JP2006023173A - ナビゲーション装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現在位置から目的地へ向かう途中に通過するノードの組み合わせの中に、自動車専用道路などの特定の道路が含まれる組み合わせが存在する場合には(S140:Y)、利用頻度情報を参照し、その特定の道路上に存在するインターチェンジのうちその特定の道路を走行する方向に沿って進入または退出することが可能であり、且つ最も利用頻度が高いインターチェンジを選択する(S150、S160)。そして、そのインターチェンジを、特定の道路へ進入する予定の「進入予定インターチェンジ」またはその特定の道路から退出する予定の「退出予定インターチェンジ」として設定し(S170)、経路計算を実行する(S180)。
【選択図】図3
Description
図1に示すように、ナビゲーション装置100は、位置検出器1、地図データ入力器6、操作スイッチ群7、これらに接続された制御回路8、制御回路8に接続された外部メモリ9、表示装置10、インフラデータ受信機11及びリモコンセンサ12を備えている。なお、制御回路8は通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。
位置検出器1は、いずれも周知の地磁気センサ2、ジャイロスコープ3、距離センサ(車速センサ)4、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置や方位(車両の走行方向)を検出するGPSのためのGPS受信機5を有している。これらのセンサ等2、3、4、5は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補間しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては上述した内の一部で構成してもよく、更にステアリングの回転センサ、各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。なお、位置検出器1は位置特定手段に該当する。
地図データ入力器6は、位置特定の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図データ、施設データを含む各種データを入力するための装置である。また、地図データには、道路地図データ(道路地図情報)などが含まれている。これらのデータの記録媒体としては、DVDやCD−ROM、ハードディスクなどの磁気記憶装置やメモリカード等の他の媒体を用いても良い。なお、地図データ入力器6は、道路地図情報取得手段に該当する。
外部メモリ9は、不揮発性メモリで構成され、利用頻度情報および利用時刻情報などの各種データを記憶するのに利用される。ここで、利用頻度情報とは、図2(a)に例示するように、特定の道路への出入口毎の利用頻度を示す情報を云い、「IC(インターチェンジ)番号」、「IC名」、「路線名」、上り下りの区別を示す「上下」、そのICの「利用回数」が関連付けられている。なお、上述の「特定の道路」としては、例えば高速道路などの自動車専用道路が考えられる。信号や交差点等が存在せず、渋滞等がなければ高速で走行できるからである。ただし、同様の特性を持つ道路であれば他の種別の道路でもよい。また、特定の道路への「出入口」の具体例としては、インターチェンジやランプウェイなどが挙げられる。また、利用時刻情報とは、図2(b)に例示するように、特定の道路への出入口を利用した時刻を示す情報を云い、その特定の道路への入口を示す「乗りIC」、その特定の道路の出口を示す「降りIC」、「出発地」、「目的地」、乗りICを利用した「時刻」が関連付けられている。なお、外部メモリ9は、利用頻度情報記憶手段および利用時刻情報記憶手段に該当する。
表示装置10はカラー表示装置であり、表示装置10の画面には位置検出器1から入力された車両現在位置マークと、地図データ入力器6より入力された地図データと、更に地図上に表示する誘導経路やタッチスイッチ等の付加データとを重ねて表示することができる。
外部情報入出力装置11は、図示しないラジオアンテナを介してFM放送信号を受信したり、道路近傍に配置されたVICSサービス用の固定局から、電波ビーコン信号及び光ビーコン信号を受信する。この受信した情報は制御装置8へ送られて処理される。また、図示しない携帯電話と接続され、情報センターから情報を取得したり、インターネットに接続しインターネット上のサーバから情報を取得する機能を備える。
また、ナビゲーション装置100は、リモートコントロール端末(以下リモコンと称する)13を介してリモコンセンサ12から、あるいは操作スイッチ群7により目的地の位置を入力すると、現在位置からその目的地までの最適な経路を自動的に選択して誘導経路を形成し表示する、いわゆる経路案内機能も備えている。このような自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。操作スイッチ群7は、例えば表示装置10と一体になったタッチスイッチ、およびメカニカルなスイッチ群が用いられ、各種入力に使用される。
制御回路8は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて、位置検出器1からの各検出信号に基づき座標及び走行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器6を介して読み出した現在位置付近の地図等を表示装置10に表示する地図表示処理や、地図データ入力器6に格納された地点データおよび外部メモリ9に記憶された各種データに基づき、操作スイッチ群7やリモコン13等の操作に従って目的地となる施設を選択し、現在位置から目的地までの最適な経路を自動的に求める経路計算処理を行う。このように自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。
次に、ナビゲーション装置100の制御回路8が実行する経路計算処理を、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、最初のステップS110では、位置検出器1からの各検出信号に基づき、座標及び走行方向の組として現在位置を算出する。
続くS140では、先のS110にて算出された組み合わせの中に、特定の道路が含まれる組み合わせが存在するか否かを判断する。特定の道路が含まれる組み合わせが存在しない場合には(S140:N)、後述するS180に移行する。一方、特定の道路が含まれる組み合わせが存在する場合には(S140:Y)、S150に移行する。
なお、上述のように経路計算処理によって計算された経路については、経路案内処理などにて利用される。経路案内処理については、公知技術に従っているのでここでは詳細な説明は省略する。
このように実施例のナビゲーション装置100によれば、次のような効果を奏する。すなわち、従来のナビゲーション装置においては、出発地から目的地までの経路がなるべく短くなるよう経路を算出することを主眼としているため、ユーザが利用を望まないインターチェンジを含む経路を算出してしまい、インターチェンジの変更や経路の再計算を行う必要が生じてユーザの利便性を悪くするといった問題があった。これに対してナビゲーション装置100によれば、現在位置から目的地へ向かう途中に通過するノードの組み合わせの中に、特定の道路が含まれる組み合わせが存在する場合には(S140:Y)、外部メモリ9が記憶する利用頻度情報を参照し、その特定の道路上に存在するインターチェンジのうち、その特定の道路を走行する方向に沿って進入または退出することが可能であり、且つ最も利用頻度が高いインターチェンジを選択する(S150、S160)。そして、そのインターチェンジを、特定の道路へ進入する予定の「進入予定インターチェンジ」またはその特定の道路から退出する予定の「退出予定インターチェンジ」として設定し(S170)、経路計算を実行する(S180)。このことにより、出発地から目的地までの経路を算出する際にユーザが利用を望むインターチェンジを含むよう経路を算出することによりユーザの利便性を向上させることができる。
(1)上記実施例では、制御回路8が、位置検出器1からの各検出信号に基づき座標及び走行方向の組として車両の現在位置を算出し、その算出した現在位置を出発地として経路計算に利用しているが、これには限られず、リモコン13を介してリモコンセンサ12から、あるいは操作スイッチ群7により入力された地点を出発地として利用するようにしてもよい。なおこの場合、制御回路8は出発地設定手段に該当する。
続くS260では、先のS250で選択したインターチェンジを、特定の道路へ進入する予定の「進入予定インターチェンジ」として設定する。
続くS290では、先のS280で選択したインターチェンジを、特定の道路から退出する予定の「退出予定インターチェンジ」として設定する。
(6)上記実施例では、位置検出器1にて検出されるデータに基づき、制御回路8が車両現在位置の誤差を補間しながら現在位置を特定した。しかし、現在位置を特定するためには、必ずしも位置検出器1が必要なわけではない。例えば、外部情報入出力装置11を介して路側ビーコンなどから位置情報を取得し、それに基づいて現在位置を特定するようにしてもよい。また、携帯電話やPHS等をナビゲーション装置100に接続し、その携帯電話やPHS等が持つ位置特定機能によって現在地を特定するようにしてもよい。
Claims (6)
- 出発地を設定する出発地設定手段と、
目的地を設定する目的地設定手段と、
道路地図情報を取得可能な道路地図情報取得手段と、
特定の道路への出入口毎の利用頻度を示す利用頻度情報を記憶する利用頻度情報記憶手段と、
前記出発地設定手段によって設定された出発地から前記目的地設定手段によって設定された目的地へ至る経路を、前記道路地図情報取得手段によって取得された道路地図情報を参照して計算する経路計算手段と、
前記経路計算手段によって計算された経路を案内する経路案内手段と、
を備えるナビゲーション装置であって、
前記経路計算手段は、前記利用頻度情報記憶手段が記憶する利用頻度情報に基づき、利用頻度が高い出入り口を利用しながら前記特定の道路を経由するよう経路計算を実行すること
を特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
現在位置を特定する位置特定手段と、
前記位置特定手段によって特定された現在位置および前記道路地図情報記憶手段によって取得された道路地図情報に基づいて前記特定の道路への出入口を利用したか否かを判断し、利用したと判断した場合には前記利用頻度情報を更新する利用頻度情報更新手段と、
を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1または請求項2に記載のナビゲーション装置において、
前記経路計算手段は、前記利用頻度情報記憶手段が記憶する利用頻度情報に基づき、前記出発地の近くに存在する前記特定の道路への入口のうち利用頻度が高い入口を利用するよう経路計算を実行することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載のナビゲーション装置において、
前記経路計算手段は、前記利用頻度情報記憶手段が記憶する利用頻度情報に基づき、前記目的地の近くに存在する前記特定の道路の出口のうち利用頻度が高い出口を利用するよう経路計算を実行することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載のナビゲーション装置において、
現在の時刻を計時する計時手段と、
前記特定の道路への出入口を利用した時刻を示す利用時刻情報を記憶する利用時刻情報記憶手段と、を備え、
前記経路計算手段は、前記計時手段が示す現在の時刻、前記利用頻度情報記憶手段が記憶する利用頻度情報、および前記利用時刻情報記憶手段が記憶する利用時刻情報に基づき、前記出発地または前記目的地の近くに存在する前記特定の道路への出入口のうち現在の時刻と同一の時間帯における利用頻度が高い出入口を利用するよう経路計算を実行すること
を特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載のナビゲーション装置における経路計算手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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JP2008267934A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Hitachi Ltd | ナビゲーション装置および経路演算方法 |
JP2011043372A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Kenwood Corp | ナビゲーション装置、ルート探索方法、及びプログラム |
CN103852076A (zh) * | 2012-11-30 | 2014-06-11 | 英业达科技有限公司 | 提供导览信息的系统及其方法 |
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