JP2006022447A - 大豆蛋白含有繊維の染色方法 - Google Patents

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JP2006022447A JP2004202890A JP2004202890A JP2006022447A JP 2006022447 A JP2006022447 A JP 2006022447A JP 2004202890 A JP2004202890 A JP 2004202890A JP 2004202890 A JP2004202890 A JP 2004202890A JP 2006022447 A JP2006022447 A JP 2006022447A
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聰之 荒木
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Abstract

【課題】 大豆蛋白含有繊維、又は、該繊維と他の繊維とからなる混用繊維の染色又は捺染方法の提供。
【解決手段】 下記の黄色染料(I)、赤色染料(III)及び青色染料(VI)から選ばれる1種以上の染料を用いて染色又は捺染する。
Figure 2006022447

(I)
Figure 2006022447

(III)
Figure 2006022447

(VI)
[式中、m1は1〜3の整数、R、Rは水素、アルキル等、Xはハロゲン等、X及びX11は繊維反応基、mは0又は1、Rは水素、アルキル等、X、X及びX12はハロゲン等、Meは銅イオンを表す。]
【選択図】 なし

Description

本発明は、大豆蛋白含有繊維又は該繊維と他の繊維とからなる混用繊維の染色方法に関する。
近年、大豆から得られる蛋白質を原料とした大豆蛋白含有繊維が開発され(特許文献1を参照)、非常に軽量でカシミヤのような手触りと絹のような光沢を兼ね備え、絹、羊毛やセルロース繊維(木綿等)等の天然繊維に劣らない通気性と保温性を有している点から注目されている。
しかしながら、本発明者の知る限りにおいて、大豆蛋白含有繊維又は該繊維と他の繊維とからなる混用繊維の染色方法に関する技術は開発されていない。
WO 0305676号公報(特許請求の範囲等を参照)
上記事情に鑑みて、本発明は、大豆蛋白含有繊維又は該繊維と他の繊維とからなる混用繊維の染色方法を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討した結果、特定の黄色反応染料a)、赤色反応染料b)及び青色反応染料c)の3つの反応染料から選ばれる一つ以上の染料を用いると、上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記の黄色反応染料a)、赤色反応染料b)及び青色反応染料c)の3つの反応染料から選ばれる一つ以上の染料を用いることを特徴とする大豆蛋白含有繊維、又は、該大豆蛋白含有繊維と他の繊維とからなる混用繊維の染色方法を提供するものである。
a)遊離酸の形で表すと、下式(I)又は(II)で示される黄色反応染料、
b)遊離酸の形で表すと、下式(III)〜(V)のいずれかで示される赤色反応染料、
c)遊離酸の形で表すと、下式(VI)〜(XI)のいずれかで示される青色反応染料
Figure 2006022447
(I)
[式(I)中、m1は1〜3の整数を表す。R及びRはそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルカルボニルアミノ基又はウレイド基を表す。
はハロゲン原子又は下式(1a)で示される基を表し、Xは下式(1b)で示される基を表す。
−N(R)−A−Y (1a)
−N(R)−B−Y (1b)
(式中、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又はアルキル基を表す。A及びBはそれぞれ独立にフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表し、Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。L及びLはそれぞれ独立にアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
Figure 2006022447
(II)
[式(II)中、m2は0〜2の整数を表す。R及びRはそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルカルボニルアミノ基又はウレイド基を表す。Rは水素原子又はアルキル基を表す。
は下式(2a)で示される基を表す。
−N(R)−D−Y (2a)
(式中、Rは水素原子又はアルキル基を表す。Dはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)
は置換されていてもよいフェニルアミノ基を表す。該フェニルアミノ基におけるフェニルの1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。また、フェニルアミノ基におけるアミノの1個の水素原子は1個の置換基で置換されていてもよい。]
Figure 2006022447
(III)
[式(III)中、mは0又は1を表す。Rは水素原子、アルキル基又はアルコキシ基を表す。Xはハロゲン原子又は下式(3a)で示される基を表す。
−N(R10)−D−Y (3a)
(式中、R10は水素原子又はアルキル基を表す。Dはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)
は下式(3b)で示される基を表す。
−N(R11)−E−Y (3b)
(式中、R11は水素原子又はアルキル基を表す。Eはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
Figure 2006022447
(IV)
[式(IV)中、m4は1〜3の整数を表す。Xは下式(4a)で示される基を表す。
−N(R12)−E−Y (4a)
(式中、R12は水素原子又はアルキル基を表す。Eはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)
はハロゲン原子、フェニルアミノ基、モルホリノ基、ピペリジノ基又はピペラジノ基を表す。また、Xで表されるフェニルアミノ基におけるフェニルの1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。そして、フェニルアミノ基におけるアミノの1個の水素原子は1個の置換基で置換されていてもよい。]
Figure 2006022447
(V)
[式(V)中、Mはフェニル基を表し、該フェニル基における1〜3個の水素原子は、それぞれ、1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Mはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は、それぞれ、1〜3個の置換基で置換されていてもよい。
13及びR14はそれぞれ独立に水素原子又はアルキル基を表す。R15はフェニルアミノ基を表す。また、該フェニルアミノ基におけるフェニルの1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。そして、フェニルアミノ基におけるアミノの1個の水素原子は1個の置換基で置換されていてもよい。
は下式(5a)で示される基を表し、X10はハロゲン原子を表す。
−N(R16)−G−Y (5a)
(式中、R16は水素原子又はアルキル基を表す。Gはフェニレン基又は炭素数2〜4の直鎖状アルキレン基を表す。Gで表されるフェニレン基における1〜3個の水素原子は、1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表し、Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
Figure 2006022447
(VI)
[式(VI)中、Meは原子番号が27〜29の金属イオンを表し、X11は下式(6a)で示される基を表し、X12はハロゲン原子を表す。
−N(R17)−H−Y (6a)
(式中、R17は水素原子又はアルキル基を表す。Hはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
Figure 2006022447
(VII)
[式(VII)中、W及びWはそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を表す。P及びPはそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基又はカルボキシル基を表す。X13は下式(7a)で示される基を表す。
−N(R18)−I−Y (7a)
(式中、R18は水素原子又はアルキル基を表す。Iはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)
14はハロゲン原子又はアルキルアミノ基を表す。該アルキルアミノ基中のアルキルにおける1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。]
Figure 2006022447
(VIII)
[式(VIII)中、X15は下式(8a)で示される基を表す。
−NH−J−Y10 (8a)
(式中、Jはフェニレン基を表す。該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Y10は−SOCH=CH又は−SOCHCH10を表す。L10はアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
Figure 2006022447
(IX)
[式(IX)中、m5は1〜3の整数を表す。X17はハロゲン原子を表す。X16は下式(9a)で示される基を表す。
−N(R19)−K−Y11 (9a)
(式中、R19は水素原子又はアルキル基を表す。R19で表されるアルキル基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Kはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Y11は−SOCH=CH又は−SOCHCH11を表す。L11はアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
Figure 2006022447
(X)
[式(X)中、X18及びX19はそれぞれ独立にハロゲン原子を表す。R20及びR21はそれぞれ独立に水素原子又はアルキル基を表す。該アルキル基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。X20は下式(10a)で示される基を表す。
−N(R22)−Q−Y12 (10a)
(式中、R22は水素原子又はアルキル基を表す。該アルキル基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Qはフェニレン基を表す。該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Y12は−SOCH=CH又は−SOCHCH12を表す。L12はアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
Figure 2006022447
(XI)
[式(XI)中、Y13及びY14はそれぞれ独立に−SOCH=CH又は−SOCHCH13を表す。L13はアルカリの作用で脱離する基を表す。]
本発明によれば、大豆蛋白含有繊維を均一に所望の色相に染色することができ、染色再現性も良好である。
また、本発明によれば、大豆蛋白含有繊維と他の繊維とからなる混用繊維を均一に所望の色相に染色することができ、染色再現性も良好である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において染色される大豆蛋白含有繊維は、例えば、上記特許文献1に記載のものが挙げられる。大豆蛋白含有繊維と他の繊維との混用繊維における他の繊維としては、例えば、絹及び羊毛等の天然ポリアミド繊維、木綿やレーヨン等の天然セルロース繊維や再生セルロース繊維等が挙げられる。
本発明において、各式で示される反応染料の各置換基におけるアルキルやアルコキシは、好ましくは、炭素数1〜4の直鎖状のアルキルや炭素数1〜4の直鎖状のアルコキシである。また、より好ましいアルキル基はメチル基やエチル基であり、より好ましいアルコキシ基はメトキシ基やエトキシ基である。
上式(1a)、(1b)、(2a)、(3a)、(3b)、(4a)、(5a)、(6a)、(7a)、(9a)及び(10a)において、R、R、R、R10〜R12、R16〜R19及びR22は、それぞれ独立に、水素原子又はアルキル基を表し、水素原子、メチル基又はエチル基が好ましい。
上式(1a)、(1b)、(2a)、(3a)、(3b)、(4a)、(5a)、(6a)、(7a)、(8a)、(9a)及び(10a)において、A〜K及びQは、それぞれ独立に置換されていてもよいフェニレン基を表す。該フェニレン基における1〜3個の水素原子は、それぞれ独立に、メチル基やエチル基等のアルキル基、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子及びスルホ基(−SOH)の群から選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい。好ましいA〜K及びQは、上記フェニレン基における1〜2個の水素原子が、それぞれ独立に、上記のアルキル基、ハロゲン原子及びスルホ基の群から選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよい。
上述したフェニレン基としては、次に記載の基が例示される。
Figure 2006022447
[式中の上記フェニレン基の例示において、*印は、−Y〜−Y12基のいずれかに結合することを示している。]
上式(1a)、(1b)、(2a)、(3a)、(3b)、(4a)、(5a)、(6a)、(7a)、(8a)、(9a)、(10a)、(XI)及び(XIX)におけるY〜Y15は、それぞれ独立に−SOCH=CHを表すか、又は、−SOCHCH〜−SOCHCH13、及び−SOCHCH15を表す。
〜L13及びL15は、それぞれ独立にアルカリの作用で脱離する基を表す。
本明細書において、アルカリの作用で脱離する基は、硫酸エステル基、チオ硫酸エステル基、リン酸エステル基、酢酸エステル基又はハロゲン原子を意味する。
上式(I)、(III)〜(VII)、(IX)及び(X)において、X、X、X、X10、X12、X14、及びX17〜X19で示されるハロゲン原子としては、好ましくは塩素原子又はフッ素原子であり、より好ましくは塩素原子である。
式(I)において、R及びRで表されるアルキル基としては、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基が挙げられる。
また、式(I)において、R及びRで表されるアルコキシ基としては、メトキシ基やエトキシ基等の炭素数1〜4のアルコキシ基が挙げられる。
及びRで表される上記のアルキル基及びアルコキシ基としては、メチル基やメトキシ基が好ましい。
さらに、式(I)において、R及びRで表されるアルキルカルボニルアミノ基としては、アセチルアミノ基やプロピオニルアミノ基等が挙げられる。
及びRとしては、一方が水素原子であり、他方がウレイド基であることが特に好ましい。
式(II)において、R及びRで表されるアルキル基としては、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基が挙げられる。
また、式(II)において、R及びRで表されるアルコキシ基としては、メトキシ基やエトキシ基等の炭素数1〜4のアルコキシ基が挙げられる。
及びRで表される上記のアルキル基及びアルコキシ基としては、メチル基やメトキシ基が好ましい。
式(II)において、R及びRで表されるアルキルカルボニルアミノ基としては、アセチルアミノ基やプロピオニルアミノ基等の炭素数2〜4のアルキルカルボニルアミノ基が挙げられる。
及びRとしては、水素原子、メチル基又はメトキシ基が好ましい。
式(II)において、Rは水素原子又はアルキル基を表す。該アルキル基としては、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基が挙げられる。
式(II)において、好ましいRは水素原子である。
式(II)において、Xは上式(2a)で示される基を表す。式(2a)において、Rは水素原子又はアルキル基を表す。該アルキル基は、前述したように、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基である。式(2a)において、Dはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は前述したように1〜3個の置換基[アルキル基、ハロゲン原子及びスルホ基(−SOH)の群から選ばれる]で置換されていてもよい。
式(II)において、Xは置換されていてもよいフェニルアミノ基を表す。該フェニルアミノ基としては、例えばフェニルにおける1〜3個の水素原子が前述したように1〜3個の置換基[アルキル基、ハロゲン原子及びスルホ基の群から選ばれる]で置換されていてもよい基が挙げられる。
好ましいXとしては、上記フェニルにおける1〜2個の水素原子が1〜2個のスルホ基で置換されたフェニルアミノ基が挙げられる。
上式(III)において、Rは水素原子、アルキル基又はアルコキシ基を表す。該アルキル基又はアルコキシ基としては、メチル基、エチル基、メトキシ基やエトキシ基等の炭素数1〜4のアルキル基や炭素数1〜4のアルコキシ基が好ましい。特に好ましいRは、メトキシ基である。
上式(IV)において、Xは置換されていてもよいフェニルアミノ基を表す。該フェニルアミノ基としては、好ましくは、フェニルにおける1〜2個の水素原子がメチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子及びスルホ基からなる群より選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいフェニルアミノ基が挙げられる。
上式(V)において、Mはフェニル基を表す。該フェニル基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。具体的には、フェニルにおける1〜2個の水素原子が、例えば、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子、スルホ基、−SOCH=CH及び−SOCHCHOSOHからなる群より選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいフェニル基が好ましい。特に好ましいMとしては、フェニルにおける1個の水素原子が1個の−SOCH=CH又は−SOCHCHOSOHで置換されたフェニル基が挙げられる。
上式(V)において、Mはフェニレン基を表す。該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。具体的には、フェニレンにおける1〜2個の水素原子が、例えばメチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子及びスルホ基の群から選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいフェニレン基が好ましい。特に好ましいMとしては、フェニレンにおける1個の水素原子が、1個のスルホ基で置換されたフェニレン基が挙げられる。
式(V)におけるXは、上式(5a)で示される基を表す。該式(5a)におけるGは、好ましくは、無置換フェニレン基又は炭素数2〜4の直鎖状アルキレン基を表す。
より好ましいGは炭素数2〜4の直鎖状アルキレン基であり、特に好ましいGはエチレン基である。
式(V)におけるR13及びR14は、それぞれ独立に、水素原子又はアルキル基を表す。好ましいR13及びR14は、それぞれ独立に、水素原子、メチル基又はエチル基である。
式(V)におけるR15はフェニルアミノ基を表す。該フェニルアミノ基におけるフェニルの1〜2個の水素原子は、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子及びスルホ基からなる群より選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよい。
上式(VI)におけるMeは原子番号27〜29の金属イオンを表す。該金属イオンとしては、銅イオンが好ましい。
式(VI)におけるX11は上式(6a)で示される基を表し、X12は塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子を表す。
式(6a)におけるR17は水素原子又はアルキル基を表す。該アルキル基としては、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基が挙げられる。式(6a)におけるHは、フェニレン基を表す。該フェニレン基における1〜3個の水素原子は、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子及びスルホ基の群から選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい。
式(6a)におけるYは、−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lは、前述したとおり、アルカリの作用で脱離する基である。
上式(VII)において、W及びWは、それぞれ独立に水素原子、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基又はメトキシ基やエトキシ基等の炭素数1〜4のアルコキシ基を表す。W及びWは、好ましくはハロゲン原子であり、特に好ましくは塩素原子である。
式(VII)において、P及びPはそれぞれ独立に水素原子、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基、メトキシ基やエトキシ基等の炭素数1〜4のアルコキシ基又はカルボキシル基を表す。
式(VII)中のX13は、上式(7a)を表し、式(7a)中のR18は水素原子又はメチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基を表す。式(VII)中のIは、フェニレン基を表す。該フェニレン基における1〜3個の水素原子は、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基やスルホ基等の1〜3個の置換基で置換されていてもよい。
また、式(VII)中のX14は、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子又は置換されていてもよい炭素数1〜4のアルキルアミノ基を表す。
置換されていてもよい炭素数1〜4のアルキルアミノ基としては、例えば、ヒドロキシ基、シアノ基、炭素数1〜4のアルコキシ基、塩素原子や臭素原子等のハロゲン原子やスルホ基で置換されていてもよいアルキルアミノ基が挙げられる。
該アルキルアミノ基として、具体的には、2−ヒドロキシエチルアミノ基、2−ヒドロキシプロピルアミノ基、3−ヒドロキシプロピルアミノ基、3−ヒドロキシブチルアミノ基、4−ヒドロキシブチルアミノ基、2,3−ジヒドロキシプロピルアミノ基、3,4−ジヒドロキシブチルアミノ基、シアノメチルアミノ基、2−シアノエチルアミノ基、3−シアノプロピルアミノ基、メトキシエチルアミノ基、エトキシメチルアミノ基、2−メトキシエチルアミノ基、2−エトキシエチルアミノ基、3−メトキシプロピルアミノ基、3−エトキシプロピルアミノ基、2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピルアミノ基、クロロメチルアミノ基、ブロモメチルアミノ基、2−クロロエチルアミノ基、2−ブロモエチルアミノ基、3−クロロプロピルアミノ基、3−ブロモプロピルアミノ基、4−クロロブチルアミノ基、4−ブロモブチルアミノ基、スルホメチルアミノ基、2−スルホエチルアミノ基、3−スルホプロピルアミノ基や4−スルホブチルアミノ基等が挙げられる。
上式(VIII)におけるX15は、上式(8a)で示される基を表す。該式(8a)におけるJはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。また、式(8a)におけるY10は、−SOCH=CH又は−SOCHCH10を表す。L10は、上述したように、アルカリの作用で脱離する基である。
上式(IX)におけるm5は1〜3の整数を表す。X17はハロゲン原子を表す。
16は上式(9a)で示される基を表す。式(9a)におけるR19は、水素原子又はアルキル基を表す。該アルキル基は、上述したメチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基である。
19としては、水素原子又はメチル基が好ましい。
式(9a)におけるKは、フェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。該置換基としては、例えば、メチル基やエチル基等の炭素数1〜4のアルキル基やスルホ基等が挙げられる。
式(9a)におけるY11は−SOCH=CH又は−SOCHCH11を表す。また、L11は上述したようにアルカリの作用で脱離する基である。
上式(X)におけるR20及びR21は、好ましくは、それぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。該炭素数1〜4のアルキル基における1〜3個の水素原子は、スルホ基等の1〜3個の置換基で置換されていてもよい。
特に好ましいR20及びR21は、それぞれ独立に水素原子、メチル基又はエチル基である。
また、式(X)におけるX18及びX19は、それぞれ独立にハロゲン原子を表す。該ハロゲン原子としては、好ましくは塩素原子又は臭素原子である。
さらに、式(X)におけるX20は、上式(10a)で示される基を表す。
式(10a)において、R22は水素原子又はアルキル基を表す。該アルキル基における1〜3個の水素原子は、例えば、1〜3個のスルホ基又は炭素数1〜4のアルコキシ基で置換されていてもよい。また、式(10a)において、Qはフェニレン基を表す。該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。該置換基としては、例えば、上述した式(9a)におけるフェニレン基Kにおける置換基と同様の基が挙げられる。
また、式(10a)において、Y12は−SOCH=CH又は−SOCHCH12を表す。L12は前述したようなアルカリの作用で脱離する基を表す。
上式(XI)におけるY13及びY14は、それぞれ独立に−SOCH=CH又は−SOCHCH13を表す。L13は上述したアルカリの作用で脱離する基を表す。
本発明の染色方法における式(I)〜(XI)で示される反応染料は、例えば、特開昭63−225664号公報、特開平5−247366号公報、特開昭50−178号公報、特開2001−335719号公報、特開平5−117538号公報、特開平11−222561号公報、特開昭59−15451号公報、特開平9−202788号公報、特公昭26−1989号公報、特開昭56−128380号公報や特開2001−200173号公報等に記載の方法により、製造することができる。
本発明において用いられる黄色反応染料a)としては、式(I)で示される染料が好ましい。また、上記黄色反応染料a)としては、式(I)で示される染料と式(II)で示される染料の混合物がより好ましい。
上述した黄色反応染料a)の化合物又は混合物に混合する赤色反応染料b)としては、式(III)〜(V)で示される染料のいずれか1つ以上が好ましい。また、赤色反応染料(III)〜(V)の中でも、式(III)及び(IV)で示される染料の混合物、又は、式(III)及び(V)で示される染料の混合物がより好ましい。
上述した黄色反応染料の単独、又は該黄色反応染料と赤色反応染料の混合物に配合する青色反応染料c)としては、式(VI)又は(IX)で示される染料が好ましい。そして、青色反応染料として式(VI)で示される染料を配合する場合は、さらに式(VII)で示される染料、又は、式(VIII)若しくは(IX)で示される染料も混合することがより好ましい。この場合、式(IX)で示される染料を混合するほうが特に好ましい。
同様に、式(VI)で示される染料と混合する染料は、式(VIII)で示される染料よりも式(IX)で示される染料の方が特に好ましい。
また、青色反応染料として式(IX)で示される染料と式(XI)で示される染料との混合物を加えることが殊に好ましい。
本発明の染色方法においては、青色反応染料c)として、式(VI)で示される染料と式(VII)で示される染料と式(IX)で示される染料との混合物が最適である。
本発明の染色方法においては、黄色反応染料としては、遊離酸の形で表すと、下式(XII)、(XIII)又は(XIV)で示される染料が好ましい。
Figure 2006022447
(XII)
[式中、R及びYは前記の意味を表す。]
Figure 2006022447
(XIII)
[式中、R、R、Y及びYは前記の意味を表す。]
Figure 2006022447
(XIV)
[式中、R、X及びYは前記の意味を表す。]
また、赤色反応染料としては、遊離酸の形で表すと、下式(XV)、(XVI)、(XVII)、(XVIII)又は(XIX)で示される染料が好ましい。
Figure 2006022447
(XV)
[式中、R11及びYは前記の意味を表す。]
Figure 2006022447
(XVI)
[式中、R10、R11、Y及びYは前記の意味を表す。]
Figure 2006022447
(XVII)
[式中、R12及びYは前記の意味を表す。]
Figure 2006022447
(XVIII)
[式中、R12及びYは前記の意味を表す。]
Figure 2006022447
(XIX)
(式中、R15、R16、Y及びY15は前記の意味を表す。)
さらに、青色反応染料としては、遊離酸の形で表すと、下式(XX)、(XXI)、(XXII)、(XXIII)、(XXIV)又は(XXV)で示される染料が好ましい。
Figure 2006022447
(XX)
(式中、R17及びYは前記の意味を表す。)
Figure 2006022447
(XXI)
(式中、R18、X14及びYは前記の意味を表す。)
Figure 2006022447
(XXII)
(式中、Y10は前記の意味を表す。)
Figure 2006022447
(XXIII)
(式中、R19及びY11は前記の意味を表す。)
Figure 2006022447
(XXIV)
(式中、R22及びY12は前記の意味を表す。)
Figure 2006022447
(XXV)
Figure 2006022447
(1)
Figure 2006022447
(2)
Figure 2006022447
(XXVIII)
(式中、Xは前記の意味を表す。)
Figure 2006022447
(5)
Figure 2006022447
(XXX)
Figure 2006022447
(XXXI)
Figure 2006022447
(XXXII)
Figure 2006022447
(XXXIII)
Figure 2006022447
(11)
Figure 2006022447
(XXXV)
Figure 2006022447
(XXXVI)
Figure 2006022447
(XXXVII)
Figure 2006022447
(XXXVIII)
本発明において、一般式(I)〜(XI)で示される反応染料は、遊離酸の形でまたはその塩の形で存在し、特にアルカリ金属及びアルカリ土類金属塩、特にナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩が好ましい。
本発明において使用する反応染料の混合方法は特に限定されるものではなく、染色に用いられる前に予め混合しておいてもよいし、染色時に混合してもよい。
本発明は、上記a)、b)及びc)で示される反応染料から選ばれる1種以上の染料を用いる大豆蛋白含有繊維、又は、該大豆蛋白含有繊維と他の繊維とからなる混用繊維の染色方法である。
黄色反応染料としては、上式(I)及び(II)で示される染料の一つ以上である。また、赤色反応染料としては、上式(III)〜(V)で示される染料の一つ以上である。さらに、青色反応染料としては、上式(VI)〜(XI)で示される染料の一つ以上である。
好ましい青色反応染料としては、染料(VI)の少なくとも1種、染料(VIII)の少なくとも1種、染料(IX)の少なくとも1種、染料(X)の少なくとも1種、染料(XI)の少なくとも1種、染料(VI)及び(VII)からそれぞれ選ばれる少なくとも2種、染料(VI)及び(VIII)からそれぞれ選ばれる少なくとも2種、染料(VI)及び(IX)からそれぞれ選ばれる少なくとも2種、染料(IX)及び(XI)からそれぞれ選ばれる少なくとも2種、又は、染料(VI)、(VII)及び(IX)からそれぞれ選ばれる少なくとも3種である。
黄色反応染料、赤色反応染料及び青色反応染料の混合割合は、所望の色相、所望の染色形式や各反応染料の染色速度等に応じて、適宜決定することができる。
また、各色反応染料が2種以上の染料混合物であるときは、ある単体染料と他の単体染料との混合割合は、重量比で1:1〜1:30の範囲であることが好ましい。
本発明に使用する反応染料は、その形態において特に限定されるものではなく、粉末状であってもよく、顆粒状であってもよく、液体状であってもよい。
本発明に使用する各反応染料は、必要に応じて、芒硝や食塩等の無機塩、ナフタレンスルホン酸ソーダ/ホルマリン縮合物、アルキルナフタレンスルホン酸ソーダ/ホルマリン縮合物やアセチルアミノナフトール系化合物等の分散剤;ジ−2−エチルヘキシルテレフタレート系等の粉塵飛散防止剤;酢酸ナトリウム塩や燐酸ナトリウム塩等のpH緩衝剤;ポリ燐酸塩等の硬水軟化剤;染色助剤;その他の染料等を含有することができる。
その他の染料としては、例えば、繊維反応基としてスルファトエチルスルホン基、ビニルスルホン基、モノクロロトリアジン基、モノフルオロトリアジン基、モノニコチン酸トリアジン基、ジクロロトリアジン基、ジフルオロモノクロロピリミジン基及びトリクロロピリミジン基の1種以上を1つ以上有する染料が挙げられる。また、Sumifix、Sumifix HF、Sumifix Supra、Remazol、Levafix 、ReaNova、Procion、Cibacron、Basilen、Drimarene、kayacion、Kayacelon React等の冠称名で市販されている染料、更には、特開昭50−178号、特開昭56−9483号、特開昭56−15481号、特開昭56−118976号、特開昭56−128380号、特開昭57−2365号、特開昭57−143360号、特開昭58−191755号、特開昭59−96174号、特開昭60−123559号、特開昭60−229957号、特開昭60−260654号、特開昭61−155469号、特開昭61−225256号、特開昭63−77974号、特開平1−185370号、特開平3−770号、特開平5−32907号や特開平6−287463号の各公報に記載されている染料等が例示される。
本発明に使用する反応染料a)、b)及びc)は、大豆蛋白含有繊維や該大豆蛋白含有繊維と他の繊維とからなる混用繊維の染色又は捺染に有用である。大豆蛋白含有繊維としては、特に限定されるものではないが、大豆から得られる蛋白質とポリビニルアルコールを原料として用い、場合によっては、ホルマリン等でアセタール化して製造された繊維材料が挙げられる。この繊維材料における大豆蛋白含有率も特に制限されるものではないが、好ましくは10〜80重量%である。また、大豆蛋白含有繊維と混用される繊維材料としては、特に限定されないが、木綿やレーヨン等の天然又は再生セルロース系繊維材料、及び、シルクや羊毛等に代表される天然ポリアミド系繊維材料が例示される。
本発明における染色及び捺染の方法としては、特に限定されない。吸尽染色方法では、例えば、無機中性塩(無水芒硝や食塩等)及びアルカリ(炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、第三燐酸ソーダや苛性ソーダ等)の単独又は両方の存在下に染色する方法等が例示される。吸尽染色に用いる無機中性塩や酸結合剤の使用量は、1g/l以上、例えば100g/l以上用いてもよい。また、これらの無機中性塩やアルカリの染浴への投入は、一度に行ってもよく、分割して投入してもよい。
染色の際には、均染剤、緩染剤や浴中柔軟剤等のその他の染色助剤を併用してもよい。染色温度は通常40〜90℃の範囲であり、好ましくは40〜80℃の範囲である。
吸尽染色法の別の方法としては、例えば、酸性〜弱酸性の染浴中で、場合によりpHを制御しながら、上記の無機中性塩を使用して、約60〜100℃程度の温度範囲で、本発明で使用する反応染料を吸尽させ、次いで、60〜120℃の温度範囲で中性〜アルカリ性にpHを変化させて、上記の繊維材料を染色する方法等が例示される。
コールドバッチアップ染色法では、無機中性塩(無水芒硝や食塩等)及びアルカリ(苛性ソーダやケイ酸ソーダ等)を用いてパジング後、密閉包装材料中に0〜90℃の温度範囲(好ましくは10〜40℃の温度範囲)で放置して、上記の繊維材料を染色する方法等が例示される。また、連続染色方法では、アルカリ(炭酸ソーダ、重炭酸ソーダや苛性ソーダ等)を染料パジング液に混合してパジング後、乾熱又は蒸熱により上記繊維材料を染色する一浴パジング法が挙げられる。さらに、染料パジング後、無機中性塩(無水芒硝や食塩等)及びアルカリ(苛性ソーダやケイ酸ソーダ等)をパジングし、公知の方法で乾熱又は蒸熱により上記繊維材料を染色する二浴パジング法等が例示される。
捺染方法では、アルカリ(炭酸ソーダや重炭酸ソーダ等)を含む捺染ペーストを印捺後、乾燥、蒸熱して、上記繊維材料を捺染する一相捺染法が挙げられる。また、捺染ペーストを印捺後、無機中性塩(無水芒硝や食塩等)及びアルカリ(苛性ソーダやケイ酸ソーダ等)の溶液の80℃以上の高温中に投入して上記繊維材料を捺染する二相捺染法で捺染する方法が例示される。
本発明において、染色や捺染時に、均染剤、緩染剤や浴中柔軟剤を併用してもよい。
大豆蛋白含有繊維又は該大豆蛋白繊維と他の繊維とからなる混用繊維上に上記の反応染料を固定させるのに適したアルカリは、例えばアルカリ金属又はアルカリ土類金属と無機酸又は有機酸との水溶性塩基性塩等の化合物である。特に、アルカリ金属の水酸化物、無機酸(弱〜中程度の強さ)のアルカリ金属塩又は有機酸のアルカリ金属塩が挙げられる。これらのうち、特にソーダ塩及びカリウム塩が好ましい。アルカリの具体例としては、苛性ソーダ、苛性カリ、重曹、炭酸ソーダ、蟻酸ソーダ、炭酸カリ、第一燐酸ソーダ、第二燐酸ソーダ、第三燐酸ソーダ、ケイ酸ソーダやトリクロロ酢酸ソーダ等が挙げられる。
上記特定の反応染料を用いる本発明の染色方法によれば、特に吸尽染色において、大豆蛋白含有繊維又は該大豆蛋白繊維と他の繊維とからなる混用繊維を染色する際の染色温度依存性や浴比依存性が小さく、染色再現性や得られる染色物の均染性が優れている。また、本発明の染色方法によれば、上記染色物のビルドアップ性や各種の堅牢度が良好である。そして、本発明の染色方法によれば、反応染料同士の相容性が良好であり、安定した染色を行うことができる。さらに、上記混用繊維の染色において、大豆蛋白繊維と他の繊維を同色に染色することができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。なお、例中における%及び部は、特記しない限り、重量%及び重量部を表す。
実施例1
遊離酸の形で表すと、上式(1)で示される染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入後、60℃で60分間編み物を染色した後、洗浄した。斑がなく、均一な黄色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例2
遊離酸の形で表すと、上式(2)で示される染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は70℃)中に投入し、投入後70℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入後、70℃で60分間編み物を染色した後、洗浄した。斑がなく、均一な黄色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例3
遊離酸の形で表すと、下式(3)
Figure 2006022447
(3)
で示される染料500部と上式(1)で示される染料500部を混合して、黄色の染料混合物を得る。この混合物0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な黄色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例4
遊離酸の形で表すと、下式(4)
Figure 2006022447
(4)
で示される染料0.05g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入後、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄する。斑がなく、均一な黄色の染色物が得られ、染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好である。また、染色再現性は良好である。
実施例5
遊離酸の形で表すと、上式(1)で示される染料150部と上式(4)で示される染料850部を混合すると、黄色の反応染料混合物が得られる。この染料混合物0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄する。斑がなく、均一な黄色の染色物が得られる。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好である。また、染色再現性は良好である。
実施例6
遊離酸の形で表すと、上式(5)で示される染料0.05g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理後、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な黄色赤色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例7
遊離酸の形が、下式(6)
Figure 2006022447
(6)
で示される染料0.05g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入した。投入後、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な黄色赤色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例8
遊離酸の形で表すと、下式(7)
Figure 2006022447
(7)
で示される染料0.05g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理した。次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な赤色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例9
遊離酸の形で表すと、下式(8)
Figure 2006022447
(8)
で示される染料0.05g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、後60℃で60分間編み物を染色後、洗浄する。斑がなく、均一な赤色の染色物が得られる。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例10
遊離酸の形が、下式(9)
Figure 2006022447
(9)
で示される染料0.05g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄する。斑がなく、均一な赤色の染色物が得られる。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例11
遊離酸の形が、下式(10)
Figure 2006022447
(10)
で示される染料0.05g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は70℃)中に投入し、投入後70℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、70℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な赤色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例12
遊離酸の形が、上式(5)で示される染料300部、及び、上式(9)で示される染料700部を混合すると赤色の反応染料混合物が得られる。この染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄する。斑がなく、均一な赤色の染色物が得られる。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好である。また、染色再現性は良好である。
実施例13
遊離酸の形が、上式(5)で示される染料300部、及び、上式(10)で示される染料700部を混合して赤色の染料混合物を得た。この染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は70℃)中に投入し、投入後70℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、70℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な赤色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例14
遊離酸の形が、上式(7)で示される染料900部、上式(9)で示される染料100部を混合すると赤色の染料混合物が得られる。この染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄する。斑がなく、均一な赤色の染色物が得られる。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例15
遊離酸の形が、上式(11)で示される染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な青色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例16
遊離酸の形で表すと、下式(12)
Figure 2006022447
(12)
で示される染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は50℃)中に投入し、投入後50℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、50℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な青色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例17
遊離酸の形が、下式(13)
Figure 2006022447
(13)
で示される染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な青色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例18
遊離酸の形が、下式(14)
Figure 2006022447
(14)
で示される染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄する。斑がなく、均一な青色の染色物が得られる。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例19
遊離酸の形が、下式(15)
Figure 2006022447
(15)
で示される染料0.20g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は70℃)中に投入し、投入後70℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、70℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な青色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であった。また、染色再現性も良好であった。
実施例20
遊離酸の形が、下式(16)
Figure 2006022447
(16)
で示される染料0.20g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は50℃)中に投入し、投入後50℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、50℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な青色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であった。また、染色再現性も良好であった。
実施例21
遊離酸の形が、下式(17)
Figure 2006022447
(17)
で示される染料400部及び上式(11)で示される染料600部を混合すると青色の染料混合物が得られる。この染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は70℃)中に投入し、投入後70℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、70℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な青色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例22
遊離酸の形が、上式(11)で示される染料500部及び上式(12)で示される染料500部を混合すると青色の染料混合物が得られる。この染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄する。斑がなく、均一な青色の染色物が得られる。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例23
遊離酸の形が、上式(11)で示される染料200部及び上式(13)で示される染料800部を混合すると青色の染料混合物が得られる。この染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄する。斑がなく、均一な青色の染色物が得られる。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例24
遊離酸の形が、上式(12)で示される染料500部及び上式(13)で示される染料500部を混合すると、青色の染料混合物が得られる。この染料0.10g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄する。斑がなく、均一な青色の染色物が得られる。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例25
遊離酸の形が、上式(13)で示される染料300部及び上式(16)で示される染料700部を混合すると、青色の染料混合物が得られる。この染料0.20g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄する。斑がなく、均一な青色の染色物が得られる。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例26
遊離酸の形が、上式(11)で示される染料650部、上式(13)で示される染料150部及び上式(17)で示される染料200部を混合して青色の染料混合物を得た。この染料0.20g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、この温度で60分間編み物を染色後、洗浄した。斑がなく、均一な青色の染色物が得られた。染色物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度や塩素堅牢度は良好であり、染色再現性も良好である。
実施例27
遊離酸の形が、上式(1)で示される染料0.05g、上式(7)で示される染料0.05g及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、この温度で60分間編み物を染色後、洗浄すると、洗濯、汗日光、耐光及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない均一なオレンジ色の染色物が得られる。上記染色の再現性も良好である。
実施例28〜65
下表1に記載の2種の染料A及びBを用いて、実施例27に記載の方法に準じて染色すると、諸堅牢度に優れた染色物を再現性良く得ることができる。
Figure 2006022447
実施例66〜101
下表2及び3に記載の3種の染料C、D及びEを用いて、実施例27に記載の方法に準じて染色すると、諸堅牢度に優れた染色物を再現性良く得ることができる。
Figure 2006022447
Figure 2006022447
実施例102
実施例87で使用したものと同種及び同量の染料及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維2.5gと綿繊維2.5gからなる編み物をセットした染色装置(浴比1:20、浴温は70℃)中に投入し、投入後70℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、70℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、大豆蛋白含有繊維及び綿繊維の色相が近似であり、斑のない均一な茶色の染色物が得られた。また、上記染色の再現性も良好である。
実施例103
実施例88で使用した同種、同量の染料及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維2.5gと綿繊維2.5gからなる編み物をセットした染色装置(浴比1:20、浴温は70℃)中に公知の方法で投入し、投入後70℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に、この温度で60分間編み物を染色後、洗浄すると、洗濯、汗日光、耐光及び塩素堅牢度が良好であり、大豆蛋白含有繊維及び綿繊維の色相が近似である斑のない均一な茶色の染色物が得られた。また、上記染色の再現性も良好である。
比較例1
0.1gのC.I.Reactive Yellow 84、0.09gのC.I.Reactive Red 141及び0.09gのC.I.Reactive Blue 160の染料混合物を使用し、且つ染色温度を80℃とする以外は実施例103と同様にして大豆蛋白含有繊維2.5gと綿繊維2.5gからなる編み物を染色した。
得られた染色物は、綿繊維が茶色であり、大豆蛋白含有繊維が紫色の染色物であって、互いの色相が近似のものではなかった。
実施例104
実施例97で使用した染料混合物及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維2.5gと綿繊維2.5gからなる編み物をセットした染色装置(浴比1:20、浴温は70℃)中に投入し、投入後70℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に70℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。
洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、大豆蛋白含有繊維及び綿繊維の色相が近似であり、且つ斑のない均一な茶色の染色物が得られた。また、上記染色の再現性も良好である。
実施例105
実施例98で使用した染料混合物及び無水芒硝5.0gを、大豆蛋白含有繊維2.5gと綿繊維2.5gからなる編み物をセットした染色装置(浴比1:20、浴温は70℃)中に投入し、70℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、更に70℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。
洗濯堅牢度、汗日光堅牢度、耐光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、大豆蛋白含有繊維及び綿繊維の色相が近似であり、且つ斑のない均一な茶色の染色物が得られた。また、上記染色の再現性も良好である。
実施例106
実施例69で使用した染料混合物の200部を熱水で溶解後、25℃まで冷却し、アルギン酸ソーダ1部、メタニトロベンゼンスルホン酸ソーダ10部及び炭酸水素ナトリウム20部を添加し、更に水を加えて全量を25℃で1000部とした。この液をパジング液として用いて、大豆蛋白含有繊維と綿からなる織物をパジングし、織物を120℃で2分間乾燥し、次いで100℃で5分間スチーミングして染料を固着させる。均一な茶色であり、洗濯、汗日光及び塩素堅牢度が良好な染色物が得られる。又、上記染色を繰り返しても、染色の再現性は良好である。
実施例107
実施例69で使用した反応染料混合物を用いて、以下の組成をもつ色糊を作る。
Figure 2006022447
この色糊を大豆蛋白含有繊維上に印捺し、中間乾燥後、100℃で5分間スチーミングを行い、湯洗い、ソーピング、湯洗い後、乾燥して仕上げる。均一な茶色の捺染物が得られる。得られる捺染物の洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度等は良好である。
実施例108
実施例69で使用した反応染料混合物30gをそれぞれ熱水に溶解した後、25℃に冷却する。この染料溶液に、32.5%苛性ソーダ水溶液15g及び50度ボーメの水ガラス150gを添加し、更に25℃で水を加えて全量を1000gとした直後に、この液をパジング液として木綿織物をパジングする。パジングした木綿織物を巻き上げ、ポリエチレンフィルムで密閉して25℃の室温で20時間放置した後、常法で洗浄し、乾燥して仕上げる。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度等が良好であり、均一な茶色の染色物が得られる。
本発明の方法で得られる染色物や捺染物は、絹のような光沢を持ち、通気性と保温性に優れ、軽量であるので、天然繊維の代替品として有用である。

Claims (16)

  1. 下記の黄色反応染料a)、赤色反応染料b)及び青色反応染料c)の3つの反応染料から選ばれる一つ以上の染料を用いることを特徴とする大豆蛋白含有繊維、又は、該大豆蛋白含有繊維と他の繊維とからなる混用繊維の染色方法。
    a)遊離酸の形で表すと、下式(I)又は(II)で示される黄色反応染料、
    b)遊離酸の形で表すと、下式(III)〜(V)のいずれかで示される赤色反応染料、
    c)遊離酸の形で表すと、下式(VI)〜(XI)のいずれかで示される青色反応染料
    Figure 2006022447
    (I)
    [式(I)中、m1は1〜3の整数を表す。R及びRはそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルカルボニルアミノ基又はウレイド基を表す。
    はハロゲン原子又は下式(1a)で示される基を表し、Xは下式(1b)で示される基を表す。
    −N(R)−A−Y (1a)
    −N(R)−B−Y (1b)
    (式中、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又はアルキル基を表す。A及びBはそれぞれ独立にフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表し、Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。L及びLはそれぞれ独立にアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
    Figure 2006022447
    (II)
    [式(II)中、m2は0〜2の整数を表す。R及びRはそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルカルボニルアミノ基又はウレイド基を表す。Rは水素原子又はアルキル基を表す。
    は下式(2a)で示される基を表す。
    −N(R)−D−Y (2a)
    (式中、Rは水素原子又はアルキル基を表す。Dはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)
    は置換されていてもよいフェニルアミノ基を表す。該フェニルアミノ基におけるフェニルの1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。また、フェニルアミノ基におけるアミノの1個の水素原子は1個の置換基で置換されていてもよい。]
    Figure 2006022447
    (III)
    [式(III)中、mは0又は1を表す。Rは水素原子、アルキル基又はアルコキシ基を表す。Xはハロゲン原子又は下式(3a)で示される基を表す。
    −N(R10)−D−Y (3a)
    (式中、R10は水素原子又はアルキル基を表す。Dはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)
    は下式(3b)で示される基を表す。
    −N(R11)−E−Y (3b)
    (式中、R11は水素原子又はアルキル基を表す。Eはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
    Figure 2006022447
    (IV)
    [式(IV)中、m4は1〜3の整数を表す。Xは下式(4a)で示される基を表す。
    −N(R12)−E−Y (4a)
    (式中、R12は水素原子又はアルキル基を表す。Eはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)
    はハロゲン原子、フェニルアミノ基、モルホリノ基、ピペリジノ基又はピペラジノ基を表す。また、Xで表されるフェニルアミノ基におけるフェニルの1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。そして、フェニルアミノ基におけるアミノの1個の水素原子は1個の置換基で置換されていてもよい。]
    Figure 2006022447
    (V)
    [式(V)中、Mはフェニル基を表し、該フェニル基における1〜3個の水素原子は、それぞれ、1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Mはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は、それぞれ、1〜3個の置換基で置換されていてもよい。
    13及びR14はそれぞれ独立に水素原子又はアルキル基を表す。R15はフェニルアミノ基を表す。また、該フェニルアミノ基におけるフェニルの1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。そして、フェニルアミノ基におけるアミノの1個の水素原子は1個の置換基で置換されていてもよい。
    は下式(5a)で示される基を表し、X10はハロゲン原子を表す。
    −N(R16)−G−Y (5a)
    (式中、R16は水素原子又はアルキル基を表す。Gはフェニレン基又は炭素数2〜4の直鎖状アルキレン基を表す。Gで表されるフェニレン基における1〜3個の水素原子は、1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表し、Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
    Figure 2006022447
    (VI)
    [式(VI)中、Meは原子番号が27〜29の金属イオンを表し、X11は下式(6a)で示される基を表し、X12はハロゲン原子を表す。
    −N(R17)−H−Y (6a)
    (式中、R17は水素原子又はアルキル基を表す。Hはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
    Figure 2006022447
    (VII)
    [式(VII)中、W及びWはそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を表す。P及びPはそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基又はカルボキシル基を表す。X13は下式(7a)で示される基を表す。
    −N(R18)−I−Y (7a)
    (式中、R18は水素原子又はアルキル基を表す。Iはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Yは−SOCH=CH又は−SOCHCHを表す。Lはアルカリの作用で脱離する基を表す。)
    14はハロゲン原子又はアルキルアミノ基を表す。該アルキルアミノ基中のアルキルにおける1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。]
    Figure 2006022447
    (VIII)
    [式(VIII)中、X15は下式(8a)で示される基を表す。
    −NH−J−Y10 (8a)
    (式中、Jはフェニレン基を表す。該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Y10は−SOCH=CH又は−SOCHCH10を表す。L10はアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
    Figure 2006022447
    (IX)
    [式(IX)中、m5は1〜3の整数を表す。X17はハロゲン原子を表す。X16は下式(9a)で示される基を表す。
    −N(R19)−K−Y11 (9a)
    (式中、R19は水素原子又はアルキル基を表す。R19で表されるアルキル基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Kはフェニレン基を表し、該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Y11は−SOCH=CH又は−SOCHCH11を表す。L11はアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
    Figure 2006022447
    (X)
    [式(X)中、X18及びX19はそれぞれ独立にハロゲン原子を表す。R20及びR21はそれぞれ独立に水素原子又はアルキル基を表す。該アルキル基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。X20は下式(10a)で示される基を表す。
    −N(R22)−Q−Y12 (10a)
    (式中、R22は水素原子又はアルキル基を表す。該アルキル基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Qはフェニレン基を表す。該フェニレン基における1〜3個の水素原子は1〜3個の置換基で置換されていてもよい。Y12は−SOCH=CH又は−SOCHCH12を表す。L12はアルカリの作用で脱離する基を表す。)]
    Figure 2006022447
    (XI)
    [式(XI)中、Y13及びY14はそれぞれ独立に−SOCH=CH又は−SOCHCH13を表す。L13はアルカリの作用で脱離する基を表す。]
  2. 反応染料が、黄色反応染料a)である請求項1に記載の染色方法。
  3. 反応染料が、赤色反応染料b)である請求項1に記載の染色方法。
  4. 反応染料が、青色反応染料c)である請求項1に記載の染色方法。
  5. 黄色反応染料a)が、式(I)で示される染料である請求項2に記載の染色方法。
  6. 黄色反応染料a)が、式(I)及び式(II)で示される染料の混合物である請求項2に記載の染色方法。
  7. 赤色反応染料b)が、式(III)で示される染料、式(IV)で示される染料又は式(V)で示される染料である請求項3に記載の染色方法。
  8. 赤色反応染料b)が、式(III)及び式(IV)で示される染料の混合物である請求項3に記載の染色方法。
  9. 青色反応染料c)が、式(VI)で示される染料又は式(IX)で示される染料である請求項4に記載の染色方法。
  10. 青色反応染料c)が、式(VI)及び式(VII)で示される染料の混合物である請求項4に記載の染色方法。
  11. 青色反応染料c)が、式(VI)、式(VIII)及び式(IX)で示される染料の混合物である請求項4に記載の染色方法。
  12. 青色反応染料c)が、式(VI)、式(VII)及び式(IX)で示される染料の混合物である請求項4に記載の染色方法。
  13. 青色反応染料c)が、式(VI)、式(VII)及び式(XI)で示される染料の混合物である請求項4に記載の染色方法。
  14. 黄色反応染料a)が、遊離酸の形で表すと、下式(XII)で示される染料、下式(XIII)で示される染料又は下式(XIV)で示される染料である請求項1〜13のいずれかに記載の染色方法。
    Figure 2006022447
    (XII)
    [式中、R及びYは請求項1記載と同じ定義である。]
    Figure 2006022447
    (XIII)
    [式中、R、R、Y及びYは請求項1記載と同じ定義である。]
    Figure 2006022447
    (XIV)
    [式中、R、X及びYは請求項1記載と同じ定義である。]
  15. 赤色反応染料が、遊離酸の形で表すと、下式(XV)で示される染料、下式(XVI)で示される染料、下式(XVII)で示される染料、下式(XVIII)で示される染料又は下式(XIX)で示される染料である請求項1〜14のいずれかに記載の染色方法。
    Figure 2006022447
    (XV)
    [式中、R11及びYは請求項1記載と同じ定義である。]
    Figure 2006022447
    (XVI)
    [式中、R10、R11、Y及びYは請求項1記載と同じ定義である。]
    Figure 2006022447
    (XVII)
    [式中、R12及びYは請求項1記載と同じ定義である。]
    Figure 2006022447
    (XVIII)
    [式中、R12及びYは請求項1記載と同じ定義である。]
    Figure 2006022447
    (XIX)
    [式中、R15、R16及びYは請求項1記載と同じ定義である。Y15は−SOCH=CH又は−SOCHCH13を表す。L13はアルカリの作用で脱離する基を表す。]
  16. 青色反応染料が、遊離酸の形で表すと、下式(XX)で示される染料、下式(XXI)で示される染料、下式(XXII)で示される染料、下式(XXIII)で示される染料、下式(XXIV)で示される染料又は下式(XXV)で示される染料である請求項1〜15のいずれかに記載の染色方法。
    Figure 2006022447
    (XX)
    [式中、R17及びYは請求項1記載と同じ定義である。]
    Figure 2006022447
    (XXI)
    [式中、R18、X14及びYは請求項1記載と同じ定義である。]
    Figure 2006022447
    (XXII)
    [式中、Y10は請求項1記載と同じ定義である。]
    Figure 2006022447
    (XXIII)
    [式中、R19及びY11は請求項1記載と同じ定義である。]
    Figure 2006022447
    (XXIV)
    [式中、R22及びY12は請求項1記載と同じ定義である。]
    Figure 2006022447
    (XXV)

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