JP2006019376A - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法および半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】多層配線に挟まれたある層の層間絶縁膜が厚薄各部分を有する半導体装置を容易に製造可能な半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】層間絶縁膜中の一方領域においてコンタクトホールを比較的密に形成し、他方領域においてはコンタクトホールを比較的疎に形成して、層間絶縁膜の表面にCMPを施すことにより、比較的密なコンタクトホールの形成部分にエロージョンを発生させる。
【選択図】図47

Description

この発明は、多層配線に挟まれたある層の層間絶縁膜内に厚薄各部分を有する半導体装置の製造方法に関する。
一般に、シリコン基板等の半導体基板の表面には、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)等の半導体素子や配線などが形成される。そして、それら半導体素子などの形成後、半導体基板表面及び形成済み半導体素子を覆うように、シリコン酸化膜等を材料とする層間絶縁膜が形成される。そして、層間絶縁膜上に第1層配線が形成され、第1層配線上にさらに層間絶縁膜が形成される。このようにして、更なる上層配線と上層配線の層数に応じた層間絶縁膜とが多層に形成される。
また、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開平4−82263号公報 特開2000−58638号公報 特開2000−223492号公報 特開2002−313908号公報 R.Scheuerlein et al.,「A 10ns Read and Write Non-Volatile Memory Array Using a Magnetic Tunnel Junction and FET Switch in each Cell」 ISSCC 2000/SESSION 7/TD:EMERGING MEMORY & DEVICE TECHNOLOGIES/PAPER TA 7.2,pp.128-129 P.K.Naji et al.,「A 256kb 3.0V 1T1MTJ Nonvolatile Magnetoresistive RAM」 ISSCC 2001/SESSION 7/TECHNOLOGY DIRECTIONS:ADVANCED TECHNOLOGIES/7.6,pp.122-123
半導体基板上において、多層配線に挟まれたある層の層間絶縁膜内で厚薄の各部分を形成するには、例えば以下の手法が行われていた。
まず、CVD(Chemical Vapor Deposition)技術を用いて、一様の厚みを持つ層間絶縁膜を下部構造(半導体基板から、形成しようとする層間絶縁膜に覆われる第n層配線(n=0,1,2,3…:ただしn=0のときは半導体基板表面に形成された配線)までの構造を指す)上に形成する。その後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、層間絶縁膜の表面のうち膜厚を薄くしたい部分のエッチングを選択的に行う。こうすれば、エッチングが行われた部分が薄膜部、行われなかった部分が厚膜部となり、同層の層間絶縁膜が厚薄の各部分を有するよう形成することができる。
しかし、上記の手法によれば、層間絶縁膜の形成後に形成膜の部分的除去という追加の工程が必要となり、煩雑な製造方法となる。
また、薄くしたい部分を一重の層間絶縁膜として形成し、一方、厚くしたい部分を二重の層間絶縁膜として形成する、など重ねる層数の違いを利用する手法も考えられる。しかし、この場合も、新たな層間絶縁膜の形成という追加の工程が必要となり、煩雑な製造方法となる。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、多層配線に挟まれたある層の層間絶縁膜が厚薄各部分を有する半導体装置を容易に製造可能な半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、(a)半導体基板を含む下部構造上に層間絶縁膜を形成する工程と、(b−1)前記層間絶縁膜の第1領域において第1コンタクトホールを比較的密に形成する工程と、(b−2)前記第1領域と異なる前記層間絶縁膜の第2領域において第2コンタクトホールを比較的疎に形成する工程と、(c)前記第1および第2領域において前記層間絶縁膜の表面にCMP(Chemical Mechanical Polishing)を施すことにより、前記第1コンタクトホールの形成部分にエロージョンを発生させる工程と、(d)前記第1および第2領域においてそれぞれ、前記層間絶縁膜の表面に第1および第2配線を形成する工程とを備える半導体装置の製造方法である。
本発明によれば、層間絶縁膜の第1領域において第1コンタクトホールを比較的密に形成し、第2領域においては第2コンタクトホールを比較的疎に形成して、層間絶縁膜の表面にCMPを施すことにより、第1領域の第1コンタクトホール形成部分にエロージョンを発生させる。よって、単一のCMP工程によって、第1領域では層間絶縁膜を薄く、第2領域では層間絶縁膜を厚く形成することができる。これにより、多層配線に挟まれたある層の層間絶縁膜が厚薄各部分を有する半導体装置を容易に製造することができる。
<実施の形態1>
本実施の形態は、層間絶縁膜中の一方領域においてコンタクトホールを比較的密に形成し、他方領域においてはコンタクトホールを比較的疎に形成して、層間絶縁膜の表面にCMP(Chemical Mechanical Polishing)を施すことにより、比較的密なコンタクトホールの形成部分にエロージョンを発生させる半導体装置の製造方法である。これにより、単一のCMP工程によって、第1領域では層間絶縁膜を薄く、第2領域では層間絶縁膜を厚く形成することができ、多層配線に挟まれたある層の層間絶縁膜が厚薄各部分を有する半導体装置を容易に製造することができる。
図1は、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の上面図である。また、図2、図3、図4はそれぞれ、図1中の切断線II-II、III-III、IV-IVにおける断面図である。
図1ないし図4に示すように、この半導体装置においては、シリコン基板等の半導体基板を含む下部構造1上に、第n層配線(n=0,1,2,3…:ただしn=0のときは半導体基板表面に形成された配線)L4〜L8およびシリコン酸化膜等の層間絶縁膜2が形成されている。ここで、下部構造1とは、半導体基板から、形成しようとする層間絶縁膜2に覆われる第n層配線L4〜L8までの構造を指す。
層間絶縁膜2の第1領域AR1には、コンタクトプラグPG5や第n層配線L5,L6に接続されるコンタクトプラグPG2、第n層配線には接続されないダミープラグDP1,DP2が比較的密に形成されている。そして、コンタクトプラグPG2,PG5およびダミープラグDP1,DP2はいずれも、層間絶縁膜2の表面に形成された厚くて太い配線L3に接続されている。なお、配線L3の厚さBは例えば400nmである。
一方、層間絶縁膜2の第2領域AR2には、コンタクトプラグPG4や第n層配線L4に接続されるコンタクトプラグPG1、第n層配線L8に接続されるコンタクトプラグPG3が比較的疎に形成されている。そして、コンタクトプラグPG1,PG4は層間絶縁膜2の表面に形成された薄くて細い配線L1に接続され、コンタクトプラグPG3,PG4は層間絶縁膜2の表面に形成された薄くて細い配線L2に接続されている。なお、配線L1,L2の厚さAは例えば300nmである。
なお、配線L1〜L3は、第n+1層配線として機能する。
図5〜図11は、図4の断面構造を例に採って図1ないし図4に示された半導体装置の製造工程を説明する図である。
まず、下部構造1上に層間絶縁膜2を構成するシリコン酸化膜等の絶縁膜2aをCVD(Chemical Vapor Deposition)法等により形成し、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、絶縁膜2aに第n層配線L4〜L8のパターニングを行う。その後、パターニング部を埋め込むように銅等の導電膜(図示せず)を形成し、導電膜に対してCMPを行うことにより、第n層配線L4〜L8を形成する(図5)。
次に、第n層配線L4〜L8および絶縁膜2aを覆うように、層間絶縁膜2を構成するシリコン酸化膜等の絶縁膜2bをCVD法等により形成する(図6)。
続いて、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、絶縁膜2bの第1領域AR1において、コンタクトプラグPG2,PG5、ダミープラグDP1,DP2を形成するためのコンタクトホールを比較的密に形成し、一方、絶縁膜2bの第2領域AR2において、コンタクトプラグPG1,PG3,PG4を形成するためのコンタクトホールを比較的疎に形成する(図7)。
なお、図7においては、ダミープラグDP1形成用のダミーホールDH1とコンタクトプラグPG3形成用のコンタクトホールVH1とが図示されているが、もちろん図示しない他のコンタクトプラグPG1,PG2,PG4,PG5、および、ダミープラグDP2の形成領域においても、同様のコンタクトホールおよびダミーホールが形成される。
次に、コンタクトプラグPG1〜PG5、ダミープラグDP1,DP2の形成材料となる銅等の導電膜MT1を、ダミーホールDH1およびコンタクトホールVH1、並びに、その他のコンタクトホールおよびダミーホール内にスパッタ法等により埋め込む(図8)。
続いて、導電膜MT1の表面からCMPを行い、絶縁膜2bの表面より上層の導電膜MT1を除去してコンタクトプラグPG1〜PG5、ダミープラグDP1,DP2を形成する。
このとき、絶縁膜2b上の導電膜MT1がCMPにより除去された直後においては、第1および第2領域AR1,AR2の両領域において、層間絶縁膜を構成する絶縁膜2bの表面にもCMPは施されることとなる。絶縁膜2bの表面にもCMPが施されることにより、比較的密にコンタクトホールが形成された第1領域AR1の部分において、エロージョンERが発生する(図9)。
ここで、エロージョンとは、例えば特許文献3の図7にも示されているように、配線やプラグのパターンの密集した領域にて層間絶縁膜がCMPにより除去されてしまう現象のことを指す。本発明では、このエロージョン現象を利用することにより、単一のCMP工程によって、第1領域AR1では層間絶縁膜を薄く(図2の厚さDを参照)、第2領域AR2では層間絶縁膜を厚く(図2の厚さCを参照)形成するのである。
次に、絶縁膜2b上にシリコン酸化膜等の絶縁膜2cをCVD法等により形成し(図10)、第1および第2領域AR1,AR2においてそれぞれ絶縁膜2bの表面の一部が露出するよう、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術によって絶縁膜2cに配線L1〜L3形成用のパターニングPT1〜PT3を施す。そして、絶縁膜2cおよび露出した絶縁膜2bの表面の一部を覆うよう銅等の導電膜MT2をスパッタ法等により形成する(図11)。この後、導電膜MT2にCMPを施す。これにより、第1および第2領域AR1,AR2においてそれぞれ、絶縁膜2bの表面に配線L1〜L3が形成される。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法によれば、層間絶縁膜を構成する絶縁膜2bの第1領域AR1においてコンタクトホール(例えばダミープラグDP1形成用のダミーホールDH1など)を比較的密に形成し、第2領域AR2においてはコンタクトホール(例えばコンタクトプラグPG3形成用のコンタクトホールVH1など)を比較的疎に形成して、絶縁膜2bの表面にCMPを施すことにより、第1領域AR1のコンタクトホール形成部分にエロージョンERを発生させる。
よって、単一のCMP工程によって、第1領域AR1では、層間絶縁膜を構成する絶縁膜2bを薄く、第2領域AR2では絶縁膜2bを厚く形成することができる。これにより、多層配線に挟まれたある層の層間絶縁膜が厚薄各部分を有する半導体装置を容易に製造することができる。
また、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法によれば、第1および第2領域AR1,AR2においてそれぞれ絶縁膜2bの表面が一部露出するよう絶縁膜2cに配線L1〜L3形成用のパターニングを施し、絶縁膜2cおよび露出した絶縁膜2bの表面の一部を覆う導電膜MT2にCMPを施すことにより配線L1〜L3を形成する。よって、層間絶縁膜の薄い第1領域AR1では厚い配線L3を形成し、層間絶縁膜の厚い第2領域AR2では薄い配線L1,L2を形成することができる。その結果、第1領域AR1に低抵抗の配線L3を形成可能である。
なお、図4の断面図に代わって図12に示すように、ダミープラグDP1の下部に第n層配線L9を設けておき、配線L3と第n層配線L9とをダミープラグDP1により接続してもよい。
<実施の形態2>
本実施の形態は、実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の変形例であって、実施の形態1における第1領域AR1の少なくとも一部において、コンタクトホール形成時にエッチングストッパ膜として機能する絶縁膜を形成するものである。
図13は、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の上面図である。また、図14、図15はそれぞれ、図13中の切断線XIV-XIV、XV-XVにおける断面図である。
図13ないし図15に示すように、この半導体装置においては、実施の形態1の場合と同様に、シリコン基板等の半導体基板を含む下部構造1上に、第n層配線L5〜L8およびシリコン酸化膜等の層間絶縁膜2が形成されている。
層間絶縁膜2の第1領域AR1には、コンタクトプラグPG9や第n層配線L5,L6に接続されるコンタクトプラグPG6、第n層配線L5,L6には接続されないダミープラグDP3が比較的密に形成されている。そして、コンタクトプラグPG6,PG9およびダミープラグDP3はいずれも、層間絶縁膜2の表面に形成された厚くて太い配線L3に接続されている。
一方、層間絶縁膜2の第2領域AR2には、第n層配線L8に接続されるコンタクトプラグPG7や第n層配線L7に接続されるコンタクトプラグPG8が比較的疎に形成されている。そして、コンタクトプラグPG7は層間絶縁膜2の表面に形成された薄くて細い配線L2に接続され、コンタクトプラグPG8は層間絶縁膜2の表面に形成された薄くて細い配線L1に接続されている。なお、配線L1〜L3は、第n+1層配線として機能する。
図16〜図28は、図15の断面構造を例に採って図13ないし図15に示された半導体装置の製造工程を説明する図である。
まず、下部構造1上に層間絶縁膜2を構成するシリコン酸化膜等の絶縁膜2aをCVD法等により形成し、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、絶縁膜2aに第n層配線L5〜L8のパターニングを行う。その後、パターニング部を埋め込むように銅等の導電膜(図示せず)を形成し、導電膜に対してCMPを行うことにより、第n層配線L5〜L8を形成する(図16)。
次に、第n層配線L5〜L8および絶縁膜2aを覆うように、層間絶縁膜2を構成するシリコン酸化膜等の絶縁膜2bをCVD法等により形成する(図17)。
次に、コンタクトホールの形成時にエッチングストッパ膜として機能するシリコン窒化膜等の絶縁膜30aを、絶縁膜2b上にCVD法等により形成する(図18)。そして、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術によって絶縁膜30aにパターニングを施し、第1領域AR1内のダミープラグDP3形成領域にのみ、絶縁膜30を形成する(図19)。
続いて、シリコン酸化膜等の絶縁膜2cを絶縁膜2b,30上に形成する(図20)。なお、絶縁膜2b,2cが層間絶縁膜2を構成する。
そして、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術により、第1領域AR1において絶縁膜2cにダミープラグDP3を形成するためのダミーホールDH2を、絶縁膜30をエッチングストッパ膜として用いつつ形成する(図21)。このとき、絶縁膜30の存在のため、ダミーホールDH2のエッチングは絶縁膜2bにまで及ぶことはない。
次に、ダミープラグDP3の形成材料となる銅等の導電膜MT3を、ダミーホールDH2内にスパッタ法等により埋め込む(図22)。
続いて、導電膜MT3の表面からCMPを行い、絶縁膜2cの表面より上層の導電膜MT3を除去してダミープラグDP3を形成する。
このとき、絶縁膜2c上の導電膜MT3がCMPにより除去された直後においては、第1および第2領域AR1,AR2の両領域において、層間絶縁膜を構成する絶縁膜2cの表面にもCMPは施されることとなる。絶縁膜2cの表面にもCMPが施されることにより、比較的密にコンタクトホールが形成された第1領域AR1の部分において、エロージョンERが発生する(図23)。
次に、絶縁膜2cおよびダミープラグDP3上に、配線パターンの形成時にエッチングストッパ膜として機能するシリコン窒化膜等の絶縁膜2dをCVD法等により形成し(図24)、絶縁膜2d上にシリコン酸化膜等の絶縁膜2eをCVD法等により形成する(図25)。
続いて、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、絶縁膜2b〜2eの第1領域AR1において、コンタクトプラグPG6,PG9を形成するためのコンタクトホールを比較的密に形成し、一方、絶縁膜2b〜2eの第2領域AR2において、コンタクトプラグPG7,PG8を形成するためのコンタクトホールを比較的疎に形成する(図26)。
なお、図26においては、コンタクトプラグPG8形成用のコンタクトホールVH2だけが図示されているが、もちろん図示しない他のコンタクトプラグPG6,PG7,PG9の形成領域においても、同様のコンタクトホールが形成される。
次に、第1および第2領域AR1,AR2においてそれぞれ絶縁膜2cの表面の一部が露出するよう、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術によって、絶縁膜2dをエッチングストッパ膜として用いつつ絶縁膜2eに配線L1〜L3形成用のパターニングPT1〜PT3を施す(図27)。そして、絶縁膜2eおよび露出した絶縁膜2cの表面の一部を覆うよう銅等の導電膜MT4をスパッタ法等により形成する(図28)。この後、導電膜MT4にCMPを施す。これにより、第1および第2領域AR1,AR2においてそれぞれ、絶縁膜2cの表面に配線L1〜L3が形成される。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法によれば、第1領域AR1の少なくとも一部において、絶縁膜30をエッチングストッパ膜として用いつつ、ダミーホールDH2等のコンタクトホールを絶縁膜2c内に形成する。よって、それらのコンタクトホールの形成に際して絶縁膜30がコンタクトホールの底部となり、絶縁膜30より下部にはコンタクトホールが及ばない。これにより、絶縁膜30より下部の部分を、コンタクトホールとは絶縁された配線L5,L6の形成領域等として自由に使用することができる。
なお、図13の上面図に代わって図29に示すように、ダミープラグDP3の形成領域だけではなく、コンタクトプラグPG6,PG9の形成領域にも亘って、コンタクトホールのエッチングストッパ膜たる絶縁膜31を形成してもよい。
この場合、図30(図29内の切断線XXX-XXXにおける断面図である)に示すように、絶縁膜31の下部にまで導通させる必要のあるコンタクトプラグPG6,PG9については、絶縁膜31を貫通して形成される。このように形成するためには、図25から図26に至る工程において、絶縁膜31と他の絶縁膜2b〜2eとの間でエッチ選択性を設けないようにすればよい。なお、図29中の切断線XV-XVにおける断面図は、図15と同様である。
<実施の形態3>
本実施の形態は、実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の変形例であって、実施の形態2におけるエロージョンを発生させるためのCMPを、研磨ストッパ膜としても機能する絶縁膜30が露出するまで行うようにしたものである。
図31は、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の上面図である。また、図32は、図31中の切断線XXXII-XXXIIにおける断面図である。なお、図31中の切断線XIV-XIVにおける断面図は、図14と同様である。
図31および図32に示すように、この半導体装置においては、実施の形態2の場合と同様に、シリコン基板等の半導体基板を含む下部構造1上に、第n層配線L5〜L8およびシリコン酸化膜等の層間絶縁膜2が形成されている。
層間絶縁膜2の第1領域AR1には、コンタクトプラグPG9や第n層配線L5,L6に接続されるコンタクトプラグPG6が形成されているが、実施の形態2の場合とは異なり、ダミープラグDP3は形成されていない。これは、後述するように、ダミーホールを消滅させることに起因する。
そして、配線L3が絶縁膜30に接するように形成されている。その他の構造については、実施の形態2の場合と同様であるので、説明を省略する。
図33および図34は、図32の断面構造を例に採って図31および図32に示された半導体装置の製造工程を説明する図である。
まず、実施の形態2の場合と同様に、図16〜図21の工程を行う。そして、ダミーホールDH2の形成部分に導電膜を埋め込むことなく、絶縁膜30を研磨ストッパ膜として用いつつ絶縁膜2cの表面にCMPを施す。絶縁膜2cの表面にCMPが施されることにより、比較的密にコンタクトホールが形成された第1領域AR1の部分において、エロージョンERが発生する(図33)。このとき、絶縁膜30が露出するまでCMPを行い、ダミーホールDH2を消滅させる。
次に、絶縁膜2cおよび露出した絶縁膜30上に、配線パターンの形成時にエッチングストッパ膜として機能するシリコン窒化膜等の絶縁膜2dをCVD法等により形成する(図34)。この後、図25〜図28と同様の工程を行うことにより、図31および図32に示した半導体装置を製造できる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法によれば、エロージョンを発生させるためのCMPを、研磨ストッパ膜としても機能する絶縁膜30が露出するまで行う。よって、絶縁膜30上においてダミーホールDH2が消滅する代わりに、絶縁膜30により過剰研磨を防止することができる。これにより、第1領域AR1の各部において配線L3の厚みが絶縁膜30までの深さに揃うこととなり、第1領域AR1の配線L3の抵抗特性をそろえることができる。
<実施の形態4>
本実施の形態は、実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の変形例であって、実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を、MRAM(Magnetic Random Access Memory)の形成に適用したものである。
MRAMとは、非特許文献1および2に記載のような、2つの磁性層(フリー層およびピン層)と両磁性層に挟まれたトンネル絶縁層とを備えたMTJ(Magneto-Tunneling Junction)素子を記憶素子とする記憶装置のことを指す。MRAMにおいては、MTJ素子の上にビット線が、下にディジット線がそれぞれ設けられており、これらビット線およびディジット線の発生させる磁界がMTJ素子の磁気特性を変化させる。なお、ビット線およびディジット線は、直交して配置される。
図35は、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面図である。
図35に示すように、この半導体装置においては、シリコン基板等の半導体基板を含む下部構造10上に、ディジット線DL1、シリコン窒化膜等の絶縁膜20a、シリコン酸化膜等の絶縁膜20b、シリコン窒化膜等の絶縁膜20c、および、シリコン酸化膜等の絶縁膜20dが形成されている。ここで、下部構造10とは、半導体基板からディジット線DL1より下部までの構造を指す。また、絶縁膜20aないし20dが層間絶縁膜を構成する。
絶縁膜20bの第1領域ARaには、絶縁膜20a上においてMTJ素子T1が形成されている。MTJ素子T1は、フリー層FR、トンネル絶縁層TNおよびピン層PNで構成される。また、ピン層PN下には引き出し電極たるストラップ層SPが設けられ、フリー層FR上にはMTJ素子T1の形成時に使用されたハードマスクHMが残っている。なお、ディジット線DL1とMTJ素子T1およびストラップ層SPとは、絶縁膜20aにより絶縁されている。
そして、MTJ素子T1および絶縁膜20aを覆うように絶縁膜20bが形成され、絶縁膜20bの第1領域ARaには、ハードマスクHMを介してMTJ素子T1に接続されるコンタクトプラグPG11が比較的密に形成されている。そして、コンタクトプラグPG11はいずれも個々に、対応する、絶縁膜20bの表面に形成された厚いビット線BL1に接続されている。なお、ビット線BL1は、紙面に垂直な方向に延在し、その厚さFは例えば400nmである。
一方、絶縁膜20bの第2領域ARbには、絶縁膜20aを貫通してディジット線DL1に接続されるコンタクトプラグPG10が比較的疎に形成されている。そして、コンタクトプラグPG10は絶縁膜20bの表面に形成された薄い配線L10に接続されている。なお、配線L10は、紙面に垂直な方向に延在し、その厚さEは例えば300nmである。
図35の構造も、実施の形態1の場合と同様の工程により製造される。すなわち、CVD法やスパッタ法等の膜形成技術とフォトリソグラフィ技術およびエッチング技術とを用いて、下部構造10上に、ディジット線DL1、絶縁膜20a、ストラップ層SP、MTJ素子T1、ハードマスクHM、および、絶縁膜20bを形成する。
続いて、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、絶縁膜20bの第1領域ARaにおいて、コンタクトプラグPG11を形成するためのコンタクトホールを比較的密に形成し、コンタクトホール内にスパッタ法等により銅等の導電膜を埋め込む。そして、絶縁膜20b上の導電膜をCMPにより除去し、絶縁膜20b表面にもCMPを施してエロージョンを発生させる。これにより、第1領域ARaでは層間絶縁膜を薄く(図35の厚さDを参照)、第2領域ARbでは層間絶縁膜を厚く(図35の厚さCを参照)形成するのである。
次に、第2領域AR2においてもコンタクトプラグPG10を形成し、絶縁膜20b上に絶縁膜20cおよび絶縁膜20dを形成する。続いて、両絶縁膜にフォトリソグラフィ技術およびエッチング技術によって配線L10、ビット線BL1形成用のパターニングを施す。そして、絶縁膜20dおよび露出した絶縁膜20bの表面の一部を覆うよう銅等の導電膜をスパッタ法等により形成し、導電膜にCMPを施す。これにより、第1および第2領域ARa,ARbにおいてそれぞれ、絶縁膜20bの表面に配線L10およびビット線BL1が形成される。
なお、図36に示すように、コンタクトプラグPG11を無くしてビット線BL1がハードマスクHMを介してMTJ素子T1に直接に接続される構造を採用してもよい。この場合は、コンタクトホール形成後に導電膜を埋め込むことなくCMPを行い、コンタクトホールがなくなるまでエロージョンを起こさせればよい。
また、配線L10およびビット線BL1の形成材料に、例えばアルミニウム等のエッチングによるパターニングを行いやすい材料を採用してもよい。この場合は、CMP法ではなく、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術によりパターニングが行えることから、図37に示す構造となる。また、コンタクトホールがなくなるまでエロージョンを起こさせれば、図38のようにコンタクトプラグPG11の無い構造となる。
また、エロージョン発生時の研磨ストッパ膜を設けておくのが、図39の構造である。図39の構造では、図35の構造に加えて、CMP時に研磨ストッパ膜として機能する絶縁膜20eが絶縁膜20aおよびMTJ素子T1を覆うように形成されている。
図40〜図53は、図39に示された半導体装置の製造工程を説明する図である。
まず、下部構造10上に、図示しないシリコン酸化膜等の絶縁膜(図示せず)をCVD法等により形成し、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、当該層間絶縁膜にディジット配線DL1のパターニングを行う。その後、パターニング部を埋め込むように銅等の導電膜(図示せず)を形成し、導電膜に対してCMPを行うことにより、ディジット線DL1を形成する。そして、ディジット線DL1および絶縁膜を覆うように絶縁膜20aをCVD法等により形成する(図40)。
次に、例えばタンタル等の導電膜を形成した後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いてストラップ層SPを形成する(図41)。その後、ピン層材料(例えばコバルトやニッケルの合金)、トンネル絶縁層材料(例えばシリコン酸化膜)、フリー層材料(例えばコバルトやニッケルの合金)、ハードマスク材料(例えばタンタル膜)、の順に膜形成を行って、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いてハードマスク材料をパターニングし、ハードマスクHMを形成する。
そして、ハードマスクHMをマスクとしてエッチングを行い、ピン層PN、トンネル絶縁層TN、フリー層FRのパターニングを行ってMTJ素子T1を形成する(図42)。
次に、コンタクトホールの形成時にCMPストッパ膜として機能するシリコン窒化膜等の絶縁膜20eを、絶縁膜2aおよびMTJ素子T1上にCVD法等により形成する(図43)。そして、絶縁膜20e上に絶縁膜20bを、CVD法等により形成する(図44)。
そして、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術により、第1領域ARaにおいて、絶縁膜20bおよび絶縁膜20e内にコンタクトプラグPG11を形成するためのコンタクトホールVH3を比較的密に、ハードマスクHMを介してMTJ素子T1に接続するよう形成する(図45)。
次に、コンタクトプラグPG11の形成材料となるタンタル等の導電膜MT5を、コンタクトホールVH3内にスパッタ法等により埋め込む(図46)。
続いて、導電膜MT5の表面からCMPを行い、絶縁膜20bの表面より上層の導電膜MT5を除去してコンタクトプラグPG11を形成する。
このとき、絶縁膜20b上の導電膜MT5がCMPにより除去された直後においては、第1および第2領域ARa,ARbの両領域において、層間絶縁膜を構成する絶縁膜20bの表面にもCMPは施されることとなる。絶縁膜20bの表面にもCMPが施されることにより、比較的密にコンタクトホールが形成された第1領域ARaの部分において、エロージョンERが発生する(図47)。
なお、CMP時に研磨ストッパ膜として機能する絶縁膜20eを絶縁膜20aおよびMTJ素子上に形成しているので、絶縁膜20bへの過剰研磨が生じたときであっても、MTJ素子T1に研磨が及ぶことを防止できる。
次に、絶縁膜20bおよびコンタクトプラグPG11上に、配線パターンの形成時にエッチングストッパ膜として機能するシリコン窒化膜等の絶縁膜20cをCVD法等により形成し(図48)、絶縁膜20c上にシリコン酸化膜等の絶縁膜20dをCVD法等により形成する(図49)。
続いて、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、絶縁膜20b〜20dの第2領域ARbにおいて、コンタクトプラグPG10を形成するためのコンタクトホールVH4aを比較的疎に形成する(図50)。
なお、図50においては、一断面しか示していないためコンタクトプラグPG11形成用のコンタクトホールVH4aだけが図示されているが、もちろん図示しない他のコンタクトプラグの形成領域においても、同様のコンタクトホールが形成される。
次に、第1および第2領域ARa,ARbにおいてそれぞれ、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術によって、絶縁膜20cをエッチングストッパ膜として用いつつ絶縁膜20dに配線L10およびビット線BL1形成用のパターニングPT5a,PT4aを施す(図51)。そしてさらに、絶縁膜20dおよび絶縁膜20c間に逆のエッチ選択性をもたせて、エッチング技術により絶縁膜20cにもパターニングPT5a,PT4aと同様のパターニングPT5b,PT4bを施す(図52)。これにより、第1および第2領域ARa,ARbにおいてそれぞれ絶縁膜20bの表面の一部が露出する。
なお、このときシリコン窒化膜たる絶縁膜20eおよび20aもエッチングされ、第2領域ARbにおけるコンタクトホールVH4aの底部がディジット線DL1とつながり、コンタクトホールVH4bとなる。
そして、絶縁膜20dおよび露出した絶縁膜20bの表面の一部を覆うよう銅等の導電膜MT6をスパッタ法等により形成する(図53)。この後、導電膜MT6にCMPを施す。これにより、第1および第2領域ARa,ARbにおいてそれぞれ、絶縁膜20bの表面にビット線BL1および配線L10が形成される。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法によれば、ディジット線DL1、MTJ素子T1およびビット線BL1を形成する。よって、第1領域ARaにおいてMRAMを形成することができる。第1領域ARaでは層間絶縁膜が薄いため、MTJ素子T1はディジット線DL1およびビット線BL1のいずれとも近接して形成できる。その結果、ディジット線DL1およびビット線BL1に流れる電流量が小電流であっても強度の高い磁界を発生可能なMRAMを容易に製造可能となる。また、第2領域ARbでは層間絶縁膜が厚いため、MRAMの制御を行うロジック回路等を形成できる。その結果、メモリ回路とロジック回路とが混在したシステムLSI(Large Scale Integration)を容易に製造可能となる。
また、第1および第2領域ARa,ARbにおいてそれぞれ絶縁膜20bの表面が一部露出するよう絶縁膜20d,20cにパターニングを施し、絶縁膜20dおよび露出した絶縁膜20bの表面の一部を覆う導電膜MT6にCMPを施すことによりビット線BL1および配線L10を形成する。よって、層間絶縁膜の薄い第1領域ARaでは厚い配線を形成し、層間絶縁膜の厚い第2領域ARbでは薄い配線を形成することができる。その結果、第1領域ARaに低抵抗の配線を形成可能である。第1領域の配線はビット線BL1として機能するので、ビット線BL1での電力消費の抑制が実現できる。
<実施の形態5>
本実施の形態は、実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の変形例であって、実施の形態4におけるエロージョンを発生させるためのCMPを、研磨ストッパ膜として機能する絶縁膜20eが露出するまで行うようにしたものである。
図54は、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面図である。
図54に示すように、この半導体装置においては、実施の形態4の場合と同様に、シリコン基板等の半導体基板を含む下部構造10上に、ディジット線DL1、絶縁膜20a、ストラップ層SP、MTJ素子T1、ハードマスクHM、絶縁膜20e,20b〜20d、コンタクトプラグPG10,PG11、配線L10、および、ビット線BL1が形成されている。
ただし、実施の形態4の場合とは異なり、MTJ素子T1上において、絶縁膜20eには絶縁膜20bを介することなくビット線BL1が接して形成されている。これは、後述するように、絶縁膜20e上のコンタクトホールを消滅させることに起因する。
図55ないし図57は、図54に示された半導体装置の製造工程を説明する図である。
まず、実施の形態4の場合と同様に、図40〜図45の工程を行う。そして、コンタクトホールVH3の形成部分に導電膜を埋め込むことなく、絶縁膜20eを研磨ストッパ膜として用いつつ絶縁膜20bの表面にCMPを施す。絶縁膜20bの表面にCMPが施されることにより、比較的密にコンタクトホールが形成された第1領域ARaの部分において、エロージョンERが発生する(図55)。このとき、絶縁膜20eが露出するまでCMPを行い、絶縁膜20e上のコンタクトホールVH3を消滅させる。
そして、絶縁膜20bおよび露出した絶縁膜20e上にタンタル等の導電膜(図示せず)をスパッタ法等により形成し、この導電膜にCMPを施すことにより、絶縁膜20e内に残ったコンタクトホールVH3内にコンタクトプラグPG11を形成する(図56)。
次に、絶縁膜20bおよび露出した絶縁膜20e上に、配線パターンの形成時にエッチングストッパ膜として機能するシリコン窒化膜等の絶縁膜20cをCVD法等により形成する(図57)。この後、図49〜図53と同様の工程を行うことにより、図54に示した半導体装置を製造できる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法によれば、エロージョンを発生させるためのCMPを、研磨ストッパ膜として機能する絶縁膜20eが露出するまで行う。よって、絶縁膜20e上においてコンタクトホールVH3が消滅する代わりに、絶縁膜20eにより過剰研磨を防止することができる。これにより、第1領域ARaの各部においてビット線BL1の厚みが絶縁膜20eまでの深さに揃うこととなり、第1領域ARaのビット線BL1の抵抗特性をそろえることができる。
<変形例>
実施の形態4および5においては、ビット線BL1とMTJ素子T1とを接続するコンタクトプラグPG11の形状は、実施の形態1〜3の場合と同様に、円筒状であることを想定していた。なお、図58は、実施の形態4におけるコンタクトプラグPG11周辺の構造を具体的寸法の数値例とともに拡大して示した図である。
ここで、図45のコンタクトホールVH3の形成工程においてスパッタエッチングを採用し、例えばスパッタ角度を半導体基板表面の垂直方向からずらすことが可能である。このようにすれば、コンタクトホールVH3の側壁にテーパを設けることができ、コンタクトホールVH3内に導電膜を埋め込めば、図59に示すようなコンタクトプラグPG11aの形状を実現できる。なお、図59においては、コンタクトプラグPG11a周辺の構造の具体的寸法の数値例も示している。
さらに、絶縁膜20eへのスパッタ角度と絶縁膜20bへのスパッタ角度とを異ならしめれば、図60のように二段のテーパを有するコンタクトプラグPG11bの形状を実現することも可能である。また、絶縁膜20eにのみスパッタ角度をずらしたスパッタエッチングを行なえば、図61のように下段にのみテーパを有するコンタクトプラグPG11cの形状を実現することも可能である。
この他にも、図45のコンタクトホールVH3の形成工程においてウェットエッチング等の等方性エッチングを採用すれば、コンタクトホールVH3の頂部周縁に丸みを持たせることも可能であり、コンタクトホールVH3内に導電膜を埋め込めば、図62に示すようなコンタクトプラグPG11dの形状も実現できる。
さらに、絶縁膜20bと20eとの間で等方性エッチングのエッチ選択性を調節することにより、絶縁膜20bのみへのエッチングを増加させて、図63に示すような、絶縁膜20bにおける径が絶縁膜20eにおける径よりも広いコンタクトプラグPG11eの形状も実現できる。
加えて、絶縁膜20eへの等方性エッチングもある程度生じるようにして、コンタクトホールVH3の側壁下部にテーパを有し、コンタクトホールVH3の頂部周縁に丸みを持たせて、図64に示すようなコンタクトプラグPG11fの形状も実現できる。
さらに、図65(図39におけるビット線BL1の延在する方向での断面図である)および図66(図65におけるコンタクトプラグPG11g周辺の構造を具体的寸法の数値例とともに拡大して示した図である)に示すように、絶縁膜20bへのエッチング時間を調節することにより、ビット線BL1方向に並ぶ各MTJ素子T1へのコンタクトプラグPG11g同士を接続部CNにて接続することも可能である。そして、絶縁膜20bへのエッチング時間および絶縁膜20eへのエッチング時間、並びに、絶縁膜20bと20eとの間でのエッチング選択性を調節することにより、図67、図68、図69の各図に示すコンタクトプラグPG11h,PG11i,PG11jのような、様々な図66の変形形状をも実現することが可能である。
以上のことは、実施の形態5のコンタクトホールVH3の形成工程においても当てはまり、実施の形態5におけるコンタクトプラグPG11周辺の構造を具体的寸法の数値例とともに拡大して示した図70の構造も、図71〜図74のように様々な形状に変形させることが可能である。
さらに、絶縁膜20eを有しない図35および図37におけるコンタクトプラグPG11の形状についても、同様の変形を行なうことができる。
このように、コンタクトホールVH3の側壁にテーパを設けつつ、および/または、コンタクトホールVH3の頂部周縁に丸みを持たせつつ、コンタクトホールVH3を形成し、コンタクトホールVH3内に導電膜を埋め込めば、コンタクトホールVH3内に導電膜の埋め込み不良が生じにくく、MTJ素子T1のコンタクトプラグPG11の抵抗値のばらつきが減少する。
実施の形態1に係る半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の上面図である。 図1中の切断線II-IIにおける断面図である。 図1中の切断線III-IIIにおける断面図である。 図1中の切断線IV-IVにおける断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 図1中の切断線IV-IVにおける他の断面図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の上面図である。 図13中の切断線XIV-XIVにおける断面図である。 図13中の切断線XV-XVにおける断面図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造方法により製造された他の半導体装置の上面図である。 図29中の切断線XXX-XXXにおける断面図である。 実施の形態3に係る半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の上面図である。 図31中の切断線XXXII-XXXIIにおける断面図である。 実施の形態3に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態3に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法により製造された他の半導体装置の断面図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法により製造された他の半導体装置の断面図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法により製造された他の半導体装置の断面図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法により製造された他の半導体装置の断面図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態5に係る半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面図である。 実施の形態5に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態5に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態5に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの周辺構造を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの他の形状を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの他の形状を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの他の形状を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの他の形状を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの他の形状を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの他の形状を示す図である。 図39におけるビット線の延在する方向での断面図である。 図65におけるコンタクトプラグ周辺の構造を拡大して示した図である。 図66の構造の変形例を示す図である。 図66の構造の他の変形例を示す図である。 図66の構造の他の変形例を示す図である。 実施の形態5に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの周辺構造を示す図である。 実施の形態5に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの他の形状を示す図である。 実施の形態5に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの他の形状を示す図である。 実施の形態5に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの他の形状を示す図である。 実施の形態5に係る半導体装置におけるコンタクトプラグの他の形状を示す図である。
符号の説明
1,10 下部構造、2,20a〜20e 層間絶縁膜、PG1〜PG11 コンタクトプラグ、DP1〜DP3 ダミープラグ、VH1〜VH3,VH4b コンタクトホール、DH1〜DH2 ダミーホール、L1〜L10 配線、DL1 ディジット線、BL1 ビット線、T1 MTJ素子。

Claims (10)

  1. (a)半導体基板を含む下部構造上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    (b−1)前記層間絶縁膜の第1領域において第1コンタクトホールを比較的密に形成する工程と、
    (b−2)前記第1領域と異なる前記層間絶縁膜の第2領域において第2コンタクトホールを比較的疎に形成する工程と、
    (c)前記第1および第2領域において前記層間絶縁膜の表面にCMP(Chemical Mechanical Polishing)を施すことにより、前記第1コンタクトホールの形成部分にエロージョンを発生させる工程と、
    (d)前記第1および第2領域においてそれぞれ、前記層間絶縁膜の表面に第1および第2配線を形成する工程と
    を備える半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記工程(d)は、
    (d−1)前記層間絶縁膜上に第1絶縁膜を形成する工程と、
    (d−2)前記第1および第2領域においてそれぞれ前記層間絶縁膜の表面の一部が露出するよう前記第1絶縁膜に前記第1および第2配線の形成用のパターニングを施す工程と、
    (d−3)前記第1絶縁膜および露出した前記層間絶縁膜の表面の前記一部を覆うよう導電膜を形成する工程と、
    (d−4)前記導電膜にCMPを施すことにより前記第1および第2配線を形成する工程と
    を含む
    半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記工程(b−1)における前記第1コンタクトホールの形成を、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて行い、
    前記工程(a)は、
    (a−1)第2絶縁膜を前記下部構造上に形成する工程と、
    (a−2)前記第1領域の少なくとも一部において、第3絶縁膜を前記第2絶縁膜上に形成する工程と、
    (a−3)第4絶縁膜を前記第2および第3絶縁膜上に形成する工程と
    を含み、
    前記第2および第4絶縁膜が前記層間絶縁膜を構成し、
    前記工程(b−1)において、前記第3絶縁膜をエッチングストッパ膜として用いつつ前記第1コンタクトホールを前記第4絶縁膜内に形成する
    半導体装置の製造方法。
  4. 請求項3に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記第3絶縁膜は研磨ストッパ膜としても機能し、
    前記工程(c)における前記CMPを、前記第3絶縁膜が露出するまで行う
    半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記工程(a)は、
    (a−1)ディジット線および第5絶縁膜をこの順に前記下部構造上に形成する工程と、
    (a−2)前記第1領域の少なくとも一部において、MTJ(Magneto-Tunneling Junction)素子を前記第1絶縁膜上に形成する工程と、
    (a−3)第6絶縁膜を前記第5絶縁膜および前記MTJ素子上に形成する工程と
    を含み、
    前記第5および第6絶縁膜が前記層間絶縁膜を構成し、
    前記工程(b−1)において、前記MTJ素子に接続するよう前記第1コンタクトホールを前記第6絶縁膜内に形成し、
    前記工程(d)において、前記第1領域の前記第1配線を、ビット線として前記MTJ素子上に形成する
    半導体装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記工程(d)は、
    (d−1)前記層間絶縁膜上に第7絶縁膜を形成する工程と、
    (d−2)前記第1および第2領域においてそれぞれ前記層間絶縁膜の表面の一部が露出するよう前記第7絶縁膜にパターニングを施す工程と、
    (d−3)前記第7絶縁膜および露出した前記層間絶縁膜の表面の前記一部を覆うよう導電膜を形成する工程と、
    (d−4)前記導電膜にCMPを施すことにより前記第1および第2配線を形成する工程と
    を含む
    半導体装置の製造方法。
  7. 請求項5に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記工程(a)は、
    (a−2a)前記工程(a−2)後、前記工程(a−3)前に、前記第1領域の少なくとも一部において、前記工程(c)におけるCMP時に研磨ストッパ膜として機能する第8絶縁膜を前記第5絶縁膜および前記MTJ素子上に形成する工程、
    をさらに含み、
    前記第5、第6および第8絶縁膜が前記層間絶縁膜を構成し、
    前記工程(b−1)において、前記MTJ素子に接続するよう前記第1コンタクトホールを前記第6および第8絶縁膜内に形成する
    半導体装置の製造方法。
  8. 請求項7に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記工程(c)における前記CMPを、前記第8絶縁膜が露出するまで行う
    半導体装置の製造方法。
  9. 請求項5または請求項7に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記工程(b−1)において、前記第1コンタクトホールの側壁にテーパを設けつつ、および/または、前記第1コンタクトホールの頂部周縁に丸みを持たせつつ、前記第1コンタクトホールを形成し、
    (e)前記第1コンタクトホール内に導電膜を埋め込む工程
    をさらに備える半導体装置の製造方法。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の半導体装置の製造方法により製造された
    半導体装置。
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