憶しておき、図柄変動表示装置
1bの停止図柄の組合せに対応する1回の遊技終了後に
記憶した数値の範囲で図柄変動表示装置1bを再駆動す
る。例えば、遊技領域に発射された球が始動口1cに入
賞し、その入賞球が始動スイッチ6により検出され、始
動スイッチ6の検出信号が遊技制御装置4に入力される
ことにより、図柄制御手段4eが図柄の組合せの大当り
や外れを乱数により決定してRAM4mに記憶する。そ
して、図柄制御手段4eが図柄の可変表示を開始すると
共に記憶した乱数を判定し、その乱数に応じて上記図柄
を停止表示する。
【0016】役動作制御手段4fは、図柄制御手段4e
での停止図柄の組合せがROM4jに予め設定された大
当り図柄の組合せに一致した際に大当りとなり可変入賞
口装置1eの開閉体1e−1を入賞球数又は所定時間だ
け開くように可変入賞口装置1eを駆動すると共に遊技
ランプ類や音声発生装置を駆動する。開閉体1e−1の
入賞球数は例えば「10」成る数値が設定されているこ
とから、前記カウントスイッチ7はテンカウントスイッ
チと通称される。
【0017】賞球制御手段4gは、第1〜第3賞球制御
カウンタ4b〜4dのカウント数に基づき、第1賞球制
御カウンタ4bによる第1カウント数を最優先とし、第
2賞球制御カウンタ4cによる第2カウント数を次位と
し、第3賞球制御カウンタ4dによる第3カウント数を
最後となるような優先順位付けを行い、その優先順位の
高い順により、第1〜第3カウント数のそれぞれをデー
タマップ4aに照合し、その第1〜第3カウント数それ
ぞれの1つに対応する設定賞球払出数を決定してRAM
4mに記憶する。そして、賞球制御手段4gが記憶した
設定賞球払出数に対応する設定賞球払出数信号及び賞球
払出要求信号を生成して枠制御装置11にデータ転送す
る。
【0018】比較手段4hは、図柄制御手段4eの大当
り中、及び、非大当り時で大当り終了後の例えば4分間
のような所定時間はエラー監視を行わず、それ以外は始
動スイッチ6とカウントスイッチ7及び単入賞スイッチ
8Aより成る第1検出器群で検出した球数と第2検出器
8Bで検出した球数とを比較し、その比較結果を報知手
段12に出力する。この実施形態の場合、前述のように
賞球制御手段4gにより優先順位付けされた払出順序に
従って第2検出器8Bからの1つの検出信号毎に第1〜
第3制御カウンタ4b〜4dの内の1つを1カウントダ
ウンするので、比較手段4hは、第2検出器8Bからの
1つの検出信号毎に1カウントダウンされた第1制御カ
ウンタ4b〜4dによる第1〜第3カウント数の合計値
が例えば「50」のような所定エラー数に到達するか又
は負数であるか否かを監視し、上記合計値が所定エラー
数以上又は負数になったら、遊技制御装置4、始動スイ
ッチ6、カウントスイッチ7、単入賞スイッチ8A、第
2検出器8B、入賞球送出装置9、賞球払出機構10、
枠制御装置11等が異常であると判断してエラー信号を
生成して報知手段12に出力する。
【0019】報知手段12について説明すると、(1)
比較手段4hがエラー信号を外部情報の一種類としてホ
ールコンピュータに出力する、(2)比較手段4hがエ
ラー信号によりパチンコ機島に設置された表示灯のよう
な特定の表示灯を点滅させる、(3)比較手段4hがエ
ラー信号により音声発生装置による賞球エラー用の効果
音を発生させる、(4)比較手段4hがエラー信号によ
り球発射装置2に対する発射制御又は遊技制御装置4の
図柄制御手段4eや役動作制御手段4fによる遊技制御
を停止させて遊技を中断させる、(5)図柄変動表示装
置1bにエラー情報を表示させる、(6)上記(1)〜
(5)の二つ又はそれ以上又は全部を併用させる、等で
ある。
【0020】球寄カバー5は、入賞口より遊技盤1の裏
面側に流出された入賞球を集めて一列に整列して入賞球
送出装置9に流下する。
【0021】入賞球送出装置9は球寄カバー5の出口に
連なる整列通路9aの途中に留送アクチュエータとして
ラッチングソレノイドから成る電磁ソレノイド9bと、
1次・2次クランク9c,9dとより構成された要素を
備え、電磁ソレノイド9bが入方向X1に動作すると、
電磁ソレノイド9bのアーマチュアにピン9eで連結さ
れた2次クランク9dがそのクランク軸9fを中心とし
て開動作して整列通路9aより後退し整列通路9aの対
向壁との間に1個の入賞球の通過を許容する通路断面を
形成する。これと並行し、2次クランク9dにピン9g
で連結された1次クランク9cがそのクランク軸9hを
中心として閉動作し、1次クランク9cの下半部が整列
通路9aに突出して整列通路9aの対向壁との間に1個
の入賞球の通過を禁止する通路断面を形成する。この1
次クランク9cの上半部は整列通路9aより後退して整
列通路9aの対向壁との間に1個の入賞球の通過を許容
する通路断面を形成する。又、電磁ソレノイド9bが突
方向X2に動作すると、2次クランク9dが閉動作して
整列通路9aの対向壁との間に1個の入賞球の通過を禁
止する通路断面を形成する。これと並行し、1次クラン
ク9cが開動作し、1次クランク9cの下半部が整列通
路9aの対向壁との間に1個の入賞球の通過を許容する
通路断面を形成し、1次クランク9cの上半部は整列通
路9aの対向壁との間に1個の入賞球の通過を禁止する
通路断面を形成する。
【0022】枠制御装置11は入賞球払出制御手段11
aや賞球払出制御手段11b及び図外の球発射制御手段
等の機能部を有し、CPU11cがROM11dに予め
設定された賞球払出制御のプログラム11eをRAM1
1fを用いて実行することにより、賞球払出制御手段1
1bが制御動作を行う。CPU11cとROM11d及
びRAM11fは1チップに構成されている。
【0023】入賞球払出制御手段11aは第2検出器8
Bからの検出信号に基づき入賞球送出装置9の電磁ソレ
ノイド9bに動作信号を出力する。この実施形態の場
合、第2検出器8Bからの1つの検出信号に基づき、入
賞球払出制御手段11aが入賞球送出装置9の電磁ソレ
ノイド9bを1回に吸・突動作させる。
【0024】賞球払出制御手段11bは遊技制御装置4
からデータ転送された設定賞球払出数信号及び賞球払出
要求信号に基づき賞球払出機構10の図外のモーター或
いは電磁ソレノイド等のようなアクチュエータに動作信
号を出力する。この実施形態の場合、遊技制御装置4か
らの1つの賞球払出要求信号に基づき、賞球払出制御手
段11bが遊技制御装置4からの1組の設定賞球払出数
信号及び賞球払出要求信号に基づき賞球払出機構10の
アクチュエータを設定賞球払出数信号の数だけ払出動作
させる。
【0025】図2を参照し、遊技制御装置4におけるス
イッチチェック処理について説明する。ステップ201
において処理が開始し、ステップ202〜206に示す
ように、始動スイッチ6が入賞球を検出すると、第1賞
球制御カウンタ4bが1カウントアップし、RAM4m
の所定記憶数が「4」未満のとき、その所定記憶数に
「1」を加算記憶した後、図柄可変表示用の乱数を決定
してRAM4mに記憶する。ステップ207〜208に
示すように、カウントスイッチ7が入賞球を検出する
と、第2賞球制御カウンタ4cが1カウントアップす
る。ステップ209から210に示すように、単入賞ス
イッチ8Aが入賞球を検出すると、第3賞球制御カウン
タ4dが1カウントアップし、処理の1サイクルを終わ
る。
【0026】図3を参照し、遊技制御装置4における賞
球処理ついて説明する。ステップ301において処理が
開始し、ステップ302において入賞球の全部を検出す
るように設置された第2検出器8Bが入賞球有りの検出
動作を行うと、ステップ303〜305の組、ステップ
306〜308の組、ステップ309〜311の組に示
すように、第1賞球制御カウンタ4bによる第1カウン
ト数がゼロ以外であるならば第1賞球制御カウンタ4b
を1カウントダウンすると共に6個の賞球払出処理を実
行し、第1賞球制御カウンタ4bによる第1カウント数
がゼロであるが第2賞球制御カウンタ4cによる第2カ
ウント数がゼロ以外であるならば第2賞球制御カウンタ
4cを1カウントダウンすると共に15個の賞球払出処
理を実行し、第1・第2賞球カウンタ4b,4cによる
第1・第2カウント数の双方がゼロであるが第3賞球制
御カウンタ4dによる第3カウント数がゼロ以外である
ならば第3賞球制御カウンタ4dを1カウントダウンす
ると共に10個の賞球払出処理を実行し、第1〜第3賞
球制御カウンタ4b〜4dによる第1〜第3カウント数
の全部がゼロであるならば不条理であるのでステップ3
12において賞球要求エラーをセットしてエラー信号を
生成する処理を実行し、ステップ313で処理の1サイ
クルを終わる。
【0027】図4を参照し、遊技制御装置4における大
当り終了処理について説明する。ステップ401におい
て処理が開始し、ステップ402〜404に示すよう
に、大当りの遊技が終了したと同時に4分間のようなエ
ラー未検出時間をタイマセットして処理の1サイクルを
終わる。
【0028】図5を参照し、遊技制御装置4における賞
球エラー検出処理ついて説明する。ステップ501にお
いて処理が開始し、ステップ502〜504に示すよう
に、非大当りにおいて、賞球エラー未検出時間をチェッ
クし、賞球エラー未検出時間でない状態において、第1
〜第3賞球制御カウンタ4b〜4dによる第1〜第3カ
ウンタ数の合計値が50以上であるか又は負数であるな
らば、賞球エラーをセットしてエラー信号を生成して処
理の1サイクルを終わる。
【0029】この実施形態によれば、図柄変動入賞装置
1bの図柄の組合せが大当り図柄の組合せに一致した大
当り以外の遊技中は遊技制御装置4が第1〜第3入賞制
御カウンタ4b〜4dによる第1〜第3カウント数の合
計値が「50」のような所定エラー数に到達したか又は
負数であるか否かを監視するエラー監視を行い、上記合
計値が所定エラー数以上又は負数になったら賞球払出装
置3が異常であると判断してエラー信号を生成すること
により、ソフトウエアの変更だけで不正防止を図ること
ができる。
【0030】又、この実施形態によれば、遊技制御装置
4が大当り中又は非大当り時で大当り終了後の4分間の
ような所定時間は賞球払出に対するエラー監視を行わな
いようにして、大当り処理中及び終了直後における賞球
払出遅延に起因する不正防止の誤動作を解消することが
できる。
【0031】又、この実施形態によれば、入賞球送出装
置9が遊技盤1の意匠盤面より裏面側に流入した入賞球
を1個ずつ留め送りして遊技盤1外に排出するので、賞
球払出中に停電等が発生した場合、遊技制御装置4の第
1〜第2賞球制御カウンタ4b〜4dによる第1〜第3
カウント数が消去されても、上記停電に応じて入賞球送
出装置9留め送り動作が中断し、入賞球送出装置9が停
電発生時以降の入賞球を賞球未払いの証拠球として留置
くことができる。よって、停電が発生した場合、入賞球
送出装置9に留置かれた入賞球数を確認してその入賞球
を入賞球送出装置9より手動で払い出した後に、上記確
認した入賞球数に応じた賞球を遊技者に還元すれば、遊
技者に与える不快感も解消できる。
【0032】尚、図1の結合子イ及び図3の結合子A,
Bはそれぞれの符号が一致するものどうしが接続される
ことを示す。
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明によ
れば、複数の入賞口毎の入賞球を個別的に検出する第1
検出器群で検出した球数と全ての入賞球を総体的に検出
する第2検出器で検出した球数との比較結果により賞球
払出に対する異常状態を報知するエラー監視を適切に行
うので、ソフトウエアの変更だけで不正防止を図ること
ができる。請求項2及び請求項3に係る発明によれば、
遊技制御装置が大当り中又は大当り終了後の所定時間は
賞球払出に対するエラー監視を中断するので、遊技者に
有利な遊技状態中又は同遊技状態終了直後における賞球
払出遅延に起因する不正防止の誤動作を解消することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す構成図。
【図2】 同実施形態のスイッチチェック処理のフロー
チャート。
【図3】 同実施形態の賞球制御処理のフローチャー
ト。
【図4】 同実施形態の大当り終了時処理のフローチャ
ート。
【図5】 同実施形態の賞球エラー検出処理のフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 賞球払出装置 4 遊技制御装置 6 始動スイッチ(第1検出器群) 7 カウントスイッチ(第1検出器群) 8A 単入賞スイッチ(第1検出器群) 8B 第2検出器 9 入賞球送出装置 10 賞球払出機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者の操作で発射された遊技球が遊技
    盤の入賞口に入賞することにより、その入賞に対応する
    設定賞球払出数の賞球が賞球払出機構より払い出される
    パチンコ機の賞球払出装置において、 各入賞口毎に設けられた複数の第1検出器群と、 第1検出器群より入賞球の下流側に設けられ全ての入賞
    球を検出する第2検出器と、 第1検出器群で検出した球数と第2検出器で検出した球
    数とを比較する比較手段と、 比較手段の結果により異常状態を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とするパチンコ機の賞球払出装置。
  2. 【請求項2】 大当り中は比較手段又は報知手段の一方
    又は両方の動作を中断する中断手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のパチンコ機の賞球払出装置。
  3. 【請求項3】 大当り後の所定時間は比較手段又は報知
    手段の一方又は両方の動作を中断する中断手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の賞球払出
    装置。
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